新型レクサスNX 運転席側分解(ピラー等)でレーザー探知機を設置!


ちょっと体調が回復したので、のびのびとなっていた新型レクサス「NX」の運転席側にレーザー/レーダ探知機(ユピテル LS70a)を配線しました。
なお、助手席側も同様にすることで、ドライブレコーダーも配線可能です。

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今回は「運転席側」の主要パーツ分解方法です。
なお、 作業はすべてDIYによる自己責任となります 。特に冬は樹脂パーツが固く、ツメの破損の可能性もありますので作業は慎重にお願いします。
レーザー/レーダー探知機の取付けを推奨する内容ではなく、内装備品の取り外し方法の一つの方法として情報共有させていただくものです。



■運転席側スカッフプレート


短いのでビックリするぐらい簡単に外れます。
図のあたり、先端部分を掴んで真上に引っ張るとほとんど外れますので、あとは後部を外すだけ。とにかく簡単です。

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■運転席側足元サイドパネル(キックパネル)

電装品を隠している主要なパネルです。こちらも4箇所ほど外せば大丈夫!

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まずは、アクセルペダル右側にキャップのような突起物がありますが、これを「手」でくるくる回して外します。(工具いりません)

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次に、下部のこのあたりを手で持って真上に引き上げます。クリップで止まっているので外れるのを確認します。

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次はこのあたりに手を突っ込んで「手前側」に引っ張ると外れます。

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最後はパーツ右上部分のクリップを外します。適当に引っ張ると外れると思います。(白いクリップが、黒い穴の部分に止っているイメージです)

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■運転席側 アンダーカバー取り外し

取り外さなくても作業はできますが、「OBD2」ケーブル周りの取り回しがしやすくなるので外します。
3箇所、プラスネジで止っていますのでドライバーで外します。その後は、「真下」にカバーを引っ張るとはずれます。

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カバーを外すと、2つの小さいコネクタと、OBD2コネクタがあります。
小さいコネクタの1つは、デンソーが開発した「64色マルチカラー対応アンビエントLEDライト」のコネクタ、もう1つは使用されていないコネクタで、おそらく「標準」グレード用のフットライトLED用の配線と思われます(このコネクタは、汎用的な追加LEDに使えそうです)

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ちなみにフットライトの、マルチカラー対応アンビエントLEDライトはこちら。
今までのレクサス車にはないタイプの構造で、コネクタ部分に「5本のピン」があるので、流用は難しそう・・・5本の線を延長すればその他の場所に応用できそうですね。どなたかこれに対応した延長コネクタ自作して販売してくれませんかねぇ・・・
(後席シート下への設置などはかなり雰囲気でそうです)

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■サイドパネル取り外し

サイドパネルは、「内張り剥がし」を使用します。
当方が使用しているのは、エーモンの最新型の内張り剥がし(グラスファイバーで強化されている?らしい)

パッと見、隙間がないので内張り剥がしを入れる場所がなさそうですが、下部に行くに従い、若干スペースがありますのでここからチャレンジします!

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▼Amazon エーモン内張り剥がし 3503 ストレート



こんな感じで少しずつ広げていきます。
心配な方は、周辺をマスキングテープなどで養生しておくとよいでしょう。

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隙間ができたら、あとは「両手」で車両外側に向かって外します。かなり大きな「バキッ!」という音とともに外れます。

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パネルを外すとこんな感じです。グリーンのクリップは全般的に固くて手強いです・・・
中央に吸音材のシンサレートっぽい素材が貼ってあるので効果があるので、マニアな方は増量してみると良いかも?

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取り外したところ。これで、運転席足側にある「OBD2」から上部に配線を通すことが可能となります。

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■運転席Aピラー側

まずはピラーを外した際にダッシュボードが傷つかないように養生します(マストではないです)

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ピラーに関しては、NXは目の荒いファブリックなのでそれほど気を使わなくて大丈夫です。
ピラー上部の端っこを「手」で車両内側方面に引っ張ります。上部に大型のクリップがありますので、これを引き出すことが目的です。

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ピラー上部を外すとこんな感じです。
「白色のイカリ状」の複雑なクリップは歴代レクサス車のピラーで使用されている非常に取り外し難易度の高いクリップですが、このクリップをピラーから外すことはDIYではやめたほうがよいです。(おそらく販売店ですと、ここを切断して新品のクリップに付け替えるようにしていると推測しますが、DIYで切断はっしないほうが良いかと思います)

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ということで、「白色のイカリ状」のクリップのピラー側ではなく、車両側から外すこととします。
クリップの根本に「上下」2箇所に突起物があるので、ここを両方同時に中央側に押しながら、クリップを手前に引き出して外すこととします。
この作業は両手が必要です。(幅広のラジオペンチがあれば比較的ラクですが、先の細いマイナスドライバー2本でもいけます!)

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外すとこんな感じ。形状が最初からわかっておけばイメージが付くと思いますので、この画像を見ておけば大丈夫です!

