2021年11月26日
レクサス新型「NX」F SPORT 実車チェックしてきました!
予告どおり、「NX350」(2.4Lターボ)、ボディカラーは「マダーレッド」、インテリアは「ブラック」、ホイールも「ブラック」ということで「赤」と「黒」の2色で統一された内外装が印象的でした。
■NX350 ”F SPORT” 全景
「赤」と「黒」でまとまったエクステリア、インテリア。
■フロントグリル
大きくデザインが変更された標準タイプとはことなり、従来どおりのデザインで既視感があるメッシュタイプのデザイン。
グリルのメッキ枠がなくなっているのでブラック感が強調されています。
■フロント周り斜め前
標準仕様と同様、ヘッドランプ内はブラックアウトしており、精悍さが感じられます。
しかし、フォグランプ周りのブラックのガーニッシュが巨大ですねぇ・・・(私的にはここがあまり気に入らないポイント)
■フロントサイド
”F SPORT”ではフォグランプ周りの巨大なブラック仕上げのガーニッシュが主張しています。
バンパーロア部分の「ロアバンパーモール」は高輝度シルバー塗装仕上げということですが、素材感が今ひとつなのか、あまり高品質とは感じれませんでした。
■フロントフェンダー
”F SPORT”では、ボディ同色に塗り分けられたフェンダー。
薄型なので、「ここは無塗装樹脂でも良かったのでは?」とギャラリーの方からの声も聞こえました。
■F SPORT専用ドアウィンドウフレームモールディング(ブラック)
漆黒メッキのようなブラックのウィンドウモールですが、欧州車の特別仕様車でよく見かける完全なブラックではなく、シルバー部分の雰囲気も残る上質な感じの仕上がりで好印象でした。
■F SPORT専用アルミホイール(ブラック塗装)&オレンジキャリパー
選択率が高い、ブラック塗装のアルミホイール。まさにグロスブラックという感じですが、実車公開後は標準仕様用の「スーパーグロスブラックメタリック塗装」の方が選択率が高い印象です。
オレンジキャリパーとの色のコントラストはブラック塗装ホイールのほうがよりマッチしているように感じます。
フロントホイール。
リヤ側。ホイールサイズが大きいだけに、オレンジキャリパーだとキャリパーの小ささは目立ちますね(笑)
■オレンジキャリパー拡大
従来のレクサス車で選択できたオレンジキャリパーは、見栄えの良い対抗ピストンタイプでしたが、NXで採用されたオレンジキャリパーは単に標準仕様のキャリパーの表面部分を平滑にした上でオレンジ塗装をしているようです。
LEXUSロゴは小さいものの、平面部分はとてもキレイに塗装されていますね。
しかし、普段あまり見えない部分については標準仕様と変わらず、凸凹が目立つのが残念です。
スペックも変わりませんし、今後はオレンジキャリパーの装着率が減るかもしれませんね。
■ドアミラー
”F SPORT”でもドアミラーは共通のようです。
「根本」や「ミラー下部」は無塗装樹脂なのも同じ。ここは「RX」ではクリアブラック塗装化してきそうな印象ですが。
この角度で見ると、ミラーの外側は「カメラ」内側はパーキングライトですが、LEDライトが照射されるのではなく、赤外線方式なのかもしれません。
■ツートンのドアハンドル
ホワイトボディではあまり目立ちませんでしたが、赤との組み合わせでは、ドアハンドルのツートーン部分がとてもいい感じだと感じました。
なお、当然ですが”F SPORT”においても、ドアハンドルに仕込まれたウェルカムLEDランプは前席のみでした。
■ブラックのルーフレール
カタログでもいまいち仕様が判然としない”F SPORT”選択時のルーフレールですがしっかり「ブラック塗装」されていました。
ガッチリした実用性が高そうなルーフレールというよりはスタイリッシュな仕様なので、装着を迷われる方はぜひ実車でチェックしてみてください。
■樹脂仕様のサイドステップ
賛否分かれそうなのが、ドア下部の比較的巨大なサイドステップ。
”F SPORT”でも樹脂仕上げですが、フロント部分がつやつやのグロスブラック仕上げなので、ここは気になる方もいらっしゃるでしょう。
とくに今回はホイールが「ブラック塗装」ということもあり目立っている印象でした。
前後のフェンダーアーチモールがボディ同色で樹脂仕上げではないため、逆に気になる印象。
■サイドビュー
フェンダーアーチモールの存在感が消失して、SUVっぽさがあまり感じられません。
