2020年02月24日
BMWの2019年販売状況が気になってしまった。
販売店のホスピタリティや所有満足度を考えると「車検を通して継続」または「レクサス車で代替車を購入」・・・というのが定番なのですが、車検時期というのは他ブランドの車もしっかりチェックするいい時期ですよね。
先般訪問させていただいた「アウディシティ・紀尾井町」ではアウディ車のつくりの緻密さなど仕上げの良さもしみじみ感じたところですが、欲しいと思う車はどれも価格が高いのと、本国仕様と日本仕様での微妙な仕様や質感の違いが気になるところ。また、現状はアウディ人気が日本国内ではかなり落ちているので将来的なリセールが非常に不安・・・ということもあり、今ひとつ踏み切れません。
さて、ここ最近、従来から定評のある走行性能だけでなく、内装の質感向上や先進安全装備の充実ぶりで話題の「BMW」。
2019年は新型「1シリーズ」や「3シリーズ」がフルモデルチェンジし、どちらも従来より質感がグッとあがったため今までBMW車に興味がなかった私も実際に車を見に行き、その進化具合には驚いたものです。(試乗はしていません・・・)
特に3シリーズは「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれましたほどの実力の持ち主。
また、隙間を埋めるようにSAVモデルの「Xシリーズ」も多数ラインナップされており、BMWは好調なセールスを誇っているのでは・・・という印象がありました。
しかし、街中で新型のBMW車を見かける機会は以前ほど多くないと感じますし、レクサス車に乗っていた方(主にIS系)がしびれを切らし、「メルセデス・ベンツ」ブランドに乗り換える方がかなりいらっしゃるのを見て疑問に感じるところがありましたので、ここ1年ぐらいのBMWの販売状況を自販連データで調べてみました。
▼2019年度 BMW 販売台数(右軸は前年比率)
グラフ化してすぐわかる点が2つありました。。
■1点目は、2019年10月頃から明らかに 販売台数が落ち込んでいる こと。
BMWやメルセデスなどは在庫販売が中心なので「3,6,9,12月」の四半期決算期に販売が増加する傾向がありますが、最後の決算期にあたる「2019年12月」はなんと月5000台を切ってしまいました。(2018年12月は6584台」全体的に「右肩下がり」の傾向で、結果的に、大台の「年間5万台」を割り込んでしまいました。
■2点目は、同じく2019年10月頃から、 大幅な「前年比割れ」が生じている こと。
それまでは前年比「90%〜110%」のレンジで推移していたのが、いきなり前年比「70%台」が定着してしまいました。
これは、昨年下期に話題となった、2019年9月11日に公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いでの立ち入り調査(BMWジャパンが通常の営業活動からは達成困難な新車販売台数のノルマをディーラーに課したうえ、達成できない場合に自分で新車を買い取らせる「自社登録」を強いる不当な取引条件を設けていた疑い)を行った時期と見事に連動します。
https://toyokeizai.net/articles/-/302409
それ以降、BMWの販売台数は落ち込んでおり、今まで販売していた台数の「30%程度」は自社登録車だった可能性がありますね。
もっとも、自社登録なんてどのメーカーもある程度はやっているものと思いますが、販売台数の30%以上も自社登録の可能性がある・・・というのは、確実にリセールヴァリューの低下を招きますから、BMW車を新車で購入するのはちょっと勇気が要りますね。
BMWのブランドの中で個人的に欲しいのは「BMW8シリーズ」ですが、これでは買い時が非常に難しいなと感じてしまいます。
先日報道されていた、フライデー誌のレポートは2019年10月以降、「自社登録もできず、行き場所がなくなった車」がやむなく一時保管されている・・・ということなのかもしれません。
自社登録を自粛したことで「メルセデス・ベンツ」や「VW」の販売台数を超えることはおそらくもう当面無いとは思いますし、いわゆる「新古車」数が激減することで安い価格でほぼ新車同等のものを購入できるチャンスは失われるかもしれませんが、それで今後、適正なリセールバリューの確保につながるのであれば、結果的には良いことなのでしょうね。
▼フライデーデジタル 新車のBMW最大1000台が雨ざらし&砂利で傷だらけのワケ
https://friday.kodansha.co.jp/article/94557
2019年10月01日
【動画】BMW1シリーズ(M135i xDrive)見てきました!
https://www.bmw.co.jp/ja/event/2017/bmw_group_terrace.html
展示車は、画像の通り「アルピンホワイト」。
オプションとして「デビューパッケージ」、「ビジョンパッケージ」その他ガラスサンルーフ等がチョイスされていました。
動画で内外装をざっとチェックしてきました。
【YouYube動画】
BMW 新型 M135i (THE1) なかなかの質感!
ほとんど予備知識がなかったのですが、1シリーズは今春に発売した新型3シリーズの驚異的な内装の質感向上と同様、大きく質感が向上していました。
一番びっくりしたのは、最近の欧州車で定番のシルバー調のインテリアパネル・・・
最初はブルーの模様が描かれているのかな・・?と思っていたのですが。
よく見ると、パネルの裏からアンビエントライトが光っています!(これは凄い)
BMWは(他のジャーマン3もそうですが)色も変更できます。
後席だと、室内が暗いのでより際立ちます。
なかなかオシャレでいい感じですよ〜!そして、シートベルトの刺繍がとてもかっこいい!
アルカンターラ素材のスポーツシートもデザイン&フィット感もGoodでした。
展示されていたのは最上級の「M135i」でしたので、オプション込みの価格は「688万円」と高価でしたが、標準の1シリーズはもっと安価に購入できますので、このクオリティの内外装が維持されていればなかなか魅力的に感じました。
まだしばらく(10月中旬?)まで展示中とのことです。
併設するカフェもありますので、BMWファンでなくても休憩に立ち寄るのも良いですね。
2019年08月01日
BMW Apple Car Playをサブスクリプション制に!
もともと英語でのサブスクリプションは「定期購読」と訳されるようですが、日本でも書籍類にとどまらず、各種サービスの提供や月額均一料金での「使い放題」、「食べ放題」などさまざまなジャンルにサブスクリプションという用語を見かけるようになりました。
自動車においても海外ではサブスクリプションサービスが始まっており、日本でもトヨタ/レクサスが「KINTO」でサブスクリプションサービスを開始していますね。
http://www.namaxchang.com/article/464010444.html
そんな中、BMWは日本市場も含め、今後はナビゲーション/マルチメディアシステムの一部として機能している「Apple Car Play」の接続に関して、サブスクリプションを導入とのこと。
https://connecteddrive.bmwusa.com/app/index.html#/portal/store/Base_CarPlay
いくつかのニュースサイトで取り上げているようですが、日本市場でも月額130円(お試し料金)、1年1万3900円、3年3万8000円、無制限5万500円の4つのコースが提示されている・・・・とのこと。
■ITmedia BMW、Appleの「CarPlay」オプションを年額1万3900円のサブスク制に
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/29/news062.html
ちょっと割高な感じもしますが、1年コースが「13,900円」とすると、1ヶ月あたりでは約「1,160円」。毎週末の土日にクルマに乗るとして、1回あたり150円・・・とそれほど大きな金額ではありませんが、毎年これだけの費用がかかるとどうなのかな?
