2022年10月27日
レクサス「IS500」”標準車”も狭き門!とんでもない状態に…
レクサスのハイパフォーマンスセダン「IS500 ”F SPORT Performance" 「標準車」の当面の生産台数が非常に少なく、 特別仕様車と同様「極めて入手困難になる見込み」 いう衝撃の情報です。
IS500「標準車」については、すでに 各販売店に「2024年秋」頃(2023年ではない!)までの「納車予定枠」 通知されている模様で、販売店により台数は異なるようですが、多くの店舗ではその台数は 「3台前後」(多くても5台程度?) のようで、全国合計では おおむね「500台程度」 にとどまるようです。
もともと、「IS500 ”F SPORT Performance" 特別仕様車」も「 この状態で本当に2023年3月末までに500台が生産できるのか?」 と、疑問の声が出ていましたが、さすがに「標準車」がこれほどの少なさであることを予想した方はほとんどいらっしゃらなかったのではないでしょうか?(当方もまったく想像せず・・・)
( https://www.lexus.com/models/IS500 より)
流石に特別仕様車に応募した「約6500名(?)」程度の方がすべて「標準車」を購入希望しているわけではないと思いますが、仮に当選者を除いた「半分程度の方」が希望すると仮定しても「約15%程度」の方しか購入できない計算です。
一般的に、ハイパフォーマンスのクルマは、初期受注ニーズが極めて高いものの、数年後には一気に需要がなくなり少量生産(月産数十台)となっていることが常ですので、 仮に、2025年頃になって「IS500が買える!」と言われても興味の無い方が大半 でしょう。
(そして、ファイナルモデルにはごく一部の熱心なファンと、転売ヤーが群がる・・・)
また、今はまだ目新しさがある現行ISも 2025年には、デビュー5年を経過し、まさにモデル末期 。
さすがに内外装ともに不満が出てくるでしょうし、セーフティシステムの刷新や先進機能のアップデートもほとんど見込めませんので、ようやく「IS500」が通常通り買える頃にはモデル終了・・・という可能性も考えられます。(「ファイナルエディション」が設定される可能性はありそうですが)
なお、意外なことに、9月下旬頃から、「IS500 特別仕様車“F SPORT Performance First Edition”」の 展示車がいくつかの販売店に届いている ようです。
特別仕様車は「完売」、標準車も当面の生産台数が限られているという状態で、果たして「展示車(試乗車)」が必要だったのか、という疑問も残ります。
そして何よりも気になる点は「標準車」の販売方針についてです。
ご存じの方も多いと思いますが、IS500の「標準車」については、ニュースリリース上は、 「IS500の通常モデル“F SPORT Performance”の販売開始時期に関しては、2022年冬以降にご案内予定です。」 と表記されています。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37835132.html
特別仕様車抽選に落選した方に送付された「製品企画担当者からのメッセージ」でもほぼ同様の表現です。
商談開始時期などの詳細については、「本年冬頃」にご案内させていただきます、ということで、この「冬」がいつを指すのかは人によりイメージが異なるかと思いますが、一般的には「12月」からを想像する方が多いのではないでしょうか?(旧暦では「11月〜2月」ということですが)
しかし、実際はすでに「標準車」の注文を受け付けており「順位付け」が行われている店舗も多いようです。
そして、割当台数が僅少であることから、ほとんどの店舗では、 すでに「購入希望者 > 割当台数 」の状態である ことは想像に難くありません。
寄せられた情報によると、 「一定期間内に予約を受け、その中から抽選する」 という店舗独自と思われる運営もあるようですが、すでに「先着順」として契約を受けており、あとはメーカーへオーダーを流すのを待つのみ、という販売店も多いものと推測されます。
このような店舗では、今後「注文したい」と押し寄せる、顧客対応に大変苦労することは間違いないでしょう。
「今冬」、メーカーが正式に「標準車」についての商談方法のアナウンスを行うものと思われますが、 その際にはすでに多くの販売店では商談・契約が進んでおり、その段階で商談しても購入できる可能性は少ない ことも予想されます。
(もしかすると、メーカーサイドで受付する「別枠」があるのであれば良いのですが・・・)
なお、各店舗に届いている割当台数に関しては、あくまでも「2024年秋」頃までの納車見込み台数ということで、 保守的な数字であると思いますし 、部材調達や為替相場、世界の景気動向によって 生産枠が拡大することも十分考えられますが 、「IS500」の標準車については、 当面は「特別仕様車」と変わらないほどの希少台数 になるのは間違いないでしょう。
そして、「2024年秋」以降、IS500は普通に買えるようになっているかもしれません。
しかしながら前述の通り、2025年ともなれば、すでに次世代のクルマが多数登場している状態で、本来のレクサス・ファンの熱はとっくに冷めているように思います。
ここ数日、様々な情報が漏れ伝わる、新型「RX」もそうですが、 「いったいどんな部品が不足しているのか?」、「なぜ日本市場向けの生産ができないのか」、「日本向けの割当台数を意図的に減らしているのではないか」 という疑念がどんどん深まっていくほどの「 日本市場を軽視した販売」 をしていると、せっかく第2世代後半(NX・RX)〜第3世代レクサス(LC以降)で獲得した新規オーナーを失望させかねないことを危惧します。
( https://www.lexus.com/models/RX500h より)
長年ブログを運営させていただいておりますが、過去にレクサスオーナーだった方で再度レクサスブランド車にカムバックした方は結構少数な印象です(よりハイブランドにステップアップする方も多い)。
一度失望された方を再度振り向かせることは予想以上に困難なことと思います。
せっかく魅力あるクルマが企画・販売されているのは嬉しいことではありますが、(日本市場の占めるシェアが低いとはいえ)これほどまでに生産国である日本市場を軽視しているのでは?と言わざるをえない状態が続くのは残念に感じます。
「IS500」がメーカーサイドの想定を大きく超える需要があるのであえば、せめて「標準仕様」においてもう少し日本での供給を増やすなどの配慮をお願いしたいものです。
そして、このままでは、 メーカーと我々オーナー層を媒介する、販売網の優秀な各ディーラーの販売店員のモチベーションのさらなる低下、処遇の低下、そして離職・・・といった最悪な結末も想像される状態 で、将来的にレクサスブランドがBEV(電気自動車)主体の販売となったときにもブランド推進の担い手である販売人材の不足といったことに繋がりかねません。
ぜひメーカーサイドからの正式アナウンスの際には良い情報が伝えられることを祈念したいと思います。
(仮に「 XX月XX日からIS500標準車の商談を開始します。詳しくは販売店にお問い合わせください」 というだけのアナウンスだと、顧客も、販売店も、そしてメーカー側の誰もが不快な思いをすることになるのでは・・・と危惧します)
2022年10月25日
レクサス「IS500」特別仕様車に続き、IS500 京商製ミニカー3種類が予約開始!
