「イルミネーションUPGRADE(3倍明るくなるイルミネーション)」に続く商品が2024年6月26日、新たに「レクサスIS」で設定されました。
純正メーカーオプション、ディーラーオプションでは準備されていないマニアックな商品ですが、非常に効果のありそうなパーツです。
(*KINTOでのサブスク契約ではない、レクサスディーラーで「現金」、「ローン・残価設定」等で購入した新車/CPO車両でも当然利用できます)
▼KINTO FACTORY
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-list/lexus/IS003/
「タフフランジボルト」!
単に車両標準の「ボルト」を換装するだけですが(レクサスロゴがさりげなく入っていますね。)
公式サイトによると「レクサスが厳選した5か所(▼バンパーリンフォース(フロント・リヤ)、▼サスペンションメンバー(フロント・リヤ)、▼スタビリンク(フロント))の締結部位のボルトをタフフランジタイプへ交換することによって 締結剛性を高め、ステアリングを操作する際の応答性と安定性の向上を実現します。 」という効果があるそうです。
今までのレクサスはプレミアムブランドの中でも、「万能」を目指してきた部分が多いと思います。
その意味では、「物足りなさ」を感じたオーナーさまなど、より特徴のある競合ブランドに乗り換えされる方も多いのが事実。
今回のKINTO FACTORYの「タフフランジボルト」は、車両がもつスペックを最大限に活かすため、特定の領域のスペックを「引き上げる」魅力がある製品といえそうです。
レクサスLC500”EDGE”ほどではありませんが、地味なパーツながら「体感できる」仕様にしあがっているようですね。
レクサスLC500”EDGE”も、最初にステアリングを切った瞬間から「違い」を感じることができましたが、今回のIS「Performance Upgrade "Solid"」もその部類のパーツなのでしょう。
▼【レクサス IS 公式アップグレード】開発者コメントと試乗インプレッション(Performance Upgrade "Solid" for IS)
公式動画においては、「IS以外の車種」においても、同様の製品を横展開することが示唆されています。(まずは、スポーツセダンのISで市場の反応を見る、という意味合いもあるかでしょうね)
ボルト差し替え箇所は以下の通り、専門的知識がないとバラすことは難しそうです。
ただ、デメリットとして、「ハーシュネス」(振動)、「静粛性」の影響はあるようです。
(これもLC特別仕様車”EDGE”と同様ですね・・・・)
路面追従力や設置感が高まり、その反面、サスペンションを通じて段差や路面の凹凸をボディに伝えやすくなるのでしょう。
適度な「コツコツ感」が好きな方は気にならないかもしれません。
嬉しいのは施工がひと目でわかる「プレート」が設置されること。
(IS500 特別仕様車と同じ場所ですね・・・)
なお、面白いのが 「純正に戻す」プログラムも準備されている こと。
これは、施工したけど、振動など、フィーリングにあわないという場合や売却時にどうしてもノーマル仕様に戻す必要が生じた際に戻せるものです。価格は53,900円。一見高価に見えますが、作業内容をみると、おおむね施工工賃といえます。
ここ最近、トヨタ/レクサスでは定番となっている ホイールの「ボルト締結」ですが、同様に車両の各部分のいわゆる「ネジ/ボルト」においても様々な効果・影響があるようで、クルマとは実に奥の深い製品だなぁと感じます。
今回の製品は、2度目のマイナーチェンジを行った「現行IS」に適合するということで、いわゆる「旧:IS」には適合しないようです。
ここは難しい面もあるのかもしれませんが、フルモデルチェンジまでのモデルライフが長くなっているので、従来モデルにおいてもぜひ適合させてほしいと思います。(ニーズにもよると思いますが)