2023年01月30日
新型レクサス「NX」ついに実質初の「OTA」アップデート予告!
車両のイグニッションオン後、しばらくすると、案内の通知が届きます。
残念なのは通知の「余白」が気になるところですが・・・
通知を見る限りは、「運転支援機能」のアップデートが行われる見込みです。
ソフトウェア更新自体はアプリを使用するようですね。(なぜ自動でアップデートされないのかはわかりません)
メニュー画面のコネクテッドメニュー右下の「□」のアイコンをタップすると「コネクテッドメニュー」に遷移します。
現時点では殺風景な「コネクテッドメニュー」に、「運転支援アップデート」アイコンが追加されるとのこと。ということは、アップデート自体は「手動」で任意のタイミングで実施するということなのでしょうか・・・
なお、コネクテッドメニュー右上の「お知らせ」アプリをタップすると、先程のアップデートのお知らせの通知が配信されています。
さて、肝心のアップデート内容はまだ明らかにされていませんが、 おそらく新型「RX」や新型「プリウス」に新規に搭載されているものではないか と予想しています。ざっと、予想される内容をおさらいしてみます。
■プロアクティブドライビングアシスト
「信号交差点に対する右左折時減速支援」
「車線内走行時常時操舵支援」
* レクサス新型「RX」機能詳細カタログ P45 より
これらに関しては、新型「RX」で初採用され、先日発表された新型「プリウス」でもトヨタブランド初搭載として発表されたものです。
プロアクティブドライビングアシスト[PDA]は、大変有用な安全支援装置ですが、これからも継続的にアップデートしていくものと思いますので、期待したいところです。従来は「マイナーチェンジ」を待たねば先進安全装備のアップデートは行われませんでしたので、これがリモートでアップデートするのはすばらしいですね。
「PDA」の制御が自分のフィーリングに合わないという方も多いと思いますが、「自分の運転スタイルに問題があるかもしれない」と見つめ直すきっかけにもなると思います。本当に合わない場合はショートカットメニューからかんたんに「OFF」にもできるのは良いところですね。
■セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)
* 「新型レクサスRX 機能詳細カタログ」 P52より
こちらも、新型「RX」で初採用され、先日発表された新型「プリウス」でもトヨタブランド初として発表されたものです。
ブラインドスポットモニターのセンサーを活用し、 衝突可能前からブレーキを作動させ二次被害を防ぐ というもので、めったに体験できない機能ではありますが、万一の際には非常に心強いシステムとなっています。
こちらは、既存のブラインドスポットモニターのセンサーを活用するため、ソフトウェアでのアップデートが期待できそうです。
■後方車両接近告知
* レクサス新型「RX」機能詳細カタログ P50 より
いわゆる「あおり運転」等をいち早く検知する機能で、後方から急接近する車両を検知し、 インフォメーションディスプレイとブザーで警告する機能 。
こちらもブラインドスポットモニターのセンサーを使用しているためソフトウェアでのアップデートが期待できそうです。
上記のほか、多くのユーザーから「ちょっと使いづらい」との声が多い、「レーンチェンジアシスト[LCA]」の操作性改善にも期待したいところです。
(「LCA」はオプション装備なので優先度合いは下がると思いますが)
さて、アップデートの配信は1月中旬以降、ということですので来週末までには発信が期待できます。
ようやく不具合以外の「OTA」配信が行われるということで、おそらく同様のアップデートはトヨタブランドの新型車(TSS+3.0の車)にも適応されるかと思いますので、楽しみですね!
そして、その後はぜひ「ナビ/スピードメーター」の表示改善の「OTA」にも期待です。
こちらは無償ではなく、趣味性の高いものは「有償」でも良いかと思いますので、可能であれば、 トヨタ/レクサスとはデザインの差別化をした上でアップデート対応 してほしいと思います。
趣味性の高い例として、「先代NX/RX」のスピードメーターを再現(あえてレトロ方向へ回帰)、「外国語表記への対応」など・・・
2023年01月29日
新型レクサス「NX」2023年モデル オプション一覧 (version.L)
今回は、人気のインテリアカラー「ヘーゼル」が選択できる "version.L"の 2023年モデルの新型「NX」の「メーカーオプション」一覧 です。
新型「NX」はメーカーオプションの種類が多いですが、価格が高めな「3眼フルLEDヘッドランプ」や「後席電動リクライニング/リヤシートヒーター」などが標準装備されておりますので、最終的な支払金額においては”F SPORT”に比べて安価に抑えることが可能ですから、「ヘーゼル」や「リッチクリーム」といった”標準F SPORT”にはないインテリアカラーが魅力的です。
新型「NX」はメーカーオプションの種類が大変多く少々分かりづらいため、 一覧表に「新旧」まとめて表示しております ので、2023年モデルに切替えされる方のご参考になれば幸いです。
なお、 あくまでもメーカー発表の正式情報ではありませんので、ご参考程度 でお願いします。実際の価格や仕様は、販売店にてご確認ください。
■新型「NX」メーカーオプション一覧 (2023/1/9 ver)
<緑=標準装備、黄=MOP、灰=設定無し。濃い色の箇所は変更があった点>
*特別塗装色のボディカラーについては割愛しています。
<車両本体価格>
”F SPORT”標準と同様、基本的に 全車「96,000円」 のアップとなりますが、これは 装着率が90%近い、「パノラミックビューモニター+先進ADASセット」のメーカーオプション価格(95,700円)を「標準装備化」 したことによるものと考えられ、多くの方にとっては実質的に変更はありません。むしろ、車両価格に上乗せされることにより、リセールバリューの向上が見込まれます。
* レクサスRX webカタログ P53より
ただし、「NX450h+ "version.L"」に関しては、 「155,000円」のアップ となるようですが、これは 「後席電動リクライニング機能」が標準装備化(約55,000円) されることによるものと思われますので、おおむね、追加装備分の値上げと言えます。
<オプション価格>
新規メーカーオプションについては、ここ最近のトヨタ/レクサスブランド車でも積極的に設定されている ディスプレイオーディオ連動の「ドライブレコーダー」(前後方対応)が追加 されています。価格は「42,900円(税込み)」と、新型「RX」と同等です。
* トヨタ クラウンクロスオーバーwebカタログ(P119より)
"version.L"においても新設定の「ノーマルタイヤ」(ランフラットタイヤではない)を選択することが可能となりますが、この場合のホイールも制限がある模様です(おそらく「ダークグレーメタリック×切削光輝」は選択不可?)