当方の販売店の場合は、ノベルティの「ハンカチ」も同封されていましたが、日本開業から、もう17周年になるんですね〜
今治製のふんわりしたタオルなのでとても肌触りがよく早速使用させていただきました。
さて、ひと足お先に、京商製のミニカー「IS500」の予約受け付けが開始しています。
発売は2022年12月を予定しているとのことですから、多くの場合は「IS500」が納車されるより、ミニカーの方が早く手に入りそうです。
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908tg.html より
ミニカーはおなじみの「1/43スケール」ですが、なんとラインナップは3種類あるようです。
・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (チタニウム カーバイド グレー) [No.KS03908TG]
・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (ソニッククロム) [No.KS03908C]
・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (ホワイトノーヴァガラスフレーク) [No.KS03908W]
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908w.html より
確実に手に入れたい方はぜひ要チェックです。ここ最近は「IS」および「NX」で人気の「ホワイト系」がすぐ完売、もしくはプレミア価格になる傾向がありますね・・・
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908c.html より
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ホイールは「ENKEI製」にちゃんと置換されていますし、ボディカラー「チタニウムカーバイドグレー」の設定は嬉しいですね!
しかし、IS500が発売されるとは・・・今度レクサス車は派生車種も含め、全車種発売するのかもしれませんね。
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908tg.html より
2022年10月20日
Airtag(エアタグ)はクルマの盗難や位置検証に使えるのか?(2)
当初、盗難抑制を目的に「LC500h」に設置していたのですが、その後「NX350h」にも設置し、その間「Airtag」は、問題なく位置情報をキープしてくれました。 精度も高く、クルマの位置情報特定には大変役立つ と思います。
仕事中やレジャーの際にも愛車がどこにあるのか分かるのは安心ですね。(特に複数所有の方は便利かと)
さて、2021年5月初旬に装着した「エアタグ」ですが ここ数日、一斉に電池残量低下のメッセージを表示 しはじめました。電池はおおむね「1年以上持つ」程度ということだったかと思いますが、実際そのとおりで 「1年超」(1年4ヶ月)持つ ことが確認できましたので、十分でしょう。電池残量は、iPhone「探す」アプリですぐ確認できます。
クルマの場合は、念の為「12ヶ月法定点検」の際に電池交換しておくのが良いかもしれません。
しかし、「エアタグ」はリアルタイムでその位置が特定できるものではありませんので、動くものを追跡するのには向いていませんが、 静止している場所での精度はかなりのもの ですから、クルマを駐車している場所を特定するには役立つため、万一盗難された場合、おおよその場所は特定できると思いますし、実際、SNS上では、エアタグで盗難された車両が放置されている駐車場所を特定できた、という投稿も見かけました。
朝起きて、「探す」アプリでチェックすると、しっかり最終検知時間がアップデートされています。
iPhoneを所持している人が、クルマの周辺を通りかかったということでしょう。
なお、「エアタグ」はクルマの中に「複数」設置するのが良いと感じています。
例えば、1つは「工具がないと分解が困難な場所」(センターコンソール内部やナビゲーションシステム周り等)、もう1つはトランク・ラゲージなど「比較的すぐ取り出して発見も容易な場所」、というように。
エアタグには 「トラッキング通知機能」 があり、「持ち主のBluetoothが届かない範囲 かつ 自分以外のAirTagがある場合」、自分のiPhoneに「自分(犯人)と行動を共にしている、他人(クルマの持ち主)のエアタグがある」旨の通知が届く機能があるので、犯人はクルマの中にエアタグがあるかどうかを調べることが可能となっています。
以下のサイトによると、「30分で通知される」、ということですので、仮に盗難をした犯人がiPhoneを所持していてAirTagを隠したクルマと行動をともにした場合は、30分後に犯人のiPhoneに通知されることとなりますね。これは「ストーカー対策」のための機能と言われています。
https://www.apollomaniacs.com/ipod/howto_airtag_safety_notif.htm
そうなると犯人は、「どこにAirTagがあるか探す」か、「人が来ない場所まで移動する」か、「面倒くさくて車両を放棄する」かいずれかの行動を取るのでないかと思います。
仮にトランク内部のような比較的わかりやすいところでエアアグを発見したあと、それでも通知が収まらず、もう1つ(それ以上?)隠されていることがわかるとそれを見つけるのも困難でしょうし、そんな面倒くさいクルマを盗難しようとは思わない可能性がありますので、「複数設置」は結構有効かと思います。
追記:紐付けたiPhoneと離れて、かつ振動した場合はエアタグ自体から音を発するというコメントもいただきましたので、エアタグ自体の大まかな場所を特定することはできそうですが、犯人に対してプレッシャーを与えることはできるかと思います。(エアタグ自体、防音素材で包んで音を減衰させるという方法もできそうです。)
さて、「エアタグ」に関しては当初は1個「3,800円」でしたが、2022年7月から 1個「4,780円」に値上げ されています。
4個セットの場合は価格がだいぶ下がり、「15,980円」(1個あたり「3,995円」)とリーズナブルになりますので、4個セットがおすすめです。
交換用電池は、一般的に使用されている 「CR2032」[3V]で、安価ですので「お守り」としてはちょうど良いと思います。
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なんと売り切れ・・・タイムセールの影響でしょうか?
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こちらは在庫有りの模様。
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なお、当然のことながら、 エアタグ自体には盗難防止効果はありません ので、セキュリティ対策をしておくのが重要なことはいうまでもありませんね。
レクサス車は盗難が多いことでも知られていますが、リレーアタック、コードグラバーなど次々とあらたな盗難手口が出てきています。NXでは、マイカー始動ロック機能が搭載されましたし、LXでは指紋認証スタートスイッチが搭載されました。
今後の新型 「RX」などで、新セキュリティシステムが搭載されること をぜひ期待したいですね!
2022年10月18日
新型ハリアー発表、新たな装備をチェック、レクサスに与える影響は?