やっぱりサイドステップの樹脂パーツはちょっと気になるかなぁ・・・
■リヤディフューザー&シルバー加飾のリヤバンパーロアガーニッシュ
レクサスISではつやつやのブラック塗装でしたが、NX”F SPORT”では標準仕様と同じ、樹脂仕上げ。
ガーニッシュ部分はシルバー仕上げということですが、割と落ち着いた感じなので物足りなさを感じる方も多そうです(正直なところ、プラスチック感が感じられます)
■リアビュー全景
タイヤの4輪がどっしり地面を掴んでいるような造形で迫力がありますね。
リヤバンパーロアガーニッシュが横一本通っているデザインなのも幅広に見えるのかもしれません。
■インテリア編(運転席周り)
”F SPORT”専用のステアリングやシフトノブ、アルミペダルなどが確認できます。
ステアリングのステッチはとてもキレイに仕上がっています。また、新意匠のF SPORTロゴも良い感じですね。
■インテリア(シート)
”F SPORT”のエンボス加工が施されたシート。シート形状もかっこいいですよね。
■インテリア (センターコンソール)
メーカーオプションの「置くだけ充電」や「別体型ディスクプレーヤー」がついていない仕様でした。
USB端子のとなりが「小物入れ」になっていることや、置くだけ充電を付けなくてもちゃんとスライド式の格納式小物入れが存在することが確認できます。
■インテリア(後席)
後席シートヒーターのオプションが付いていないので中央のエアコン周りは質素ですが、グロスブラック枠があるので、一定の品質感は感じられます。
F SPORT専用のインテリパネル(ダークスピンアルミ)はブラックのインテリアにはマッチしていますね。
さて、レクサス新型「NX」ですが、徐々に実際の店舗内でも展示が開始されているようです。
すでに発売済のため実店舗では室内の乗り込みもできるようですから、お近くの販売店で展示が開始されている場合はそちらで確認するのがベストかもしれません。
ただし、東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」のように、「マダーレッド」と「ブラック」といった組み合わせは実際の公道ではなかなかおめにかかれず、ショールーム映えする組み合わせですから、その意味では一見の価値あり!と感じます。
現時点ではそれほどの混雑はないようですから、比較的じっくりることも可能ですし、疑問点は丁寧に解説してくれるスタッフの方に確認するのもよいかと思います。
2021年11月25日
新型レクサス「NX」一部の販売店に到着開始!契約者様情報は「750名超」!
NXの主要生産工場である九州・宮田工場から陸送で配送が可能な店舗はいち早く実車展示を開始しているとの情報が寄せられております。
関東エリア・東北などは少し遅れて、11月末から順次、といったところでしょうか?
なお、11月21日(日)AM11時現在、web上で確認できるのは「レクサス鹿児島東開」が確認できました。
https://lexus.jp/lexus-dealer/dc/info/28752
おそらく他にも数店舗入庫していると思いますが、webでの更新が追いついていない店舗もあると思われます。
そしてご契約者さま情報はついに「750名」を超えました!あらためて御礼申し上げます。
生産予定通知を受けた方もついに約「200名」を超え、全体の「25%程度」の方へ通知がされた計算です。
■「車種別」のご契約者数
全体の約65%がハイブリッドの「NX350h」と圧倒的な占率。
新登場2.4Lターボの「NX350」は「約15%」、PHEVの「NX450h+」は「約12%」と少々伸び悩み。
一方、生産予定報告数では「NX450h+」の比率が「約20%」と高く、反面「NX250」の生産は通知は遅れているように見えます。
さて、みなさまからのご協力のおかげで、新型レクサスNXの「ご契約一覧」を更新いたしました。
ボリュームが増えましたので「 15分割」 して掲載しております。
引き続き情報提供いただける方は、 本記事文末の報告フォームに則り ご報告いただければ幸いです。
■ご契約・納期情報一覧 (11/21 12:00時時点)【対象:751台】
(その1)
(その2)
(その3)
(その4)
(その5)
(その6)
(その7)
(その8)
(その9)
(その10)
(その11)
(その12)
(その13)
(その14)
(その15)
*上記の各表はクリックで拡大します。