レクサスに関しては「RX」で初Apple Car Playが採用されますが、今の所料金がかかるという話は聞いていませんので、従来どおり利用料は無料と思われますが、初回車検経過後については現時点では不明です。もしかすると、「G-LINK」の契約とセットになる可能性はあるかもしれません。
また、既存のレクサス車に関しての対応もどうなるか楽しみです。(以前、北米では有料アップデートで既存モデルもApple Car Play等に対応・・・ということがありましたが、日本でもぜひ対応してほしいところ)
その場合、初回にアップデート料金を支払って1度で完結するのか、毎月(または1年、2年等)「サブスクリプション制」で定期的に利用料金を徴収するのか・・・いろんな可能性がありそうですね。
さて、BMWのこの動き、他のメーカーが追従するかどうか。
自動車に関しては購入時に全額を支払い、メンテナンスも初回車検までは車両本体に含むまたはメンテナンスパッケージに加入することが一般的になってきましたので、メーカーやディーラーが初回車検までの期間にあらたにユーザーから収益を得ることがあまりありませんが、今後、付帯サービスをサブスクリプション制とすることで、収益化するというビジネスモデルもとり得るのかもしれません。
たとえば、より強固なセキュリティサービス(スマートキー+スマホ認証)の提供、車内Wi-Fiの提供、ナビ/オーディオ系アプリのソフトウェアアップデートなどユーザーによっては必ずしも必要ではない機能をサブスクリプション制とするということも考えられますね。
その他、ハードウェアは予め車両に仕込まれているが、サブスクリプション契約をすることでその機能が有効になるなど・・・
2019年06月30日
BMW ラグジュアリークラス展示会はすごかった(M8、X7など)
目玉は、BMW M8!(「M8 Competition」、2433万円〜)
すでにプレオーダーが可能。珍しいモデルだけあり、常時多くの人が注目していました。
ホイールもブラック仕様でとてもレーシーです。
マットなブルーのボディカラーに加え、各種カーボンパーツが只者でない雰囲気を醸し出しています。
リヤビューはベースの8シリーズもそうですが、王道のクーペスタイル。
LCを見慣れると結構普通に見えてしまい、もう少し派手でも良いように思いました。
エンジンルーム。
カバーに本物のカーボンを使用しています。魅せるエンジンルームですね!
エントランス。イルミネーションスカッフプレートが非常にカッコいいです!
個人的に残念だったのが、インテリアの仕立て。
これは好みと思いますが、配色や素材などはあまり好みでなく・・・
ありがちな「白」、「赤」、「黒」でないのは評価したい点ですが。
8のシフトノブはクリスタルガラス仕様でなく、型押しロゴ入りの本革でした。
インテリアパネルは定番のカーボン。
イルミネーションは全体的に派手ですが、設定で細かく調整できます。
レクサスもイルミは見習って欲しい・・・。(暗すぎ)
スポーティーカーでありながら細かな収納や照明など、ユーティリティ性にも配慮しています。
ラゲージは奥行きが結構あり割と使えます。ただ、横方向は狭い。
レクサスLCよりはだいぶ容量が大きい印象です。
それにしても、「クーペ」、「カブリオレ」、「M」、そして「グランクーペ」と高額かつニッチなモデルなのに次々と派生車種をラインナップしてくるのはすごいですね。レクサスLCは発売から2年が経ちますが、まだ「クーペ」のみのラインナップ。まだまだユーザーの好みにあった車種を展開しているとは言えないように改めて感じました。
その他、初お披露目されたラージSUV、「X7」も非常に注目を集めていました。
メルセデスも「GLE」をリリース、まもなくアウディも「Q8」をお披露目するなど1000万円〜1500万円間のハイエンドのSUVが次々登場。レクサスもそろそろ「LX」後継を見たいところですが、あと2年ほどの辛抱のようですね。
「7」のネーミングですが、内装の質感はセダンの「7」よりはだいぶ落ちる印象です。
リヤのボリューム感、踏ん張り感には目を見張るものがあります。
かなりの注目度だったので富裕層には売れるんでしょうね〜
V12エンジン搭載、2500万円調の新型7シリーズ(M760Li xDrive)もお披露目。
「ハンズ・オフ機能付き」渋滞運転支援機能を搭載してくるなど、BMWはシステム開発後の他車種への展開が速いですね!
特に内装の仕上げはよく、(樹脂部分は相変わらず今一つな部分もありましたが)手触り感、デザイン面、醸し出すオーラ、高品質なレザーの香りなど素晴らしい仕上げ。ドアを開けたときから独自の世界観を感じることができ、大変ラグジュアリー感ある1台でした。
それにしても場所が六本木のホテル(グランドハイアット)ということもありますが、やはりBMWのハイエンドモデルのお披露目会の来場客はハイスペな方方が多数いらっしゃり、その服装、振る舞いなど参考になりました。メルセデスやアウディの展示会の客層ともまた違いますね。
当方のような小市民にとっては車より人間ウォッチングのほうが楽しかったかも・・・
ただ、こういった展示会に呼んでいただいたのも、レクサス車を購入しているからと思いますので、やはり新たな世界を知ることは刺激になりますね。
車の面では、どのモデルも静的質感が高く魅力的ですが、特に「M8」は今後見かける機会はほとんどないと思われますので貴重な時間でした。
2019年05月11日
BMW M850iカブリオレからLCカブリオレを連想してみる
BMWは2019年春(2/19)にすでに昨年末に先行投入された「M850i xDrive クーペ」の派生モデルとして「カブリオレ」を発売。
レクサスでは、このような派生モデルはマイナーチェンジ等の時期に投入されることが多いですが、ベース車両とほぼ同時期に投入というのは凄いですね。
BMWのショールーム(東京ベイ)に8シリーズカブリオレが展示されていましたので観察してきました。
レクサスLCにもカブリオレモデル(LC-C?)の発売が濃厚ですが、BMW850i xDrive カブリオレを見ながら「LC-Cはどうなるんだろう・・・」としばし思いを馳せて・・・(なお、一部メディアでは2019年10月発売予定とされていますが、おそらく今年中は無理ではないかと・・・。)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/26130127.html?padid=ag478_from_kv
さて、M850iクーペもそうでしたが、M850iカブリオレも何処から見てもBMW製の車であることは一目でわかりますし、古典的なかっこよさがあるオープンカー!ただし、ベースモデルとかなり似ているのであまり驚きはありませんでした。
フロントグリルの「枠」は通常のメッキタイプで、M850iクーペで使用されている、チタンルックの「セリウム・グレー」ではありませんでした。
それもあって、スペシャル感が少し薄れているのかもしれません。
ヘッドライトはクーペと同様、先進的な「レーザーライト」が採用されていますが、LEDユニットのブルーの差し色はいつ見てもいい感じですね〜
レクサスも第1世代のときはハイブリッドモデルのランプにはブルーの差し色がありましたが・・・
LCにも先進的なヘッドライトを投入してほしいですよね。(可変ライティング機能がないのが痛い!)
ホイールはクーペと同様20インチを採用、一般的なデザインに変更されており、エレガントさが強調されているように感じました。
(Mライト・アロイ・ホイール・マルチスポーク・スタイリング729M バイ・カラー)
LCカブリオレでは果たして22インチを採用してくるのか?現実的には20インチ程度に留めて乗り心地を確保したほうが良いように思います。
インテリアはM850iクーペと同様、高品質でほとんど違いがわかりません。
ドアトリムもしっかり仕上げられていますが、スイッチ類の質感はいまひとつ。
スピーカーグリル周りは高品質に仕上がっていますね。
センターコンソールのUSB端子は最新のUSB-Cが採用されていました。やるなぁ!
その他、非接触充電のQiも採用していますし、最新のスマートフォンの各種デバイスに対応しているのは素晴らしい。
この点、レクサスのフラッグシップLC、LSはしっかり次のマイナーチェンジでアップデートしてほしいと思います。
居住性の面ですが、ソフトトップ式のルーフを格納するため後席はクーペよりも明らかに狭くなっています。しょうがないと思いますが、LCカブリオレも果たしてどうなるのか・・・。
リヤビューはクーペと大きく異なります。
残念ながらソフトトップのクローズド状態は試せませんでした。
ハイマウントストップランプがトランクゲートに埋め込まれており、平凡な意匠になったのは残念です。
トランクはルーフの格納が必要であるため、当然ベースモデルより狭くなっています。
容量は 「420リットル → 280〜350リットル」と減少しています。
奥行きは結構あるのですが、縦方向がものすごく狭いので数値以上に積載性は非常に厳しい印象でした。
スーパーのかごは入りませんね・・・。
LC500/LC500hはもともとトランク容量が小さいですが、果たしてトランク容量をどうやって解決するか?
開口部は狭いですが、奥行きがあるので、小物はたくさん入りますね。
LCはトランクの奥行きがないので(特にハイブリッドのLC500hは狭い!)、間口がせまくならいよう、機構を工夫してほしいものです。
BMW M850iカブリオレは実に安心して見れる高品質でかっこいいクルマが、「M850iクーペをカブリオレにしたらこうなる」、という無難な仕上がりのように思いました。
・・・ということで最後にLCカブリオレの商品概要をざっくり妄想してみます。
■パワートレーン=V8/5Lモデルのみ
(3.5L”マルチステージハイブリッド”は設定されないと推測。トランク容量が問題と思われます)
■ルーフ形状 =ソフトトップ
(高品質かつ、日本製らしく、耐久性のある新素材を使用すると推測)
■トランスミッション =10速AT
(LC500と同じ)
■価格=1400万円〜1450万円
(LC500比 約+100万円。カーボンルーフを廃するため、BMW8シリーズほどの価格差(124万円)にはならないのではと予想。また、構造上「アクティブリヤウィング」が非装備のため、1グレードの可能性もあり得る?)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/26130127.html?padid=ag478_from_kv
レクサスには、今年の東京モーターショーでぜひ「LC500C」を出展してほしいところですね〜!