新型ハリアーは「2022年6月」にフルモデルチェンジして約2年3ヶ月での大規模改良となります。
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38025245.html
SUVブームが衰えを見せない中、大人気のハリアーは発売以降ずっと長期の納車待ちが続いていることでも有名です。
今回発表されたいわゆる「2023年モデル」は、長期間の納車待ちの最中に一部改良(実質的にはマイナーチェンジ)を行う、異例の事態。
2022年モデルの生産・納車に間に合わず、2023年モデルで契約をし直す「オーダーカット」なる今まで聞いたことのないフレーズがマスメディアでも報じられました・
当然、装備内容の変更による価格変更(値上げ)もあり、値上げ分の費用負担についての議論も行われたようですね。
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38025245.html
今回、「RAV4 PHEV」とレクサス「NX450h+」に続き、ハリアーにも「PHEV」モデルが設定されたのが最大のトピックスですが、なんといっても残念なのはこのニュースリリースが出た段階で、 販売店に行っても多くの販売店ではすでにPHEVモデルは予約で一杯で「オーダーストップ」になっているということ 。
これは、最近のトヨタ/レクサスの人気車種で発生していることですが、従来はニュースリリース直後に契約すれば、せいぜい「半年待ち」程度で済んでいたのが、今や「契約すらできない状態」というのは本当に厳しいですね・・・
ニュースリリースが出た時点で販売店に問い合わせしてもすでに手遅れ、というのは今後記者発表される、レクサス「LS」、「RC」でも同様の事態になると思われますので、今後も狙い目のクルマについてはきめ細やかに情報収集を行っておく必要がありますね。
さて、今回の「ハリアー」改良ポイントで、今後のレクサス車にも影響を与えそうな項目についてチェックしてみたいと思います。
■同パワートレーンでもスペック、使用燃料が異なる
RAV4 PHEVとハリアーPHEVのパワートレーンは同スペック。
一方、レクサス「NX450h+」は燃料が「ハイオク仕様」ということで、エンジンの最高出力とトルクもNXが若干スペックアップしており、 トヨタブランドとレクサスブランドで差別化が図られています 。
これは今後の他車種も同様に差別化される可能性がありますね。
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P55より)
■12.3インチフル液晶スピードメーター採用!
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P25より)
レクサスではごく一部の車種でしか採用が進んでいないスピードメーターへの「12.3インチ大型液晶」ですが、ハリアーPHEVや「Z」グレードでは標準採用されたのがトピックスです。
さらに、ディスプレイオーディオの 「8インチ→12.3インチ」 および
スピードメーターの 「7インチ→12.3インチ」 へのアップグレードがセットで、 わずか「58,300円」 ということが判明。
これであれば「レクサス車にもぜひ!」という声も強いようですが、表示領域が広くなっても、肝心の「表示内容」が整理されていないとあまり恩恵をうけることは出来ません。現行レクサス車では、ある意味メーター内の各表示の配置が整理されているので、情報量は少ないが、「わかりやすい」とも言えますので、ディスプレイサイズ事態は7インチサイズでも、スマートフォンのディスプレイのように高精細な表示が可能となったり、OTA(Over The Air)で複数の情報表示内容が可能となるなどの進化をしてくれればと思います。
■ワイパーやシートメモリの「音声認識」
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P30より)
レクサスより一歩早く、 音声による車両の操作 (調光パノラマルーフの動作、ドライビングポジションメモリー、パワーウィンドゥ、フロントワイパー、リヤワイパー)が可能となっています。
もっとも、肝心の「精度」がどうかは未知数ですが・・・これは 今後のレクサス車(新マルチメディアシステム導入車)でも順次採用されそう です。
■セーフティシステムの世代を超えたアップデートはなし
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P62より)
ハリアー2023年モデルでは、セーフティシステム(Toyota Safety Sysetem)が「第2世代」から「第2.5世代」にアップデートしています。
新型「NX」や「ノア・ヴォクシー」、「新型クラウン クロスオーバー」のように、「 第3世代」へのアップデートはなされませんでした。
トヨタで最も売れ筋と思われるハリアーでも世代の壁は飛び越えることができませんでしたので、今後、他車種においてフルモデルチェンジを伴わない限りは、先進安全装備の 世代を超えたアップデートは行われないこと があらためて確認できた、といえそうです。
■ブレードスキャン式AHSは採用なし
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P70より)
新型クラウン・クロスオーバーでは不採用だった、アダプティブハイビームシステムをより高精度に制御する「ブレードスキャン式AHS」ですが、クラウン以外で価格的に唯一採用が見込めたハリアーPHEVでも不採用だったことで、トヨタブランド車では「ブレードスキャン式」が採用されることはなさそうで、 当面はレクサス専用装備 となりそうです。
次は、新型アルファード/ヴェルファイアの上級車で採用されるかどうか、注目です。
■新ナビ/マルチメディアシステムはトヨタ/レクサスと共通
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P89より)
「ノア/ヴォクシー、クラウン・クロスオーバー」に続き、新型ハリアーも新マルチメディアシステムに移行したことで、 レクサスブランドとトヨタブランドでは、ナビ画面サイズ以外はおおむね同等のシステム となりました。
Apple Car Playの無線操作にも対応しますが、先行採用車種と同様、「CD/DVD/Blu-ray、SD-CARD」等の再生デバイスも廃止されています。
私的には、「マークレビンソンサラウンドシステム」をオプション採用した場合は、上記メディアが再生できるような仕様にすればよいのに・・・とも思いますが・・・(かつて、初期レクサス車では、「DVD」の視聴には、マークレビンソン・オーディオをオプション装着する必要がありました)
なお、 ディラーオプションで「HDMI端子」が新設定 されていますが、これは先行発売した「レクサスES、UX」と同様です。
■パノラミックビューモニターもトヨタ/レクサスと共通
( トヨタ・ハリアー WEBカタログ P76より)
「ノア/ヴォクシー、クラウン・クロスオーバー」に続き、 床下透過機能(アンダーフロアビュー)が追加 され、レクサス/トヨタ共通となりました。タイヤの位置や床下の道路にプリントされた標識(停止線等)も確認できるので便利です。
こちらも、トヨタ/レクサスブランドで装備の機能差はなくなりました。
■ETC2.0ユニット標準装備!
トヨタでは永らくオプション装備だった、「ETC2.0」ユニットですが、新型クラウン・クロスオーバーに続き、ハリアーでも「標準装備」となりました。
車両価格には反映されているものと思いますが、トヨタブランド車とレクサス車の装備の差別化がまた一つなくなりますね。
■「デジタルキー」は非対応
「ノア/ヴォクシー、クラウン・クロスオーバー」で採用された 「デジタルキー」ですが、ハリアーでは採用されませんでし た。
フルモデルチェンジのタイミングではないと装備されないものと考えられます。そう考えると、レクサス「UX」で採用されたのは結構珍しいことですよね。
それにしても、さすが人気車種のハリアー。
デビューからわずか2年少々で先進安全機能のレベルアップの他、ナビ/オーディオシステムのアップデートを敢行するなど、手が入っていますね。
来年は3年目の改良となりますので、最近のレクサス車ではなかなか見られなくなった、「 外観を伴う仕様変更があるのか 」、という部分にも注目したいものです。
2022年10月15日
レクサスコレクション2022秋冬新作、「スマートフォンポケット」売り切れ続出?