*万一記載内容に誤りがある場合はお手数ですが、ご連絡願います。
■ご契約・納期情報一覧ご報告フォーム (コピーして不要な場所削除ください)
・お名前 (ハンドルネーム)
・車種 (NX250、NX350、NX350h、NX450h+)
・駆動方式 (FF、AWD)
・グレード (”標準”、”F SPORT”、"version.L")
・契約日 (●月●日)
・生産予定月 (●月)←販売店から「生産予定月」の連絡あった場合のみ
・ボディカラー(記入ください。略称可)
・インテリアカラー(ブラック、ダークローズ、リッチクリーム、ホワイト、フレアレッド、ヘーゼル)
・ホイール種類(18インチ、20インチ標準、20インチプレミアム、20インチ5本スポーク、F専用標準、F専用ブラック)
・Fオレンジキャリパー(あり・なし)
・LCA等先進ADASセット(あり・なし)
・アドバンストパーク (あり・なし)
・3眼LEDヘッドランプ (あり・なし)
・デジタルインナーミラー(あり・なし)
・後席電動格納&ヒーター(あり・なし)
・ムーンルーフ等(ムーンルーフ、パノラマ、なし)
・別体型ディスクドライブ(あり・なし)
・マークレビンソン (あり・なし)
・デジタルキー (あり・なし)
・1500Wコンセント (あり・なし)
・寒冷地仕様 (あり・なし)
・コメント ←コメントあればお願いします!
※"version.L"など、標準装備として装着されている場合は「あり」を記入願います。
※LCA等先進ADASセットは”標準”の場合、PKSB+PVMで「あり」を記入願います。
※後席電動格納&ヒーターは”NX450h+"の場合、「なしを記入願います
※メーカーオプションは、装着したもののみ記載いただいてもかまいません。
2021年11月22日
新型レクサスNX小ネタ(ドアミラー、後席ルームランプ)
新型レクサスNXの展示から数日経過しましたが、平日の夜であればかなり人の少ない状態で実車確認できるようですね。
じっくり見たい方や動画撮影されたい方は狙い目かもしれません。
さて今回はTwitter 上で先に公開させていただいた、ドアミラーと後席照明というちょっとマニアックな部分についての小ネタです。(コメントいただきありがとうございます。)
■ドアミラー下部内側の物体は「パーキングライト」
こちら、ドアミラー下部に装着されている2つの物体ですが、内側の方はコメントでも補足いただきましたが、パノラミックビューモニター使用時の周辺を照らすための「パーキングライト」と判明。
なお、外側は「カメラ」となります。(マルチメディア説明書に記載あり)
パーキングライトであるならば、キーを所持したユーザーが近づいた場合にドアミラー下を照らす「おもてなし照明」があっても良さそうですが、残念ながら説明書のライト類には記載されていないため、パノラミックビューモニター動作時にのみ点灯する仕様と思われます。
第1世代レクサスから、ドアミラー下部の照明を備えた車種は多かったので、復活してほしいなぁと個人的には思いますが・・・
新型レクサスISやRC系ではドアミラー下照明はあってもよさそうなのですが省略されています。
■後席ルームランプは物理スイッチで点灯
すっきりとしたデザインなので、ついにタッチセンサー式採用かと思いきや、中央にスイッチがありましたのでスイッチ式と判明(説明書にも記載ありました)
なお、スイッチは1つのみなので、後席全体が光ります(片側2個の高輝度LEDと思われます)。
上級車種(LS、RX、ES等)は、左右独立して点灯できますが、NXは左右独立点灯はできないようなので、このあたりは後席アウタードアハンドル照明とともに、「差別化」なのだと思います。
新型NXはかなりの先進・快適装備を備えていますが、やはり差別化されているところはありますね。
反面、実用性の高いラゲージのLEDは荷室内左右だけでなく、ラゲージドアにも新規にLEDランプがあるなど実用性を確保する改良が行われています。
2021年11月16日
新型レクサス「NX」国内初展示 気になるところを要チェック!
本日2回目の訪問をしてきたのですが、蜜にならないような対策が行われているので安心して見ることができます。
なお、スタッフの方のお話ですと、やはりご契約者の方が多いようですね。
さて、今回は新型「NX」において、ちょっと気になる点を何箇所がピックアップしてみたいと思います。
(次回は「NX」ご契約者さま情報を更新いたします!)