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ピラーの内側にもシンサレートと思われる吸音材(黒色)が。やはり効果ありなんですね。

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■OBD2コネクタの配線

今回、新型NX(NX350h)に使用するOBD2ケーブルは、ユピテル社の「OBD12-M3」です。
安定した価格で購入できる楽天「ジョーシンweb」がおすすめです。
なお、「OBD2接続」は、ユピテル社公式サイトでは適合確認できていません。レクサスNXの説明書でもOBD2ポートの仕様に関し注意事項がありますので、OBD2ポートをレーダー探知機の接続に使用することは自己責任でお願いいたします。

・ユピテル OBD2
https://www.yupiteru.co.jp/harness/obd2.pdf

・レクサスNX(NX350h)説明書
https://manual.lexus.jp/nx/2110/hev/ja_JP/contents/vbr1630300572374.php?kw=OBD#vbr1630300572374

▼楽天 「OBD12-M3」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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当方は、フロントガラス上部まで配線を伸ばす必要があるので、外したサイドパネルからOBD2コネクタを下に通します。
このあと、運転席アクセルペダル付近にある「OBD2」コネクタに接続します。配線がだいぶ余りますので、足元のキックパネル内部に格納します。

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次に、ピラー上部に配線を通す必要がありますが配線を通すのには少しコツが要りますので、先程の内張り剥がしの先端にOBD2ケーブルをくっつけてサイドパネルの隙間からピラーに通します。(本来は「配線ガイド」のようなツールを使うと便利なので今回自宅から持ち出すのを忘れてしまったので・・・)

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▼Amazon 配線ガイド(フレックスタイプ)




こうやって下から差し込むとちょうどOBD2ケーブルの先端が出てきますので、あとは手で引き出します。

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ダッシュボードにレーザー/レーダー探知機を設置する方はこれで作業は終了です。
当方はピラー上部まで配線をのばしますので、既存の黒色のケーブルに沿って、適宜テープ止めしながら配線します。

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■レーダー探知機の設置 2ピースセパレート型(LS70a/LS700/LS710)

当方が今回使用するのは、ユピテルから2019年に発売された、2ピースセパレート型「LS70a」。
同型番として「LS700」が存在します。また、最新型は2021年に発売された「LS710」です。

「LS70a」はAmazon専売なのですが、価格が「20000円〜29800円」とかなり変動するので、今購入するのであれば、説明書やきれいなパッケージがついている「LS700」か最新型の「LS710」をおすすめします。
「LS710」には、アンテナを宙吊り取り付けするためのステーが付属しています。

▼Amazon LS700 (相場:約25000円前後)




▼楽天 LS710 (相場:約35000円前後)



ワンボディタイプは設置も簡単なので、ダッシュボードに設置するのであればワンボディタイプで十分と思います。
現時点では、以下の機種が3万円を切ってきたのでおすすめですね!

▼楽天 GS303 (2021年モデル、相場:約28000円)



セパレート型のレーダー探知機は「モニター」と「レーダー/GPS」に分かれていますので、まずはモニターを設置。
フロントガラス最上部の黒色の部分に、付属のステーを取り付けます。こうすることで配線はほぼ見えません。

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次に、アンテナ部を「ミラー裏」に設置し、配線を極力隠したいので、ルームランプ前方部分のカバーを外していきます。
かなり硬いですが、サングラスホルダーの後方部分は「手」が入るので、両手で気合で外します。冬場は非常に硬いです!
(もっとよい外し方があるのかもしれません・・・)

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外すとカバーの仕組みがよくわかります。なるほど、こういう作りだったのか・・・
ここに穴をあけて下部にLEDにライトの光を入れる・・・なんてこともできそうです。

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次は、外したカバーのすぐ前方のパネルです。ここを外すことで、ミラーの付け根にアクセスできるので配線がきれいに隠れます。
ここは「内張り剥がし」を使用します。結構硬いので左手も使いながら地道に隙間をつくり外していきます。

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ここまで隙間ができれば、あとは「手」でぐいっ!と外すことができます。

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外したところ。4箇所のツメでとまっていますね。ある程度スペースがあるのでちょっとした配線は収納できそうです。カバーはこのような形状です。

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あとは、ミラー裏のスペースに「宙吊りステー」(LS710用のを入手して使用しています)を使用して、レーザーユニット本体を設置。
ケーブルは、赤丸部分のパーツを「手」で外して、ドアミラーの配線と一緒に固定して配線を隠してルーフ側に這わせます。
(写真は「助手席側」からのものです)

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運転席側真横から。ほぼ配線が露出しません。

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あと残るは、長〜い 配線をどうやってルーフ上部に隠すかというところですが、NXは比較的ルーフ側のスペースがあるようなので、工夫すれば大丈夫です。手っ取り早いのは、ミラー裏からAmazonピラー内部まで配線を伸ばせばいいのですが、ピラー内部はあまり配線は多くしたくないので当方は極力ルーフ上部に格納するようにしました。(もう少し配線短くてもいいのに・・・)

最後に、Aピラーを戻すのですが、「白色のイカリ状」のクリップをピラー側にしっかりはめ込んでから車両側の穴に取り付けます。
ピッタリと車両側にクリップがハマるのはさすが精度の高いトヨタ/レクサス車ですね。毎回感心します。

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そして無事、レーザー/レーダー探知機(LS70a/LS700)も起動完了!
ミラー裏のカバーを外したこともあり、配線露出もほとんどありません。
さて肝心のレーザー/レーダー探知機ですが、なによりも新型NXでは車両の「インフォメーションディスプレイ」の表示が物足りないので、ユピテルのレーザー探知機の「OBD2表示」は情報表示装置としても重宝しますね。
参考まで、当方は現時点では以下の表示をしています。

・今回燃費(ステアリングスイッチで燃費をリセットできなくなったため)
・今回消費燃料
・ハイブリッドバッテリー残量(固定表示)

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次回は、助手席側にドライブレコーダーを設置します!



2022年01月22日

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