基本的にレクサスコレクションは一部の小物を除き在庫が店舗に無いことが多いのですが、スマートフォンポシェットは人気が予想されたため、在庫をもつ販売店も多かったようですが、次々と在庫がなくなり、9月23日現在は、メーカーでも一部カラーの欠品が発生しているようで、一部のカラーでは取寄時期が、12月頃になっているとのこと。
(レクサスコレクションカタログ2022秋冬P26-27)
https://lexus.jp/magazine/collection/lexus-collection/
早期入手されたい方はレクサスディーラーに展示されているディスプレイケースのものを購入することをおすすめします。
当方は「ネイビー」を購入させていただきましたが、ちょっとしたお出かけならコレ1つで財布も要りません。
なお、最近発売された 「iPhone14 Pro」の全体がちょうどすっぽり隠れて入るサイズ です。(コレより大きいものは上部がはみでます)
※より大型の「iPhone14 Pro MAX」ももちろん入りますが、上部が少しはみ出ます。
背面には、「カードスリット」があり、一般的なクレジットカードサイズのものが3枚収納可能です(薄型なら同一何所に複数枚入ります)
クルマでお出かけする際は、「レクサスオーナーズカード」、「ETCカード」、「運転免許証」をここにいれておけば大丈夫ですね。
サイド部分には、ファスナーがあり、2つのポケットがあります。
片側にはクレジットカード類も収納可能。もう片側には小さいサイズですので、レシートやクーポン券なども入ります。
折りたたんだ「紙幣」や、数枚の「硬貨」も入りますので、お財布代わりに使用することもできますし、電子マネー主体の方であれば、お財布要らずです。
男性の方はズボンのお尻側のポケットに「スマホや財布」を入れる方も多いと思いますがお尻部分からスマホや財布がなくなることで、よりお尻とシート部分がフィットします。このポシェット、なかなか使えます!
<追記>サイズに関して画像追加いたします。
手帳型ケースも問題なく入りました。Android用のケースで、「縦15.7cm、幅7.7cm、厚み2.0cm(スポンジで調整)」というサイズですが、これでもちゃんと収納されました。
・厚みは2cm程度でも問題なし
・縦16cm弱の手帳サイズでジャストサイズ
全国的にとても人気のアイテムのようですので、気になる方はお早めにレクサス販売店でチェックです!
価格は各カラー「13,000円」。イタリアンレザーを使用、ちょっとした水分も弾きますし、たまにはブランド品から離れてクルマにもぴったりなレクサスコレクションのポシェットも良いのではないでしょうか?
ちょっとしたプレゼント(納車祝いにも最適?)にも良いですね。
2022年10月10日
新型NX「デジタルキー」スマホ機種変更の注意事項(iPhone14 確認完了)
「デジタルキー」に関しては何度かアプリのアップデートは行われてはいますが、相変わらず車両への接続や切断のタイミングがわかりづらく、安定しているとは言い難い状態ですが、スマートキーを忘れた際にも使用できますし、「リレーアタック」対策にもなるので、一定の利用価値はあると思います。
(MOP代金が「33,000円」(UXは16,500円)と、3年後は月額料金がかかるのはかなり微妙ですが・・・)
今回、すでにデジタルキーを使用している方(iPhone13以前)がiPhone14など、 新しいスマートフォンに「機種変更」したときの注意事項 をまとめてみました。
多くの方がご存知のとおり、現在のiPhoneの機種変更は大変簡単になっており、基本的には、新スマホ(iPhone14)と旧スマホ(iPhone13以前)が手元にあればBluetoothやWi-Fiを利用して、ほとんど自動でデータの移行が行われますので、基本的には 「デジタルキー」アプリも自動的に移行されます 。
ただ、ここが問題で(当方の場合)デジタルキーアプリを新端末(iPhone14)で動作させると、「トヨタ/レクサス共通ID」の認証に失敗した旨のメッセージが表示され、 その後起動できなくなってしまいました。
具体的には、以下のような画面が表示され、 「OK」をタップしても、再度同じ表示が出続け 、アプリを終了しても再度同様の画面になり、 デジタルキーアプリが起動できなくなって しまいました。
また、その後、旧スマホ(iPhone13 pro)の「デジタルキー」アプリも同様の動作となり、 新旧デジタルキーアプリどちらも使用不可 となりました(笑)
ここで、「おいおい、勘弁してくれよ・・・」と思いましたが、ちゃんと、トヨタのデジタルキーのwebサイトに対応策が記載されていました。
(レクサスの方には細かく記載されていません)
デジタルキーを使用中の方で、今後スマートフォンの機種変更をされる方は、必ず目を通しておくようにしましょう。
https://toyota.jp/digital_key/////owner_takeover.html
1)新しいスマホ(iPhone14)に、デジタルキーアプリをインストール
https://toyota.jp/digital_key/////owner_flow.html#isLink02
【補足】 多くの方は、新スマホ(iPhone14)にすでにデジタルキーアプリが自動的に移行されたと思うので、 あらかじめデジタルキーアプリを削除(アンインストール) します
※これがポイントです!
2)TOYOTA/LEXUSの共通IDでログイン
https://toyota.jp/digital_key/////owner_flow.html#isLink03
【補足】 デジタルキーアプリを再インストールしたら、ログインします。
3)画面下部にある【キーの引き継ぎ】をタップ
【補足】 画面下の少々分かりづらいところにあります。
(せめて「ボタン」っぽいデザインであればもっとわかりやすいと思うのですが)
4)表示されているスマホから、引き継ぐスマホの【このスマホにキーを引き継ぐ】をタップします。
5)キーの引き継ぎの手順が表示されます。
6)本人確認のため、スマホの生体認証、もしくはパスコードを入力
7)【キーのダウンロード】をタップ
【補足】 すぐにダウンロードは完了します。
8)クルマとペアリングするキーを選択
9)クルマに近づき【ペアリングの開始】をタップ
10)Bluetoothペアリングが要求されます
11)登録完了
【補足】 リリース当初と異なり、 「10日間」クルマのメーターに「新しいキーが登録された」旨のメッセーが表示されること が追加されました。
12)車両に乗り込むと、なつかしいメッセージが
→10日間は表示されますが、これで販売店に問い合わせされてもこまりますよね・・・(この表示内容を変更したほうが良いと思いますが・・・)
13)新スマホ(iPhone14)でBluetoothの再設定を忘れないように
【補足】 当方は、何度やっても新スマホで登録できなかったので、一度旧スマホ(iPhone13)のBluetooth設定を「削除」してから試すと、登録に成功しました。同様に、エラー画面が表示される方は、旧スマホのBluetooth設定を一度削除するのが良いと思います。
(しかも、この画面も画面左上の小さい「?」をタップしないとだめなので、タズナが緩んで落馬しそうになりました・・・
15)Apple Car Playの再設定も
【補足】 落馬しないように、使用頻度の高いアイコンは右側にもってくると良いと思います。(レクサスアイコン、ミュージックアイコン)
iPhone 設定→ 一般 →CarPlay から変更ができます!
今後、スマートフォンの機種変更される方も多いと思いますので、デジタルキーを使用中の方は、自分で再設定が必要であることを覚えておいていただければと思います。
2022年10月08日
新型「NX」カスタマイズ〜「CARISTA」でワンタッチウィンカーの回数変更!
