2024年05月22日
LEXUS「UX300h」、従来の「UX250h」との比較は欧州市場がわかりやすい!
進化した「UX」ですが、実際旧モデルとどれぐらい変化したのかわかりやすい表が「2024年4月29日付」で欧州市場で公開されています。
▼THE NEW 2024 LEXUS UX: MORE ELECTRIFIED POWER, GREATER DRIVING REWARDS AND ADDED REFINEMENT FOR THE LUXURY COMPACT URBAN CROSSOVER
https://newsroom.lexus.eu/the-new-2024-lexus-ux-more-electrified-power-greater-driving-rewards-and-added-refinement-for-the-luxury-compact-urban-crossover/
魅力的な改善ポイントは次のとおり。
・システム総出力(上から2項目目)が向上!
135kW(184PS)から「 146kW(199PS) 」へと、出力を大きく向上させています。
・リヤモーターパワー(上から3項目目)が大幅に向上!
5.3kW(7PS)から 「 30kW(41PS) 」へと「約6倍」大きくパワーを向上させています。
・リヤモータートルク(上から4項目目)
55N・m から「 84N・m 」へと「約1.5倍」トルクが向上しています。
これにより、より電動感あるパフォーマンスを得ることができ、それにより「0-100km/h」加速タイムも改善しています。
日本仕様とは若干異なるかもしれませんが、
・前輪駆動(FF)モデル=「8.5秒」から「 8.1秒 」へと、0.4秒の改善。
・全輪駆動(AWD)モデル=「8.7秒:」から「 7.9秒 」へと、0.8秒の改善。
よく見ると、従来は全輪駆動(FF)の方が加速タイムが良かったのが、「UX300h」では、リヤモーターの大幅強化により、 全輪駆動(AWD)の方が加速タイムが良くなる など大幅に改善されtれいることがわかります。
なお、それでいて燃費(下から2項目め)やCO2排出量(一番下の項目)は従来にくらべ「UX300h」は燃費改善、CO2排出量も低減するなど、「良いとこ取り」に進化しています。
通常、モデルチェンジによりパワー感の向上とは引き換えに犠牲になるものがありますが、この「UX300h」はカタログスペック上も、フルモデルチェンジといっても差し支えないほどの進化をしていることがわかります。
これは新型プリウスと同様、ハイブリッドシステムが「第5世代」に進化したものではありますが、外観がまったく変更ないためあまり大きくPRされていないように思いますが、あらためて違いを表形式で見てみると、その進化度合いを感じることができました。
なお、日本市場においては、2024年3月の販売(登録)台数は 約680台 と、兄貴分の「NX」「RX」には及ばず、まだその実力を出していないように見えますが、従来の「UX250h」時代のようにコンスタントに月/1500台をマークするとなると、レクサスブランドのエントリークラスSUVとして存在感を示すものと思います。
「UX300h」の登場とともに、内装のクオリティも若干向上しましたが、個人的には「和紙調 助手席前ダッシュボード」のカラー復活(ブラウン、コバルト)や、「センターアームレスト」近辺に配置されていた「オーディオスイッチ類」の復活、そして「ドアトリムの質感向上」(LBXが頑張っているだけに・・・)を図ったうえで、外観においても若干の意匠変更(前後ヘッドランプの意匠変更、加飾変更)などを施してパワートレーン強化に見合った「買い替えの食指」となるような変化があると嬉しいと感じました。
2024年01月30日
LEXUS 新型UX(UX300h)北米仕様もチェックしてみよう!
商品内容はほぼ同じですが、北米仕様でしかわからない(わかりづらい)点がありますので、何点かチェックしてみたいと思います。
https://pressroom.lexus.com/2025-ux-300h-brings-more-power-to-the-streets/
■レクサス初の 第5世代ハイブリッドシステム
ニュースリリースではレクサス初の「第5世代 レクサスハイブリッドシステム」を搭載とあります。
(北米では「LBX」が導入予定ではないこともあるのでしょう)
トヨタ/レクサスのハイブリッドシステムの第5世代は2022年トヨタ「ノア・ヴォクシー」で初採用され、電気モーターをより軽量、コンパクト、高出力化し、電気駆動比率を高めたシステムとのことですが、おかげでレクサス「UX300h」は従来の「第4世代型」の「UX250h」に比べ、高出力化したにもかかわらず電動比率を高めたため燃費も改善しており、進化がわかりやすいです。
レクサス「NX350h/RX350h」は、第4世代のハイブリッドシステムなので、これが第5世代に進化するとどうなるかも楽しみです。
■AWDとFFの性能差
今回のUXはリヤモーターが強化されていますが、具体的な「速さ」については日本市場版では(毎回のことですが)公開されていません。
北米仕様のニュースリリースによると、次のようです。
0-100km/h加速(0-60 acceleration time )
7.9秒(AWD)
8.0秒(FF)
NXやRXでは明確にAWDの方が加速タイムが速かったように記憶していますが、UXについてはスペック的にはほぼ違いがないようですね。
■パワーウィンドウスイッチの意匠変更
公開された画像で初めてわかりましたが、新型「RX」以降、 SUVタイプの車に採用されている新意匠タイプ が採用されています。
金属調加飾もしっかり施されていますので一安心です。(UXクラスでは省略される可能性もあったので・・・)
こういう細かい部分は地味ながら違いを感じる部分なので一安心。特にミラー調整スイッチは平面化され、従来仕様からスタイリッシュになっています。
■”標準”グレードには7インチのTFT液晶(メーター)
日本仕様は全車「12.3インチ」のTFT液晶を搭載するのが「UX」の特徴ですが、北米仕様では最廉価グレードの”Base"では、7インチの液晶メーターとなり、差別化されているようです。
日本仕様のレクサス「LBX」の”COOL”、”RELAX」以外のグレードがどうなるか注目です。
新型レクサス「UX」も「LBX」もほぼ同時期に試乗車が出回ると思いますので、第5世代のハイブリッドシステムに進化した両車をぜひ比較検討してみたいですね!
2024年01月29日
レクサス新型「UX」(MY2024)かなりの進化? LBXとの優位性も!
さて、先日発表されたレクサス「UX300h/UX300e」ですが、モータージャーナリストの試乗インプレッションを見る限り、かなり進化しているようですね!
新型レクサス「LBX」発売後は、2018年秋のデビュー後、それほど大きな改良が施されていない「UX」が見劣りするのではと心配していましたが、2024年の年次改良では、外観の変更はないものの、中身が大きく進化しているようで、しっかり「Always On」の精神のもとたゆまぬ改良を行い、「LBX」との差別化をしっかり行っているようですね。
* https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.html より
デビューからちょうど5年が経過した、レクサス「UX」の優位点をざっとチェックしてみたいと思います。
■パワートレーン
プリウスや欧州のC-HR(2.0Lモデル)と同様のパワートレーンとなったことで、相当スペックアップしているようですね。
特にリヤモーターが大幅に強化されているので、「AWD」仕様が特に魅力アップしているようで、久々にぜひ試乗してみたいと感じます。
実用燃費も「LBX」と「UX」ではそれほどの違いがなさそうです。
■三眼フルLEDヘッドランプ
今や、単眼でも可変ヘッドランプ機能(アダプティブハイビームシステム)が実現されたとはいえ、見た目のかっこよさ、インパクトと言う意味では、3眼フルLEDヘッドランプは魅力的ですよね。これは「LBX」との見た目での差別点の1つと思います。
* https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.html より
■ムーンルーフ
プレミアム感を高める「ムーンルーフ/パノラマルーフ」ですが、「UX」ではこのサイズでは珍しく、ムーンルーフが選択可能です。
開放感や見た目の部分でも大きく変わりますので、ムーンルーフ派には「UX」は魅力的かと思います。
■ファブリック製サンバイザー
地味ながら質感の違いを感じる部分で、レクサス「UX」はファブリック巻き、一方{LBX」はビニール製(?)でヤリスクロスと同じ。
この部分はこのクラスの車におけるレクサスブランドと、トヨタブランド車の違いの典型的な部分です。
■12.3インチワイドディスプレイ
レクサス車では定番のサイズとなった「12.3インチ」を装備。
9.8インチとは表示領域(ワイド)がかなり異なりますので、サイズ以上に質感(高精細感)を感じます。
LBXはスッキリとした見やすい位置ですが、横画面の情報量という点では9.8インチと12.3インチはかなりの違いがあるようです。
(将来的に「分割表示」に対応できるのかな・・・?)
*「UX」機能詳細カタログP19より
■スピーカー
まだ「LBX」の6スピーカー標準サウンド仕様は未視聴ですのでなんとも言えませんが、やはり「UX」の10スピーカーと「LBX」の6スピーカーでは採用しているスピーカーのスペックなどサウンド部分にかけることができるコストに差があると想定されますので、この点はかなり差があるのではと思います。いわば、レクサス標準が「10スピーカー」、トヨタブランド標準が「6スピーカー」と考えればわかりやすいのではと思います。
*「UX」機能詳細カタログP39より
■”F SPORT”への存在
「LBX」のハイパフォーマンス版の登場が確実視されていますが、F SPORTの有無は「UX」と「LBX」の差と感じます。
スポーティな外観や専用装備に価値を感じるのであれば、UXーF SPORTは良い選択肢と思います。
「漆黒メッキ」を採用したエクステリアや、オレンジ色に塗装されたブレーキキャリパー(MOP)、乗り心地や振動の低減にも寄与するパフォーマンスダンパーなど、専用装備は魅力的です。
■インテリアの質感(F SPORT)
インテリアの質感は、「LBX」も同クラスではかなり高い部分が見受けられますが、「UX」は以下の点が明確に「LBX」に勝っています。
地味ながらスカッププレートの存在感は結構違うなぁとあらためて感じます。
・ディンプル加工された「ステアリング」、「シフトノブ」
・アルミペダル/フットレスト
・ステンレス加工された専用すカッププレート
・F SPORTスポーツ専用 スピードメーター
■前席シートのベンチレーション機能
「LBX」と「UX」の違い3点を上げろと言われると必ずランキングする装備でしょう!
スイッチの配置場所はともかく、車格が高い車に乗っているという感じがしますよね。「LBX」にもメーカーオプションで良いので、本革シート装着シート車にはぜひ追加装備を望みたいものです!
■助手席パワーシート
助手席に乗る頻度が高い場合は必須といえるパワーシート。
レクサス「LBX」では軽量化のためオミットしていますが、「UX」は標準グレードを除き、各グレードでしっかり装備しています。
■電動チルト&テレスコピックステアリング
電動調整で好みのポジションが調整できる電動調整機能は「UX」は全グレード標準装備。
おなじく、備わる「パワーイージーアクセスシステム」とともに、ステアリングも乗降しやすい位置に格納されるので、よりスマートに降車ができるのも嬉しいポイント。
■後席エアコン吹き出し口/後席センターアームレスト
「LBX」は割り切って後席は「荷物置き」程度なので、比較はフェアではないかと思いませんが、後席へのエアコン送風機能の有無は大きなポイントの1つかと思います。後席に乗客を乗せる頻度がある方(お子様も含め)は「UX」の方がニーズに合致しているかと思います。
■ドライブモードセレクトスイッチ
UXはレクサス第3世代に属しているので、ドライブモードセレクトスイッチが存在します。
操作しやすい位置にあるかはさておき、レクサス「LBX」がノーマルとEcoの2種類のモード切り替えにとどまるのとは異なる
■静粛性
UXの静粛性がかなり向上したことが、モータージャーナリストの試乗動画でわかりますので、ここは「LBX」と同等以上になっていると思います。
現在「UX」にお乗りの方も違いを感じるほどの進化になっているかもしれませんね。
ということで、ざっとあらためて調査した感じ、明確に「UX」が「LBX」より劣ると感じるのは以下の部分でしょうか?
当初想定してたような「LBX」より格下と感じる部分はかなり限定的になっていると感じます。
■マルチカラー アンビエントライト
■Advanced Drive & Advanced Park
■セミアニリン本革シート/L-ANILINE本革シート
■ウェットワームワイパー(ダイレクトスプレー機能)
すでに販売が終了し、今も一定の人気があるレクサス「CT」(CT200h)は残念なことに、モデルライフ半ばから改良が放棄されたような印象があり、次々登場するニューモデルとの差が開く一方でしたが、レクサス「UX」はレクサスのエントリーモデルという呪縛から逃れることができたのか、これからもしっかりと「Always On」されていく印象を受けました。
「
LBX」ではニーズを満たさない方にとってはベスト・バイな1台となるものと思いました。
当方も正直、ここまで進化しているとは思わなかったので、ぜひ実車チェックしてみたいと思います。
「UX」は特別仕様車の発表頻度も高いので、将来的な「特別仕様車」の設定も楽しみです。
2024年01月26日
KINTO FACTORY 内装アップグレード、これはレクサス「UX」にもぜひ採用して欲しい!
サブスクリプション契約(KINTO)でなくても適用できるアップグレードプログラムですが、2023年11月8日から、「クラウンクロスオーバー」にて、クラウンスポーツと同様のインテリアパネルに換装する 「内装加飾パッケージ」 が登場しています。
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より
セダンスタイルからの大変革を遂げた新世代クラウン群の第一弾と登場した「クラウン クロスオーバー」。
しかし、インテリアは「素材」および「パーツの表面仕上げ」が単調であるため特に「ブラック」内装においては車両価格帯に見合わないチープな印象を受け、全体的な質感不足を感じた方は多いと思いますが、第二弾として登場した「クラウン スポーツ」では市場の声に応えたのか、同形状のパーツながら、「表面塗装」を変更しただけですが、かなりクオリティアップが図られた印象です。
先日デビューしたクラウンクロスオーバー専用プログラムの「内装加飾パッケージ」は、自分でパーツを取り寄せてDIY加工しなくてもディーラーで施工できる素晴らしいパッケージです。
当方もこのようなカスタマイズは好きですが、前席はまだしも、後席部分への施工は使用頻度が少ないと作業する気も起きませんが(私だけかも?)
費用はかかるものの、プロに任せれば一安心です。
「KINTO FACTORY」の解説ページでは、交換する部位のビフォアフターが掲載されていますのでイメージが湧きますね。
また、「保証付き」ということもあるので、施工に伴うパーツの破損や異音発生時も保証対象となリそうですし、交換コスト(税込:59,400円)は比較的リーズナブルに設定されていると思います。
特に、センターコンソールのシフトパネル周辺部分と、リヤのエアコン吹き出し口はかなりの変化があるように見えますので、インテリアの質感が気になる方や、すでにスリキズ・小キズがついた方などはリフレッシュする意味でもとてもよいプログラムと思います。
▼クロスオーバー(シフトパネル周辺)
単一色で単調、分割線が煩雑で凹凸が目立つ割にはのっぺりとした印象のセンターコンソール。
▼スポーツ(シフトパネル周辺)
メイン部分が塗装されたことで、単一色でなく、分割線もさほど気にならなくなりました。
光の当たる角度によって塗装部分の陰影や反射があるのもいいですね。
▼クロスオーバー (リヤエアコン吹き出し口周辺)
リヤのエアコン吹き出し口周辺は大衆車と変わらない仕上げで残念に感じました。
カジュアルらしさを全面に出したクロスオーバーとはいえ、これはあまりにも・・・
▼スポーツ (リヤエアコン吹き出し口周辺)
「ウォームスティール」の加飾が入ったこと、ベゼルが塗装されたことで明らかにクオリティがアップしています。
なお、交換がめんどくさいインサイドドアハンドルも交換対象なのは嬉しいですね!
ただ、素材自体は変わらないので、プラスチック感は相変わらずかと思いますが、インテリアの質感に統一感がでるのは良いですね。
* https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より
さて、クラウンクロスオーバーでこのような「内装加飾パッケージ」が設定されたとのことで、今後はある程度販売台数が確保されている車種であれば、レクサス車での展開も期待できます。
私的にぜひ導入して欲しいのがレクサス「UX」です。
新型「UX」(2024年モデル)においては、センターコンソールパネル(シフトパネル周辺)新たな金属調塗装をほどこされたようですし、その周辺のパネルにおいても「ヘアライン加工」が復活("version.L"、”とF SPORT”)するなど、質感が向上しています。
* https://lexus.jp/models/ux/features/interior/ より
これを昨年改良された「2023年モデル」においても換装可能になれば、昨年車両を購入された方へのフォローとなりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。(2023年モデル導入時には、まさか1年後にインテリアパネル変更やエレクトロシフトマチックが導入されるとは予想できませんよね・・・)
しかしながら、新型「UX」では、シフトレバーに電子式の「エレクトロシフトマチック」を採用したので、パーツの形状が部妙に異なっているようです。
そのため、単純に2024年モデルの部品を2023年モデルに移植することはできなそうです。
(「UX300e」ならばもともと2023年モデルでもエレクトロシフトマチックを導入済みですから、シフトレバー周辺の構造が変わらないのでできそうな気もしますが、台数が少ないので対応コストがペイできないのかもしれませんね)
とはいえ、「内装加飾パッケージ」が設定されたことは、個人的にはかなり嬉しいので、今後はぜひ横展開を期待したいです!
