2023年09月30日
新型レクサス「NX」「RX」等にもおすすめ 「VANTRUE N5」 装着レポート
装着したのは3週間前に納車された「LC500(My2024)」ですが、新型NX・RXでも同様に装着が可能と思います。
現在、レクサス「NX」や「RX」では、純正品以外では、VANTRUE「N4」や「E3」を装着されていらっしゃる方も多いと思いますが、今回レポートさせていただく「N5」は、「N4」の進化版に該当します。
画質的にはそれほど大きな差はないので、以下の点に魅力を感じた方はぜひおすすめします!
価格がまだそれなりに高価なのは難点ですが、「N4」での不満点の多くが解消していると感じました。
なお、時折「タイムセール」を実施しており、その場合は37,000円前後で購入できることが多いようです。
▼Amazon VANTRUE N5
<N4からN5換装へのメリット>
・モニタが大きく、見やすい
・ブラケットや配線が目立ちにくく、スタイリッシュ
・接地面積が少ない
・スマートフォン対応(Wi-Fi搭載)
・4カメラ
・ファームウェアの「OTA」対応
<欠点>
・本体が、大きい、重い
・発熱量が大きい
本体は「N4」より1周り大きくなっており、重量も増しております。
なお、電源ケーブルは「N4」のものがそのまま使用できました。(リヤカメラは流用使用不可です)
「N4」との大きさ比較はこのとおり。(下の方が「N5」)
本体が少し横長となっていますが、重さはかなり「ずっしり」しています。
「N4」と「N5」のブラケット位置を合わせるとご覧の通り。
「N5」の方が、接地面積が小さいことが明らかです(縦に短い)
これにより、前方視界がより広くなるのが嬉しいですね。
しかし、「N5」の「重さ」と「発熱」は2023年夏のような酷暑のシーズンでは厳しいそうです。
実際、当方も装着が十分でなかったのか、熱で一度フロントガラスから脱落しました。それだけ本体が重いというのもありますが・・・
また長時間稼働させた場合の「熱暴走」や「シャットダウン」も気になります。
当方は今のところトラブルありませんが、Amazonレビューにはいくつか熱暴走関係のレビューも見受けられます。今後、ファームウェアのアップデートで改善される可能性はありますが、装着される方は定期的にチェックしてみてください。
され、装着ですが、基本的には「N4」も「N5」も装着方法は同じです。
付属するリヤカメラケーブルも「6メートル」ですので同じ。
レクサス「RX」はボディサイズが大きいのであからじめ配線ルートを計算しておいたほうがいいですね。今回は「LC」で、かつハッチバックではないので、テールゲート内に配線を通す必要がないので、ケーブルはかなり余りました。
セダン・クーペの場合は、基本的にリヤガラス近辺にカメラを設置しますので、配線は「ルーフ」に内張り剥がしで押し込んでいくこととなります。
もちろん、異音防止のため、適宜緩衝材(エプトシーラー)等を使用しながらケーブルが振動で動きにくいようにします。
まずはリヤカメラを想定した位置にケーブル後端を仮置きして、ここからリヤカメラケーブルを車両前方までルーフやピラーに沿って通していきます。
「N5」には作業しやすい小型の「内張り剥がし」(実際は、「隙間作り用ヘラ」ですが)が付属しているのが嬉しいですね。
慎重にピラーやルーフ部分に隙間を作り、リヤカメラケーブルを車両前方に通していきます。
当方の内装カラーが「ホワイト」ですので作業にはかなり気を使います。汚れた手で触ると取り返しがつかなくなります。
それにしても「ホワイト×ブルー」内装はアルカンターラ素材ではないのが残念です。(しつこい)
難しいのは後席側で、前席側は比較的配線を通しやすいので簡単です。
ケーブルの途中にエプトシーラーを巻いて、異音防止としています。
このあたり、窓際のゴム部分をめくるときに、手に「グリス類」が付着しやすいので注意が必要です。
運転席サイドを通した後は、前席ピラーを通しながら車両前方に配線を通します。
当方の場合、リヤカメラケーブルの長さがかなり余ったので、一度運転席足元にケーブルを下ろして再度上に引き込んでいます。
既存の車両標準のケーブルと同じ場所に巻き付けてエアバックに干渉しないようにします。
(当方は同時に、レーダ探知機用のケーブルも設置しています)
あとは、前席前方のルーフに沿って配線を通すだけです。
ドラレコ取付の経験がある方なら特に難しくないと思います。レクサス全車共通です。
なお、「Lexus Safety System+用のカメラのカバー」は一度外したほうが配線は簡単です。
ということで、無事完成です!