ご自分でさまざまな「車両設定」を変更したい、という方向けのOBD2ポートに接続して使用するツールで、輸入車オーナーの方であれば「コーディング」という名称を聞いたことがある方も多いと思います。
一部の市場向け、もしくは一部にグレードにのみ装備されている機能を使用可能にしたり、販売店でしか設定変更できないものを自分で設定変更できるようになるものです。
本ブログのコメント欄で教えていただいたものですが、約1ヶ月近く使用してみて特に不具合もなさそうなので記事化させていただくこととしました。
なお、一般的には「OBD2」ポートに点検時以外に外部機器を接続することは推奨されていませんので、 使用は自己責任となりますこと、ご理解ください 。
https://www.carista-japan.com
ツール自体はかなり安価(4980円)で、最初の1ヶ月経過後は、サブスクリプション制で別途利用料金(1ヶ月=1050円、12ヶ月=5400円)がかかる形式です。
車両には紐付いていないので複数車両を保有している方は、1つ購入して、1つのスマホで操作することが可能です。また、クルマを買い替えしても通信規格が変更されない限り使用できるのは嬉しいですね。
2011年〜2014年ぐらいに当方がアウディで使用していたツール(VCDS)は4万円ぐらいしていたことを思うと圧倒的に安くなりましたね。
▼Amazon CARISTA(正規販売店 JUNOS TRADING store)
▼楽天 CARISTA (正規販売店 JUNOS TRADING store)
CARISTA OBD2 アダプタ 国内正規品 オフィシャルサポート 愛車の整備 カスタム BMW MINI アウディ フォルクスワーゲン トヨタ レクサス 日産 インフィニティ 簡単コーディング デイライト OBD2スキャンツール 故障診断 DTC
価格:4980円(税込、送料無料)
(2022/9/17時点)
当方も以前アウディ車に乗っているときは、当時日本では一般的ではなかった「デイタイムランニングライトを有効化したりしていました。
「コーディング」というと、かつては一定の知識が必要で、少なくとも「モバイル用のPC」は必要でしたし、簡単な「英語」と「X進数」など基本的な知識が必要でちょっと敷居が高かったですが、このCARISTAは、小型の「OBD2ドングル」をOBD2ポートに接続し、設定変更の操作は「スマートフォン」でできるようになっているので、かなりお手軽に操作、設定変更が可能となっています。
使い方はとても簡単で・・・
?@専用アプリをスマートフォンにインストール
?AOBD2ドングルをNXのOBD2ポートに取り付け
?B車両の電源(エンジン)を入れる
?Cスマートフォンのアプリ「Carista」アプリをタップし、Bluetooth接続
最初の画面は次の通り。
複数の項目がありますが、「カスタマイズ」を触るだけであれば車両がおかしくなることはありません。
どんなことができるかは、車種により異なるようですが、新型「NX」においては、車両の説明書に記載されている設定はおおむねカバーしています。
また、説明書にかかれていない項目もいくつかカバーしており、それこそがまさに「Carista」の出番と思います。
もっとも有用と感じるのは、 「ワンタッチウィンカー」の自動点滅回数 の変更です。
新型「NX」では車線変更の際に便利な「ワンタッチウィンカー」が装備されていますが、車両上では設定ができません。
なお、販売店では設定変更ができるのですが、新型NX以前のレクサス車ではそもそも設定変更ができないので、販売店のサービス・メカニック担当の方でもご存知無い方もいらっしゃると思います。また、この設定変更のためだけにわざわざディーラーでお願いするのも・・・というかたもいらっしゃると思います。
しかし、この「CARISTA」を使えば、スマートフォンから簡単に設定できますのでその都度ディーラーに出向く必要がありません。
レクサス「NX」では 標準で「5回点滅」 ですが、これを 「オフ(無効)〜7階点滅」 に変更できます。
当方は、車線変更の際に「5回」だと微妙に短いと感じるときがあるので「6回」に変更していますが、一部のメーカーのように「3回」にすることも可能です
実際は3回だと、後続車に通知するというには短いように思いますが、適切な使い方をするのであれば、慣れた回数の方がよいかもしれませんね。
ちなみに、レクサス「IS」の2023年モデル(IS500含む)では、待望のワンタッチウィンカーが標準装備(5回固定)となりました!
(新型レクサスIS 2023年モデル説明書より)
あとは、新型NXでイグニッションがOFFになったあと、走行距離や燃費が表示されますが、 この表示時間を変更すること ができます。
通常では「30秒」ですが、ちょっと短い・・・と感じますので当方は「1分」にしておきました。
エンジンオフのあと少し作業をしていても、しっかりメーター内に表示されているので、これぐらいがちょうどよいと感じました。
ウィンドウ(ドア/ルーフ)関係も様々な設定があるので設定しておくと便利かもしれませんね。
ウィンドウ開閉機能もディーラーでしか設定できませんが、「CARISTA」だと設定可能のようです。
なお、当方も含め初期に納車された方の多くが不満に感じているアンビエントライトの「減光」(フラッドライト)ですが、この減光をしない設定もあります。これは、通常のアプリには存在せず、別途インストールできる、「ベータテスト(BEAT)」アプリに含まれていますが、当方が試したところ、 日本仕様のNXにおいては動作しません 。
ちなみに、この「フラッドライト」を「いいえ(無効)」にすると、Pレンジ以外にした場合、本来はアンビエントライトが「減光しない」はずですが、日本仕様の車両においては、アンビエントライトが 「消灯」 します。(「Pレンジ」でもとに戻りますので、あせらず、再度このツールで「はい(有効)」にすれば大丈夫です)
日本仕様においては、ECU自体の制御が海外仕様と異なるのでしょう・・・残念です。
ちなみに、レクサス 「LC」でも同様の設定項目(フラッドライト)があるのですが、このNX同様の動作をします ので、日本市場では適合しないものと考えられます。
「ベータテスト」に参加するには、別途アプリをインストールする必要があるのですが、かなりマニアックな項目もあります。
設定変更しても動作するか不明なものとか、よく機能がわからないものもあるので、ベータテストで設定変更するものは完全に自己責任の世界ですね。
ただ、もとに戻すのも簡単で、(全部はためしてませんが)当方がテストした範囲では特に問題となるようなものはありませんでした。
自信の無い方は「ベータテスト」のアプリは使用しない方が良いでしょう。
■エアコン関係(ベータテスト)
■スマートキー感度関係(ベータテスト)
なお、「降車時オートロック」、「ハンズフリー クローズ&ロック(ウォーク・アウェイ機能)」といった販売店のみで設定できる便利な隠し設定は、「CARISTA」にはありませんでしたので、日本独自の仕様なのかもしれません。
この「CARISTA」については、こまめに設定変更したい!というカスタマイズ思考が強い方にはなかなかおすすめできるツールと思います。
1個もっておいて、あとは好きなときに課金すれば、車両を入れ替えても使えるのはとても優れていますね。
2022年10月06日
新型レクサス「NX」契約・納車予定時期一覧更新!(9/14版)
ご承知のとおり、新型NXはしばらくメーカーあて発注できない状態が続いておりますが、つい先日(9/10)には、 納車待ちのオーナーの方を対象とした、「下山コースの体験ツアー」 が実施されたようです。
応募者多数につき、残念ながら落選となった方にも心ばかりの品が進呈されたとか・・・?
