2024年03月12日
レクサス生産状況更新、「NX」の納期が長期化に!
https://lexus.jp/news/info/delivery/ より
納期一覧を見ると目立つのは先日2度目の年次改良が行われたレクサスの最量販車種「NX」です。
一番人気の「NX350h」に関しては納期が「5.0ヶ月〜6.0ヶ月」となっていますので、工場からの出荷やディーラーへの搬送、オプション取り付けを考慮すると、半年超の納期となっています。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40467779.html より
いちはやく「年次改良情報」をキャッチされた方は、すでに今月、来月に納車されるようですから、大きな差となっていますね。
個人的には「OVERTRAIL」グレードの実車をぜひ見て詳細をチェックしてみたいです。
■「IS」/「RC」がどうなる?
2023年はついに改良が行われなかった「IS」と「RC」ですが、ガソリンモデル「IS350/IS300」の納期が引き続き、長期間になっています。
一部メディアに2024年秋モデルチェンジとの情報があるようですが、当方ではそのような情報はキャッチしておりません。
ただし、2年連続で改良が行われない、ということも考えられませんので、「IS500」の初の年次改良も含め、2024年は何らかの改良が行われるものと考えます。「LC」でも実施されたように、マルチメディアシステムの刷新は、現在の旧世代となったナビ/オーディオシステム関連の部材の供給面からもあり得ると思います。
■「ES」はフルモデルチェンジか?
2023年は改良が行われなかった「ES」はモデル廃止とは考えられませんので、フルモデルチェンジが行われるものと考えられます。
現行モデルはFFセダンとして熟成された「完成形」とも言えますが、Lexus Safety System+3.0へのアップデートが未了なのと、パワートレーンが最新世代(第5世代のTHS2)ではないのが残念なところ。このまま新世代にバトンタッチするものと思われます。特別仕様車の発売があれば、間違いなくフルモデルチェンジが来そうですので、今年は「ES」に注目しています。
■LMの納期も正常化に
LMについては、若干納期が延びましたが「3.0ヶ月〜3.5ヶ月」と一般的な水準となりました。
納期正常化により、いよいよ「6人乗り仕様」のデビューを迎える土台ができたという感じです。
狙っている方は、購入希望であることを販売店のセールスコンサルタントに伝えておくのが良いでしょう。
■RXの納期は少し長めに
RXについては、フラッグシップの「RX500h」の納期が長めになっており、「4ヶ月〜5.0ヶ月」に伸びています。
納期が6ヶ月を超えると、受注が停止される懸念もあるのでギリギリのラインです。
ただし「RX」に関してはほぼ確実に今夏には年次改良が実施されると思いますので、現行モデルに今ひとつ食指が動かない方はもうしばらく様子見が良さそうです。なお、当初は一番狭き門だったPHEVの「RX450h+」が一番納期が短い「3.0ヶ月」なのにも注目です。
■RZはまだまだ盛り上がりに欠ける
RZは最も納期が短いレクサス車(約「2.0ヶ月」)となっています。
抽選販売の特別仕様車「RZ450e”F SPORT Performance"」については、倍率はレクサス車の抽選販売としては低い倍率となった模様で、多くの方は購入ができたようです。「RZ300e」追加後も納期が変わらないのはうユーザーとしては嬉しいところですが、販売が伸び悩んでいるのは間違いなく、今後のレクサスのEV戦略も影響を与えそうです。(2024年1月の「RZ」登録台数は、わずか「60台」程度です)
■LXの受注再開にも期待?
「LX600」についてはコンスタントに車両が生産されており、2024年1月の登録台数は「300台超」と、レクサス車の中でも順調に販売・生産が進んでおり、そろそろ受注再開の期待がかかります。ランドクルーザー300系と同様、年次改良の期待もありますので、「LX」を狙っている方は今年度は注目ですね。
2024年03月08日
レクサスコレクション(Lexus Collection)2024(春/夏)発売!
今回はトートバックやポシェットを中心とした新アイテムが目立ちます。
https://lexus.jp/magazine/collection/lexus-collection/
個人的な今回の注目アイテムをご紹介させていただきます。
■「ハイバックチェア &オットマン」
レクサスコレクションではおなじみの「天童木工」製の家具。
今回は、新生活にふさわしい、素敵なチェア&オットマンで、ハイクオリティな新居や新生活にぴったりですね。
価格はハイバックチェアが 306,600円 オットマンが 142,100円と高価ですが、それなりのブランド力がある家具メーカー(天童木工)の商品と考えると妥当な価格かと思います。
張地に、東レの「ウルトラスエード(BX)」が使用されている点、レクサス「RZ」でもラインナップされている「オラージュ」と「ヘーゼル」そして、新たに「ダークグレー」がラインナップされているのも嬉しいですね。
とはいえ、実物を見てみたいので、ぜひレクサスディーラーのオーナーズラウンジにも1セット展示してほしいものです。
■「車職人の匠 フューエルキャップカバー」
前回のレクサスコレクションでデビューした、給油口キャップカバーの追加ラインナップです。
当方も1つ購入しましたが、「プレーン/葉脈/大地/杢」に加え、スピンドルラスター「宵」と「白日」の2タイプが登場!
