2019年11月25日
LEXUS LC500 コンバーチブル発表!(2019 LA-show)ベース車との違いをチェック!
今回は北米での発表ということもありますが、ルーフの収納スペースと販売比率からもV8ガソリンモデルのみの発売であり、「LC500hの設定はない」と考えるのが自然でしょう。なお、パワートレーンに変更がないのはある意味嬉しいことで、これが本当に最後のV8・NAエンジン搭載車となりそうですね。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30609731.html?padid=ag478_from_kv
まずは既存モデル(LC500/LC500h)との違いを公式画像でチェックしてみたいと思います。
外観は残念ながら?プロトタイプで違いがあった、「バンパーロア」部分の意匠変更や「鍛造アルミホイール」の変更はなし・・・
オプションで22インチホイールの採用があるかどうかはまだ不明ですが、スペック的に見送りされた可能性はありますね。
目玉は新構造の(4層)ソフトトップルーフ。 ブラック、オーカーの2色の他、特別仕様のブルーも存在します。
確かにニュースリリースどおり折り目が目立ちにくく、きれいな形状のルーフですね。
違いはインテリアにあり!
まずはシートの形状がクーペとは大きく異なります。
クーペでは2タイプのシートがありました。(「アルカンタラ-&本革スポーツシート」&「セミアニリン本革シート)
今回のLC500コンバーチブルでは、全車、新デザインの「セミアニリン本革シート」が採用されているようです。
写真は「ホワイト&アクセントブルー」の組み合わせですが、クーペの2種類のシートをミックスしたような仕上がりで、とても素敵です。
注目の装備は、欧州車のコンバーチブルモデルではおなじみの、首元からのエアー吹き出し口(エアスカーフ)ですね。
また、肩口のシート部分のパーフォレーション(孔)もスポーティさを感じさせます。
リヤシートはクーペよりも更にシートバックが垂直っぽくなっており、4人乗りとはいえ完全に「高級物置場」になっています。
クーペモデルでは、耐久性も考慮し本革ではなくあえてL-texまたはアルカンターラを使用していましたが、コンバーチブルの素材はどうなるのでしょう?
また、大変細かいですが、シートベルトについに「イルミネーション」が追加されました。
夜間のリヤシートは大変暗いので、ここにイルミがつくだけでも幾分変わると思います。(LSと同様のパーツと思います)
ドアトリムの微妙に変更されており、アルカンターラではなく、新素材(合成皮革?)が使用されているようです。
ここは詳細情報を待ちたいところですが、賛否分かれそうですね〜
シフトノブの形状は変更なし。ホワイト内装の場合は、シフトノブもホワイトになるのは新しいですね!
これはぜひクーペにも採用してほしいところ。
リモートタッチパッドのパームレスト部分は「開閉式」になり、なんとここに「ルーフの開閉スイッチ」がついています。これには驚きました。(もう一つのスイッチはウィンドウ関係でしょうか?)
ヘッドレストには、「L」エンブレムの刻印があるのは嬉しいワンポイントですよね。
ステアリングもホワイトで非常にキレイです。汚れは心配になりますが・・・
リヤには風の巻き込みを軽減するためのウィンドウディフレクターが。
特にロゴなどは入っていませんね。(ここにLEXUSまたはLCロゴが入っているなどの遊び心がほしかった気も)
さて、インテリア全景ですが、上位以外はクーペと変わりないようです。
残念ながら、助手席の「シートポジションメモリ」も不採用のようですし、スイッチ・レバー類の意匠についても変更はないようです。このあたりは2021年頃のLCベースモデルのマイナーチェンジを待たねばならないのでしょうね。
またLC専用だった、ドアトリム上部のセキュリティLEDランプは廃止されているようです(残念!)
インテリアに関しては、新色の「フレアレッド」が採用されるようです。(クーペでは「ダークローズ」)
定番カラーですが、人気が出そうですね。
トランクスペースは期待できません。
クーペよりさらに容量が減っており、奥行き部分が明らかに狭くなっています。おそらく、LC500h(ハイブリッド)と同等のトランクスペースに縮小しているものと思います。(ただ、私的には日常使いやショートトリップには十分実用に耐えます)
また床下の素材なども変更されているようですが・・・
その他、ボディ構造において(当然)ルーフを廃することでのボディ剛性強化のため、ブレース類の追加、リヤサスペンションタワーブレースには形状自由度が高く、軽量かつ高剛性なアルミダイキャストを採用、また微振動軽減のため「パフォーマンスダンパー」をリヤに追加するなどの構造変更も行われているようです。
ボディカラーについては特に専用色はないようですが、従来のLCクーペにはないカラーとして2色が採用されています。
1つはオレンジ系。これはUX(UX200/UX250h)で先行採用された、「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」のようです。
もう1つのボディカラーはLC特別仕様車「PATINA Elegance」で採用された「テレーンカーキマイカメタリック〈6X4〉」。
このカラー、意外にクーペにマッチするんですよね。
なお、北米においては画像の「ストラクチュラルブルー×ブルールーフ×ホワイト内装」は、限定100台(LC Inspiration series)としてリリースされるようで、通常モデルではルーフは「ブラック」または「オーカー」、内装は「ブラック」、「オーカー」、「フレアレッド」の3色となるとのことで、もう少しバリエーションが欲しいように感じます。
もっとも日本では、日本仕様は海外にない内装・外装の組み合わせがあることも期待できますので、続報を待ちたいところです。
2019年10月26日
LEXUS LCコンバーチブル ストラクチュラルブルーが設定?
https://www.autoblog.com
日本では限定発売となった、「Strractural Blue」(ストラクチュラルブルー)のLC500 コンバーチブル。
https://www.autoblog.com/2019/10/14/lexus-lc-convertible-spied-production-photo-shoot/#slide-2176693
LC500コンバーチブルプロトタイプで履いていた22インチホイールではなく、現行LCに設定されている「21インチ鍛造ホイール」を履いていますが、そのインテリアはまさにコンバーチブルそのもの。
そして注目は、ボディカラーに「ストラクチュラルブルー」が選択されていることですね。スペシャルティ感の強いコンバーチブルには標準採用される可能性もあるということでしょうか?
また、ステアリングがブラック系ではなく「ホワイト」というのも特別感がありますね。
また、ヘッドレスト後部には「L」字のエンボス加工がしてあるのも確認できます。
残念ながらソフトトップのルーフは確認できませんので、早くカラーリングのラインナップを知りたいところです。(現時点ではブラックのルーフは目撃されていますが、複数カラーがあるようです)
パワートレーンに関しては5・V8エンジンと、3.5L"マルチステージハイブリッド"とするメディアが多いようですが、5L・V8モデルのみの設定ではないかと考えています。数がでないモデルで2種類のパワートレーンをチューニングするのは時間がかかりますし、(補強材も若干異なる)さらに出荷台数が少ないこと、トランク容量を鑑みても「5L・V8」のみとなる可能性は高いと思います。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/26130127.html?_ga=2.1472119.719845450.1571011768-666583920.1567090077
LCコンバーチブルについては、11月に開催される「ロサンゼルスモーターショー2019(Los Angeles Motor Show)」での出展が見込まれているということですので、残念ながら、東京モーターショーではプロトタイプのみの展示となります。
2019年08月19日
LC500北米でまたまた特別仕様車!今度はみどり?!
https://pressroom.lexus.com/cutting-edge/
特徴として次の3つが挙げられていますが、LC500の”L Package"をベースに「21インチ鍛造ホイール」と「LSD」を装備し、内外装の組み合わせを変えたバージョンですね。(後輪操舵の”LDH”の装備有無は不明)
外装色はグリーンで日本ではなかなか選ばれませんが、内装カラーは「茶×黒」なので、これは好みという方が多いのではないでしょうか。
・ Exclusive Nori Green exterior color
→UXの「テレーンカーキマイカメタリック」
・ Two-tone interior in Bespoke Saddle Tan/Black Amber
→新色「サドルタン」に、ダッシュボード・センターコンソール周りを「ダークブラックアンバー」の組み合わせとした新色。従来のオーカーよりも少し濃い茶色というイメージですね。
・ Aniline leather-trimmed seats with Alcantaradoor inserts
→”セミアニリン本革とアルカンターラトリムで、”L Paclkage” そのもの
注目なのは新装備。
ニュースリリースによるとどうやら、「スカッフプレート」が新しい意匠をまとうようです。
The finishing touch for each 2020 LC 500 Inspiration Series is a custom sill plate that marks the limited-edition nature of each car. Drawing from the geometric shapes found in the rear brake lights, the laser cut plates function as a subtle reminder of this car’s rarity every time you open the door.
今までのLC限定車では、専用ロゴ入りの「カーボンスカッフプレート」を特別装備していましたが、今回はリヤのテールライトを模したレーザーカット金属プレート?(多重L字型の彫刻が入ったステンレスプレートですかね?)
写真の公開がまだなので待ちたいところです。
これはストラクチュラルブルーエディションのカーボンスカッフプレート。
美しいカーボンですが、傷が付きやすいのと、降車時に手を添える本革パッドが非装備なのが残念。
それにしても、LCのカブリオレが出るまではしばらく静観・・・かと思いきや、LCは毎年特別仕様車が出てきますね。
北米のため、V8エンジンのLC500のみの発売のようですが、欧州や日本では同特別仕様車が発表されるか、LC500hのラインナップがあるかどうかにも注目です。欧州ではグリーン系も人気があるようですが、日本ではなかなか貴重なカラーだけに日本導入は難しいかもしれません。
続報に期待しましょう!
(続報:日本での発売が決定したようです!限定100台程度、詳細は追ってレポート致します)
■特別仕様車第1弾(ストラクチュラルブルー)
■特別仕様車第2弾(ラスターイエロー)
■特別仕様車第3弾 (CUTTING EDGE ?)
そういえばつや消しオレンジの特別仕様車(LC500h ”Space Orange ”)はどうなったのでしょうか?
2019年08月11日
LC500h 発売から2年でいくつか新インプレッションが!
■car advise
https://www.caradvice.com.au/777241/2019-lexus-lc500h-review/
なかなか的を得たレビューですので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
海外でも内外装のデザインと質感は評価されており、むしろ日本よりも評判が高いように思います。
私自身も感じますが、LCの魅力はやはりなんといってもLF-LCを彷彿とさせる、デザインにあると思います。
装備面では見劣りする部分が多数ありますが、独特なデザイン内外装のデザインと質感は、価格以上ともいえ、twitterやinstaglam等のSNSでは未だにLCを「街なかで見かけた!」というだけの記事が投稿されているぐらい。
しかし、LC500hでの欠点はなんといっても未完成と言える、"マルチステージハイブリッド"。
4速ギアを追加したとはいえ、LC500の10速ATの完成度には全く及ばず、特にパドルシフトでのATモードでの変速フィーリングは良くなく、まだまだ改善のすべきところがあります。(Mモードはなかなかいい感じですが、常用しませんよね)
また、エンジン自体はデビュー当時からあまり評判が良くなく、いわゆる「無駄吠え」が目立ち、エンジン自体の回転の滑らかさやサウンド面でも価格を考慮すると、魅力は乏しいところが残念。そのため、北米のみならず、ハイブリッドの王国の日本市場においても販売比率は「 7:3 」で、 圧倒的にV8「LC500」 が選ばれています。街なかでの試乗レベルではこのシステムの良さがほとんどわからないのも痛いところです。(といっても、峠道での走行も得意ではありませんが・・・)
流用された「LS500h」もこの問題で苦しんでおり、2020年モデルでは大きく改良が行われるそうですので、LSオーナーが求める静粛性、なめらかな乗り心地の良さの実現に今年こそ期待です!
次はちょっと無謀とも思える、「BMW M850i」との比較。(しかもLCは ”L Package”!)
著名ジャーナリストの清水氏によるパフォーマンステスト(2019年8月8日現在、以下の他にも数本テストされています)
圧倒的なパフォーマンス差でボロクソになるのではと思いきや、なかなかの健闘といえます。
V8ツインターボのM850iとのパフォーマンス差は明らかですが、比べられるだけの存在と認められたと言っても良いのではないでしょうか。
▼ youtube M850i xDrive クーペ vs レクサスLC500h Lパッケージ(ダブルレーンチェンジ編)
▼ youtube BMW M850i xDrive クーペ vs レクサスLC500h Lパッケージ(ハイスピードライディング編)
冒頭の「car advise」のレビューもそうですが、「LC500h」の独自性や環境性能は一定の評価を得るものの、最終的にはV8エンジンとサウンド、トランスミッションの魅力で「V8NA」のLC500を選択する、という流れはデビュー時から変わっていませんね。
しかし、ハイパフォーマンス部門では他社の超高性エンジン(V8ツインターボ、600ps超)が次々と登場し、それに加え、テスラやポルシェなど、エンジン車を上回るパフォーマンスを誇るEVカーが登場しますので、今からレクサスがこれらの領域に入ってパワーウォーズを競っていくのは相当に厳しいものがあります。仮に「LC-F」が発売するとしてもライバルは更にハイスペック化を果たしているでしょうし・・・
トヨタ/レクサスの強みは長年研究して実績もあるフルハイブリッドですので、「LC500h」の方向性は間違っていないと思います。
しかし、このクラスを求める層には、環境性能や燃費性能の良さだけではだめなので、ガソリン車にもない、EVカーにもない独自のフィーリングと官能性能を持つパワートレーン、次世代の"マルチステージハイブリッド"を期待したいところです。次期LCのパワートレーンが現行モデルのキャリーオーバーである可能性は非常に少ないと思いますので、次こそは純ガソリンエンジン車を凌駕する魅力を持つハイブリッドカーが登場することを期待したいです。
2019年07月09日
発売決定 LEXUS LCカブリオレ
lexus.ukで事前公開されたのとはまた違う個体ですが、正式に「製品化」がアナウンスされたのは嬉しい話題です。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20190705.html
偽装はなんと「QRコード」!
LEXUSオリガミペイはこの布石だったか?(笑)
ホイールは、現行LCの21インチホイールと同系のもの(スーパーアロイ社製鍛造ホイール)が使用されており、「マットブラック塗装」が施されているようです。
ブレーキキャリパー(アドヴィックス製F6:R4pot)にはLEXUSロゴがないことから、試作品あるいばダミーの可能性は高いですね。
車名や具体的な性能などは、後日発表する予定とのこと。(順当にいけば ” LC500C ” でしょうか?)
今年のレクサス車発売ラインナップには入っていないことから発売は2020年。
問題は、レクサスLCの発売(2017年3月)から「ちょうど3年」となるので、果たして「マイナーチェンジ」が行われるのか?
レクサスLCは世界中でデザインに定評がありますし、マイナーチェンジで意匠変更をする必要はあまりないかと思うので、LC-C発売時にはマイナーチェンジは行われず、RCのように年次改良を繰り返し、「LC-F」の発売と同時期にマイナーチェンジ・・・となる可能性が高いように思います(2021年〜2022年?)
一番困るのが、LCカブリオレ発売、その1年後にマイナーチェンジ・・・というパターンですよね。
さらに購入者層が狭まるLCオープンモデルですが、BMW8カブリオレがすでに発売されているので、パフォーマンスのみならず、価格面でも意識しないわけにはいかないでしょう。順当に行けば「+100万円」といったところですが、価格面でもぜひ期待したいところです。
実質的にこのLC-Cが「V8・NAエンジン」を搭載する最後のレクサス車となる可能性は高そうです。
2019年03月10日
レクサスLC特別仕様車 ラスターイエロー “Luster Yellow” 見てきました!