まだまだ多くの契約者さまが納車待ちとなっている状況ですので、引き続きメーカーサイドには納車待ちの方の方をサポートする仕組みやイベントを展開いただければと思います。
開発陣のブログ「TEAM LEXUS BLOG」のコンテンツは毎週更新されていますので、契約者の方は定期的に 「NXご成約者様限定特設ページ」をチェック しましょう!
さて、情報の前に1つ小ネタを・・・
レクサス「NX」では、簡単なカスタマイズとして、「ドアカーテシランプ」の交換をされる方もいらっしゃると思いますが(レクサスの他車種のロゴ入りカーテシランプや、Amazon等で販売している社外品カーテシランプ、その他高輝度LEDなど)その際、簡単に取り外すためのツールの紹介です。
試していませんが、おそらく「ES用(2023年モデル)」はマッチするのでは・・・と思います。
( レクサスES ディーラーオプションカタログ P17より)
レクサスのカーテシランプは多くの車種でがんばれば「手」のツメを使えば工具なしでも取り外しができますが、新型NXについては、構造上、カーテシランプの部品とドアトリムの隙間がとても狭く、手で外すのは困難です。
強引に市販の内張り剥がして外そうとしても、カーテシランプの周りに傷がつくか、そもそも外せなくて困る方も多いです。
そこで、今回、誰でも簡単に外すことができる(しかも安価な)ツールをご紹介いたします。
カーテシランプの取り外し以外にも、レクサスの内装パーツ外しや、家庭内の汚れ落とし(石材、洗面所、お風呂場etc…)にも使える便利なツールですので、何種類か備えておくとなにかと便利です!
【YouTube動画】新型レクサスNX だれでも簡単にドアカーテシランプ交換!
使用するのは 「カーボンはがしヘラ」 という、井上工具(株)から発売しているツールで、先端が大変細いのが特徴です。
金属製ではないので、傷がつきにくく、かなり狭い場所にもグイグイ入ります。
耐久性はそれほどありませんので、先端が丸まったり欠けたりしたら交換しましょう。1つ150円〜200円程度と、大変安価なので複数購入しておくと便利です。20mmと40mmが内装用としては使いやすいです。(ドアカーテシ用には20mmがベストです)
▼Amazon カーボンはがしへら(20mm) 最小購入数=8
▼Amazon カーボンはがしへら(40mm) 最小購入数=1
▼楽天 カーボンはがしへら (20mm) 最小購入数=1
【井上工具 INOUE】井上工具 17040 カーボンはがしヘラ 20mm
価格:130円(税込、送料別)
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さて、以下は契約日ごとの納車予定一覧です。
2022年10月以降納車予定の方のアナウンスも徐々に増えてきましたね!
しかし、最近納車報告をいただくのは「NX350h」と「NX450h+」の方しかほぼいらっしゃらないということで、これは偶然なのでしょうか?
■新型レクサス「NX」契約・納車予定時期一覧(2022/9/14版)[契約日→納車日順]
▼その1: 8月19日契約(1)
▼その2: 8月19日契約(2)
▼その3: 8月19日契約(3)
▼その4: 8月19日契約(4)
▼その5: 8月19日契約(5)
▼その6: 8月20日契約(1)
▼その7: 8月20日契約(2)
▼その8: 8月21日契約(1)
▼その9: 8月21日契約(2)
▼その10: 8月22日契約(1)
▼その11: 8月22日契約(2)
▼その12: 8月23日〜8月25日契約
▼その13: 8月26日〜8月27日契約
▼その14: 8月28日契約
▼その15: 8月29日契約
▼その16: 8月30日〜8月31日契約
▼その17: 9月1日〜9月4日契約
▼その18: 9月5日〜9月19日契約
▼その19: 9月20日〜10月31日契約
▼その20: 11月1日〜12月19日契約
▼その21: 12月20日以降〜
また、引き続き納車済の方は ご納車済の情報とともに簡単なインプレッションをいただければ納車待ちの皆様のご参考になるかと思いますのでぜひご協力をお願いいたします。
2022年10月04日
レクサス新型「NX」は定番か? CG誌 ジャイアントテスト「NX」登場!
お盆明け後から、9月、10月、11月あたりの納車日確定ご報告が増加しているようで、着実に生産が進んでいるようです。
近々最新の契約者さま情報も更新させていただきます。
さて、カー雑誌、カーグラフィックでは、定期的に「ジャイアントテスト」を実施しています。
今回、レクサス新型「NX」がジャイアントテストに登場!
ジャイアントテストは、複数の評価項目で、なるべく可視化された数値や評価基準を元に、複数の専門家がチェックするもので、特定の専門家の意見だけで評価が決まらないという点では非常に合理的なものです。
なお、先代「NX」は、ジャイアントテストで1位を獲得しているのを思い出しました。
■今回の評価車
以下の通り、レクサス以外はすべて輸入車であり、比較対象として検討された方もいらっしゃるでしょう。
BMW「X3」とメルセデス「GLC」がなかったのはちょっと残念といえます。
・アルファロメオ/スティルヴィオ・ヴィローチェ
・アウディ/Q5 40TDI クワトロ s-line
・キャデラック/XT4スポーツ
・ランドローバー/ディスカバリースポーツ R・ダイナミックHSEくHSE PHEV P300e
・レクサス/NX350 F SPORT
・ボルボ/ XC60 B5 AWDインスクリプション
■評価基準
・加速性能
・燃費
・乗り心地
・操縦安定性
・パッケージ/ドライビングポジション
・商品力・安全装備
・パーソナルチョイス
結果は、カーグラフィック2022年10月号を御覧ください。新型レクサスNXオーナーは必見です!
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なお、レクサス「NX」に関して、レクサス「UX/ES」(2023年モデル)で追加設定された、純正のディーラーオプション「HDMIケーブル」で外付けのブルーレイディスク再生装置やiPhoneを接続できないかテスト中ですので、後日レポートさせていただきたいと思います。
2022年10月02日
レクサスコレクション「2022年秋冬」は魅力的な新作多数!マクレビのアレも!