2019年02月18日
BMW 8シリーズ(M850i)見てきた! 古典的なかっこよさ!
全国的にも展示車・試乗車はかなり少ないようですね。
https://www.bmw.co.jp/ja/event/2017/bmw_group_tokyobay.html
入り口に鎮座する BMW M850i!日本導入は現時点でこのモデルのみ。
新色「バルセロナブルー」でしょうか? やはり大型クーペはかっこいいです!!
■BMW M850i
コンセプトモデルと比べるとだいぶ現実的なデザインになりました。
日本での競合車種としては、「Sクラスクーペ」、「AMG GTクーペ」、「パナメーラ」などがあげられますが、「LC500」もそのうちの1台となります。
ソース失念しましたが、BMW関係者が、日本でのライバル車として「レクサスLC」のネームを発言しており、BMW関係者にもようやくライバルとして認知されたのは感慨深いものです。
追記: コメントいただきました。ソースはこちら。
https://response.jp/article/2019/01/05/317675.html
主要諸元のうち代表的な項目でLCと比較してみました。
動力性能ではM850iが圧倒的。
LCはNAエンジンならではのフィーリングと、10速AT。高速道路での巡航はLC500の方が良好と思われます。
■フロント部分
フロントグリルやドアミラーなど従来メッキが使用されていた部分はチタンルックなカラー(セリウム・グレー)に変更されていて高品質感がありました。
またカメラ・センサー類も目立たないようにうまく各部に埋め込まれているのも好印象。
以前のBMW車はかなり後付感がありましたので(最近では新型アウディA7はこの点印象がよくない)
新型3シリーズもそうでしたが、キドニーグリルのデザインから「豚鼻感」が薄れ、一体型グリルっぽいデザインとなったので、個人的にはかなり印象がよくなりました。(最近当ブログでBMWを取り上げる頻度が若干増えたのはその影響が大きいです)
■ヘッドライト
ヘッドライトは「レーザーライト」を標準装備!スポーツモデルにも先進装備を備えるのは嬉しいですねぇ。
ブルーの差し色はカッコいい!
■ホイール
ホイールは20インチ。グリルやエンブレムと同様、マット感ある「セリウム・グレー」で非常にかっこいいデザインです。
ブルーのブレーキキャリパーも似合っていますね!
リヤ側はブレーキキャリパーがかなり寂しくなります。
■ドアミラー
セリウム・グレーのドアミラーカバーは素敵ですが、ドアミラーの形状は今ひとつですねぇ。正直、この部分がもったいない。
パーキング・アシストプラス用のカメラが内蔵されているのは嬉しい限り。
■リヤ部分
リヤスポイラーは、電動タイプではなく、小さなエアロパーツが装着されていました。
ここは特別感がなく、ちょっと残念。
■リヤアンダー部分
マフラーはLCと同様、マフラーカッターが見えないタイプ。
■ルーフ部分
ルーフは、オプションの「カーボン・ファイバー製(CFRP)ルーフ」が装着されていました。(約40万円のオプシヨン)
■リヤ部分
リヤビューはまさにラグジュアリー感とスポーティ感が味わえます。
最近は癖のあるテールランプの車も多いですが、実に安心して見ることができるデザインです。
しかしコンセプトモデルのシャープさはだいぶ失われてしまったように思います。
テールライトがもう少し薄型で切れのある形状だったらよかったのですが。
コンセプトモデルはホントにかっこよかったので・・・
■インテリア
すでに現車は「売約済」でしたので、インテリアは窓ごしで。
高級感ある、アイボリー・ホワイトの高品質なメリノ・レザーはラグジュアリー感があり素晴らしいですね!
BMWは7・8シリーズで一気に質感が上がりますねぇ。
■快適装備
スポーツクーペとしては装備も充実しており、LEXUS LCが軽量化や低重心化のためあきらめたといわれる装備を備えています。
駆動方式がAWDで、LCのFRとは異なりますが、その動力性能といい、LCから8シリーズに乗り換えされる方もいらっしゃるでしょうね。
デザイン的にはLCの方が特別感があると思いますが、BMW M850iは古典的なクーペとしてのかっこよさと実用性を確保している魅力的な車と思いました。
[LCにはない主な快適装備]
・ソフトクローズドア(オートクローズ)
・オートマチックトランクリッドオペレーション(ハンズフリーパワートランクリッド)
・ワイヤレス給電(Qi)
・分割可倒式リヤシート
・大容量トランク (420L)
・パーキング・ベンチレーション
・パーキング・アシストプラス(パノラミックビューモニター)
・ディスプレイキー
LCではドアを静かにクローズする、「オートドアクローズ」や「パワートランクリッド」機能がないことが残念に思う方は多いと思いますが、これは軽量化のため(と言われています)。しかし、BMW M850iであればこういった装備もしっかり備えています。
また、先進的な「ディスプレイキー」を備えているのも凄いですよね。
BMWでも「6シリーズ」ではクーペが終了し、今回の8シリーズへ移行するなど、ますますクーペモデルは高級路線にシフトしていきそうです。
新型8シリーズを街なかで見かける機会はなかなかないと思いますが、颯爽とドライブする姿をぜひ見てみたいものです。
2019年02月05日
BMW新型3シリーズ(G20)チェックしてきました!(内装編)
BMWの新型3シリーズは、内装の質感が大幅に向上したことが各メディアでの事前情報報じられていましたが、日本仕様の実車を見て、確かに大幅な質感向上を果たしており、「3シリーズの内装はチープ」というのはもう過去の話であるこということが確認できました。
まずドアを空けて、今まではパワーシートのスイッチなど。細かい部分の質感が非常に気になりましたが、他のプレミアムブランドと比べても一般的なデザインとなり、スイッチレバー等にも金属加飾も加わりずいぶん見栄えがよくなりましたね。
ドアトリム周りもごく一部を除き、非常に仕上がりがよくなったと思います。
ハーマンカードンのスピーカーグリルもシンプルながら質感向上に寄与していると思います。オーディオのグレードアップによるこういう差別化はいいですね。
ステアリングに関しては、見栄えの良いパドルシフトに加え、中央のステアリングパッドがレザー巻きになっています。
レクサスでは一部のクルマ以外は樹脂パッドですから、ずいぶん違います。(もともとBMWのステアリング周りのレザーの質感は高いですし)
また、シルバー部分の塗装も高輝度な見栄えの良いものです。
スイッチ類ですが、クルーズコントロール系は「左」、マルチメディア系は「右」に統一されていて、これはレクサスとは真逆の配置ですね。
注目のメーターはフル液晶となりましたが、解像度が高いので文字も読みやすく、メーター自体のデザインも異型でかっこいいですね。
物理的な2眼メーターの良さももちろんありますが、先進性の高さを感じます。
レクサスの液晶メーターは解像度が高くないため、漢字や文字を読みやすくするためフォントが大きくなり、同時表示文字数が少ないなど欠点があります。
運転席右下方面には、欧州車で定番のライト類のスイッチが。
ダイヤル式ではなくスイッチ式ですが、メインに使用される「AUTO」は金属加飾があしらわれていて差別化されているのはいいですね。コスト優先ならすべて樹脂スイッチですから、しっかり差別化しているのは感心しました。
足元に関しては、当然LED照明を備えていますが、一部に金属パーツをあしらい、なかなかスポーティなデザインのペダルを装備。
ただ、フットレストには金属加飾がなく、非常にシンプルな仕上がりでした。
このあたりの質感は高くありません。
ナビゲーションのモニターサイズは、レクサスでも定番のワイド型10.3(10.25)インチですが、メーター同様、レクサスのそれとは解像度が異なり、高精細で非常に文字フォントやグラフィックがキレイです。
スイッチ類もかつてのBMW3シリーズからは想像もできないほど仕上がりが良くなっているように見えます。
ただ、シートの送風機能(ベンレーション機能)はありません。ここが装備的にはISに対して、唯一の弱点でしょうか。
ルームランプも上位モデルと同様の立派な光り方に。