たとえば、人気の「NX」や「RX」においても、「"version.L"」のインテリアパネルを”F SPORT”へ適応させるなどは、ニーズがありそうです。
新型「UX」においても、単純に”標準”や”version.C”に、"version.L"のインテリアパネルを装着・・・というのもニーズがあるようにも思いますのので、ぜひ導入して欲しいなぁと思います。
2024年01月16日
LEXUS 「UX300h」発表!主な変更点をチェックしてみよう
改良内容もおおむね想定通りでしたが、マイナーチェンジに相当するほど商品力が上がっているのがポイントで、「LBX」と比べて見劣りすることのないような改良となっているのはご契約されたオーナーさまにとって嬉しいところでしょう。
反面、直近で「UX250h/UX300e」を購入された方は、ちょっと悔しい思いをされそうです。(特に、今春航続可能距離が伸びた「UX300e」を購入した顧客層の方は・・・)
▼トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、新型「UX」を発売」2023/12/19
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.htm
UX300hのカタログをもとに変更点をチェックしていきましょう。
主な変更点
■ソ二ックカッパーの追加【表紙】
エントリーグレードからハイエンド価格帯まで幅広く導入されている「ソニックカッパー」。
LBXでのイメージカラーですが、UXでも表紙を飾るカラーとなりました。
一方、同系色の「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>は、新型NX登場から約2年で姿を消しました。
また、最近流行のバイトーンカラーも追加
■ボディ剛性の強化 【P16,P26】
ラジエータサポートブレース の追加
ロアバックパネル下端へのガセット追加
マイナーチェンジレベルで実施される改良が施されています。
■静粛性の強化 【P16】
制振材を適材適所に追加し、ロードノイズを低減
まだ未試乗のLBXですが、おそらくLBXに負けない静粛性を実施しているものと思います。(カタログに掲載されるぐらいなのでよほどの対策なのだと思います)
■Lexus Safety System+3.0 へのアップデート【P16-17、P32など】
日常でも体験できる「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」が標準装備になるなど最新の先進安全装備を備えました。これは大変うれしいですね!かつ、「カーブに対する原則支援」、「信号交差点に対する右左折減速支援」、「車線内走行時操舵支援」など最新型の「PDA」を備えています。
ただし、ハードウェアの換装を伴う「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や「アドバンストパーク」は付加されていません。
■エレクトロシフトマチック 採用 【P21】
通常のシフトレバーから電子式の「エレクトロシフトマチック」を採用。こちらもマイナーチェンジ相当の改良でしか実施されないので、大きな変更点です。(UX300eはデビュー当時からエレクトロシフトマチックと「LC」と同形状のシフトノブを導入)
これにより、シフトレバー周りは「LBX」、「NX」、「RX」と同形状、同意匠となりブランドとしての統一感も出ているのは嬉しいところ。
■センターコンソールパネル「ヘアライン加工」復活【P21】
デビュー当時は採用されていたものの、前回の改良で廃止された、センターコンソールパネルへのヘアライン加工が復活です。(よほど評判悪かったんでしょうね・・・)写真でもわかるぐらい見栄えが良くなりましたし。
また、スイッチベース部分の樹脂パネルには「金属調塗装」が施され、質感が大きく向上しています。今回、ここに手が入るとは思っていなかったので、地味ながら、これは嬉しい改良と思います。
ちなみに、中期モデルは、次のような質感で、かなり「改悪」されたんですよね。
今回の改良で、ヘアライン復活、シフトレバー周りの樹脂パーツに金属調塗装が施されたことでかなり質感がアップしているのがわかります。
特にシフトレバー周りの樹脂パーツはキズが付きやすかっただけに嬉しい変更です。
■燃費が大幅に向上 【P24】
驚くべきなのは燃費の向上です。
「UX250h」から「UX300h」へネーミングが変更となり、パワーも向上しているにもかかわらず、概ね各モード燃費が「3km/L」ほど燃費が改善しているのは素晴らしいです。
今まで十数年レクサス車の改良を見ていますが、モデル途中でここまで燃費が開園するのは珍しいと思います。これは実に素晴らしい!
UX250h 市街地モード 22.0km/L → UX300h 25.1km/L
UX250h 郊外モード 23.4km/L → UX300h 28.7km/L
UX250h 高速モード 22.7km/L → UX300h 25.4km/L
「UX300h」へのネーミング変更に伴い、システム出力も向上しています。
UX250h 135kW(184PS) → UX300h 146kW(199PS)
■(坂道等)車速コントロール性の向上 【P24】
カタログでのPRは珍しい改良が施されています。
坂道等で、アクセルOFFFF時の減速度を向上することでええ、ブレーキ負担を軽減するというもので、峠などの坂道で大きな効果を発揮するものと思います。
当方も最近は箱根峠を通る機会が増えましたが、ダウンヒルでのブレーキ操作はちょっとナーバスになるので・・・
どのような変化があるのかぜひ体験してみたいですね。
■新開発のリヤモーター搭載 【P25】
欧州C-HRに搭載したものと同様の新型リヤモーターをレクサス車で初採用。(と思われる)
AWDユーザーにとっては大きな変更で、かつ「LBX」とのスペック差も大きく、UXの優位性が際立つポイントです。
■前後方ドライブレコーダー【P18】
うれしい、前後方ドラレコ機能が「メーカーオプション」で新規設定。
発売から時間が経った、既存車種への追加はまだまだ珍しいですね。(LSに続く採用)
■F SPORT専用 12.3インチTFT液晶式メーター 【P43、P49など】
LSに続き設定された、”F SPORT”専用液晶メーター。
専用のグラフィックということで、ノーマルモデルとの差が気になるところです。メーター機能の追加などオンラインUPDATEにも期待です。
■外部給電アタッチメント 【P49】
野外で車両(フロントセンターコンソールボックス後部)から給電できるように、外部給電アタッチメントが設定されました。
メーカーオプションの「アクセサリーコンセント」の価格がわずかですが「1,000円」アップしています。
■インテリアカラー変更 【P52,53】
「ソリスホワイト」新規設定、「リッチクリーム」廃止
ここ最近の「レクサス暖色系内装色として人気の高い「ソリスホワイト」が新設定。反面、「リッチクリーム」が廃止
残念ながら、インストルメントパネルの「和紙調シボ」のカラー復活はなりませんでした。(ブラックのみ)
■ボディの軽量化 【P65】
こちら調べてみると、なんとカタログ上で車両重量が、おおむね「▲40kg」も低減しています。
これはすごいですね・・・
ハイブリッドシステムのUPDATEで軽量化されたとは記載がありますが、どの部分でこれほど改善しているのでしょうか?
見た目の変更は基本的にない「UX300h」ですが、改良点は地味ながら多岐にわたり、商品力がアップしているのは間違いありません。「LBX」では採用されなかった装備(電動チルト&テレスコピックステアリング、シートベンチレーション【"version.L"、”F SPORT”(MOP)】、助手席パワーシート【ver.C以外】、ハンズフリーパワーバックドア【"version.L"、”F SPORT”、その他グレードはMOP】など、「UX300h」ではちゃんと備えています。
「LBX」の登場により、エントリーモデルという呪縛から逃れることができた「UX」は20万円アップという値上げは伴うものの、より装備レベルを上げることができるようになったといえるのではと思います。
実際の発売は2024年1月からということで、その姿を見るのは年明け以降となりそうですね。
2023年08月02日
レクサス「UX200」を12月で販売終了、しかし気になるモデルも・・・?
2022年夏にはインテリアの刷新を行ったものの、他モデルに比べると比較的小規模な変更に留まっており、本格的な改良が待たれるところですが、さりげなくガソリンモデルの「 UX200 」が2023年12月をもって 販売終了 することがアナウンスされています。
最新の「工場出荷目処一覧」においてもしっかりと記載されていますし、車種専用ページにも記載されています。
https://lexus.jp/news/info/delivery/
今回生産終了がアナウンスされている「UX200」に関しては、2.0Lの新型自然吸気エンジン「M20A-FKS」と、新トランスミッション「Direct Shift-CVT」を搭載した期待のモデルでしたが、残念ながら販売面では苦戦。
当方調べではUXシリーズの中ではおおむね、「12〜13%程度」のシェアしかなかったようで、85%以上のユーザーがハイブリッド車の「UX250h」を選択していたようです。
「UX200」が廃止された後ですが、特許情報プラットフォームで商標登録状況を見ると「 UX300h 」が計画されていることが判明しています。
これが既存のパワートレーンを流用しての「UX300h」なのか、新開発のパワートレーンを投入するのかは不明です。
レクサス「NX」や「RX」に搭載されている現行型の2.5Lエンジン(A25A-FXS)をそのまま搭載すると、ネーミングは「UX350h」となるはずなので、出力を落としてデチューンした仕様になるのでしょうか?(流石に旧:ISやNX,GS等で搭載されたものとは思えませんし・・・)
それとも、「LX600」のネーミングのように、「LS500」と同水準のエンジンを搭載するにもかかわらず従来型よりパワーが有る、という意味で排気量とは全く関係のないネーミングを採用・・・という法則で「UX250h」を上回るパワーが得られるため、「UX300h」と名付けるのかもしれません。
特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/t0201
さて、レクサス「LBX」が発売されると、「UX」の存在感が低下しそうではありますが、そのテコ入れ策としても「UX300h」といった新パワートレーンの投入が待たれますね。デビューから5年が経過していますので、そろそろ内外装のリファインも欲しいところです。
さて、その他レクサス車においては以下のネーミングも2022年から2023年上期にかけて商標登録(出願)されています。
果たしてこれが実際に日本市場に登場するかどうかはわかりませんが、それぞれどのようなクルマかイメージが湧いてきますね。
「LX700h」
「RZ300e」
「LFR」
2022年11月16日
レクサス UX300e 2023年モデルは「航続可能距離」が大きく向上!
7月7日に販売を開始した「UX250h/UX200」から遅れること3ヶ月、2023年モデルが発表されました。
(トヨタグローバルニュースルーム ■LEXUS、バッテリーEV「UX300e」の一部改良を発表
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38065618.html より)
なお、「UX300e」の発売自体は「来春」ということで、 まだ「価格」や「カタログ」が公開されていない ことです。(一方、先日発表された「LS」(2023年モデル)は、発売自体は2022年10月下旬で、「価格」や「カタログ」が公開済)
改良内容のトピックスは先行して発売された「UX250h/UX200」と同じですが、驚いたのは バッテリー容量を拡大してきたということ でしょう。
すでに先行発表されているトヨタ「bZ4X」とレクサス「RZ450e」の「71.4kWh」より僅かですがバッテリー容量が大きい 「72.8kWh」 を搭載してきたということにも驚きです。
どのような手法でバッテリー容量を拡大したのか、そして航続可能距離にも大きく影響する 「重量増」はどれぐらいなのか 、という部分にも注目したいですが、現時点ではどのメディアでも詳細に報じていないようですので続報を待ちたいところです。
それにしても、バッテリー容量が「54.4kWh」から 「72.8kWh」 に増強し、航続距離450km、従来型比40%以上向上というのはなかなかのインパクトです。
乱暴な運転をしなければ「東京→名古屋」間の片道は問題なく走行できそうですし、近場の小旅行であれば往復の充電を気にしなくてよいのは嬉しいですね。
しかし、既存の「UX300e」のリセールバリューがどうなるのか 、という点は気になってしまいます。単なるエクステリア/インテリアの変更だけでなく、電気自動車の要はなんといっても「バッテリー(電池)」ですから、モデルライフ途中で大幅に電池容量が拡大したり、性能が向上する場合は、既存モデルに与える影響は大きいと思いますので、この点は電気自動車を長期保有する際のリスクとなりそうですね。
( https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38065618.html より)
外観では、他のレクサス2023年モデルと同様、 「HEV/BEV専用のエンブレム」が廃止されています ので、外観上ではほとんど区別が付きません。(一部残っている画像もありますが)
ホイールは専用ですが、もう少し差別化があっても良いとは思うのは私だけでしょうか・・
残念ながら、先般のUXの改良では外観の変更はありませんでしたので、ユーザーとしては「変わった感」があまりないのは訴求力に欠けます。
インテリアやマルチメディアシステムの改良は賛否分かれるとことですし・・・
( https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38065618.html より)
とはいえ、「先進安全装備」(Lexus Safety System+2.5)は確実に1ランク性能アップしていますので、この点を踏まえると「航続可能距離」が100km近く伸びたということで食指が伸びる方も多そう。
そして、何より他のレクサス車が実質的にオーダー停止中で軒並み注文できない中、 「UX300e」なら購入できるかも? という期待感がありますね。
( https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38065618.html より)
「UX300e」は、2020年秋に、2020年度分の限定販売135台に関する商談申込み(抽選)の受付を開始して、多くの先行予約を集めましたが、その後2021年夏以降は失速して、逆にもっとも早く納車できるレクサス車として、その後の販売もふるわかなかったようです。
その理由として、「通常モデルとの違いが僅少」、「後席のヒップポイントが高い、ラゲージルームが狭い」、「航続可能距離が短い」などといういくつかの課題があったようですが、そのうち、 もっとも解決が難しいと思われる「航続可能距離」について今回手を打ってきた のには驚きました。
▼従来の電池パック
( https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/34009601.html より)
▼新型(2023年モデル)の電池パック
( https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38065618.html より)
電池パックの形状(色)が若干異なったり、ケーブル類の一部に緑の素材が使用されているぐらいしか当方には違いがわかりませんが、どうやら電池パック自体の「スペース」は変わっていないようですから居住性の悪化はしていないようです。
室内やらゲージのスペースに影響を与えることなく、電池容量が増え、(カタログ上のWLTCモード)航続可能距離が 「367km」→「約450km」に伸びる ということであれば、かなりインパクトがあります。そして、「価格」は気になるところです・・・
レクサス「RZ450e」の価格は、当然「UX300e」の価格を大きく上回ることになりそうですので、「UX300e」の価格上昇がどれぐらいになるかは注目ですが、正式に「RZ450e」が発表されるまでは「UX300e」の価格も公開されない可能性が高そうですね。(先に「RZ450e」の価格を公表し、それに比べ「UX300e」の割安感を演出する先着でしょうか?
価格的にも、トヨタ「bZ4X」との差がどれぐらいで収まるのか、より上級車種の「RZ450e」との差がどれぐらいなのか注目が集まります。
通常モデル、特に「UX250h」の納期も1年を超えているようですから、 「UX300e」がどれぐらいの台数を準備しているのか、納期がどれぐらいなのか という点も含め、今後のさらなる情報開示に期待したいところです。
2022年07月23日
新型レクサス「UX」発表!(2023年モデル)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html
従来であれば「マイナーチェンジ」と呼ばれますが、ここ最近のレクサスでは、フロントバンパー、リヤバンパーや内装のダッシュボードの変更などを行う「マイナーチェンジ」を収束したと考えられ、毎年の年次改良を主体とした改良にシフトしていますが、今回のUXでは、ボディ剛性の強化や乗り心地等の改善に加え、レクサスサーフティシステムのアップデート(2.5相当)や、新マルチメディアシステムへの移行、アナログクロックの廃止、ハイブリッド専用エンブレムの廃止など、NXからスタートした新世代レクサス(第4世代)に準じた改良が行われています。
ニュースリリースでもマイナーチェンジという語句は使用されていませんが、広報資料やプレスキットが配布されていることから、実質的にマイナーチェンジと考えて差し支えないと思われます。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html
UXの改良に関しては、すでに5月に事前発表がありましたので目新しいものはほとんどありませんでしたが、新たなプレスリリースとwebカタログにより判明した点がありますのでその点を中心におさらいしてみたいと思います。
なお、残念ながら、昨今の生産遅延により、2023年モデルの「UX」に関しても販売店への配備がほとんど進んでいないようです。
ただし、東京・青山のレクサスインターナショナルギャラリー青山には、2023年モデルかつ特別仕様車が展示中!
近隣の方は、こちらで実車確認するのが一番良さそうです。
F SPORT "Emotional Explorer” および “Graceful Explorer”
( https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/index.html より)
以下はLEXUS UX(UX250h/UX200) 「2023年モデル」の主なトピックスです。
■デジタルキーの採用と価格改定
「NX」から採用が開始された「デジタルキー」に関しては嬉しいことに、メーカーオプション価格がNXの「33,000円」から 半額の「16,500円」 と、トヨタブランド車と同額となりました。
私的には「カードキー」との選択性にしてはどうかとも思うのですが、「16,500円」であれば装着しても良いのかな・・・とも感じます。
「NX」においてもまだまだ動作が安定しているとはいえず、「スマートキーの完全な代用にはならない」ということには留意が必要です。
あくまでも「シェアキー」のためのオプションと考えたほうが良さそうです。(とはいえ、当方は帰宅時に駐車場に立ちよってクルマのチェックをする場合などに活躍していますが・・・)
(※UXプレスリリースキットより抜粋 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html )
■おくだけ充電の改良(LED照明付き )
UXで採用された新マルチメディアシステムにおいては、スマートフォンの役割が従来より高くなっています。
そのためスマートフォン置き場と充電設備が重要となりますが、広報資料によると、「上下スペース確保」と「LED照明追加」がポイントとなっています。
一方で、「シートヒーター/ベンチレーション」のスイッチを移設したことでスペースを確保した、とも見えますが、これは突如ボタンがシフトパネル周りに埋め込まれたことでデザイン的な面を中心に賛否分かれるところかと思います。
なお、「おくだけ充電」については最近のトヨタ・レクサス車では「13,200円」と安価になってきていますが、UXにおいては従来どおり「24,200円」となっています。
(※UXプレスリリース資料 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html より)
■"version.L"からランフラットタイヤ廃止
乗り心地の向上を目的と思われますが、"version.L"にはノーマルタイヤを採用。
"version.L"において、「ランフラットタイヤ」はメーカーオプションとなっています(22,000円)
■ボディカラー ソニッククロム/ソニックイリジウム採用
他のレクサスモデルと同様、ソニッククロム、ソニックイリジウムを採用!
(UXカタログ P4より)
■オレンジブレーキキャリパーの採用
UXの”F SPORT”には待望のオレンジキャリパー(MOP)が!
ESにも設定されますで、全車種採用となりそうです。
(UXカタログ P41より)
■シート空調画面のリニューアル
新型NXにもない、新しい画面が追加されています。
全画面を使う必要があるかは置いておいて、12.3インチ仕様はこちらの画面になるのでしょうか?ビジュアルがあるのはわかりやすいですね。
(UXカタログ P35より)
■ダッシュボード シボ調 のカラー縮減
従来設定されていた、ブルーとブラウンのダッシュボードが消滅し、ブラックに統一。
ここは残念なところですが・・・数がでなかったのであればしょうがないですかね。
今後、新たな「特別仕様車」で復活するかもしれません。
(UXカタログ P53より)
■Apple Car Play 無線対応
新型NXでは「OTA」で順次対応中ですが、「UX」では最初から対応しているようです。
当方はすでに「NX」で使用中ですが、かなり快適です。(使用上、画面の「左上」のタッチ操作があるので手が届きにくい部分はありますが)
(UXカタログ P37より)
■マークレビンソンオーディオ 価格改定
なんと嬉しいことに価格が 「6,000円」ダウン しています (211,000円→205,000円)
なお、マークレビンソンのロゴマークが12.3インチタッチディスプレイに移設されていて、より明確になりましたね。
(UXカタログ P36より)
■フローティングベントイルミネーションの廃止
世界初のワイヤレス給電発光の装備でしたが、今回のモデルチェンジで 消滅しました 。
むしろ全グレード標準展開を希望していたのですが・・・半導体不足の影響でしょうか?
■HDMI端子(DOP)の追加
新型「NX」でも2023年モデルから「CD/DVDプレイヤー」が廃止予定ですが、UXではそれに対応して、 外部入力端子「HDMI」を設定 。
「6,050円」と安価な価格 ですが、取付工賃は製品価格以上と思われます。しかし、これはぜひ装着したいアイテムです。
汎用性のあるアイテムと思いますので、現行の「NX」や「LX」にも装着可能かもしれません。こちらは当ブログでも入手して検証してみたいです。
(UX ディーラーオプションカタログ より)
■ドアポケットイルミネーションの新設定
「室内が暗い」の声に答えてか、 ドアポケットイルミネーション がレクサス初採用です!
