2024年08月30日
新型レクサス「RX」2025年モデル、グレードやインテリアカラーもチェック!
日本市場において発表・発売は諸事情により遅延すると考えられますが、着実に準備が行われているのは喜ばしいところです。
北米でも「RX」に関してはかなり細かなグレードや日本にはないインテリアカラーやインテリアトリムがありますので、あらためてチェックしてみたいと思います。
▼LEXUS北米 公式webサイト
https://www.lexus.com/models/RX
■「RX」グレード形態
日本よりも細かくグレード形態が分かれており、以下の順番に豪華に(価格も高く)なっていきます。
日本市場では"version.L"と”F SPORT”しか選べないので、価格訴求力がある、”ベースグレード”の導入に期待です。
北米では2025年モデルから”F SPORT DESIGN"と呼ばれる、 外観のみ”F SPORT”仕様が追加されるようです。 詳細は不明ですが、”F SPORT HANDLING"で追加される「AVS(可変ダンパー)」や、インテリアの”F SPORT”専用パーツ(ステアリング、メーター、シート、アルミペダル・フットレスト)がない、HUD(ヘッドアップディスプレイ)やマルチカラーのアンビエントライトがない、廉価グレードではないかと推測されます)
*北米レクサスRX2025年モデルカタログより
https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2024/MY24-Lexus-RX-Brochure.pdf
【通常仕様】
RX (日本市場未導入)
↓
PREMIUM (日本市場未導入だが「ベースグレード」に近いと推測)
↓
PREMIUM+ (日本市場では"version.L"に近い)
↓
LUXURY
【F SPORT仕様】
FSPORT DESIGN<NEW> (日本市場では未導入。「PREMIUM」がベースだが、外観のみの”F SPORT”?)
↓
F SPORT HANDLING (日本市場では未導入。PREMIUMがベース)
↓
F SPORT PERFORMANCE (日本市場では「RX500h」に相当)
■「RX」インテリアカラー
インテリアカラーに関しては、他モデルでは日本市場が一番カラー選択肢が豊富ですが、RXに関しては逆に日本が少なく北米では「6種類」とカラー選択肢が豊富となっています。(実際はグレードにより選べるカラーの制限あり)
*北米レクサスRX2025年モデルカタログより
https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2024/MY24-Lexus-RX-Brochure.pdf
【BIRCH】
聞き慣れない名称(バーチ)ですが、これは、日本市場では「コバルト」に相当します。
(日本市場では「UX」に初採用のカラー。「コバルト」といいつつ、ブルーの差し色がはいります)
汚れは目立ちますが、爽やかなカラーで、かつての「HS250h」の「ウォーターホワイト」のようなカラーです。
RX2025年モデルのほか、レクサス「TX」でもメインカラーの1つとして採用されています。
【PALOMINO】
またしても聞き慣れない名称(パロミノ)は、日本市場では人気の「ヘーゼル」に相当します。
NXでは大人気のカラーで”F SPORT”でも選択できるようになったのは記憶に新しいところ。ぜひ日本市場のRXにおいても導入してほしいですよね。
【MACADAMIA】
画像によりかなり色味が異なるカラー。日本では「ソリスホワイト」に相当します。
ホワイトという名称の割に、薄いベージュ系統のカラー。RXのカラログでも「ベージュ」に見えることも・・・
日本ではすでに採用されていますね。
■「RX」インテリアトリム
RX2025年モデルにおいてもインテリアトリムの種類追加はなし。私的にはもう少し選択肢が多いほうが嬉しいのですが・・・
日本で聞き慣れないのは以下のインテリアトリム。
【BLACK CASCADE】
北米でも、一番装備がシンプルなベース車両の「RX」グレードにしかないインテリアパネル。
ブラックを基調としたフィルムベースのインテリアトリムでしょうか?