常時点灯の赤色イルミや、今やレクサスと同様、緊急通報スイッチ(ヘルプネット類似機能)も備えています。
シフトパネル周辺はびっくりするぐらい進化していて、木目パネルも含め、大変見栄えがよくなりました。
カップホルダーも蓋付きです!!(レクサスは第2世代において、コストダウンも兼ねてか、フタ付きのドリンクホルダーや小物入れを減らす車種が多かったですが、結局BMWはの真似で元に戻りそうな予感がします。)
なお、運転モードを切り替える「ドライブモードセレクトスイッチ」もシンプルなボタン式で縦に平然と並んでいます。
自動車評論家目線で見ると、「スイッチ類が煩雑!」という印象ですが。(レクサスなら確実に言われる)
フタを空けた状態。なんと、ワイヤレス給電(Qi)も備えています。
ここにもUSB端子、そしてアクセサリーソケットを備えています。何よりドリンクホルダーがちゃんと「横並び」になっているのは嬉しいですね。
アームレスト下の、センターコンソールボックスは、幅広で、照明もついています。
また単なるフェルト素材ではなく、異音&滑り止め防止のラバーも敷いてあるなど、ちょっとした気配りも嬉しいところ。
また、USBが最新規格の「USB-type C」になっているなど先進性を感じさせられます。
助手席側。
ハード樹脂が結構な量が使用されていますが、派手目なアンビエントライトや高輝度な金属調パーツ、見栄えのよいスピーカーグリル(オプション)を備えているので、あまり気にならず、十分な質感を確保しています。
グローブボックスは当然起毛処理、照明のLEDも明るく実用的です。
しかし、アンビエントライトが派手ですねぇ。(私的には全然アリ)
助手席側ドアトリム。
シンプルながら、チープさはなくうまくまとめていますね。
金属調パーツに沿った明院のアンビエントライトの他にも、インナードアハンドル、ドアポケットにも赤色LEDが仕込まれているなど、雰囲気と実用性を確保しているのは非常に好感が持てますね。このへんは第3世代レクサスにも見習って欲しいところ。
全体的に前席に関しては非常に質感が向上しており、「3シリーズの内装はチープだからレクサスにした」、という方からすると、新型BMW3シリーズではすでにこれを克服し、むしろ逆転しており、新型ISでこのクオリティを超えるのはなかなか難しいのではと感じます。
ただ、全体的に「樹脂」やスイッチ類の質感、ルーフ・ピラー素材はまだまだと感じる部分がありました。
コストを掛けるところとそうでないところの差が大きい印象です。
たとえば、こういうパワーウィンドウスイッチ類は相変わらずプラ感&大雑把感が漂います。
ルームミラーも無骨で、気になりました。
フレームレスタイプを採用する車種が増えましたが、ミラー自体も小型ですし、ETCユニットの問題もあるのか見栄えは残念です。
さて、リヤシート側です。
ドアを広げると、さすがホイールベースを延長したせいもあり、広さを感じます。
また、前席シート下に足元を照らすLED照明があるので、足元が明るいのがいいですね。
ちなみに、現行ISのリヤシートはこちら。
新型BMW3シリーズと比べると、狭さを感じます。
しかし、シート自体の質感はセミアニリン本革ということもあり、ISの方がずいぶん質感が高いです。
BMWのレザーは固めですが、耐久性もあるので、好みによると思いますが、上質感があるのはISの方ですね。
リヤシートに座ると、ISのような「薄暗さ」は感じません。それは、ドアトリムのアンビエントライト類や足元照明がしっかりあるからでしょう。
後席でもしっかりと考えられているのは好印象でしたね。
第3世代のISはこういうところをしっかり真似してほしいですね。
後席ドアトリムに備わるカップホルダーも実用的ですし、照明もバッチリ。
現行レクサスISには、ドアポケットにはカップホルダー等はありません。細かいですが、これは嬉しい装備。
リヤ席中央には、オプションですが、なんと「3ゾーン」の用エアコン調整が!
レクサスではES/GSのversion.L系など一部の車種でしか3ゾーン調整機能がありませんが、BMW3シリーズは標準装備!
また、オプションの「コンフォート・パッケージ」を装備しているため、ここにもアクセサリーソケットと、USCB-C規格の充電ソケットが2つ備えられています。
ただ、このあたりの樹脂の質感はいま一つなのは残念なところ。
リア席中央のアームレストは薄型で剛性感が乏しいのが残念。
ただ、ドリンクホルダーは展開式のものがしっかり備えられていました。
天井には、左右独立式のスポット型LEDと常時点灯する赤色イルミが。
このあたりもしっかり作られています。ルーフの仕上げはレクサスのほうが優位性がありますが・・・。
ざっと一通りみたところ、新型BMW3シリーズはやはり噂通り非常に内装の質感が向上しており、静的質感を大きく改善してきたことはすばらしいと思います。もともと走りの質感などではファンが多いですから。
私はどうしてもレクサス「IS」との比較を気にしてしまうのですが、設計年度が古く、改良の進歩が遅い現行モデルのISにおいては多くの部分で装備・質感の差がついてしまっていることが確認できました。
もちろん、レクサスならではの丁寧な仕上げの部分もあり、ISの方が良いと感じる部分もありますが、それほど多くはありません。
ISの方が明確に優位であると感じる部分は以下の部分ぐらいではないでしょうか。セダン不遇の時代の中、また1つ次期ISがに大きな壁が立ちふさがったようにも思います。
・天井/ピラー/バイザー等の質感
・シートベンチレーション機能
・運転液パワーイージーアクセス機能
・セミアニリン本革の質感
・樹脂そのものの素材の質感、パワーウォインドウスイッチ類の質感
・リヤセンターアームレストの質感・剛性感
次モデルの「IS」が2020年頃に発売されるとすればすでにデザインや基本設計などは完了しているものと思いますが、果たしてここまでのクオリティの仕上がりとなるかのでしょうか。全体的に、3シリーズは使い勝手の面(収納、間接照明等)でも、非常に配慮した作りをしていると感じました。
ISには、上位車種に遠慮しない技術や装備を投入しなければ、新型BMWの3シリーズには対抗できないように思いますので、キープコンセプトでない、驚くほど大きな進化・質感の向上に期待したいですね。
■外装編はこちら
BMW新型3シリーズ(G20)早速チェックしてきました!(外装編)
http://www.namaxchang.com/article/463966475.html?1549191148
2019年02月03日
BMW新型3シリーズ(G20)早速チェックしてきました!(外装編)
展示されているのは、”ポルティマオ・ブルー”の 330i M Sport で、現時点では最も高価なグレード。
車両本体価格は 6,320,000 円(税込み)。
(現行レクサスIS350 F SPORTが「6,338,000円」なので価格帯はかなり近い)
これに100万円程度のメーカーオプションを装着して約730万円のプライスタグ。
2L /直4ターボエンジン(258PS/400Nm)搭載車としてはちょっと高価な印象ですが、歴代BMWオーナーなら安全装備が標準化され、内装の質感が大幅にグレードアップしたので、納得感のある金額だと思います。
[オプション]
・サウンドパッケージ 101,000円
・イノベーション・パッケージ 223,000円
・コンフォート・パッケージ 125,000円
・ファスト・トラック・パッケージ 283,000円
・メタリック・ペイント 90,000円
・電動ガラス・サンルーフ 161,000円
一般的なグリルに近い形状になったおかげで、(私的には)だいぶ違和感がなくなりました。
全体的にかなりかっこいいと思います。
フォグランプ部分のベゼルなどもクリアブラック塗装されてます。
センサー&カメラ類も目立たないようになっていますし。外装に関しても、全体的に質感の向上を感じます。
ヘッドライトはこのクラスでも、ついに「レーザーライト」を採用。
(330iに「イノベーション・パッケージ」が必要。320i系には装備不可。)
ネーミングと、ヘッドライト内のブルーのパーツだけでも興奮してしまいます。
ただ、あんまり精緻なメカニカル感がないのは残念でした。(アウディのは見た目も凄い)
19インチホイールは非常に精悍でデザイン良し!