メータークラスター照明に応じて点灯ということで、Dレンジでの減光はしない可能性が!これは期待したいですし、他車種への流用もできるかもしれません。ぜひチェックしてみたいところ。
価格が「9,900円」と比較的安価なのも嬉しいですね!DIY可能な方はチャレンジされるのも良いと思います。
(UX ディーラーオプションカタログ より)
■寒冷地仕様 価格改定
LEDフォグランプが装着されるなど、寒冷地以外でもメリットがある「寒冷地仕様」ですが、ハイブリッドモデルの「UX250h」において、価格改定が行われて、価格が引き下げられています。(23,000円→17,600円)
以上がおおよその改良点と思われますが、近々実車チェックしてまいります!
2021年04月29日
レクサス初の電気自動車 「UX300e」ようやく試乗できました!
UX300eには「version.C」と「version.L」という2つのグレードが存在し、基本性能は同一。
今回は「version.C」のため、ホイールは17インチ。
「スカッフプレートがない」、「パワーウィンドウスイッチの仕上げが質素」(非ヘアライン加工、非クリア塗装)というのが乗降時に感じる「version.L」との違いですが、このあたりは後で部品換装もできま。・・・とはいえ、もともと高額車ですので、私的にはこのあたりの仕様は統一してほしかったと感じます。
装備的には「version,C」のため特に不満はありません。パワーシートや電動チルト/テレスコピック機能、ステアリングヒーター、シートヒーター、シートベンチレーションも備わっているので、季節を問わず快適なドライブを行うことができますし、AUTOモードの「レクサスクライメイトコンシェルジュ」を搭載しているので、空調関係がAUTOで大丈夫なのは他のEV車と比べても「UX300e」の優位点と感じます。
シートに座り、最初に手を触れるのはステアリングかと思います。
ステアリングスイッチは既報の通り、「OK」や「CANCEL」ボタンが押しやすくなって改良されましたが、スイッチ自体の質感やクリック感は今ひとつといったところで、同デザインでも「ES」や「LS」とは差別化されており、残念なところです。
また、ステアリングの本革自体の質感も上質なのですが、「F SPORT」モデルのような穴開きのディンプル加工がされていないこと、ステアリング自体の操舵感が軽めということもあり、スポーティな仕様のお車に乗られている方からすると、操舵性に少し不安に感じるかもしれませんが、この点は程なく慣れるかと思います。
この「UX300e」はとにかく賛否分かれるモデルと思いますが、「良い点」というのは、なんといっても既存の「UX」オーナーのみならず、レクサスのハイブリッドカーにお乗りの方は、 ほとんどの方はなんの違和感もなく、すぐドライブが可能 ということでしょう。
多少異なるのは、シフトレバーの操作のみで、電気自動車特有の「どう操作すればよいのかわからない」という点が一つもありません。
安心してドライブ・所有できるという点では地味ながら重要かと思います。
さて、アクセスを踏み、クルマが動き出すと、テスラ社のEVのような 驚くべき加速はありません 。
とはいえ、レクサスハイブリッドカーのように、 控えめな加速力でもなく 、アクセルの踏み方に応じた加速力を得ることができるので、実に運転しやすいです。そして、途中でエンジンがかかることもないため、ボディやペダルに「振動」を感じないのはとても新鮮な感覚です!
ロードノイズも抑えられていますので、室内はとても静かです。とはいえ、耳が「ツーン」となるほどの無音ではありません。
乗り心地も向上しています。
バッテリーパックを床下に敷き詰めており、重量が増加したことで安定感がでているのと、パフォーマンスダンパーをリヤ側に装備しており、微振動を低減していることと、どっしり感が強まり、路面追従性も向上していると感じました。重量は増加していますが、モーターでの加速力がありますので、「UX250h」に比べて鈍重な点は一切感じられませんでした。
既存の「UX」シリーズとの大きな違いは「坂道」(上り坂)です。
ある程度勾配がある上り坂などでは、多くのハイブリッドカーでは、エンジンがうなりながら、ハイブリッドモーターを併用しながら登っていきますが、BEVの場合はそれがありません。着実にグイグイ登っていくのは新しい感覚です。
また、静粛性は確かに高まっているので、静かになったことにより、逆にさまざまなノイズが聞こえる・・・ということもありません。
なお、信号待ちなどで停止する際の「フォーン」「ヒューン」といった特有の電磁的なサウンドは、小さいながらも残っています。(逆にこれが電気/ハイブリッドカーという感じもしますが・・・)
なお、スピードメーターあたりからよく聞こえてくるような「ジー」や「カチカチ」といった電気的なノイズはほとんど聞こえてきませんので、静粛性にはかなり気をつかったいることがわかりました。
ドライブセレクトモードを「パワーモード」にすると、スピードメーターの色が多少変わるぐらいですが、走りはかなり変わります。
アクセルレスポンスおよび、加速感が明確に良くなりますので、「常時こちらのほうが良い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。このモードであれば、明確に「UX250h」との動力さを感じ、ネーミングの「UX300e」というのは伊達ではないことが感じられます。
ただし、停止時からのアクセル操作ではノーマルモードよりも急加速しがちなので、助手席や後席に乗客を乗せる場合、発進時はノーマルモードの方がスマートなドライブができると思います。
全般的には、エンジン振動がまったくない、コーナリング時に低重心感が感じられるという点で、 「UX250h」の上位機種 という感じが伝わってきます。
反面、今一つと感じたところは、シートのホールド性の低さです。
ボンネット内にエンジンを搭載しておらず、鼻先が軽いので、コーナリングは非常に軽快なのですが、それ故に、 ボディの「揺れ」は気になります 。当方が普段乗っているのはFR車ということもありますが、ボディが揺れたあと、シートのホールド性が低いこともあり、体がゆすられがちです。気持ちよくドライブしたい方のために「F SPORT」用のシートがあっても良いと感じました。
また、回生ブレーキの強さの切り替えはいちいち 「Bレンジ」に入れないと調整できない のはちょっと面倒だなと感じました。(パドル操作で現状選択しているものより1段上の効きに調整できるようですが・・・)
スピードメーターの仕様が単純であるのも残念なところです。
EVの先進性を生かして「12.3インチ」などの大型のディスプレイを採用してほしかったと感じます。
「回生ブレーキの強さ」も常時表示はできませんし、坂道などでどれだけエネルギーを回収しているかなどももっと明確に示したほうが実感が出ると思います。全般的に、BEVを所有する方の特性からもう少し情報量が多くても良いのではと感じました。
情報量が多いと感じる方には「クラシックモード」などを準備して、通常モデルのような表示に留めればよいわけですし・・・
なお、回生ブレーキの効き具合を4段階で調整できるのもこのクルマの特徴といえますが、ニッサン・リーフやテスラ社のような強烈な回生ブレーキ性能に切り替える仕様がありませんので、 アクセルのみでの「ワンペダル走行」はできません 。
とにかく、今までのレクサス・ハイブリッドカーに近い操作・乗り味を追求しているのが「UX300e」の特徴と感じました。
さて、いつも試乗コースでの、燃費(電費は「 6.1km /KWh」でした。
電費とは聞き慣れない言葉ですが、スピードメーター左のインフォメーションディスプレイでも「瞬間電費」や「平均電費」という用語が使用されているように、BEVでは一般的な用語のようです。
UX300eの電池容量は 「 54.4kWh 」ですので、単純計算ですと、54.4×6.1= 約330km走行できる計算 になるのでしょう。
特に燃費走行を意識せず、パワーモードも40%程度使用した程度ですが、カタログ上の「WLTCモード」上の「367km」に近い数値かと感じました。
最近建設された大型商業施設などではEV用の充電設備を備えているところも多いですので、「週末の買い物の際に乗った分だけ充電・・・」というような使い方であれば、集合住宅など、自宅に充電設備がなくても十分運用できそうです。
電気自動車につきものの「不安」を抱くことなく、「誰もが普通に乗れるEV」として「UX300e」の存在感意義があると感じました。
今回の試乗を通じた私的なインプレッションとしては、「先進感はまったくないが想像よりも良い仕上り」。
静粛性も高いですし、乗り心地も良い(ただし、凹凸のある部分を走行した場合の振動など、ものすごく良いわけではない)操舵性や加速度も特段の不満はなし(ただし、高速道路で周囲をリードするような走行はできないものと思われます)。振動がなく静かな環境でのドライブは、従来のハイブリッドカーともまた違う魅力がありますね。
しかし、現時点でBEVを購入される層(アーリーアダプター層)をイメージすると、以下の点で「UX300e」は弱点があると感じます。
・ 通常モデルとの「見た目」の差別化がほとんど無い。
外観や内装の差別も僅少だが、例えば、キー(スマートキー、カードキー)もハイブリッドカーとまったく同一で、「他人と違うものを持つ」という面では魅力が弱い。
・ UX発売から3年を経過しようとしているため、2022年には実施されるだろう「マイナーチェンジ」が気になる 。
「ES300h」に準じたマイナーチェンジを実施してくると想定すると、先進予防安全装備「Lexus Safety System+」のアップデートや、ナビ画面のタッチディスプレイ化は確実。よって、「あと1年待つ」という選択肢は十分ありえる。
・ 他のブランドのBEVのような「先進さ」はほぼゼロ (使い勝手が良いとも言える部分)
日本におけるBEVの現状は、スマートフォンに例えれば2011年頃「 iPhone4S 」が出た直後ぐらいのイメージではないでしょうか?
現状のBEVを選択される方は、特定ブランドの「信者」など献身的なロイヤルカスタマー層に支えられているといっても過言ではないと思いますので、そういった方には、古典的な内燃機関自動車の延長線にある、レクサス「UX300e」が選択肢に入ることはないでしょう。
しかし、誰もが安心してBEVを体感し、高品質なサービスを受けることができる、という点ではこの「UX300e」の存在意義はあると思います。「古さ」と「新しさ」の橋渡し役的なものがこの「UX300e」に求められる役割ではないかと思います。
「LEXUS Electrified」で報じられたレクサスの今度の電動化の方向性に関しては、UX300eではごく一部しか取り入れられておらず、過渡期のクルマであると思いますが、 UXに新たなパワートレーンが追加された という見方をすればよいのかと思います。現状、各自治体などから支給される補助金を考慮すれば「UX250h」を購入される方はぜひ選択肢に入れても良いのではと思います。
2021年04月26日
レクサス「UX300e」展示開始!購入予定の方はぜひチェックを!
当初は「限定135台」の抽選販売ということで、著名芸能人の方が当選され購入されたことでも話題になりましたが、2021年3月下旬からは抽選でなく通常購入が可能となっています。
ただし、テスラ・モデル3の大幅値下げの影響なのか、その後の受注状況は好調とは言えないようです。(まだ上期納車可能枠が残っている状態)
レクサスが「UX300e」の本格販売をスタートさせたのと同時に、展示車が東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」およびレクサスインターナショナルギャラリー青山でも設置されています。(「LEXUS MEETS…」では、「マダーレッド」のUX300eが置かれているようです)
当方が訪問した、インターナショナルギャラリー青山では「セレスティアルブルー」のUX300e(version.L)が展示されています。
通常モデルとの違いやBEVの特性など、係員の方が非常に丁寧に教えてくれます。
ほとんど需要ないと思われますが、一応内外装の動画も。
【YouTube動画】レクサス初のBEV「UX300e」見てきました!
今後、「UX300e」の展示車や試乗車を置く販売店も増えていくようですし、徐々にレクサスディーラーへの「充電設備」の設置も進んでいます。
レクサスディーラーの充電設備は最新型ですし、レクサスオーナー以外でも、所定の充電カードを持つ場合は充電設備を使用可能ですから安心して利用できるのは嬉しいですね。(日本充電サービス(NCS)の会員であれば使用可能)
https://lexus.jp/models/ux300e/pdf/userguide.pdf
UX300eに関しては、「UX」に新たなパワートレーンが加わったということで、既存のUXとの違いは本当に最小限となっています。
この点は賛否両論あるところかと思いますが、まず「第1弾」としては手堅くまとめてきた印象です。
外観上の違いは「ELECTRIC」と「UX300e」のエンブレムと、専用のエアロホイールでしか区別ができません。
あとは車両の左右それぞれに充電ポートがあるという程度でしょうか。
車両左側後方には「急速充電」用の充電ポートが備わっており、車両アンロック時にはポートのリッド(蓋)を押すことで開けることができます。
「一応つけときました・・・程度のLEDライト」が備わっていますが、BEVを象徴する充電ポートの構造には近未来感はまったくなく、あくまでガソリン車の給油口がそのまま充電コネクタに変わっただけ、ということでこの点はちょっとさみしいですね。
トランクスペースは、初期UXに比べると深型になっているので狭いという印象はありません。床下収納もありますので、積載性については犠牲になっていないのはすばらしいですね。
ボンネット内部については、BEVということで予想されましたが、中途半端にスカスカ感があります。
他のレクサス車のように、樹脂カバーで覆われることもなく、かといってテスラ車のようにボンネット内部に収納スペースがあるわけでもなく、非常にもったいない空間となっています。
また、600万円前後の車両価格にもかかわらず「ボンネットダンパー」が非装備というのも残念なところ。こういったところはベースモデルのUXと差別化しても良いのではと思いますが・・・(まぁ、BEVということ、収納スペースもないので開けることはほぼないのでしょうけど)
インテリアについてもほとんど変更されていません。
ただし、ステアリングホイールに関しては、他の2021年モデル車と同様に、ステアリングスイッチの中央部のボタンが押しやすく形状変更されていました。これは好ましい変更ですね。
スピードメーターでは、残電量がアナログ針ということで、ここまで通常モデルに似せなくても良いのではと思いますが・・・(別に、デジタル表示もあり)
シフトギヤは電子式に変更、シフトレバー自体「LC」と類似の意匠となっていますが、レザーの質感はLCのように高品質なものではなく、差別化が図られています。また、シフトレバーASSYをLCから流用しているため、ここだけインテリアパネルとツライチではなく、不自然なくぼみができているのも残念。ただ、従来の「UX」とは違って全体的なすっきり感や質感向上は果たしていると感じます。
後席には、UX300e専用装備として、「後席シートヒーター」が備わっていますが、スイッチの意匠・質感はレクサスクオリティではないのが残念です。
もう一つ実車確認での留意点は床下に敷き詰められた「バッテリーパック」です。
最低地上高はもちろん問題ありませんが、車両の床下に、ちょっと想像以上に出っ張って設置されています。
(車両最下部の樹脂パーツに包まれた内部がバッテリーパック&補強材)
この影響は室内にも及び、通常モデルの「UX」よりも、床下が高くなっています。
見た目はそれほど変わらないのですが・・・
そのため、後席に座った際、足のつま先が前席シート下にはいらなくなってしまいます。
また、床下自体が高いため、座面とのクリアランスが少なくなることから、膝裏側がシート座面に触れないため、極端な感じでいえば「体育座り」に近い姿勢を強いられます(あくまでイメージ)
ベースモデルのUXに比べると、足の置き場に関しては圧迫感があるので、後席に乗員を乗せる頻度が高い方は、居住性を確認されることを強くお勧めします。
今までのレクサス車となんの違和感もなく乗り換え・増車ができる点、そして海外製BEVでよく聞く不具合に関しても心配不要なのがレクサス「UX300e」の
メリットと思います。
反面、近未来感や先進感、デジタルガジェット感がほとんどないのは物足りなさも感じます。
また、「ES」と異なり、現時点でマイナーチェンジが案内されていないのも「UX300e」の不安材料の一つともいえるかと思います。
好き嫌いがかなり分かれる車かと思いますが、トヨタ/レクサス陣営として、初の本格的な量産電気自動車がいつでも購入可能になったというのは大きな一歩と思います。
2021年02月28日
レクサス初のBEV「UX300e」 2021年上期販売分 2/25オーダー開始!
限定135台(抽選)が圧倒的な倍率で完売した「 UX300e 」ですが、2021年4月〜8月の販売分として「約 475台 」追加販売されるようです。
前回は抽選でしたが、今回は各販売店で数台の割当があるようなので、どうしても購入されたい方は購入できるチャンスが高まります。
メーカーへのオーダーは3月11日頃開始、販売店での商談を行う必要があります。
https://lexus.jp/models/ux300e/
さて電気自動車(BEV)といえば、先般、日本市場での大幅な値下げを敢行した「テスラ・モデル3」が人気を集めています。
長距離走行が可能なロングレンジモデルは、150万円超の値下げをし、生産国を中国に変更して輸送コストの低減や駆動用バッテリーなどの変更もあり、UX300eより大幅に価格が安い「499万円」で販売というのは驚異的な価格です。
https://www.tesla.com/ja_jp/model3
もっとも、モデル3に関してはSNS上では多数の不具合が報告されており、品質面やアフターサービス面では不安のあるところ。まだまだアーリーアダプター層やテスラ愛好家でないとおすすめできないような状況ではありますが、日本の各EVモデルにとっては価格設定も含め、戦略の見直しを迫られそうです。
UX300eはベースモデルが「580万円」、上級モデルのversion.Lで「635万円」と、レクサスブランドということを考慮すると、(国や地方自治体からの補助金も考慮すれば)ハイブリッドモデルからの価格上乗せはそれほど高額ではありませんが、今後、テスラなどの新興メーカーが家電製品やスマートフォンのように、車両の販売が進むにつれ、車両価格を大幅にディスカウントしてくるといったことを考えると、価格を基本的に下げない既存の自動車メーカーにとってはBEVの価格設定は悩ましいことになりそうです。
レクサス「UX300e」は、最近発表されたBEVと異なり斬新さやBEVらいい特徴はほとんどなく、UXの新たなパワートレーンの選択肢が増えたという面が特徴で比較的地味な仕様になっています。
車両自体の信頼性の高さやディーラーでの高品質なサービスを受けることができるのが他のブランドのBEVに比べての優位点となりますが、従来は「約655万円」と、UX300eを超える価格であった テスラ・モデル3(ロングレンジモデル)が、「499万円」で、UX300eよりも大幅に安価で購入可能となったことを考えると割高感を感じてしまいますね。
また、レクサスUXはデビューから2021年秋には3年を迎えますので、「UX300e」を購入後、1年以内にマイナーチェンジが行われる可能性はかなり高いという点も考慮する必要があるでしょうね。
とはいえ、2020年販売分はわずか135台とほぼ販売できていなかった状況ですが、それが一気に2021年上期販売分が「約475台」に拡大することから「UX300e」の普及が徐々に進んでいくとともに、各ディーラーへの充電施設の設置も加速していくものと思います。
今後のLEXUS 「Electrified」戦略・・・まずはUX300eから、徐々に進んでいくことになりそうですが、純ガソリンエンジンを搭載して、パワートレーンがキャリーオーバーである「IS500」の情報公開のあとは、完全新型BEVモデルの公開が待ち遠しいですね。
2020年10月24日
UX特別仕様車”Urban Elegance”ラゲージ確認してきました!
レクサスUX “Urban Elegance” 特別仕様車を「レクサスインターナショナルギャラリー青山」にて確認してきました!
