そこから約1年半、一時「SUV化は誤報」という情報もありましたが、2022年3月に現行クラウンが2018年6月からのデビューから わずか4年で販売終了 という情報がSNS界隈で広まっています。
当初は、販売店員と思われる筋の情報だったようですが、次第に複数の情報元から同様の情報が流れ、ついに、マガジンX web版でも報じられました。
web限定SCOOP!現行クラウンは3月14日にオーダー受付が終わり、4月29日をもって生産終了を迎える。詳しくは下記リンクの記事をご覧ください。 #トヨタ #toyota #クラウン #crown #セダン https://t.co/5F7atmqlpu
— MagX(ニューモデルマガジンX) (@CyberMagazineX) January 28, 2022
「3月14日」にはオーダーストップ、初夏には新モデル発売・・という具体的な情報が複数出てきているあたり、すでに各販売店には情報が伝達され、既存オーナーへのアナウンスが行われ始めるようですから、信憑性はかなり高いと思われます。
ここ最近のトヨタ/レクサス車のフルモデルチェンジが4年というのは異例のことなので、よほど急ぎで改良をしなければならないほどの事情があると思われ、「セダンからSUV(ルック)」への転換、駆動方式が「FR」から「FF(AWD)」への転換という可能性は非常に高そうです。
また、基本性能は高いもののコスト高、重量増で今ひとつ評判が芳しくないTNGA「GA-L」プラットフォーム(LS・LC・クラウン・MIRAI)を脱却し、前輪駆動のプラットフォーム(GA-K?)になるというのも自然の流れでしょうか・・・
上記マガジンXwebにおいては次のように予想しています。
引用:「エンジンが横置きに変わり、後輪にモーターが設置されてハイブリッド4WD化される。これは意地でもFFと言わせないため」
FRセダンの中心的存在であった「クラウン」のフルモデルチェンジにより、トヨタ/レクサス陣営のパーソナルカーでFR車となるのはトヨタ「MIRAI」とレクサス「IS」のみとなってしまいます。「LS」は一般的なサイズ/価格ではありませんし、「MIRAI」は燃料電池車で、EVのようなものですから、内燃機関エンジンを搭載したモデルとなると、レクサス「IS」のみ。
レクサス「IS」に関しては、2022年秋ごろに追加モデルとして「IS500」を投入予定ではありますが、純粋な内燃機関モデルのFRセダンというとトヨタ/レクサス陣営では「IS」のみとなります。
レクサス「IS」は2度目のマイナーチェンジ後、デザイン面を中心に大変人気を博しており、半導体不足もあり恒常的に納期が半年超が続いています。
新型クラウンについては、リヤのモータを追加し「AWD」として発売するのでは?という予想のようですが、レクサスにおいても今後、最新の電動化技術「DIRECT4」により、FRにこだわらずとも、走行モード等のスイッチを切り替えることで「FRセダンのような走り」が楽しめるようになることが推測されますので、古典的な「内燃機関エンジン+FRセダン」がいよいよ終焉に近づいてきたようです。
次期レクサスISに関しては、新FR専用プラットフォームを採用してフルモデルチェンジが計画されているという話もありましたが、電動化されるのは必然と思われます。
現行クラウンは当方も好きなデザインの車ですので、新コンセプトの車に生まれ変わるのは複雑な心境です。
なお、クラウンのSUV化に伴い、 全高が1550mmに収まるかどうか というところも危惧するところです。
(一応)日本専用車両ですから、SUV化に伴い、機械式駐車場のノーマルルーフのサイズを上回ることになると、乗り換えが困難になる方も多くなりますから、幅「1850mm」だけでなく、全高「1550mm」の制限についても心配になりますが、やはり車格・居住性を考えると大型化は免れないところでしょうか・・・続報についても情報収集したいと思います!