ブレーキキャリパーの質感も高くスポーティセダンに乗っている雰囲気が味わえますね。
ドアハンドルは、日本専用形状ではなく、世界共通仕様となったようです。
驚いたのが、非常に照度の高いLEDを内蔵したドアハンドル照明が4枚ドア全てにインストールされていたこと。
ここまで照度が高いLEDは珍しいのでは。また、リヤドアにもLED照明があるのはいいですね。
ウィンドウモールは艶のあるブラックに仕上がり、スポーティなイメージがありますね。
テールランプはここ最近のレクサスとも似ていると思いましたが、よくあるデザインとも言えますね。
リヤのタイヤ・ホイールが外側に出ていて踏ん張り感があるのはさすが輸入車といったところ。
法規制をクリアするための、タイヤはみ出し防止のためのフェンダーガーニッシュもついていました。
真後ろから見ると、レクサスの新車っぽい雰囲気もあります。(リフレクターの位置が高い場所にあるのが違いますが)
リヤディフューザーもガンメタ塗装されていて、見栄えのよいマフラーエンドはGood!
トランクに関しては実用的な広さがありました。左右のネット式小物入れは便利ですよね。
ただし、ゴルフバックの横積みは無理そうな感じ。
残念だったのは、トランクの天井上部。普段見えないとことですが、トリム類がなく、金属むき出し状態。
また、ラゲージの内装材や、金属むき出しのフックなど、レクサスとのコストのかける場所の違いが出てきますね。
リヤホイール。しかしかっこいいデザインですね。
リヤリパーもブルーでしっかり塗装されています。
新型BMW3シリーズ(G20)は、1月31日から展示が開始されたようですが、最初の週末ということもあり、結構多くのファンの方が来訪、注目していましたので、気になる方は、ぜひ「BMW GROUP TERRACE」で要チェックです!(バッチリ車内にも座れます!)
東京駅八重洲口を出て右側(有楽町方面)にあります。
日中は結構な人出でしたので、じっくり見たい方は朝早くが空いているかも。
隣には「DEAN & DELUCA」があるので、クルマ好きな人はカフェタイムを満喫しながらクルマを見ることができますよ。
次回は、「内装編」です!
5シリーズと遜色ないぐらい?質感がアップした新型BMW3シリーズ!
2019年02月02日
新型BMW3シリーズ発表! 次期LEXUS ISはどうなる?
3シリーズはこれで7世代目ということで、いうまでもなく様々なメーカーからベンチマークとされている車ですが、レクサスではインテリジェントスポーツセダン「IS」が直接のライバルにあたりますね。
2013年に発売された新型ISの発表当時は「 BMW3シリーズに並んだ、同じフィールドに立った 」との声・レビューを多数見かけましたが、その後の改良で差がついたのか、2016年のマイナーチェンジも含め、現在ではそのような声を聞くことはほとんど無くなったのは残念です。
BMWにはディーゼルモデルも存在し、ISの販売の大多数は直4ハイブリッドの「IS300h」ということでパワートレーンの性格が異なるのもあると思いますが。
BMWの3シリーズといえば、お世辞にも高級車とは言えない内装の質感がウィークポイントでしたが、第6世代目ではずいぶん見栄えが良くなり、今回発表された第7世代目においては、現行のレクサスISの質感は完全に超えており、通常の進化度合いでいくと次期レクサスISがこれを超えることはなかなか困難ではないかと思われる仕上がりです。
運転席周りは非常に見栄えが良くなり、スピードメーターもかつてのBMWからは想像できないフル液晶化。(Z4ライク?)
レクサスはBMWを真似して「シンプルな2眼メーター」に回帰した時代がありましたが、その後各社液晶化が進化し、あっという間に突き放されました・・・。
特に、センターコンソールに関しては、BMWの最新世代デザインにアップデートして、大変見栄えが良くなりました。
先般発表された「GRスープラ」の内装は旧世代のBMWのそれでしたが、今回のBMW3シリーズの内装は、新型Z4と同じく旧来からのファンにとっては好みが分かれるかもしれませんが、価格に見合う質感を確保していると感じます。
3シリーズがセンターコンソールパネルの仕上げを「加飾パネル化」、ドリンクホルダーも「むき出し方式から脱却」したことで、レクサスISがどう仕上げてくるか、注目です。
ナビゲーションシステム周りも非常に見栄えが良くなりました。
メルセデス・ベンツと同様、AIを活用したボイスコマンド(インテリジェント・パーソナル・アシスト)を実装。
レクサスの「エージェント」は「ほぼ決まった言葉」しか認識しない点でだいぶ差がありますが、メルセデス・ベンツが新型Aクラスから導入した「MBUX」も認識度はそれほど高いとは感じず、私的には、まだまだ実用性は高いとは思えませんでした。(もっとも、クラウド機能で進化するとのことですが)
BMWのそれがどこまで実用的になっているのかは注目したいところ。メルセデスとの違いは、AIに対し、好みの「ニックネーム」で呼べるという点で、これはおもしろいですね。(流石に、 「OK、BMW!」 は言いづらい?)
安全装備にも、日本導入車として初めてとなる「3カメラ」を採用しているとのこと。
もちろん、そのほか、レーダーやセンサーによる制御もあり。
レクサスの「LSS+」は1つのカメラを採用。LSのセーフティシステム「LSS+A」では2つのステレオカメラを採用していますが、今回の3シリーズは3カメラですから、より高精度な衝突回避機能、レーンキープ機能が備わっているのは想像に難くありません。
仮にレクサスISが2020年に発売になるとしても、その時点のトヨタ/レクサスの「最新の安全装備」がレクサスISから新導入される可能性低いと思われます。この点、先般発売された8シリーズや上級の5、7シリーズへの投入を待たずして3シリーズに投入してくるあたり、単にドライビングマシンとしての性能を確保した車ではなく、並々ならぬ物を感じます。
安全装備は、このクラスとしてはフル装備と言えます。次期ISは少なくともこれに並ばないと勝負になりませんが・・・。
また、「リバース・アシスト」の導入も凄い!
これは時速35km/h以下、かつ最大50mまで、自動的に今まで進んできた道をトレースしながらバックしてくれるものとのことです。
都心部での極狭地域に入り込んでしまい、難儀している高級車をよく見かけますが、これはありがたい装備。
最近のレクサスでは「自動駐車システム」等が導入されていませんが、逆に欧州車がこのあたりを積極的に投入しているのは皮肉なものですね。
こういうのは日本車が初導入してほしいものですが。
また、簡素な表示だったヘッドアップディスプレイ(HUD)も大型化。ロードサインアシスト機能もついている模様。
新型ISにはHUDは装備されるでしょうか・・・?
もはやこのクラスでは標準装備となりつつありますが・・・
BMW3シリーズは、日本の規格にあわせ専用のドアノブを開発し、1800mmに抑えたという開発秘話も有名でしたが、今回は1800mmの枠にとらわれることなく、ボディサイズも拡大。(全長で70mm、全幅で25mm拡大とのこと)
ホイールベースも70mm拡大しているとのことで、後席の居住性も確保しているものと思われます。
しかし、サイズを拡大しながら、重量を「 約55kg 」も軽量化させたのも凄い!
次期ISが発売された場合、プラットフォームは、「GA-L」(新型クラウンに使用された「GA-Lのナロー版?」)が使用されると思いますが、新型クラウンも先代に比べ大幅に重量が増加しているのが気なりました。
つまり、「GA-L」プラッチフォームはボディ剛性が非常に高まっていますが、そもそも軽量にできていないと思われます。
次期ISが新型BMW3シリーズのように軽量化できるかどうか。
フェンダー、ドア、フロントサスペンションタワーは当然アルミニウムに置換、ラゲージ部分は樹脂化したとして、それだけでは追いつかないでしょう。軽量化にどこまでコストをかけることができるか、それがISの仕上がりに大きく影響を与えるように思います。
各社先進機能を投入する「ヘッドライト」に関しても新型3シリーズでは、先進のレーザーライトを導入。
現行ISは「AFS機能」が廃止されただけでなく、対向車等を認識して照射位置を可変させる「アダプティブヘッドランプ」も装備が見送られるなど相当に差があるだけに、新型ISではアップデートは必須レベルですが、果たしてどうなるか。新型ESと同様、「上下2段式アダプティブヘッドランプ」は最低でも採用してほしいところ。
足回りも「Mスポーツ」は見栄えのよいホイールとかっこいいブレーキキャリパを装備。
次期ISも(カラードキャリパなど)このあたりはしっかり期待に答えてくれるものと思いたいです。
・・・と、公開された画像をざっと見ていくだけで、新型ISが2020年頃に発売されたとしても、BMW3シリーズのスペックや質感を超えるのはかなりハードルが高そうです。(走行性能・官能性能で追い越すというレベルまではなかなか困難でしょうから、「レクサス初」、「量産車世界初」などの目玉の装備を複数投入しないといけないレベル?)