2020年10月末までは、LEXUS公式ウェブサイトの「オンラインショールーム」でUX特別仕様車を自宅から確認することができますが、ちょうど当方がインターショナルギャラリー青山に訪問した際、まさにオンライン商談中でした。
https://lexus.jp/request/online_showroom/
係員の方が、Microsoft surfaceを使用して、そのカメラで内装の具合を動画撮影しながら、オンラインショールームで解説をされており、商談・解説をされており、時間の許す限り要望を伺って詳細説明をされていました。
今回の特別仕様車の場合は、内装のカラーリング詳細や、改良されたラゲージの仕様などに関する質問が多いそうです。(たしかに、ウェブサイトだけでは分かりづらい点ありますもんね)
当方もUXの特別仕様車の動画を撮影してきたので(画質悪くて申し訳ありません!)ご参考いただければ幸いです。
【YouTube動画】
LEXUS UX 特別仕様車 “Urban Elegance” 見てきました!
皆さん一番関心事のUXハイブリッドモデルの「ラゲージ」に関してはあらたな発見がありました。
上下2段式になっているのですが、上段設定の場合は、「ほぼフラット」でしたので、使い勝手は以前と変わりありません。
下段にした場合はこのような感じで、結構容量が大きくなります。
なお、ボードの上下入れ替えは非常に簡単で、結構ずっしり感あるボードですが、片手でも十分扱えます。
拡大するとこんな感じ。
底面のボードも結構太く、がっしりしており、ある程度の荷重に耐えれる仕様になっているようです。
では、「上段」にしたときのラゲージ容量は変わらないのか?という点なのですが・・・
実は、ラゲージの 右側の内張りが大きくえぐられていて 、これにより、ゴルフバックが(サイズにもよりますが)横置きできるようになっています。
写真のように、右側の内装がえぐられているのが確認できます。
▼2021年モデル
▼発売当時。ラゲージボード右端の「三角形部分の大きさ」を見ると、面積が2021年モデルとは明らかに違うことがわかります。
なお、ラゲージ左側の開口部の形状も少し変わって間口が広くなっているなど細かい改良が行われているようです。
さて、いよいよ次はレクサス初のEV車、「UX300e」の限定販売のアナウンスです。来週22日頃に公式webサイトで発表されるものと思いますので、購入を検討されている方はこまめにチェックをお願いします!
2020年10月16日
UX特別仕様車”Urban Elegance”は超お買い得か?
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759881.html?padid=ag478_from_kv
”Blue Edition"、"Brown Edition" に続くのは特別仕様車“”Urban Elegance”
今回は今までの特別仕様車と異なり、UX200,UX250hどちらでも選択が可能です。
特徴的なのは「リッチクリーム」または「ブラック」の内装ですが、助手席前のインストルメントパネルが「和紙調シボ(コバルト)」となるだけでなく、ドアトリムと、センターアームレストカバーも「コバルト」となること。
専用の内装カラーと、ブラック基調の外装パーツだけでも特別感ありますが、今回の特別仕様車はコストパフォーマンスも抜群です。
肝心な特別仕様車の価格の確認ですが、以下の通り、ベースモデルの”version.C”に比べ、価格は「 15万円 」アップにとどまります。
しかし、追加される装備は確実にその価格を上回り、価格を見積もると少なくとも「 31万円相当 」であり、それ以外の内外装のブラック塗装にかかるコストも考慮すると、かなりのお買い得といえますので、ボディカラーと内装が気に入り、シート素材が本革でないことが許容できればイチオシグレードといえます。
<追加装備>
■18インチタイヤ&アルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装+ブラックナット) 【72,600円相当】
■ブラインドスポットモニター[BSM]
パーキングサポートブレーキ(静止物+後方近接車両)[PKSB]
パノラミックビューモニター[PVM] ・・・合計 【121,000円相当】
■ルーフレール(ブラック塗装) 【33,000円相当】
■ハンズフリーパワーバックドア 【82,500円相当】
追加される装備の合計コストを見積もると、以下の通り、「約31万円」となり、特別仕様車の上乗せ価格「15万円」を大きく上回ります。
ただし、ボディカラーは以下の4カラー、内装も前述の2カラーに限られますので、その点は留意が必要ですね。
・ソニッククォーツ
・ソニックチタニウム
・グラファイトブラックガラスフレーク
・セレスティアルブルーガラスフレーク
それにしても、UXはこれで3台目の特別仕様車となります。
近々発表予定の「UX300e」は初年度限定わずか「135台」の見込みですから試験的な販売に留まると考えられますし、装備面での大きな進化はあまりないと考えられますが、ベース車となるUX200/UX250hの今後の改良にも目が離せません。
LEXUS最量販車種として台数キープのため定期的な特別仕様車の投入が予定されるのか、マイナーチェンジも視野に入れているのか?
2021年秋で発売からちょうど3年が経過する「UX」ですので、ご購入を検討されている方はそろそろ本格的なご検討に入るのがよろしいかも知れません。
2020年10月11日
レクサスUX(UX250h・UX200)初の年次改良は価格据え置きで商品力UP!
(厳密には、UX200は2020年1月にトランク容量拡大の改良を実施)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759881.html?padid=ag478_from_kv
ニュースリリースでは年次改良自体は小規模にとどまっています。
・パーキングサポートブレーキ(静止物)の標準化(標準グレードのみ)
・Apple CarPlay、やAndroid Auto等の対応(全車)
・パドルシフトを標準装備(“version L”、“version C”)
・ラゲージ容量拡大(UX250hのみ)
最大の目玉は、ハイブリッドモデルでの泣き所だった、「ラゲージ容量の拡大」でしょう。
ラゲージボード上部部分だけでも、発売当初の「220L相当」から、一気に「 264L 」に拡大しています。
とはいえ、これでラゲージがフラットではなくなったわけですが・・・
で、実はニュースリリースには出ていない改良が1つあります。
なんと、「 USB typeC 」がレクサス車で初採用されています!(しかも照明付!)
トヨタ/レクサス陣営では大変めずらしいですが、今後の改良で「充電専用端子」については、徐々にType Cに置き換わっていく可能性がありますね。
(11月中旬MC予定のLSでは確実に採用されるでしょうね)
なお、フロントコンソールはUSBメモリ等を使用する関係もあるのでしょう、従来どおりの汎用性の高い TypeAのままです。
さて、今回の年次改良での価格変化は以下の通り。
なんと、消費税増税で狂った端数調整のみであり、「据え置き価格」です。
特に「標準グレード」においては、パーキングサポートブレーキ(28,600円相当)が本来上乗せされるはずですが、これが無償です。
”version.C"と"version.L"においても、パドルシフトが標準装備されていますから、これも無償。
結果的にUX200はなんとか「400万円未満」、UX250hは「430万円未満」に抑えることに成功しているのは嬉しいところ。
UX 2021年モデル価格表
なお、今回ボディカラーや内装カラーの変更がなかったのが意外でした。
というのも、レクサスの2021年モデルでは順次、以下のカラーが廃止されているからです。
・マーキュリーグレーマイカ
・プラチナムシルバーメタリック
・アンバークリスタルシャイン
UXにおいては現時点ではこれらのカラーが継続されていますが、来年以降廃止される可能性は高そうですから好みのカラーがある場合は注意が必要です。
次回は大変オトクな特別仕様車UX250h/UX200 特別仕様車“Urban Elegance” について解説予定です。
以下は期待が高まる新型ISのご契約者さま情報です。(日々更新予定)
【新型IS ご契約/納期予定情報】 2020/10/4更新!ver2
↑クリックで高解像度版に拡大します
*ラインオフ日の項目を独立させました
*いただいたコメントを元に集計しております。
追加・訂正・削除などございましたら再度コメントいただければ幸いです。
今後ご契約情報をいただける方は以下のフォームにのっとりコメントいただければ幸いです。
データは定期的に更新させていただきたいと思います。
特に特別仕様車の納期が長期・または未定の状態のようですが、少しでも早く皆様に納車されることを心より祈念しております。
■新型ISご契約情報ご報告フォーム
・車種 [IS300h・IS300特別仕様・IS300・IS350特別仕様・IS350]
・グレード [標準・"version.L"・”F SPORT”]
・契約日
・ラインオフ日
・納期予定日
・ボディカラー
・内装カラー
・コメント等
プレカタログ・見積もり例などはこちら
【YouTube】新型LEXUS IS (2021 MCモデル)プレカタログ解説+価格見積りなど
2020年10月03日
レクサス初のBEV「UX300e」日本では抽選発売!かなりの狭き門・・・
台数は、なんとわずか「約 135台 」、全国のレクサスディーラー1店舗あたり1台未満という非常に狭き門。
スペック的にはレクサス「UX300e」は際立ったスペック的な優位性はないものの、無難に使えるBEVとして一定の人気を集める可能性はあります。
信頼できるクルマ作りと、長期間の保証が予想されるバッテリーシステムを誇るため、わずか135台ということであれば、希少性も含め、かなりの抽選倍率となることが予想されます。
初夏に抽選販売を実施したレクサスLC500コンバーチブルの限定車(Strucural Blue)が非常に高額にかかわらず、オーナー枠ですら「5倍以上」の抽選倍率でしたから、「UX300e」は当然それ以上の抽選倍率になることは必死。
なお、LC500コンバーチブル特別仕様車は忖度なしの完全抽選で販売台数がオーナー枠40台、一般枠20台と少数だったため、当選した販売店に偏りがある結果となったようですが、UX300eでもわずか135台程度では、同様の結果となることも考えられます。
LCと同様、受付期間は比較的短期間である可能性もありますので「UX300e」を狙っていらっしゃる方は今後要チェックです。
もちろん、当ブログでも受付開始次第レポートさせていただきたいと思います。
日本国内でも「瞬殺」となるほど人気を集めた「HONDA e」や、木村拓哉氏のCMでも話題の日産「アリア」、絶対的王者 テスラ「モデル3」など魅力あるEVが続々登場していますが、トヨタ・レクサス陣営で初めて国内投入される BEV「UX300e」がどれぐらいの注目を集めるのか楽しみです。
なお、レクサスオーナーは「充電サービス」などの特典があるようで、全国の販売店にも充電設備の設置工事が行われるとの情報もあります。特に都市部は集合住宅での充電環境の構築も難しいので、販売店での充電設備の設置や充電時間(24時間体制だと嬉しい!)についても期待したいですね。
2020年05月15日
レクサス UX300e 中国版 カタログをチェック!
レクサス初のEV車「UX300e」が中国市場で発売されたので、早速web上のパンフレットでチェックしてみました。
http://www.lexus.com.cn/models/ux_300e
既存の「UX250h」との違いはおおむね以下の通りのようです。
■動力性能
・0〜100km/h加速時間 8.5秒 → 7.5秒
・最高時速 177km/h → 160km/h
EV特有の加速の速さを活かし、UX250hよりも1秒ほど短縮。実用では全く困らない性能です。
最高速度はスペック上、物足りなさを感じるところですのでサーキット走行は不可ですね(日本市場はどうなるのでしょうか?)
■駆動方式
・前輪駆動(FF)のみ
・最小回転半径 5.2M → 5.2M
予想通りですが、FF方式のみでAWDの設定はないのが残念。ぜひAWDの設定もほしいところです。
■ホイール・タイヤサイズ
・17インチ専用エアロホイール&215/60R17タイヤ のみ
EV車の性格を考えると航続可能距離に影響する大口径のホイール&ワイドタイヤを装着することは難しそうですが、軽量な鍛造ホイールへ換装するとどうなるんでしょうね。
■構造
・空気抵抗係数(Cd)0.33 → 0.31
専用ホイールのおかげか、空力性能はアップ。
■車両重量
・車両重量 1585kg前後 → 1800kg
54.3kWhの大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、約215kgほど重くなっているようです。このことが低重心やボディ剛性強化につながっているとのことです。
■トランク容量
・225〜264L(グレードにより異なる) →314〜316L
トランク容量が拡大されているため、UX200の2021モデルと同様、アンダーデッキ仕様になっているものと思われます。
UX200のラゲージサイズは、特別仕様車で確認済なので参考にしてください。おそらくこの程度のサイズは確保されているものと思われます。
【YouTube動画】レクサス UX200 特別仕様車”Blue Edition” ラゲージ拡大が魅力?
■専用インテリア
・4段階切り替えパドルシフト(エネルギー回収システム)
・専用本革シフトノブ
・専用メーター
数少ない差別化要素です。中国市場ではナビサイズは7インチのようですが、日本では当然ながら10.3インチが採用されると思われます。RXのように早期タッチ化を求める声も出てきそうですね。
■専用快適装備
・後席シートヒーター(L-tex)
L-texですが、前席にも「ベンチレーション機能」を有するなど高級志向のようです。(しかしなぜか「本革」の設定はありませんん。これは”EV”ということであえて人工的な素材を使用し、環境に配慮しているのでしょうか?)
■新コネクティッドサービス
スマートフォンを活用した新コネクティッドサービスを提供。充電残量の管理や乗車前のエアコンONや霜取りなど。
これを気に他のレクサス車でのコネクティッドサービスも飛躍的に向上すればいいのですが・・・
■ボディカラー
5色と大幅に減少し、「UX300e」専用色は現時点ではない模様。
あくまでパワートレーンを追加、というもので特別感を出すモデルではないのでしょうね。
・ソニッククォーツ<085>
・ソニックチタニウム<1J7>
・ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>
・テレーンカーキマイカメタリック<6X4>
・セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>
■インテリアカラー
発売時点では、いわゆる"version.L"や”F SPORT”が存在しないため、シート素材はすべてノーマルシートかつ人工皮革の「L-tex」の模様。カラーリングは3色。専用のインテリアカラーはなし。なお、インストルメントパネルの素材はすべて「和紙調」を採用。
・ブラック
・オーカー
・コバルト
なお、UX300eのチーフエンジニアの方のインタビューが公開されています。
新たな情報としては、「シートヒーターを活用したEVならではの新たな空調システムの活用」について言及されています。EV車ではエアコンのON-OFFによる航続可能距離に大きな影響を及ぼすので、これを軽減するシステムなのでしょうか?
▼【YouTube】Interview with Lexus Chief Engineer Watanbe/Lexus Enthusiast
2020年04月30日
レクサス、初のEV UX300e 中国でついに4月26日発売!
http://www.toyota.com.cn/mediacenter/show.php?newsid=5155
あわせて、トヨタブランドの「CH-R EV」(および兄弟車の「IZOA」)も投入、いずれもリチウムイオン容量は「54.3kWh」とされており、走行可能距離も、スペックも概ね共通仕様のようです。
今回のニュースリリースでは「C-HR EV」をもとに言及されており、ボディのねじり剛性は、バッテリーパック周をボディフレームの一部として設計していることにより、「20%」も強化されているようで、かつ重量物であるリチウムイオンバッテリーパックが床下にあるため、低重心化を図ることが可能とされています。
しかし、レクサス「UX300e」と「C-HR EV」との決定的な違いがどういうところにあるのでしょうか?
UX300eでは、スマートフォンアプリ(e-LEXUS CLUB APP)でバッテリー残量をリアルタイムで確認したり、予約充電時間を変更したり、エアコンの動作やデフロスター(窓の霜取り)を行うことができるようです。
また、「パドルシフト」での回生ブレーキの機器を4段階で調整できるのも特徴ですから、これはUX300eならではの特徴なのでしょうね。
あとは静粛性、乗り心地の向上の面ではUXが優位、といったところでしょうか。
その他の部分は発売後、中国市場のパンフレットで確認してみたいと思います。
見た目は「専用ホイール」と「エンブレム」、「左右の充電ソケット」以外、通常のUXとほぼ変わらないので(内装ではシフトノブ周辺ぐらいか?)もう少し差別化があってもいいと思ったのですが、このまま発売されるようですね・・・日本発売時には内装色やダッシュボード/インテリアパネルのバリエーションなどが拡充されれば個人系には嬉しいのですが。
2019年12月02日
「UX300e」は期待はずれなのか?
原因としては、主に次の3つでしょうか?
・内外装がベースモデルのUXと(ほぼ)変わりがないこと
・バッテリーのスペックが 日産「リーフe+」に劣ること
・EVならではの先進性・目新しい機能・装備がほとんどないこと
また、同日に、テスラの衝撃的な新モデル、「サイバートラック」が発表されたことも影響しているのかもしれません。
衝撃的な「鉄球プレゼンテーション」を始め、誰も想像しなかった斬新なザインで登場することには驚かざるを得ません・・・
UXのEV化に伴い、「ボンネットの中身は?」や「デジタルアウターミラーは?」、「自動運転機能は?」など気になる点は多数ありますが、これらの詳細は不明のままです。現時点では、「パワートレーンの選択肢を増やした」という位置づけと思われますので、価格も確実にハイブリッドモデルの「UX250h」よりは高価となりますので、このモデルがUXの販売の中心になることはないように思います。
本当のレクサスならではの独創的なEVモデルは「LF-30」のように次世代の「全固体電池」の登場を待たねばならず、現行のリチウムイオン電池が主力のの間は、 既存モデルの派生車種としてEVを何車種か設定する ・・・という戦略ではないでしょうか。実用的なEV専用車種として、「ホンダe」のような割り切った用途のEVモデルの登場を期待したいところですが、それもまだ少し先になりそうです。(こちらはトヨタブランドで発売される可能性は高いですね)
UX300eの詳細スペックはまだすべては明らかになっていませんが、気になるのは「重量」。
一部メディアではプロトタイプでの試乗会が行われたそうで、車両重量はベースモデルより300kg以上重い、「約1900kg台」ということが報じられています。
■ Impress CarWatch レクサス初の市販EV「UX300e」、テストコースでその実力に迫った
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1219791.html
これは日産「リーフe+」の「1680kg」よりも200kg以上重いことになりますが、モーターの出力やバッテリー容量自体のスペックが「リーフe+」よりも若干抑え気味のため、上記レポートでもその点が言及されていて、加速感は「リーフe+」に劣る、ということでしたので、スペック的にもちょっと物足りなさがありますね。
車両価格が500万円を超えますと、テスラ「モデル3」の価格領域に入りますが、レクサスUX300eならではの強みがあればいいのですが、今のところは(ライバルに比べ)目立った特徴がありません。
日本市場では、「2021年前半」に発売、ということですが、そのときには各社から先進的かつ高性能なEV車がリリースされている時期ですし、その時に「2019年仕様」のリーフe+と同等のスペックで登場して世間に受け入れられるのか・・・という心配があります。また、2021年後半〜2022年にはベースモデルの「UX」自体のマイナーチェンジの時期にも差し掛かりますので、このスペックのままで登場するならば、2021年ではなく、日本市場においても2020年中の投入をしてほしいところです・・・。
残念ながら、現時点では「UX300e」の魅力が(ライバルに対し)今ひとつ伝わってこないように思います。 ただし、レクサス陣営が以前からコメントしていたように「パワートレーンの選択肢を広げる」 、という意味では重要な役割を果たすと感じます。
(つまり、各ユーザーのの環境にあわせたパワートレーンを準備するので、その中から選択してもらいたい・・・ただし、その場合、UX300eはUX250hとあまり大差ない価格でリリースしてほしいものですが)
現在のトヨタ/レクサスとしては主力のパワートレーンは「EV」ではなく、従来型の「HV」や「PHV」がメイン。
EVの本格展開は、インフラ面の整備と全固体電池などの技術革新を待つ・・・という方針なのでしょう。
テスラ社のような「EV専業」メーカーとは方針が違うため、私も含め、多くの方が期待する、先進的かつ斬新な発想の新世代EV車の登場はレクサスブランドではまだ少し先となるものと思われます。
とはいえ、「UX300e」が日本でも発売されることが決まった以上、「価格設定」がどうなるか、レクサスEV車に対するサービス面での特徴・特典はどうなるのか、という点は非常に興味深いところです。
既にコメントでもいただいていますが、ホテルや商業施設への「専用の充電設備の設置」、「各ディーラーでの24時間無償充電」など他ブランドとの差別化のためにもぜひレクサスならではの特典を設けて欲しいところです。
2019年11月30日
LEXUS UX300e 発表! 写真でチェック!
