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2024年05月30日

新型カムリ発表、いよいよ新型レクサス「ES」発表に期待!

新型カムリが2024年4月18日に北米市場にて発表。
ということは、いよいよ2024年度はレクサスの主力セダン「ES」のフルモデルチェンジが期待されます。

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▼2025 Toyota Camry
https://pressroom.toyota.com/toyota-camry-goes-exclusively-hybrid-plus-a-new-look-and-more-technology/


現行レクサス「ES」(ES300h)は2018年10月に日本市場に導入。
外観が「LS」に似ていることや「LS」のサイズアップに伴い、大型/高額化したLSからESへ乗り換えされる方も散見され、大型FFセダンは売れないという予想を覆してヒットしたモデルと思います。

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2020年にはハイブリッドバッテリーが「リチウムイオン電池」に換装され、燃費向上が向上。
そして、2021年にはマイナーチェンジに相当する改良が行われ、フロントグリルの意匠変更など外観の変更は最小限にとどまりましたが、クルマの基本性能のブラッシュアップや、ESの特徴でもある静粛性や乗り心地のさらなる改善を実施。
また、レクサスでも一部車種の採用にとどまる「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」の採用(+ヘッドランプの意匠変更)、「Lexus Safety System+2.5」へのアップデート、内外装のカラー変更、F SPORTの商品力向上(オレンジブレーキキャリパー、ホワイト内装追加)など多岐にわたる改良が行われました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35079918.html


そして2022年には、新型NXで採用された「新マルチメディアシステム」の採用とあわせセンターコンソール周りの刷新、特別仕様車“Graceful Escort”の設定など着実な改良を実施。

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なお、2023年はまったく改良が行われなかった「沈黙の一年」でしたが、モデル末期の現在でも「月/300台〜500台」前後販売されており、根強い人気を誇っています。

残念なのは、先進予防安全装備の「Lexus Safety System+」がひと世代前の「2.5」でとどまっていることです。
一足先にUXが2025年モデルで「Lexus Safety System+3.0」にアップデートされましたが、「ES」は2023年には一切改良が行われなかったことから、本年のフルモデルチェンジの可能性はかなり高まっています。

新型カムリから予想される「ES」で変更が期待される点についてざっと書き出してみたいと思います。


■出力の向上

新型カムリでは、ハイブリッドモーターを合わせた「システム出力」が前輪駆動モデルで225HP、全輪駆動(AWD)モデルでは232HPと、現在のES300hの「215HP」(日本では218HP)を上回っています。
なお、ハイブリッド駆動用バッテリーは、リチウムイオン電池を使用。
ニッケル水素電池(バイポーラ型)ではないので、車種により使い分けているようです。レクサスESではどうなるでしょうか?


■Lexus Safety System+4.0 (または3.5)の投入

期待されるのは、Lexus Safety System+の世代のアップデート。
カムリには、第3世代タイプ(Toyota Safety Sense3.0)が採用されました。
「Lexus Safety System+3.0」が初採用されたのは2021年11月の「NX」からで、そこからすでに約3年が経過しようとしています。アップデート期間としては十分と思いますので、そろそろ新世代へのアップデートが期待できます。
世界中で幅広い販売を誇る「ES」でLexus Safety System+のレベルアップが行われる可能性は十分ありそうです。


■DIRECT4の設定

新型カムリでは、ついにガソリンエンジンモデルが廃止され、全車ハイブリッド車となりました。
第5世代のハイブリッドシステム(シリーズパラレルハイブリッド)採用ととともに、従来は全輪駆動(FF)のみの設定でしたが、全輪駆動(AWD)の設定も行われました。新型カムリにおいても「走行状況に応じて正確なオンデマンドの前後トルク配分を提供」との記述があるため、特に”F SPORT”モデルにおいては、より積極的な制御を行い「DIRECT4」のバッヂがつくのではないかと期待です!


