2023年09月30日
新型レクサス「NX」「RX」等にもおすすめ 「VANTRUE N5」 装着レポート
装着したのは3週間前に納車された「LC500(My2024)」ですが、新型NX・RXでも同様に装着が可能と思います。
現在、レクサス「NX」や「RX」では、純正品以外では、VANTRUE「N4」や「E3」を装着されていらっしゃる方も多いと思いますが、今回レポートさせていただく「N5」は、「N4」の進化版に該当します。
画質的にはそれほど大きな差はないので、以下の点に魅力を感じた方はぜひおすすめします!
価格がまだそれなりに高価なのは難点ですが、「N4」での不満点の多くが解消していると感じました。
なお、時折「タイムセール」を実施しており、その場合は37,000円前後で購入できることが多いようです。
▼Amazon VANTRUE N5
<N4からN5換装へのメリット>
・モニタが大きく、見やすい
・ブラケットや配線が目立ちにくく、スタイリッシュ
・接地面積が少ない
・スマートフォン対応(Wi-Fi搭載)
・4カメラ
・ファームウェアの「OTA」対応
<欠点>
・本体が、大きい、重い
・発熱量が大きい
本体は「N4」より1周り大きくなっており、重量も増しております。
なお、電源ケーブルは「N4」のものがそのまま使用できました。(リヤカメラは流用使用不可です)
「N4」との大きさ比較はこのとおり。(下の方が「N5」)
本体が少し横長となっていますが、重さはかなり「ずっしり」しています。
「N4」と「N5」のブラケット位置を合わせるとご覧の通り。
「N5」の方が、接地面積が小さいことが明らかです(縦に短い)
これにより、前方視界がより広くなるのが嬉しいですね。
しかし、「N5」の「重さ」と「発熱」は2023年夏のような酷暑のシーズンでは厳しいそうです。
実際、当方も装着が十分でなかったのか、熱で一度フロントガラスから脱落しました。それだけ本体が重いというのもありますが・・・
また長時間稼働させた場合の「熱暴走」や「シャットダウン」も気になります。
当方は今のところトラブルありませんが、Amazonレビューにはいくつか熱暴走関係のレビューも見受けられます。今後、ファームウェアのアップデートで改善される可能性はありますが、装着される方は定期的にチェックしてみてください。
され、装着ですが、基本的には「N4」も「N5」も装着方法は同じです。
付属するリヤカメラケーブルも「6メートル」ですので同じ。
レクサス「RX」はボディサイズが大きいのであからじめ配線ルートを計算しておいたほうがいいですね。今回は「LC」で、かつハッチバックではないので、テールゲート内に配線を通す必要がないので、ケーブルはかなり余りました。
セダン・クーペの場合は、基本的にリヤガラス近辺にカメラを設置しますので、配線は「ルーフ」に内張り剥がしで押し込んでいくこととなります。
もちろん、異音防止のため、適宜緩衝材(エプトシーラー)等を使用しながらケーブルが振動で動きにくいようにします。
まずはリヤカメラを想定した位置にケーブル後端を仮置きして、ここからリヤカメラケーブルを車両前方までルーフやピラーに沿って通していきます。
「N5」には作業しやすい小型の「内張り剥がし」(実際は、「隙間作り用ヘラ」ですが)が付属しているのが嬉しいですね。
慎重にピラーやルーフ部分に隙間を作り、リヤカメラケーブルを車両前方に通していきます。
当方の内装カラーが「ホワイト」ですので作業にはかなり気を使います。汚れた手で触ると取り返しがつかなくなります。
それにしても「ホワイト×ブルー」内装はアルカンターラ素材ではないのが残念です。(しつこい)
難しいのは後席側で、前席側は比較的配線を通しやすいので簡単です。
ケーブルの途中にエプトシーラーを巻いて、異音防止としています。
このあたり、窓際のゴム部分をめくるときに、手に「グリス類」が付着しやすいので注意が必要です。
運転席サイドを通した後は、前席ピラーを通しながら車両前方に配線を通します。
当方の場合、リヤカメラケーブルの長さがかなり余ったので、一度運転席足元にケーブルを下ろして再度上に引き込んでいます。
既存の車両標準のケーブルと同じ場所に巻き付けてエアバックに干渉しないようにします。
(当方は同時に、レーダ探知機用のケーブルも設置しています)
あとは、前席前方のルーフに沿って配線を通すだけです。
ドラレコ取付の経験がある方なら特に難しくないと思います。レクサス全車共通です。
なお、「Lexus Safety System+用のカメラのカバー」は一度外したほうが配線は簡単です。
ということで、無事完成です!