この特別仕様車“Luster Yellow”は2018年10月31日から12月31日までの2ヶ月間限定で受注生産された、かなりレアなLC。
そのため、展示車・試乗車も非常に少なく、ごく少数の店舗にしか配備されていないようですが。東京エリア唯一の展示店舗(レクサス小石川)にお邪魔しました。
https://lexus.jp/lexus-dealer/dc/info/23673.html
入り口には、まばゆいばかりのLC500が!
うーん、やっぱり素敵ですね〜!!
正面からは特別仕様車っぽくないですが、ホワイトのレザーシートは通常版ではありえない設定です。
ネープルスイエローコントラストレイヤリング〈5C1〉のカラーは照明によりゴールドに見える部分があります。特別塗装色(15万円+税)のため、深みのあるカラーですねぇ。
特別仕様車“Luster Yellow” は、”S Package” がベースですので、カーボン(CFRP)ルーフが装備されます。
メッキ部分に、店舗天井の柄が写り込んでいてなかなか素敵でした。
LCで特徴的なリヤビュー。
ライト形状など、賛否両論あると思いますが、個人的にはボリューミーなおしり部分とあわせ、好きな部分ですね。
あらためて見るとキャビンと比べおしりのボリュームが凄い!
ただ、バックカメラの処理はなんとかしてほしかったところ。
エンブレムが開いてカメラが出てくるなどの機構にしてほしかったです。
みんな大好き、アクティブリアウイングも装備!
ホイールは”S Package”や各グレードにメーカーオプション設定でおなじみのスーパーアロイ社製の21インチ鍛造ホイール。
しかし、めちゃくちゃ重いのが欠点・・・社外ホイールに交換するだけでバネした重量は相当軽減されますね。
特別仕様車“Luster Yellow”の特徴はインテリアにありますが、ホワイトのセミアニリン本革シートと、ドアトリムのラスターイエローのアルカンターラは写真通りとても美しい組み合わせでした!これはいいですねぇ〜
価格はご覧のとおり。コミコミ1500万円コースです・・・
当方が見学させていただいた際は、まだ「現車販売中」でした。
V8NAエンジン+”S Package”+セミアニリン本革シートの組み合わせは非常に貴重ですよね。
LCの今年の年次改良(2020年モデル)の内容も気になるところです。
LCのコンバーチブルの続報も待ち遠しいところです。
なお、「レクサス小石川」は全国でも数少ない、経営母体がトヨタ自動車系列ではないため、独自性があるのか結構レアなカラーのクルマを導入することも多いようで、このLC限定車“Luster Yellow”もその一環かもしれません。(首都圏でポルシェ等のディーラーを運営する、エクセレンスインターナショナル、ブライトインターナショナル等も同グループ)
また、東京地区で唯一「新世代店舗」に改装されたため、関係者の方の訪問も多いようですね。
2020年に向け、東京地区もようやく新世代店舗への改装が進み始め、新型RX(マイナーチェンジ版)が発売するぐらいには完成している店舗も更に増えそうです。
2019年01月12日
隠し玉発表! LEXUS LCコンバーチブル!(LC-C)
https://lexus.jp/pressrelease/news/20190111.html
コンセプトモデルとはいえ、市販は確実のようです、遅くとも、東京オリンピックが開催される2020年には間違いなく登場すると思われます。
結局第2世代レクサスではコンバーチブルモデルの発表はありませんでしたので、久々の登場となりますね!
以前発売されていた「ISC」とは異なり、ルーフは金属ではなく、「ソフトトップ」での登場となります。
メルセデスやアウディなども同様ですから、これは異論のないところでしょう。
ニュースリリースによると、ホイールは22インチとのこと。
市販では21インチホイールが現実的と思いますが、デザインはこのまま市販されてもおかしくないぐらいよくできています。
実は私、あまり現在のLCのホイールはどれもそれほど好きではないのですが・・・これは素直にかっこいい!
あとはブレーキキャリパーがブラック以外のカラード塗装だと良かったのに・・・。
内装に関しては、2018年12月末まで受注していた限定車「ラスターイエロー」で設定されていた「セミアニリン本革シート」と同意匠のものを備えているようで、いわゆる”LPackage”がベースになっていますね。カラーリングは「ブラック×ホワイト」の万人受けする内装で、室内装備も現在のLCとはほとんど違いがありません。(というか、このままでもすぐ市販できそうですね)
未だにオープンモデルの「ISC」は街なかで目を惹くモデルなので、デトロイトモーターショーの「華」としてLCコンバーチブルも注目の1台ですね!
デトロイトモーターショーの中継が、俄然楽しみになってきました!
そして、搭載されるエンジンが「V8」なのか、「V6ツインターボ」なのかにも期待です!
("マルチステージハイブリッド"の設定有無にも注目したいところ。)
公式動画も登場しています!しかし、ルーフの開閉は明らかにされず。これは当日のお楽しみといったところでしょうか?
2018年11月05日
LC500hリコール後 & 純正プロジェクションカーテシイルミ
9月に実施した「LC500h」のリコール対応で「コンピューターのプログラム」が修正されたことで、どうなったかということを体感するためです。
その際、"マルチステージハイブリッド"のチューニングも変更されたのでは・・・という噂があります。
というのも、2018年夏に行われたLS&LCの初の年次改良では"マルチステージハイブリッド"のチューニングが行われているのです。
当時の記事はこちら
■レクサスLC(LC500/LC500h)2019年モデルの改良内容は?
http://www.namaxchang.com/article/461524768.html?1541293649
この年次改良により、LS/LCともに、評判があまり芳しくなかった"マルチステージハイブリッド"のチューニングが変更されています。
初年度に走りの中核となる"マルチステージハイブリッド"のチューニング変更が行われるということは、相当な数の意見・問題があったのは想像に難くありません。当方も、この"マルチステージハイブリッド"の仕上がりには(期待からは程遠い仕上がりで)ガッカリしましたので。
公式ニュースリリースでの謳い文句は以下の通り。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/23981360.html
LS
マルチステージハイブリッドシステムのエンジンサウンドや変速制御のチューニング、制振材の追加などにより静粛性も向上。
LC
ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現。
プログラム変更後の"マルチステージハイブリッド"のチューニング変更は、街乗りでも体感できていました。
ただし、エンジン始動時はまったく変更がありません。
違いが感じられるのは、一度「EVモード」に切り替わったあと、再度アクセルを踏み、再度エンジンがかかる際にエンジン回転数が一気に上昇する際の動作がまろやかになっていることです。この際のエンジンサウンドも多少低減されており、いわゆる「無駄吠え」感が低減していると日々感じます。
特に既存の2.5L〜3.5L系HVシステムテムとことなり、"マルチステージハイブリッド"は、頻繁にエンジン停止〜エンジン再始動を繰り返すのですが、その際の「静と動」の切り替えが煩雑であり、緩やかな下り坂でもエンジンブレーキを掛けるため、強制的にエンジンを再始動(このときにエンジンが吠える)するという挙動に違和感がありましたが、この点も多少修正されていると感じます(長めの坂や峠ではエンジンがかかりっぱなしである傾向は変わりません)。
また、高速道路での加速時にも、より気持ちよく加速できるようになった感はありますが、制限速度域ではなかなか違いを感じることが出来ません。
いずれにせよ、"マルチステージハイブリッド"の制御はコンピューターのチューニング次第で今後もどんどん改善されることが期待できます。
これを既存のモデルにも適宜アップデートしていくことが、「コネクテッド・カー」の特徴といえますので、ぜひ検討してほしいところです。
"マルチステージハイブリッド"の制御が変更された(と仮定する)ことで、実燃費も上昇した感があります。
自宅〜箱根エリアはしばしば行くのですが、いつも燃費は往復トータルで「12〜13Km/L台」でした。
しかし、今回はなんと「15km/L」に迫る燃費。
もっともハイブリッドカーは乗り方や道路状況で大きく燃費は左右されるので、一概には言えませんが、実燃費でリッター15km/Lをマークすることは首都圏エリアでのドライブでは初めてですので、"マルチステージハイブリッド"のプログラム変更によるものではないかと考えます。
なお、同じ"マルチステージハイブリッド"を搭載する、「LS500h」に関しては、年次改良後は乗り心地・静粛性などが大きく改善されているとのこと、近いうちにチェックさせて頂く予定ですが、初年度についた評判の悪さを覆すことができるでしょうか?
さて、もう一つ、「ES300h」や「RC」(MCモデル)、「UX200/UX200h」のディーラーオプションで設定されている、「プロジェクションカーテシイルミ」ですが、これを取り寄せ、早速装着してみました。
「プロジェクションカーテシイルミ」(レクサスES300hディーラーオプション)
装着後のイメージ動画を撮影しました(見づらいですが)
[Youtube]レクサス純正 プロジェクションカーテシイルミ
車両標準装備は左側、DOP製品は右側です。当然ですが、パーツが大幅に変更されています。
カタログだと「0.2時間」の工賃がかかりますが、装着は非常に簡単です。(工具も要りません)
なお、LCの場合は、カーテシランプの周りは、薄いレザーが貼ってあるので、金属工具の使用は厳禁です。
装着後、ある程度暗い所だとしっかり「LEXUS」ロゴが。純正ならではの綺麗なロゴですね。
下部には「レンズ」が仕込まれていて、側面には、従来どおりの灯火用LEDが装着されています。
従来どおりのカーテシとしての役割もちゃんと果たしていますのは安心しました。
明るさも純正品らしく、眩し過ぎず、青白くないのは高評価です。
価格は2個セットで「22,000円+税」のためかなり高価ですが、ワンポイントにはいいかもしれません。
取り付けは自己責任ですが、おそらく部品は全車種共用、どの車種にも取り付け可能と思われます。
2018年09月07日
レクサスLC(LC500/LC500h)2019年モデルの改良内容は?
2017年3月にハイブリッドの「LC500h」が発売、2017年4月にV8エンジンモデルの「LC500」が発売となりましたが、一般的なオーナーへ納車が開始されたのは2017年7月以降のため、実質的にはちょうど1年を経過しての年次改良です。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180830.html
ニュースリリースでは主に、「乗り心地向上」と、「操縦安定性の向上」が行われたとあります。
全般的に評価の高いLCですが、乗り心地と直進安定性についてはいくつかのメディアから要改善と指摘され、開発陣もそれを認識していたようですので、市場の声を早速アップデートしたものと思われます。
レクサスでは初年度にステアリングフィールの改善、乗り心地の改善策が行われることはしばしばありますが、今回のLCは年次改良でいくつかの部品を変更し、コストをかけてブラッシュアップしたようで、好ましい改善と言えます。
ただ、数が出る車ではないので、2019年モデルの試乗車が導入されるかどうでしょうか。ディーラーの試乗車一覧でも、モデルイヤーを表示してほしいですね。
以下、現時点では判明している主な改良内容です。
■操舵性
ステアリングサポートの材質に「アルミダイキャスト」を採用。
剛性感アップに伴い操縦安定性を向上、とされています。高速域での直進安定性は少し疑問に思う点はあったので、どれほど改善されているのでしょうか?(特に”S Package”のLDHとの協調制御はどう改善されたのか?)
■足回り
ショックアブソーバーに、「伸圧独立オリフィス」を採用。(同時にLSのAWDモデルにも採用)
減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など快適な乗り心地と高い安定性能を両立、とされています。
LCは20インチまたは21インチのランフラットタイヤ装着の割に良好な乗り心地と思いますが、当初から乗り心地に関してはまだまだ改善できると指摘されていましたので、さらなる改善が図られたようです。ぜひ違いを体感してみたいところです。
■利便性
カードキーの標準化
当初から謎だった、「カードキー」がなかった件ですが、ようやく標準化されました。
ホントなぜついていなかったのか・・・。ちなみに部品で取り寄せできるはず。(結構高価のはず・・・)
※写真のスマートキーは「IS」のものであり、LCとは異なります。
■快適装備
ステアリングヒーターの標準化
寒冷地仕様とセットオプションだった「ステアリングヒーター」が標準化されました。
約「10,800円」相当の装備とされています。寒い時期には非常に重宝され、最近のレクサス車では標準装備されうケースが増えました。
これにより、寒冷地仕様のメーカーオプション価格が「10,800円」引き下げされています。
■ナビゲーション
ナビゲーションシステムが、「ハイブリッドナビ」へのアップデートされました。
2017年8月以降発売された車(新型LS、NX、RC等)から標準採用されているものですが、ついにLCに採用!
クラウドと車載機でのルート探索を融合するもので利便性が向上している模様。
■ヘルプネット
ドクターヘリに対応する「D-callNet」に対応 (実はもともと対応していたという噂も?)
使わないに越したことはありませんが・・・
■ブリージーブルー インテリアの設定拡大
LPackageで選択(MOP)できる、ブリージーブルーインテリアですが、外装色「ディープブルーマイカ」を選択した際でもブリージーブルーが選択できるようになりました。これは、限定カラー「ストラクチュラルブルー」の販売が終了したことに伴うものとも推測されます。
その他、LC500h の"マルチステージハイブリッド"の制御変更等が行われています。(「DMI制御」のチューニング?)
ここは既存のオーナー層にもプログラムでアップデートしてほしいところ。(こういうことが出来ての「コネクティッド」といえるのではないでしょうか?
2019年モデルのLCの価格は、一律「22,000円」の値上げされています。
これにより、もともと切りの良い価格が細かくなってしまいました・・・・
なお、価格アップ幅ですが、ステアリングヒーターが「10,800円」で、カードキーの部品価格だけでも10,000円は超えるので、実質的には値上げ幅は最小限(むしろサービス?)といっていい印象です。(私的には50,000円程度は値上げとおもっていました)
こういう改良を毎年続けていればフラッグシップクーペとしてブランドイメージの向上に寄与すると思います。
なお。LCに関しては今後、オープンモデル(カブリオレ)の登場が予想されています。
エンジンはLS500の「3.5Lツインターボ」が搭載されることが濃厚のようですが・・・(ただし、現時点で商標登録はされていない模様)
現行のV8エンジンがどうなるか、V6"マルチステージハイブリッド"のさらなるチューニングにも期待したいところです。
さて、「LC500h」に関しては、"マルチステージハイブリッド"のリコールが2018年9月5日付で国土交通省に届け出されたことがメーカーから発表されています。
https://lexus.jp/recall/2018/recall_180905.html
オーナーの方には販売店から通知されていると思いますが、中古車等で購入された方は少しタイムラグがあるかもしれません。
事故発生件数はゼロとのことですが、高速度域でアクセルを大きく踏み込んだ際にハイブリッドシステムが停止する可能性があるとのことですので、早期入庫が望ましいでしょう。(もっとも北米市場で発見とのことですので、日本の速度域では発生し辛いのではと思うのですが・・・)
プログラムの書き換えに必要な時間は1時間もかからないとのこと。
プログラム書き換えにより、"マルチステージハイブリッド"自体のフィーリングの変更があるかどうか興味深いところです。
2018年08月08日
LEXUS LC500h 1年点検完了〜 気になる維持費等は?