■DRSの設定
クラウンクロスオーバー、クラウンスポーツに設定された後輪操舵の「DRS」の採用にも期待がかかるところですが、ベースのカムリには不採用であること、ハイブリッドシステムの世代が相違する(クラウン群は第4世代のTHS2システム)ということから、採用は困難と思います。
しかし、比較的ボディサイズの大きなセダン車ですので、日常の取り回しの良さの改善にもつながる「DRS」はカムリとの差別化のため採用されれば嬉しいなぁと思います。


■14インチディスプレイ

もともとESは「12.3」インチのワイドディスプレイを採用していましたが、今回新型カムリでも上級モデルで12.3インチを設定。
差別化のためにも「14インチ」ディスプレイを搭載する可能性は高そうです。
ただし、室内空間の低いセダン型で14インチディスプレイの搭載は初となりますので、前方視界も配慮しながらどのようなレイアウトで搭載してくるか楽しみであります。


■12.3インチフル液晶メーター


新型カムリでも12.3インチのスピードメーターが提供されており、「ES」でも設定されることは間違いなさそうです。
ただ、ここまで採用車種が増えるともはやプレミアム感も薄れてきているのが難点ですので、レクサス車ならではの差別化を期待したいところです。


■進化した「デジタルアウターミラー」

鳴り物入りで登場した、世界初のデジタルアウターミラー。
残念ながら、それ以後、トヨタ/レクサス車で追加採用されることはありませんでした。
世界的にも一時BEV車を中心に先進さをPRするアイテムとして採用が進んだようですが、結局は見え方、違和感(距離感がつかみにくい)、画像解像度の問題などで、物理ミラーの方がまだまだ優勢との見方のようで、積極的な採用は進んでいないように思います。
新型「ES」では6年分進化した新デジタルアウターミラーを搭載してくるのか、専用モニターも外付け感なくうまくダッシュボードやドアトリムにビルトインしたデザインで登場するのか、果たしてどうなるか、注目したいところです。


■マルチカラーアンビエントライト

64色のマルチカラーアンビエントライトは新型カムリでは不採用。
レクサスESでの採用は確実と思いますが、進化した「Lexus Safety System+」との協調制御により、色合いがシチュエーションにより変動するなど一歩進んだ機能強化が期待されます。


■パノラマガラスルーフ

北米カムリでは「パノラマガラスルーフ」がオプション設定されています。
日本市場の「ES」でも、ついに大型のパノラマガラスルーフが設定されることが期待されます。


■後席ベンチレーション/リフレッシュシート

新型カムリでは、シート空調機能の「ベンチレーション機能」は前席にのみにとどまりました。また、後席にシートヒーターも非装備。
レクサスESでは後席シートヒーターは確実に装備されると思いますが、豪華装備の"version.L"においては、後席の「ベンチレーション機能」そして「リフレッシュシート」機能が備わるかどうか注目です。
同クラスのSUVモデルにはない快適性のため、個人的にはぜひ装着してほしいところではありますが・・・


■デジタルキー

新型カムリにも設定されましたので、ESにも設定されることは確実と思われます。


■電子シフト

新型カムリでは、従来型のシフトレバーを使用しているようですが、レクサスESにおいては、省スペースで軽快な操作ができる「エレクトロシフトマチック」を採用することが想定されます。


■ARヘッドアップディスプレイ

新型カムリでは一般的なヘッドアップディスプレイ(約10インチ)が採用されていますが、新型レクサスESでは、AR機能を誇る進化版のHUDの採用に期待がかかります。もともと、新型レクサス「RX」で採用が期待されていたものですが、2022年時点では不採用。他のメーカーでも採用例が増えてきましたので、先進感を感じる装備として、そろそろレクサス陣営での採用に期待がかかります。

さて、ES…どうなるでしょうか?
予想を大きく上回る「世界初」やクラスを超えた機能が備わることに期待したいです!


2024年05月22日

LEXUS「UX300h」、従来の「UX250h」との比較は欧州市場がわかりやすい!