次期ISは今回もBMW3シリーズのフルモデルチェンジ後の発売となりそうですから、ユーザーの目も当然厳しくなりますね。
今までは「安全性能や内装の質感」での優位性がありましたが、新型を見る限りその点でのアドバンテージは無くなっており、逆に追いつくのが困難なレベルに思います。現行レクサスGSがBMW5シリーズ、メルセデスEクラスとの直接対抗を断念した(と思われる)ように、今後、ISがどのような方向性で進化をしていくのか、果たして別の方向性で進化を遂げるのか、ますます期待が高まります。
新型BMW3シリーズは3月3日に開催される、東京マラソンで、公道初お披露目されるようなので楽しみです!
沿道でその姿を確認したいと思います。
追記:なんと、東京駅八重洲側にあるBMWのサテライトショップ(グラントウキョウサウスタワー「BMW GROUP TERRACE」)
にてすでに3シリーズ(ポルティマオ・ブルーカラーの「330i M Sport」)が展示してあるそうです!
impress Carwatch
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1167500.html
2017年12月03日
週末はLS500hのあとにBMW740e i performance試乗!
LS500hに関しては2度目の試乗ですが、前回は「雨」の中だったので今回はじっくりと主に先進安全装備関係のチェックと、LC500hとの違いを再度チェック。
まずあらためて感じたLC500hとの違いは・・・・
・室内の静粛性が極めて高く、やはり「フォーン」音がほぼ気にならないレベルまで低減している。これは本当にすごい。LC500hではかなり「フォーン」音が気になりますので、コストと遮音材・吸音材をふんだんに使用すれば低減できるのかと感心。(ちなみにLC500hの静粛性はGSを程度でそれほど高くないです。)
・発進時のエンジン回転がLC500hよりかなりマイルド、LCではちょっと踏むとエンジンが盛大に回転→EVモード→エンジン回転…という感じでチョイ乗りの燃費が悪いですが、LSはその点が大きく改善されていて、都市部でも簡単にリッター10超えを達成できます。(当方テストコースでLC500h 8.5km/h→LC500h 11.5km/h)
・エンジン再始動時の振動もLCより低減している
・ヘッドアップディスプレイ大型でかる色使いも改善されていて、大変見やすい
というわけで、全般的にLC500hよりも1ランク以上ほ静粛性が高いですね。特に、都市部でのストップ&ゴーの際に気になる、ハイブリッド特有の減速時の「フォーン」音が相当に低減されているのは同じエンジンとハイブリッドシステムを使用しているとは思えないほど。
相当ノイズを遮断するための対策をしているのだと思いますが、LC500hの場合はエンジンサウンドを聞かせるセッティングが故に、室内の静音性はそれほど高くしていないのも理由と思いますが、ここまで静かにできるのであれば、LC500hの方はもう少し静音性を高くする方がキャラクターの差が明確になるのではとあらためて感じました。
LSについては、「パーキングサポートブレーキ」関係が駐車時だけでなく、走行時も役立つことがわかりました。
写真は、信号待ちで停車直前に大型トラックが右車線から当方走行の左車線に急に割り込みしてきた際に、サポートアラートの警告が作動してインフォメーションディスプレイに表示された状態です。このときは、ナビゲーションシステムが360度カメラに切り替わり、俯瞰状態となり車両周辺の状況がわかります。「守られている」という安心感がありますね。
また、アラートが鳴る際は、パノラミックビューモニターと連動して周囲の様子がナビ画面に表示されます。
最近は欧州車等にも広く採用されはじめましたが、周囲の状況がわかるのは、セダン系でも大変便利ですね。
特に、車両後方にバイクや、ロードバイクがいる場合の距離感をつかむのにも役立ちます。
残念と思ったのが、ヘッドアップディスプレイの、「フロントトラフィックアラート」
これはHUDに、歩行者等が横切ると矢印で警告してくれるのですが、都市部では歩行者等が多すぎて動作が今ひとつでした。(動作する場合としない場合があり、作動条件が今ひとつわからない)
これは夜間や人通りの少ない郊外で体感してみないとわからなそうです。
LS500hの試乗後は、感覚を忘れないうちにBMWへ。
試乗車は 740e iPerformance M sportエンジンはなんと、2.0直列4気筒ツインパワーターボ。
価格は1169万円(ベース)〜1240万円(Msport)と、3.5LNA+マルチステージハイブリッドのLS500h(I PackageやF SPORT)より安い価格となっています。
試乗は20分程度でしたが、公道にでてすぐ分かる「BMWらしさ」はさすがと思いました。
カーボンを使用したボディは路面の悪い段差でもまったく問題なく、ボディ剛性の高さを感じます。ステアリングの操舵感や、急アクセル〜急ブレーキ等での路面に張り付いたような感覚も、ドライブ好きな方なら、新型LSよりこちらの方が良いと思える方が多いのでしょうね。しかも、740eは7シリーズの中でも廉価なモデルですので、ハイパフォーマンスな他の7シリーズならその差は更に広がるのでしょうね。
試乗環境が良いので結構踏めるエリアがあるのですが、その際の加速感覚もレクサスのマルチステージハイブリッドシステムを上回る加速のスムーズさと体感できる速さ、そしてなにより「安心感」が備わっています。エアサス装備なのでランフラットタイヤを履いているにもかかわらず乗り心地の面でも問題ありませんでした。(確かにLSの方が少し柔らかい)
これと比べると、LS・LCは確かに直進安定性と、路面への追従性はまだ及んでいないと思います。
その他、6シリーズGT(グランツーリスモ)もチェックしたのですが、こちらも以前の6シリーズと比べ内装の質感が大きく向上していました。エアコンシステムがタッチ式の液晶パネルになっているのは分かり易いですね。
また、グリーンのアンビエントライトは新鮮でした。
レクサスは間接照明関係がほとんど無いので、こういう遊び心は大事と思います。
ルームランプも新型7シリーズにあわせおしゃれなものになっていましたが、ルームミラーだけは相変わらず独特な形状で(しかも面積も狭く、見づらい・・・)これは何故なのでしょうか??
ラゲージは通常の6グランクーペやクーペと大きく違うところで、照明が社外品の様な「ライン状」のLEDはになっているのには驚きました。実用性も高いですし、これはいいですね。
またラゲージ床下にアクセスする際のボードに「ダンパー」が組み込まれているのにも驚きました・・・これはかなり便利ですねぇ。特にSUV系はアクセスすることが多いと思うので、これはぜひ他の車種にも普及してほしい。
740eは全般的にとても良い車と思いましたが、走行中にすぐ感じる直4のエンジンノイズはやっぱり気になりました。
結局走りが好きな方はその他の7シリーズ(ガソリンエンジンモデル)選択されるのではないなぁと。
また、運転中に目にするスピードメーターは、大きくて情報量が多いのは(当方にとっては)好ましくいのですが、特にBMWの液晶ははめ込み式の「絵」みたいに見えるのはあまり好きではないです(立体感がまったくない)。
また、内装の質感については740eに関しては、LSと比べてしまうと質感は相当に差があります。
後席に乗るならやっぱりLSでしょうね。
久しぶりのBMW試乗でしたが、やはりファンを魅了させる力はさすがと思いました。
しかし、運転して楽しいっていうのはとても大事ですが、このクラスになるとそれだけで選択することもできないのでしょう。なかなか街中で見かけることも少ない新型7シリーズですが、リセールバリューは気になりますので個人で購入するのはかなり勇気が要りそうです。
なお、たまたますぐ近くではレクサスの試乗イベント(LEXUS DRIVING EXPERIENCE TOUR)が。
LSの新型プリクラッシュセーフティシステムの体験やLCやFモデルを使用したパフォーマンスイベントなど、広大な敷地を使用してイベントを実施していたようです。
https://lexus.jp/cp/ldx2017/
当方もかつて参加したことがありますが、そのときは確かアウディA7でした。
会場に駐車されている参加者と思われる方のクルマを見ると、ほとんどが輸入車。特にポルシェ、メルセデスが、多くフェラーリもいました。
国産車は少なく、クラウン・ハリアー、一部のレクサス車ぐらいしかいませんで、大半の方は輸入車オーナーだったようです。ということでやはりオープン抽選ではないようですね(当然ですが)
ちょっと見た感じだと、結構余裕をもったプログラ構成なのか(スタッフの方が多い?)かなり贅沢なイベントだったようです。もう少し当選枠を増やして多くの方に体験してもらったほうが良いのではと思いましたが・・・
2017年01月28日
NEW BMW5 BUSINESS ATHLETE !