ざっと1年間の維持費やトラブル等を振り返ってみます。
■燃費等
気になる燃費ですが、HDN(ハーモニアスドライビングナビゲーター)上のデータは以下の通り。
約「7,000km」走行で、概算の通算平均燃費は「 11km/L 」です。
感覚的には・・・
高速道路走行 =10km/L〜13km/L (走行具合によりかなり変動)
郊外一般道走行 =12km〜13km/h前後
都市部一般道走行=9km/L
近所の買い物(ちょい乗り)=7km/L といったところでしょうか?
ハイブリッドカーとは思えない燃費の悪さ(笑)
しかしこれでもランキング上位「20%」程度なので燃費的には良い方だと思います。
通算1位の方でも、JC08モード燃費(15.8km/L)に到達していないようなので、「トヨタ/レクサスハイブリッドシステム」の中でもパワー型の3.5L"マルチステージハイブリッド"のカタログ値超えがいかに困難であるかがわかります。
とはいえ、燃費が良いに越したことはなく、燃料タンク容量が85Lもあることも相まって、給油の頻度が非常に低くなったこと、長距離ドライブでも高速道路を降りて給油する必要がないのは大変ありがたいです。
なお、停止時からの再始動時、多くの場合、エンジンがかかりますので無音で始動するハイブリッドカーではありません。
また、坂道(ダウンヒル含む)ではEV走行状態でも自動的にエンジンを始動し回転数を上げてシフトダウン(エンジンブレーキを発生)するなど特徴的な動きをします。また、走行時に頻繁にエンジンのON-OFFが行われる、エンジン回転数の上下がせわしないと感じることがあります。これが"マルチステージハイブリッド"の特徴でもあり、賛否が分かれる部分と思います。
静かに、ゆっくり走りたいようなシチュエーションでは従来型HVのような制御になれば理想的なのですが・・・
■消耗品
1年点検の結果、異常がないのはレクサスとしては当然ですが、消耗度合いは以下の通り。
・タイヤ残量 6.5mm (新車時から約1mm減)
・ブレーキパッド残量 10.5mm (新車時とほぼ同等)
当方の標準装着タイヤは、「ミシュランパイロットスーパースポーツ(PSS)」のランフラットタイヤで、ロングライフには定評があるタイヤですが、おおよそ5,000kmで1mm程度減るとのことなので順当な感じです。
ブレーキパッドに関しては、ハイブリッドカーのため、ブレーキング時の大部分が回生ブレーキで行われるため、パッドの減り方も非常に緩やかです。(その割にダストは比較的出ますが、RCF/GSF/LC500と比べると雲泥の差です)
また、「レクサスケアメンテナンスプログラム」(無料付帯)で以下の消耗品の交換も無償です。(無論、車両価格には含まれているということなのですが)
・エンジンオイル交換(半年毎、フィルターは1年毎)
※LC500hの純正交換エンジンオイル「0-20W」は2017年冬頃から、化学合成オイルに変更されています。
・エアコンフィルター(1年毎)
・ワイパー交換(1年毎)
というわけで、このペースで行けば、初回車検までほとんど消耗品の維持費はかからないと思われます。
■自動車税
以下の通り。3.5Lエンジンのため本則税率は「58,000円」なお、あまり燃費がよくないので翌年度の軽減税率はおおむね50%に留まります。
初年度・・・58,000円
2年目・・・29,000円(概ね本則税率の50%減)
■任意保険(自動車保険)
契約形態によりますが、18等級、車両保険=1400万円程度、対人、対物=無制限、ほか一般的な特約等付保の通販型で「約10万円〜」
保険料が気になる方は試算して見ると良いと思います。
▼インズウェブ(一括見積)
※なお、通販型の場合、車両保険金額が1,000万円を超える場合は引受が困難なケースが多いようです。
その場合はコールセンター等でご相談されると契約条件により引受可能となる場合もあります。
■故障・トラブル
・冬場、ガラスルーフから異音発生、ルーフガラス交換。(保証対象)
その他、走行中のエラー、トラブル等は一切発生していません。
・レーダー探知機は「OBD2ポート」に接続していますが、バッテリーあがりの原因となる暗電流対策のため、1週間超乗らない際はあらかじめコネクタから外しています。
・ナビゲーション関係では不具合ありませんが、今までオンラインアップデート(車両搭載のDCM経由)が2回発生しています。
・・・と、現時点ではさすが信頼のトヨタ(レクサス)車ということもあり快適に過ごしています。
維持費がほとんどかからないのは大きなメリットですし、カスタマイズのための純正部品等もかなり安い。カスタマイズ派には嬉しいですね。
「LC500/LC500h」に関しては近日中に初の年次改良が行われる予定です。
改良予想は以下の記事にまとめていますが、果たしてどうなるでしょうか?
着実な改良でフラッグシップクーペとして商品性を確実に高めて熟成してほしいですね。
■レクサスLC ストラクチュラルブルー 間もなく生産終了!そして? (2018/6/29)
http://www.namaxchang.com/article/460253771.html?1533649970
2018年08月05日
LEXUS LC 青の次は「黄色」の限定車?
https://newsroom.lexus.eu/lexus-introduces-dazzling-new-lc-yellow-edition-coupe/
なお、日本での発売はまだまったく未定と思われますが、ストラクチュラルブルーの限定車も発売されましたし、このイエローに関しても来年(2019年)には発売される可能性はあるのではないでしょうか?
気になる仕様ですが、まだLCは発売から1年少々ですので新装備の追加はなく、既存装備の組み合わせのようです。
欧州では、日本での「S package」相当車の装備を加えて販売されるとのこと。
スーパーアロイ社製の「21インチ鍛造ホイール」に加え、ステアリングの「VGRS」や後輪操舵機能「LDH」、軽量な「カーボン(CFRP)ルーフ」、みんな大好き「アクティブリヤウィング」を装備しつつ、内装は「セミアニリン本革」、スカッフプレートは「カーボン(CFRP)」を備えるもので、いわゆるいいところどりの組み合わせです。
なんといってもインパクトがあるのが、鮮烈なカラーのドアトリム!
黄色のアルカンターラは非常に珍しいですよね。オレンジと同様、専用開発でしょうか?これは汚せませんね・・・。
なお、アルカンターラ部分のお手入れは家具専用のクリーナーが使用できます。
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感想(5件)
内装は日本で言う「L Package」ベース。ホワイトのセミアニリン本革に、シートバックがブラックの組み合わせは初登場。
ドアトリムもブラックなので、人気の出そうな組み合わせですね。
シート調整は10wayとなっています。(ヘッドレストの上下が加わる)
残念なのはシートベルトが単なるブラックであること。ここはイエローにすべきでしょう〜!!
ブリージーブルー、ブルーモーメントと同様おしゃれなカラーリング。
ブラックレザーの一部ステッチにダークイエローのステッチが使われているのはいいですね!
センターコンソール部分の「ホワイト」は、ブルーモーメントと同様のカラーリングに見えます。
スカッフプレートは、「ストラクチュラルブルー限定車」と同様、カーボン(CFRP)が使用されているのもポイント。
ただ、個人的には乗り降りが楽な「Lpackage」のレザー&ステンレス製も捨てがたいです。
理想なのは、手のひらを付く部分(つやありCFRP部分)がレザーで、その他の部分がCFRP製ですね。ぜひマイナーチェンジでは検討してほしいところ。
LCに関しては、生産工程自体、他のレクサス車と異な専用ラインで制作していますから、少数生産のメリットを活かし、内外装の組み合わせやさらなるカスタマイズメニューをぜひ増やしてほしいなぁと思います。
2018年07月27日
LEXUS 「LC-F」も目撃されている!
デザインやエアロパーツ、ホイールは変更されると思いますが、発売されるのは確実といったところでしょう。
レクサスLCに関しては2017年3〜4月の発売以降、日本市場においては常に月販販売目標台数を上回っており、その累計販売台数は「3000台」をすでに超えています。現在もっとも街なかで見かけるハイパフォーマンスカーの一つといっても過言ではないでしょう。
▼Autoblog LC-F スパイショットが大量に!
https://www.autoblog.com/photos/lexus-lc-f-prototype-spy-photos/
偽装も少なく、明らかにLCのハイパフォーマンスモデルといういでたちですね。
もともと2017年の某主要会議にて開発中の”エンジン音”のお披露目があったという噂も・・・
2020年ごろの発売に向け開発が順調のようですね。
マフラーが4本だしというのが「F」モデルの伝統を守っており、嬉しい限り。
ベースモデルのLC500が1300万円〜1400万円(*2018年8月の年次改良で5万円〜10万円程度UPと予想)ですので、限りなく2000万円に近い価格になりそうですが、欲しい方にとっては値段はあまり関係ないか?
テスト中の車両ではありますが、ホイール&ブレーキローターはドリルド&軽量化されていることが伺えます。
パワートレーンは「V8・4Lツインターボ」説が根強いですね。
もともと「F」モデルは気持ちが良く伸び感のあるNAエンジンにこだわっていたわけですが、ターボエンジンを搭載するとなれば、いっそのこと今度の電動化時代を見据え、ハイブリッドの力を借りたモデルになる可能性もありそうです。
2020年にはポルシェのフルEVカー(タイカン<ミッションE>)もお披露目されているわけで、ハイパフォーマンスモデルにも電動化の流れは避けられないと思います。レクサスならではのハイブリッド技術を組み合わせたハイパフォーマンスモデルこそ、ジャーマン3ブランドの後追いではないことの証明になるのかもしれません。
2018年07月02日
レクサスLC ストラクチュラルブルー間もなく生産終了&年次改良妄想!
東京・日比谷のレクサスミーツ、名古屋ミッドランドスクエアで展示された、LC500h ストラクチュラルブルー。
現在、展示はすでに終了しているため、今後見かけるのは難しいかもしれませんね。
そして、気になる初のレクサスLC500/LC500hの年次改良ですが、果たしてどのような改良が行われるでしょうか?
年次改良のため、おそらく来月には発表されると思われすが、いつものように「妄想」してみたいと思います。
■ハイブリッドナビの設定
新型クラウンにも搭載された「ハイブリッドナビ」。
レクサスでは新型LS、新型NX(MC)、新型RC/RCFに搭載されているハイブリッドナビ」がLCにも搭載されると予想されます。
発売時期の問題でLCには搭載されていませんでしたが、ようやく搭載されるでしょう。
本当はソフトウェアアップデートで対応してほしいところですが、ハードウェア的な変更があるようですね。
■ステアリングヒーターの標準化
MOPとして寒冷地仕様とセットになっていた、ステアリングヒーターが標準化。(1.5万円相当)
最近のレクサス車では標準装備が主流になってきたので、当然と言えますね。
LCは重量増となる快適装備は省かれていますが、これはほとんど重量増の影響をうけないでしょうね。
ちなみに、当方もこのために「寒冷地仕様」を選択しています。
■カードキーの標準化
なぜかカードキーの設定がなかったLCですが、そろそろ標準化?
カードキーには物理的なボタンがないということも当初不採用のようでしたが・・・結局リモコンのボタンはほとんどつかわなかったなぁ。
■ステアリング剛性強化・チューニング変更
直進性に難有りとの声を受けてステアリング周りの剛性強化・チューニングが行われるのでは?
RCFのようにエンジンコンパートメントブレース周りのブラケットをアルミダイカスト製に変更などもあるかも?
■内外装の組み合わせ拡充
「ブリージーブルー」内装(MOP)がモノトーン系以外のボディカラーでも選択可能に。
これにより、ラディアントレッドやネープルスイエローと「ブリージーブルー」の組み合わせも可能に。
※「LSS+進化版」へのアップデートは行われないと思われます。
※ 車両価格は少なくとも据え置きは無さそう、最低でも「5万円程度」は上昇すると妄想します。
2018年05月30日
LC500/LC500h ストラクチュラルブルー 僅かですが試乗車・展示車配備中!
その後、"レクサスインターナショナル青山”や、名古屋の”ミッドランドスクエア”、南青山の"インターセクトバイレクサス”等のメーカー公式ショールームに展示されることもありませんでした。
(2018/6/3追記:6/1からミッドランドスクエアでの展示がスタートしたようです!しかも、ヒートブルーCLのGSFとの同時展示のため、色合いの比較が可能です!)
しかし、ごく僅かですが、展示車・試乗車がディーラーに配備されているようです。
LCは既に発売から1年が経過し、クーペ系は嗜好性が高く、初期受注のは多いものの、2年目以降のセールスがガクッと落ちる傾向にあること、価格も高価なことから展示車・試乗車の導入は絶望的と見られていましたが・・・
東京エリアでは、環八・東京ICにも近い、大型店「レクサス用賀店」に、試乗車が配備されているようです。
しかも内装は専用の「ブルーモーメント」!
なお、その他の地域ではストラクチュラルブルー(“Structural Blue”)の配備について、5月29日時点では公式にはアナウンスされていませんでしたが、「北関東エリア」、「関西エリア」等でも配備されている店舗がある、という噂です。
それにしても、久々に各販売店の情報をチェックしましたが、北海道から九州まで、「新世代店舗」への改装中の店舗が本当に多くなりましたね!特に愛知エリアは大部分の店舗で改装が行われており、今秋〜冬、レクサスES、UX発売までには多くの店舗が新生代店舗になるようです。
一方、東京ミッドタウン日比谷へショールームを開設し、東京エリアの販社を統合するなど、販売が強化されている、東京エリアを中心とした、埼玉・神奈川・千葉の首都圏エリアでは「レクサス渋谷」「レクサス松飛台」「レクサス山下公園」を除き、新世代店舗への改装は行われていないようです。
なお、レクサス渋谷の工事期間は東京オリンピックが開催される「2020年」までと非常に長期間改装(というより解体&建設)を行うため、東京エリアのフラッグシップ店舗として大きく生まれ変わるという噂です。
2018年05月17日
LC純正のブレーキキャリパーはどれぐらいの重さがあるのか?
アドヴィックスが高性能の6potを開発したのはLC用が初めて。同様のものは新型LS F SPORTにも使用されています。
ニュースリリース
http://www.advics.co.jp/news/2017/20170327.pdf
LC500/LC500hではこの新開発されたアドヴィックス製のシステムがパワートレーン・グレード問わず使用されています。
そこで、今回は、LC純正ブレーキキャリパーの重量を測定してみました。(純正に塗装したものであるため、参考数値)
フロントキャリパー 6pot デカイだけあり結構重いです。
5.95kg、つまり約「6kg」ですね!
リヤキャリパー 4pot
こちらは3.15kg、フロントの約半分の重さです。
ちなみに上部には「 ADVICS」のロゴが。
徐々に認知度が高まってきているようですが、部品価格はブレンボとはかなり差があります。(半額以下ですね・・・)
ちなみに、先日ニュルを走行したLCのブレーキシステムは「アケボノ」製のようでした。
ブレーキの性能はキャリパの性能というよりローターサイズの方が重要と思いますが、キャリパー自体が大きくて表面仕上げがきれいだと、心くすぐられますね!
今後、レクサスの新型車「ES」や「UX」にもF SPORTモデルが登場しますが現時点ではブレーキキャリパーに関しては通常モデルと変わらないように見えるのが残念ですねぇ・・・(この点、輸入車のスポーティ仕様ではノーマルとブレーキシステムの差別化を図っていることが多いので、魅力的に思います)
先週末から話題の「新型クラウン」のブレーキシステムの仕様も気になるところです。
2018年05月14日
2018年 レクサスLCオフラインミーティングに参加してきました!