レクサスのコンパクトSUV「UX」(UX300h/UX300e)は、ここ最近「NX」と「RX」の影に潜んでいる印象を受けますが、車名をUX250hから「UX300h」にリネームしたあとの車両は外観デザインは変更ないものの、その進化具合にはモータージャーナリストやクルマ系YouTuberの皆さんにも非常に高評価のようです。特に、リヤモーターが強化された「AWD」モデルの評判が高いようですね。

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進化した「UX」ですが、実際旧モデルとどれぐらい変化したのかわかりやすい表が「2024年4月29日付」で欧州市場で公開されています。

▼THE NEW 2024 LEXUS UX: MORE ELECTRIFIED POWER, GREATER DRIVING REWARDS AND ADDED REFINEMENT FOR THE LUXURY COMPACT URBAN CROSSOVER
https://newsroom.lexus.eu/the-new-2024-lexus-ux-more-electrified-power-greater-driving-rewards-and-added-refinement-for-the-luxury-compact-urban-crossover/


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魅力的な改善ポイントは次のとおり。

・システム総出力(上から2項目目)が向上!
 135kW(184PS)から「 146kW(199PS) 」へと、出力を大きく向上させています。

・リヤモーターパワー(上から3項目目)が大幅に向上!
 5.3kW(7PS)から 「 30kW(41PS) 」へと「約6倍」大きくパワーを向上させています。

・リヤモータートルク(上から4項目目)
 55N・m から「 84N・m 」へと「約1.5倍」トルクが向上しています。

これにより、より電動感あるパフォーマンスを得ることができ、それにより「0-100km/h」加速タイムも改善しています。
日本仕様とは若干異なるかもしれませんが、

・前輪駆動(FF)モデル=「8.5秒」から「 8.1秒 」へと、0.4秒の改善。
・全輪駆動(AWD)モデル=「8.7秒:」から「 7.9秒 」へと、0.8秒の改善。


よく見ると、従来は全輪駆動(FF)の方が加速タイムが良かったのが、「UX300h」では、リヤモーターの大幅強化により、 全輪駆動(AWD)の方が加速タイムが良くなる など大幅に改善されtれいることがわかります。


なお、それでいて燃費(下から2項目め)やCO2排出量(一番下の項目)は従来にくらべ「UX300h」は燃費改善、CO2排出量も低減するなど、「良いとこ取り」に進化しています。

通常、モデルチェンジによりパワー感の向上とは引き換えに犠牲になるものがありますが、この「UX300h」はカタログスペック上も、フルモデルチェンジといっても差し支えないほどの進化をしていることがわかります。

これは新型プリウスと同様、ハイブリッドシステムが「第5世代」に進化したものではありますが、外観がまったく変更ないためあまり大きくPRされていないように思いますが、あらためて違いを表形式で見てみると、その進化度合いを感じることができました。


なお、日本市場においては、2024年3月の販売(登録)台数は 約680台 と、兄貴分の「NX」「RX」には及ばず、まだその実力を出していないように見えますが、従来の「UX250h」時代のようにコンスタントに月/1500台をマークするとなると、レクサスブランドのエントリークラスSUVとして存在感を示すものと思います。

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「UX300h」の登場とともに、内装のクオリティも若干向上しましたが、個人的には「和紙調 助手席前ダッシュボード」のカラー復活(ブラウン、コバルト)や、「センターアームレスト」近辺に配置されていた「オーディオスイッチ類」の復活、そして「ドアトリムの質感向上」(LBXが頑張っているだけに・・・)を図ったうえで、外観においても若干の意匠変更(前後ヘッドランプの意匠変更、加飾変更)などを施してパワートレーン強化に見合った「買い替えの食指」となるような変化があると嬉しいと感じました。

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2024年05月10日

LEXUS MEETS…ついに再オープン!魅力的なお土産も!

レクサスブランドのPR拠点として活躍してきた「LEXUS MEETs…」が2024年4月20日からリニュアルオープンしています。
しかし、以前のような常設でレクサス車が展示されることはなく、「カフェ」とこだわりの逸品(食事、スイーツ等)を中心とした店舗になっています。

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https://global.toyota/info/lexusmeets/index.html


店内にはいくつか「LEXUS」にちなんだものも発見できますが、「クルマ」の展示はありません。
席も結構ありますが、スペースにゆとりがあり、ゆっくり寛げそうです。

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入口の床には「LEXUS」の文字ロゴも・・・
(スピンドルグリル/ボディっぽいものは見当たらず・・・)

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なお、入口近辺には「お土産」コーナーもあります。
(店舗の「ドア」」に該当する場所には、トヨタ自動車にまつわる「エンブレム」があしらわれていました。)