「NX」「RX」はリヤカメラの配線を通す難易度が高いですが、下記で紹介させていただく「汎用ステー」を使用すると、難易度は「グッ」と下がります。
ただしハッチバック車の場合は、カメラ位置がリヤガラスから離れますので、室内の一部が映り込んでしまうことと、画質面でも若干不利になります。
さて、「N5」が無事装着して一通り走行してみましたが、実に完成度と満足度が高い製品と言えます。
画質は「N4」と同様、とても良いですし、特に個人的に気に入ったのは、「後付感」がかなり低減しているということです。
特に、ブラケットや配線が目立ちにくいのはいいですね!
以下の画像は助手席前からのものですが、配線の露出が最小限に抑えることができるのがおわかりになると思います。
カッコ悪い、ネジ式のブラケットや配線が何本も露出するドラレコは多いですが、「N5」はとてもスッキリ設置することが出来ます。
リヤカメラは配線の都合上、少しリヤガラスから離したほうが良いと判断し、汎用のリヤカメラ用ステーを使用しました。
また、カメラ用ケーブルは「USB-Type-C」ですが、L字型プラグではなく、ストレート型なので、L字型の変換アダプタも購入。
当方が使用したものを列挙しておきますので、ご参考にしてください。
▼Amazon STREET (ストリート) Mr.PLUS リア ドライブレコーダー マルチステー DR-16
▼Amazon USB Type C 変換アダプター L字
※当方は「5番」の形状を使用しています。
マルチステーは自由に曲げたり不要な部分は切断できるのが便利ですね!
これで約2,000円は少し高いような気もしますが、とても便利です。(ホームセンター等に似たようなものが売っているかもしれません)
実際にリヤカメラをステーに取り付けるとこういうイメージです。
L字変換プラグはケーブル配線の「見栄え」を良くするもので、なくても大丈夫です。
粗悪品は充電用用途のみで、「データ通信」がうまく出来ないものもあるようですが、上記のものはちゃんど機能しましたので良かったです。
スマホ対応になったので、「各種設定」がスマホから行えるのは大変便利です。
また、動画や画像もスマホからチェック可能、これも素晴らしいですし、レスポンスもとても良いです。
「OTA」によるファームウェアアップデートができるので、いちいちmicroSDカードを外して自宅でダウンロードする必要もありません。
メモリーカードについては、今回装着の「N5」が「4カメラ」ということで、容量も必要なので、少々高価ですが、大容量の「512GB」のSDメモリーカードをチョイス。VANTRUEの純正メモリーカードもしくはドラレコ用として定評のあるメーカーのものを使用するのが良いと思います。
ドラレコの場合、「繰り返し録画」、「車内の高熱」という過酷な条件ですので、必ずドライブレコーダーとして高耐久のSDカードを使用するようにしましょう。
▼Amazon VANTRUE 512GB SDメモリーカード
当方は、日本メーカー・ブランド「KIOXIA」のドラレコ用高耐久メモリーカードをチョイスしました。
「N4」でも1年半使用していますが、まったくノントラブルで安心して使えるブランドと思います。
日本向けはかなり高価なので、海外リテール品を使用しています。
▼楽天 風見鶏 microSDXC 512GB 高耐久 KIOXIA EXCERIA High Endurance ドラレコ向け
マイクロSDカード microSDXC 512GB 高耐久 KIOXIA キオクシア EXCERIA High Endurance 監視カメラ ドラレコ向け UHS-I U3 A1 R:100MB/s W:85MB/s 海外リテール LMHE1G512GG2 ◆メ
価格:11,999円(税込、送料無料)
(2023/8/11時点)
今回、最新型ドライブレコーダー「N5」を装着させていただきましたが、もう1台の「ヤリスクロス」には同じVANTRUEの「E3」を装着済です。
「N5」のような4カメラまでは不要な場合は「E3」も十分なスペックとスタイリッシュさがありますので、こちらも別途レポートさせていただきたいと思います。