日本国内ではIS300hとIS300が主力車種となりますが、北米ではIS300hは販売されないため、IS350/IS300が販売されるようですが、今回紹介する動画はIS350のAWD仕様。日本には導入されない仕様ですが、AWDのため、トランスミッションは8速ではなく6速を搭載している模様。
【YouTube動画】2021 Lexus IS 350 – POV First-drive Review
日本とは環境が異なりますが、V6/3.5L 2GRはやはり名機ですね〜
動画後半では、しっかりとエンジンを回してくれているので2GRサウンドが堪能できます。
Mモードでのスピードメーターの動きとサウンドのリンクが心地よいですね!
さて、評判の良いデザインに関しては「IS350」と認識できるのはリヤのエンブレムのみとなっています。
フロントデザインについては全車共通で、とても安心して見ることのでできる非常に格好良いデザインですね。
分割したり、でこぼこだったりした異型のヘッドランプから決別し、新型RXのような王道の吊り目型のヘッドランプに回帰しましたが、結局このタイプが一番かっこいいように思います。また、3眼ヘッドランプの四角いLED光源も目新しいです。
最初に公開された大型のリヤクォーターの大型ステンレスモールは車格感があがった感じがして新型ISで「いいな!」と思う部分の一つです。
ピアノブラックに塗装されたリヤスポイラーの形状がよくわかります。
今までにない形状で好みが分かれるかも知れませんが、純正としてはなかなかアグレッシブな形状ですね。
トランクの開閉については、レクサスRCで搭載されていた「フルオープン機構」が導入されたようです。
ワンタッチでフルオープンになるようです。(前期、中期ISでは非搭載だったはず)
ただし、閉じるときのオートクローズ機能はありません。(GSオーナーからの乗り換えだとMOPでの設定がほしかったように思います)
リヤバンパーロアガーニッシュはピアノブラックで塗装されているのが「F SPORT」の特徴ですね。
無塗装樹脂パネルがほぼ見当たらないので大変見栄えが良いです。
フロント席に関してですが、動画でインプレッションされてる個体は、フレアレッド内装。
日本でのモータージャーナリストの試乗会ではなかったカラーリングなので新鮮です。ドアトリムオーナメント表皮の「エンボス加工」が見当たらないと一瞬思いましたが、光の加減で実際はしっかり入っているようです(が、結構彫りが控えめな軽いエンボス加工のようです)
角度を変えるとしっかりエンボス加工が!
しかし、パワーウィンドウスイッチパネルはやっぱり加飾なしで確定ですかね・・・
リヤ席に関してはほぼ変更がない模様。しかしフレアレッドの樹脂パネルは斬新ですね!(個人的には好みです)
ドアトリムのエンボス加工は見えない・・・角度の問題?
動画でも触れられていますが、センターコンソール後部のエアコン吹出口付近およびリヤのセンターアムレーストには、現代モデルではほび必須となりつつある、USB充電端子や、アクセサリーソケットなどの装備がありません。
走りには全く関係のない装備ではありますが2021年の新型車として考えると不満の残る点かと思います。
カスタマイズ志向の方は、後付のUSBソケットを前席から引き込むことで対応は可能ですが。
操作系に関してですが、北米仕様ではウィンカーレバーを入れると3〜5回程度ウィンカーが点滅する「ワンタッチウィンカー」(ユーロウィンカー)が標準搭載されているようです。日本市場のレクサス車では未導入ですが、トヨタ/ヤリスから搭載されているので、今後の導入はあり得るかもしれません。
(個人的には3回では短いので5回を希望)
ADAS関係では、IS初採用となるレーンキープ機能(LTA)は、車線がしっかり認識できる範囲ではしっかり追従走行ができていますが、車線が拡張したり白線が一瞬消失するような状況ではレーンをはみ出す挙動が生じていますので、まだまだ完璧な装備ではありません。(上記動画では10分20秒前後)
しかし、かつてのレーンキープアシスト(LKA)に比べると実用性のある機能になっている模様。
日本での新型レクサスIS発表まではまだ1ヶ月超の期間があります。
東京都でも「GO TO」解禁がアナウンスされましたが、感染対策をした上での限定公開ぜひお願いしたいところ。
ご契約者向けの専用サイト優先でさらなる情報解禁を勧めていただくと、オーナーの方の満足度も高まりそうですね。