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先日当方が訪問した際は、シグネチャーアイテムとして「日比谷 五街道団子(5種)」が1500円。
「どら焼き(5個)」が1700円です。(単品は1個340円)

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記念なのでどちらも1つずつ購入して家族サービスとしました(笑)
日比谷 五街道団子は、「LEXUS MEETS…」のシグネーチャーメニュー(看板メニュー)として準備されているとのこと。
ただし、フィルム包装されたままだとすこしビジュアルが今ひとつです…(味は美味しいです!)
ちなみに、日持ちはしないので、その日のうちに食べる必要がありますので、どちらかというと自宅用ですかね。

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もう1つの持ち帰りメニューである「どら焼き」は、単品で購入しても5個セットで購入しても1個あたりの価格は同じなので、5個セットが(箱もつくので)お土産としては良さそうです。
一般的などら焼きよりも少し小さなサイズで、お茶菓子にも最適です。なお、賞味期限は約1週間+α程度なので、手土産にも良さそうです。

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なお、カフェのみではなく、「食事」もできます!(メニューは定期的に変わるようです)

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https://global.toyota/info/lexusmeets/files/menubook.pdf

当方が驚いたのは、富山県の「大門素麺」(おおかどそうめん)を食べることができることです。
おしゃれカフェで「そうめん」も珍しいですが、その中でも通好みの「大門素麺」とは・・・そうめん好きな方はぜひチャレンジしてみてください。

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以前の「LEXUS MEETS... 」はどちらかというと「洋」っぽさのあるメニュー(サンドウイッチやデリなど)でしたが、新生「LEXUS MEETS…」は、「和」をコンセプトにしており、メニューも一捻りしており、なかなか目新しいですし、日比谷という場所にもマッチしているのではないかと思いました。


ただ、やはり「LEXUS」というネームを冠しているわりにはLEXUS車に関するものがほぼないのはちょっと残念に感じました。
(試乗コーナーは引き続きありますし、以前にはなかった「ロングコース」も新設されてはいます)


なお、昨年レクサスBEVプログラムの一環として「充電中の待ち時間を豊かにするサービス」としてスタートしたバッテリーEVオーナー向け「レクサス充電ステーション」の特典として、カフェサービス等がありましたが、 この内容もリニューアルしていること がわかりました。
上記の「五街道団子+コーヒー」や秀月堂監修の「かき氷」などなかなか魅力的です!

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https://lexus.jp/models/bev/charging/station/hibiya/


2024年中には発売されると噂の 「LBX」”MORIZO RR”が正式発表されると、こちらに期間限定で展示されたりするのでしょうか?

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2024年05月06日

LEXUS GW前の各モデル納期状況は?

大型連休前半が終了間近ですが、レクサスディーラーなど自動車販売店も4月28日(日)または29日(月)まで営業、その後平日〜後半の大型連休を含め、長期休業という店舗が多いと思います。

連休を挟んで魅力的な大型SUV「GX」の抽選に申し込むかどうか悩んでいらっしゃる方も多そうですね。
本日複数のレクサスディーラーに立ち寄らせていただきましたが、いずれも複数の方が「GX」のリーフレットを目の前に検討されていらっしゃいました。

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さて、2024年4月26日に公開されているレクサスの最新の工場出荷時期目処は次のとおりです。


▼工場出荷時期目処のご案内 2024/4/29時点
https://lexus.jp/news/info/delivery/

今回の動向での変化で個人的に気になったのは以下のとおりです。


■LC系

「LC500/LC500h」の納期が少し長くなってきています。
一方、LC500 ”Convertible”の納期は約2.5〜3.0ヶ月で今までで最短レベルになっています。
なお、欧州では販売終了という話はありましたが、あれは環境規制によるもので、日本試乗や北米市場に直ちに影響あるものではないかと思います。そもそも、近々販売終了であるならばそもそも2024年モデルであれだけの大きな改良が行われるはずがありませんので。