また、既報通り、CD/DVDプレイヤーを聞くことができる 「別体型ディスクプレイヤー」は廃止 されているようです。
[追記:すでに「別体型ディスクプレイヤー」を選択してご契約されていた方のみ、部材を確保しており装着が可能とのことです]
その代わりに、新型「ES/UX/LS/RX」で採用済の ディーラーオプションで「HDMI端子」が設定 されています。
しかし「HDMI端子」は部品は安いのに「工賃」がかなり高いんですよね。DIYされた方ならわかると思いますが、施工作業は大変めんどくさいです。これなら車両価格が「5000円」程度上昇しても良いので全車標準装備してくれたほうがトヨタ/レクサスの差別化になるのではと思います(日本以外の海外では需要がないのかもしれませんが)。
* レクサス「RX」ディーラーオプションカタログ P27 より
「NX450h+ "version.L"」においては、 「パノラマルーフ」は見送られましたが、「マークレビンソンサラウンドサウンドシステム」は新設定されました パノラマルーフは「約30kg」と大変重い ので、なんとか「マクレビ」は選択可(マクレビは+10kg)となったのでしょうか。
ルーフの重量増は相当に運動性能の低下に繋がり兼ねませんので、PHEVの気持ちの良い走行性能を保つためにはやむを得なかったのかもしれません。
* レクサス「NX」webカタログ P53より
次回は2023年モデルの「主な変更点(予想)」について取り上げてみたいと思います。
同様に新型「RX」についても、ユーザーや販売店の声を反映して、年次改良で商品力を高めてくる可能性はありますね、期待しましょう!
年次改良モデルについては、お馴染み「CSK REVIEW CHANNEL」にて取り上げられるそうですのでこちらも要チェックです!
2023年01月28日
新型レクサス「NX」2023年モデル オプション一覧 (F SPORT)
2023年、レクサス車の「年次改良」第1弾は、納車遅延のため見送られていた「NX」の年次改良が3月頃に行われる見込みです
とはいえ、 新車受注が停止されている状態に変化はありません ので、2023年モデルを購入できるのはすでに昨年から契約済の方のみとなります。
今回は、人気の”F SPORT”の 2023年モデルの新型「NX」の「メーカーオプション」一覧 です。
新型「NX」はメーカーオプションの種類が大変多く少々分かりづらいため、 一覧表に「新旧」まとめて表示しております ので、2023年モデルに切替えされる方のご参考になれば幸いです。
なお、 あくまでもメーカー発表の正式情報ではありませんので、ご参考程度 でお願いします。実際の価格や仕様は、販売店にてご確認ください。
■新型「NX」メーカーオプション一覧 (2023/1/8 ver)
<緑=標準装備、黄=MOP、灰=設定無し。濃い色の箇所は変更があった点>
*特別塗装色のボディカラーについては割愛しています。
車両価格については、基本的に 全車「96,000円」 のアップとなりますが、これは 装着率が90%近い、「パノラミックビューモニター+先進ADASセット」のメーカーオプション価格(95,700円)を「標準装備化」 したことによるものと考えられ、多くの方にとっては実質的に変更はありません。むしろ、車両価格に上乗せされることにより、リセールバリューの向上が見込まれます。
* レクサスRX webカタログ P53より
ただし、「NX450h+ F SPORT」に関しては、 「155,000円」のアップ となるようですが、これは 「後席電動リクライニング機能」が標準装備化(約55,000円) されることによるものと思われますので、おおむね、追加装備分の値上げと言えます。
*レクサス「NX」webカタログ P25より
新規メーカーオプションについては、ここ最近のトヨタ/レクサスブランド車でも積極的に設定されている ディスプレイオーディオ連動の「ドライブレコーダー」(前後方対応)が追加 されています。価格は「42,900円(税込み)」と、新型「RX」と同等です。
* トヨタ クラウンクロスオーバーwebカタログ(P119より)
”F SPORT”においても新設定の「ノーマルタイヤ」(ランフラットタイヤではない)を選択することが可能となりますが、 この場合のホイールは「ブラック」のみ となる模様です。(スーパーグロスブラックメタリックは選択不可)
少し謎の選択肢ですが、これも生産の効率を少しでも高める戦略の可能性がありますね。
また、既報通り、CD/DVDプレイヤーを聞くことができる 「別体型ディスクプレイヤー」は廃止 されているようです。
[追記:すでに「別体型ディスクプレイヤー」を選択してご契約されていた方のみ、部材を確保しており装着が可能とのことです] (新MOPの「ドライブレコーダー」との併用装着不可)
その代わりに、新型「ES/UX/LS/RX」で採用済の ディーラーオプションで「HDMI端子」が設定 されています。
「NX450h+ ”F SPORT”」に期待されていた、 「パノラマルーフ」と「マークレビンソンサラウンドサウンドシステム」の追加設定は見送られた 模様で、やはり「重量増」などシビアな問題があるのかもしれません。
新型レクサス「NX」での初回の年次改良は意外に変更点が多い印象ですので、次回は2023年モデルの「主な変更点(予想)」について取り上げてみたいと思います。
同様に新型「RX」についても、ユーザーや販売店の声を反映して、年次改良で商品力を高めてくる可能性はありますね、期待しましょう!
2023年01月25日
新型「NX」バッテリーあがり対策?「充電器」を小型ポータブル電源「RIVER2」で使用してみた!