■フロントバンパー下部
ノーマルグリルは実物を見ると評判が良いようですね。グリル下部に逆台形型のスリットが3つあいているのもデザイン的な特徴と思います。
■フロントバンパー、グリルの真横
相当な垂直(絶壁?)具合がわかりますが、だんだん見慣れてきました。樹脂フェンダーも薄型でがっつりSUVという感じではなく好印象。
■ヘッドランプ拡大
レンズ内がスモーク加工されているので、ヘッドランプ内のLEDユニットがわかりづらくなっていて、精悍な印象がありますね。メカニカルな内部構造が見えないのは賛否あるかもしれません。
■LEDフォグランプとLEDコーナリングランプ
ピアノブラックの箇所と無塗装樹脂部分の違いがはっきりわかりますね。コーナリングランプは結構面積が広いですね〜
■ドアハンドルのイルミネーション
取扱説明書では判明していたのですが、夜間、ドアハンドル下を照らす「おもてなし照明」は前席のみです。ここはRXとの差別化とは思いますが、残念なポイントかなぁと思います。
前席ドアには、ドアハンドルのくぼみ右側に四角い凹があり、そこにLEDが仕込まれています。
後席ドアハンドルは、画像のようにLEDらしきものは見当たりません・・・
ただし、スマートキーを所持していると、後席ドア単独でもロック/アンロックができるようになったのは嬉しい点です。
■ドアミラー(運転席側)
一応新意匠のドアミラーですが、やっぱりドアミラー下部と根元は塗装してほしかったなぁ。
■リヤアンダー
展示車は「NX450h+」かつ"version.L"のため、マフラーは簡素で見せるようなものにはなっていませんが、このような感じです。
リヤアンダーディフューザーは無塗装樹脂ですので、気になる方は塗装するか、ディラーオプションのエアロパーツを装着されるとよいでしょう。
■フロントウインドシールドガラス上部
フロントガラス上部には、「Lexus Safety System+3.0」の主要構成パーツの一つ、カメラが確認できますが、ご覧の通りシングルカメラタイプ。
しばらくこのタイプでいくのか、それとも上位車種には「ステレオカメラ」、3眼の「Tri-cam」を搭載してくるのでしょうか?
しかしシングルカメラでもスペックは優秀ですね。
■14インチ ディスプレイオーディオPlus
インテリアにおいては14インチディスプレイオーディオPlusが眼を引きますが、サイドから見ると、想像以上にダッシュボードと一体化しているのが確認できました。薄型で、うまくインストールされていると思います。
助手席前の殺風景さは気になる方はいらっしゃると思いますが・・・
■助手席側ダッシュボード
この簡素さはちょっと気になりますかね〜(運転席側からはあまりわからない)
あえてステッチやインテリアパネルを配置しなかった、ということなのかもしれませんが・・・
■フロントドームランプ
ランプ周りは、2014年に発売された「NX」とは異なるデザインとなり、ピアノブラック調の作りとなっています。
ただし、LEDルームランプの光る面積がかなり小さくなり、スポットランプのような形状に変更されていますが、実際に点灯させてみたい・・・
デジタルインナーミラー(MOP)は、高精細で解像度もアップし、見やすさも十分ですね。
■別体型ディスクプレーヤー周り
展示車には、「体型ディスクプレーヤー」が装備されていました。
特別の加飾はなく、ツヤあり塗装がおこなわれているわけでもなく・・・
レクサスらしさはないのが残念です。
「マークレビンソン」を選択した場合はBlu-rayディスクが再生可能になってデザインもおしゃれになるなど工夫が欲しかったところ。
■ドリンクホルダー周り
サテンメッキ調の加飾があるなど、ドリンクホルダーの質感は合格点ですが、私的には周囲のパーツは塗装したいですね〜(ボディカラー同色またはグラファイトブラックGF、ソニッククロムあたり?)
■後席シートベルト周り
リヤ席シートベルトの形状や位置は写真のとおり。
座面、頭上空間ともに十分な広さがあります。
■リヤ ウィンドウモール
アローヘッド型のウィンドウモールになっているのがかっこいいです!
■ライセンスナンバー灯周り。
当然LEDが使用されていますがかなり明るい印象。またLEDライトまわりの「5角形の形状」は珍しいですね。
■ベックドア下部の処理
バックドア下部(AWDロゴがある部分)はパーツ別体のように見えますが、なぜここがバックドア部分と一体化していないのでしょうか?