とはいえ、まだまだ改良してほしいところが多数あるモデルですので、2025年モデルの改良が(あれば)どうなるか個人的には関心がありますね。

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■セダン系(LS、ES、IS)
全般的に納期が短くなっています。IS300/IS350は一時期半年近い納期でしたが少し短縮したようです。
それにしても2025年モデルの「IS」、そして「ES」がどうなるのか・・・本当に楽しみです!
特に「ES」はフルモデルチェンジ、または大規模なマイナーチェンジが期待されます。
例年通りですと、GW明けには情報が出回りそうではありますが・・・2024年は今のところ新型車のアナウンスがないのでぜひ期待したいところ。


■NX
「NX」の納期が引き続き全モデル長期化したまま変動がありません。
2025年モデルの改良が比較的で大規模であったことから、2026年モデルの改良内容がそれほど大きくなさそうな観測が出てきていることも要因でしょうか?
特に主力モデルの「NX350h」に関してはそろそろ契約しておかないと年内納車が厳しくなりそうです。
とくに初年度契約の方で初回車検を通さない予定の方はそろそろ決断が必要なタイミングですね・・・

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■RX
納期が比較的安定してきていますが、最量販車種「RX500h」の納期が長めになっています。
2025年モデルの改良時期のことを考えるとそろそろオーダーが止まりそうな予感はしますが・・・
納期が早いのは「RX450h+」ですが、”F SPORT”の設定がないのが残念ですね。
リセールバリューが他のパワートレーンに比べ低いことにも要因はありそうですが、充電環境が整っていないマンションなどでも運用できますし、選択肢としては良いと感じます。静粛性の高さや加速力など、価格差に見合う魅力があると感じます。


■UX
すこぶる評判が良い「UX300h」ですが、あまり話題になっておらず、現時点での納期は比較的安定しているようです。
外観が変わらなかったこともあり、展示車もあまり見かけません。
人気車種「NX」と新参者の「LBX」に挟まれている立場の「UX」ですが、かつてのように単月で1500台程度の販売がキープできるかに注目です。
2024年3月の販売台数は約「682台」となっており、数字的には物足りなさを感じますが、試乗での評判の良さが伝われば盛り返すかもしれません。


■RZ
若干納期が延びている模様ですが、追加設定された「RZ300e」に関しては、大方の予想通り(残念ながら)まったくといっていいほど売れていません。
(2024年3月=29台)
懸念されるのは、もともと「RZ450e」を購入う予定だった方が300eにシフトしているような感もあり、現時点では「RZ300e」の価格設定に問題があったのではと感じさせられます。2モデルあわせても毎月の販売台数が「100台」を下回る状況は新型車としては、危機的と言わざるを得ません。
500台限定だった「First Edition」の在庫が一部販売店では販売されているという事実もありますし、想像以上にBEV車の販売が奮いませんね・・・
「RZ」はデザインもインテリアの質感も良いにもかかわず、従来のHEVやICE車と同じ「見た目」では売れないということがわかったので、価格面で相当引き下げるか、見た目や機能など相当な目新しさを保つ必要があるかと思います。(さすがにUX300eに続き、RZもここまで苦戦するとなると・・・)
その点では、今後の「LF-ZC」と「LF-ZL」の投入で打破できる可能性はありますが、かなりハードルが高そうです。

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■LBX
「LBX」に関しては販売店によりオーダー可否の状況が異なるようですが、納車も順調に進んでいるようで、2024年3月の登録はついに単月で「2000台」を超えました。現状のレクサスディーラーでの体制を見る限りでは、まだしばらく上位グレード以外の販売はなさそうですね。
また、そろそろ「MORIZO RR」の詳細も知りたいところですね!(やっぱり”F SPORT”の存在がどうなるかは気になるところ・・・)

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https://lexus.jp/models/lbx/morizo_rr_concept/


■LM
「LM500h」の3列シート車はすでに販売がスタートしていますが、表向きの納期は「2.5ヶ月〜3.0ヶ月」と特に変動がありません。
「LM350h」の投入待ちの方も多そうです。

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■GX
なんと限定発売もかかわらず「GX」も一応登場しています!
5月12日(日)まで抽選販売100台を受付中、レクサスディーラーで商談中(見積もり)の方もよく見かけ話題の車種のようです。
ただ、現時点では販売車種が特殊ということもあり、それほどものすごい倍率にはなっていないようです。
5月1日(水)〜12日(日)までは名古屋 ミッドランドスクエアで展示が始まりますので、そちらで現車を確認してから・・・という方も多そうですね!
実物は大変かっこよくて欲しくなりますね〜

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2024年05月03日

LEXUS NX "OVERTRAIL" 実車を見てきました!