「NX」「RX」はリヤカメラの配線を通す難易度が高いですが、下記で紹介させていただく「汎用ステー」を使用すると、難易度は「グッ」と下がります。
ただしハッチバック車の場合は、カメラ位置がリヤガラスから離れますので、室内の一部が映り込んでしまうことと、画質面でも若干不利になります。
さて、「N5」が無事装着して一通り走行してみましたが、実に完成度と満足度が高い製品と言えます。
画質は「N4」と同様、とても良いですし、特に個人的に気に入ったのは、「後付感」がかなり低減しているということです。
特に、ブラケットや配線が目立ちにくいのはいいですね!
以下の画像は助手席前からのものですが、配線の露出が最小限に抑えることができるのがおわかりになると思います。
カッコ悪い、ネジ式のブラケットや配線が何本も露出するドラレコは多いですが、「N5」はとてもスッキリ設置することが出来ます。
リヤカメラは配線の都合上、少しリヤガラスから離したほうが良いと判断し、汎用のリヤカメラ用ステーを使用しました。
また、カメラ用ケーブルは「USB-Type-C」ですが、L字型プラグではなく、ストレート型なので、L字型の変換アダプタも購入。
当方が使用したものを列挙しておきますので、ご参考にしてください。
▼Amazon STREET (ストリート) Mr.PLUS リア ドライブレコーダー マルチステー DR-16
▼Amazon USB Type C 変換アダプター L字
※当方は「5番」の形状を使用しています。
マルチステーは自由に曲げたり不要な部分は切断できるのが便利ですね!
これで約2,000円は少し高いような気もしますが、とても便利です。(ホームセンター等に似たようなものが売っているかもしれません)
実際にリヤカメラをステーに取り付けるとこういうイメージです。
L字変換プラグはケーブル配線の「見栄え」を良くするもので、なくても大丈夫です。
粗悪品は充電用用途のみで、「データ通信」がうまく出来ないものもあるようですが、上記のものはちゃんど機能しましたので良かったです。
スマホ対応になったので、「各種設定」がスマホから行えるのは大変便利です。
また、動画や画像もスマホからチェック可能、これも素晴らしいですし、レスポンスもとても良いです。
「OTA」によるファームウェアアップデートができるので、いちいちmicroSDカードを外して自宅でダウンロードする必要もありません。
メモリーカードについては、今回装着の「N5」が「4カメラ」ということで、容量も必要なので、少々高価ですが、大容量の「512GB」のSDメモリーカードをチョイス。VANTRUEの純正メモリーカードもしくはドラレコ用として定評のあるメーカーのものを使用するのが良いと思います。
ドラレコの場合、「繰り返し録画」、「車内の高熱」という過酷な条件ですので、必ずドライブレコーダーとして高耐久のSDカードを使用するようにしましょう。
▼Amazon VANTRUE 512GB SDメモリーカード
当方は、日本メーカー・ブランド「KIOXIA」のドラレコ用高耐久メモリーカードをチョイスしました。
「N4」でも1年半使用していますが、まったくノントラブルで安心して使えるブランドと思います。
日本向けはかなり高価なので、海外リテール品を使用しています。
▼楽天 風見鶏 microSDXC 512GB 高耐久 KIOXIA EXCERIA High Endurance ドラレコ向け
マイクロSDカード microSDXC 512GB 高耐久 KIOXIA キオクシア EXCERIA High Endurance 監視カメラ ドラレコ向け UHS-I U3 A1 R:100MB/s W:85MB/s 海外リテール LMHE1G512GG2 ◆メ
価格:11,999円(税込、送料無料)
(2023/8/11時点)
今回、最新型ドライブレコーダー「N5」を装着させていただきましたが、もう1台の「ヤリスクロス」には同じVANTRUEの「E3」を装着済です。
「N5」のような4カメラまでは不要な場合は「E3」も十分なスペックとスタイリッシュさがありますので、こちらも別途レポートさせていただきたいと思います。
2023年09月29日
ヤリスクロス”GR-SPORT” レクサス「LBX」を妄想しながら乗ってます
ようやく走行距離は1,000kmになろうとしていますが、ボディサイズも経済的にも、十分なパワーと価格に見合った質感など、普段使いのパートナーとして活躍しています。一方、やはりここ15年以上、レクサスブランド車に慣れてしまっているところも多いので、今秋にも発売されることが予想される、レクサスのんコンパクトSUV「LBX」ではどうなるんだろう・・・ということを意識してしまうことも多いです。
実際に2ヶ月弱ヤリスクロスを使用してみて、「LEXUS LBX」だとこうなるのかな・・・と妄想しながら、感想を記載してみたいと思います。
なお、比較対象は当方が今まで使用してきた「LEXUS NX350h”F SPORT”」です。
まず価格ですが、「ヤリスクロス”GR-SPORT”(ハイブリッド)」は、「275万円〜」、一方レクサスNX350h(FF)”F SPORT”は「617.6万円」と大きな差があります。
ヤリスクロスに以下の主要オプションを装備すると +407,500円となります。
車両本体価格と合計しますと、約「3,157,000円」となりますので、ちょうど ヤリスクロスの2倍の価格がレクサスNX350”F SPORT” といえるでしょう。
・ステアリングヒーター、シートヒーター …38,500円
・ハンズフリーパワーバックドア…77,000円
・ブラインドスポットモニター…49500円
・パノラミックビューモニター…33,000円
・TV/ナビキット …159,500円
・LEDフォグランプ…約50,000円
■扱いやすいボディサイズ
なんといってもボディサイズ(特に「全幅」!)