2021年11月13日
新型レクサス「NX」国内初展示 初日に見てきました!
「LEXUS MEETS…」には「 NX450h+ 」の "version.L" が展示されていました。
https://lexus.jp/brand/lexus_meets/
■LEXUS NX450h+ 全景
公開直後は多くのファンの方で周囲はあっという間にいっぱいに!(しっかり人数制限されているので密状態になりません)
■インテリアカラー
内装は、当ブログに寄せられたご契約者情報でも"version.L"のダントツ人気No1インテリアカラー「ヘーゼル」
■サイドビュー
実用性を兼ねたSUVなので過度なクーペフォルムになっていないのは好印象。
■新意匠ドアハンドル
ボディカラーと「ブラック」を組み合わせた新意匠のドアハンドル。形状的には地味ですが、新機能「e-ラッチ」を備えている高性能ドアハンドルシステム
■フロントグリル拡大
CGで見るより造形がはっきりしてしていて、F SPORT のグリルより好みである、という方も多いのでは?
■フロントフォグランプ周り
L字のフォグランプベゼル。ちょっと派手な印象も受けまさうが、中央部分はピアノブラック調の塗装のため、好印象。
■フロントビュー
見る角度により表情が違って見えます。クリアランスランプの光り方もシームレスですし、さまざまなプレスラインが感じられます。
迫力があり、なかなかかっこいいですね。
■標準20インチホイール(ダークグレー×切削光輝タイプ)
ついにNXクラスでも標準で20インチホイール。ランフラットタイヤブリヂストンのSUV用スポーツタイヤ「ALENZA 001」を装着
■フロントグリル(サイドビュー)
いわゆる「絶壁グリル」。好みが分かれそうですが、当方は見慣れたのか違和感はありませんでしたよ。
樹脂フェンダーについてはそれほど面積が広くないのでSUVらしさもあるため、このままでも十分良いのではと感じました。
■インテリア(運転席側)
新意匠のステアリング、シフトノブ、14インチのディスプレイオーディオPlusがしっかり確認できました。
助手席前の殺風景な空間はこの角度からだとそれほどきになりませんでした。
■インテリア(ヘッドライトのスイッチ)
ヘッドライトスイッチは、第3世代のものから継続(LC以降)
ただし、「ワンタッチウインカー機能」が備わっているため、軽くレバーを入れると「5回点滅」するようになったのは嬉しい変更点。
また、エアコンパネルクリアブラック塗装が施されているのもトピックス。
■インテリア(前席中央)
センターコンソールのサイド部分、ドアトリム中央の合成皮革が結構面積広めで、CG画像に比べ質感が高く見えます。
やはりベーゼルは、ブラックとのコントラスト差もあって映えますね。
■インテリア(フロントシート)
フロントシートのステッチの入り方や穴(パーフォレーション)の配置などなかなか凝ってますね。
■インテリア(後席)
"version.L"なので、後席のシートヒーターも備わっています。既報通り、エアコンパネル周りのピアノブラック調のパネルなど、質感向上が感じられますね。
■インテリア(ルーフ)
ヘーゼル内装は明るいので室内空間も十分確保されているように見えますね。
リヤのルームランプもしっかりクリアブラック塗装されているのは好印象!後席のセンターアームレストの質感以外はよく頑張っていると思います。
■ドアミラー
従来とは微妙に造形が違う新世代ドアミラー。次期RXとは同形状でしょうね。パノラミックビューモニター装着車のため、カメラが追加されれいることが確認できます。なお、ドアミラー下部や根元は無塗装樹脂。
■リヤビュー1
前期NXの少々もっさりとしたリヤ周りの造形からはがらりと変わり、王道の形状のテールランプに一文字を加えた印象的なデザインに。
■リヤビュー2
真後ろからは新 L E X U S エンブレムが主張、そしてシームレスにキレイに一文字にテールランプが光るのが印象的ですね。
(たまたま同時期デビューのニッサン「アリア」とは結構似通った感じになりましたが・・・)
■リヤビュー3
"version.L"の場合は、リヤアンダーディフューザー部分は無塗装樹脂仕上げでした。
リヤフォグランプ部分(赤色のリフレクター部分)もキレイに仕上がっていますね。
■リヤホイール周り
リヤフェンダーにはタイヤは見出し防止のための突起も。なお、フロント同様、無塗装樹脂部分は薄い仕上げで好印象。
実物を見られた方の評判も上々のレクサス新型「NX」。
各販売店への配備は早くても11月下旬〜のようですのでいち早く実物チェックしたい方は展示期間内にぜひご訪問を!