価格も既存ラインナップの約2倍の「約80,300円」〜と、車のメーカーオプションのような設定になっています。
納期も3ヶ月〜5ヶ月ということで、大変手間がかかるようで、まさに一生モノ・・・
今回から「名入れ」もできるようになっているので、プレゼントにも良いかもしれませんね。
■トートバック
レクサスコレクションの表紙を飾る「トートバック」、「ポシェット」
今までにないデザイン性の高いアイテムは注目を集めそうです。普段使いできること、街なかでも著名なブランド品と違って被らなそうなのも良さそうです。
カラーは「ベージュ」、「ブラウン」、「カーキ」などの優しいアースカラーが中心となっています。
女性向きのようにみえますが、個人的には「ポシェット」の「カーキ」は中年男性でも大丈夫なのでは?と期待しているので実物でチェック予定です。
■スマートフォンポシェット(サステナブルレザー)
大ヒットした「スマートフォンポシェット」の最新作が登場!(従来モデルも発売中)
従来モデルに比べ、マチがついたりファスナー付きのポケットが前面に来るなど容量を増やした感じでしょうか?
スマートフォン以外にも収納ができるようでより利便性が高まりそうで、今回も人気がでそうですね、要チェックです!
価格がちょっと高めの「18,000円」になったのは気になるところ。
■Apple Watchバンド(西陣織)
こちらも人気のアイテム、西陣織素材を使用したAppleWatchのバンドですが、Newカラーとして「ブラウン」、「トーブ」、「アイボリー」が登場!
肌触りも良く、価格も控えめなので、私も購入予定です!
■LEXUS×Admiralアイアンカバー
普段あまりゴルフグッズを買わない私が今回唯一購入しそうなのが、このアイテム。
ちょうどアイアンカバーがかなり古いので交換しようと思っていたのでちょうど良かったです。
表面のカラーが「ブルー&ホワイト」なのも、レクサスLCの内装カラーにぴったりで気に入りました。
■スマートキーケース
昨年は納車が通常の2倍近かったこともあり欠品が多かったスマートキーケースの新作が登場。
今回は、人気の「オーカー/ヘーゼル」内装にもぴったりな、ブラウン系のキーケースが登場しています。
価格も比較的控えめなのも嬉しいところ。(ケースの内側にはウルトラスエードを使用しているのもくすぐられる?)
ここ数年、レクサスオーナー数が飛躍的に増えていることもあり、レクサスコレクションの人気も高まっており、人気アイテムはすぐ欠品/予約注文となりますので、気になるアイテムはお早めにチェックされることをおすすめします。
なお、今回も”F”および、”F SPORT”系の新作の登場はありませんでした・・・
2024年03月06日
新型レクサスNX(MY25)ついに発表!ニュースリリースにはない改良もある模様!
速い方ではごく少数ですが3月生産枠がありますので納車される方もいらっしゃるとのこと、納車が楽しみですね!
今回は、公開された「ニュースリリース」だけでは分かりづらい部分を中心に、「機能詳細カタログ」で違いをチェックしていきたいと思います。
今後車両購入をご検討される方のご参考になれば幸いです。
▼トヨタグローバルニュースルーム
LEXUS、「NX」を一部改良するとともに、多様なお客様のライフスタイルに寄り添うラインアップを拡充(2024/2/29)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40467779.html
* https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40467779.html より
(以下、理解を深めることを目的として、特に断りが無い限り画像は上記ニュースルームの画像および機能詳細カタログのものを使用させていただいております。)
■ボディ剛性強化(ガセット) (機能詳細カタログ P12)
ニュースリリースには記載されていますが、かなりわかりにくい部分です。
具体的には「リヤホイールハウスとロアバックの間にリヤブレース、ロアバックパネル下端にガセットを追加」されています。
特に今までのレクサス車でもガセットを追加する強化は初めてではないかと思います(アフターパーツではしばしば耳にしますが、メーカー純正では珍しいと思います)
■9.8インチディスプレイ廃止 (P21)
もともと”標準”グレードの販売が非常に少なかったのはディスプレイサイズの差別化にあるのでは?とも言われていましたが、今回ついにディスプレイサイズを14インチに統一。9.8インチは日本市場では「LBX」のみの採用となります。G-LINK契約期間経過後のことも考えると、地図がインストールされている14インチと、サーバー側に保管されている9.8インチ仕様の差は大きく、今回14インチモデル(ディスプレイオーディオPlus)に統一するのはユーザーとしても喜ばしいことで、今後は”標準”グレードの販売比率が高まるのは間違いなさそうで、NXの購入者層の広がりにも期待できそうです。
■TFT液晶メーターは全車7インチデザインに統一 (P22)
”標準”グレードは液晶メーターの表示形式が異なっていましたが、今回全車共通となりました。
(”F SPORT”は若干デザインが相違しますが、基本的に同じです)
こちらも、見比べると”標準”グレードがいかにも「廉価版」という感じでしたので、嬉しい変更点です。
■アンビエントライトがなんと「強化」! (P27)
これはサプライズです!