全幅が「1,765 mm」とレクサスNXよりも「100mm」小さいので、この差はかなり大きいです。
初めていく土地でも、事前時に駐車場の状態を調べなくて良いのは助かります。コインパーキングの駐車にもまったく躊躇しません。
なお、レクサスLBXでは「全幅1825mm」とアナウンスされており、ちょうど「ヤリスクロス」と「レクサスNX」の中間サイズとなります。
レクサス最小の「UX」よりも若干幅が短いので、「LBX」も扱いやすい範囲と思います。
■かなり良好な燃費!
ヤリスクロス”GR-SPORT”で、燃費走行をすると、下道では「30km/L」に近い燃費をマークします。
肌感覚では、2.5Lハイブリッドシステムの「NX350h」よりも、リッターあたり5km〜6kmほど伸びる印象です。
ただし、近所のスーパー、コンビニ等への「ちょい乗り」だと、NXもヤリスクロスも「約10km/L」前後と変わらない印象です。
ヤリスクロスは3気筒エンジンということもありますが、思ったよりエンジンノイズも気にならず、むしろ燃費の良さが好印象です。
「LBX」でも、コンスタントに「25km/L」ぐらいをマークできればかなり魅力的ですよね。
■静粛性は価格差なりの差が
車両価格の差がわかり易い例として、装備意外にも「静粛性」があげられます。
ヤリスクロス(ハイブリッド)は、モーター走行しているときの静粛性は優れていますが、レクサス「NX」との差は価格以上の差があると感じます。
静粛性の強化にはかなりコストがかかりますので、「LBX」ではどれだけレクサス「NX」に迫る静粛性を実現しているのか楽しみです。
■特徴的なスピードメーター
ヤリスクロスの「Z」グレード以外のメーターは液晶サイズは小さいですが、メーター全体共通して、見やすいです。
ただし、写真画像のとおり、左右の円形のメーターは「映り込み」が激しいのが難点です。
「LBX」では、12.3インチのフル液晶メーターを採用していますが、このように物理的なメーターもなかなか味があって良いですね。
フル液晶のデジタルメーターは「のっぺり」とした表現になりがちですし、すでに多くの車種で展開がスタートしていますので、そのうち「フル液晶=安っぽい」というイメージになるかもしれません。
スピードメーターへのフル液晶の採用は「LBX」がレクサスブランドとしては初となりますが、しっかりとトヨタブランドのメーカーと差別化しているのか、期待と不安でいっぱいです。
■ステアリングの質感が高く、操作性も良好!ただし・・・
予想以上だったのが、意匠性、そして質感が高く小径のステアリング。
とても持ちやすく、ディンプル加工済のレザーステアリングは質感もよく気に入っています。
ステアリングスイッチのデザインや操作性も問題ないです。
ただし、ハイブリッドは「パドルシフト」がないんですよねぇ・・・
ここは「GR」の名を冠するのであれば、ぜひ装着してほしかったところ。
「LBX」ではおそらく全車にパドルシフトは備えているでしょう。ぜひ「ヤリスクロス」の年次改良でパドルシフト標準装備を望みます。
■ドライブモードセレクトはメリハリあり、ただし押しにくい!