当方のような自分でDIY作業をする方は(バッテリー端子を外すのも面倒なので)ついそのまま作業してうっかり「バッテリーあがり」をやってしまいますが、今までバッテリーあがりの経験がない方でも発生しているようで、これはちょっと不安になりますよね。
「新型NX」のバッテリーあがりは 「比較的短時間で、ほぼ無予告で突然バッテリーがあがる」 ことが多く、「車内から”カチカチ”」とe-ラッチ等の音がした瞬間にバッテリーがあがり、その後ヘッドライトが「チカチカ」としばらく点滅するのが特徴のようです。
当方も今まで「3回」バッテリーあがりを経験していますが、いずれも上記の症状が発生しました。
とはいえ、通常の使用において、バッテリーあがりが発生することはまずありませんので、その点はご安心ください。
概ね発生するのは 「ドア・ラゲージドアを開けながらDIY作業」、「長時間ラゲージを開けて出し入れや車内清掃」、「車内でエンジンをかけずにオーディオやナビ操作」、「ドラレコの駐車監視機能を使用した場合」、「長期間(2週間など)長期間乗らなかったケース」 かと思います。
経験上、やはり寒い時期(冬季)に起きやすいので、上記のような作業をする場合は、バッテリーあがりを防止するため、地方自治体が定める「アイドリングストップ規制」に則った上で、これからの季節については、 なるべくエンジンをオンにした状態とする ことをおすすめします。
とはいえ、いざというときのために 「バッテリーあがり」が発生した場合はどうするか? JAFなどのロードサービスも到着まで数時間かかることもありますので、知識として知っておくことをオススメします!(NXでは説明書も電子化されているので、スマホで調べるのも面倒です)
手っ取り早いのは「ジャンプスターター」を使用することですが、そもそもどこに「バッテリー(補機バッテリー)」があるのかを知っておく必要があります。新型NX(最近のレクサスはすべて共通)は、 リヤラゲージボード下に「補機バッテリー」 があります。
ただし、 補機バッテリーがあがると、「電動ラゲージドア」がそもそも開かない ので、ここにアクセスするのは大変となります。
なお、「ラゲージ」に荷物があって、どうしても開けたい場合の開け方は過去の記事にしていますのでぜひご参照下さい。
今後「NX」が納車される方には、ぜひ知っておいていただきたいと思います。 (知っておいて損はありません)
▼新型「NX」全オーナー様に覚えておいてほしいこと&ラゲージドアLED換装
http://www.namaxchang.com/article/485571842.html
ラゲージにアクセスできない場合は、 ボンネット内にある「救援用端子」 を使用します。
ハイブリッド車とガソリン車で微妙に位置が違いますが、ほぼ共通です。もちろん説明書にも記載がありますが、探すのが結構面倒です。
■ボンネット内の救援用端子の位置
1)ボンネット右上のヒューズボックス内部にありますので、ツメを3箇所外します(かんたんです)
2)赤色の端子カバーを外します。パカッと手前側が外れます(かんたんです)
3)赤丸印の部分(左側面)に金属の端子がありますので、これが「プラス」端子です。
ここに「ジャンプスターター」や「バッテリー充電器」の「プラス」を接続します。
4)バッテリー充電器(当方の場合は、メルテック「MP-220 」を使用)の「プラス」→「マイナス」の順に接続します。
悩むのが「マイナス」をどこに接続するかですが、サスペンションタワーの上にある「金属ボルト」で大丈夫です。
▼Amazon メルテック MP-220 (※タイムセールでは安くなっていません)
今回は使用しませんが、「ジャンプスターター」を使用するときも同様です(当方もNXで使用しています)。
▼ DINKALEN ジャンプスターター (25%オフクーポン配布中)
バッテリー充電器、メルテック「MP-220」の端子はしっかりしているので、マイナス端子(黒色)は、ここに接続すれば大丈夫です。
角度を変えて撮影。
バッテリー充電器「MP-220」は小型なので、ボンネット内におけます(が、一応落下しないよう注意しましょう)
このあと、バッテリー充電器「MP-220」の ACコンセントをプラグ に刺します。
なお、当方の「NX350h」は自宅外に駐車場があるので、 今回片手で持ち運びできるポータブル電源「エコフロー RIVER2(リバー2)」 をAmazonタイムセールで新たに購入しました。
▼Amazon EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2
タイムセールで「約25,000円」程度で販売中
エコフロー RIVER2(リバー2)です。
なんと、わずか 「3.5kgの超軽量」 で片手で持ち運びでき、安全性が高いと言われる 「リン酸鉄リチウムイオン電池」 を採用、電池容量は「 256Wh」 、充電回数 「3000回」 、「充電時間がわずか 1時間 」、「 300W までの機器を使用可能(X-Boostで450Wまで対応)」「スマホで動作状況が確認できる」というスグレモノです。
当方はマンション住まいで、電源確保が難しいことからポータブル電源を使用することを考えましたが、大型のものは重いので、持ち運びができ、小型のものを別途チョイスしました。別途10kg級のものも所持していますが、大型のものは持ち運びに台車がないとキツイです。
「RIVER2」(ポータブル電源)と「MP-220」(バッテリー充電器)の大きさ比較です。
どちらもとても小型です。ちなみに、「MP-220」は、NX350hのラゲージボード下の手前部分に収納可能な大きさです。
なお、このエコフロー「RIVER2」は スマホで動作状況が確認できる のも便利です。
ちなみに、「MP-220」ですが、 消費電力はだいたい「90W」 前後で(ピークタイムでも120W、最初は30W程度)、256Whの容量をもつ「RIVER2」の場合は、 おおむね3時間弱程度 使用できます。バッテリーの容量が減っている場合は満充電にできませんが、当方は持ちはこび重視で今回購入したので、これで良いと判断しました。
5)「MP-220」のコンセントプラグを、「RIVER2」(ポータブル電源)に接続し、ACオンボタンを押下します。
6)これで完了、あとは数時間(といっても「RIVER2」のバッテリー容量から3時間が限度ですが)充電すればOKです。
ネックとしては、ボンネットを閉じるのが困難なので、セキュリティ的に課題がありますね。
■ラゲージ内の「バッテリー」に充電する場合
ラゲージドアを無事に開けることができた場合は、ラゲージボード下のバッテリー端子に直接接続します。
バッテリーの位置はレクサス「NX」全車種共通です(新型「RX」も同じ位置にあります)
1)バッテリーカバーを取ります。手前の取っ手を真上にもちあげるだけです(かんたんです)。
2)バッテリーの上側にある、赤色のカバーを外します。つまむように上にひっぱります(かんたんです)
3)バッテリー充電器(またはジャンプスターター)の「プラス端子」(赤色)をバッテリー端子に接続します。
このとき、バッテリーを外す必要はありません。
4)バッテリー充電器(またはジャンプスターター)の「マイナス端子」(黒色)をバッテリー端子に接続します。
このとき、バッテリーを外す必要はありません。
5)バッテリー充電器のコンセントプラグを電源(今回は「RIVER2」のコンセントプラグ)に挿入し、「ACオン」ボタンを押下し完了です!
6)ラゲージのバッテリーに接続した場合は、ラゲージドアを締めてロックすることも可能なのでセキュリティも問題ありません。
ただし、充電中は「MP-220」および「RIVER2」いずれもファンが回りますのでいつでも状態を確認できるようにしておいたほうがいいですね。
ちなみに、自宅(一軒家)の場合、コンセントプラグの配線をどこを通して車外に出すか、という問題がありますが、ラゲージドアは、電動クローザーで思い切り力を入れて閉じますので、あまり隙間がありません。しかし、 手動で閉じる「リヤドア」は配線が通るぐらいのクリアランス があります。
このとおり、特に配線を痛めることなく、プラグを外に出せるので、この状態でドアロックも可能です。
よって、一軒家で充電する場合はこのような方法もとれますね。(あくまで自己責任でお願いします)
なお、ジャンプスターターやJAFのレスキューなどを利用した後、車両にエラー表示がでる場合もあります。
この場合は、ほとんどの場合、「バッテリーのマイナス端子」を外して 10分程度放置することで、リセットされますので、その後再度マイナス端子を接続することでおおむね復帰できると思います。
いくつかの設定は初期設定に戻りますので、その後異常がないか念の為ディーラーで見てもらうのもよいでしょう。
新型レクサス「NX」はたしかにバッテリーあがりの報告が(新車なのに)多いという実感ですが、普通に使っていればバッテリーあがりが生じることはほとんどないと思います。
しかし、電装品が増えている昨今ですので、 クルマを降りてから荷物の出し入れをする時間が長い方や多くの電装品を装着されていらっしゃ方 は、「バッテリー充電器」や「ジャンプスターター」、「ポータブル電源」などがあれば安心できるかと思います。
補機バッテリーの「残容量」がわかったり、危なくなったら警告(スマホに通知が来るとか)があると良いのですが・・・
(NX標準でも事前にインフォメーションディスプレイに「警告」が出る場合もあるのですが、おおむね警告がでたその後すぐにバッテリーがあがっていることが多くて、あまり役に立ちません)
2023年01月17日
2022年レクサス「北米」販売状況!日本の「NX」は健闘していた?
