2021年レクサスSUVモデル以外(CT、ES、RC)の動向も気になる!


先般、レクサスのSUVモデルの動向について記事にしましたが、それ以外の気になるレクサス車の各モデルについても考察してみました。(例のごとく、メーカー及び販売店からの確定情報は一切ありませんが・・・)

■レクサス「CT」

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現在レクサスのラインナップで一番古いクルマが「CT」(CT200h)です。
CTは「UX」の発売以後、モデル廃止が毎年噂されていますが、2010年11月のデビューからまもなく10年が経過します。
CTはレクサスのエントリーモデルおよびコンパクトクラスのクルマとして人気を誇り、多くの新規ユーザーを獲得したモデルです。

デビューから3年後の「2014年1月」には、1回目のマイナーチェンジを実施し、フルスピンドルグリルに進化。
さらに3年半後の「2017年8月」には2回目のマイナーチェンジを実施し、内外装をリフレッシュ。「10.3インチモニター」の採用や「Lexus Safety System+」を標準化など、レクサスモデルとして遜色ない改良を実施しました。
今までの周期でいえば、「2021年」は3度目のマイナーチェンジ、もしくはフルモデルチェンジの時期ですが、現時点でそのような話はありません。

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「CT」のベース車は「トヨタ・プリウス」であることは有名ですが、プリウスは2015年にフルモデルチェンジして、新プラットフォーム「TNGA(GA-L)」への移行し、ハイブリッドシステムを大刷新するなどの大きなモデルチェンジを実施。そして2018年にはマイナーチェンジを行い、不評だったデザインに手を入れましたが。一方、レクサス「CT」はこれらのアップデートを行わないまま10年が経過しますので、内装の質感や装備レベルは高いものの、クルマとしての基本性能や先進安全装備の面ではプリウスに比べ、旧世代のままとなっています。

また、マルチメディアシステムも、「LX」と同様旧タイプ(マウス式リモートタッチ、非Apple Car Play、非ハイブリッドナビ)が継続されており、2019年、2020年にこれらの改良が見送られたことから、今後の刷新も期待できません。
残念ですが、現在の日本および世界の販売動向では、「CT」のフルモデルチェンジ版が発売されることは限りなくゼロに近いと考えられます。

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2022年には発売が濃厚とされるコンパクトクラスのSUVモデル、レクサス「BX」(LBX)」がCTの運命を担うこととなりそうです。
なお、webメディアではレクサス「BX(LBX)」を「2021年秋」発売としているメディアもありますが、現時点で2021年に国内導入の正式アナウンスはありません。コロナ禍の中の開発を考慮すると、半年ほど発売時期が後ろ倒しになる可能性が高そうです。
なお、「BX(LBX)」は、2020年12月時点では日本においての商標出願は確認されていませんので、2021年前半に発売される可能性はゼロと考えられます。

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また、レクサス「BX(LBX)」に関しては、大人気の「ヤリス・クロス」の単純なレクサス版ということではなく、先般発表された新4輪駆動システム、「DIRECT4」を組み込んだモデルを投入するなど、付加価値をつけるのではないかというのが当方の予想です。
そのため単に「300万円台の廉価版のレクサス車」・・・ということにはならないのではと思います。
レクサス「BX」の発売までは「CT」の販売が継続される可能性がありますが、ハイブリッドシステムおよび先進安全装備の根本的なアップグレードも行われていないことから、よほどのレクサスファンで無い限り、おすすめしづらい車種になっているのが残念です。


■レクサス「ES」

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「ES」はミドルクラスの「FF駆動」のセダンで、2017年10月に発売されました。
高価格帯のFFセダンは日本で売れないというジンクスを破り、発売から約1年経過するまでずっと長期の納期待ちが発生するという、ここまで日本でのヒットを予想した方はほとんどいなかったのではないでしょうか?
特に量産車世界初の「デジタルアウターミラー」はモニターの外付け感はあったものの世界を驚かせました。(その後、デジタルアウターミラーの本格展開がないのは寂しいところですが・・・)

さて、2021年はデビューから4年目となりますので初の「マイナーチェンジ」が確実視されます。
とはいえ、2020年夏に、密かにハイブリッドバッテリーが「リチウムイオン電池」に換装されるなど、マイナーチェンジに近い改良がおこなわれていることから、半年程度マイナーチェンジが遅れて2022年春頃となる可能性も充分ありそうですが・・・

先般公式に公開された「DIRECT4」の動画でのベース車両が「ES」でしたから、降雪地ユーザー待望の4輪駆動モデルがマイナーチェンジにあわせ、「ES」に設定される可能性はかなり高いと考えられますし、この新しいシステムが組み込まれれば「ES」の走りは相当に楽しくなりそうです。

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2021年年初に「トヨタ・カムリ」のマイナーチェンジモデルの発表があるという噂もあるので、この改良内容にも注目ですね。


■レクサス「RC」

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レクサスRCは「2014年10月」に発売し、デビューから4年後の2018年10月にマイナーチェンジを敢行。前期モデルとは大きく変更されたフロント&テール欄オプは賛否両論でしたが、貴重な2ドアクーペとして、マイナーチェンジ後も堅調な販売台数を確保しています。

2020年9月には、レクサスISに先行して「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド&全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール」にアップデートするなど、デビュー来からの不満が改善されたほか、レクサスのラグジュアリークラス以外では唯一となる「LDH」(レクサスダイナミックハンドリングシステム)、VGRS(ギヤ比可変ステアリング)を備えるほか、年次改良でボディ剛性や足回りの軽量化を進めるなど、熟成が進んだモデルであることも特徴的。

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2021年は、デビューから7年が経過しますので、モデル末期といえますが、今後の改善は、2020年11月にマイナーチェンジを果たした「IS」からのフィードバックをどこまで反映できるか・・・ということとなると思います。
レクサスとしても、「IS」と「RC」のダッシュボードやナビゲーション周りで部品の共有化をしたほうが生産効率も、コストも下げることが可能のため、インテリアの共通化を「2021年の年次改良」で実施する可能性はありそう。主にナビゲーションモニターのタッチパネル化程度と思いますが・・・(Apple Car Playやハイブリッドナビ、リモートタッチパッドのレベルアップは既に実施済のため)

あとは、「Lexus Safety System+2.5」相当へのレベルアップ、そして「IS」で効果が高いと評判のホイールの「ハブボルト締結」の採用はぜひ行って欲しいところです。多くのパーツをISと共用しているはずなので、手を入れることはできるはず・・・それらが追加されればRCは「完成」といえるのでしょうね。ぜひ希少なスポーツクーペを少しでも長く存続させてほしいものですが、大きく手が入ったRCは今が「買い」といえるでしょう。

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※本記事の画像出典:トヨタ/レクサス ニュースルームより
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/

2021年01月08日

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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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