ヤリスクロスにはドライブモードセレクトが備わりますが、「PWR」、「NORMAL」、「ECO」それぞれ違いが明確にわかるのがいいです。
山道を走行するときは「PWR」を選択するとキビキビした走りとともに、ステアリングの重みがスポーティ感覚をアップさせ、反応もクイックになりますし、ワインディングロードの走行が楽しくなります。
ただし、このドライブモードセレクトスイッチの場所が良くないです。
画像のように少し低い位置にあるため、走行中にブラインド操作することはほぼ不可能ですし、スイッチ自体も小さいので・・・
使用頻度の高いスイッチなので押しやすい場所にあればいいのに、と感じます。
「LBX」ではステアリングスイッチやタッチパネルで切り替えることになりそうですが、ぜひ「物理スイッチ」の復活を期待します!
■足回りは固く、「ガツン」と
ハンドリングと、足回りに定評のあるヤリスクロス”GR-SPORT”ですが、ダンパーに「減衰力可変機能」がないこともありますが、路面状態をかなり素直に「ガツン!」と受けます。
当方居住地近辺は、舗装済の道路であっても道路の整備が追いついていないのか、かなり凸凹しているので、結構衝撃があるので、乗り心地という面ではちょっと厳しさがあります。「LBX」では、重量もかなり増えるでしょうし、足回りについても快適な方向に振っているチューニングと予想しますが、”F SPORT”が今のところ存在しなそうなので、代わりのスポーティグレードの乗り味がきになるところ。
■ピラーが「ハード樹脂」むき出しは気になる
低価格を実現するためには様々なコストダウンが必要ですが、例えば常に視界に入る「Aピラー」。
レクサス車では、全車ファブリック系の素材が巻かれていますが、ヤリスクロスは、シボ入りのハード樹脂です。
ハード樹脂の場合は、いつのまにか傷付きやすいですし、渋滞時などは視界に入るので、個人的には質感は結構気になるんですよね。
「LBX」においては、NX等のような粗目のファブリックが基本で、特注モデルのビスポークビルドでは、上質な表皮素材を備えている可能性もありますね。
こういうところで低価格で提供できるようにしているのだなぁと感じます。
■グローブボックスもかなり質素
グローブボックスに照明がない、ダンパーがない。これは文句ではなくて、この価格帯だと当然かと思います。
しかし、レクサス「LBX」では、さすがにLED照明や、ダンパーはついてくると思いますし、エアコンフィルター周りの構造、そして写真では、内部構造もまるわかりですが、このあたりはしっかり遮音対策がされるものと思います。
細かな点ですが、これだけだけでも随分上質さは変わってくると思います。
■インテリアライトが乏しい
びっくりしたのが、ヤリスクロス”GR-SPORT”、本当に夜は室内が「真っ黒」ということです。
(”GR-SPORT”には上位グレードで装着済のLEDバルブの配線はきているのですが、LEDバルブが省かれているだけなので増設は可能)
単に照明が省かれているだけでなく、例えば、パワーウィンドウスイッチは運転席側のウィンドウ開閉ボタンのみにしかイルミライトがありません。
また、ルームランプのボタンも、スイッチ自体に照明がないため、(しかもスイッチが小さい・・・)そのため、夜間はなかなかルームランプを一発で付けることが困難です。
また、ドアノブが「ブラック」で照明もないので、乗降時レバーがどこにあるのかパッと見た目がわからないので、特に助手席にゲストを乗せたときは困りそうです。
このあたり、当然「LBX」では対策されているでしょうし、上位グレードには64色のマルチカラーのアンビエントライトが備わることが明らかになっていますから問題はないと思いますが、照明が結構重要だなぁと改めて感じました。
■助手席側サンバイザーが簡素
助手席側には照明はもちろん、「バニティミラー」もありません。
レクサス車でこれだと家族や友人からクレームが来るでしょうから、ここは改善されるでしょう。
コストにするとほんの数百円レベルと思いますが、こういう努力で低価格を実現しているのですね・・・
■ハザードランプが点滅しない
レクサスではおなじみとなった、ハザードランプスイッチON時のスイッチ自体点滅する仕様ですが、ヤリスクロスでは点滅しませんので、ハザードスイッチの消し忘れがあるかもしれません。地味ながらこういう部分も差別化されているのだと気づきました。
「LBX」では、当然レクサス基準にレベルアップするでしょう。
■リヤアームレストが役にたたない
また、リヤのセンターアームレストはかなり簡素な仕上げになっており、ドリンクホルダー一体型となっています。
これは流石に「LBX」では改善されるでしょう。
(最初はそもそもセンターアームレスとの使い方がわかりませんでした・・・)
他にも、ラゲージに「トノカバー」がついてないなど(ディーラオプションで設定あり)、レクサス車では当然ついているものが省かれていたり、オプションだったりするのは、所有してみて気づいたところでした。
なんだか欠点がばかり書いているような気もしますが、価格帯を考えれば理解できるところです。
こういった不満点をしっかり解消して、さらに乗り心地や静粛性を高めて、スッキリとしたのり味を実現してくれるのがレクサスブランド車ではないか、と感じます。