https://pressroom.lexus.com/toyota-motor-north-america-reports-year-end-2022-u-s-sales-results /
レクサス部門を抜き出して書き出して見たところ、以下の通りです。
※ https://pressroom.lexus.com/toyota-motor-north-america-reports-year-end-2022-u-s-sales-results/ より
【販売台数について】
販売台数は「 約25.8万台 」と、前年度の「約30万台」からは▲15%程度の減少ですが、半導体不足等を考えれば健闘でしょうか?
日本での2022年度の詳細な販売台数はまだ当方は把握していませんが、おそらく 「約4.2万台」程度 ではないかと予想しています。
おおよそ日本の市場の「6倍」程度が北米市場 と仮定すると、日本に供給される台数に比べ「6倍、北米のほうが多い」といえるのではないでしょうか?
【新型「NX」については?】
レクサス新型「NX」の北米販売台数は「約4.9万台」ですが、日本市場向けはおそらく約「1.2万台」程度と推測されますので、 まだまだ多数の方が納車になっていない現状ではありますが、この点を踏まえると、これでも日本に優先して生産を割り当てている 、ということになるかと思います。(本来であれば、北米販売台数の1/6程度である「約8,000台」程度であってもおかしくない)
もちろん北米では圧倒的にSUVクラスでは「RX」の人気があまりにも高い、という点もあるかとは思いますが・・・
【コンパクトSUVは苦戦?】
そして、モデルライフが古くなってきているということもありますが、「UX」の販売台数の少なさと減少幅の大きさにも注目です。なんと「IS」の半分の台数にも満たない状況になっているということで、北米ではコンパクトすぎるという点があるのでしょうか?デビューから大きな改良が施されていない点も影響があるのかもしれません。その分「RX」の販売台数の多さ(全体の1/3以上のシェア)にはいつもながら驚かせられます。
【「IS」が意外な健闘!】
2度目のマイナーチェンジで日本でも人気が再燃している「IS」ですが、北米でも好調な販売のようで、半導体不足の中の販売減少幅が非常に少なくなっています。その要因として日本よりも先行投入された「IS500」が寄与している可能性もありますが、「セダン冬の時代」に基本設計が古い「IS」が未だに踏ん張っているのはデザインや素性の良さが評価されているのではと感じます?
【「ES」はやはり強い!】
主力セダンの「ES」は日本でも好調なセールスを記録していますが、おおよそ 「ESの販売台数」=「レクサス日本の全販売台数」 ということにも注目したいところです。新マルチメディアシステムの評判はどうなんでしょうか?
【「LS」はモデル存続も危うい水準?】
一方、フラッグシップセダン「LS」に関してはマイナーチェンジを実施した後にもかかわらず、販売が苦戦しており、ESの「10分の1」にも満たない台数となっており、なんとこれは日本市場のLS販売台数とそれほど大きな差はありません。(日本市場の1.5倍程度の販売台数)
日本より市場が「6倍」大きい北米において、日本よりも若干多い程度の数度しか売れていない、という事実です。
ここ最近のLSの改良内を見ると、現行モデルでの大幅な商品力の向上や拡販はあきらめて「次モデルに全集中」のようにも思えますが、縮小するセダン市場において台数がでないフラッグシップセダンにどこまでコストを掛けて開発をし続けるのか、という点は、今後導入されるであろう「LM」の存在とともに、非常に興味深いところです。
【日本未発売の「GX」が実は凄い】
日本では未発売の「GX」が モデル末期にも関わらず「約3万台 」を売り上げていることにも驚かせられます。減少幅も少ないですし、SUVのブーム真っ只中の日本でも「GX」が発売されるとヒットしそうですよね。
【LXは唯一「前年超え」】
最後に、前年度より唯一販売台数を伸ばしているのがフラッグシップモデルの「LX」です。
フルモデルチェンジの効果が大きく、「NX」や「RX」の販売数が前年比15%超のマイナスであるにもかかわらず、LXは半導体不足もなんのその、唯一の前年超えの販売台数です。(ちなみに、日本市場も新車効果で昨年の販売台数を大きく上回っています)
日本の2022年販売台数の「車種別詳細販売台数」がわかる頃(2022年2月上旬頃?)に再度比較してみたいと思いますが、こう見るとレクサスブランドにおいては、やはり北米主体(中国もですが)ということにあらためて気付かされます。
レクサスは日本発のブランドかつ大半を日本で生産しているわけですから、「日本市場をを最優先してほしい」といつも思っていますが、この圧倒的な販売数の格差を見ると、やはり主要販売国である「北米」を意識した商品開発や改良内容、そしてユーザー数も相当に多いはずですから、日本市場への供給台数に制限があるというのはやむを得ないと思ってしまいますね・・・
2023年01月14日
2023年 レクサス新型車の発表はあるのか?妄想してみる!