久々のBMWのイベントでしたが、アウディともレクサスとも違う客層にハッ!と気づきます。
BMWオーナーさんは、ひと目で「クルマ好き」なちょい悪風のオシャレでダンディな男性がとても多いですね〜
523d(クリーンディーゼル)のラグジュアリーバージョンもありました。
新5シリーズは、キドニーグリルとヘッドライトがくっついて私的にはなかなか好きなデザイン。
(実は今までのキドニーグリルは「鼻の穴」、みたいであまり好きではなかったのです・・・)
JC08モード燃費はなんと、21.5km/Lと驚異的な数値。
アダプティブLEDライト。レンズ内部の金属部分の質感がとてもよくカッコいいヘッドライトです。
最近は各メーカーヘッドライトにブランド名を入れる風潮?個人的には好きです。
Mスポーツの19インチアロイ・ホイールもスポーティでカッコいい!BMWっぽいですね〜
ブレーキキャリパーもブルー塗装でとてもいい感じでした。
内装の質感は7シリーズを除き、BMWの弱点でもありますが、新型5シリーズは堅実に質感を高めてきました。
写真は、後席ドアトリムですが、アンビエントライトも。
しかもなかなか上質な動作をする、ソフトドアクローザーがついていました!(これは嬉しい!)
本当は前席も撮影したかったですが、とても人気で撮影時間がありませんでした・・・
各テーブルでは盛んに商談っぽいコンサルティングも行われており、カンパニーカーとしても大活躍しそうですが、全体的にちょっと地味な感じが漂っていますが、それがいいのかもしれません。
LEXUSはモデルチェンジのたびに内外装ともに結構変化がありますが、BMWは特に内装のはあまり大きな変化がないのが逆に良いと思うオーナーの方も多いそうです(メーカー説明員談)
ドリンクサービスもあり、クッキーも「5」でした。
で、本日またバッテリーあがりました・・・・
今回も、今回も ベステク ジャンプスターターが大活躍。
これで使うのは合計3回目ですが、当方の環境では、始動成功率は100%と優秀です。
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で毎週これじゃたまらない!ので、点検してもらったところもうバッテリー自体が寿命ということで、少し早めですがバッテリー交換することにしました。
しかし、RCFの純正バッテリーは超高額!(なんと、86,400円もします!)
そのため純正品はあきらめ、欧州車汎用品のバッテリーをチョイス。(ちなみに、インターネット上でのRCFのバッテリー交換をしたという記事はまだ見かけないですね・・・)
RCFのバッテリーは欧州車で使用されている、「LN3」という型番ですが、リアルショップではなかなかおいてないと思うので、ネット通販のamazonで注文。約12500円程度と、純正の1/7の価格ですが、大手メーカー(エーシーデルコ)の商品なので大丈夫と思っています。取り寄せ後の装着可否については、またレポートしたいと思います。
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さて、BMW5シリーズ、安全装備に関しては、緊急ブレーキに「事故回避ステアリング支援機能」がつくなど安全装備も抜かりなし。今夏以降発売予定とされる、新型LSを除けば、レクサスの安全装備より、1歩以上先を行っていますね。スペックや装備一覧を見る限り、もはや走りの良さだけがウリのクルマではないですね。お台場のBMWでぜひ試乗してみたいと思います。
2017年01月23日
週末は BMW BUSINESS ATHLETE CLUBへ
新型5シリーズがお披露目されるようですが、ビジネスパーソンに愛される5シリーズがどれだけ魅力的になったのか、レクサスGSとも比べ、確認してきたいと思います。
正直BMWには明るくないのでどこが変更されたのかあまりわかりませんが・・・
場所は品川近郊の寺田倉庫のイベントスペース。ここは以前 LEXUS LCがマスコミ向けのイベントを実施した場所ですね。当日は「LC500/LC500h」をご覧に都内某所にいらっしゃる方も多いと思いますが、お気をつけてお越しください。
なお、「LC500/LC500h」については、2月8日(水)から「レクサスインターナショナルギャラリー青山」に複数台が展示される模様です。定期的にボディカラーの入れ替えを行い、しばらく展示されるとか?
検討者の方で、レクサス公式のLC「内覧会」に外れた方はこちらで確認をするのが最速になりそうです。
2016年06月07日
BMW GROUP Tokyo Bay de BMW i8!
6/1にお台場(青海)にプレオープンした「BMW GROUP Tokyobay」に行ってきました。
BMW東京が運営するディーラーで、MINIが併設されています。
正式オープンは7月とのことで、現在は既存オーナーやメルマガ会員あてDMで案内しているようで、まだまだ来客は少ないですね。場所も湾岸スタジオ側なのでふらっと立ち寄るという雰囲気でもなく。
さて、事前予約していたので大人気の BMW i8もバッチリ試乗できました。
場所柄、信号待ちも少なく、土地勘もあるのでかなり楽しめました!
大規模な駐車場も完備されており、クルマでの来場が可能なのは嬉しいですね。
(出口は結構段差があるので、ローダウン車+リップスポイラー装着車は要注意!)
中はさすがに広い!最新のBMW車が勢揃い。(ただ、すべてのモデルが有るわけではありません)
ネスプレッソと提携しているのでドリンクサービスもあり。
ただ、みなさん不慣れなためかオペレーションは今ひとつ。そのためのプレオープンなんでしょうけど。
おとなりにはMINIも。
セールスンや商品説明をするジーニアスが在籍していて、MINIについての知識がまったく明るくない私でも理解できました。MINIも魅力的だと思いました。2台持ちできるなら憧れますね。
自ブランドに誇りを持った女性スタッフが多く、とてもブランドイメージが良いと感じました。
さてBMW i8。いやーやっぱりオーラが違います!! もちろん一番人気です。
内装は写真どおり、近未来感たっぷり!
乗降はスーパーカーと同様(たぶん)非常に辛いですが、私がBMWのモデルで気になる「ダコダ・レザー」の独特の匂いも気にならず。
しかし冷静に運転席に座るととても2000万円の内装とは?
なんといっても、ステアリングのチルト&テレスコが手動です(驚!)
その他、無骨なルームミラーや一般モデルと変わらない質感のサンバイザー、天井・ピラーの素材、各種スイッチなどのマテリアルはBMWといえばそうなのですが。デザインがいいだけに素材感が残念。
でも走りはホント楽しかったです!
低床、カーボンボデーによる軽量化は運動性能の良さを体感できます。
モーターパワーもあるので、速い速い!当方の時間帯はトラックなども走っておらず多くの場所で気持よくドライブができました。
通常走行でもスポーティですが、ドライブモードを切り替えたときはとてもエコカー?とは思えない状態に豹変。擬似エンジンサウンド、擬似ブリッピングサウンドなどゲームっぽさはありますが、とても気分を紅葉させてくれ、私的には好印象でした。ダウンシフトもバンバン決まります。
あらためて、パワー型のハイブリッドカーやEVカーの初期・中間加速の良さはガソリンエンジンモデルでは味わえない魅力的な部分ですね。
アクセルオンで”キュイーン”という電子音が(モーター音)が発生しますが、これは気になる方も多そう。しかし、試乗レベルならむしろ面白いとさえ感じました。
30分強の試乗でしたが、帰る頃には充電がほぼゼロとなり、3気筒エンジン仕様となり、さすがにパワー不足と特別感が減少しますがそもそも軽量・高剛性ボディなのでドライブそのものは楽しいですね。
EVでの走行可能距離も短いですし、乗り降りが困難なボディ形状、諸費用込みで2000万超の高額な価格といい、現実的なクルマではありませんが、BMW車の楽しさがハイブリッドカーでも理解できるスペシャルなモデルでした。
その他「M」モデルや普段なかなか乗れない「X」モデル、発売後大人気の「M2」なども試乗可能ですので、気になる方は正式オープン前にぜひ!(正式オープン後はかなり混みそうです)
なお、ノベルティグッズの配布も行われていました。
(BMWは来場プレゼントとして透明なビニールバック、試乗でボトル式折りたたみ傘、MINIはアンケートでデニム調トートバック)
2016年06月02日
週末はお台場エリアにオープンしたBMW GROUP Tokyo Bayへ?