大方の予想通り「 UX300e 」が発表、ニュースリリースされています。
日本市場においても「2021年前半」
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30609925.html?padid=ag478_from_kv
ここ最近の「EV車」というと、各社ともフラッグシップに位置づけられる高級版か、斬新で先進性の高い意匠をまとったチャレンジングなものが多く見受けられますが、レクサス「UX300e」は、内外装ともにほとんど既存のUX(UX200/UX250h)と区別はできません。
外装では、「UX300e」 のエンブレムと、サイドの「Electric」のロゴエンブレムが識別ポイント。
そして左右に設けられた給電ポート、空気抵抗を低減させる新意匠ホイールの変更ぐらいでしょうか?
肝心の電池に関する詳細スペックも公開されています。
航続可能距離が400kmというのは予想よりも多く驚きでした。(HVモデルとの差別化と価格面もあり、300km台と思っていたので・・・)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30609925.html?padid=ag478_from_kv
バッテリー容量=54.3kWh
最高出力=150kW
最大トルク= 300Nm
航続可能距離=約400km(NEDC計測値)
これに関しては、日産「リーフe+」よりも若干低い数値となっていますのでスペック的にはちょっと物足りなさを感じますが、特に、航続可能距離は仮に上記の70%程度と仮定しても日常使いには問題はなさそうです。
あとは、トヨタ/レクサスが長年培ってきた電動化のノウハウがバッテリーの効率化・長寿命化に寄与するか期待したいところ。
なお、バッテリーパックは静音性の向上にもつながっているようですね。(見た目もキレイ)
さて、UX300eはインテリアも驚くほど変更がありません。
もっとも日本への投入は「2021年春」とのことですので、それまでに多少改良が入る可能性はありますね。
目立つところではスピードメーターの液晶から「水温計」が廃止されて、LEXUS UXロゴが入っていること、そして「シフトノブ」の形状が大きく変更されていて、クオリティが向上しているよう見えます。(LCライク?)
ラゲージについては変更があり、日本仕様ではフラットではあるものの、ラゲージの高さがなく積載能力に不満の声が聞こえてきましたが、フロアの位置が若干下がっています。(ただし、手前の土手の部分の高さは変わらず)
リチウムイオン電池をフロア下に敷き詰めたおかげで室内やラゲージの広さを犠牲にしていないことが透過図からも分かります。
「UX」が開発当初からEV車の導入を前提で開発されていたことが伺えます。
オレンジ色の部分はボディを強化している部分のようですが、万一の際の事故でバッテリーの損傷を防ぐために、特にバッテリー周りは大きく補強材が追加されていますね。
車両重量については、impress carwatchの取材で「 1900kg台 」とのレポートがあり、現行UXよりも大幅に重量が増加しています。
これはバッテリーだけではなく、静粛性やボディ剛性強化のための重量増によるものであり、かなり遮音性や乗り心地、安全性にも配慮していることが伺えます。
しかし現行UX250hよりも更に「 約300kg 」も重いとは・・・現行リチウムイオン電池ではある程度の航続可能距離を確保するためには、この重量増がネックとなりますね。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1219791.html
その他、スマートフォンを活用したバッテリーモニタリングシステム、遠隔操作でのエアコン・シートヒーターのプレ動作なども実現しましたが、これは他のメーカーでも当たり前の機能といえ、それほど驚くものではありませんね。
レクサスは今回、UXの派生車種として「UX300e」の追加を発表したわけですが、あくまでのパワートレーンの選択肢を1つ追加した、というもので、EVカーが持つ先進性や未来感といったところはほとんどなく、2021年春の時点としては物足りなさが残るのも事実、これについては別記事にしてみたいと思います。
2019年11月21日
LEXUS 初のEV車 ついに発表(UX300eなのか?)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30606841.html?padid=ag478_from_kv
これが日本で発売するのか・・・ということなのですが、トヨタグローバルニュースルーム「日本版」のトップページに大きく取り上げられることを考えると、日本での発売は確実と思われます。
ELECTLIC のエンブレムが新鮮ですね!
今後は「HYBLID」のエンブレムのように「ELECTLIC」のエンブレム装着車が増えてくるのかもしれませんね。
ただ、現行のレクサス陣営のコメントから察するに、EVモデルと言っても従来のレクサス車と大きく差別化するようなものではなく、あくまでも「パワートレーンの選択肢を増やす」という位置づけのように思います。そのため、当面は欧州のハイパフォーマンス志向のEV車やテスラ社のような既存の自動車メーカーでは思いつかないような仕組みの斬新な車が誕生することはなく、あくまでも従来車の「派生車種」として登場するのではないでしょうか。
となると、やはり第1弾は「 UX300e 」と見て間違いないのではないでしょうか?
一番気になるのは「航続可能距離」ですが、これをあまり高めてしまうと価格にも跳ね上げますし、重量増の問題もありますし、既存のパワートレーン車が売れなくなってしまうので(特にUX200)、航続可能距離は300-400km代程度に押さえてくるのではないかと思いますが・・・
ともかく、ハイブリッド路線で動いてきたレクサスがついに発表するEV車第1段の詳細スペックが気になるところです。
2019年09月23日
納車ラッシュ? レクサス「UX」納車式にお邪魔してきました。
先日マイナーチェンジした新型「RX」の納車も進んでいるようで、ワンダー速報 ドラヨスさんも納車されたそうです!
▼【レクサスの納車式ってどんな感じ?!】レクサスRX300 F SPORT納車されました!2019マイナーチェンジ版
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2887.htm
レクサスディーラーでの納車式は各販売店により異なり(営業担当によって異なるケースも)様々なパターンがありますね。
首都圏エリアでの納車式はわりとおとなしめのようですが、エリアによってはシャンパンでの乾杯、音楽や映像での演出、テープカットなどもあるようです。
なお、レクサスの場合はディーラーでの納車の場合は(当然ですが)費用はかかりませんし、ガソリンは「満タン」が標準ですので、いきなりガソリンスタンドに行くことはありません。
さて・・・扉の向こうには実に5ヶ月待ちのUXが!
なんと今回は、ドライアイスによる幻想的な演出がありました。幻想的な雰囲気でしたよ。
(ひんやりしていて気持ちよかった!)
そしてほどなくしてドライアイスが消失し、いよいよヴェールにつつまれたUXが!
そして、スタッフの方によるアン・ヴェール!
今回のオーナーさまは「UX250h ver.C」、外装「プラチナムシルバーメタリック」、内装は「オーカー」をご選択!
「ver.C」は当方イチオシのグレードで、これをベースに必要なMOPを追加、各種カスタマイズなどするのがとてもおすすめです。
このあとは花束贈呈、車両説明、スタッフの方との写真撮影など、レクサスらしいイベントで約1時間20分程度の素敵な納車式でした。
ご家族揃っての納車式はレクサスでは定番ですが、やはり素敵なものですね〜!!
最後は責任者の方やスタッフの方が見送り。車の姿が見えなくなるまで営業担当車はオーナー様を見送っていました。
レクサス車の良さの一つとして、アフターサービス、車両そのものの品質というのはもちろんですが、「ライフスタイルを変える」可能性がある数少ないブランドの一つであるということです。(すべての方に必ずしも当てはまるとは限りませんが・・・)
レクサス車の購入をきっかけにライフスタイルが変わった方は多数いらっしゃいます。
単なる移動手段としてのツールであればレクサス車は決してコストパフォーマンスに優れているとはいえませんが、まだまだ成長段階にあるブランドに共感された方は、きっとライフスタイルにおいても今までにはない気づき、出会いなどもあるのではないでしょうか。
オーナーさまは、早速宿泊旅行に出かけられるとのこと、素敵なカーライフを過ごされることを祈念しております\(^o^)/
2019年09月12日
レクサスUX250h納期改善、RXは年内納車不可に!(2019/9)
https://lexus.jp/news/info/
公式サイトでは概ね3ヶ月を超える納期についてレポートされていますが、8月30日(金)からはUX250hはリストから外れました。
つまり、納期は3ヶ月以内に短縮された模様です。
しかし、一方で納期が改善されないのが「ES300h」です。
海外需要が高い車種ですが、未だに「4ヶ月超待ち」が続き、大型のFFセダンのESがここまで日本で受けいれられるとは、想像以上でしたね。
なお、ESの日本での累計販売台数は2019年7月までで「約8700台」であり、UX250hの「約9500台」と遜色ありません。
■ES300h・・・12月下旬頃の工場出荷の予定
また、2019年8月29日に発表されたRX450h/RX300に関しては、さすがに年内納車が不可となっています。
現時点では、2Lターボの「RX300」の方が納車に時間がかかるようで、5ヶ月程度の厳しい納車待ちとなるようです。
■RX450h ・・・12月下旬頃〜2020年1月上旬頃の工場出荷の予定
■RX300 ・・・2020年1月下旬頃〜2月上旬頃の工場出荷の予定
2019年08月23日
BMW X2 vs UX250h 英国での評価は?
UXオーナーさんの中でもBMWの「X1」や「X2」と比較検討された方もいらっしゃると思いますが、英国での評価はどうでしょうか?
X2のディーゼルターボとUX250hはハイブリッドですから、性格も違うわけですが、価格帯からして、競合車として意識せざるをえません。
最近では人気絶好調のボルボ「XC40」やアウディ「Q2」なども魅力的ですし、スモールサイズのSUVはホント魅力的ですよね。
https://www.autoexpress.co.uk/lexus/ux/107495/lexus-ux-vs-bmw-x2
さて、最終的には、「コスト面」と「乗り心地」の面でUXが優位にたち、今回は「UX」が勝者とされています。
ハイブリッドシステムも以前のものより洗練されているとの評価。
一方、X2は「パワートレーン」と「インフォテインメントシステム」が優位。
評価はひとそれぞれですが、欧州市場においてもレクサスUX(UX250h)が一定の評価を得ているのは嬉しいですね!
UXに関してはまだ納期待ちが解消されていないので、しばらく年次改良はない模様ですが、英国でもリモートタッチパッドは未だに評判が良くないようです。将来的にはRXと同様、UXならば、モニター位置は多少前方にスライドできそうですし、内装の質感アップも容易にできそうですので、今後の改良に来たししたいところですね。
さて、新型「RX」が工場から輸送されている姿も目撃されているようですし、今週末あたり、ひっそりと販売店のバックヤードで見かけることができるか・・・も?
2019年07月10日
レクサスUX 発売から半年の販売状況〜新内外装パーツも。
毎月コンスタントに月販目標販売台数の「900台/月」をクリアしており、レクサスES・NXとともにレクサス主力車種として着実に新規オーナー増加に寄与しているようです。
「UX」発売後半年の販売(登録)状況は以下のとおり。
■UX販売状況(2018年11月〜2019年5月)
*自販連や雑誌CG等のデータを元に当方集計
http://www.jada.or.jp
UX発表前の予約台数が「5,500台」、発表から1ヶ月間の受注台数は「8800台」と発表されましたが、発売前にオーダーされた方は2019年3月まで、2018年12月中に契約された方は、2019年5月までに納車が完了している計算ですので、初期受注ブームが終わった今後の販売動向がどうなのか、NXのような人気を継続できるのか?また、価格帯や使用形態の違いはありますが、トヨタブランド「RAV4」の影響を受けるかどうかも含め、今後「月/900台」をどこまで維持できるか注目のポイントです。
UX250hは2019年10月の消費税増税までの納車が困難になってから、UX200の販売比率が高まるような傾向にあり、2019年4月頃からは、それまで10%前後だった「UX200」の販売比率が 15〜20%に増加傾向にある のが興味深いところです。
さて、UXを街なかで見かける機会も増えましたが、それにあわせやはり個性を活かしたい、という方も多いと思います。
純正パーツの他にも様々なメーカーからパーツがリリースされはじめました。
■トムス・エアロパーツ
レクサスのチューナーとして有名なトムス(Tom's)からもエアロパーツがラインナップ、7月中旬から販売を開始するようです。
https://www.tomsracing.co.jp/company/news/3537/
トムス製のパーツはレクサス/トヨタ系ショップでも取り寄せ可能ですが、オートバックス系のネットショップ「Autostyle」でも取扱がスタートしているようです。
・フロントスポイラー (楽天/Autostyle)
・リヤアンダースポイラー (楽天/Autostyle)
・サイドステップ (楽天/Autostyle)
・チタンテール (楽天/Autostyle)
■シンクデザイン内装パーツ(シフトノブ/シフトブーツ)
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/43027192/
UXの豊富な内装色をすべて取り揃えているそうです(驚)
拡大画像だと、クオリティの高さがよくわかりますね。
本革はパンチング加工がしてあるのでとても満足度が高いでしょう。
とくにUXオーナーさんは”F SPORT”比率が高いようですので、レッド系のインテリアには似合うのではないでしょうか。
価格は以下のとおりとのことで、クオリティに見合った金額と思います。
特に「シャトー」や「オーカー」のようなUXではあまり数が出ないと思われるカラーも揃えているのは感動的です。
[シフトノブ] ¥22,000(税込)
[シフトブーツ] ¥26,000(税込)
黒が多いUXのインテリアに彩りを与える上でも有効なアイテムと思います。
特に、UXのシフトブーツは合皮で、実は質感があまり高くないので、ここを本革に変更するだけでイメージが変わりますね!
また、毎回起動時に触れるシフトノブも手触りがよいと停車中などでもついつい触りたくなりますね。
残念ながら受注生産で通販は行っていないので下記ページよりメールで注文を受け付けるとのことです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/43027192/
それにしてもUXの「ボンネットダンパー」・・・
CT200hやC-HR用などは発売されていましたが、UX用はなかなか発売されないですね。なぜなんでしょう?
今はボンネットを開ける機会もあまりないですから、ニーズがないのでしょうか?
2019年04月16日
レクサスUX カスタマイズ事例(フェンダー同色&内装パネル塗装・カップホルダーイルミ)
先般の当ブログの統計データでも約90%の方がハイブリッドモデル「UX250h」、更に約80%が「F SPORT」グレードをご選択。特に「外装:ホワイト&内装:フレアレッド」の組み合わせが多いため、自分と同じ仕様の車を見かけるケースが増えると思いますが、最初は嬉しい半面、だんだんと「差別化」を図りたいという方が増えてくるのでは・・・と思います。
純正カタログのTRD仕様/モデリスタ仕様もカッコいいですが、「ちょっと派手だなぁ〜」という方もいらっしゃるでしょう。
早速、純正ベースのレクサスUXカスタマイズ車両をチェックしてまいりました。
レクサスのカスタマイズ専門店でお馴染みの神奈川県海老名市厚木市のシンクデザインさんのデモカー(UX250h”version.L”)
http://www.think-design.jp
よく見ると、フェンダーの樹脂パーツが「ボディ同色」でした。
写真で見るのと現物ではだいぶ印象が異なりますが、SUV感がそれほど高くない「UX」はフェンダーのボディ同色は、ちょっと大型なハッチバック風に見え、かなりいい感じです。もっともオーナーしか気づかないかもしれませんが、さりげない、ボディ同色塗装も「アリ」ですよね。
ホワイトノーヴァ/クォーツホワイトの方はフェンダー同色化の参考になるのではないでしょうか?
輸入車のSUV系モデルでも、モデル末期の特別仕様車で、フェンダーアーチモールをボディ同色にするのは定番なので、カスタマイズとしては王道と思います。なお、塗装クオリティは純正パーツ顔負けです。費用等気になる方は直接ご照会ください。
さて、内装においては、「パワーウィンドウスイッチパネル」、「センターコンソールパネル」の質感が気になる方は多いのではないでしょうか。
ここはパーツの塗装で一気にクオリティがアップしますのでぜひ参考にしてみてください。
今回の車両には、オリジナル色の「アンバーブラック」で塗装されていました。
光が当たらない場所ではブラックに見え、今回のような昼間の明るい場所ではアンバー(こはく[琥珀])に見えるというシックなカラーでした。
センターコンソールパネル塗装例。
当方がUXオーナーならもっとも気になる部分です。ここが艶あり塗装になると一気に見栄えが変わります。
ほぼ毎回目にする、手に触れる部分(リモートタッチパッド付近のため)しばらくはうっとりしそう。
もともとの車両はこんな感じですね・・・
アップ。
このツヤ、パールの入り具合などクオリティは純正品を超えています。
ここまできれいに塗装するには「下地処理」に相当な手間がかかっているのは想像に難くありません。
助手席側から。
この艶感、そして光の当たる場所とそうでない場所の色の違いは要チェックです!