さて、2023年度のレクサスについては、実質的なオーダーストップ状態が継続し、「日本向けの生産数が極めて少ない点」および主力車種については、2022年の夏に「年次改良」を実施し「Lexus Safety System+2.5」へのアップデートや「新マルチメディアシステムの採用」などの大きめの改良を行ったため、既存車種については、盛り上がりに欠ける1年となりそうです。
しかし、新型車種についてですが、現在のトヨタ/レクサスは、国内向け車両生産が進んでいなくても「新型モデル」は次々発表していますので、2023年も発表が途切れることはなさそうです。
大変勝手な予想ではありますが、2023年におけるレクサス車の動向をざっと書き出してみたいと思います。(正月ということで完全なる妄想)
■NX
2023年モデルとして発売される「NX」の仕様がまもなく明らかになる見込みです。
2022年春頃に一部、改良内容が報じられていましたが、内外装の意匠変更を伴わない範囲で更にいくつかの改良が行われる模様です。
価格上昇やメーカーオプションの変更が発生する見込みですので、NXご契約者さまで「2023年モデル」に切替される方は、販売店で再契約の手続きが必要で、年明けからアナウンスが本格化するものと思われます。
■RZ
2022年4月20日のワールドプレミア後、なかなか発売されない、レクサス初の電気自動車専用モデル「RX450e」。
発売が「bZ4X/ソルテラ」から大きく遅延していますし、モータージャーナリスト向け試乗会からも日数が経過していますので、新鮮味が失われつつありますが、いよいよ2023年1月には発表されるのではと思います。
デザインやインテリのクオリティ、新形状のバイワイヤ式のステアリングなど、見どころが数々ありますが、「KINTO専売」だとほとんど盛り上がらないまま終わりそうなので、ぜひ一般販売もしてほしいところですよね。
■GX
2023年度には「ランドクルーザープラド」のフルモデルチェンジが確実視されているので、レクサス「GX」の日本導入の期待も高まります。
日本国内では「GX550」で商標登録済ですので、LX600やLS500に搭載の「V6/3.5Lツインターボエンジン」をデチューンしたバージョンと考えるのが自然です。(流石に今どき自然吸気のNAエンジン搭載や「GX470」の旧エンジンを継続することはないでしょうから・・・)
ランドクルーザーシリーズのリセールバリューの高さを考慮すると、新型「RX」以上に抽選倍率が高くなりそうですね。
*レクサス中国公式サイト https://www.lexus.com/models/GX より
■LM
トヨタブランドの超人気ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」がついに2023年前半にはフルモデルチェンジが見込まれることから、かねてから日本導入が切望されていた、レクサス版である「LM」の登場は確実と見られています。
しかし、中国・アジア地域で販売されている現行「LM」のような単なる外観/内装変更のみならず、ボディサイズ・エクステリア・インテリアの詳細までかなりの部分が別デザインで登場する、という説があります。
「LX600”Executive"」にて、すでに「LSが最上位である」というヒエラルキーが壊れましたので、LMは「レクサス最上位モデル」として2000万円を超える価格で登場する可能性が高いのではと予想します。
*レクサス北米公式サイト https://www.lexus.com.cn/models/lm/exterior より
■LC
2022年の改良で「新マルチメディアシステム」への換装が行われなかったことから、モデル終焉が近いことは確実です。
また、現行レクサスモデルで、唯一「Lexus Safety System+」が旧型というところは残念なところです。もう少しモデルライフが続くのであればマルチメディアシステムの刷新やダッシュボードの改良、セーフティシステムの刷新が行われていたはずですから・・
しかし、2024年モデルでは、足回りの「ハブボルト化」など、最小限の改良が実施される可能性があります。
いよいよラストモデルとなりそうなので、十分に生産体制を確保した上で欲しいユーザーに行き渡るように、「特別仕様車」、「ファイナルエディション」の登場に期待したいところです。
2025年〜に発売(?)の”Lexus Electrified Sport”に受け継がれるのでしょうか・・・
2023年カレンダーや年賀状表紙の一番右のコンバーチブルモデルも気になるところです。
■RX
生産数の絞り込みにより、初年度モデル(2023年モデル)について抽選販売が実質的に終了。
NXと同様に早い段階で「年次改良」があると思われますので、2023年末頃には「2024年モデル」としての発表や受注再開(再抽選?)があるのではと思われます。
主力になると思われるHEVモデル「RX350h」の追加設定は確実ですが、その他ユーザーから寄せられた数々の要望やグレードの拡充(”標準”モデルなど)についても改善されることに期待です。
■TX
3列シートモデルのニューモデル「TX」については、北米など主要国での発売が確実視されています。
Trademark Electronic Search System (TESS)にて検索したところ、「TX350」、「TX500h」、「TH550h+」で商標登録されています。
https://tmsearch.uspto.gov/bin/gate.exe?f=login&p_lang=english&p_d=trmk
2013年のマイナーチェンジからすでに8年以上経過していますので、そろそろモデルチェンジと言われ続けています。
TX350・・・2.4Lターボエンジン
TX500h・・・RX500hと同システム
TX500h+・・・未発表の、プラグインハイブリッドシステム(2.4Lターボ?)
しかし、肝心の日本市場向けについては、商標の登録が日本国内では未だ確認できないこと、日本では3列モデルの需要がそれほどない(RX450hLの販売比率小)のため、当面発売は行われないのではと予想しています。
■LBX
CTに変わるエントリーモデルとして期待される「LBX」での登場も待ち遠しいところですが、日本では商標登録されていないことから2023年の発売はなく、2024年でしょうか?日本でも「ヤリスクロス」は大変人気ですから、コンパクトタイプのSUV車の需要はかなりあると思います。2023年中には何らかの発表があることを期待したいです。
1月1日付「中日新聞」等で公開された、世界初SUV向けのスライドドア、こちらは2024年ということですから、「LBX」に先行導入されると面白いなぁ・・・と思いますが、ボディサイズ小さすぎですかね?
【YouTube】 アイシンがSUV向けスライドドアを開発/中部新聞デジタル編集部
ユーザーとしてはまずはここ数年の「日本向け生産の安定供給」を切に望むこところではありますが、ブランドの将来を予測させるコンセプトカーや新型車の発表も非常に気になるところです。
2023年は、トヨタ陣営の「BEV戦略見直し」に伴う、レクサスブランドの「BEV化」がどうなるかも注目したい、重要な1年となりそうです。
2023年01月11日
2022年 各月のレクサス関係のトピックスを振り返ってみました!
まさかコロナ禍が発生から3年後も継続しているとは予想しませんでしたし、車好きの方にとっては、「好きなクルマが買えない」という異常事態がここまで長期間続くということは予想もできませんでした。
肝心な新型車生産ですが、当ブログでもメインな話題としている「レクサス(一部トヨタ)車」に関しては、2023年も未だ正常化が見通せない状況のようですが、足下では「NX」の国内向け増産が行われるなど明るさも出てきています。今後、更に他の車種においても生産状況が改善し、「欲しい車が普通に注文できる」という状態を望むばかりです。
さて、今回は年末ということで毎年恒例(?)個人的にチョイスした、レクサス関係を中心とした、ニュースで各月別にざっと振り返ってみました。
■2022年1月
レクサス「LX」発売!
フラッグシップSUVの「LX600」が発売、「600」のネーミングにも賛否あったのは記憶に新しいところ。
トヨタ・ランドクルーザー300系が当初「2年待ち」と言われ、「いやいや流石にそれはありえないでしょ?」といっていたらいつのまにか「4〜5年待ち」というとんでもない状況になっていましたが、レクサス「LX」も同様の道をたどることとなりました。
日本仕様では「F SPORT」が設定されない代わりに「OFFROAR」仕様があるなど変則的ではありますが、「F SPORT」の要望も高いようですからぜひマイナーチェンジの際は設定してほしいものですね。
ベース車両が「ランクル300系」ということもあり、発売した時期の割には先進装備類や快適装備は最新のものではありませんが、これはやむを得ないのでしょうね。「EXECUTIVE」はついにレクサス「LS」を超える価格になったことも話題に。
■2022年2月
新型「NX」早くもオーダーストップ!(正式なアナウンスは6月末頃。※一部の販売店では受注していた模様)
新型「NX」は人気が集中し、発売からわずか4ヶ月後の2月初旬には「NX350h/NX450h+」が、そして中旬にはガソリンモデルの「NX250/NX350」も急遽オーダーストップとなりました。2023年3月頃に予定されている「年次改良」までの生産予定数をすでに上回ってしまいそう、とのことでかなり混乱が生じた月でした。
年次改良モデルの内容も気になるところですが、まずはご契約された方への納車をいち早く進めて欲しいところです。
■2022年3月
レクサス「CT200h」販売終了!