初日は平日ということもあり、それほど大きな混乱もなかったようです。
2021年11月07日
新型「NX」ついにご契約者情報は700名超!人気のカラー等も再チェック!
今回、一覧表の更新のほか、「人気グレード」、「内外装の人気カラー」や「ホイール」組み合わせについてもチェックしてみたいと思います。
ボリューム的には、全体の予約数のうちの数パーセントに過ぎない「700台」ではありますが、ご自分でSNS等を駆使して積極的に情報収集される方の情報としては十分統計的な意味のあるボリュームかと思います。
■「車種別」のご契約者数
全体の約65%がハイブリッドの「NX350h」と圧倒的な占率。
新登場2.4Lターボの「NX350」は「約15%」、PHEVの「NX450h+」は「約12%」と少々伸び悩み。
一方、生産予定報告数では「NX450h+」の比率が高く、反面「NX250」の生産は通知は遅れているように見えます。
■車種・駆動方式別
駆動方式も考慮すると「NX350h」の前輪駆動(FF)モデルが「約43%」と、AWD押しのラインナップの中、都市型SUVとしての性格も強いNXの特徴がわかります。エントリーモデルとも言える「NX250」では更に前輪駆動モデルの比率が高く、本格的にAWD性能を求める方は「NX350」を選択されている、ともいえるでしょう。
NX450h+の前輪駆動モデルがあればおもしろかったかもしれません。(新型RXではPHEVの前輪駆動モデルの存在の噂も?)
■グレード別
こちらは衝撃的な数値で、F SPORTが「約60%」、"version.L"が「約39%」。
様々な差別化が図られた”標準”は日本市場においては「約1%」となりました。日本においては今後”標準”グレード不要論も出てきそうな割合です。
もっとも、対象が「SNSユーザー」であることは考慮せねばなりません。(レクサスオーナーの中には「指名買い」ではなく、販売店員のコンサルティングにより車種/グレードを決める顧客も一定数いらっしゃるようなので)
■車種・駆動方式・グレード別
さらに細分化したものが次の表。「NX350h」前輪駆動の”F SPORT”が最も売れ筋となり、全体の「約28%」を占めます。
「NX250」でも”標準”のウエイトが増えないことは、決して価格面だけで「NX250」を選択しているわけではないことがわかります。
■ボディカラー別
F SPORT人気と合わせ、ホワイトノーヴァガラスフレークが全体の「40%超」を占め、ソニッククォーツと合わせ、全体の「60%」超がホワイト系とおおきな偏りが生じています。SUVモデルでここまでホワイト占率が高いのは珍しいのではないでしょうか?
大健闘なのは、新設定の「ソニッククロム」で、それまで定番の「グラファイトブラック」とほぼ同数。反面、レクサス車では人気のある「ソニックチタニウム」の人気が急落していますが、ソニッククロムの影響でしょう。
有彩色では、マダーレッド以下が「1%未満」の比率ですが、ソリッドの「ブラック」の少なさにも注目です。最近人気が低下し、設定車種が減少傾向の「ブラック<212>」ですが、NXでも今後の存在は微妙かもしれません。
■(追加)ボディカラー/F SPORT
”F SPORT”に絞り込むと、人気カラー上位の「ホワイト系」、「グラファイトブラック」、「ソニッククロム」に有償オプションカラーの「ヒートブルーCL」が4番手に浮上!
一方、「マダーレッド」、「テレーンカーキマイカ」といった特徴的な色は”F SPORT”では選択率が低いことが判明。
■(追加)ボディカラー/"version.L"、”標準”
人気カラー上位が「ホワイト系」、「グラファイトブラック」、「ソニッククロム」なのは”F SPORT”と同様ですが、それ以降では
”F SPORT”とは少々異なっており、「マダーレッド」、「テレーンカーキマイカ」のウェイトが増加しています。反面、「ブラック」がごく少数となり、「セレスティアルブルーGF」は「ゼロ」ということで、これも面白い特徴といえますね。
■インテリアカラー別
F SPORT専用カラーの「フレアレッド」が全体の「約40%超」を占めるなど、大変な偏りが生じています。
そして、ここまでの人気は予想されたのでしょうか、定番の「ブラック」を超える人気の「ヘーゼル」が全体の「約27%」と健闘!