このカラーはフレアレッド内装にも似合うと思いますね。
ドリンクホルダー近辺。
球屋さんのカップホルダーイルミネーションシステムがインストールされていました。
こちらも、同時施工できそうですので気になる方は問い合わせしてみてください。
イルミネーションは光ると純正ライクな具合に。
夜の車内が真っ暗なUXにはこれぐらいのイルミはあったほうが実用的と思います。
質感が気になるドアトリムの中で、毎日目にする「パワーウィンドウスイッチ」は大型パーツということもあり、変化を感じる部分です。
もちろん、「グラファイトブラックガラスフレーク」などの定番のブラックパール系にすることも可能です。
特に”version.C”、”標準”グレードの方にはおすすめで、かなり雰囲気が変わります。
運転席側
助手席側
リヤ席
後席はもともとかなり簡素ですが、ドアトリムとは違う色が入るだけで印象が良い方向に変わります。
エアコンパネルの塗装も可。ただ、ここまでやるのは相当な内装マニアの方と思いますが・・・
"version.L"の「和紙調」ダッシュボードパネルとの組み合わせを考えるのも面白いですね。
エアコントリム周りに関しては、ソニックシルバー系、ソニックチタニウム系の塗装も似合いそうですが。
夜のドライブで外光が入ったときに色の変化なども楽しめそうです。
内外装の「塗装」というカスタマイズメニューは本当にオーナーの個性が活かされると思います。
女性CEが企画した、おしゃれで個性的な内装を活かす方向のカスタマイズが似合うのではと思います。
なお、塗装品のメリットとしては、(内装品に関しては)純正パーツに塗装するので元に戻せますのでリセールには影響がない、というのもメリットなところです。(「貼り付けパーツ」だと、取り外しが困難で純正に戻せないというリスクがあります。もっともレクサスのパーツは輸入車に比べお手軽なところも魅力ではありますが)
オーナーの個性が活かされる塗装に関するカスタマイズですが、基本的に「ワンオフ加工」になりますので費用や納期などは個別照会が必要です。
既成品のように数日で完成ということはありませんので、納車時期に間に合わせたいという方は、早めにお問い合わせを。
http://www.think-design.jp
2019年04月14日
LEXUS UX(UX250h) ついに納期が9月末に〜オーナー様の選択は?
以下、今までのまとめとしてオーナーのみなさんがどのような選択をされているのかを簡単にまとめてみました。
2019年03月22日
レクサスUX インテリアパーツ(ウィンドウスイッチパネル)でイメチェン!
特に、”標準”と”version.C”は、「ブラックメタリック」で、ISやRCのブラックメタリックとは異なり、クリア塗装が行われれていないためクオリティアップをしたいと思う方もいらっしゃると思います。
レクサス車のウィンドウスイッチパネルは換装が可能です。
考えられる対策としては・・・
■ヘアライン加工(”F SPORT”、”version.L”)タイプへ換装
■純正部品を専門業者で塗装(シンクデザインさんなど)
http://www.think-design.jp
■市販の「貼り付けタイプ」を取付
https://item.rakuten.co.jp/samuraiproduce/ab081-07/
今回ご紹介するのは、「貼付けタイプ」。
純正のパワーウィンドウスイッチパネルの上に、そのまま両面テープで貼り付けするタイプなので純正部品の取り外しがなく、DIYの知識が無くても取り付けできるのはメリットです。また、価格も「 6000円前後 」とかなりお手頃。純正でも存在しそうな2カラーで展開されているようです。
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なんと2タイプあるようです。
・サテンシルバータイプ
ブラック基調のUXのインテリアには差し色としても良さそうです。
・艶ありブラックヘアラインタイプ
艶ありなので、”F SPORT”や”version.L"ともまた違ったイメージですね。縞杢っぽくも見える?
フロントだけではなく、リヤもしっかり準備されているのは嬉しいですね。
注意点としては、貼り付けタイプということもあり、じっくり見れば貼り付けタイプであることがわかること、一度取り付けすると取り外しが困難であることでしょうか。しかし写真で見る限りは、価格に対し、なかなかのクオリティではないかと思います。
海外生産品とのことですが、この価格で販売されるのはすごいですね・・・。
自分だけの「UX」に仕上げていくのもとても楽しいですよね。
2019年01月20日
LEXUS UX 販促活動が活発に!?
https://lexus.jp/models/ux/special/answer/
UXについては、事前の手厚いプロモーション活動といい、開発担当者(加古慈氏)も様々な媒体でPRされていますし、今回はついに販売店の担当者まで公式サイトで座談会を披露するという今までのレクサス車にない手法が取られています。
オーダーが極端に「UX250h」に偏っていることと、当初想定よりも販売数が伸びていない(推測)ということもあるのでしょう。
発売後にこれだけ販促活動を行うのは今までのレクサスでも初ですね。
ほとんどめだった販促活動をしていない「ES」との違いは明らか。
UXは実質4グレードありますが、”標準”を選択されている方が極めて少なく、”version.C”の比率も予想より低いと思われますし、ボディカラーや内装カラーもバリエーションの割にはかなり選択が偏ってしまっている印象です。
UX独自の「コバルト」などはもっと多くの方が選択しても良いように思うのですが・・・(ダッシュボードの「和紙調」部分も専用カラーですし)
現時点で購入のネックになっていると想像されるのは「ラゲージの狭さ」、「SUV感の乏しさ」、「内装の質感(ドアトリム等)」、オプションが多いための「価格の高さ」であると思われますが、これらもそれぞれ狙いがあるはずなので、その点についても今後コンテンツでしっかり触れてくれればと思います。
ただ、第1回めの内容を見る限りは、「ラゲージ」のことには触れていないのは残念でした。(隠しているように思えてしまう)
レクサス車は大衆ブランドではありませんので、万人受けする必要はなく、コンセプトやデザイン等に共感して購入してもらえればいいわけですので、その開発者の思いをしっかり伝え、共感して購入していただけるファンを増やすことも重要と思います。
積載性に関していえば、後席を倒せば大抵のものは積めますし、フロアが高くて荷物の持ち上げは少し大変ですが、一度持ち上げればフラットで、おろしやすいとは思います。高さがないのはライバルと比べても不利な点はあるのは如何ともし難い分ですが・・・
【天地高さ比較】
UX・・・555mm
X2・・・675mm
XC40・・・720mm
Q2・・・670mm
しかし、ラゲージ左右の小物入れも結構活用できますし、「ハンズフリーパワーバックドア」も設定してありますしね。
走りを良くするためホイールベースをあえて短めに設定し、デザイン重視のためこのような結果になっているのだと思われますが、その他の理由も含め、「狙い」をもっとPRしてくれてもよいのではと思いますし、今後のコンテンツにも期待したいと思います。
さて、明日、明後日と「ES」、「UX」が納車される方も多いと思います。
今回が初レクサス車という方は、納車式の際には少なくとも、係員の方に、お手持ちのスマートフォンの「Bluetooth」の接続設定をお願いしておいてください。もちろんあとで説明書を見ながらでも設定できるのですが、納車時に設定しておくと、ハンズフリー通話や音楽のbluetooth再生が可能など、なにかと便利です。
■UXとES 納車されたらリモートタッチ等の初期設定も忘れずに!(2018/12/4)
http://www.namaxchang.com/article/463061184.html?1547822122
また、「リモートタッチ」は2017年以降改良されたものはレスポンスもよく操作性もだいぶ向上していますが、「左手」でのタッチパッドの操作には少し慣れが必要です。レクサスのタッチパッドの操作についてごく基本的なことですが、実は気づいていない方もいらっしゃる点を何点か紹介させていただきます。
■「決定」操作は、タッチパッドを押し込むのではなく、「ダブルタップ」が簡単!
「決定」をするときに、タッチパッドを押し込むのには多少力が要りますが、「 ダブルタップ 」(タッチパッドを”トントン”と軽く2回タップする)でも決定と同じ動作となります。こちらの方が操作性が良いと思いますのでぜひためしてみてください!(当方は、ダブルタップでしか使いません)
■地図の縮尺変更は「2本指」で行う
某モータージャーナリストも試乗レポートで、「画面の左下にある「+」「ー」で縮尺を変えるのが面倒で要改善!」と発言していましたが、第3世代のレクサスでは、基本的に地図の拡大縮小はタッチパッドでの「 ピンチイン・ピンチアウト 」で行います。
地図の縮尺もかなりこまかく調整できるので、ぜひ左手での操作に慣れてください。
ただし、画面右側のサブウィンドウに地図を表示した場合はピンチイン・ピンチアウトでの地図スケール変更はできません。
■スマホアプリ「Navi-con」や「smart navi link」など レクサスナビと連携する地図アプリをインストール しておく! (無料)
標準ナビで文字入力するより、スマホアプリで検索して、ナビへ転送するほうが検索精度も高く、時間も短縮できます。予めお手持ちのスマホにインストールしておくことをおすすめします!(UX・ESにも対応しています)
新くオープンしたランドマークを検索したい際や、難しい漢字を含む検索が必要な場合は車両標準ナビだとずいぶん時間がかかります。オーナーズデスクにナビ設定をお願いしてもよいのですがスマホアプリでの検索の方が遥かに速いです(助手席の方に操作してもらえば、運転中もOK!)
■使ってますか?スマホアプリ「NaviCon」(2018/1/23)
http://www.namaxchang.com/article/456400672.html
アプリで目的地を検索して、画面したの「ナビへ送信」するだけで、目的地設定が完了します。
それでは納車される皆様にとってもすでにレクサスライフをお送りされていらっしゃる方にとってもよい週末になりますように!
2019年01月11日
LEXUS UXのすべて1/12日発売!
UXオーナーはぜひご購入されて、納車までの日々の隙間を埋めてください!
「ESのすべて」は久々に結構マニアックな技術解説が多かったので、UXにも期待したいところです。
未だにあまり詳細が解説されていない「先読みエコ・ドライブ機能」や、「ダイレクトCVTの技術解説」、「アルミニウム製のドアの採用理由」、「ラゲージフロア高さの日米での違い」、「C-HRやRAV4との差」などなど、各種解説にも期待したいところ。
▼amazon UXのすべて
ニューモデル速報 第579弾 レクサスUXのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報) 新品価格 |
なお、この3連休「ES」、「UX」が納車される方も多いと思います。楽しみですね〜
■【UXオーナーさま用】UX200/UX250h 納車予定一覧!
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html?1547029862
■【ESオーナーさま用】LEXUS ES300h納車予定一覧!
http://www.namaxchang.com/article/462611131.html?1547029914
そして、1月11日(金)〜1月13日(日)は幕張メッセで、「東京オートサロン」が開幕。
昨年はレクサスLCの展示が非常に多かったですが、今年はニューモデルの「ES」や「UX」も一部出展されるようですので、オーナーの方は要チェックですね!
■アーティシャンスピリッツ
http://artisanspirits.co.jp
UX
ES (出展リストにはなし)
■エイムゲイン
http://www.aimgain.net/home.html
UX
ES
2018年12月31日
LEXUS UX200 東京地区で異例のキャンペーン実施!
デビュー前の熱狂(二子玉川ライズでのデビュー)からは爆発的な大ヒットとなることが予想されましたが・・・
■日本初公開!レクサスUX(UX200)見てきました【速報編】
http://www.namaxchang.com/article/461830958.html?1546067568
このときはモーターショーもびっくりの人出でした。
UXの今後の販売状況はまだわかりませんが、思ったより販売が伸びなかったのは、「外部環境」にも影響がある可能性もあります。
・2019年4月からのエコカー減税の動向 (UX250hは影響を受けない見込み)
・特定グレード/カラーへの人気集中による納期遅延
当ブログに寄せられたUXオーナーさまの情報では、2018/12/29現在、「UX250h」を選択された方は、なんと全体の「 93% 」となっており、圧倒的なハイブリッド人気となっています。
■【UXオーナーさま用】UX200/UX250h 納車予定一覧!
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html?1546068043
またそのうち”F SPORT”選択をされる方は約 80% と、かなり偏りがある販売動向となっています。
ボディカラーも「ホワイト系」が大多数を占めており、これらの組み合わせの仕様は、レクサス公式HPで公開されている納期(4月頃)よりも長期の納期目安となっているようです。
一般的に、納期が半年近くになるクルマの受注が加速することはありませんので、エコカー減税の動向と、納期待ちの解消を待つなど心理的に「一旦購入を見合わせ」た、ということも考えられます。
特に首都圏エリアでは、「UX200(ガソリン)/UX250h(ハイブリッド)」の販売比率は「1:9」と言われておりますので、ガソリン車「UX200」の拡販が急務のようです。(*一部メディアでは広報に確認したところ、「2:8」との記載がありましたが、受注の実態は限りなく「1:9」に近いのでは・・・と邪推します。ニュースリリースで販売比率が今回、非公開となっているのは何らかの理由があるはずですので)
確かに現在のレクサス車ではハイブリッドモデルを擁する車種(LCを除く)はHV比率が高いですが、かつてここまでHV占率が高いと思われる車種は存在しませんでした。この状態に対し、「UX200」について拡販を目指しているようで、東京エリアの販売店限定で レクサス公式としては初の「金券進呈キャンペーン」 が開始されました。
なんと所定の条件を満たすと、「 Quoカード・1万円分 」が進呈されるとのこと。
金額は少額ですが、クオカードはコンビニエンスストアやガソリンスタンド等で使えますので、実質的な「値引き」に相当する施策ともいえます。
UX200は燃料に「ハイオクガソリン」を使用しますし、HVモデルのUX250hとは燃費の差は多少ありますが(当方試乗環境では、一般道でリッター5〜6km程度)乗った感じだと初速の力強さがある、2LNAエンジンモデルの「UX200」の方が感覚的には好きでした。(UX250hは他のレクサスHV車よりもモータートルクが少なく感じ、当方としてはもう少しモーターの押出し感ある方が好み)
しかし、アイドリングストップ時の静粛性、総合的な燃費の良さ、先読みエコ・ドライブの将来性などやはりUX250hの魅力は高いと感じます。
これで販促につながるかどうかはわかりませんが、「UX250h」にエコカー減税の適用が続く限りは、現在の販売比率には大きな変化がないように思います。(次の手としては、残価設定型ローンの金利引き下げ、というところでしょうか?)
また、今回は東京エリアだけでのキャンペーンですが、他のエリアにおいても「UX200」についてはディーラオプションや下取り金額、ボディコーティングのサービスなどで好条件を引き出せる可能性があるかもしれませんね。
しかし、レクサス開業から約13年が経過し、一部エリア限定、わずかな金額とはいえ、発売からわずか1ヶ月程度で「公式」では初の値引きに準ずるキャンペーンを実施したことは、UX200をなんとしても拡販し、「UX自体の販売台数を引き上げたい」という思いが伺えます。
これは、UX全体の販売台数がメーカーとしては計画未満であった、NAエンジンモデルの生産を引き上げる必要性があったのでは・・・と推測されます。
根本的にはUX200に「AWDモデル」の設定や、パフォーマンスダンパーの追加、足回りの変更などNAエンジン車をHVよりパフォーマンス方向に振るなど、装備面での差別化を図る必要があるかもしれません。
なお、2018年11月のUXの販売台数(登録台数)は以下のとおりとのこと。
UX200 ・・・ 395台
UX250h・・・ 262台
*ESはオーナー向け納車が11月には開始されていないのでわずか「34台」に留まる。(全数が試乗車と推測)
これを見る限りは「UX200の方が売れている」となるのですが、11月の数値に関してはほぼ全数が「広報車・試乗車」と思われますので、一般オーナー向け車両はほとんどカウントされていないと思われます。今後の動向が楽しみです。
2018年12月26日
LEXUS UX250h ちょっとだけ試乗してみた!
販売店の混乱もようやく落ち着いてきたので、人気の「 UX250h」を少しだけ試乗してみました。
夜の「UX」を見るのは初めてですが、ライト点灯状態はなかなかいいですね!
実質的なレクサスブランドのエントリー車となりますが、車幅が1840mmあるので堂々としたものですね。
ヘッドライトですが、夜間は「まつげ」がとても綺麗に光りますし、他のレクサス車との違いがわかるポイントです。
120個近くのLEDを使用して均一に光るテールランプはとても綺麗で、ひと目で「UX」とわかります。
細く、真一文字というと最近のポルシェブランドのクルマを連想しますが、今後のレクサスSUVのテールランプのデザインもこの方向性となるのでしょうか?
2019年夏頃発売と噂の「RXマイナーチェンジ版」がどうなるか楽しみです。
夕暮れの以後の走行でしたので、販売店内ではわからない、ドアハンドルの「おもてなしライト」もバッチリ。
ただ、個人的には第2世代レクサスの「NX、RC系」のドアハンドルイルミが一番ステキだと思いますが・・・
ドアハンドル下だけでなく、内側も照らすようになっているので暗所での実用性は高いです。
今回試乗したのは、"version.L"。
UXオーナーさんからいただいた情報ですと、なんと「約 80% 」の方がF SPORTを選択されており、"version.L"は「約 15% 」の割合ですが、"version.L"専用装備の一つ、「フローティングベントコントロールイルミネーション」は夜間の走行ではちょうどいい室内のワンポイントとなりますね。
これは”F SPORT”にもぜひ欲しい装備。おそらく移植はできるのでは・・・と思いますので、情報が入れば共有させていただきたいと思います。
レクサスらしい控え目な照度がたまらない?(他のブランドだと明るさ、色合い調整などができるのでしょうね〜)
前回試乗した2L/NAエンジンモデル「UX200」が予想以上に軽快な走り出しだったので、モーターを付加したUX250hにはそれ以上を期待していたのですが、思ったよりHV特有のモーターの押し出し感がなく、「アクセルを踏まないと加速しないな・・・」という印象でした。
軽く踏み込んでスルスル・・・といつのまにかスピードがでている、というのを予想していたので。
ただ、一度走り出したあとはいつエンジンが始動したかわからないぐらいのスムーズさと、信号待ちでの静粛性の高さとリスタート時のスムーズさは、トヨタ/レクサスHVの強みですね。
なお、ハイブリッド特有のインバーター音や高周波音などはESよりも明確に聞こえるのはやむなしか。
また、「時速50-60km/hまでの加速→アクセル離してEV走行」という一般道でよく使用するHV車の走行方法を試みるも、思ったよりアクセルを踏まないと速度をキープするのが難しく、新型カローラスポーツ(HV)、ES300hと比べるとちょっと扱いにくかったかなぁ・・・というのが試乗中の感想です。
(もう少しモーターアシストパワーが強いほうが好みです)
いつものテストコースで燃費を計測したところ、気温が下がってきたせいもあり、効率的にHV走行ができなかったようで、UX250hの「WLTC”市街地モード”」の21.1km/Lには及ばず、ES300h"version.L"で記録した「20.7km/L」、F SPORTで記録した「19.8km/L」も下回る「約 17.7 km/L」という結果となってしまいました。
「先読みエコ・ドライブ機能」についてもちゃんとナビゲーションを設定したのですが、渋滞路がなかったせいか特段の違いは感じられず・・・これはオーナーさんの検証に期待したいと思います。
乗り心地に関してですが、"version.L"で、MOPの「AVS+リヤパフォーマンスダンパー」を装着していないことと、「18インチ・ランフラットタイヤ」を履いていたせいか、以前試乗した「UX200 ”標準”」よりもタイヤ自体が固く、路面の凹凸に対してボディの微振動が生じており、ボディサイズの割には乗り心地的は今ひとつという印象でした。また、ランフラットタイヤ特有のロードノイズも少し気になりました。
なお、タイヤは、ブリヂストンの「 TURANZA T005A RFT」を装着していました。
ブリヂストン社からのニュースリリースはこちら
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2018122101.html
「AVS+パフォーマンスダンパー(リヤ)」は後付できませんので、乗り心地・微振動に関して気になる方は後付可能なTRDの「パフォーマンスダンパーセット(フロント・リヤ)」を装着されるとかなり改善されると思います。
http://www.trdparts.jp/lexus/ux.html
"version.L"にはパドルシフトが備わらないのは残念ですが、走行性能自体には不満もなく、よくできていると思います。
また、「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」も大型で、とても見やすいです。(ただ、何度か述べているように、スピードメーター内との情報整理がうまくできていない印象です。もっとメーターとHUDのカスタマイズの”幅”をもたせる必要があるでしょう。現状では重複した表示が多く、エンジン回転数やHVのインジケーターはもっと大きくして見やすくするなどの工夫も必要かと・・・)
また、”レクサスクライメイトコンシェルジュ”のおかげで、いつのまにか「ステアリングヒーター」や「シートヒーター」が自動的に温かくなっているのは非常に嬉しいですし、快適なドライブを楽しむことができ、これはレクサスならではの優位点といえますし、現時点ではNXやIS、RCといった価格的には上位の車種を上回る快適機能です。
このクラスのクルマは魅力的な車種が多く、競争は激化するばかりですが、ファーストインプレッションとしては、「UX250h」は日常を無難にこなせる優等生的な存在に思います。「UXならではの魅力」が室内の快適性以外の面で、もう少し試乗レベルでも伝わってこればいいのですが・・・
2018年12月23日
LEXUS UX派生車種「UX300e」&UX TV/NAVIキャンセラー等発売!