レクサスエントリーモデルとコンパクトモデルを兼ねた「CT200h」が特別仕様車“Cherished Touring”の発表とともに、販売終了に。
CTはフルモデルチェンジすることなく、2011年1月12日の発売から約11年間に亘るモデルライフを終えました
レクサス唯一の全幅1800mmを切るモデルとして、幅広い人気を集めていました。ぜひBEV時代に復活してほしいところです。
■2022年4月
レクサス初の電気自動車専用モデル「RZ」発表!
「RZ450e」は「bZ4X/ソルテラ」の兄弟車種として知られていますが、未だに詳しい日本仕様や発売時期、価格は不明なままです。
おそらく「KINTO」などリース(サブスクリプション)専用車として発売されるのではと思いますが、結局2022年中の発表はありませんでしたので、いよいよ年明け発表でしょうか。
現時点で判明している 「bZ4X」の充電・電池仕様だと、相当に苦戦することが予想されますので、たゆまぬアップデートで進化していって欲しいところです。特徴的なステアバイワイヤの「ヨークステアリング」が発売と同時に設定されているかどうかも気になるところです。
■2022年5月
レクサス「UX」改良モデル発表!
CTに変わるレクサスのエントリーモデルとしても期待される「UX」(UX200/UX250h)が大規模な年次改良(実質的にはマイナーチェンジ)。
年次改良レベルで事前にお披露目されるのは珍しいことでした。
他のレクサスモデル同様「新マルチメディアシステムの採用やLexus Safety System+2.5へのアップデート、「アナログクロック&デジタルキーの廃止」に加え、「デジタルキー」を採用したのもトピックス。(デジタルキーの採用は新型車以外では「UX」のみ対応)
インテリアの質感はもう少し向上してほしかったところですが、確実に商品性はアップしており、特に「乗り心地」に関しては相当に洗練された印象で非常に評判が良いです。外装デザインには変更が見られず。、今後、レクサス車は「マイナーチェンジ」が行われないのでは?と感じさせる年次改良でした。
■2022年6月
レクサス「RX」ワールドプレミア!
2022年中の登場が確実視されていたレクサスの基幹車種「RX」がついにワールドプレミア。
当初は8月中には「先行予約」が開始されると思われ、数々の予想が行われましたが、まさか11月の発売まで実質的には予約受注が行われないこと、そして非常に購入が困難であるという状況になるとは当時ほとんど予想できなかったですよね。
■2022年7月
CSKさん主催「オフラインミーティング」参加!
ここ数年参加していなかったCSKさん主催の「大規模オフラインミーティング」(NEXUS)に参加してきました。
レクサス「NX」開発陣も参加されるなど大変貴重なイベントで、愛車への愛着がますます増すなど素敵なイベントでした。
新型「NX」で初の長距離ドライブを行い、「Lexus Safety System+3.0」の先進予防安全装備などADAS関係の深化を体感することもできました。
■2022年7月
「SUV化」が噂の「クラウン」がついにモデルチェンジ!
六本木ヒルズでの実車お披露目は幅広いユーザーに注目を集めていました。
未だに賛否両論の新型クラウン クロスオーバーですが、街中で見かける機会も増え、存在感あるスタイリングは次第に見慣れるのではないでしょうか?
なんだかんだいっても今年最大の目玉車種は「クラウン」なのではと思います。
インテリアの質感についてはかなり不満の声がありましたが、今までのクラウン像にこだわらないカジュアルなインテリアは方向転換の表れでもあり、今後の「セダン、スポーツ、エステート」での差別化(もしくは共有化?)にも注目です!
そして、2022年12月31日、中国・広州モーターショーで「クラウン・セダン」がお披露目されました。
■2022年7月〜8月
レクサスUX、ES、IS 次々と年次改良を敢行!
UXに続き、人気セダン「ES」(ES300h)が昨年の大規模な年次改良(マイナーチェンジ相当)に続き、7月28日にマルチメディアシステムを刷新する大きな改良を敢行!
スポーティな「クリムゾン」カラーのインテリアをまとった特別仕様車特別仕様車“Graceful Escort”を設定したことにも注目が集まりました。
新マルチメディアシステム導入に伴う、インテリアの刷新は「UX」同様「ES」でも賛否両論でしたね。
質感が向上している部分も多いですが、従来は「隠していたもの」を使いやすいように「露出するスタイル」に変化しているところは個人的にはあまり歓迎したくないですが・・・
ISに関してはマイナーチェンジ以降、大変な人気のため改良点はセンタークラスターのメッキカラーをダークカラーにしたほか、カップホルダー照明を追加したなど変更点はごくわずか。そして、人気の特別仕様車”F SPORT Mode Black 3"を設定!
■2022年9月
レクサス各車 事実上のオーダーストップに!
特に少量生産の「LC」や「LS」などは一瞬で生産枠がなくなったようで、「RC/RCF」などは販売店によっては発注枠すらないケースもあったとか・・・
もともと売れ筋の「NX」や「RX」、「LX」のオーダーが停止しているだけでなく、「IS」や「ES」といった人気セダンも含め、ほとんどの車種がオーダーストップとなり、大きな話題となりました。
優秀なセールスコンサルタントの離職(転職)なども発生しているようですから、心配ですね・・・
この段階では新型RX」が発売すればなんとかなるのでは、という希望的観測もありましたが・・・
■2022年9月
IS500 ”F SPORT Performance” 1st Edition 抽選!
まさかここまで人気がでるとは思わなかった「IS500 特別仕様車」は「限定500台」の抽選販売とされましたが、倍率は12倍以上と話題となったようです。
残念なのは、その後の「通常モデル」に関しては「冬頃案内予定」とのことでしたが、未だメーカーから正式なアナウンスが行われることなく、販売店レベルでは「先着順の完売」状態となっており、本当に「IS500」が欲しかった方からすると残念な状態になっています。2024年モデルで欲しい方の手に渡ってほしいものです。
今まで見向きもしなかった層からも受注が集まっているようで、「投機目的」である方も増えているようで「限定車」や「スポーツモデル」には特に注目が集まっているようですね。リセールバリューが低めのレクサスの大排気量車でもこのような状況になるとは・・・
■2022年10月
レクサス「LS」、「UX300e」年次改良!