今年初のオフラインミーティングの参加となります。
北は茨城、南は熊本県まで20台近くのレクサスLCが集合致しました。
場所は、愛知県長久手市にある、トヨタ博物舘で、オフラインミーティングがしばしば開催されているようです。
新東名が出来たおかけで東京からは渋滞なければ4時間かかりません。新東名では「110km/h」区間ももうけられましたし、快適にドライブできました。
会場では幹事様のほか、現地周辺の方が丁寧に誘導していただけ綺麗に並べることができました。
非常に天気が良く、日焼けしてしまうほど・・・ボディカラーは、やはり、ホワイトのLCが台数も多いので目立ちますね!
最近のレクサス車では、シルバー系のボディカラーがあまり選ばれなくなっているように思います。
今回のLCでもシルバー系はゼロ、ソリッドブラックもゼロという感じです。展示車・試乗車でもこの2台は少ない印象
イエロー系、レッド系、ダークブルー系の方も複数台いらっしゃったので彩りが綺麗ですね。
参加者の中から、個性的を何台か紹介。
幹事の方のカスタマイズ。エイムゲインのエアロパーツ&ホイールがバッチリ決まってます!
エアロパーツの塗り分けがオリジナリティあり!うーん、いいですねぇ!
一番遠方からいらっしゃった方のカスタマイズもバッチリ!
こちらもエイムゲインのエアロ&ホイール。リヤもカーボンフィルムでブラックアウトしているなどセンスあります!
日帰りで1日1,000キロ走行された方のLC。
今回唯一の5本スポークホイール&TRDエアロ。私も5本スポーク大好きです。
貴重な”ガーネットレッドマイカ”<3S0>のLC。
この方はLパッケージなのに”アクティブリヤウィングを外付けされた、おそらく世界で1台のLCと思われます。(ほんとすごい)
関西から飛び入り参加の方のLC。グラファイトブラックのLCもあまり居ないんですよねえ〜
TWSホイールも人気ありますね!
納車時からトムスフルエアロの方のブルーマイカLC。
他にもウィンカーとワイパーレバーが逆(北米仕様)になっていたりマフラーがXXXXだったり!すごかったです。
ゲストとして、レクサス関係者の方にもご参加いただきました。質疑応答など気さくにお答えいただき、あらためて感謝申し上げます。
オフ会はあっという間に中締めとなり、いつの間にか最後は一人オフ会になってしまいました(笑)
幹事様、誘導担当の方、トヨタ関係者の方その他ご参加いただいた皆様のお陰で楽しいひとときを過ごすことができました。
その後は、立ちっぱなしで疲れたので、た高級住宅地にある某レクサスディーラーの旗艦店を見学して宿に・・・
(相変わらず接客サービス等が凄い!)
そして、名古屋での早朝モーニングはLCオーナーさんから教えていただいた「コンパル」で。
エビフライのサンドイッチなのですが、これめちゃ美味しい!!タルタルソースと卵やきも入っていてうまし!
店内飲食は非常に並ぶのでテイクアウトをしました。
名古屋も美味しいものたくさんありますね〜 またじっくり滞在してみたいです。
2018年05月08日
100円チューン!リモートタッチパッドに保護フィルムを!
レクサスでは、2014年の新型車からパッド型のリモートタッチ(RTI)を採用しており、第3世代レクサスでも継続採用されています。
既報のとおり、ESやUXといった新型車でも採用されることが確定しています。
しかし、このリモートタッチ、使用しているとだんだん表面に汚れが生じてしまいます。
(一見綺麗に見えても、クリナー等で拭くとかなり汚れています。)
試乗車等ではかなりキタナイ個体も見受けられます。
純正のタッチパッドは適度なマット感があるのですが、使用頻度が高い"中央部分”はだんだん表面が削れたり、油脂で汚れたりして、テカテカになってしまい、お手入れをしないとだんだんみすぼらしくなってしまいます。
そこで、スマートフォン等でも使用されている「保護フィルム」を施工しました。
使用したのは、100円ショップ(ダイソー)の保護フィルム。購入価格は108円です(笑)
タッチパッドの面積が意外に広く、市販のスマートフォンのものはサイズが適合しないので、フリーサイズの大型のものを仕入れました。そして、今回は、「つやあり」をチョイス。
リモートタッチ自体はあらかじめ車両から外しておきます。(この部分は簡単に外せます)
車両の中は”微細なチリ・ホコリ”が舞っていますので、パーツは外して自宅に持ち帰り作業するのがベストです。
なお、タッチパッドの周辺のスイッチ類ですが、LCは無塗装樹脂ではなく、薄いガンメタ系の塗料で塗装されているので、十分な質感を保っていますね。
LCやLSで採用しているタッチパッドは、正方形に見えますが、若干大きさが異なります。
(計測していないですが、2017年にマイナーチェンジしたNX、2017年末に一部改良されたRX/RCFも同じ大きさと思います)
縦のサイズは約「75mm」です。
横のサイズは約「79mm」です。(80mmは無い)横のほうが若干広くなっています。
ツヤありタイプはホコリが入ると目立つのでホコリが少ない、お風呂場などで施工するのが定番ですね!
タッチパッドの表面は一見平滑に見えますが、実際は微細な凹凸があるので、スマホや液晶パネルのようにピッタリとは貼れず、微細な模様が出来ますが、綺麗に空気を抜くとほぼ気にならなくなります。
車両に貼り付けると、適度な艶でかつ滑りがよくなるので、操作性がアップしたように思います。
逆に「マット感」が欲しい場合はマットタイプのフィルムを貼るのも良いでしょう。
なお、説明書にはタッチパッド部分には”フィルム等は貼らないように”、との説明がありますので施工は自己責任となりますが、これで操作性が悪くなったり動作しなくなることはないと思われます。(実際に問題なし)
そのため、お手入れや操作性を向上させたい場合は保護フィルムを施工するというのはアリと思います。
私的には、ディーラーオプションで「保護フィルム」があれば結構売れるような気がするのですが・・・
※MC前のNXやRCFはタッチパッドの表面がザラザラしているのでフィルム貼り付けには向きません。
2018年04月06日
LEXUS LC500/LC500h 特別仕様「ストラクチュラルブルー」早速レポート!
北米や欧州ではすでに発表されていましたが、日本はレクサス国内生産50万台記念ということでこの時期に発表になったようです。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180405.html
早速、東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」で現車を見てまいりましたのでレポート致します!
ストラクチュラルブルー「LC500h」
ラディアントレッドとの入れ替えで、本日(4/5)から「ストラクチャルブルー〈8Y0〉」が展示されています。
2016年のジュネーブショーで発表されてから約2年、待望の日本デビューです!待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
お客さんの少ないタイミングで動画撮影をしてみました。美しいボディカラーの様子が伝わればいいのですが・・・
▼youtube LEXUS LC500h Stractural-blue edition @tokyomidtown-hibiya LEXUS MEETS
屋内展示にもかかわらず、透明感が際立つカラーです。陰影により複雑な表情を見せますね。価格はLC500が1475万円・LC500hが1525万円で、それぞれベース車両より175万円高いですが、これはすべてが塗装代ではなく、約80万円相当のオプションがすべてセットになっているワングレード仕様となっているからです。
よって、実質的な塗装代金は約100万円程度となります。
カラー的には、レクサスのボディカラーで従来からある、ブルー系で最も鮮やかなブルーとなり、現行RCFやF SPORTに設定されている有償オプションの「ヒートブルーコントラストレイヤリング」と比べても青の美しさが更に際立ちます。
(とはいえ、室内だと「モルフォ蝶」と言われてもピンと来ず、太陽光の下で見てみたいものです)
近くで見ると、非常に塗装が美しいのが分かります。
さて、運転席ドアを開けます。室内カラーは日本専用色の「ブルーモーメント」
果たしてどんなカラーなのか謎でしたが、実はブリージーブルーの「オレンジ」部分を「オフホワイト」に置換しただけでした・・・
(ちなみに当方は、「ブリージーブルー内装」に惹かれてLCを購入したので、内装色がこれだったら多分購入しなかったかな・・・ただ、一般的には「ブルーモーメント」の組み合わせはかなり好まれると思います。)
ブリージーブルーのオレンジ部分は派手と考える人も多いと思いますので、「ブルーモーメント」の方が一般的かもしれません。ただ、LCならではの美しさが映えるのは「ブリージーブルー」や「オーカー」のような明るめの内装色と思います。
「ブルーモーメント」に関しては、ざっくりいうと、ダークブルーとホワイトのツートンカラーです。
ホワイトの部分は部品注文できると思うので、例えばブラック内装に、ホワイト部分を移植するのも良いかもしれませんね。(ステアリングやシフトノブ、センターアームレスト、前後シートはブリージーブルー内装と同じです)
ドアトリムのアルカンターラも「ダークブルー」となっています。オレンジに比べると圧倒的にシックになりますね。
遠目で見るとブラックにも見えます。
運転席側は、パワーウィンドウ周りに「オフホワイト」のレザーが入るので鮮やかです。(助手席側にはホワイトなし)
パワーウィンドウスイッチ自体の意匠は従来通り(LSとは違う)ので年次改良は入っていない模様。
注目はスカッフプレート。ベースのLパッケージは、「レザー+ステンレス」ですが、特別仕様のカーボンになっており、専用ロゴがプリントされており、北米仕様とも異なる日本専用?
シート自体ベースの「Lパッケージ」と同様なので、ブリージーブルー内装そのものです。
つまり、「ブルーモーメント」内装を選んでも、シートは前後とも同じです。
フロアマットは専用ディーラーオプションが間に合わなかったのか、既存のDOP品の「丹後緞通 (だんつう)」が使用されていました。(199,400円)
専用品は、オーバーロック糸の色がホワイトになり、ネームタグがブラックに変更されています。
運転席から降りる際のCFRPスカッフプレートは満足度が高いですね。
ただ、Lパッケージはもともと、手が付く部分が本革でクッション性があり、降車しやすいので賛否分かれるかも。
リヤビューについてはも「Lパッケージ」なので、アクティブリヤウィングがないのは賛否分かれそうですが、ストラクチャルブルーのイメージ的にはアクティブリヤウィングの「つなぎ目」がないほうが美しいラインが際立つので良いのかもしれませんね。
生産台数が1日にわずか「2台」との噂ですから納期にはかなり時間がかかると思われます。
また補修にも大変コストがかかると思われますが、まさに世界に唯一の特殊塗装、ストラクチャルブルー。ぜひその目でご確認されてください。
2018年03月17日
LEXUS LC500/LC500h発売から1年! どれだけ販売されたのか?
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/15559328
LCは生産台数が少ないため、オーナーに納車開始されたのは一般的には7月以降となっています。
ツイッター等のSNSでも未だにLCの目撃情報が投稿されるなど、一般的な乗用車の部類では、未だに注目を集めている珍しい車で、デザイン面を中心に各国で賞を受賞、または最終選考にノミネートされており、レクサスの存在感を広めるなど販売数は少ないながらも、エモーショナルな点で大きなPRを果たした車種と言えると思います。
さて、そんなLCですが、確かに町中で見かける機会は増えてきました。
それを検証するために、2018年2月までの販売(登録)台数で検証してみましょう。
まず、LCは2017年1月下旬から先行予約を始め、3月16日に発表。ニュースリリースによると、発表から1ヶ月での受注台数(先行予約期間含む)は「LC500」が約1000台、ハイブリッドモデルの「LC500h」が約800台を受注、合計約1,800台を受注したとされています。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20170418.html
発売から、2018年2月までの各月の販売(登録)台数は以下の通りです。
合計すると、V8エンジンを搭載したLC500は「1,717台」、V6+マルチステージハイブリッドのLC500hは「1,237台」、両車種合わせて「2,954台」が販売されています。
つまり、4月に発表された数値からの上乗せ台数はそれぞれ「約700台」、「約430台」となっておりそれほど大きなものではなく、LCは先行予約受注比率が非常に高かったことがわかります。
なお月販売目標台数は50台ですが、流石にこの1年間では大きく上回っていますが、2年目の販売動向には注目です。
デザインや機能性を重視したあまり、先進装備や快適装備は最新とはいえませんので、アップデートすべき箇所はかなり多いです。特に価格帯を考えるとシートベルト機構やトランクの開閉の改善、「LSS+」のアップデートなどが期待されます。
LC合計では約3000台(試乗車・広報車両含む)が出回っていることとなり、この台数は、すでに「RCF」や「GSF」といったレクサスでも特殊な車の販売台数を大きく超えており、そのスタイルもあり目立つ存在となっており、輸入車も含めたラージサイズのクーペの中では最も販売数が多い車と思われます。その為、街なかで見かける機会も増えているのでしょう。
なお、販売実績を元にすると、ガソリン/ハイブリッド比率は「58:42」で、約6割がV8エンジンを搭載した「LC500」となっています。(オフ会だとこの比率は更に高まりますがw)
高速道路主体ではほとんど燃費の差はありませんし、素早いシフトチェンジが可能な10速ATと可変バルブサウンドの迫力もあり、V8モデルの人気が高いのは頷けます。
さてLCに関しては4月に、いよいよボディカラーに「ストラクチュアルブルー」を採用したものが追加発売されます。
価格はすでに過去記事でまとめていますが、LC500が1475万円、LC500hが1525万円で設定されています。(フルオプション)
http://www.namaxchang.com/article/456987624.html
海外ではすでにいくつかの納車事例がありますが、日本では夏頃の納車になるようです。
3月29日にオープンする「東京ミッドタウン日比谷」でのレクサスショールームでストラクチュアルブルーエディションのLCがお披露目されることを期待したいですね。
https://twitter.com/lexusqatar
すでにミッドタウン日比谷のレクサスミーツのイメージ画像ではストラクチュアルブルーのLCが展示されているように見えますが・・・
https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/shops/99999/
2018年03月04日
LC500 INSPIRATION SERIES !
台数も100台限定であることがwebで掲載されていますね。
http://www.lexus.com/models/LC
LC500のベースが「92000」ドルですが、「INSPIRATION SERIES」のLCはストラクチュアルブルーの特殊塗装が加わるので、「108180」ドルとなっており、ベース車両より「16180ドル」高ということとなります。
詳細な装備は不要ですが、日本仕様と同等、フルオプション状態であれば「16180ドル」高は妥当なところでしょうか。
(北米仕様はベース車両は「素」の状態ですので、多くの車両は97000ドル〜となっている模様)
なお、北米ではハイブリッド(LC500h)の「INSPIRATION SERIES」はなさそうです。
久しぶりにアクセサリーカタログを見ていると、アイテムが増えていました。
日本ではLPackageに装着されているステンレス製スカッフプレートですが、「イルミネーションタイプ」が用意されているんですね。これは日本仕様の車両にも適合しそうですので魅力的・・・日本にも設定してほしいです。(意匠的にはちょっと古いタイプですが)北米では360ドル程度の模様。
その他、北米や欧州ではLC・LSのキーに適合した手軽なキーケースも準備。内装に合わせ3色あるので、これもなかなかいい感じです。
一番惹かれるのはカーボンリヤスポイラーですが、これはトランクに穴あけして固定するタイプなので敷居が高いですね。
これもぜひ日本での設定をお願いしたいところ。日本に限らずアクティブリヤウイング付きの車両が大多数を占めるようなので、装着できる車両は限られますが・・・
2018年02月21日
映画ブラックパンサー・LC500の情報が公式サイトで公開!