「ホワイト/リッチクリーム」は合計で10%程度、「ダークローズ」は意外にももっとも低い選択となっています。
■インテリアカラー(F SPORT)
F SPORTに絞ると、当然「フレアレッド」が全体の3/4を占めることに!
カタログカラーということもあり、当初は「ホワイト」の選択率もそこそこありましたが、最終的には定番の「ブラック」が2番手に。
■インテリアカラー("version.L"、”標準”)
圧倒的な「ヘーゼル」の人気に驚きです。また、「ブラック」と「リッチクリーム」もほぼ同数。「ダークローズ」の配色はなかなか好評のようですが、F SPORTとの選択率の違いには(同じ赤系統なのに)驚かせられます。
■ホイール(F SPORT)
F SPORTは2タイプのホイールから無償セレクトする形ですが、特別仕様車にありそうな「ブラック塗装」が人気ですが、陰影のある標準仕様の選択率も高く、どちらを選択しても満足度が高そうです。ホイール換装派や降雪地帯の方は「18インチ」を選択されるケースも多いのではと思いましたが、F SPORTにおいての選択率は少数派です。
■ホイール("version.L"、”標準”)
どのホイールも均等に選択されているのが特徴で、これはレクサスさんもびっくりなのでは??
またコンフォート指向ということか18インチホイールの選択率がF SPORTよりも高いのも注目点といえますね。
さて、引き続き新型「NX」に関する「ご契約・納車時期一覧」については定期的に更新させていただこうと思っております。
まずは、すでに「生産予定月」の連絡がきているとご報告いただいた方の一覧です。
全体的に「11月→12月」、「12月→1月」など、少しずつ遅延報告を受けた方が出てきておりますので、年末年始の配送や登録手続きもありますので、年内納車される方はかなり少数になる可能性がありますね。
さて、みなさまからのご協力のおかげで、新型レクサスNXの「ご契約一覧」を更新いたしました。
「どの車種、グレードが選ばれているか」、「オプションのおおまかな選択率」など、今後NXをご検討される方にもぜひご覧いただき、参考になればと思います。
ボリュームが増えましたので「 14分割」 して掲載しております。
引き続き情報提供いただける方は、 本記事文末の報告フォームに則り ご報告いただければ幸いです。
生産予定通知を受けた方がついに約「140名」を超え、全体の「20%程度」の方へ通知がされた計算です。
■ご契約・納期情報一覧 (10/26 22:00時時点)【対象:703台】
(その1)
(その2)
(その3)
(その4)
(その5)
(その6)
(その7)
(その8)
(その9)
(その10)
(その11)
(その12)
(その13)
(その14)
*上記の各表はクリックで拡大します。
*万一記載内容に誤りがある場合はお手数ですが、ご連絡願います。
■ご契約・納期情報一覧ご報告フォーム (コピーして不要な場所削除ください)
・お名前 (ハンドルネーム)
・車種 (NX250、NX350、NX350h、NX450h+)
・駆動方式 (FF、AWD)
・グレード (”標準”、”F SPORT”、"version.L")
・契約日 (●月●日)
・生産予定月 (●月)←販売店から「生産予定月」の連絡あった場合のみ
・ボディカラー(記入ください。略称可)
・インテリアカラー(ブラック、ダークローズ、リッチクリーム、ホワイト、フレアレッド、ヘーゼル)
・ホイール種類(18インチ、20インチ標準、20インチプレミアム、20インチ5本スポーク、F専用標準、F専用ブラック)
・Fオレンジキャリパー(あり・なし)
・LCA等先進ADASセット(あり・なし)
・アドバンストパーク (あり・なし)
・3眼LEDヘッドランプ (あり・なし)
・デジタルインナーミラー(あり・なし)
・後席電動格納&ヒーター(あり・なし)
・ムーンルーフ等(ムーンルーフ、パノラマ、なし)
・別体型ディスクドライブ(あり・なし)
・マークレビンソン (あり・なし)
・デジタルキー (あり・なし)
・1500Wコンセント (あり・なし)
・寒冷地仕様 (あり・なし)
・コメント ←コメントあればお願いします!