レクサス初の電気自動車「UX300e」は、マイナーチェンジに相当する改良ですが、なんとリチウムイオン電池の容量を「72.8kWh」アップさせ航続可能距離を40%向上! WLTCモードではありますが「450km」の走行可能距離は長距離移動でなければ十分実用域と感じる方が多いのではないでしょうか?
発売は2023年春頃とのことですが、価格次第では注目かもしれません。ベース車の乗り心地が大変評判良いので「UX300e」にも期待です。
一方、極めて生産数が少数のためほとんど出回っていないと思われるのが「LS」2023年モデル。
こちらも センタークラスター/コンソールパネル回りの改良は賛否分かれる仕上がりとなりました。
フラッグシップモデルにかかわらず、「デジタルキー」は不採用でしたし、それ以外の変更点もごく軽微なもので、ライバルメーカーのフラッグシップセダンの進化具合とは相当に離された印象で、フルモデルチェンジがそう遠くないことを予感させます。燃料電池車は諦めたのでしょうか・・・今後の「LS」の動向にも注目です。
* トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS「LS」を一部改良」 より
■2022年11月
満を持してレクサス「RX」が発売!
軽井沢&神戸での先行展示を行い、そして確実に届けるため多くの店舗では「抽選」方式となり大きな話題となりました。
今でも多くの方が欲しくても買えない「RX」は、需要に対しあまりにも少ない割当台数で、これをきっかけに「レクサス離れ」も進んでいる印象で、これまでレクサスを支えてきたユーザー層が離脱しかねない状態にもあるのは懸念すべきところです。
車両自体の評判は良いので、とにかく1台でもはやくユーザーが購入できる状態にしてほしいですね・・・
■2022年12月
レクサス「RX」発売後、初の展示イベント!
代官山「T-SITE」でのレクサスRX初のデビューイベントが開催され、多くのレクサスオーナーが参加され、開発陣と交流することができるなど大変貴重なイベントでした。コロナで自粛していた屋外イベントも少しずつ解禁されていますので、こういったイベントは今後も企画していただきたいですね。
貴重な「RX500h F SPORT」 TRDフルエアロ仕様が展示されていたのにも興奮!
■2022年12月
トヨタ、新型「プリウス」発売!
TNGAプラットフォームとなって2世代目の新型プリウスが登場、スタイリッシュなデザインには誰もが驚き。
クリスマス期間に予約開始し、あっという間に実質「完売」となるなど人気は出だしは順調のようです。さらなるパフォーマンスを誇るPHEVモデルの登場も待ち遠しいところですが、こちらも需要に対しあまりにも少ない供給台数で販売現場は大変なことになっているようですね。
■2022年12月
レクサス「RC/RCF」発売!
2022年レクサス最後の年次改良モデルとなる「RC/RCF」が発表!(発売は2023年1月6日)
セダン「IS」に準じた改良と、チーフエンジニアに「小林直樹氏」が就任したことにも注目です。
すでにデビューから丸8年が経過しているますので、実質的にファイナルモデルともいえますが、そもそも購入すること自体が難しい状況なのは残念です。クーペやハイパフォーマンスモデルは、プレミアムブランドには必要不可欠ですので、モデル廃止ではなく、電動化時代においてもぜひ設定してほしいものです。
* トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、「RC」「RC F」を一部改良」 より
さて、2022年も多数の方に当ブログ「のんびりなまけにっき2」を閲覧、コメントいただき大変ありがとうございました。
今は「YouTube」等の動画コンテンツが主流となり、昔ながらのテキストベースの「ブログ」の需要は低下しているのかもしれませんが、時間のないときでも繰り返し閲覧しやすく、検索性も高いのは「ブログ」ならではと思っております。
今後も引き続きレクサス関係を中心とした記事を投稿してまいりたいと思いますので引き続きご声援いただければ幸いです。
2023年01月06日
新型レクサス「NX」直近で納期連絡があった方続々! 2023年モデルも徐々に?
今回は、レクサス 新型「NX」について、 前回更新(12/5)以降に、「納車・生産予定」のご連絡をいただいた方の一覧 を掲示させていただきました。
すでに、一部の方は「2023年モデル」(2023年2月XX日以降生産分?)の生産予定枠の確定連絡をいただいた方もいらっしゃるようですが、ほとんどの方は2022年モデルで納車されるようですね。
▼増産か!新型レクサス「NX」契約・納車予定時期一覧更新!(12/5版)
http://www.namaxchang.com/article/494509550.html
なお、2023年モデルについては、一部装備の標準装備化(PVM(?))等により価格が若干上昇するものと思われます。(6万円〜10万円程度?)
まだまだ多くの受注残を抱える「NX」ですから、「見た目」(外観)等の改良は行われないと思われますが、見えない部分の改良も気になるところではありますよね・・・もっとも、納車初期の方の不満点は結構改善していますから、2023年モデルでなくても満足いく仕上がりになっているかと思います。
▼新型NX 直近で納期連絡があった方一覧
今回のご報告を見る限りは、「NX350h」に関しては店舗間の格差がかなり多い印象ですが、おおむね「2022年8月中」にご契約された方については、2022年12月末までに、納車予定が確定しているように思います。
そして「NX450h+」に関しては2021年12月〜2022年1月にご契約された方でもすでに生産・納車予定時期が確定している方も出てきているなど、パワートレーンごとの違いはありますね。
さてレクサス「NX」チーフエンジニア加藤氏を始めとするレクサス開発陣の公式ブログ 「TEAM LEXUS BLOG」も今年度最後の更新 となっています。
ここ最近は、新型レクサス「NX」の機能装備に関する話題が中心で大変見ごたえのある内容となっていますが、新型「RX」でもこのような「マル秘」話をぜひ聞いてみたいところです。
実際はなかなか難しいとは思いますが、このような開発秘話は実車が展示されていない段階の「先行商談中」にこそ知りたいと思います。
「あれ、なんでこんな仕様なんだろう?」と感じることが実は開発陣の「コダワリ」だったりするわけですが、一般的な見方だと「どうせコストダウンだろう」と思ってしまうんですよね。今回のブログ内容を見ていて特にそのように感じてしまいました。
「開発秘話」と言えば、「○○のすべて」やカーグラフィック誌独占取材の「THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h」などが著名ですが、新世代レクサスの第1弾である「NX」についてもぜひ書籍等でアーカイブをまとめたカタチでも良いので見てみたいものです(チームレクサスブログを集めれば1冊の本にできそうな・・・?)
▼Amazon THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h (CG BOOK)
▼Amazon クルマはかくして作られる4 レクサスLFAの設計と生産 (Kindle版)
レクサス開発陣の公式ブログに関しては専用の「パスワード」が必要となりますので、不明な方は、レクサスディーラーのセールスコンサルタントあてご確認をお願いします。
2023年01月01日
話題のトヨタ・新型プリウス「Z」実車見てきました!