年末年始の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」等の映画の予告編でも流れていたのでご覧になった方も多いと思いますが、「ブラックパンサー」にはレクサスLCを初めレクサス車両が劇中に登場いたします。本日から、メイキング画像・動画が公式サイトで公開されています。
https://lexus.jp/brand/collaboration/blackpanther/
メインは、ストラクチュアルブルーと思われる「LC500」。 サイドマーカーが在るので北米仕様ですね(当然)
GSFも登場します!(フレアレッドの内装)
LC500は予告編では途中で破壊されますが、かなり活躍するみたいです。ドリフトシーンも公開されています。
(しかし、世界最強の金属「ヴィブラニウム鉱石」によって作られた特別仕様のLC500という設定らしいので、簡単に壊れないのかもしれませんが)
さて、南青山の「インターセクトバイレクサス」には、2月20日から「ブラックパンサー専用ヴィークルのベースとなったLCを展示」とのことですが、これがストラクチュアルブルーのLCなのかどうなのか?
https://lexus.jp/brand/collaboration/blackpanther/
もし、ストラクチュアルブルー仕様であれば日本での一般向け展示としては初披露、4月の正式発表前に見ることのできるチャンスなのですが、果たしてどうでしょうか?もしくは、SEMAショーに展示された、特殊カスタマイズ仕様のLC500かもしれません。行かれた方のレポートをお待ちしております!
2018年02月20日
LC500/LC500h ストラクチュアルブルー仕様はお買い得か?
■ LEXUS LC Structural Blue (8Y0)
日本での価格はLC500がベース車両+175万円高の「1475万円」、ハイブリッドのLC500hも同様に+175万円高の「1525万円」程度に設定される見込み。
納期に関しては未定ですが、速くても夏頃(8月頃〜)とされています。
またこのストラクチュアルブルー仕様については、メーカーオプションが存在しないようです。
また、フロアマットも「専用」(ディーラーオプション)のものが準備されるようです。
ストラクチュアルブルー仕様に追加されると想定される装備
■21インチ鍛造ホイール+ランフラットタイヤ・・・ 162,000円
■インテリアカラー(ブリージーブルー&ブルーモーメント)・・・108,000円
■カラーヘッドアップディスプレイ・・・86,400円
■ステアリングヒーター&寒冷地仕様・・・35,640円(ハイブリッド)〜28,080円(ガソリン)
■マークレビンソンリファレンスサラウンド・・・219,240円
合計 611,280円(ハイブリッド) 〜 603,720円(ガソリン)
ということで、価格上昇分の「175万円」と約「61万円」の差、「114万円」が特別塗装色相当の上乗せとなります。
さらにいえば、「ラディアントレッド」や「ネープルスイエロー」、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」といったレクサスの特別塗装色は15万円+税(162,000円)なので、それらより更に「100万円ほど高い」と考えれば覚えやすいかもしれませんね。
詳細は装備は不明ですが、北米のように、「カーボンスカッフプレート」が装備されれば、それらは片側10万円超のパーツとなりますので、差額は更に少なくなりますね。
確かにボディカラーとしては高いですが、「マットカラー」はだいたい200万円相当の特別塗装色と考えればその半額。欧州のプレミアムブランドの特別塗装色もかなり高価なことを考えると、ブルー好きな方はこのカラーを見れば安く感じる?(開発期間等を考慮すると、これでも開発費はペイできていないと思われ・・・)
レクサスディーラーにはカラーサンプルも届いていませんが、かなり綺麗なんでしょうね。
ぜひ「東京ミッドタウン日比谷」のレクサスミーツの目玉として展示してほしいところ!
なお、ストラクチュアルブルーの開発秘話は以下の動画が詳しいです。
2018年02月18日
LEXUS LC 内装イルミネーションの追加(1)
いわゆる”間接照明”的なものはラグジュアリークラスのクルマではふんだんに使用されていますが、レクサス車では欧州車のようにカラー変更はできませんし、そもそも照度調節機能もないので明るくすることも暗くすることもできない・・・
特にLCは車内が非常に暗いので夜は真っ暗!なにせ、後席には一切照明がありませんし、不満を持たれていらっしゃる方も多いと思います。
ということで、まずはセンターコンソール下部に、他ブランドでも定番のライン状に間接照明イルミを設置。
写真撮影の都合上、明るくなっていますが、実際はもっと暗いです。
画質悪いですが、動画イメージです(youtube)
使用したのは、「エーモン 1867 サイドビューLED(44cm)」乳白色のシリコンタイプ。
直接LEDを下部に照射するタイプではなく、LEDが埋め込まれたシリコンチューブ内部でLEDを上部に照射し、内部で反射し、下に照らすタイプなので、つぶつぶ感がないのが特徴です。
インターネット通販だと2000円前後です。(2本入ってます)
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助手席側も自然な感じです。最初からあればいいのに・・・
ただし、真夜中だと若干明るくて、純正ドアトリムのアンビエントライトと照度がかなり違うので、照度を落とす製品を後日インストール予定。(エーモン 2857 LED調光ユニット など)
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取付はセンターコンソールを分解して、LEDを内張りの内側に設置するだけなので比較的簡単です。
電源はリモートタッチなどのイルミネーション電源から取得すると簡単です。
2018年02月13日
LC500/LC500h ストラクチュアルブルー 価格決定?
販売店により時期は異なると思いますが、暫定見積もりが可能となっている店舗もあり、予約受注は3月から、発売自体は4月に行うようです。
日本でのカラー名も海外と同様、「ストラクチュアルブルー」でカラーコードは”8Y0”。
さて、注目の価格については、以前のブログで予想していましたが・・・
http://www.namaxchang.com/article/456334196.html
LC500 ・・・1475万円〜
LC500h ・・・1525万円〜
なお、メーカーオプションの設定が現時点では不明です。(すべて内包されている可能性あり?)
基本的に、ベース価格+「 175万円」に設定されています。
ということでだいたい予想通り?(ということにしておいてください・・・)
絶対的には高価と思いますが、限定であればリセールには期待できるかもしれません。
内装は海外仕様と同様、セミアニリン本革のみで、評判の良いスポーツシートの設定はないようです。
カラーは既存の「ブリージーブルー」に加え、日本独自カラーの「 ブルーモーメント 」が追加されます。(画像はブルージーブルー)
運転席側がブルー基調のカラーリングという噂ですが、詳細は不明です。画像の公開が待たれます。
私的には、リヤシートの「L-tex」をセミアニリン本革に変更してくれればと思います。
L-texは耐久性はありますが、滑るし、フェイクレザーっぽい臭いがするのであんまり好きではないんですよね。
LCの場合は荷物を後席に乗せることを想定して柔らかく摩耗しやすいセミアニリン本革ではなく、耐久力のあるL-texを採用しているようですが、それならアルカンターラの方がいいですね・・・
LCのストラクチュアルブルー、プレカタログやプロモーション映像ではずいぶん前からお披露目されていたので、気になっていた方は多いと思います。
1日に2台程度しか生産できないという噂もありますので、LC発売時と同様、正式発売後は非常に長い納期になる可能性があります。まだまだ街なかでの注目度が高いLC、その中でも特別なストラクチュアルブルーの存在は格別なものがありそうです。補修時の対応(塗装をどうするか)など気になる点はありますが、ブルー好きの方は早めに販売店へ相談されるのが良いでしょう。
日本仕様の詳細について判明次第、レポートさせていただきたいと思います。
2018年01月29日
LEXUS LC ガラスルーフ 異音問題について
症状としては、駐車場や店舗に入るときの歩道に乗り上げた際に、ルーフ近辺から「ミシッ」、「キシッ」という異音がする時があるというもので、よくある内装干渉による「ビビリ音」や「カタカタ音」とはまったく性質の異なるものです。
車両の左右の車軸にかかる力のバランスが崩れる際に、音が鳴ることがある、というものですので、道路でアンジュレーションが発生する場合や、凸凹道などでも発生することがあります。
速度は関係なく、徐行速度以下の時速5km/h程度でも発生することがあります。
なお、音がなる場合は、ごくわずかながらボディ自体がよじれる感じがします。
当方始め何名かのオーナーさまに共通するのは、発生時期が「11月下旬〜12月頃」の外気温が低下してからというもの。
対策としては、「ガラス・ルーフ」を一度取り外し、新品に交換するというもの。
ガラスルーフ自体の品番には変更がないことから、ガラスルーフ取付時の技術的な問題もしくはガラスルーフ取付時の接着剤の劣化?ではないかと推測されますが、メーカーからの情報は出ていないようで、詳細は不明です。
もちろん無償保証ですので、「L package」にお乗りの方でルーフからキシミ音がする方はディーラーへお問い合わせされると良いと思います。
なお、ガラスルーフの取り外しには大掛かりな作業(シートの取り外し、内装カバー類の取り外し等)が必要となりますので、通常、数日預かりになります。
交換後はピタリと治まり、段差を乗り越えた際にボディがよじれるような感覚もなくなりました。
2018年01月23日
ちょっと意外?米Autoblogで「LC500h」がある賞を受賞?
LCに関しては2016年11月中旬頃に商品詳細情報が明らかになり、その時から「ハイブリッド」か「V8NA」かを悩んだ方は多いと思います。V8・NAエンジンは「F」シリーズでなんとなくイメージが湧きますが、「3.5L・NAエンジンと+マルチステージハイブリッド」はまったくの新技術でしたので、「旧GS450h」以来となる走行性能重視のハイブリッドシステムということで期待感は大きかったと思います。
とはいえ、私自身、率直なところ、マルチステージハイブリッドに関し、当初の期待度を100とすると、点数をつけるとすると、60点ぐらいかなぁと感じています。
以前にも似たようなことを書いた記憶はありますが、とにかく私的な期待感が高かったということもあり、LC500hに関する不満点はだいたい次のような感じではないでしょうか?どれも事前の社内資料やカタログではわからず、試乗または所有してはじめてわかる分かることが中心ですが・・・。
■アクセルオンに対するエンジンのON-OFFが煩雑すぎる。(どの走行モードでも大して変わらない)
■エンジン音自体が官能的ではない。(スポーティさに欠ける)
■電池がリチウムイオン化された割に電池残量がなくなるのが速い(信号待ち間に再充電となることもしばしば)
■エンジン回転数が4000rpm以上は回転数をあげても音質がほとんど変わらない。
■仮想10速といいながら、実質は9速(発進時は2速固定のため)。
■パドルシフトでのシフトダウンのスピードが遅い。(特に連続でのシフトダウンが遅い)
■アイドリング時(電池充電時)のエンジン回転数がLC500より高い。(1200rpm程度)
■高速道路での常識的な範囲内での走行時の燃費はLC500とほとんど変わらない。
■峠などの長い下り坂でエンジン停止(EV状態)とならないことが多い。(どの走行モードでも大して変わらない)
また、当初から宣伝されていた、「DMI」(ドラインバーマインド・インデックス)がもっとオーナーの個性によって変動する仕組みであればより満足できるようになるのではと思います。(ゆったり、のんびり走れば従来のハイブリッドカーのような燃費志向の走りもできるし、パドルシフトを多用するようなシチュエーションであれば、現在のマルチステージハイブリッドのような走りとなる)
ドライブセレクトモードについて、もっとモードごとの違いを出すなどWi-Fiを通じてソフトウェア・アップデートできる仕組みであれば理想的です。
しかし、レクサスは販売の大部分が北米とはいえ、「LC500h」のマルチステージハイブリッドが海外ではこのような賞を受賞するというのは皮肉なものですねぇ・・・日本のカー雑誌やwebメディアは一通り見ているつもりですが、マルチステージハイブリッドに関し、このように評価しているメディアやモータージャーナリストはとても少なく、ほとんどが「LC500」のV8・5Lエンジンの官能性・希少性のコメントに終始しています。
日本初の新ハイブリッドテクノロジーなど、素直に良い技術であればプラス志向として評価することも必要なのでは、とあらためて感じました。
2018年01月21日
LC500「Structural Blue」欧州では納車開始?日本価格を推測してみる。
UKでのLCの価格は付加価値税 VAT (Value Added Tax)等を考慮するとガソリン(LC500)・ハイブリッド(LC500h)どちらも最終的に同価格になっており、わかりやすいです。
https://www.lexus.co.uk/car-models/lc/prices-and-specifications/
LC 500 76,595英ポンド
LC 500 Sport Pack 80,595英ポンド(標準+4,000英ポンド)
LC 500 Sport Plus Pack 85,895英ポンド(標準+9,300英ポンド)
LC 500 Limited Edition(Structural Blue Edition) 91,995英ポンド(標準+15,400英ポンド)
※(訂正)通貨は英ポンドでした。
一番廉価な「標準」グレードは日本でいう「Lpackage」相当ですが、鍛造ホイールではなく、20インチのノイズリダクションホイールにグレードダウンしています。
「Sport pack」は日本でいう標準(ベースグレード)に「21インチ鍛造」ホイールを装備したものですが、カーボンスカッフプレートは非装備となっています。
「Sport Plus Pack」は日本でいう「Sパッケージ」と同装備となっています。
過去のブログでも取り上げたことがある記憶がありますが、日本以外の国では、いわゆる「Lパッケージ」が標準となっています。
日本では「Lパッケージ」と「標準」が同価格になっていることが当初から話題でしたが、海外ではこのような設定ではなく、多くの国では、Lパッケージ相当のグレードがベース車両となっており、次に「カーボンルーフとアルカンターラスポーツシート」を装備した中間グレードを設け、最終的に「アクティブリヤウィング、LDH、LSD、カーボンスカッフプレート、21インチ鍛造ホイール」等を装備した車種が最上級グレードという位置づけになっていることが多いようです。
さて、LEXUS LC500/LC500h 「Structural Blue Edition」はいわゆるベース車両(日本ではLパッケージ)に、ブリージーブルー内装を組み合わせた車種となりますので、Lパッケージをベースに考慮するとわかりやすいです。
日本仕様のLパッケージでは、ノイズリダクションホイールに変更すると「−226,800円」(安くなる)、そして、21インチ鍛造ホイールに変更すると「+162,000円」ですので、ノイズリダクションホイールと21インチ鍛造ホイールの価格差は「388,800円」となります。これを英ポンド(約150円)に換算すると「2,592英ポンド」となりますが、ざっくり「2,600英ポンド」と仮定換算します。
価格的には、「LC 500 Limited Edition」が「91,995英ポンド」ということで、LC500標準より「+15,400英ポンド」となっています。1英ポンド「150円」換算ですと、「約231万円」の価格差です。これが、いわゆる日本で言うところの「Lパッケージ」と「Structural Blue Edition」の価格差となります。
しかし、「LC 500 Limited Edition」には特別装備がありますので、その装備も考慮する必要があります。
さて、それではUKにおける「LC 500 Limited Edition」の特別装備を見てみると次のようです。
(UKでも北米と同じでマクレビが安い!また、メタリックペイントは標準ソリッド以外は全部同価格というのが驚きで、つまり、ラディアントレッドもネープルスイエローも他のパールやマイカメタリックカラーと同じ価格)
■Colour Head Up Display (HUD) 995英ポンド (日本では86,400円)
■Mark Levinson Premium Sound system 1,000英ポンド(日本では219,240円)
■21" forged alloy wheels 推定3,000英ポンド(日本では前述計算のとおり388,800円)
■breezyblue-interior 推定1,000英ポンド←適当(日本では108,000円)
合計 約5,995英ポンド。(日本では合計 802,400円)
ということで、「標準」との価格差「+15,400英ポンド」のうち、約6,000英ポンドは特別装備での追加装備分、残りの「約9,400英ポンド」が「 Structural Blue Edition」の「特別塗装価格」相当である、と推測されます。
日本仕様の「Structural Blue Edition」は装備が変更される模様ですので、単純に計算することはできませんが、塗装代のみで「約9,400英ポンド」(円換算=141万円前後)ということがざっくりとですが、推測できます。
日本でも「マークレビンソンリファレンスサラウンド」(約22万)や「HUD」(約8.6万)「21インチ鍛造アルミホイール」(約16.2万)が標準装備される可能性もありますので、そうなると、通常価格+「200万円」程度の価格が加算されることが予想されます。
つまり、LC500では最低でも「 1500万〜」 LC500hの場合は「 1550万円〜」のスタートになる可能性が高いのではないでしょうか?
