9月に実施した「LC500h」のリコール対応で「コンピューターのプログラム」が修正されたことで、どうなったかということを体感するためです。
その際、"マルチステージハイブリッド"のチューニングも変更されたのでは・・・という噂があります。
というのも、2018年夏に行われたLS&LCの初の年次改良では"マルチステージハイブリッド"のチューニングが行われているのです。
当時の記事はこちら
■レクサスLC(LC500/LC500h)2019年モデルの改良内容は?
http://www.namaxchang.com/article/461524768.html?1541293649
この年次改良により、LS/LCともに、評判があまり芳しくなかった"マルチステージハイブリッド"のチューニングが変更されています。
初年度に走りの中核となる"マルチステージハイブリッド"のチューニング変更が行われるということは、相当な数の意見・問題があったのは想像に難くありません。当方も、この"マルチステージハイブリッド"の仕上がりには(期待からは程遠い仕上がりで)ガッカリしましたので。
公式ニュースリリースでの謳い文句は以下の通り。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/23981360.html
LS
マルチステージハイブリッドシステムのエンジンサウンドや変速制御のチューニング、制振材の追加などにより静粛性も向上。
LC
ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現。
プログラム変更後の"マルチステージハイブリッド"のチューニング変更は、街乗りでも体感できていました。
ただし、エンジン始動時はまったく変更がありません。
違いが感じられるのは、一度「EVモード」に切り替わったあと、再度アクセルを踏み、再度エンジンがかかる際にエンジン回転数が一気に上昇する際の動作がまろやかになっていることです。この際のエンジンサウンドも多少低減されており、いわゆる「無駄吠え」感が低減していると日々感じます。
特に既存の2.5L〜3.5L系HVシステムテムとことなり、"マルチステージハイブリッド"は、頻繁にエンジン停止〜エンジン再始動を繰り返すのですが、その際の「静と動」の切り替えが煩雑であり、緩やかな下り坂でもエンジンブレーキを掛けるため、強制的にエンジンを再始動(このときにエンジンが吠える)するという挙動に違和感がありましたが、この点も多少修正されていると感じます(長めの坂や峠ではエンジンがかかりっぱなしである傾向は変わりません)。
また、高速道路での加速時にも、より気持ちよく加速できるようになった感はありますが、制限速度域ではなかなか違いを感じることが出来ません。
いずれにせよ、"マルチステージハイブリッド"の制御はコンピューターのチューニング次第で今後もどんどん改善されることが期待できます。
これを既存のモデルにも適宜アップデートしていくことが、「コネクテッド・カー」の特徴といえますので、ぜひ検討してほしいところです。
"マルチステージハイブリッド"の制御が変更された(と仮定する)ことで、実燃費も上昇した感があります。
自宅〜箱根エリアはしばしば行くのですが、いつも燃費は往復トータルで「12〜13Km/L台」でした。
しかし、今回はなんと「15km/L」に迫る燃費。
もっともハイブリッドカーは乗り方や道路状況で大きく燃費は左右されるので、一概には言えませんが、実燃費でリッター15km/Lをマークすることは首都圏エリアでのドライブでは初めてですので、"マルチステージハイブリッド"のプログラム変更によるものではないかと考えます。
なお、同じ"マルチステージハイブリッド"を搭載する、「LS500h」に関しては、年次改良後は乗り心地・静粛性などが大きく改善されているとのこと、近いうちにチェックさせて頂く予定ですが、初年度についた評判の悪さを覆すことができるでしょうか?
さて、もう一つ、「ES300h」や「RC」(MCモデル)、「UX200/UX200h」のディーラーオプションで設定されている、「プロジェクションカーテシイルミ」ですが、これを取り寄せ、早速装着してみました。
「プロジェクションカーテシイルミ」(レクサスES300hディーラーオプション)
装着後のイメージ動画を撮影しました(見づらいですが)
[Youtube]レクサス純正 プロジェクションカーテシイルミ
車両標準装備は左側、DOP製品は右側です。当然ですが、パーツが大幅に変更されています。
カタログだと「0.2時間」の工賃がかかりますが、装着は非常に簡単です。(工具も要りません)
なお、LCの場合は、カーテシランプの周りは、薄いレザーが貼ってあるので、金属工具の使用は厳禁です。
装着後、ある程度暗い所だとしっかり「LEXUS」ロゴが。純正ならではの綺麗なロゴですね。
下部には「レンズ」が仕込まれていて、側面には、従来どおりの灯火用LEDが装着されています。
従来どおりのカーテシとしての役割もちゃんと果たしていますのは安心しました。
明るさも純正品らしく、眩し過ぎず、青白くないのは高評価です。
価格は2個セットで「22,000円+税」のためかなり高価ですが、ワンポイントにはいいかもしれません。
取り付けは自己責任ですが、おそらく部品は全車種共用、どの車種にも取り付け可能と思われます。
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