新聞報道でも発表されていますが、2020年には(日本は遅れるかもしれませんが)UXベースの電気自動車(EV)が発売されることが確実視されていますが、どうやらネーミングが「 UX300e 」になりそうです。
日本ではまだですが、レクサスエンスーによると、欧州では商標出願された模様。
▼lexusenthusiast
https://lexusenthusiast.com/2018/12/18/lexus-files-trademark-for-ux-300e-in-europe/
UXは「ガソリン」、「ハイブリッド」「EV」という3つのパワートレーンを持つことになり、まさにレクサスの顔といえる1台となりそうです。
こちらも続報を期待したいですね!
なお、納車が開始されたUX(UX200/UX250h)関係では、少しずつ社外品パーツが発売されていますね。
まずは、愛用者が多い、「TV/NAVIキャンセラー」
レクサスファンでは有名な「ブルーバナナ社製」のTV/NAVIキャンセラー「SNTC-M20」がついに発売!
(*従来のLC・LSやMC版NX・RCから型番が変更されています)
スペースの狭いUXにあわせ、小型のコネクタを採用するなど従来品から改良されているようです。
ブルーンバナナ車の製品は、TV/NAVIキャンセラーにありがちな「外付けスイッチ」などがなく配線が露出しないのがメリット。
また、「MAPボタン長押しで映像リターン」機能があるなど、他社製品にない利便性の高い機能があります。そのぶん他社製品より若干高価ですが、非常に快適なおすすめアイテムです。
詳しくは以下の「シンクデザイン」さん公式ブログ参照。すでに予約を受け付けられているとのことです。
なお、UXはかなり分解難易度が高く、分解手順を見る限り、素人DIY作業はかなり大変そうです・・・
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/42300694/
また、「ブレーキホールドキット」についても、ブルーバナナ社が画期的な新製品を開発・発売されたとのこと。
ブレーキホールド機能の快適性、利便性はいまさら言うまでもありませんが、欧州車と違い、トヨタ/レクサスのブレーキホールド機能は、エンジンオンのたびにブレーキホールドスイッチを押下しないといけないのが若干面倒くさいところ。
これをオートで動作するのが「ブレーキホールドキット」です。
私も、お手軽なブレーキホールドキット(市販:3000円程度)のものを使用していますが、「ドアが閉まっている」+「シートベルトをしている」のが動作条件ですので、たとえば、車に乗り込んでエンジンをかけてからシートベルトをする癖のある人はブレーキホールドがオートにならない、などとといった欠点がありますが、今回、これを解決する仕様になっているとのこと。
その他、業界初の新ブレーキホールド制御(ブレーキを押し込むことでホールドが解除)を取り入れているとのこと。
アクセルを踏み込んで解除するのではなく、ブレーキを押し込んで解除する方式のため、例えば渋滞時などに、ブレーキホールドを解除する際に、アクセルを踏み込むと「グン!」と車がでてしまう場合がありますが、ブレーキを踏み込んで解除する場合、解除後ブレーキペダルを離すと「クリープ走行」が行えるため、よりスムーズに発進できるというもの。
その他、純正状態も含め「3モード」の動作切り替えができるなどの特徴があるようで、UX以外の車種への適合確認が待たれます(というか、私もつけたい・・・)
しかも驚異的なことに、ブレーキホールドキットの取り付けの際の定番である「 シートベルト・ドアカーテシ・シフトポジション・車速・ブレーキ踏み込み量」など、個別に配線を取る必要が無い 」という点。これは驚きました・・・!
とにかくブレーキホールドキットは、配線作業が面倒なんですよね。
UXで、TV/NAVIキャンセラーを検討されている方は、あわせてUX用の「ブレーキホールドキット」もご検討されると良いでしょう。
動作の複雑さとマニアックさから、競合製品はしばらくでてこないと思われます。
詳しくは「シンクデザインさん」の以下の記事を参照。
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/42309563/
作業の予約については、シンクデザインさんのホームページから。
http://www.think-design.jp
キット単品をご希望の方は、販売元のブルーバナナさんでご対応されるそうです。
http://bluebanana99.shop-pro.jp
2018年12月14日
UX200/UX250h 納車されたら…カスタマイズポイント!
レクサス車の利点として、輸入車より部品が手に入りやすい、安価、カスタマイズしやすいなどの点がありますので、ちょっとしたカスタマイズにチャレンジするとより愛着が湧くかもしれませんね。
カスタマイズといえば、まずは外装、エアロパーツが連想されますが、現時点では、「TRD」や「モデリスタ」などのメーカー系列のオプション品が中心です。年明けの「東京オートサロン」などではいくつかのメーカーがUX用のエアロパーツを発表すると思いますが、UXのデリバリーが最速でも12月初旬のため、開発期間を考えると今年度の出展は多くなさそうです。
そんな中、レクサスパーツ専業の「シンクデザイン」さんでは、いち早く「UX」のエアロパーツと内装パーツをリリースされるそうです。
個性を出したいオーナーさんは要チェックです!(専用ページもできているようですね)
デザインは概ね完成しているようなので、あとは発売時期・・・純正フォルムを活かしたデザインがお好きな方には食指が動きそうですね!
LEXUS UX開発コラム
http://www.think-design.jp/thinkdesign_lexus_ux_column.html
■フロントリップスポイラー
メーカー純正オプションと比べてもシンプルなスポイラーです。過剰な「飛び出し」などもないので、段差や駐車環境にも左右されないスポイラーと言えます。カラード化されたフェンダーとの連続性も見どころ。
■フェンダー&サイドステップ カラード対応
都市型SUVっぽさがアップする、フェンダー&サイドステップのボディ同色対応。
これはかなり見栄えが変わり、いいですねぇ〜
■リヤアンダースポイラー
こちらも一見、純正ライクなデザインのアンダースポイラー。
よく見ると、樹脂パーツ部分がボディ同色になっているのでまったく違うスタイリッシュなデザインになっています。
他のUXと並べると一目瞭然! マフラーを交換しなくてもよいデザインになっているのも嬉しいところ。
次は内装編。外装はインパクトありますが、内装はドライブ中、ずっと見えて、触れるところですので、私的には室内カスタマイズは魅力と思います。
器用な方なら自分で施工することもできますが、仕上がりなど(特に「塗装」は素人には無理!)を考えると専門店の優位性は明らかです。
■シフトノブ
UXのシフトノブの本革を「内装色」にあわせたい・・・という要望もあるはず。
特に、UXオーナーさんでは「フレアレッド」の選択率が高いので、「フレアレッド+ブラックステッチ」などはかっこいいかと。
"version.L"のオーナーさんで「オーカー」内装の場合もかなりかっこよくなりそう。
そのほか、シフトブーツは「合皮」なのですが、これも「本革」に変更することで質感が一気にアップします。
内装色全色ラインナップされるとのことで、期待したいですね。
■センターコンソールアームレスト
センターコンソールのアームレストは合皮の「L-tex」が使用されていますが、ここも「本革」や「アルカンターラ」を使用することでグッ!と質感がアップします。市販の素材を使用してDIY加工も可能ですが、ステッチを入れるとなると素人には手が負えませんので、ここは専門店に任せるのもありかと思います。
■パワーウィンドウスイッチパネル
”F SPORT”や"version.L"ではヘアライン加工入りですが、ここも「ボディ同色」(私的には、「グラファイトブラック」などもオススメ!)や「カーボン」仕上げにすることで一気に満足度が高まると思います。
これについては、製品化されるそうです。
■エアコンパネル
エアコン吹出口の内側&ハザードスイッチ周辺、ここを「グラファイトブラック」や「ソニックチタニウム」などのカラーで塗装すると相当スタイリッシュになる予感。さすがにマニアックな部分なのでワンオフ塗装になりそうですが・・・
エアコンパネルは結構見栄えが変わりますのでおすすめです!
その他、私がUXオーナーだったら・・・まず取り組みたいカスタマイズ(DIY)ポイントは以下の通りです!
■バニティミラーのLED化(ディーラオプションにもあり)
UXでは唯一、電球が使用されているのでLEDへの交換をしてしまいましょう!
純正ライクな色合いならディーラオプション。明るさ重視なら市販品がオススメ。(ただし、青白っぽくなりますが)
■カップホルダーイルミネーションの追加 (NX用を流用チャレンジ?)
夜間の室内が暗いUXですが、カップホルダーイルミで「ほんのり」照らすと雰囲気が出ると思います。自作も可能。
■センターコンソールボックスへのLED照明追加(市販のLED照明をインストール)
これは優先してやりたいですね。照明があると、夜間や立体駐車場などでコンソールから物を探すのも楽になります。
UXは比較的深さもあるので、照明があると便利と思います。「USB」のイルミ照明から電源を取ると比較的簡単かな?
■後席足元照明
後席に乗客を乗せる方は、足元を照らす照明を設置するのもオススメ!(ちなみにレクサスESではシート下に標準装備でいい感じです!
シート下の隙間に「ライン状のLEDイルミ」を設置、電源は、運転席・助手席の「フットイルミ」から取り、スカッフプレート内を通すことで配線は完全に隠せると思います。(フットイルミ連動だと、走行中は減光、パーキング状態で標準点灯するなど、いい感じの制御になるかと。)
UXはカスタマイズの許容度も高そうですし、「個性的な1台」を作り出すのもおもしろそうですねぇ〜!
2018年12月09日
UX200 短時間試乗レポート!
先週末に試乗された方も多いと思いますが、45分程度の短時間試乗。今回は希少?な”標準”グレードでした。
■良かった点
・出だしの加速が軽快感あり、良い! (軽量ボディと新開発のダイレクトCVTのおかげか)
・腰高感がなく、カーブ、コーナリングもスムーズ
・アイドリングストップからの再始動がスムーズ(振動は若干あるが、さほど気にならず)
・ヘッドアップディスプレイが巨大で見やすい。
■気になった点
・フロントウィンドウの視界が狭い(上下に狭い!)
・CVTなので、現在のギアがまったくわからない(マニュアルモードに入れないと段数の表示もない)
・停車時にリモートタッチを操作しようとすると、シフトノブと干渉して操作しずらい。
・坂道など高負荷時のエンジン音は魅力的でない
・ステアリングがちょっと軽い(今乗っている車により印象変わるかと)
・”F SPORT”以外にパドルシフトがない。
・パームレスト近辺のオーディオ操作ボタンが意外に操作しにくい。ブラインドタッチしやすいようボタンの形状、触感など工夫がほしい。
・夜間走行だったので全体的に「暗い」。フットイルミ以外の照明がなく、もう少しイルミネーションが欲しい。(インナードアハンドル、カップホルダー、置くだけ充電エリア、センターコンソールボックス、リモートタッチパッド周辺など)
■燃費
いつものテストコースで約「 12 km/L」でした。
WLTC(市街地モード)と概ね近い数値なので妥当なところと思います。
郊外走行だと15km/Lは行きそうな感じですね。
人気のハイブリッド「UX250h」も次回試乗予定ですが、2LNAエンジン・「UX200」は予想以上に出だしの加速がスムーズで結構速いのは高評価でした。ただ、「UXらしい走り」っていうのはまだ分かりませんでした。
「ワンダー速報」さんでは「UX」に関しては大変丁寧な試乗レポートをされているので、こちらが大変参考になりますね。(うーん、凄い!)
■【想像より良かった!】レクサスUX200試乗インプレッション
■UX250h編 【おすすめグレードは?】レクサスUX250h試乗インプレッション!UX200との比較評価! |
UX200/UX250h DOP「オーナメントモール」見てきました!
メーカーもそこは理解しているようで、レクサスとしては珍しくインテリアに彩りを加えるディーラーオプション(DOP)が準備されています。
それが、 オーナメントモール。
価格は「44,000円+税」となかなか高価で、どうやら「貼り付けタイプ」のようです。(類似品がそのうち登場しそう?)
先般、オーナメントモールを装着した実車をチェックさせていただきましたのでレポートさせていただきたいと思います。
装着を検討中の方のご参考になれば幸いです。
■ダッシュボード全景
おちついた色調かつざらざらした感じの表面仕上げ(金属調塗装)のオーナメントモールに仕上がっています。純正品といわれても違和感がありません。
■助手席側ダッシュボード拡大
下から、シボ入りソフトパッド、ヘアライン加工仕上げパネル、ハイフィール調シボ入りインストルメントパネル、オーナメントモール。
それぞれ質感・色調が違い、室内に彩りを与えます。
■助手席側ドアトリム拡大
ドアトリムとインストルメントパネル部分との「隙間」が気になる方もいらっしゃるかもしれません。ここはやむを得ない部分ではありますが・・・
また、このパーツは「貼り付け」タイプなので、立体感があり後付感があるのも事実。(ダッシュボード部分は気になりません)
■運転席側ダッシュボード拡大
運転席側は非常に接地面積が狭いですが、ちゃんとパーツが準備されています。斜めから見ると、うまく「隙間」を埋めるように設置してあるのがわかりますね。純正品だけありフィッティングはバッチリです。
■運転席側ドアトリム拡大
どうしてもここが一番後付感が気になる部分でしょう。ここだけを見るとホントイマイチ感があるかもしれません。
オーナメントモールの表面の「ざらざら感」が写真でもわかりますね。
よく見ると、この部分のエアコンパネルの質感は結構いいですねぇ。(助手席側もこうだったらいいのに・・・)
■運転席側全景
ドアを閉めて座席に座るとこのような感じ。ダッシュボード部分と、ドアトリム部分のモールの段差(奥行き&隙間)がちょっと気になりましたが、雰囲気は変わり、室内に彩りが増すのは間違いありません。
(参考)標準状態
カタログで謳う「銀皮膜をあしらった特殊金属塗装」に期待していたのですが、金属感は期待ほどではありませんでした。
(触るといかにも樹脂に塗装したな、という感じ。ひんやり感もありませんし)
これで1〜2万円であれば問題ありませんが、工賃を入れると税込み5万円前後ということなので、コストパフォーマンスの面ではちょっと微妙と思いました。
また、特にドアトリム部分については平面部分に設置しているので、いかにも「貼り付けました」感があるのは気になるところです。
なお、遠くから見ると後付感はまったくなく、非常に自然です。
2018年12月04日
LEXUS UX200/UX250h TRD エアロパーツ装着車をチェック!
さて当方はUX250h「 TRD F SPORT PARTS 」装着車をチェックしてきました。
ディーラーオプションで「TRD」製品を検討されている方のご参考になれば幸いです。
■UX250h TRD F SPORT PARTS装着車(ボディ同色仕様)
■フロントスポイラー。樹脂部分(実際は、マットブラック塗装)も多いです。結構分厚く迫力ありますねぇ。
この塗り分けはなかなかオシャレだと思います。ボディ同色かBlack-Editionにするか迷うところです。
サイド部分拡大。空力効果がありそうな形状です。
■サイドスカート。
こちらも大部分はマットブラック塗装です。サイドはボディ同色の方がインパクトがあっていいかなぁと思います。
ローアングルから。なかなかの迫力です。
■エアロフェンダー
これはかなりかっこいい!単に純正パーツをボディ同色に塗装するだけでなく、空力効果を加えているのですが、車格が上がった感があり、これは「F SPORT」系には似合うと思います。(カタログ写真よりずっといい!)
リヤもとってもいい感じでしたよ。これホントおすすめ。
■ルーフスポイラー
純正のブラックタイプのスポイラーにかぶせるタイプですが、派手過ぎず、ちょうどよい感じ。
こちらもボディ同色かBlack-Editionにするか迷うところです。
■ヤディフューザー
かなりメカニカルな感じで、C-HRとかホンダのCIVIC風な感じになります。
■スポーツマフラー
ESと違い、マフラーとリヤディフューザーは別々に装着することも可能なのが嬉しいですね。
UXのマフラーエンドはかなりおそまつな仕上がりなので、この4本出しスポーツマフラーにすると見違えますね!
斜め上からのアングルはかっこいいですね〜 マフラー自体もマットな感じで、スポーティさがあります。
漆黒メッキとの組み合わせもいい感じでしたよ。
■18インチ鍛造ホイール
重量を9.5kg/本に抑えた鍛造アルミホイール。濃いガンメタリックにリム周りは綺麗に切削加工されたシルバー。
私的にはあまり好みのデザインではありませんが・・・
■リヤ全景
■フロント全景
TRDパーツはフル装備すると非常に高価になりますが、やはり実物を見ると魅力的ですね〜
特に、エアロフェンダーはカタログ写真よりずっと良かったです。
モデリスタ仕様もぜひチェックしてみたいところですが、どこかにおいてないかなぁ・・・
ーーーーーーーーUXに関する過去記事ーーーーーーーーーーー
■【UXオーナーさま用】UX200/UX250h 納車予定一覧! (日々更新中)
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html?1543492312
■LEXUS UX200/UX250h ついに発売!
http://www.namaxchang.com/article/462950524.html?1543579802
■UX発売前に、LEXUS TOKYO キャンペーンが多数!(2018/11)
http://www.namaxchang.com/article/462726526.html?1543579847
■LEXUS UX 公式カラーシミュレーション開始!
http://www.namaxchang.com/article/462234117.html?1541777037
■LEXUS UX(UX200/UX250h)初回オーダーが完了したようですね。
http://www.namaxchang.com/article/462234117.html?1541777037
■LEXUS UX200/ES300h 再度見てきました!(UXミラー幅など)
http://www.namaxchang.com/article/462163967.html?1539949401
■LEXUS UX(UX200)ラゲージの広さを測定してきました!
http://www.namaxchang.com/article/462059669.html?1539431779
■LEXUS UX 豊富な内装素材も要チェック!
http://www.namaxchang.com/article/462077285.html?1539432025
”標準”および”version.C”の価格、見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(1)
http://www.namaxchang.com/article/461992915.html?1539168163
”F SPORT”の見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(2)
http://www.namaxchang.com/article/462010784.html?1539168268
”version.L”の見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(3)
http://www.namaxchang.com/article/462027713.html?1539168326
■レクサスUX(UX200/UX250h)販売価格解禁&事前商談スタート!
http://www.namaxchang.com/article/461959430.html?1539431967
LEXUS UX200/UX250h発売後初の週末!
