▼KINTO FACTORY
https://factory.kinto-jp.com
メーターデザインアップグレード (12.3インチTFTカラーメーター)
価格は「9,900円」なので、カスタマイズの部類としては廉価で手が出しやすいものとなっています。
追加されるデザインは以下の2種類で、「カローラクロス」、「クラウンスポーツ」共通です。
今後は車種専用デザインなども(歴代車のメーターなど)準備されるといいですね!
Classic Gear(クラシックギア)
Metallic(メタリック)
特に、「メタリック」はレクサス車にも似合いそうなデザインかと思いました。
メーターデザインは細部にまでこだわっており、特に「フォント」も変更されるのもいいですね!
メーターデザインの詳細な動きについては、YouTube動画で公開されているので参考になります。
さて今度は「12.3インチ」液晶メーター採用車種において、次々とメーターデザインが追加されることが期待できます。
今回はカローラクロスとクラウンスポーツでしたが、当然クラウンクロスオーバーにも展開されるでしょうし、今後発売されるモデルにも同様に設定されるでしょう。
残念ながら、レクサス車ではこのUPDATEが採用されている車種はありませんが、レクサス車では、現時点で以下の車種で「12.3インチ液晶」が採用となっています。(画面モードはトヨタブランドの4パターンに比べ3パターンに厳選されているようです)
https://lexus.jp/models/lbx/features/interior/?anchor=Int_Concept_0 より
レクサスLS(2024年モデル)
レクサスLBX
レクサスUX(2024年モデル)
上記の通り、現時点では主力モデルには採用されていないので、レクサス車での展開は「NX」や「RX」に、フル液晶メーターが採用されてからになるものと予想されます。また、逆に言えば、メーター液晶サイズが7インチや8インチの液晶モデルではおそらくメーターデザインの追加は採用されないのでしょうね・・・
なお、今回の「KINTO FACORY」の試みで、メーターデザインの追加・変更に関しては、車両の「OTA」(OverTheAir)機能では対応できないことも判明しました。
KINTO FACTORYのWebページの説明でも、「ソフトウェアアップデートにより短時間施工かつ、お求めやすい価格でのご提供を実現しました。」とあるので、販売店での作業はごくわずかと思いますので、おそらく仕組み的には車両側からの直接のダウンロード、インストールもできるような仕組みにも思いますが、販売店の利益面や保証(?)も考慮して販売店での施工としているものと推測します。
一方、既報通り、「KINTO FACTORY」取扱店舗はまだ非常に少ないため、多くのユーザーはこの情報を得ても恩恵に預かれないのが残念です。
将来的に、車両のメニュー画面から課金・ダウンロードできる仕様であれば、より多くの方に選んでいただけるかと思います。
今のところ、「OTA機能」で実現しているのは、「ナビ/オーディオ機能のUPDATE」、「先進安全装備のUPDATE(一部車種)」、「不具合対応」に限られるのでもう少し「先進感」や「つながってる感(コネクティッド感)」を感じさせる仕組みとなればいいなと思います・。