モダンなデザインで個人的には結構好みのデザインです。
日本市場に「ベースグレード」が導入されるならば、このインテリアトリムが装着される可能性は高いと推測します。
■”F SPORT Performance” ロゴ変更
細かいですが、ロゴが直接スカッフプレートのステンレス部分に直接刻印される仕様に変更されているようです(長方形の枠がない)
ステアリングホイール下部の「F」ロゴも変更されているとのことですが・・・
現時点の情報では、 北米市場で公開された「RX」2025年モデルにおいては、内外装の変更や、インテリアカラーの追加、インテリトリムの追加はないようです。
逆に、そろそろ日本市場においても「ベースグレード」(Premium?)の設定や、インテリアカラーの「ヘーゼル」、「ホワイトアッシュ」の追加をぜひお願いしたいところです。
2024年08月23日
レクサス新型「RX」2025年モデル北米仕様発表!日本でもついにアレが?
https://pressroom.lexus.com/lexus-best-seller-returns-for-2025-with-a-black-line-special-edition/
詳細な内容は別途レポートさせていただきたいと思いますが、ざっと以下の内容でしょうか?
(あくまでも北米仕様であり、日本仕様も同様の改良が行われるとは限りません)
・RX500hに「BLACK LINE SPECIAL EDITION」の設定
・RX500hに「BLACK LINE SPECIAL EDITION」にボディカラー「チタニウムカーバイドグレー〈1L8〉の設定
・ RX350hに「F SPORT」の設定
・ 全車「12.3インチ」マルチインフォメーションディスプレイ (フル液晶スピードメーター)を装備
・ボディ剛性、足回り強化(ラジエーター サポート、センター フロア、リアサスペンション タワー、バック ドア開口部等)
なお、噂されていた 「DRS」(後輪操舵)はRX500hのみの装備 となっています。
日本仕様においても、「12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ」(フル液晶スピードメーター)、RX350h”F SPORT”の設定が行われる可能性がありますね!
また、北米ではもともと設定されているインテリアカラー、インテリアパネルの追加設定にも期待したいところです。
https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2024/MY24-Lexus-RX-Brochure.pdf
※2024年モデルのカタログです
2024年08月16日
LBX 「LOUNGE SPECIAL TALK SESSION」参加してきました!
東京エリアでは、メーカー開発陣を呼んでのイベントはほとんどありませんでしたが、最近、少しずつ企画されているようで、とても楽しみにしていました。
会場には、先日までレクサス青山インターナショナルギャラリーに展示されていた LBX”MORIZO RR”(MT)もお披露目。
現時点ではこちらにしか展示がないようですが、近々、名古屋ミッドランドスクエアに展示されるそうです。
青山に行くことができなかったので、実車を見れて大変ラッキーでした。
コンセプトカーと異なるのは、外観では「赤色」のブレーキキャリパー!
レクサスといえば「オレンジ」が定着していますが、王道のオレンジも素敵ですね!(白LEXUSロゴがいいですね〜!)
今後のレクサス車でも選択できると面白そうです。
イベントは、著名モータージャーナリストの「河口まなぶ」氏が司会となり、LBXチーフエンジニアの「遠藤邦彦」氏、LBXチーフデザイナーの「袴田浩昭」氏とのトークセッションは、1時間を超える盛りだくさんのイベントとなり、大変興味深いものでした。
LBX生産地の東北地方由来のドリンクなどもあったのが嬉しかったです。
会場は当選された40名(午前、午後合計80名)の満員御礼!
「MORIZO RR」ご契約者様も複数参加されていたようで、メーカー開発陣も喜ばれていました。
最後は、参加者からのQ&Aコーナーもあり、かなり鋭い(というか、際どい?)質問が飛び交い私的にはハラハラしていました・・・
一部オフレコのような今後の改良計画も・・・(?)
すでにひっそりとアナウンスされている追加テーマ”ELEGANT”についてもお話があったのは嬉しい誤算でした。
トークセッション中に披露されたのは、よくメディアにでてくるフロントロアアームのレスポンス向上減衰構造「REDS」(Response-Enhancing Damping Structure)!
ちょっとした開発秘話もあったとても楽しいトークでした。
最近のトヨタ/レクサスは、生産効率を無視したような職人の手によるこだわりのパーツを投入してくるのは凄いですね。
おそらく後日公式サイト等にイベントの情報はアップロードされると思うのですが、初出しの「MORIZO RR」のデザインスケッチ画は印象的でした。
確かに、リヤバンパーの張り出した造形はとても印象的なんですよね。
「LBX MORIZO RR」のどっしりとした迫力あるリヤバンパーの造形は見どころで、デザインスケッチ画が再現されています。
イベントの最後は、先日届いた京商製1/43スケール「LBX ミニカー」の抽選会も。
残念ながら当方は当選しませんでしたが、人気のホワイトの「LBX」なので、プレミア物かもしれませんね!
