新型レクサス「NX」リヤカメラ取付け(速報編)〜じゃばらが大変!


当方、ハッチバック車で初めてリヤのドライブレコーダーを取付しました。十分DIY作業は可能でしたが、なかなか大変でした。

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▼Amazon VANTRUE N4




なお、ドライブレコーダーの「フロント編」はこちらで記事化しています。

▼新型レクサス NX ドライブレコーダー 「VANTURE N4」 取り付け(2021/1/8)
http://www.namaxchang.com/article/485130976.html


VANTRUE N4に関しては、新型レクサス「NX」において、リヤカメラ取り付け時に「地上デジタル放送」にノイズが入るとのレビューをしばしば見かけますが、当方は仮取り付けの段階では特に問題ありませんでした。
しかし、使用環境でノイズが発生する可能性もあるため、VANTRUE社に連絡のうえ、ノイズ対策がなされたとされる「代替品」を送付してもらいました(なお、手元に残る純正のカメラ・ケーブルは返却の必要はないようです)
当方の場合、年末年始をまたぎましたが、おおよそ10日前後で到着しました。
こちらのfacebookからリクエストすることで対応してもらえます。(簡単な英語でのやりとりが必要です・・・)

https://www.facebook.com/vantrue.live/

<追記>
VANTRUE社の日本語サイトでも対応可能との情報をいただきました!
https://www.vantrue.jp/n4


ノイズ対策品はケーブルがカメラ直付けではなく、「USB TypeC」に変更されています。
ケーブルは「6メートル」(たぶん)で、片方がストレート型、もう一方がL字型のプラグとなっています。

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取り急ぎ、まずは作業の概要ということですが、リヤは流石に難易度が高く、時間もかかります。
フロントより大幅に難易度が上がりますので、取付工賃が「2万円程度」であれば専門業者におまかせしたほうが良いと思います。

まずは「 速報編 」ということで作業の代表的な部分をピックアップさせていただきます。

当方はフロントカメラを「助手席側」に設置しましたので、フロントカメラからリヤカメラへつながるケーブルも「助手席側」に配線しました。
配線の経路は次のとおりで、これでギリギリ製品に付属の「6メートル」でおさまります。(※余り余裕がありません)
リヤからフロントまで「ルーフ」を通せば、ケーブルの長さは問題ありませんが、異音が発生する可能性があると思い、 車両下部のスカッフプレート内 に配線を通しました。

<経路>
・助手席Aピラー → 助手席足元 → 助手席スカッフプレート(前)→ 助手席Bピラー → 助手席スカッフプレート(後)→ 助手席Cピラー → リヤ側ルーフ → じゃばら → リヤゲートガラス


【室内側】
まずは車両側ですが、Cピラートリムを外します。

Cピラートリムは「上部」と「下部」の2つの大型パーツで構成されていますが、当方は「下部」から攻めました。
リヤシートを倒し、画像の位置に「大型の内張り剥がし」を挿入して手で引っ張って外していきます。冬場ということもありかなり硬いです!
なお、 ここのパーツは完全に外す必要はありません
要は、「リヤカメラのケーブル」を通して、固定できれば良いので、隙間を作るぐらいで大丈夫です。

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これぐらい隙間があれば十分カメラケーブルが通せます。4箇所ツメでとまっています。

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次にCピラートリムの上部を外します。
ここは配線をキレイに通すために、完全に外した方がよいです。
まずは、リヤシートベルトカバーを外しておきます。写真の位置に「薄型の内張り剥がし」を入れて簡単に外すことができます。

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次にCピラートリム上部を外すのですが、ポイントは次の画像のあたりに「大型の内張り剥がし」を入れて隙間をつくります。
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あとは手で少しずつクリップを外します。かなり硬いので気をつけてください。
上部パーツを外すときに傷がつかないように、下部パーツとの境目にマスキングテープなどで養生しておくと良いと思います。

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上部パーツを外したあとは、リヤ席足元のスカッフプレートを外します。
このあたりをもって上に引っ張るだけで簡単にはずれます。

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【車外側】
次は、車外側。リヤゲートを全開し、リヤゲートガラス側の巨大な「長方形の内張り」を外します。
「デジタルインナーミラー」付きの場合は中央部に突起物がありますが、外し方は同じです。
ここは「手」で外せまして、左上、もしくは右上から手で外していきます。結構硬いです!
なお、パーツはおもったより薄いので無理に力をいれすぎないよう注意です。

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次に、リヤゲート左上のカバーを外します。
ここは手前に引っ張るだけで簡単に外れます。