レクサス「NX」2025年モデルから追加された”OVERTRAIL”の実車配備が進んでいるようで、当方もようやく実車を見る機会がありました。

▼NX350h”OVER TRAIL”

ボディカラーが専用の「ムーンデザート」ではないため、外観からは”OVER TRAIL"とは気づきにくいですね。

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ホイールは、もともと設定されていた18インチホイールを「マットブラック塗装」したもののようです。
タイヤはレクサス車では珍しい「オールテレインタイヤ」。
レクサス/トヨタのオフロードタイプの車はホイールがマットブラック塗装が定番となりましたね!
なお、写真のようにマット塗装は、「雨染み」が問題となりますね。ディーラー車でもこれなので、所有される方はこまめなメンテナンスが重要ですね・・・

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ドアハンドルはすべてブラック塗装になっているのが新鮮です。
そして、2025年モデルからは、リヤ側にも足元を照らすLED照明がついたのは朗報です!
モデルライフ途中でリヤドア照明が追加されたのは今回が初ですね。

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リヤビューはノーマル車とまったく変わりません。

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ドアミラー、ウィンドウモール類はブラック塗装されています。(”F SPORT”と同じ)

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さて、インテリアですが、カタログで見ると「ほぼブラック」という印象もありましたが、実車は結構オリーブ色(ダークグリーン)の部分が目立ち、個人的には好みの配色でした。レクサス車では「シャトー」内装が好きな人にはマッチすると思います。

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嬉しい誤算がオーナメントパネルの「ジオレイヤー」の質感が高かったことです。
見た感じでは、フィルム系なのか、本杢パネルなのか区別がつきません。

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レクサス「LM」(LM500h)の「矢羽根」パネルと比べても遜色ないクオリティと感じました。

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2024年モデルからドアトリムにもカラード部位が追加されていますが、これは”OVER TRAIL"でも同様です。
まさにオリーブ色で飽きの来ないカラーですね。
なお、アンビエントライトは明るくなったものの、欧州車のように昼間でもビカビカ光っているものではないので、その点は安心です。

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リヤシートもブラック一色ではなく、オリーブ色が入っているので特別感があります。
なお、シート素材は本革ではなく「L-tex」ですが、前モデルの「NX」のようなつるつるのL-Texではなく、十分な厚みのある上質なタイプのL-Texですので、クオリティも問題ありません。(触った感じですと、レクサスESやRCのL-texに近いですね)

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さて、スピードメーター類は今回手が入りませんでしたが、タッチトレーサー機能が発動したときに、メーター類にも表示されるようになったんですね!
(2024年モデルはどうだったんでしょう・・・)
当方は特に不便に感じませんでしたが、これも市場からの要望だったのかもしれませんね。

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また、エネルギーフローは、初期のものでした。。。
残念ながら、ソフトウェアのアップデートが間に合っていないのが今のトヨタ/レクサス陣営の弱さかと思います。
せっかくトヨタ/レクサスのナビシステムをほぼ共通の内容としたにもかかわらず、車種や年次改良ごとに中身がバラバラなのかバージョンが異なり過ぎていて一般消費者には理解不能な状態になっていますね。
毎年発売される「iPhone」を例にすると、最新の「iPhone15 」を購入したのに、ソフトウェアやOSの内容は「iPhone13」の時代と同じものがインストールされていて、最新の機能がしばらく使用できないようなものですので・・・

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AWD動作もご覧のとおり。これらは大画面で見る必要はないと思いますが。

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機会があれば、進化した2025年モデルの「NX」ぜひ試乗して、違いを感じてみたいと思います!
すでに納車された方のレポートでは結構違いがわかるようですので、楽しみです。

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▼CSK REVIEW CHANNEL
【実感できる】オーナーは走りの変化に気が付けるはず!静か、そして乗り心地が良くなった!年次改良後のレクサスNX、一般道&高速道路長距離試乗でチェック!F SPORTヘーゼル内装










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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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