今回、「 高輝度のLEDを採用し、より明るく照らします 」という表現が追加されています!(eラッチ部分は従来通りの模様)
よって、25MYモデルから、マルチカラーアンビエントライトに関し、高輝度LEDランプに換装された可能性が高いです。
こちら、従来モデルにも対応できる可能性もあるので後日レポートしてみたいと思います。
<従来の表記>
ご参考に、従来の表記は以下のとおりです。
*機能詳細カタログ(P27)【MY22-23】
■レクサスコミニュケーションサウンド (P54)
変更ない可能性もありますが、新規に レクサスコミニュケーションサウンド のページが追加されています。
特に「R」ポジション選択時の「バック音」は、レクサスNXでは変更されていませんので、レクサス「RZ」「LBX」などと同様に変更されているかどうか注目です。
■ドラレコ非装着時のUSB端子増加 (P59)
ようやく画像が公開されてイメージが湧きました。
必ずしも万能とはいえない純正ドライブレコーダー機能(特に画質、記録時間)ですが、純正ドラレコ非装着時にはUSB端子が増えるのはメリットですね。
マルチメディア用USB端子は「Type-A」のままなのは賛否ありそうです。
■F SPORT ブラックルーフレールが明確化! (P63)
”F SPORT”ではルーフレールをメーカーオプション装着すると「ブラック」化されますが、この イメージ図が追加 されています。
初期にカタログがない中購入した方には懐かしいですね(笑)
■ボディカラーの変更 (P70)
ニュースリリースでは無くなったカラーは通常触れられていません。
今回「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>」が廃止されています。オレンジ系がなくなるのは速いですね・・・
「ムーンデザート<4Z1>が今回”OVERTRAIL”専用カラーとして設定されていますが、 カラーコードがオレンジ系と同じ「4」 で始まるんですね。
■インテリアカラーの変更 (P71)
年次改良やマイナーチェンジで内装カラーの変更(縮小)が行われることはよくあることですが、レクサスNX2回目の改良ではラインナップが追加されているのは嬉しいところ。既報通り「ブラック&リッチクリーム」が廃止されています。注目の”F SPORT専用へーゼル”の新設定とカラー配置の珍しさは胸アツですね!他車種への波及があるかどうかにも注目です。
私的には、シート座面のサイド部分(土手)はブラックにしてほしかったなぁ・・・と思います。
ルーフ/バイザー/ピラー部分が「ブラック」ではないのは”F SPORT”としては初の試み、市場の評価が楽しみです。
■オーナメントパネルに「ジオレイヤー」追加 (P72)
天然素材なのかサステナブルを意識したフィルム加工なのか判然としませんが、”OVERTRAIL”専用のオーナメントパネルがついにお披露目です。
残念ながらグレード間で固定されているオーナメントパネルはそのままではありますが、このタイミングで拡張してきたのには素直に嬉しい部分です。
レクサスディーラーにもカラーサンプルが届いているようですので、これから契約される方はぜひチェックして未tレ下さい。
■「OVERTRAIL」の標準装備が判明! (P75-76)
NX「25MY」の予約受注段階では”OVERTRAIL”はシート形状が”F SPORT”と同じであることが判明しており、電子制御サスペンションの「AVS」も装着されることから、基本装備が”F SPORT”に準じたものなのかどうか今ひとつ判然としてませんでしたが、 基本的には"version.L"と同じである ことが明確にわかるようになっています。
つまり、ステアリングやシフトノブにはディンプル加工なし、ペダル類にはアルミ素材は不採用、スカッフプレートも通常モデルと同じです。
私的には、せめて「スカッフプレート」は専用デザインを準備してほしかったと思います。
同様に、”OVERTRAIL"が"version.L"と基本装備が同じであるため、シートヒーターが後席にも標準装備されることも判明。(後席電動格納機能も装備)
これにより、 ”OVERTRAIL”の価格が、NX450h+だけ若干安い理由も判明 してスッキリしました(笑)
※「NX450h+”F SPORT」はもともと後席シートヒーター/後席電動格納機能が標準装備
■”OVERTRAIL”の燃費も判明! (P8)
当然ですが「主要諸元表」が更新されており、OVERTRAILの燃費も判明。
18インチタイヤが標準ということもあり、若干”F SPORT”や"version.L"よりも良い数値となっています(「NX350h」ではWLTCモードで20.1km/L)
一方、「NX450h+」では”F SPORT”や"version.L"と同数値であり、誤差の範囲と思われます。
■ディーラーオプションに21インチアルミホイール設定!