速やかにレクサス販売店の担当者から連絡が入ると思いますが(当方にはすでに連絡ありました)ハイブリッドモデルの方(NX350h、NX450h+)は車両に搭載された車載通信機による「OTA」アップデートで対応が可能のようです。
アップデートファイルは9月2日から配信されるようですので、適用が終わり次第、レポートさせていただきます。
https://lexus.jp/recall/2022/recall_220901.html
なお、このアップデートプログラムには、6月1日に配信されて、その後配信が「中止」となったナビゲーションシステムのアップデートプログラム(機能改善)も含まれていると思われます。
ワイヤレスでの「Apple Car Play」や、ナビゲーションシステムの「一般道優先検索」などは大変便利ですので、ぜひ多くの車両に早く適合してほしいものです。
さて、今回の記事のメインは 「レクサスコレクション」の2022年秋冬版 の登場について。
https://lexus.jp/magazine/collection/lexus-collection/
かなりアイテム数が充実してきたレクサスコレクションは、原則店舗のみでの販売となっています。
レクサスオーナー以外でも購入できますが、少し敷居が高いかもしれませんので、「公式オンラインショップ」があっても良いのでは、と思いますが。
(同時に「松山英樹コレクション」もリニューアルされています。こちら、ゴルフファンに大変人気があるようですね)
さて、今回のレクサスコレクションは、今までの中でもかなり 気にある新作 が投入されております。
当方が「コレは!」と感じたアイテムをピックアップさせていただきます。
最近は、「UX」や「NX」の投入で新規オーナーさまも増えてきており、一部のレクサスコレクションは早期に完売もしくは予約となることもあるので、気になるアイテムがある場合は早めに販売店でお求めいただくのが良さそうです。
まずはなんといっても驚きなのは、 「マークレビンソン」のワイヤレスヘッドフォン !
レクサスのメーカーオプションとしても同じみの「マクレビ」ですが、ついに流行のワイヤレスヘッドフォン(ノイズキャンセリング機能付き)を投入。
識者によると、どうやら2022年6月頃に発売された 「マークレビンソン No.5909」 と同じものと推測されます。
違いは「LEXUS」ロゴぐらいのように見えます。なんとなく本体の一部のカラーが若干異なるようにも見えますが、同じかもしれません。
また、ヘッドバンドやイヤークッションにはプレミアムレザーを採用、 イヤーカップはアルマイトフレームにメタリック加工が施されているとのことですが、なんといっても市場価格が約「12万円」と非常に高価なモデル。
そして、このレクサスコレクションのヘッドフォンは「149,600円」であり、価格差が約3万円あるので、 LEXUSロゴ以外にも「付属品など」何らかの違いがあってほしいところ ですが・・・ぜひ実物を見てみたいところです。
なお、このヘッドフォン(Mark-Levinson - No5909)自体は大変評判が良いようで、オーディオマニアの間では有名のようです。
ネット通販でも取り扱いはわずかですがあります。
レクサス店での同アイテムの購入は受注生産のようですが、確実に購入できると思われますので、それがメリットなのかも?
▼Amazon Mark-Levinson - No5909
▼楽天 【Mark Levinson正規販売店】Mark-Levinson - No5909
在庫あり、価格は122,110円+ポイントですので、レクサスコレクションのものより3万円ほど安いですね
Mark-Levinson - No5909[MLNO5909BLK](ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン)【在庫有り即納】
価格:122110円(税込、送料無料)
(2022/9/1時点)
「スマートフォンポシェット」(P26〜27)
鮮やかな7色カラーで、カードスロットも設けられており、ちょっとしたドライブならこれにスマホと運転免許証、オーナーズカード、クレジットカード類を挿れておけば財布要らず・・・ファスナー内部にはポケットもあるのでなかなか便利なのではないでしょうか?
これは当方、週末にでも早速購入してみたいと思います。
「コースターセット(HINOKI)RZ」(P40)
発売当時は売り切れ多発で予約待ちが発生した、レクサスLCのコースターセットですが、第2弾として「RZ」のコースターセットが登場。
車自体の登場は果たしていつになるのか不透明ですが、RXより先に「RZ」のアイテムが登場!
少し価格がLCのコースターより上昇していますが、確かにレーザー切削加工の領域が複雑かつ面積も広いように思います。
「カップ&ソーサーペアセット」、「マグカップペアセット」(P42)
日用品のスピンドルパターンを施したカップ類も魅力的!
特に、マグカップの方は、「プラチナム」「ゴールド」のペアでなかなかに魅力的。
納車式のプレゼントにも良さそうですね!
「マグカップペアセット(ソロカフェ)」(P43)
なんと、レクサスLCのスケッチ画が内側底面に絵付けされているという、自然感あふれるベージュとグリーンのマグカップ。
マグカップとしては背が低めなので、通常のコーヒーカップとしても活躍しそうです。
これは、レクサスLCオーナーさまは必見のアイテムではないでしょうか。
実物のカラーをみて、購入を検討したいと思います。
「スマートキーケース(スピンドルパターン?U)」(P47)
お馴染みのキーケースですが、このスピンドルパターン?U、かなりクールだと思います。
特に、レッドのやつはスピンドル柄がとっても映えていて、とてもおしゃれだなぁ・・・と思いますので、フレアレッド内装の方、ぜひいかがでしょうか?
「スマートキーケース(スピンドルパターン?U)」(P47)
同様デザインで「カードキーケース」もあります。
(当方は、カードキーを使用せず、クレジットカード、JAFカード、運転免許証を入れて、デジタルキーと併用しています)
ポケットマーカー(タイヤ&ホイール)(P61)
なんと、レクサスLCの21インチ鍛造ホイールをイメージしたゴルフ用のマーカーです。
キャリパー(LEXUSロゴ入りや2ピースのローターも再現されています!
2分割して、大きさの違い2種類のマーカーがセットになっているということで、これはレクサスLCオーナーさまは要注目では?
当方ももちろん購入決定です!(ゴルフはめったに行きませんが・・・)
レクサスコレクション(毎回言っていますが)もう少し車内で使用するアイテムが増えてほしいなぁ・・・と思っているのと、appleのAir-tag(エアタグ)に対応したケースの販売を望んでいたのですが、それは叶いませんでした。
しかし、今回の新作は個人的に結構、食指が動くアイテムが多く、実際の実物もチェックのうえ購入検討してみたいと思います。
多くのブランド輸入車にもこういったメーカー公認のアイテムが準備されていますが、レクサスは毎年2回、継続的に多くのアイテムを幅広く提供しているのは大変好感がもてますし、ブランドに対する愛着もますので、今後も魅力的なアイテムをぜひ提供してほしいものです。
2022年10月01日
レクサス新型「RX」欧州で先行発表!新たな仕様も判明!