当方はまだ未試乗ですが、試乗された方はいかがでしたでしょうか?新パワートレーン、新プラットフォーム採用でレクサス第2世代のCTやNXとの走りの差がどのようなものか、「先読みエコ・ドライブ機能」の実用性など、短時間の試乗ではチェックは困難と思いますが、しっかりチェックしたいところですね。
展示車はメーカーからの要請もあり、新色が多いようです。
各販売店の情報を見る限り、「セレスティアルブルー」が一番多い印象です。このカラーは車両から少し離れてみるとソリッドに近い、水彩絵の具のような鮮やかなカラーですが、実車を見た方からは結構評判が良いようですね。今後、選択される方が増えそうな予感です。
同様に、「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」の配備率も高いようです。
こちらはオレンジ系ということに加え、特別塗装色(15万円+税)ということで選択率は低くなりそうですが・・・
UXオーナー様からおよせいただいた納期情報一覧でも、圧倒的な”F SPORT”人気ですが、エクステリアも”F SPORT”は魅力的に感じますね。
個人的に気になっている、ISやLS”F SPORT”の巨大すぎるフォグランプベゼルもUXは細長で実にマッチしていますし、ところどころに使用されている「漆黒メッキ」が適度なスポーティを醸し出しており、まさに「Creative Urban Crossover」という感じがします。
現時点では”標準”、”version.C”の方の割合は予想以上に少ないようですが、内装の微妙な違い(ヘアライン加工有無)、17インチホイールの仕様など、プロトタイプ展示会ではわから買った部分についてもチェックされると良いと思います。
・”標準”の「ブラックメタリック塗装」(センターコンソールパネル、パワーウィンドウスイッチパネル)
・17インチ エアロベンチレーティングホイール MOP仕様(ダークグレーメタリック)
■LEXUS UX200/UX250h オーナーさま 納車予定時期一覧
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html
なお、リヤビューはレクサスのSUVモデルで一番かっこいいと思います。これでウィンカーが左右に流れるタイプであれば良かったのに・・・と個人的には思うのですが、やはり問い合わせは結構あるそうです。
UXではラゲージは要チェックポイントですが、プロトタイプ展示会では装着されていなかった「トノカバー」の仕様には驚いてしまいました。
レクサス純正オプションのサンシェードのようにねじって収納するタイプなのですが・・・これは賛否分かれる気がしますね〜(リヤにスモークフィルムを施工すれば、常時外しておいても良いような気がしますが)
ラゲージをチェックされる際に、ぜひトノカバーもチェックしてくださいね。
(これを見ると、いかにNXのトノカバーが良くできているかがわかります)
また、UXはどうしてもコストダウンの話題がでてきますが、ラゲージには照明が左右ちゃんと準備されていますし、どちらもLEDが採用されています。
徹底的にコストダウンするならここは電球、片側配置にしたはずなので、実用性に繋がる部分はしっかり作られていますね。
ドアカーテシランプもしっかり「LED」を採用。結局未だに電球なのは「IS」だけですかね?(CTはカーテシがない)
ちなみに、運転席・助手席足元照明にも「LED」を使用しています。(ここが未だに電球なのは「IS」と「RC」のみかな?)
最近レクサスが差別化を進めている、ルーフ/ピラー/サンバイザーの素材はNXと同様の素材(ザラザラした目の粗目のファブリック)でしょうか?
欧州車でも一般的に使用されている素材なので、それほど問題ではありませんが、かつてのレクサス品質を知る方は手触り、質感など寂しく感じてしまうかもしれませんね。(もっとも、アウトドアにも使用するのであれば、こちらのタイプの方が汚れが付着しにくい、汚れを落としやすい、というメリットはあると思いますが)
そういえば、北米のUXでは日本仕様にはない、スカッフイルミネーションが準備されています。
日本では第3世代レクサス(LC・LS・ES)から不採用となりましたが、北米では引き続き採用されています。
個人輸入やオークションサイトの活用など、チャレンジされるのも良いと思います。
https://www.lexus.com/models/UX
なお、日比谷の「LEXUS MEETS…」でも「UX」の試乗予約受付がスタート!
一番人気の「UX250h」”F SPORT”のFF仕様、そして新色「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」が配備されているようです。
2018年12月02日
LEXUS UX250h 納期は3ヶ月に短縮されたのか?
先日発売したばかりのLEXUS「UX250h」については「今からではG.W明け、6月超え」との情報もいただいておりましたが、本日(11/30)公式HPで、なんと「 3ヶ月程度 」とアナウンスされました!
https://lexus.jp/news/ux_info/
(2018/12/3、画像と車種名が訂正され、「UX250h」であることが確認できました)
うーん、これは一体どういうことでしょう?
納期が短くなるのは大変ありがたいことですし、エコカー減税が4月以降どうなるか不透明な状況ですから、納期が3月中に間に合うのは大変好ましいことですが。
一般的に、納期が6ヶ月を超えると受注が(心理的に)減るという話も聞きますし、発売直後に6ヶ月待ちでは受注に響くということで納期短縮に向けた何らかの対策をしたのか?海外向けの割当を日本に優先させたのか?
いずれにせよ、週末にご契約を検討される方は、「 レクサス公式HPでは3ヶ月程度(2019年3月上旬) 」となっていることを確認したうえで、納期目安を確認されるのが良いでしょう。
なお、海外ではちょっとユーモラスなUXのCMが公開されているとのことです。
そういえば、日本版のCMはどういうものになるのでしょうね。
(ちなみに、未だに「ES」と「RC(MC版)のCMは見たことがないのですが、存在するのでしょうか?)
■Discover the All-New Lexus UX (LEXUS Australia)
一方、発売から1ヶ月が経過した「ES」については先般の ニュースリリース のとおり、当初の予定を上回る注文があるようで、公式HPでも「 6〜6.5ヶ月 」との情報が。過去の状況を見ても、堂々と「6ヶ月超」の状態を公表するのは大変珍しいので、納期短縮の目処が立ってないのでしょう。
https://lexus.jp/news/es_info/
その他、CT(CT200h)はモデル末期ということもあり、販売数も低迷しているにもかかわらず納期長期化(なんと5ヶ月!)しており、完全に「ES」、「UX」、「NX」の影響を受けている状態です。
NXもつい先日まで非常に長い納期待ちであったのが、増産体制を敷くことでようやく納期が3ヶ月以内になったばかりですので、生産ライン自体が限界に来ていることが伺えます。九州・宮田工場で生産しているモデルのほとんどが恒常的な生産遅延状態となり、他工場への移管などが現実味を帯びてきそうです。
なお、LC(LC500/LC500h)のときは納期に関する公式アナウンスが一切ありませんでしたので、それに比べれば今回のUX・ESに関しては発売直後の週末に納期に関する公式アナウンスをしているのは誠実な対応と思います。
ーーーーーーーーUXに関する過去記事ーーーーーーーーーーー
■【UXオーナーさま用】UX200/UX250h 納車予定一覧! (日々更新中)
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html?1543492312
■LEXUS UX200/UX250h ついに発売!
http://www.namaxchang.com/article/462950524.html?1543579802
■UX発売前に、LEXUS TOKYO キャンペーンが多数!(2018/11)
http://www.namaxchang.com/article/462726526.html?1543579847
■LEXUS UX 公式カラーシミュレーション開始!
http://www.namaxchang.com/article/462234117.html?1541777037
■LEXUS UX(UX200/UX250h)初回オーダーが完了したようですね。
http://www.namaxchang.com/article/462234117.html?1541777037
■LEXUS UX200/ES300h 再度見てきました!(UXミラー幅など)
http://www.namaxchang.com/article/462163967.html?1539949401
■LEXUS UX(UX200)ラゲージの広さを測定してきました!
http://www.namaxchang.com/article/462059669.html?1539431779
■LEXUS UX 豊富な内装素材も要チェック!
http://www.namaxchang.com/article/462077285.html?1539432025
”標準”および”version.C”の価格、見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(1)
http://www.namaxchang.com/article/461992915.html?1539168163
”F SPORT”の見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(2)
http://www.namaxchang.com/article/462010784.html?1539168268
”version.L”の見積もり情報は以下の通り
■【見積もり】LEXUS UX200/UX250h 実質価格は(3)
http://www.namaxchang.com/article/462027713.html?1539168326
■レクサスUX(UX200/UX250h)販売価格解禁&事前商談スタート!
http://www.namaxchang.com/article/461959430.html?1539431967
2018年12月01日
納車間近のLEXUS UX(UX200/UX250h)オーナーさまにオススメアイテム!
当方の予想よりも「12月」納車予定の方が多く、なんと今週末に納車される方も!!しばらくは街なかで注目の的ですね。
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【UXオーナーさま用】UX200/UX250h 納車予定一覧! (日々更新中)
http://www.namaxchang.com/article/462965495.html?1543492312
”UX250h”、”F SPORT”、”内装:フレアレッド”比率高し!
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なお、週末は試乗とともに、「UX・TRDモデル」のレポートを行わせていただく予定です。
UXはメーカー純正品以外にも、多数の社外品のリリースが予想されますので個性的な1台へのカスタマイズも楽しみですよね。
さて、UXが「初レクサス」という方も多いと思われますので、今回は、オススメアイテムをご紹介させてください。(もちろん「ES300h」にもオススメ!)
皆様から寄せられた情報ですと、「 F SPORT 」比率が非常に高く、かつ「 本革 」をメーカーオプションで装着されている方が多数いらっしゃるようです。
また、ESとは異なり「 フレアレッド 」を選択されている方が非常に多いですね。
本革シートに関しては、合成皮革の「L-tex」と異なり、定期的なメンテナンスが必要ですが、市販の安価なレザーケア用品を使用すると、余計汚れが拡散したり、そのあと生地がゴワゴワになったりすることも・・・
そこでオススメなのが、レザー製品のメンテナンスに定評のある「 レザーマスター カーインテリオ」!
当方はもう10年以上、5箱以上購入していますが、これ以上のものはなかなかないのでは?と思っています。
(フロントシート中心であれば、半年に1回のケアで、2年ぐらいは持ちます)
▼ 楽天 レザーマスター カーインテリオケアセット
価格: 5,616円
(2018/12/1 20:58時点)
感想(2件)
▼amazon レザーマスター カーインテリオケアセット
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レザーマスター製品は、家具屋などにもおいてある、高級ソファには定番のケアアイテムですが、それの自動車本革シート版が「カーインテリオケアセット」です。
しばらく本革シートに乗っていると、本革シートの座面のドア側、いわゆる「土手」の部分やステアリングの「テカリ」がきになってくると思います。
これは主に「油脂汚れ」や「ホコリ」が堆積したものですが、一般的なカークリーナーを利用して汚れは落ちても、テカリはもとに戻らない、または余計テカリが目立つ・・・ということもよく聞きます。
レクサスの本革は全般的にマットな仕上がりですので、「テカリ」は結構気になるんですよね。
このレザーカーインテリオに付属する「プロテクションクリーム」を薄く塗布することで、新車時のようなマットな本革に近い状態にある程度戻すことが可能です。(テカリがひどすぎる場合は、元のようには戻りませんが・・・)
新車時のうちから、この「プロテクションクリーム」を塗布することがおすすめで、当方は毎回新車購入時はこの製品を塗布しています。
なお、いくらプロテクションクリームを塗布しても、ジーンズ系の色落ちにはあまり効果がありませんので、乗降時は、なるべく本革にダメージを与えないよう、腰を浮かせて乗降する、などの配慮は必要と思います。
なお、施工が面倒な方はレクサスディーラーのオプションで、「レザーケア」や、「レザーケアメンテナンスセット」がありますので、それを施工してもらうこともおすすめです。(中身は、レザーカーインテリオ」とほとんど同じようなものと思われますが、ディーラー品なので結構高価)
汚れを落とすための「レザークリーナー」自体は、他にも良い製品はあると思いますが、汚れを落としたあと、本革を「保護」するためのものが「プロテクションクリーム」ですが、なかなかこれといった決定版がありません。
お気に入りの製品がない場合は、ぜひ「カーイオンテリオ」をおすすめします。
なお、白色系のレザーの場合は、以下の製品もおすすめです(当方は現在ホワイトレザーシートなので、こちらを使用しています)
強力な汚れ落としの「リムーバー」がついているのが特徴で、濃色系の本革には使用できませんので、ブラック、レッド、オーカー、コバルトのブルー部分には使用不可です。(ホワイトアッシュ、ホワイトには使用可能)
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(2018/12/1 20:57時点)
感想(11件)
UXで、ホワイトレザーを選択されている方はなんと・・・今の所いらっしゃらないようですが、ホワイト系の場合はこちらをおすすめします。
「本革のメンテナンス」と、「ホイールコーティング」は汚れが付着していない、新車時をぜひおすすめします。
2018年11月27日
LEXUS UX200/UX250h ついに発売!
UXに関しての詳細画像等は 公式サイトの他、impress Car Watchに大量に掲載されています。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/1154850.html#111_s.jpg
また、「ワンダー速報」さんでも早速記事が公開されています。(早い!)
新色「セレスティアルブルー」はなかなか綺麗ですね!
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2593.html
さて、今回は、カタログ等であらたに判明した点をレポートさせていただきたいと思います。
カタログも今までにないポップな色使いですね!
■燃費
このクラスでは「燃費」も車選びのファクターとなりますが、「WLTCモード」での表記が追加されたことで、なかなか興味深い数値となっています。
先にデビューしたES300hもそうですが、従来のJC08モードの数値については、ハイブリッドカーでは大きく乖離がある一方、ガソリンモデルについては、高速道路主体の走行ではJC08モード燃費を超えることが多いですよね。今回のUXもまさにそのとおりとなっています。
UX250hが得意とするのはやはり「郊外」ですが、高速道路走行ではUX200とは差が縮まり、それほど大きな差はありません。
一方、ストップ&ゴーが多い「市街地走行」での燃費の差は相当ありますね。
また、UX250hに新搭載される「先読みエコ・ドライブ」機能で実燃費がどこまで伸びるか、非常に楽しみです。
■燃料
UX200に関しては、「ハイオクガソリン」仕様となっています。(UX250hはレギュラーガソリン)
経済性を重視する場合は地味に影響がありそうです。そのかわり、UX200はガソリンタンク容量が「47L」と増量されています。(UX250hは「43L」)
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/1154850.html#105_s.jpg
■エアロスタビライジングフィンの廃止
なんと、最近のレクサス車/トヨタ車にはもれなく採用されていた「エアロスタビライジングフィン」が廃止されていることが判明。
確かに見かけない・・・代わりに、リヤのテールランプ(エアロスタビライジングブレードライト)と、フェンダー(エアロスタビライジングフェンダーアーチモール)がその代替としての役目を果たしているようです。
■スカッフプレート
”version.C”と”標準”では、スカッフプレートにステンレス部分がなく、LEXUSロゴもないなど簡略化されています。
見栄えの違いは結構大きいですが、部品単価はそれほど高くないと思われます(片側5000円程度か?)そのため、部品取り寄せで装着するのも良いかと思います。
■”F SPORT”専用アルミペダル
正式に、フットレストはアルミパーツでないことが確定しました。(プレカタログ通り)
これは残念・・・(ISも同様ですが・・・)
他車種のアルミフットレストの流用も難しいと思われますので、アフターパーツメーカーの開発に期待したいところです。(RC用も形状があわなそうです)
■パフォーマンスロッド(フロント)
フロントサスペンションの付け根となるアッパーマウント部分をつなぐロッドが装備されています。Tom's社などのアフターパーツではおなじみの剛性パーツですね。フロントの設置感が増すなどの効果があることで知られますが、このクラスの純正車両での採用は珍しく、トヨタブランドの「C-HR」や「RAV4」などでは装備されていません。
■先読みエコ・ドライブ機能
大きく2つの機能があり、「先読み原則支援機能」と「下り坂&渋滞先読み制御」に分かれており、前者は常時動作するようですが、後者はナビゲーションシステムでの経路案内中のみの機能とされています。
特に効果を発揮するのは後者の機能と思いますので、下り坂が多いエリアや渋滞が多いエリアなどでは面倒でもナビゲーションシステムで経路案内をしておくのが良さそうです。
■マニュアル式シート調整(”標準”グレードのみ)
パワーシートが装着されない、”標準”グレードのマニュアル式シートも判明。
ブラック基調なので、それほど目立ちませんがm,パワーシートと比べるとやはり気になりますね。
なお、UXでは内装カラー「シャトー」は”標準”グレード専用色なので結構レアになりそうです。
■ラゲージ
海外市場ではフラットではなく、収納スペースが広い仕様も存在することが判明していますが、日本仕様はラゲージがフラットな仕様で統一されました。
リヤ席を倒すことで結構スペースは確保できますが、「高さ」方向の余裕があまりないので実車でのチェックが欠かせません。
なお、床下収納(デッキアンダーボックス)に関しては、グレード・メーカーオプション(アクセサリーコンセントの有無)により仕様が異なるそうです。
なお、プロトタイプと同様、硬質な発泡スチロール素材のようです。(軽量化か?コストダウンか?)
■エアロベンチレーティングアルミホイール(ダークグレーメタリック)
おそらく初出となるダークグレーメタリック。[”標準”、”version.C”にメーカーオプション]
色調が代わるだけでグッと引き締まる印象でなかなかいい感じと思います。(これで「5,400円」は安いのでは?)
https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1154/850/html/146_o.jpg.html
■オーナメントモール[ディーラーオプション]
UXのインテリアが寂しい・・・という声は多いようですが、純正オプションのオーナメントモールの装着も良いかと思います。
「銀の粒子を塗装過程でオーナメントの表面に吹き付け、銀被膜の表面処理を実現した最先端の塗装技術」とのことですので、そのような質感なのか楽しみです。
■モデリスタパーツ[ディーラーオプション]
かねてから話題だった、LC風の「涙目」を再現する漆黒メッキパーツ。町中で目立つこと間違いなし?
さてさて・・・待ちに待った発売日を迎え、今週末はかなりの混雑が予想されますね!
UX200・UX250hどちらも新パワートレーン搭載なので楽しみですね。