2014年に初代NXが発売された際は、レクサスのエントリーSUVモデルということもあり、インテリアの質感や素材に課題が見られた部分も目立ちましたが、新型NXでは、かなりクオリティが上がっていることが確認できます。
「Raiti's Rides」による、レクサス「NX350AWD」(F SPORT)のレビュー動画。
再生回数が多くて人気の動画ですが、ここではNXのインテリアや居住性の良さがわかりますので注目ポイントをチェックしてみました。
【YouTube動画】Is the ALL NEW 2022 Lexus NX 350 a better luxury SUV to buy?
レクサスNXは、スマートフォンが鍵になる「デジタルーキー」に対応することが発表されていますが、従来のスマートキーも健在です。
いくつかのレビュー動画でちらちら写っていますが、この動画が一番わかりやすいです。
スマートキーは、LC以降の第3世代レクサス車と同形状のキーですが、LS/LCのような高品質素材ではなく、ES/UXで使用されているスタンダードな素材に変更されています。(キー表皮素材と物理キーの塗装が異なる)
ドアトムの全開画像が確認できます。
トリムの上部はソフトレザー巻きもしくはソフトパッドがあしらわれているようです。中央部はステッチ入りの合成皮革「L-tex」でしょうか?
オーナメントパネルとアンビエントライトの存在感も大きいですし、クオリティは確保されているようです。
なお、カーテシランプはLEDが使用されており、これは第2世代レクサスから特に変化はない模様。
ドアポケットはちょっと狭めですかね…横長のものは収納不可。
新機構の「e-ラッチ」はノブを「押す」だけですが、万一の際は手動で開けることができますので、バッテリー上がりなど不測の事態の際も安心です。
拡大画像だと、ノブ自体はものすごく高品質・・・というわけではなさそうですね。
「パワーウィンドウスイッチパネル」の仕上げが今ひとつ不明でしたが、この動画では「フラットブラック」つまり、「 つやけしブラック 」塗装がされていることが判明。無塗装樹脂ではないのでプラスチッキーではないと思いますが、カスタマイズで塗装するとより高品質になりそうですね。
スカッフプレートの詳細もわかります。
「F SPORT」ロゴはもちろんですが、ステンレスに新たなライン状のエンボス加工がされています。これが新世代レクサス用のスカッフプレートなのでしょうね。
運転席「パワーシートスイッチ」はES/UXなどと同じ高品質なグロス塗装されたものが使用されています。
なお、運転席にはランバーサポート機能がついています。
NXは後席の居住性にも配慮しているようですが、この動画の比較的大柄なレビュアーでも十分なヘッドクリアランスが確保されており、「パノラマガラスルーフ」も頭上近くまで配置されているようで、後席でも十分開放感が得られるようで、この点は嬉しいですよね。(笑顔から、なかなかの快適さなのでしょうね!)
上記動画では、「ソニッククロム」と思われる「NX350」がチェックできます。ソニッククロムは新型IS以降「スポーティ」なイメージがありますのでNX350では人気のカラーになりそうですね!