欧州に関しても一部市場で価格が公開され、web上でも予約が開始されているなど、欧州市場では新型RXの販促活動が先行して行われています。
https://www.lexus.eu/car-models/the-all-new-rx/pre-order/
そんな中、今回欧州市場で、8月29日付で新型「RX」に関するニュースリリースが公開されました。
日本版のニュースリリースにない情報もいくつかありましたので簡単に紹介させていただきたいと思います。
https://www.lexus.eu/discover-lexus/lexus-news/#lexus-news-hero
https://newsroom.lexus.eu/the-all-new-lexus-rx/
■動物由来の本革素材の使用制限
高級車を中心に、動物由来の本革の使用が徐々に縮小(レザーフリー)しているようで、RXでは一部グレード(日本ではおそらく「標準」グレード)で、シート、ステアリング、シフトノブを中心に、動物由来ではない素材(合成皮革?)を中心とした素材に置換されるようです。
( https://newsroom.lexus.eu/the-all-new-lexus-rx/ より。以下同様)
今までは、”標準”、”F SPORT”、"version.L"どのグレードを選択しても、ステアリング、シフトノブのベースとなるのは「本革」でしたが、これが今後は異なるのかもしれませんね。新型RXでは、人工皮革の「ウルトラスエード」を積極的に採用しているのも、「レザーフリー」の第一歩なのでしょう。
■フェードインイルミネーション
ブレードスキャン式AHSを備える3眼フルLEDヘッドライトには、 「フェードインイルミネーション」 を備えているとのこと。
フェードインなので、点灯の際に「パッ!」とつくのではなく、「じんわり」点灯するのでしょうか?レクサスでは今までに無い表現ですので、新型「RX」ならではの演出でしょうか?
■”F SPORT”のシートは「ブラック」と「ダークローズ」の2色
残念ながら、北米と同様、欧州でもF SPORTの内装色は 「ブラック」、「ダークローズ」の2色のみ のようです。
だいたい3色〜4色から選択できるのがレクサスの魅力ではありましたが、2色はちょっと寂しいですね・・・
■軽量化は細かなところまで
新型RXは従来型より 「90kg」もの軽量化 をしたことはすでに明らかになっていましたが、給油口カバーや、RX450h+の給電ポート付近のパーツを スチールから「樹脂製」に置換する などの取り組みも行われているとのこと。軽量化に関しては、かなり徹底してますね。
■AVSは”F SPORT”に加えてラグジュアリークラス("version.L"相当)にも?
これは嬉しいニュースです!
北米では、F SPORTのみの設定 である減衰力可変サスペンション(AVS)ですが、欧州仕様では、日本では"version.L"に相当する 「Luxury」グレードに標準装備されることが明らかに!
ここ最近のモデルでは、”F SPORT”=AVS、それ以外のモデルにはコンベンショナルなダンパーを使用するのが定番となっていましたが、果たして日本市場ではどうなるでしょうか?
■”F SPORT” のブレーキローターは「400mm」と大型!
21インチホイールと組み合わせられるブレーキローターは「400mm」の大口径で、これはレクサス 「LSのF SPORT」および「LC」と同サイズ! (まったく同じパーツの可能性もあり?)
かなり本格的で、IS500と比べてもかなり大きいものが使用されています。
■RX450h+とRX350hには、新開発のブレーキシステムを搭載
RX 450h+とRX 350hに装備され、ドライバーのブレーキペダルの踏み込みとサスペンションの垂直方向の動きに応じて、 前後のブレーキ力配分を変化させる、新開発のブレーキシステムを搭載 とのこと(ビークルポスチャーコントロール)
これにより、ブレーキ踏み込み時のボディの沈み込みのコントロールなど、乗り心地、車両の姿勢安定性の向上が見込めそうです。
新型RXについてはNXより大きく、重いボディを確実にとめるため、ブレーキシステムにはしっかり手が入っているようです。
■後輪操舵(DRS)は、”RX500h”のみ
新型クラウンクロスオーバーでは、全車「DRS」(Dynamic Rear Steering)を採用していますが、 新型RXに関しては、「RX500h」のみの搭載 とアナウンス。これも北米仕様と同じですので、日本仕様に関しても同様と考えられます。なお、後輪の最大切れ角は「4度」とかなり大きめです。
■トレイルモード搭載!
滑りやすい路面や凸凹道の走行時に車輪のスリップ等を防止するため、タイヤの動きを統合制御する「 トレイルモード」をRXとしては初搭載 !
(新型「NX」ではAWDシステム搭載車にも装着済)
■RX450h+とRX500hのパフォーマンス差は?
北米ではプラグインハイブリッドの「RX450h+」が投入されませんので、「RX450h+」と「RX500h」のパフォーマンスの違いが分かりづらかったですが、欧州仕様では「 RX450h+」は0-100km/h加速タイムが約「6.5秒」、RX500hが約「6.2秒」と発表 。(RX350hは「約7.9秒」、「RX350」(ガソリン)は「約7.6秒」とアナウンス、これらとは明らかな差があります)
■21スピーカーの上級マークレビンソン
「スピーカー数が多い=音質が良い」は必ずしも成立しませんが、クラウン・クロスオーバーの上級グレードが「10スピーカー」、新型NXが「17スピーカー」を備える中、RXでは、より上級の 「21スピーカー」を採用 、北米では「Pure Play」のネーミングが付加され、現行RXマクレビの15スピーカーを大きく超え、ドアトリムにも専用加飾(スピーカー)が加わるなど視覚で楽しむ効果もありそうです。しかし、「納期」には注意でしょうか?
■新構造のパワーシート
「スライド(前後)、リフト(上下)、リクライニング」の位置を同時に調整できる、 レクサス初の新パワーシート調整システム を搭載とのこと。
また、従来の「パワーイージーアクセスシステム」には、乗降がしやすいよう、 シート座面の「自動リフトダウン機能」 を追加とのこと、これはまさに「おもてなし」感がありますね!
なお、レクサスLSには一部のグレードで、シートのサイド部分(土手)の角度を変えたり、エアサスペンションで乗降時に車高を調整する機能がありますが、レクサスRXのシステムは、単純ではありますが、効果がありそうです。
■ドアポケットにもアンビエントライト
レクサス「LS」にはドアポケット周辺を照らすライト(行灯をイメージ)がありましたが、RXでは、 「ドアポケット」 にも、マルチカラーのアンビエントライトを一部グレードで採用との正式アナウンスあり。ドアポケットへのライティングは実用的でもありますし、今後の他車種への展開も期待したいですね。
欧州のニュースリリースで新たに公開された画像でも、特段のサプライズはありませんでしたが、海外市場ではすでにマスメディア・モータージャーナリストを中心とした実車がお披露目、レポートが続々行われております。
新型「RX」に関しての日本仕様の発表も、そう遠くないハズ・・・!予約開始時期・方法は未だに不明ではありますが、これらの情報から、近々なんらかのアナウンスがありそうな気もします・・・発売当初はすべてのパワートレーンは準備されていないかもしれませんが、期待しましょう!