また、イベント終了後はレクサス若林に期間限定設置されている「LBX LOUNGE」で、開発陣の方とお話できる機会もありました。
お時間のない中、いくつか質問させていただき、ありがとうございました。
今後の「LBX」のさらなる進化に期待したいと思います。(私的は、内装色の追加、シートベンチレーションがついたら購入したいなぁと思いますん)
なお、「MORIZO RR コンセプト」で印象的なこちらのイエローのラインは、今後何らかの形で設定(でぃーらーオプション?)の計画があるそうで、オーナー様は朗報です!
コロナ禍以降、イベントが減少していましたが、(最近また感染拡大の懸念はありますが)やはりリアルイベントはオーナーの満足度向上にもつながりますし、ブランドをより深く知るうえでも大変貴重ですし、今後もぜひ継続してほしいと思います。
2024年08月12日
LEXUS LBX 追加テーマ ”ELEGANT”日本でもいよいよ追加へ!
すでに多くの店舗では完売しているようで、「LBX」もなかなかの人気のようです!
いちはやくGetされた方、おめでとうございます。
1/43スケールながら、詳細までよくできていますね〜
さて、レクサスの新たなエントリーモデル兼普段使いの相棒としても人気の「LBX」の日本仕様に待望の第3のグレード(テーマ)である”ELEGANT””が追加されたようですね!
CSK REVIEW CHANNELさんが解説されています。
すでに数か月前から、夏頃に「ELEGANT」が追加設定されることは販売店からは示唆されていましたが、まさに電撃アナウンス!
割り当てられた販売数が少ないのと、これだけ事前予約期間が短いと、正式に案内されていないがかなり多いのではと思います。
なお、「ELEGANT」に関しては、欧州など「LBX」の主戦場となる市場ではすでに発表されており、「中間グレード」としての役割を担っており、パッケージオプションを付ければ上位グレードとほぼ変わらない装備になる点でも魅力です。
”ELEGANT”の日本仕様の主な仕様(違い)は以下のとおりのようです。(未確認ですので推測あり)
・合成皮革ステアリングホイール、シフトノブ
・シート表皮は合成皮革(L-tex)
・マルチカラーアンビエントライトは不採用(白色LED単色)
・パドルシフトなし
・17インチアルミホイール装備
いわゆる、ヴィーガンフリー仕様と推測されます。
なお、欧州仕様の「ELEGANT」では以下の制限がありますので日本仕様についても要チェックです。
・シフトノブ、ステアリングホイールが合成皮革
・運転席パワーシートなし
・運転席シートポジションメモリなし
・後席プライバシーガラス(着色ガラス)なし
ただ、少々気になるのがシート表皮の「L-tex」について。
「L-tex」は最近のレクサス車では非常にクオリティが高く、「本革」とのとぱっと見た目の区別が付きません(本革シートのサイド部分にも「L-tex」が使用されています)
シート表皮の手触りも、十分な厚みがあり、質感も良好です。
ただし、 車種よってはいかにも「合成皮革」という印象のL-texもあります。
具体的な車種では「UX」、「CT」や「NX」(前モデル)」で使用されている「L-tex」はツルツルとしたビニール感を感じるもので、表皮も薄くナヨナヨしたものでいかにも廉価版という感じでした。
LCの”Lpackage”や”Convertible"の後席は実質的には「荷物置き」なので、耐久力を重視して「L-tex」が使用されていますが、これもスベスベしているタイプです。
しかし、現行NX(”標準”および、”OVERTRAIL”)の「L-tex」や「IS/RC」、「ES」等で使用されている シートベンチレーションがついたタイプの「L-tex」は本革との区別が難しいクオリティ に仕上がっています。
今回の「LBX」”ELEGANT”で使用される「L-tex」の表皮のクオリティがどちらのタイプに近いのかはどのようなものかはぜひチェックしておきたいですね。
前者のタイプ(UX、CT等の「L-tex」)だと、上位グレードである“Cool” / “Relax” との価格差は仕方無いかなぁ・・・と感じると思います。
とはいえ、”ELEGANT”の価格が「420万円〜」というのは予想よりも安くて驚きました。
(ちょうど「本革シート」レス分の▲25万円程度の「435万円」程度かなぁ・・・と予想していたので・・・)
インテリアカラーも他のグレードとの違いを感じますし、この価格であれば、”ELEGANT”を選択される方はかなり増えるのではと思いますが、 シート表皮のクオリティには注意しておいたほうが良いかな 、と私的には感じます。
2024年08月10日
LEXUS、オーナーズラウンジも「差別化」が広がっていくのか?