ディーラーオプションは、あまり大きな変更がありませんでしたが、さりげなくホイールの選択肢が増加しています。
特に注目は、レクサス新型「RX500h」のメーカーオプションで設定されていたタイプのホイールが設定されています。
最初は「20インチの誤記」かと思っていたのですが、サイズが「21×8.0Jインセット40」とあるので、よく見てみると、 レクサスRX(24MY)で設定されたものと同サイズ、同重量 でした。
しかし、レクサスNX用は、なぜか3万円ほど価格が高いんですよね・・・(これはいったい??)
大きさが標準の20インチより拡大しているので、タイヤも購入しないといけないのは要注意です。
なお、もう一方の21インチ鋳造アルミホイールもレクサスらしいおしゃれなホイールですね。
こちらも新型RX(24MY)で設定されたものと同じですが、選択される方がどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
なお、レクサス「LBX」には同タイプの「18インチ」も設定されているので、通称「音叉ホイール」とも呼ばれるこのデザインのホイールは今度のレクサスSUVモデル共通のデザインになるのかもしれませんね。
というわけで、新型レクサス「NX」の機能詳細カタログを中心に、ニュースリリースのみではわからない部分についてチェックしてみました。
今回のレクサスNXは”OVERRAIL”の追加もあり、展示車・試乗車の入れ替えを行う店舗も多いかと思いますので、ぜひ実車でチェックしてみたいですね!
特にマルチカラーのアンビエントライト、後席アウタードアハンドルLEDライトは私的にも要チェックポイント、その他走りの基本性能やノイズ低減なども体感できるレベルか注目したいですね〜!
2024年03月02日
レクサスLC500 エンジンオイルを「Mobil1」変えると激変でした!
今回は、無償の純正エンジンオイル交換をアップグレードして「Mobil1」(0-20W)にしてもらいました。
そこで驚いたのが、 驚異的にアイドリング時のエンジン音が静かになったこと です。
エンジンの回転数は550〜600rpmぐらいで通常時とかわらないのですが、まるで「LC500h」(ハイブリッド)と思うぐらいにエンジンサウンドや振動がおさえられるようになりました。
もちろん、Mobil1らしく、踏んだときのエンジンフィールもよく、ここまで変わるとは・・・驚きました。
前車「LC500h」でも定期的にエンジンオイルを「Mobil1」に変更していましたが、今回のLC500の方が変化が感じられますね!
さらに、評判の良い「A.S.H.」(アッシュ)などに換装するとさらに違った感じなのでしょうね・・・
レクサスLC500はエンジンオイルの充填量も多いため、アップグレード料金も比較的高め(当方の場合は約14,000円の追加料金)ですが、価格以上の効果があると実感しました。
LC500については純正のオイルを「Mobil1」にしたほうがいいのでは・・・と思いました。
しばらく乗っていると(慣れて)感じられなくなるかもしれませんが、とにかくアイドリング時のエンジン音の静かさと、室内に伝わる微振動が明らかに低減したことには驚きですし、加速時のエンジンサウンドがさらに洗練された感じ(ザラツキがなくなった)がしてさらにドライブが楽しくなりました。
なお、現時点(2024年2月27日)ではまだ正式にOTA配信されていないようですが、「LC500/LC500h」(24MY)についても新マルチメディアシステム移行後、初のOTAアップデートプログラムが配信されるようです。
今回、販売店にはアップデートプログラムがすでに先行配信されていたようですので、点検時にあわせ、最新プログラムを先行して適用していただきました。
https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/
推奨レーン表示の際の交差点の表示(矢印等)が太く、見やすくなっていたり・・・
精細地図(100mスケール以下かつ3D表示ON時)において「建物の立体表示」ができるようになる、
従来状況に応じた新ルートを画面上で確認ができるようになる、などの違いがあることがわかりました。
その他の点でも結構改善点が多そうなので、正式配信が楽しみです!
(なお、レクサスLC500には、エネルギーフロー画面やAWD表示はありませんが、「LC500h」のエネルギーフローは変更になっている可能性が高そうです!)