おそらく「ハリアー」と「NX」よりも「ヤリスクロス」と「LBX」の方がより違いを感じる仕様になっていると思いますので、その意味でも今のうちに「ヤリスクロス」をマイカーとして経験できるのは、自分にとっても良かったなと思います。
仕事用として割り切れば大変いい車であることには違いありませんし、とにかく社外品のパーツが多数発売されているのが、ぷちDIYカスタマイズが好きな私としては嬉しいです。
不満な点は、オーナーの工夫で使い勝手を良くすることで、魅力的な1台に仕上げることができるので、自分が最初に購入した「トヨタ/セリカ(ZZT230)」を思い出して、少しずつカスタマイズしていこうと思います。
2023年09月27日
レクサス、「ロックボルト」はサビが目立ちやすい?
通常のボルトはそれほど目立たないのですが、ディーラーオプションのマックガード製セキュリティロックボルトは結構サビが目立ちますね。(ホイールが汚いのはすみません・・・)
もちろん、品質には問題ないのですが、一度気づくと気になるものです。
ということで車両から外して洗浄してみることとしました。
あいにく家には「サビ落とし」がありませんでした。
しかし、サビには、クエン酸洗浄がよいと効いたので、半日ほどクエン酸液に漬けて綿棒で擦ったところ、結構サビは落ちました!
しかし、もともとボルトについてたブラックの粉末のような塗料(?)も少し薄くなってしまいました(笑)
※写真左が LCの純正ロックボルト(2024年モデル用)、写真右が 洗浄後 のNXの純正ロックボルト(2023年モデル以前用)です。
所有されている方はご存知のとおり、もともと純正のロックボルトのブラック塗装は、黒々とした塗装ではなく、粉末のような塗装で、下地のシルバーがところどころ見える仕様なんですよね。新品なのに、まったく新品に見えない仕様です(笑)
これは、ロックボルトのキー(アダプター)をセットしてレンチを回したときに、塗装だと「ハゲる」のを防ぐためかと思いますが、遠目に見ても完全なブラックでないのは個人的には残念です。
※くどいようですが、これで未使用新品です(LC用)
ということで、今回は少し黒くしたいのと、今後サビが広がっていかないように、著名メーカー、Holts社の「サビ止めペイント」(ブラック)を施してみました。タッチペン感覚で塗れるので結構お手軽です。
▼Amazon ペイント塗料 サビ止め塗料 カラーラストップ ブラック 20ml Holts MH986
https://www.holts.co.jp/prods/detail/1451
今回、LC用のロックボルトも、すぐサビそうなのであらかじめ塗ってみました
(左:塗布前、右:塗布後)
さて、実際NX用のものを装着したのはご覧のとおり。
トルク管理がしっかりしたトルクレンチでしっかり締める場合は問題ないのかもしれませんが、締め増しをすると、ペイントはやっぱり剥げますね〜 しかし、明らかに標準仕様とはことなるので、黒々とした仕様が好きな方は良いかもしれません。
もともとサビていた部分は目立たなくなって保護にもなりそうですからいったんこれで良しとします。(普段は視界に入りませんし・・・)
しかし、装着後1年半後でこれなので、納車から3年経過後の「車検時」には結構サビが進行している予感がします。
洗車後や、雨天後にすぐロックボルトの水分を拭けば良いのかもしれませんが、そこまでのケアはなかなか困難ですよね。
ディーラーオプション品ということで、そのうちクレームになりそうな予感もしますがどうなんでしょう・・・(カタログにも「サビますが機能には問題ありません」というような表記もありませんし)
従来のロックナットのときは、メッキ処理がされていたのでサビることはほとんどなかったと思いますが、新型レクサスIS(2020年〜)以降採用されたロックボルトはかなりサビが目立つ仕様になっているのではと思います。
なお、2024年モデル以降適合となる、新ロックボルトが、同様に錆びるかどうかはわかりませんが、表面仕上が従来のロックボルトとほぼ同じなので、おそらくサビるような予感がします。
もっとも、機能には問題ないので気にならない方も多いでしょう。
2023年09月24日
新型レクサス NX/RX 最強のキャンセラー ブルーバナナ SNTC-M26 これはすごい!(ThinkDesign)
レクサス「NX」初年度モデル(2023年モデル)については、型式番号「SNTC-M22」が適合していましたが、使用中はナビゲーションシステムの「GPS」がカットされるなど使用上の不都合があり、新たな場所へのドライブの際は利用が困難でした。
ブルーバナナ社製キャンセーラーの販売後、数々のメーカーから同様のキャンセラーが発売されましたがおおむね同仕様(GPSカット仕様)でした。
当方所有の新型NX(2023年モデル)に、新モデル「SNTC-M26」を装着し、約2ヶ月ほど使用しました。
様々な道路で約3,000kmほど走行しましたが、特段不具合もなく、これはおすすめできるため、今回レポートさせていだきます。
新モデル「SNTC-M26」が優れているのはなんといっても次の点です。
→なんといってもコレが最大の進化!