2022年12月26日(月)〜2023年1月10日(火) まで展示とのことで、車両への乗り込みも可能でしたので、ご検討中の方やご契約された納車待ちの方は年末年始のお出かけの際はぜひチェックしてみてください。
さて、特設会場に展示されていたのは通常のハイブリッド(HEV)モデルでは最上級の「Z」グレード(370万円<FF>)。
ボディカラーは最近流行のグレー系の「アッシュ」
ヘッドランプのデザインは立体感あり、近未来感あります。光り方もキレイで、暫くは街中で眼を惹きそうです。
リヤからのデザインがとてもかっこよくて、エコカーの代名詞である「プリウス」とは思えないとてもスタイリッシュデザインです。
先代のような奇抜なデザインではないので、誰が見ても「カッコいい」と感じるデザインと思いました。
ホイールは「Z」グレードのため、19インチのスポーティなデザインのホイールが装着されていました。
ホイール締結方式は、従来の「ナット式」でした。今後すべての車は「ワッシャー付きのハブボルト」締結を採用するかと思いきや・・・
フェンダーアーチモールは艶有りのブラックで塗装されていましたが、とてもかっこよかったです。
インテリアカラーには「マチュアレッド(赤)」の差し色が入っています。
インストルメントパネルとシートの肩口およびステッチ類ですので、結構控えめで全体的には「ブラック」基調です。
シートの「レッド」ですが、明るめの色と暗めの色の2色が使用されているのがいい感じでしたよ。
私的にはシートのパンチング部分の「穴」(パーフォレーション)がレッドだったら更に興奮したのですが・・・
でもシート部分をみてもとてもプリウスとは思えませんね。
エアコンレジスター部分は十分な質感を備えています。
短いですが、ちゃんと、レッドのアンビエントライトが備えられているのは嬉しいですね。(日中でも視認できる明るさでした)
ドアトリムは、上級グレードの「Z」でも、アームレスト以外はハード樹脂が使用されており、ソフトパッドは未使用のようでした。
しかし、新型クラウン クロスオーバーと比べても、各パーツの「シボ」を買えていたり、パーツごとに同じブラックでも色調が若干変化があるので、安っぽさが目立ちません。価格帯を考えると十分かと思います。
欲を言うなら「パワーウィンドウスイッチパネル」は、傷が付きやすそうなので、ここがクリアブラック塗装などされていればよかったのですが・・・
あと、「ドアカーテシランプ」は非装備でしたので、これは残念なところ。このクラスだと設置は難しいのでしょうか。
懸念されているとおり、欠点はスピードメータが、ステアリングホイールに隠れてしまうことです。
「Z」グレードでもステアリング調整は「手動(マニュアル)」ですが、調整幅があまり大きくないこともあり、当方のシートポジションではステアリングに隠れてメーターが見づらかったです。写真はおおむね目線にあわせて撮影したイメージです。
これは、レクサス「RX450e」のような新型ステアリングにはマッチすると思いますが、丸型のステアリングですとメーターの視認性は今ひとつというところでしょう。実際、エンジンオンし、計器を表示させてみると印象も異なるのでしょうか・・・これは結構不満がでるのではないかなぁ・・・と思います。
ルームランプは評判通り、新意匠で、なんとタッチセンサー式、そしてパネルが「クリアパネル」になっており、ルーフ素材が透けて見えるというとてもおしゃれな仕様になっています。明るさはそれほどでもありませんが、美しく、これはうまく仕上げていると思います。
アンビエントライトは「助手席側」にも広がっており、一文字でとてもきれいです。マチュアレッドとも色調が異なっており、とてもきれいです。
センターコンソールパネル(シフトパネル)は分割線が多くごちゃごちゃしており、パーツ自体の質感も今ひとつだったクラウンに比べても、新型プリウスの方が素直なデザインで好印象でした。「幅」は狭いのですが、おくだけ充電(Qi)も縦長の新方式となっており使いやすそうでした。
センターアームレスト内部の小物入れも、このクラスとては十分なクオリティを保っていると思いました。
充電用端子(USV Type-C)もしっかり備えています。
カップホルダーも横置きで、2重構造の小物入れもあります。(照明は無いようでした)
全体的に、使いやすいそうなオーソドックスな構造で、奇抜なデザインや配置ではなく、しっかり考えられている配置で、好印象です。
(その反面、「近未来感」や「斬新さ」はほとんどありませんが)
さて、後席ですが、目玉は「電気式のオープナー」です。
レクサスの「e-ラッチ」に近く、レバー内側のスイッチを「タッチ」することで、ドアが「ポンっ!」と開くイメージでとても使いやすいです。
「Z」グレードでもレバー周辺は樹脂パーツそのもので、クリアブラック塗装はされていないのは残念。(「Bピラー」は「Z」グレードの場合、クリアブラック塗装がされており、一定のクオリティを保っていました)
ドアトリムは前席同様のデザインでハード樹脂が基本ですが、安っぽさがないのは好印象。
デザインがうまく質感をカバーしている印象です。各パーツごとの色調が異なっており、「のっぺり」していないのは良かったです。
さて、後席ですが、デザイン上仕方ありませんが、乗り込む際は、頭をぶつける可能性がありますね。普通のセダンと比べても低いので、要注意です。
座ってみると、頭上と天井のスペースはほとんど無いので、大柄な方は、天井に頭が付く可能性が高いです。
反面、膝前のスペースや足元は比較的余裕があるので、不快ではありません。「頭上」のスペースの狭さは要チェックです。
なお、後席には「マチュアレッド」の加飾は、シートのステッチ部分のみでほとんどブラック基調となります。
センターアームレストのサイド部分やシートの一部にもレッドの差し色が欲しかったところです。
そういえば、「後席エアコン吹出口」がないのは残念です。(300万円台だと不満はでないかもしれませんが、400万円を超える「PHEV」モデルだと不満がでるかも知れませんね)
トヨタ・新型プリウス、近未来感もあり、スポーティなエクステリアと、使いやすそうなインテリア。
これは人気がでるのも頷けます。展示車と同じ「Z」グレードが売れ筋のようですが、プリウスでしたらそこまで過剰装備を求めず「G」グレード(320万円
来年3月頃発売予定のプラグインハイブリッドモデルは「前輪駆動方式」のモデルのみの発売のようですが、個人的にはノーマルモデルとは若干差別化されたエクステリアデザインと日本版仕様、そして価格が待ち遠しいところです。
それにしても、トヨタ自動車は「2022年度」も、VWグループを大きく引き離し、自動車販売数「世界一」を達成見込みとの報道ですが、人気が集中しているとはいえ、日本向け供給数がとても少ないのが残念ですね・・・果たしてこんなに多数生産された車はどこに行っているのでしょうか?