※"version.L"など、標準装備として装着されている場合は「あり」を記入願います。
※LCA等先進ADASセットは”標準”の場合、PKSB+PVMで「あり」を記入願います。
※後席電動格納&ヒーターは”NX450h+"の場合、「なしを記入願います
※メーカーオプションは、装着したもののみ記載いただいてもかまいません。
2021年11月04日
新型レクサス「NX」ついに実車展示開始!& LS 2022年モデル発表!
https://lexus.jp/models/nx/features/fsport/
現時点での情報では、 11月11日(木) から、東京:ミッドタウン日比谷「LEXUS MEETs…」で!
https://lexus.jp/brand/lexus_meets/
および名古屋「LEXUS GALLERY MIDLAND SQUARE(ミッドランドスクエア)」にて行われるとのことです。
(複数台展示との噂も・・・)
https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/midland_square/
詳細判明次第追加レポートさせていただきたいと思います。
当方は、ミッドタウン日比谷(LEXUS MEETs…)で新型NXのレポートを行わせていただきたいと思います。
さて、2021年10月28日に年次改良が行われました、レクサスのフラッグシップセダン「LS」、2022年モデルとして進化いたしました。
2021年11月19日にマイナーチェンジを実施し、その後「Advanced Drive」搭載車が設定されましたが、2022年モデルは、ニュースリリースの通り、極めて少ない改良でした。「Advanced Drive」の制御はどんどん進化し、「OTA」でアップデートされると思いますが、基本性能に関してのアップデートはなかなか難しいのではと思わせる年次改良で、次期LSとのフルモデルチェンジは比較的早期ではないかと想像させられます。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/36247351.html
[LS/2022年モデル改良点]
・レーントレーシングアシスト(LTA)のセンタートレース性を向上
・”Adanced Drive”搭載車にLiDARセンサー無償追加、側方間隔確保機能追加
・“マークレビンソン” version.Lで標準化
・オレンジブレーキキャリパーMOP化(”F SPORT”のみ)
・アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)、LS500h 全車標準化
・ナノイーX採用
・ランフラットタイヤのオプション化(”F SPORT”を除く)
・リヤシートリマインダー全車標準
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/36247351.html
さて、気になる価格はどうなるか、ということで一覧表にしてみました。
*価格は公表データをもとに当方調べ
注目点は、一部の車種・グレードで、 「値下げ」 されているということ。
この理由が、新型LSが当初から採用されていた 「ランフラットタイヤ」が廃止 (MOP化)されたことです。
ランフラットタイヤは「22,000円」のメーカーオプションとなりました。
次に、LS500h(ハイブリッド)には、「アクセサリーコンセント(1500W)」が標準化されましたが、実はこれにより値段が「50,000円」アップしています。もともとのメーカーオプション価格が「44,000円」なので、レクサスのプレミアムクラスの通例のとおり、端数切り上げで「50,000円」のアップとなっています。
"version.L"に関しては、「マークレビンソン」が標準化されています。メーカーオプション価格は「291,500円」ですが、しっかりこの価格が「上乗せ」されていることには要注意です。決して値段据え置きで装備強化ではありません。
たとえば、LS500hの"version.L"、FRモデルは 「320,000円」 アップしていますが、この内訳は以下の通りです。
・マークレビンソン…291,500円
・アクセサリーコンセント…44,000円
・ランフラットタイヤレス…▲22,000円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計… 313,500円 → 端数切り上げで 「320,000円」
今回のLS「2022年モデル」の最大の改良点は、ランフラットタイヤの廃止(オプション化)でしょう。
もう残されたアップデートは少ないのか、「新開発のノーマルタイヤに変更し、走りの上質感を更に高め、乗り心地と静粛性の向上に寄与」ことは喜ばしい改良ではあるかと思いますが、新プラットフォーム「GA-L」を採用するフラッグシップモデル「LC、LS」ではあえて「ランフラットタイヤ」を標準化する決断をしたはずですが、結果的に「LS」がノーマルタイヤに戻ってしまったのは、これまでもLSは毎年の改良で大きく方向性が変更されたように、やはり2017年にデビューした現行LSの方向性が「失敗だった」ということなのでしょうね・・・