地図の自車位置もリアルタイムではないですが、ほぼ追従していますので実用上の問題はありません。
高速道路走行中だと、自車位置が多少「かくかく」して追従するぐらいで、実用性に問題はありません。
首都高、中央道、圏央道、東名高速道路などでチェックしましたが、ナビゲーションの案内のタイミングも問題ありませんでした。
■切り替え操作は「LTA」スイッチで秀逸!
→従来は音声ボリュームの「-」ボタンのため、音量が下がってしまうのが欠点でした。
新モデルでは、「LTA」のダブルクリックで切り替えのため、ボリュームも下がらなくなりました。また、ダブルクリックなので、LTAの元の設定状態も変わらず、安全性にも問題ないかと思います。
■モード切り替え時に「ビープ音」が鳴る
「LTAボタン」をダブルクリックするたびびON-OFFが切り替わるので動作がわかりやすいです。
(ONは「ピッ!」、OFFは「ピー!」で区別できる)また、ちゃんと車両標準のスピーカーから鳴るので違和感ありません。
■マイカーログも問題なし
→マイカーログは、スマホアプリ「MY LEXUS」で走行軌跡や燃費、走行距離を自動記録できる便利な機能ですが、従来モデルでは、マイカーログ仕様時に、GPSカット部分は正確に記録されないことがありました。しかし、前述の通り、新モデル「SNTC-M26」ほぼ自車位置を追従していますので、マイカーログも違和感なく出力されます。
■ 映像と地図切り替えが「LTAスイッチ」で可能!
→地味にすごい機能がコレ。
TV・HDMIソースを視聴中に、「LTA」ダブルクリックすると、 「地図表示に戻る機能」が追加 されています!もちろん、再度「LTA」ダブルクリックでもとの映像ソースに戻ります。切り替えには数秒かかりますが問題ないでしょう。
手が届きにくい14インチのディスプレイにタッチする必要がありません。
第3世代レクサス車のように、手元に 「地図に戻る」ボタン(MAPボタン)があればいいのですが、第4世代レクサス車はリモートタッチ廃止により、「HOME」や「MAP」ボタンが廃止されたので、地図に戻る際はいちいちディスプレイにタッチしないといけませんので、この機能は便利に感じますね。
<注意事項>
■レーンチェンジアシスト(LCA)が使用不可
→キャンセラー機能をオンにしている場合、レーンチェンジアシスト(LCA)が無効となります。
新型レクサスNX/RX等のレーンチェンジアシストは動作が遅く、すぐエラーとなってしまい、なかなか使いづらいため、すでに使用されていらっしゃらない方も多いと思うのであまり問題ではないかと思いますが、「レーンチェンジアシストが必須」であるという方にはおすすめできません。
なお、キャンセラーがOFFのときは、問題なくレーンチェンジアシストが使用できます。
その他、新型レクサス「RX」や「RZ」に搭載されている「アドバンストドライブ(渋滞時支援機能)」については動作が推奨されていません。
これは「NX」にはない機能ですから気にしなくてもよいでしょう。
さて、特に助手席に家族や友人を乗せる際に、重宝する「TV/HDMI」等の映像ソース視聴が可能になる、TV/NAVIキャンセラー「SNTC-M26」ですが、現時点では絶賛品切れ中で、入手が困難となっています。
注文方法は主に「公式サイト」と「代理店(取付施工店)」となります。
まずはブルーバナナさん公式サイトで購入。
https://bluebanana99.shop-pro.jp/
ただし、2023年8月3日時点では、売り切れ中です。先日度再販したようですが、すぐに完売したようです・・・
定期的にトップページが更新されるようですので、部品のみ購入で取付は自分でされる方は、定期的に要チェックです。
次は、代理店(取付施工店)いわゆるカスタマイズ専門ショップ等で注文。
一見注文できないようですが、店舗によっては予約を受け付けているケースがあります。
当方もお世話になっている、神奈川県海老名市のレクサス専門ショップ、シンクデザイン(Thinkdesign)さんでは、来店施工が前提亭ですが、「eメール」にて予約を受け付けています。
http://www.think-design.jp/
メールの送付方法は一見わかりにくいですが「QUESTION」からメールフォームにリンクしています。