しかし、日本での正式発表が待ち遠しいですねぇ〜
※当初、ユーロとしていましたが、英ポンドに変更したため価格補正していますが、あくまで仮定に基づくものです。
2018年01月01日
LC500 2017年に乗った最も素晴らしい車に選出(autoblog)
年末年始は、「○○○が選んだベスト○!」みたいな記事もよく見かけますが、車関係では、「autoblog(北米)」の記事で、「2017年に乗った最も素晴らしい車」の中に、なんと「LC500」が選ばれています。(しかも、2名!)
名だたるハイパフォーマンスカーの中にLCが含まれているのは感慨深いものがあります。評価軸はいろいろあると思いますが、海外ではこれだけ評価されているのは誇りにして良いと思います。(日本車ではLCのみ選出)
以下の記事ではpart2とpart4にLCが登場します。
part1
http://jp.autoblog.com/2017/12/30/best-drivers-cars-2017-1/
part2
http://jp.autoblog.com/2017/12/30/best-drivers-cars-2017-2/
part3
http://jp.autoblog.com/2017/12/30/best-drivers-cars-2017-3/
part4
http://jp.autoblog.com/2017/12/30/best-drivers-cars-2017-4/
内外装デザインもワールドワイドに評価されているのがLCの特徴ですね。
万人に受けるデザインではないので、日本では、未だにプリウスとかコペンと同じに見えるという方もいますが(笑)
しかし、リモートタッチ(パッド)は評判悪いですね・・・個人的にはマウス式より気に入っているのですが。
ただ、文字入力のインターフェイスについてはレクサスナビゲーション全般的に不得意な分野なので要改善と思います。
ナビ・オーディオシステムはここ数年どんんどん見やすく、わかりやすく進化していますが、音声認識や文字認識という点では進化の度合いが低いと思います。スマートフォンの無料アプリの方が遥かに速く目的地を設定出来ますし・・・。
さて、2018年に入り、LCのバックオーダーも解消されたのでLCの限定モデル(通称:ストラクチュアルブルーエディション)も発売の見込み、日本仕様独自の「オリジナル内装色」も追加されることとなるようですが、初年度の「年次改良」も気になるところです。
最近のレクサス車はNXを除き初年度の年次改良で結構大きなアップデートをすることが多いですから、LCはどのような点をアップデートしてくるか非常に楽しみですね。
2017年12月19日
LEDカスタマイズ1 LCの足元を少し明るくしてみる。(フットライト編)
何人かのオーナーさんにもヒアリングしましたが、LCの室内の質感自体には皆さん満足されているようですが、同クラスの輸入車勢と比べると圧倒的に「イルミネーション」等による演出が少ない点は気になっている方が多いようです。
その為、LEDカスタマイズ第1弾として、簡単に対応できる足元LEDを増設してみました。
LEDに関しては「市販品」が安価かつ多数発売されていますが、どれも「青白系」で輝度も高く、純正とはマッチしません。そこで今回は「純正品」を調達し、装着することとしました。
これがLC用のLEDフットランプ。第2世代のレクサス車やクラウン等のフットランプやグローブボックスの照明に使用されているものと同じ形状ですが、LCのものは乳白色のカバーがついているのが特徴で、これにより上品な「ほんのり」感を出しています。
価格は1個「1200円」程度なので正直なところコストパフォーマンスは低いです。
取り付け方ですが、アンダーパネルに「穴」を開けて、そこにLEDをはめ込むこととしました。
LEDカバーギリギリの大きさに穴を開けるとうまく固定できます。
もともとアンダーパネルにはいくつかLEDを取り付けることを想定?した部分がありますのでそこを利用します。
ちょうど、フットレストの真上にあたりにくぼんだ穴がありますので、そこに穴を開けるのです。
樹脂パネルへの穴開けは「クラフトリーマ」を使いましたが、ドリルをもっている方は一瞬で終了しますね。
純正LEDの接続には専用のカプラーが必要ですが、カプラーに配線加工したものはヤフーオークションなどでも販売されています。電気知識をお持ちの方やDIY派の方は、「配線コム」等でカプラーが販売されていますので、こちらを利用して組み立てるのも良いでしょう。
■オス側カプラー
2P040K-M(矢崎総業製)
価格: 238円
(2017/12/18 20:27時点)
感想(17件)
■メス側カプラー
2P040K-F (矢崎総業製)
価格: 238円
(2017/12/18 20:26時点)
感想(26件)
もともとシンサレート(白い吸音材)がついているので、適当に増量してみました。
なお、配線は異音発生の原因とならないように固定するか、シンサレートに挟み込むなど配慮する方がよいでしょう。
助手席側にもLEDを増設します。(写真では中央右側に穴を開け、追加LEDを設置。もともとは左上のみ。)
点灯すると、このような感じで、特に運転席側はアルミフットレストをぼんやり照らすようになりますので、実用的かつムーディさが若干UPします。しかも走行中は減光しますので、純正然とした控えめな明るさですので運転中もまったく邪魔になりません。
最近は輸入車でもLEDの間接照明ののカラーリングを変更できる機能をもつ機種も増えてきたので、こういうところは見習ってほしいなぁと覆います。特に前席重視のクーペであればこのような遊び心のある装置も必要ではと思います。
2017年12月17日
LEXUS LC500hが 認定中古車CPOに大量放出!!
なお、上映前の予告編には映画「ブラックパンサー」の予告編も流れますが、「LC500」(ストラクチュアルブルー?)がちらっと登場します。
さて、レクサス公式HPには認定中古車(CPO)のページが有るのですが、12月に入った頃から、「LC」のCPO車両が大量に放出されています。
http://cpo.lexus.jp/?_ga=2.231841499.535749652.1513166474-2046333933.1443619072
CPO車両はおおむね新車発売日から半年以上経過しないと登場しないようで、LCに関しては、なかなかCPO車両が登場しませんでしたが、初期オーダーの方の納車が11月中に全部完了したと思われるので、それを待っての解禁になったものと予想します。
12月16日現在では、「18台」のLCがCPOに登場していますが、その内訳はLC500hが16台、LC500が2台。
今後少しずつ増えていくものと思われます。
LCは3月16日に発表されましたが、当初はハイブリッドの「LC500h」が試乗車、展示車としてそれぞれ1台ずつ配備されているようです。レクサス第3世代の象徴として、全店舗での導入指令があったのでしょうか、1000万円を超える高価格帯の車両で全店に複数台配備されるのは結構珍しいことと思います。
(たとえば、LXやGSF、RCF、ISF、ISCなどニーズが限定されるモデルは系列店での共同保有が多いです。輸入車ディーラーでも同一車種の複数台保有はなかなかないですよね・・・)
そして、LC500h発売から1ヶ月後の4月13日にはLC500が発売され、それ以降は試乗車用途としてV8ガソリンモデルの「LC500」が主に「試乗車両」として全ディーラーに配備されることとなりました。
(展示車は、「LC500h」で導入済みなので殆どの販売店ではLC500は試乗車となっている)
つまり、各ディーラーでは、LC500hが2台、LC500を1台もしくは2台所有しているなど、1店舗で平均して3台程度のLCを保有していることが想定されます。
2017年11月中に、LCの初期納車(予約受注者)が終わり、今後の毎月の販売台数は各ディーラーで「平均1台あるかないか」の状態になると思われますので、LSなど定期的に販売ニーズがある車両と違い、趣味・嗜好性の高いクーペ系のLCに関しては早期放出が予想されていました。
ということで、懸念していた通り、ハイブリッドモデルの「LC500h」の大量放出が行われており、現状はほとんどがディーラーの試乗車・展示車という状況ですが、その価格帯が「1,150万円〜1,400万円」の範囲となっており、レクサスCPO主導での中古車市場価格が形成されつつあります。また、そのグレードは大部分が「Lパッケージ」という状況。
LC500hの定価ベースが「1,350万円〜1,450万円」で、ほとんどのオーナーはまだ納車から3〜4ヶ月しか経過していないことを考えると結構値オチ幅は大きいかなという印象です・・・心理的なダメージが大きい(汗
LC500h Lパッケージは「白、黒系」が平均1200万円(▲200万円落ち)それ以外が1,150万円(▲250万円落ち)というところでしょう。標準、Sパッケージはまだサンプルが少ないのですがなんとも言えないですが、それほどの差はないものと考えられます。
一方、V8ガソリンの「LC500」に関しては台数が2台しか出ておらず、(いずれもSパッケージ)価格帯も「1,360万円〜1,380万円」とほぼ定価に近い状態で、現時点では高値安定状態です。
日本では通常、ガソリンモデルよりハイブリッドモデルの方が販売比率が高く、それは先日発売された新型LSでも同様ですが、LCはこれまでの車種と異なり、ハイブリッドモデルよりV8ガソリンエンジンのLC500の方が販売比率が高くなっています。また、評判もガソリンモデルのLC500の方が高いようで(特に海外)そのことが販売価格にも影響しているのかもしれません。
以下は2017年10月までのLCの販売状況です。ディーラーに一斉配備された時期を除き、常にV8・ガソリンモデルがハイブリッドモデルを上回る販売(登録)状況となっています。
なお、肝心のCPOの販売状況ですが、「LC500hーLパッケージーホワイトーブリージーブルー」の個体が1台商談中になっているのみで、時期的な問題もあるかもしれませんが、なかなか動きは鈍いようです。
同じ1000万円を超える「LX」がCPO解禁された際は、早々に「商談中」で市場から消える状態がしばらく続いていたことを考えると、現時点の価格では、LC500hの動きはかなり鈍い印象です。
以上のことから、「LC500h」ではメーカーオプションやディーラーオプションの選択肢も非常に少ないため、お気に入りのボディカラーと内装色がある場合は、価格が200万円程度下がり、かつ程度の良い正規CPO車両の購入がお得と思います。オーナーズカードも発行されますし、ディーラーサービスも新車オーナーと変わらないはずですので。ただし、メンテナンスプログラムは2年間となりますが、距離無制限のサービスが受けられます。
http://cpo.lexus.jp/outline/maintenance/index.html
2017年11月18日
LC500/LC500h カスタマイズパーツが少しずつ登場!(ダウンサス等)
ようやく各パーツメーカーから機能性のパーツが発売されてきました。
まずはダウンサス。RS☆RからLC500hに続き、LC500用も発売されています。
https://www.rs-r.co.jp/script/itemsearch/index.html? LC500&URZ100&suspension
LCは減衰力可変式サスペンション(AVS機能)ありのため、車高調への換装は結構勇気がいると思いますので良質なダウンサスであればドレスアップ目的では良いと思います。ただ、ノーマル状態ですら結構フロント周りを擦りやすいので注意が必要ですね。私はパーキングのパレットに接触しそうなので断念・・・。あとは乗り心地がどうなるか?
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感想(0件)
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感想(0件)
既にSNSで上でダウンサスを装着された方がいらっしゃいます。カッコいい〜
しかし、ウィンカー位置には確かに注意が必要です!(法規上ウィンカーの最低地上高を35cm確保する必要がある)
http://minkara.carview.co.jp/userid/117658/blog/40706650/
その他、ツライチを目指すためのワイドトレッドスペーサー。
KSP製のは高品質で有名ですね。LCはLSと同様P.C.Dが120なので注意。
http://kspweb.jp/shopdetail/003011000002/003/011/X/page1/order/
給排気系では、スルガスピードさんから「LC500h」用のエアコントロールチャンバーが先行発売。
なかなか人気のパーツですよね。近々マフラーや、LC500用もリリースされるようです。
最近はご無沙汰ですが、スルガ名物社長さんはご退任されたんですね。
http://www.suruga-speed.co.jp
レクサスLC500h用AIR CONTROL CHAMBER/エアコントロールチャンバー/スルガスピード製
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(2017/11/18 00:01時点)
感想(0件)
大手メーカーがなかなか発売しないのは、年明けのオートサロン狙いでしょうか?
今年のオートサロンはLCがかなり熱い予感がします!
2017年11月16日
紅葉ドライブで改めてマルチステージハイブリッドを体感!
以前も、LC500hの「マルチステージハイブリッド」の良さは市街地ではなかなかわからない・・・と書いたことがありますが、今回のドライブでは、あらためてそう感じました。
当方のこれまでのドライブ歴では、正直なところ、都内で走らせていてもLC500hに関して、感動するところはほとんどありません。むしろ、アクセルを少し踏んだだけですぐエンジンがかかりそのときの「ヴォーン」というエンジンサウンドは好みではなく、また少し走って、前車との間隔が詰まったり信号が赤になって速度を落とした際の「フォーン」という回生ブレーキ音が鳴り、信号で停止・・・この繰り返しです。
一方、ちょっと郊外に出たり、高速道路に乗ると一変して結構運転が楽しくなります。
それでもV8エンジンには敵いませんが、従来のハイブリッドカーにはない、ほんの少し感じる軽い変速ショックを伴いつつ、アクセルペダルの踏み方に応じ、スムースな加減速ができるのは今までに味わったことのない独特の感覚です。
80km-120km/h(一時的な追い越し時)ぐらいで周囲の交通状況にあわせ加減速しながら走行するのが楽しいですし、状況によってはV8エンジンより加速感が得られることがあります。
タコメーターを見ると、パドルシフトなしのDレンジ走行でもシフトチェンジによりかなり頻繁にエンジン回転数が変動しているのがわかりますし、LC500hの場合はDレンジでの走行でも十分楽しめます。ブレーキをかけるだけで控えめではありますが、ダウンシフト・ブリッピングもしてくれますし・・・
ただし、3500rpmあたりを超えてからの擬似サウンドはかなり好みが分かれると思いますね。(更に踏み込んでも音質があまり変わらないのが問題か?)