少し前まではほんとに夏まで間に合うのかな?という感じでしたが工事が始まるとホント早かったですね。
http://www.bmw-tokyo.co.jp/jp/tokyo/ja/dealer/find_us/department_34.html
今週末には「特別内覧会」が開かれるというDMが来ていましたが、たぶんふらっと行っても誰でも入れるんでしょうね。
目玉は多数の試乗車と広々とした展示スペース。
残念ながら「Mモデル」はまだ試乗車の配備がないのか見当たりませんでしたが、BMW「i8」などはまだ土日の試乗枠が若干ありました。
さて、レクサス関係ではいよいよ今年の秋の「RC系」の年次改良情報が入ってきました。
現在精査中ですので今しばらくお待ち下さい。
IS系のマイナーチェンジも早く知りたいところですね!!
2015年11月20日
とても質感がアップした BMW 新型7シリーズ!
レクサスのスピンドルグリルが苦手な方がいらっしゃるのと同じように、私はBMW7のキドニーグリルが苦手なのですが、新型7シリーズは高級感が感じられるフロントマスクです。
グレードは一番ベーシックな740iですが、オプションで「レーザーヘッドライト」を装着していました。(標準装備または、一部グレードに約16万円のMOP)
インテリアは旧7シリーズから相当変更されていて、とてもクオリティが高くなっていると感じました。
旧モデルは、内装クオリティが高い、アウディA8やレクサスLSと比べても見劣りする部分が多かったように記憶していますが、新型は凌駕している部分も多いです。
シートのデザイン、すわり心地、レザーの質感など、とても快適かつ高級感がありますね。
ルームランプはアクリルの導光感あるLEDでおしゃれなデザインです。これはびっくりしました。
ナビゲーションは他ブランドより少し小さめのサイズですが、高精細で見やすいです。
また、カラーチェンジのできるアンビエントライトもいい雰囲気です。新採用の「ジェスチャーコントロール」も備えているようですが、ちゃんと動作するのか気になります。
センター部分はむき出しの樹脂部分がほとんどなく、他のBMWモデル
アッパードアトリムはレザー張り、アンビエントライトもムーディ。パワーウィンドウスイッチもアルミニウム素材のようです。ドアポケットのライトも素敵ですね。デコラティブパネルのクオリティも高し。
走行性能やハンドリングなど、BMWの魅力は言うまでもありませんが、旧7シリーズに比べここまで質感がアップするとは・・・とにかく驚きました。
展示車は一番ベーシックなグレード(740i)なのでカタログにある上級装備(リヤ席のタブレット等)がありませんでしたが、セダンでも大型のリヤエンタテインメントシステムが当たり前の時代なんですね。
なんと、スマートキーに液晶表示!?
その他、メルセデスと同じ路面状態をカメラで撮影してエアサスペンションの減衰力調整、超大型のヘッドアップディスプレイ、自動駐車システム、LEDを多用したムード感たっぷりの「スカイラウンジパノラマガラスサンルーフ」、車両に近づいた時の光のウェルカムライトカーペットなど、ガジェット好きにはたまらない最新のテクノロジーが満載!従来のBMW車ではありえなかったような装備が満載でワクワクします。
また、カーボン素材をボディに採用して130kgの軽量化など、これで1200万円〜とは・・・
次期レクサスLS、果たしてBMWの7シリーズを超えることができるでしょうか?
今回はちょっと手抜きのレポートで申し訳ございません。。。
こういったクルマに乗れる方が羨ましいです!
2015年09月08日
虎ノ門で BMW i8を見てきました!
もともとアウディのクワトロパークがあった場所なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
「BMW i Megacity Studio」は、駐車場がないため、公共交通機関の利用をおすすめします。
実は、すぐ目の前には立派な「虎ノ門ヒルズ」の駐車場があるのですが、(30分300円、ヒルズカードで1時間無料)、ここは最新の都心パーキングとは思えない、旧型?の「パレット式」の駐車エリアが大多数を占めます。(ホント不思議・・・・なぜ??)
虎ノ門ヒルズは敷地面積が狭いせいもあり、駐車可能エリアが全般的に狭いです。しかも駐車スペースのパレッqトの立ち上がり部分がかなり高く、車幅1850mm超えの車やホイールを交換したツライチ仕様のカスタマイズ車は結構駐車が大変と思われます。
平置きパーキングも一部ありますが、真っ先に埋まってしまうようです。
また、セダンやミニバンの後席に乗車している場合、予め駐車前に降りておかないと後部ドアが開かない(開くと、ドアが機械設備に接触し凹む・・・)などなかなか面白い(欠陥?)な駐車場です。
駐車スペース前の「注意書き」が多いのもうなずけます。
さて、ショールームに入ると、BMW i8が入り口に鎮座!(奥にはi3が一台)
i8、一言、「かっこいい!!」
最近ちらほらみかけますが、白しか見たことありませんでした。ブラック系だとBMWっぽいですね。
ドアを開くと、カーボンボディなのがよく分かります。シートは薄型。
室内、さすがに2000万級ということもあり、質感も必要十分。ブルーのLEDイルミがおしゃれです。
ひと目でBMWブランドというのがわかります。ブルーのアクセントのお陰で近未来感もあります。
ドアはカーボン製かつダンパーがあるので簡単に開きます。
リヤのスタイリングもインパクトあります。テールランプが光っているところもかっこいいです。
納期ですが、当初は数年待ちということでしたが、今はずいぶん短くなり、3ヶ月ほどのようです。
購入検討の方は試乗ができるようです。(実は、虎ノ門ヒルズのパーキングに試乗車らしきものが・・・)
私の場合は、「i」シリーズは従来のBMWとは別ブランド的なイメージもあり、興味があります。
「i5」「i4」などの中間クラスが発売されないかなぁ・・・
「BMW i Megacity Studio」は、セールスもされませんし、商品説明に特化した「BMW ジーニアス」が、適切な応対をしてくれるのでとても良かったです。
珍しい「i8」をじっくりと見ることができますので、気になる方はぜひ訪問されてはいかがでしょうか。
2014年10月01日
BMW 2シリーズ アクティブツアラー発売!
BMWも次々どんどんニッチなクルマを発売するので、よほどのファンでないとついていけないのではないでしょうか。絵ィ—ラーから送付されてくるDMに書いてある価格表が凄いことになっています。
さて、このアクティブツアラー、デザインといい駆動方式といい、一見えっ?これもBMW?って感じのクルマですが、装備はなかなかいいですね。
・電動パーキングブレーキ
・LEDヘッドライト
・レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
・前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ
・自動防眩ドア・ミラー
・ITSスポット対応DSRC車載器
あたりの装備を標準で備えてきています。
BMWブランドということもあり、価格も意外に高価な感じもしますが、走行性能と環境性能の高さに加え、安全装備や快適装備も充実しているので、日本メーカー(特にトヨタ)は見習ってほしいものです。
これで金利1.9%や残価設定3年後55%〜60%などのキャンペーンが絡むと大変売れそうですね。
メルセデスベンツ Cクラスのワゴンも発売なんですね。
納車が11月からとのことなので、上手く行けばもしかしたら、人気爆発中のセダンよりも速いのかな?
しかし、前モデルから75kgも軽量化、燃費も20%アップ、空力のCd値は0.27とクラス最高。安全装備もフル装備、当然エコカー減税対象。
また、ラゲージには片面にベロア素材、もう片面にラバー素材を採用したリバーシブルラゲッジルームマットを全車に標準装備と、日本車顔負けの細かな装備も・・・これで売れないはずがない!!
今日は(も?)手抜きブログでした・・・