ブルーバナナTV-NAVIキャンセラー(SNTC-M26)の商品ページは以下のとおりです。
http://www.think-design.jp/20nx_shop_works.html
予約方法は、「QUESTION」からメールフォームを開いて以下の内容を記載の上送信します。
「車種」
「グレード」
「年式(2023年モデルか2024年モデルか)」
「氏名」
「連絡先(電話番号)」
「e-mailアドレス」
これで、のちほどいったん返信メールが届きますので、受付完了。
あとは、商品入荷が近くなった際に、あらためてシンクデザインさんからメールが届きますので、具体的な「施行日時」を予約し、正式予約が完了となります。
なお、製品の入荷にはかなり時間がかかるようなので、レクサス「NX」(2023年、2024年モデル)や「RX」(2023年モデル)のオーナーさんは早めに予約しておくと良いかと思います。
なお、TV/NAVIキャンセラーと同時装着できる「 ABHC-12/ABHC-11 アクティブブレーキホールドキット 」も非常に便利なのでこちらも必見です!
エンジンONのたびに、いちいちブレーキホールドボタンを押す必要がないだけでなく、 ブレーキペダルを強く踏み込むとブレーキホールドがかかる仕様 になりますので、自分の好きなタイミングでホールドできるので新型「NX」でのドライブがさらに快適になるのは間違いありません。
2023年09月23日
新型レクサスNX「OTAアップデートでついに待望のアレが?
すでに先週末におクルマに乗られた方はすでにアップデートが行われていることと思います。
今回のアップデートにおいて配信された内容は以下の通りとされています。
※レクサス公式webサイト https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/ より
今回のアップデートでは、誰もが困ったと思われる、オーディオソース画面の 「?」ボタンの位置変更 がついに行われました!(14インチの大画面に果たして全画面で表示する必要があるのかは未だに疑問ですが・・・)
これはまず素直に感謝したい点です。
しかしながら、「?」ボタンの位置改善はオーディオソース画面に限定されているようで、同じくイライラした方が多いと思われる「音声認識」の画面では、「?」ボタンは、 相変わらず左上のまま です。
音声認識がうまくいかずに、イライラしているのに、地図に戻るために、左上に手をプルプルさせながら伸ばさないといけないストレスはなんとかしてほしいものです。
なお、ハイブリッドシステムの「エネルギーフロー」のビジュアル変更もありませんでした。
そろそろ「RZ」で採用したカッコいいグラフィックに入れ替えても良いように思うのですが、ここは好みが分かられるかもしれませんね。
(私的には14インチディスプレイでコレを見る必要性をあまり感じていませんので・・・)
・・・その他にもアップデートはありますが、実は、初期モデル(2022年11月以降生産車)において、HDMI入力端子を接続した場合に、正常にHDMI入力機器が使用できるようになったようです!すでに接続成功例のメッセージを頂戴しております。
HDMI入力端子が利用できるようになったことは、現時点では一切アナウンスされていませんが、嬉しいアップデートです!
(加藤チーフエンジニア初めとするレクサス開発陣の皆様、ありがとうございます!)
ご存知の方も多いと思いますが、初期のNX(2023年モデル)では、ディスプレイオーディオ本体下部に「HDMI端子」(ディーラーオプション用)接続端子があらかじめ備わっています(※本体との接続側は、一般的なHDMI端子とはコネクタの形状が異なり、ディーラーオプション用の)
以前、2023年モデルの「NX」にHDMI端子でブルーレイディスクプレイヤーを接続した際は、「音声がでない」「オーディオソースがフリーズする」「音声ボリュームが調整できない」といったような現象がありました。
これは、公式には2023年度モデルにおいて、「HDMI入力端子」はマニュアルにも書かれていませんし、公式にはサポートしていないため仕方のないことでした。
しかしながら、今回の「2023年7月27日」のアップデートにおいて、「HDMI入力」をサポートしていただいたのはほんと嬉しいですね〜!