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さてこれですっきりしました。次は最難関の「じゃばら(じゃばら)」を外して、そこにリヤカメラケーブルを通すという作業になります。
リヤカメラ取付の最大の難関です。
写真のとおり、蛇腹が「左右」ありますので、助手席側に配線するのであれば、通常は左をとおすようにしますよね・・・

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「蛇腹」部分を外すのは簡単です。「貯金箱の底のゴムのフタ」みたいな構造ですので、手でも外すことができます(内張り剥がしなど使ってもよい)

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・・・と思ったら、「左側」はなんと新たなパーツ構造になっており、 この蛇腹がルーフの中までつながっています
ルーフトリムをめくってみるとこんな感じで、なんと蛇腹と一体化したゴムパーツが内部までつながっています。これには驚きました!
この時点で私には、ここにリヤカメラケーブルを通すのは無理と断念しました。(この部分にケーブルを通すことは可能とのことですが、結構な技術が必要と思われます)この非常に寒い寒空のなかでの長時間の作業は危険なので、「左側」の蛇腹を通すのは断念しました。

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ということで、「右側(運転席側)の蛇腹からアクセスすることに作戦変更。
リヤ側は、少し蛇腹が細いですが、左と違って素直な構造でした。

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右側は素直に「蛇腹」が外れますので、少しゴム部分の下部に切れ込みを入れて、「配線ガイド」を通すスペースを作ります。
(切れ込みを入れなくても通せますが、切れ込みを入れて広げたほうが断然作業が楽です)

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このとき、蛇腹内部に「パーツクリーナー」(ゴム成分を侵さないもの)を噴射しておくと、格段に作業がしやすくなります。

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▼Amazon パーツクリーナー プラスチックセーフ




パーツクリーナーを塗布後、蛇腹内部にいっきに配線ガイドをとおします。
パーツクリーナーのおかげで、通しやすさが格段に向上します。

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▼Amazon 配線ガイド(フレックスタイプ)




「配線ガイド」のもう一方にはリヤカメラケーブル(USB-TypeC)を取り付けて、そのまま引き抜きます。
「L字型」のプラグはなかなか通りませんが、「ストレート型」のプラグはちゃんと通ります!

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「ストレート型」が通ったら、もう一方の「L字型」のプラグは、じゃばらを外した部分から中に入れ、ルーフ内部をとおします。

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カメラ位置を慎重に調整しながら、リヤガラスにカメラを取り付けます。
カメラケーブルは適宜ビニルテープやテサテープを使い固定します。私は、異音防止のためテサテープを結構愛用しています。

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▼Amazon テサテープ




次に、ルーフ内部に配線をキレイにとおすため、ルーフトリムカバーを外します。
手で隙間をつくり下方向にひっぱり外すのですが、「3〜4箇所」クリップでとまっています。
力を入れすぎると、トリムカバーが「折れる」 (紙製のため)ので過度に力を入れすぎないように注意です!
なお、「端っこ部分」は多少折れても、外からはまったく見えませんので気にする必要はありません。

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クリップがトリム側でなく、車両側に残ることも多いので、クリップ外しか内張り剥がしを利用して、クリップを外しておきます。

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あとは、ルーフ内に適当にテサテープなどでカメラケーブルを止めながら、さきほど室内側で取り外した「Cピラートリムカバー」を通して、後席足元側に配線していけば大丈夫です!

スカッフプレートを外し、既設のケーブルに沿うように配線します。
なお、「Bピラートリム」は、外さなくても、下部の隙間から押し込むようにすればカバーの内部に入ります。
このあと、前席スカッフプレート内をとおし、あとはフロントカメラを取り付けたのと同様の作業です。

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リヤ側は、最初に外したカバーを取り付ける際に、設置したカメラと干渉しないかも十分確認する必要があります。
このような位置に取り付けることで、カメラケーブルの露出は最小限に抑えることが可能です。

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リヤカメラケーブル「6メートル」でちょうど配線ができました!
私的には、もう少しカメラから出ているケーブルを目立たせなくしてほしいところですが・・・

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作業にかかる時間ですが、だいたい4時間程度でしょうか?
キレイに配線するためにはかなり時間がかかりますが、とにかく冬場は寒いので、屋内ガレージがある方は別として、屋外で作業する場合は数日に分けて作業したほうがよいでしょう。

最大の関門はなんといっても「蛇腹」内部への配線!
特に左側はむずかしいので、自信のない方は私のように 「右側」の蛇腹を通す ことをおすすめします。

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後日、クリップの位置などわかりやすいように再度ご紹介させていただきたいと思います。



2022年03月05日

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