現時点では、各ショールーム、全店舗で実車がない状態で、おおむね11月下旬〜12月上旬頃に販売店へ実車・試乗車が届けられるようです。
詳細情報入り次第シェアさせていただきたいと思います。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35968065.html
今回の新型NXは、新世代レクサスの第1弾とされています。
商品概要はニュースリリース、数多くのメディア・YouTuberさまが掲示されていますので、そちらでの情報収集が確実です。
当方では、それらを補う形で今後記事を更新させていただきたいと思います。
今回、モータージャーナリストにまじり、ブロガー出身の「ワン速Tube」さんがレクサスカレッジでのNXお披露目会でマニアックなレポートをされていますので、モータージャーナリストの方の動画とあわせ必聴です!
■SDGsに対応した「パンフレット」
スマートフォンの普及、環境への配慮もあり、従来の「大きく・重い」カタログから「小型・軽量」なパンフレットに変更されています。
また多くの項目は、「QRコード」をスマートフォン等で読み取り表示をする形式に変更となっています。
なお、「内外装カラー」「主要装備一覧」「価格」は従来以上にわかりやすい表記になっているのは好印象。
これはコストダウンにもつながると思いますが、輸送コスト・印刷コスト(資源)などの面でも今後主流になるものと思われます。
■本カタログは、広報資料と統合
それでは従来のカタログがなくなったのは物足りない・・・という方もいらっしゃると思いますが、密かにレクサスの社内向け「プロダクトガイド」を再編集した「広報資料」が、今回の新型NXから「カタログ」としてオープンになっています。
以下からダウンロードでき、読み応え抜群ですので、オーナーの方はぜひチェックしてください。
当ブログでも、今後この「本カタログ」について内容確認をしていきたいと思います。
https://lexus.jp/models/nx/pdf/nx_catalog.pdf
この本カタログにはかなり詳細な情報が記載されており、たとえば、「アドバンストパーク」は、「デジタルキー」の所持では動作せず、必ず「スマートキーの携帯が必要」であることが明らかになりました。
(P4)Advanced Park
また、「別体型ディスクプレーヤー」を装着した場合、当初の情報ではUSBポート、アクセサリーソケットがセンターコンソールなどに移設されるとの情報がありましたが、実際は若干場所がかわるだけであることも判明。(webページ「その他装備」にも記載あり)
■公式webページの大刷新
従来はテキスト文字が多く、写真は小さく、旧来型のwebページですが、スマートフォン、タブレットも意識したビジュアルを全面に押し出し、左右にスワイプして画像や情報を切り替える仕組みが採用されています。ただ、まだ表示がこなれていない場合や閲覧ソフトにより表示が崩れることがありますが、今後に期待です。
写真は、ランフラットタイヤ(従来、EMTと呼ばれていたもの)の解説ですが、ブレーキキャリパーのLEXUS文字が分かるぐらい、大型・高精細表示され、装備がイメージしやすくなっています。
■リモートエアコンの詳細について
当初は「デジタルキー」の付帯機能と思われてたいリモートエアコンは、プレカタログにより車両標準であることが判明しましたが、具体的な機能や操作方法について、公式動画が公開されています。非常に便利な機能ですので、全オーナー必聴の動画といえます(短いですし)
■デジタルキー【MOP】の詳細について
いまいち、事前情報ではわからなかった「デジタルキー」の公式動画が公開されています。メーカーオプションの「デジタルキー」を装着されたかたは必ず視聴をしておきましょう。(設定で検知範囲を設定したり、そもそも「動作禁止時間」の設定があるのは便利ですね)
ただ、逆にいえば、できる機能は結構限られるので(アドバンストパークのリモート駐車も、デジタルキーでは対応できないことが判明しましたし、デジタルキーがなくても標準で「リモートエアコン」も使用できますし、それほど必須のオプションではないようにも思います)
※上記の他にもデジタルキー関連の公式動画は複数あるので要チェック!
■スマホアプリ「MY LEXUS」の稼働
従来も「Smart G-Link」に変わる、新スマートフォンアプリが登場。
従来車種においては見た目だけの変更で、ほぼ機能の変更はありませんが、動作や画面遷移も改善されていますので、ぜひダウンロードを!
ただし、新規に「ドライバー登録」が可能となっており、対応するナビゲーションシステムにおいて、クルマに乗車する際に、ドライバーを自動的に認識し、クルマの個別設定を自動認識するというもののようです。
(従来、「スマートキー」ごとに、一部の設定を記憶できましたが、それのスマートフォン版といえます)
ニュースリリースによれば従来の車両設定(ドライビングポジション、イルミネーションなど)に加え、ナビやオーディオなどのマルチメディアの設定にも対応…とあります。また、「マルチメディア設定はデータセンターに格納され、別の車両でも利用することができます。」とのことですので、レクサス車を複数所有している場合は、設定を共有化できるというメリットもありそうです。
新型「NX」や今後発売になる「LX」、「RX」などから対応するものと思われます。
■納期目処の案内
ランドクルーザーと同様、発売日と同時に「半年超」の納期待ちの通知が公式webサイトに掲示されています。
実際の販売店では「1年待ち超」をアナウンスしているようですが、公式webサイト上では「半年以上」とアナウンス。レクサスのエントリーモデルとしての役割も担うNXですので、トヨタ・ハリアーと同様、当面は半年以上の納期待ちが続く可能性があります。
ついに発表となった新型NX、今後詳細を見ていきたいと思います。