早速、今週末にでも、以前は断念していた「ブルーレイディスクプレイヤー」でのブルーレイディスク再生にチャレンジしてみたいと思いますので、HDMI端子の接続方法、ケーブルの配線、使用しているブルーレイディスクプレイヤー等、あらためてお知らせさせていただきたいと思います。
2023年09月03日
レクサス、ついに新「ホイールロックボルト」発売開始!
それ以降発売となった新型「RX」や、レクサス「NX」の2024年モデルにおいてもホイールロックボルトは準備されていませんでしたので、ホイールのセキュリティを気にする方にとっては、待望の発売です。
当方の「LC500」は2週間前に納車となりましたが、その時点ではロックボルトはまだ未発売だったので、少しヒヤヒヤしていたのですが今回無事に発売されて安心です。(LCの純正ホイールは鍛造品でなかなか高価ですので・・・)
さて、この新ロックボルトは、新型レクサス「LC」のディーラーオプションカタログにおいて、「2023年7月発売」と予告されていましたが、ついに正式発売となりました。
なお、カタログでは見栄えの良い「LEXUSロゴ」が入ったボルトセットが記載されていますが、ロックボルトだけの単品購入も可能です。
※LCディーラーオプションカタログ( https://lexus.jp/models/lc/pdf/dealer_option.pdf )より
2023年7月29日現在、全国の部品共販に大量に在庫があるようなので、今すぐにディーラー経由で注文すれば入手は可能です。
当方が購入したのは、レクサスLC用のホイールロックボルト (型番:08456-00A30)
価格は、税込みで「13,200円」です。
ただし、新ホイールロックボルトから、「取り付け工賃」が発生することとなっていますので、ディーラーで取り付ける方は、概ね取付費込で15,000円程度となりそうです。ここ最近の新型車はそもそも車両に「ホイールレンチ」が付属していませんので、工具がない方は素直にディーラーで装着されるのが良さそうです。
さて、このロックボルト、単にワッシャーがついただけで、従来のロックボルトとほぼ同じかと思っていましたが、並べてみると結構違うことがわかりました。(ただし、これが「NX用」と「LC用」で仕様が違うだけかもしれませんが・・・未検証です)
▼左 新ボルト / 右 旧ボルト
よく見ると、 「ネジ」部分の長さは同じですが、上部の大きさが全然違います 。
結果として、ワッシャーの部分は、「銀色部分」なのですが、単なる平らなワッシャーではなく、横から見ると台 形になった銀色の部分 がワッシャーの役割を果たしているようです。
上部の部分にもブラックの平らなワッシャーがあるように見えますが、ここは上部のパーツと固定されており、平らなワッシャーではありません。
これは確かに複雑な構造になっており、発売までに時間がかかったのも納得ですね。
なお、重量も従来品(レクサスNX用)は、約75グラムでしたが、新ロックボルト(レクサスLC用)は、 約102グラムと、若干重くなっています 。(わずか30g、でも4本では120グラム・・・)
しかし、ロックボルトになって軽量化されたと思いきや、結局従来のナットよりも重くなっているのでは?という疑惑が・・・
では従来の車種(新型NX、IS等)にもこの新ホイールロックボルトが適合するかですが・・・
軽くはめてみたところ、一応ちゃんとはまります。(増し締めはしていません)
しかし、写真のようにロックボルト上部の形状が違うので、旧ホイールには新ロックボルトは使用しないほうが良いように思います。
新型レクサス「NX用」のホイールロックボルトも同時に発売になったようですので、ぜひNXオーナーさんは試してみて下さい!
(ロックボルトの型番が画像と同じであれば、どの車種も共通の仕様になっているものと思います)
さて、ところでレクサス「RX」用のものは、「2023年9月発売」になっていいます。
おそらく、ロックボルト単品のものは発売したけれども、見栄えのよい「ブラックフィニッシュ」加工のハブボルトセットが9月発売で、ロックボルト単品はすでに発売されたのでは、と推測しています。
このあたり、販売店もまだ情報が少ないかもしれませんが、気になる方はぜレクサスディーラーで確認してみてください!
(*レクサスRXディーラーオプションカタログ https://lexus.jp/models/rx/pdf/dealer_option.pdf より)