そして、やはり気になるのは「燃費」です。
いろんなシチュエーションで乗りましたが、都市部走行ですと、リッター10km/Lは行きません(汗
ある程度丁寧に運転しても平均すると8.5km/Lぐらいではないでしょうか。
原因としては、前述の通り、「ストップ&ゴー」の繰り返しで、LCはボディが重いこともあり、停止状態からのEV状態での加速がほとんどできず、すぐエンジンがかかってしまうことにあると思われます。
またLCでは電池がニッケル水素からリチウムイオン電池に変更されていますが、決して容量が大きいわけでもないようで、電池の減り方はニッケル水素のモデルと変わらないと感じます。トヨタ/LEXUSハイブリッド特有の、アクセルをいったん離して再度軽く踏み込むことによりエンジンを停止させ、EV走行を継続する走行では比較的すぐ電池残量が減り、残量が3メモリを切ると「強制発電モード」に移行し、エンジンがかかるのも従来のハイブリッドカーと同様です。
いったエンジンがかかるとアイドリング時でものエンジン回転数は1300-1500rpmぐらいになるので、こうなるとその後意識して運転してもなかなか燃費が伸びません。ドライブモードセレクトを「Eco」にすればスロットル開度が抑えられるので多少改善されますが・・
一方走りの愉しさと同様、郊外にでるといきなり燃費が改善するのもLC500hの特徴です。
観光スポットへのドライブでは、ハイブリッド走行を行うことで、13〜14km/L台も十分可能となります。
ただし、高速道路での燃費は意外にもあまり伸びず、カタログ値超えはほぼ不可能です。この点は低負荷時の高速道路走行の燃費が大幅に伸び、カタログ値を遥かに超えるV8・LC500とは違うところですので、残念な点です。
また、紅葉シーズンなので必然的に山道走行をしますが、例えば下り坂で目の前にクルマがいるようなシチュエーションでもアクセルオフをしてもエンジンがほとんど停止せず、(DMI制御と思われます)ドライバーのアクセルオンに備えむしろエンジン回転数を高めるという制御はさすがにやり過ぎと思います。
これは、今回の伊香保エリアのワインディングロードでも、先週の山中湖〜道志みちでのワインディングロード、いずれのシチュエーションでも頻繁に体験しました。これにより、従来のハイブリッドカーでよくある下りでの燃費がものすごい良好な数値となることはLC500hの場合はほとんどありません。(せいぜい20km/L前後)
「DMI制御」(ドライバーマインドインデックス)とはいいますが、このようなシチュエーションではまだまだ煮詰め方が足りず、ドライバーのマインドを感じ取った制御をしているとは言えないと感じます。このあたりは、将来的には「AI」の分野になるのかもしれませんが・・・。
たとえば、「Eco」モードに切り替えることで一般的なハイブリッドカーのように坂道ではエンジンを停止させる制御を組み込んでほしいものです。
さて、LCに関しては、給油タンクの大きさも特徴です。
満タン給油では「80L」をゆうに超えますので、実は運転免許を取得して初めて満タン給油で支払金額が「10000円」を超えてしまいました。航続可能距離が長いのは嬉しいのですがね。。。
2017年10月28日
LEXUS LC 9月までの納車台数はどれぐらい?
まず、公式プレスリリースによるとLCが発表された3月16日から1ヶ月後の4月16日までの受注台数は約1800台。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20170418.html
で、実際の各月の登録台数の推移をグラフ化したものは以下のとおり。
9月までのLC500の登録台数は「747台」LC500hの登録台数は「620台」です。
上記のうちディーラーでの試乗車+メーカー広報車両あわせそれぞれ「200台」程度が登録されていると思いますので、実質的にオーナーの方の手に渡ったのはLC500が「550台」、LC500hが「420台」程度ではないかと推測されます。つまり、初期受注の「1800台」のうち、まだ約半分を少し超える程度しかオーナーの元には納車されていないと思われます。
しかし注目すべきは、8月以降本格化した納車台数。特に9月に至っては、LC全体で500台を超える納車が行われており、レクサスNX、IS、GSを超える台数が登録されています。
この勢いは10月、11月も続くと思われ、そのころにようやく初期受注の方の納車が完了すると思われます。
しかし、数値を見る限りはLC500とLC500hの比率にはそれほど大きな差がありませんが、SNSでお見かけする限りではその比率は8:2ぐらいのイメージですね。ハイブリッドが強い日本ですらこの状況ですから海外ではよりその差は顕著なんでしょうね。
され、LCに関しては欧州に続き、北米でも限定の「ストラクチュアルブルー」のLCが発表があったようです。
レクサスエンスーでも情報公開が行われています。
https://lexusenthusiast.com/2017/10/24/lexus-usa-announces-limited-edition-lc-inspiration-series-coupe/
仕様は欧州と同じで、日本で言うLPackageに、外装は特別塗装色のストラクチュアルブルー、内装はブリージーブルー、21インチ鍛造アルミホイール(スーパーアロイ社製)、カーボンスカッフプレートを装着した仕様のようです。
限定100台との話もありますが、日本での発表は初期バックオーダーが納車済となる頃以降ではないかと推測します。
生産はいずれにせよ年明けとなると思いますので、きらびやかなブルーのLCを待ち望んでいた方は、いよいよ手に入れるチャンスかもしれません。
Sパッケージベースではありませんので、アクティブリヤスポイラーやLDHが装備されませんが、内外装ともにスペシャルティ感がありとてもいい雰囲気でドライブができそうですね。
情報入り次第、続報をレポートしたいと思います。
1月のデトロイトモーターショーでの「F」モデルの発表があるかどうか、とても気になりますねぇ・・・
2017年10月11日
ついにLEXUS LCに待望の「あの新色」が登場か?
レクサスLCが発売して既に半年が経過していますが、特別塗装色としては「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」と「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」のみで、当初から「あのブルーは?」との要望も強く、一部販売店ではあのブルーは、実は「ディープブルーマイカなんです」と誤った説明をしているケースもあったとか(笑)
とにかく、ついにあの美しいブルーの開発が完了したようです。
先般、レクサスEUが公式に「Structural Blue Edition」のアナウンスを開始したようです。
とにかく開発には時間を要したようで、特別塗装色のラディアントレッドやネープルスイエローを上回る、「7層コート」と言うことなので、相当にコストがかかっていること容易に推測されます。
詳しくは以下のサイトにニュースリリースがでていますので興味のある方は確認してみてはいかがでしょうか。
http://newsroom.lexus.eu/natures-brillance-captured---new-lexus-structural-blue/
美しいモルフォ蝶のようなイメージとのこと。相当きれいなんでしょうね。
https://haydensanimalfacts.files.wordpress.com/2015/12/blue-morpho-butterfly.jpg
組み合わせられる内装色は、日本では「Lpackage」にメーカーオプションのブリージーブルー内装。
この特別仕様車は、日本で言う「Lパッケージ+ブリージーブルー内装オプション」(セミアニリン本革、ガラスルーフ、アルカンターラ内装)に「21インチ鍛造アルミホイール」、「カーボンスカッフプレート」を組み合わせた特別仕様車で、LC500、LC500hのどちらにも設定されるようです。
なお、当然ながら仮に日本で導入された場合は、少なくとも「+100万円程度の上乗せ」が想定されます。
この仕様、当然のことながら日本でもアナウンスされる可能性は高いと思います。
特別塗装色「ストラクチュアルブルー」を待っていた方、今しばらく辛抱かもしれません!!
日本ではまだまだ納期待ちが長期化していますので、導入はもう少し先になる可能性はありますが、少なくとも来年の年次改良では正式導入されると思われます。続報入り次第「のんびりなまけにっき」にてレポートしたいと思います。
なお、RCFにも2018年モデルにおいて「ネープルスイエロー」が設定されるなど、特別塗装色が拡大傾向にあるようです。(北米では既にアナウンス済)
2017年09月25日
LEXUS LCに「ワンタッチウィンカー」を装着しましたよ。
欧州車に乗られている方は当然ご存知と思いますが、最近ではホンダ車や軽自動車でも標準装備化が進んできました。
非常に便利な機能ですが、レクサスではまだ1台も採用されていません。
動作を今更紹介するまでもないですが、一応動画にアップロードしてみました。(5回点滅用)
ウィンカーが元に戻るときの音「ガチャ」音がホントいまいちですね〜
新型IS・GS・RC系のようなスムーズに中立位置に戻る電子式ウィンカーに戻してほしいです・・・
使用したパーツは、安価で信頼性の高いパーツを発売している、「オートパーツ工房」さんのワンタッチウィンカー。
2800円と非常に安価です。トヨタ/レクサス車には幅広く使えます。
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感想(8件)
取付に関しては、インターネット上でLC500/LC500hに関してはまったく情報がありませんが、ディーラーから配線図をもらうか、地味に配線を探すかどちらかですね。(海外仕様だとディーラーでの設定変更でできるかも?)
なお、第3世代のLCはステアリング内部の構造も従来のレクサス車とはかなり違います。
ステアリングコラムカバーを外すと結構感心してしまいました。
ステアリングが小径になっただけでなく、内部のパーツもかなりコンパクトに纏められています。
ウインカー信号線の場所も従来のレクサス車の定番であった、運転席右側のコネクタから変更されており、ステアリングセンサに直結する乳白色で小型・異型の40ピンコネクタの8番ピン(R側、黄緑色)、9番ピン(L側、ピンク色)がウィンカー信号線でした。
ただし、車種・年式により異なる場合があるのでDIYされる方は、必ずテスター等で通電確認をしてください。
なお、レクサスLCのウィンカーは「マイナスコントロール方式」のため、ウィンカー信号線にはウィンカーがOFFの状態で常時12Vが流れており、ウィンカーを動作すると、0Vになります。よってテスターを使ってその線を探せば良いです。
とはいえ、コネクタの場所がステアリングコラムの真下部分にあるので、ここをテスターで通電確認するのは結構大変。アクロバティックな態勢で明日は筋肉痛間違い無し(笑)
あとはイグニッションオン時に電源が入る線と、アースポイントの線を探せば良いだけですが、これは多数ありますのでお好みで。
いくつかコネクタがありますが、イグニッションオン時で12Vが流れるのは黒色のコネクタがお手軽。(青丸部分)
アースポイントも結構あります。ステアリング右側奥に、金属部分にネジ止めされているいかにもアースポイントがあるので、そこにつながるコネクタから取るのが簡単でしょうか。(赤丸部分)
そして今回一番発見なのが、なんと、ステアリングコラムカバーです。
コラムカバーに、昨年話題沸騰した、「 アルミテープ」が貼ってあります!(サイズは小さいですが、テープの表面に細工?がしてありなんか高そうな感じ。。。)
アルミテープに関してはトヨタでなければ「オカルト化」間違いなしのチューンですよね。
とくにステアリングコラムカバーは樹脂ですからこんなところに貼って果たして?と思ってしまいます。
しかし、トヨタは意味のないところには決してコストをかけないです。特にこんな場所にアルミテープを貼るという手間、コストをかけているということは何らかの効果があるということでしょう。
某SNSサイトでも、ステアリングコラムカバーへのアルミテープ設置はかなり体感効果があると言われています。
ちなみに純正品は結構高いので、ほぼおなじ通電効果があるといわれる、寺岡製作所製のアルミテープ(導電性アルミ箔粘着テープNO.8303)が人気のようです。
私も早速amazonで注文してみたので、届き次第、純正で貼られている部分があればそこに追加したりして楽しんでみようと思います。
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※12/10 TGRF オフラインミーティングに関しては以下のブログのとおりです。
9/24日(日)まで「参加予定伺い」をしておりましたが、10名を超えましたので、10月2日に正式に申し込みしてみたいと思います。(ただし、先着順なので場合によっては参加出来ない可能性があります)
受付完了後、あらためてブログアップいたしますが、申込み表明頂いた方は大変お手数ですが、定期的に当ブログを確認いただきますようお願い致します。
http://www.namaxchang.com/article/453562441.html
2017年09月21日
LC 納車になって気づいたこと(カードホルダーがない!)
なんと、サンバイザーにカードホルダーがない!
レクサスでカードホルダーがない車種は初めてでしょうか。(LFAはどうなんだろう・・・)
しかし、LCのサンバイザーはルーフにぴったり接触するので、なんと駐車券やカード等をルーフとの間に綺麗に挟めるので実際はあまり問題ありません(笑)
また、旅行中に困ったのが、「ルームランプ」がないので後席が夜真っ暗で見えないことですね。
(LCにはルームランプがなく前席のスポットランプしかありません)
長期間の旅行ではトランクだけでなく、後席に荷物を乗せざるをえませんが、夜間はほとんど見えません。
前席にあるアンビエントイルミネーションも後席にはありませんし、フラッグシップクーペのわりには、従来のレクサスが得意としてた細かい快適装備がごっそりないですね。デザイン重視なのはわかるんですけどねぇ。。。
また、クーペの割に、室内のイルミネーションも不足しているので、前席カップホルダーイルミを追加。
LCのカップホルダーは単発でパーツの取り外しが出来ます。
この手前部分の側面に穴を開けてLEDを仕込みます。
なお、「カップホルダープレート」はディーラーオプションのものですが、以前使用していたものを流用使用しています。
LEDを仕込んだあとはこんな感じです。イルミネーションは、リモートタッチ照明と連動しています。
ただ、これでは明るすぎて室内にマッチしませんので対策を。
照度が強かったので、「LightDims」の出番です。シール状になっているので家電製品全般に使えます。
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カップホルダー内側の見えない部分に貼ることで照度を落として純正ライクにしました。
2017年09月08日
北海道旅行中! ハイブリッドもなかなか気持ちいい!
天気にも恵まれ、LC500hの通算走行距離は1000キロを既に超え、慣らし走行も完了。
ブルーバナナのTV-NAVIコントローラーも問題なく動作しており、ロングドライブに役立っています。
レーダー探知機探知機 ユピテル W50は、宙吊り取り付けで、OBD2 接続していますが、こちらもバッチリ。
最初は視線が近すぎて、スピーカーグリルに移設しようかと思いましたが、慣れるとかなりべんりです。(タッチ操作がしやすいのも良かったです)
フェリー乗り場までの高速道路と、道内に来てようやくマルチステージハイブリッドの楽しさがわかって来ました。
都市部の走行程度では、V8エンジンの始動時やブリッピンクサウンドの快感とNAエンジン特有の伸び感の気持ちよさと調律されたサウンドにはまったく敵いませんが、ひたすらまっすぐな道や緩やかなワインディングロードが続く大自然の中だと、マルチステージハイブリッドもまた違った面白さが。
感覚的にV8エンジンを凌ぐ中間加速の素早さと、従来のハイブリッドカーでは苦手な、時速100km前後からのモーターパワーでの加速はなかなか気持ちいいです。
SPORTSモード以上だと、ちゃんとブリッピンクもしますし…アクセルも一気に踏み込むのではなく、段階的に踏み込むと結構高音寄りのサウンドが3500回転あたりから鳴動し、なかなか気持ちよいです。
長い下り坂で、アクセルを抜いてもエンジンが完全停止しないことが多いなど、従来のHVカーとは制御が結構異なりますが、ちゃんと変速感もありますし、アクセルの微妙な踏み方でモーターの使われ方が違うのですが、だんだん乗り方がわかって来ました。
足回りは路面状態の悪い場所だと、comfortモードが快適で、足回りの動きも良く分かるので重宝します。
TVD付きのRCFだと綺麗に曲がれたワインディングが、ステアリングを切り増ししないと曲がれなかったり、低速度域でのエンジンサウンドがイマイチなど、スポーティさはそれほどありませんが、乗り心地も良く、意外に視界もよく、レクサスクライメイトコンシェルジュによる空調等も含め、快適に、そして環境に配慮しながら、比較的静かにドライブできるのはレクサスならではの価値観のある走りだと思いました。
とはいえ、V8+10速ATなら分かりやすい感動と快感を得られるのは間違い無いですね。
…が、まだまだ旅行中であり、新たな発見を求めドライブを楽しみたいと思います。
2017年09月03日
LC500系 TV-NAVIコントローラー 取付完了&SNAP-ON エアコンシステム施工!