初めての店舗かつ公共交通機関利用ということで、オーナーズラウンジ経由で予約して訪問させていただきました。こころよく迎えていただきありがとうございました。おかげで仕事の疲れも癒やされました!
(オーナーズカード提示要)
レクサス山王は、愛知県で著名なNTPグループの最新のレクサス店舗で、2023年8月に開業の新店舗とのことです。
名古屋駅から最も近い店舗ですが、徒歩だとおよそ30分程度かかります。
(同じく名古屋駅から近い店舗としては、著名な旗艦店の「レクサス高岳」があります)
愛知県のレクサス店では数少ない「KINTO FACTORY」施工店舗ということもあり、他店舗からの来客も増えているようです。
レクサス「NX」のイルミネーションアップグレードでも施工された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
https://factory.kinto-jp.com/navigation/service/dealers-list/
こちらの店舗、1階はオーナーズラウンジ、プレゼンテーションルームなど最小限で、メインは2階となっていました。
1階は「和モダン」タイプのラウンジで、非常にシンプルでした。
メインのショールーム、商談ルーム、レクサスコレクション展示、そして、レクサス山王オーナー専用の「CLUB LEXUS」(クラブレクサス)があるのが特徴です。
クラブレクサス、見学も可能とのことでしたが、オーナー様がいらっしゃったので遠くから眺めるだけにしました。
とてもすばらしいラウンジですね〜
内装については、金沢で著名な「箔一」が箔装飾を手掛けたとのことで、webページでも施工の詳細が記載されています。
これは相当なコストがかかっていそうです・・・
https://www.hakuichi.co.jp/service/construction/achievements/detail.php?id=2557
「CLUB LEXUS」以外でも特徴があるのが「水回り」(トイレ等)です。
著名な「TOTO社」でも施工事例としてあげられています。それだけ訴求力のある水回りに仕上げているのでしょう。
https://jp.toto.com/com-et/jirei/2426/pdf/2426.pdf
当方はレクサスの新店舗やホテルにいくと結構チェックするのは「トイレ(便座)」と「ドライヤー」の銘柄です(笑)
どこのメーカーのどれぐらいのグレードを使用しているかでその施設のコストの掛け具合がわかるので、なかなかおもしろいんですよね。
レクサス山王、上記webページで紹介されているように、にトイレ便座は最高級の「ネオレストNX」を使用していました!
ネオレスト「NX」を使用している場所は相当な高級施設ですよね。一般家庭や高級ホテルでもなかなか見かけることはありません。
1つ下のグレードにネオレスト「LS」があるのですが、こちらは高級物件ではしばしば見かけますが、「NX」はかなりレアだと思います。
レクサスの車種名と似ているのは面白いですよね〜
なお、ハンドソープ類も、高級ホテルでも見かける、モルトンブラウンを使用。
大変香りのよいアメニティで、「Aesop(イソップ)」とともにしばしば見かけますね。
なお、「CLUB LEXUS(クラブレクサス)」の設置は、かなり前から存在する「レクサス高岳」に続く2店舗目とのことです。
最近は、レクサスオーナー数の増加によりオーナーズラウンジが混雑している店舗も多いようですし、繁華街や商業施設近隣の店舗などは、他店舗もオーナーが訪問することも多いため、「ラウンジを複数設ける」、「その店舗で購入したオーナーのみ」、もしくは「LS/LX/LC」といった”L”シリーズ購入者専用のLOUNGE"L" を設けるなど、オーナーズラウンジにも徐々に差別化が進んでいるようです。
このような流れが他府県のレクサスディーラーにも取り入れられるかどうかはわかりませんが、ここ数年のように、「マツダ」、「スバル」、「三菱」といったブランドと同等以上の販売台数となったレクサスブランドにおいては、確かに「差別化」も必要になってくるのかもしれませんね。