また、新車施工時に必須ともいえる、「Snap-onエアコンシステム」の施工も同時に行っていただきました。
今回のブログはその作業内容のダイジェスト版です。LCオーナーさんの参考になれば幸いです。
まずは、「snap-onエアコンシステム」ですが、シンクデザインさんを始めとして導入が増えている、非常に人気のあるメンテナンス作業で、エアコンガスの回収・真空引き・充填を自動で行うシステム。
新車時から規定量よりもエアコンガス量が大幅に不足していることが多く、このシステムを施工するだけで、エアコンの効きが良くなったり、エアコンON時のパワーロスが抑えられるなどいいことづくめです。
(なお、通常ディーラーではこの作業は行っていません)
作業内容は約40分程度、SUNOCOのオイル添加剤込みで12000円(税込み)ですので費用対効果も良いです。カー用品店等のエアコン添加剤の施工で4〜5000円払うなら本来のエアコンの性能を100%活かすこちらのシステムの方が遥かに良いですね。
レクサス車以外でもどの車種でもできるので、エアコンをよく使用される方は新車のうちから施工がオススメです。
詳細な解説は以下のサイトで確認できます。
http://www.think-design.jp/snap_on_aircon.html
当方の「LC500h」では規定量が550g(±50g)となっていますが・・・(ボンネット裏上部のラベル)
結局、チャージ量は「410g」と、規定量から「140g」マイナスでした。うーん。。。
これで、ちょっとパワー不足?の500hもエアコンオン時でも元気に走ってくれることでしょう。
暑い日にはすぐ体感できるぐらいの効果がありますし、3〜4年は十分効果があるとのことですので新車時施工がおすすめです。従来より1〜2度温度をあげても大丈夫なぐらいです。
さて、次は本題の「TV-NAVIキャンセラー」(テレビ/ナビ コントローラー)
ブルーバナナさんは、レクサス・トヨタ用の高性能TV-NAVIキャンセラーを発売しているメーカーとして有名です。
http://bluebanana99.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=754233&csid=0
ご存知の方も多いと思いますが、レクサス「LC」と「LS」ではオーディオ・ナビゲーション機能が刷新されています。
いわゆる「ハイレゾ再生対応」「Miracast再生対応」ということで、端子・カプラー類も刷新されており、従来車種のTV-NAVIコントローラーが利用できません。
さて、今回は完成したて第1号(プロトタイプ?)を施工していただきました。
私もDIYは好きで分解図は入手済ですが、さすがに今回は自分で情報がなさすぎるので分解作業はプロのシンクデザインさんにお任せしました。
結論・・・・
今回のLCは予想されていましたが、ナビ・オーディオパネル裏へのアクセスが困難で、そこまでには相当量の内装部品を分解する必要があり、不正確な知識とあせった作業を行うと部品の破損等を招きますので、素人のDIY作業はかなり困難です。当方の知る限り、今までのレクサスでは(LFAを除き)一番難易度が高いです。
これは 素直に専門家に任せたほうが良い でしょう。
使用しているパーツなども従来のレクサスとは異なるものが多く、完全新規設計のクルマであることがよくわかります。(分解してみてもコストがかかっていると感じさせる部分が多いです)
まずはシフトノブ、リモートタッチパッドをとりはずします。
リモートタッチのパームレストは、手前から内張り剥がしを入れると綺麗に外れます。
シフトノブは回して外すだけです。
次はシフトパネル周辺を。細長いパーツなので折れる可能性があるので注意です!(LCは内装部品も結構高価です・・・)
センターコンソール後部のパネルを外した後、助手席側のサイドパネルをとりはずし。
比較的簡単なのはここまでです。
ここまで外せば、イルミ電源やそのほかいろいろ配線がありますのでDIYもし易いですね。
アースポイントが写真右下部分にあるのが嬉しいですね!
最難関は、助手席側のサイドパネル。とても大きくて、特徴的なパーツですが、ある程度重量もあり、破損が許されない恐ろしい部品です。(部品も高価!)
これは分解説明図をみてもツメ・クリップの位置が見えないため、取り外しがかなり難しく、素人のDIY作業だとここで詰まる可能性が高いです。
外した際に反動で内装を痛める可能性もあるので、養生をきっちりしておく必要もありますね。
なお、あらかじめグローブボックス上部の本革で覆われたカバーは外しておきます。
ちなみにサイドパネルを取り外すと、前方に位置するフタ付きのドリンクホルダーにアクセスできます。4本でビス止めされているので外してみました。
同時に、カップホルダーにクラフトリーマで穴を空け、ここにLED(エーモン ワンポイントLED)を仕込んでみました。
LCはイルミネーションが乏しいので追加第1弾です。
▼amazon エーモン ワンポイントLED
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電源は、リモートタッチパッドのイルミに連動にしたので動作は純正ライクです。
点灯してみましたが、さすがに、少し光量が多いので少し「暗く」するよう今後、対策を施す予定です。
しかし、LCは純正での間接照明が非常に少ないのが残念ですね。ラグジュアリークーペなので、もう少し色気のあるギミックがあって良いと思います。まぁ、カスタマイズのしがいはありますが・・・
・・・さて、運転席・助手席のサイドパネルを外した後は、ステアリング下のカバーを外す必要があるのですが、
まずは定番のアンダーカバーを外す必要があります。
2本のねじと数個のクリップでとまっているだけで、この構造は他のレクサス車と同じですね。
次はスカッフプレートを・・・この辺の外し方も他のレクサス車と同じです。
カーボンパーツの方は慎重に!クリップ位置と手をかける場所は整備マニュアルに記載ありますのでそちらを参照。
あとは、上にむけてサイドパネルを少しずつ外していきます。この要領も既存のレクサス車と同じですね。
ここの養生用のマスキングテープは私が貼ったので下手くそです(汗
これでようやく、ステアリング下部のパーツにアクセスできます。ここはパーツが細長い一体整形となっています。
運転席右側のスイッチ類もまとめてごっそり取れます。全面がレザーで覆われているため取扱には注意が必要。
これでようやく分解完了!ここまで外さないと、ナビ・オーディオ裏にはアクセスできません。
前述のとおり、これは結構作業が大変です。たとえば、ISやRC系ならここまで20分ぐらいしかかかりませんが、LCはここまでで少なくとも1時間はかかるでしょう。
さて、ここからは、肝心のブルーバナナ製品の「TVーNAVIコントローラー」の取付ですが、残念ながら新ナビゲーションシステムへの移行に伴い、適合する「カプラー」の部品供給がないため、現時点ではカプラーオンの製品が作成できず、配線をナビ・オーディオシステムから出ている配線に直接割り込ませる対応をしないといけません。
よって、この作業は素人には実質不可能です。
現時点でどのメーカーからもLC用の「TV-NAVIコントローラー」が発売されていないのはおそらく、この理由によるものと思われます。
取り付け後は無事問題なく動作確認完了!!
帰宅途中に、安全なシチュエーションでひととおり操作を試して見ましたが、動作にも問題なく快適なドライブをすることができました。
ちなみに今回のシステムから、ナビゲーションシステム操作中もGPSでの自車位置がずれない仕様となっておりますので、キャンセル等専用のボタンの追加や特別な操作をする必要がなく、非常に扱いやすくなっているのもポイントです。
しばらく、当方の車両で動作確認を行い、問題なければ近々正式に発売開始となる模様です。
このように助手席に座る家族の方にはTV画面、ドライバーは画面右側の簡易地図&フロントガラスに投影されたヘッドアップディスプレイ(HUD)でのナビゲーション閲覧が両立できますので、便利です。
価格はキット本体が 28,800円(税抜き)+工賃が25,000円(税抜き) となります。
ただし、取付難易度が非常に高く、(現時点では)カプラーオンではなく、配線作業を別途行う必要があるため、プロショップでないと施工できないと思われます。よって工賃も比較的高額となるのはやむを得ません。
なお、配線加工の問題で、ディーラーでの施工はほぼ不可能と思われます。
カプラーの供給が行われれば、カプラーオンタイプの製品が発売する可能性もあると思いますが、それでもLCとの内装バラシの難易度の高さは残りますね。
家族でドライブされる方にとっては非常に魅力的なパーツと思います。
発売開始後は品薄が予想されますのでご興味のある方はシンクデザインさんまたはブルーバナナさんにお問い合わせを。
シンクデザインさん
http://www.think-design.jp
ブルーバナナさん
http://bluebanana99.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=754233&csid=0
2017年08月27日
LEXUS LC500h ようやく納車完了!!
1月下旬に予約した「LC500h」がようやく納車となりました。実に7ヶ月待ち・・!
知人の方やディーラー関係者の方に丁寧な納車式を行っていただきました。
RCFからの乗り換えなので、ガソリンモデルのLC500は「どうせRCFと同じエンジンでしょ〜?」と高を括っていたので新技術のマルチステージハイブリッド一択でしたが、まさかあんなに排気サウンドがチューニングされていて、10速AT(Dレンジ)が激速だったのには驚き、キャンセルしてLC500に変更しようかと葛藤した時期もありましたが、当方の乗り方だとハイブリッドモデルの方があっていると思い、しばらくは世界初のマルチステージ・ハイブリッドシステムを堪能したいと思います。
クルマやグレード選びの過程等は後日あらためてレポートしたいと思います。
タイヤは嬉しいことに、ミシュラン(MICHELIN Pilot Super Sport ZP)が!
LCの開発はミシュランのランフラットタイヤで実施していたことと、ここ数年の愛車のアウディA7、レクサスRCFともにミシュランのパイロットスーパースポーツ(PSS)を履いていたので絶対にミシュランがいいと思っていたので当方としてはラッキーでした。(BSのポテンザS001もいいタイヤとは思うのですが、私はミシュランのPSSのフィーリングが好みなので・・・)
LCではタイヤの銘柄が選択できるといいんですけどね。
さて、カスタマイズ第1弾はワンオフ・ナンバープレート台座塗装(前後)&RCF純正DOPナンバーフレーム流用で、樹脂パーツ撲滅作戦を決行しました。(あとは「涙目」をどうするか・・・)
■リヤ
ブラックの樹脂台座が気になったのでボディ同色塗装です。
ロックボルトへのレクサスロゴシールはRCFの際に使用していたものを流用するので貼り付けは後日。
■フロント
スポーティなカーボンラッピングかグリルと近似色のソニックチタニウム塗装か迷いましたが、シンプルなツヤありブラック系の「グラファイトブラック」で塗装。
塗装については、レクサスのカスタマイズで有名な、「シンクデザイン」さんに依頼しました。
http://www.think-design.jp
ディーラー担当者も唸る、純正ディーラーオプションの塗装品質を上回るクオリティです。
特にリヤの「台座」はボディが白、黄など明るい色の系統だと結構気になるので本当にオススメです!
気になる方はシンクデザインさんにお問い合わせください。
塗装は純正部品持込で、それぞれ約17,500円です。
それにしても航続可能距離の長さに驚きます。タンク容量が大きいため余裕の1000km超!
カスタマイズ第2弾は、ウィンドウフィルムを。
毎回定番の東京・浅草のエヴァンスさんで ソーラーガード・クアンタム(HP Quantum-28)を。
http://www.03-3625-3339.com/jsp/lexus_lc500h/index.html
デザイン性・遮熱性だけでなく、室内からの視認性も高く、他にも良いフィルムはあるかもしれませんが、当方の場合は、このフィルム以外は選択肢にありません。
今回は天井のパノラマガラスルーフの濃さにあわせ、HP Quantum-28を選択。施工難易度の高いフィルムですが今回も見事綺麗に仕上げていただきました。
室内から見ても暗さがないのがこのフィルムの特徴。さらに濃いのがお好みの方はHP Quantum-19がオススメ。
まだチョイ乗りしかしていませんが、視界が大変良いので大柄なボディの割には運転自体はとてもしやすいです。
久しぶりのハイブリッドなので運転感覚にまだなれないのと、ステアリングが少し軽いのにはまだ違和感がありますが、街乗りだとモーターアシストのお陰でなかなか速い&乗りやすいですね。
そして、街なかでの視線は・・現在ではまだまだ珍しいクルマなのでかなり感じますね。今まで以上に恥ずかしくない運転をしないといけないです。
一番問題は駐車環境ですが、バック駐車が大変難しいです。グラマラスなおしりのおかげで、リヤタイヤの位置がさっぱりわかりません(汗
自宅は前向き駐車なので問題ないのですが、それでもタワーパーキングのパレットの幅には大変気を使います。フロントとリヤのトレッド幅が違うので、フロントタイヤの片側をギリギリパレットに寄せると、リヤタイヤがパレットに干渉してしまいます。
新明和やIHIの大型パレット(幅205cmまでOKのタイプ)や大型商業施設にあるようなスライド・格納式のパーキングであれば問題ないと思いますが、ドアミラーの幅も非常に広いので、LCを検討される方は出先の必ず駐車環境を確認し、クルマが確実に駐車でき、センサー等に干渉せず格納できることを確認することが必要です。
このあと各種DIYコーティング、レーダー探知機取付、ドラレコ取付、TV-NAVIキット取付、LED照明増設・・・などほとんど情報がない中で行わなければならないので試行錯誤しながらチャレンジしたいと思います。
今後、納車待ち&納車したての方に向けて少しでもお役に立つような情報提供をできればと思います。
取り急ぎ、納車レポートでした!!
2017年08月15日
LEXUS LC 公式最新納期情報 & ついに認定中古車が登場!
https://lexus.jp/news/lc_info/
さすがに4ヶ月からの短縮は難しかったようで、工場出荷予定日が12月中旬〜下旬。年末年始の配送や登録手続き等を考えると、納車は1月中旬〜下旬といったところでしょうか。
さて、驚きなのがようやく初期予約受注者の方の納車が本格化してきたばかりというのに、既にレクサス認定中古車(CPO)が登場しています。
通常、CPOは発売から半年後ぐらいでないと登場しない(というルールが有るとか?)のでこの時期のCPO車両はかなり異例。しかも公式HPには掲載されておらず、「カーセンサー」に登場・・・これはなにか裏がありそうです(笑)
http://www.carsensor.net/usedcar/search.php?CARC=LE_S019&AR=0&SKIND=1
価格は定価より高い1450万。
内訳は、車両本体が1400万円、MOPとDOPの豪華マットを考慮すると、1452万円(推定)のため、ほぼ定価ベースといえます。
これに諸費用が加わるので乗り出し価格は1500万円弱といったところですね。
走行距離も極小ですし、19万円のフロアマットを装備しているあたり、訳あり車両の可能性が?
7月登録ということですので、諸事情によるキャンセル車両か、ディーラーの発注ミスか?
(8/20追記:納車後すぐ売却された正規オーナー車両との情報提供がありました)
即納の「LC500」ということで、内外装のカラーが好みであれば良いのではないでしょうか?
さて、カーセンサーにはこのほか合計5台が登録されており、今のところ価格は「応相談」がほとんどです。走行距離が極めて短いことからもアフターパーツメーカーの開発車両でもないので、転売目的な感じもしますが、納期が長い割にはプレミアムはほとんど付いていませんね。
さて、もう1台、ちょっと不思議な個体も。
ブリージーブルー内装のLパッケージですが、なんと登録が「3月」
この時期に登録されているのはメーカーの広報車両か、ディーラーの試乗車。一般オーナーの確率はゼロです。
レスオプションの20インチノイズ・リダクションホイールを装着しており、走行距離が900kmということからも試乗車あがりではないかと思うのですが・・・(あくまで推測ですが)
そのほかTRDエアロ装着車で「未使用車」など現時点ではほぼ新車同様のLCが何車種か中古車市場に登場し始めたというニュースでした。