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2024年10月28日

LEXUS LC(LC500/LC500h)2025年モデル北米で発表! 早速アレが改良!

先に「IS」2025年モデルの発表を記事化させていただきましたが、2024年10月4日に、レクサスのフラッグシップクーペ「LC500/LC500h」の2025年モデルが発表されています。

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▼レクサス北米プレスルーム
BOLSTERING EXCELLENCE: 2025 LEXUS LC 500 / 500h(2024.10.4)
https://pressroom.lexus.com/bolstering-excellence-2025-lexus-lc-500-500h/


日本「LC」はずいぶん前から受注が停止していたので、不安に感じられた方もいらっしゃると思いますが、無事に北米で2025年モデルが発表されたため、日本市場も同様の改良のうえ発表されると考えられます。
(ただし、認証不正問題のため、発表が遅れている模様)

非常にわずかな改良内容で、日本市場にも影響がありそうなのは、次の2点です。


■Front and Rear underfloor braces added to LC 500


 フロントと、リヤのアンダーブレースを追加、というもの。
 これは特別仕様車”EDGE”で追加されたフロントブレースを、LC500にも追加するものではないか?と推測します。(ついでに、バランス取りのため、リヤにもブレースを追加)



■ For 2025, the interior passenger seat panel is now also trimmed in Alcantara


 実はこれが嬉しい! 殺風景だった助手席前のインテリアパネルは「合皮巻き」でしたが、陰影のある高品質な 「アルカンターラ」に換装されます!!


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 実は特別仕様車”EDGE”はアルカンターラ仕様だったので、(当方も部品取り寄せ済み)で、改良でアルカンターラ仕上げになればいいなぁ・・・とおもっていましたが、早速やってくれました!
 本当はアンビエントライト照明も追加してほしいところですが、流石にそれは難しかったのでしょうね。

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この部分の換装は、かなりのパーツをバラさないといけないので換装の難易度は高いため純正で「アルカンターラ化」してくれるのは嬉しいですね。
特に「オーカー」内装の方はカラートーンが変わり、だいぶ印象が変わると思うので楽しみですね。


▼標準仕様 
色が周辺のパーツと同じなので「のっぺり」とした感じがあり、前期モデルよりも質感低下を感じます。

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▼アルカンターラ仕様
合皮巻きに比べ、色のトーンが違うのと、アルカンターラ独特の起毛の陰影によりクオリティが格段にあがったように感じます。

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その他の改良はアナウンスされていませんが、日本仕様の発表ではもう少し詳細な改良内容がレポートされるかもしれませんね。


細かい不満点でいえば、(ソフトウェア更新で良いので)シートヒータースイッチの制御変更(ボタンを一度押したらナビをタッチしないと地図画面に戻れない)
TUNEダイヤルの制御(ラジオのチューニングにしか使えない)はぜひ見直してほしいとことです。

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あとは・・・
アンビエントライトの光量UP/減光廃止 もぜひいつか実現して欲しいですね!
日本市場での正式発表を待ちたいところです。

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2024年10月24日

レクサスIS 2025年モデル北米で発表、「黄色」のIS500は日本でも?

2025年モデルのレクサス「IS」が北米市場で発表。
日本では発表が遅れているようですが、2025年モデルにおいては、大きな改良もなく継続販売されることが判明しました。
ガソリンモデルの「IS300」、「IS350」も継続販売され、セーフティシステムは「Lexus Safety System+2.5」、ナビゲーション(マルチメディア)システムも新世代へのアップデートはありませんでした。
内燃機関モデルの需要が高く、販売数も多い北米においては、ガソリンエンジンモデルの「IS300」、「IS350」は継続設定されましたが、日本市場ではどうなるか、引き続き注目したいところです。
なお、現時点の分かる範囲では、ベースモデルの「IS」には目に見える改良は施されていないようです。


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■レクサス北米公式ニュースリリース
https://pressroom.lexus.com/2025-lexus-is-a-silver-anniversary-with-flare/  より


注目はハイパフォーマンスモデルの「IS500」
おそらく、目に見えない部分でのファインチューニングは行われていると考えられますが、昨年のブルーベクターの特別仕様車に続き、「フレアイエロー」(ネープルスイエローコントラストレイヤリング)の特別仕様車が設定されます。

2024年モデルのブルーベクターは、日本でもおなじみの「MODE BRACK」シリーズのBBS製ホイールを装着しており、外観の変更はありませんでしたが・・・

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https://www.lexus.com/models/IS500  より

2024年モデルの「IS 500 Special Appearance Package 」で採用された「ネープルスイエロー」は、「RC/RCF」、「LC」で設定済の特別塗装色ですので街なかでしばしば見かける機会がありますが、今回ハイパフォーマンスモデルの「IS500」にも設定。
注目すべきはホイールで、 BBS製の新デザインの鍛造ホイール が設定されているとのこと。

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■レクサス北米公式ニュースリリース
https://pressroom.lexus.com/2025-lexus-is-a-silver-anniversary-with-flare/  より

BBS製の新デザインのホイールは、今までのレクサス車ではあまり採用されていない、スポークの間が広くあいたデザイン。
このネープルスイエローの特別仕様車は、日本市場でも導入される可能性があるのではと思います。

レクサスRCFの” package Performance “に標準採用されている、「軽量鍛造アルミホイール」に若干意匠が似ている感じですかね?(比べてみると中央部分はだいぶ違いますね・・・)

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「IS500」特別仕様車のインテリアは「ブラック」を基調としてイエローステッチが施されているとのことで、残念ながらほとんど変更はなさそうです。
「IS500」は北米では「ホワイト」、「フレアレッド」の設定がありますので、ぜひ日本でも導入してほしいものです。

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https://www.lexus.com/models/IS500  より

まずは、「IS」は2025年モデルも従来とかわらず継続販売されること(仕様もほぼ変更なし)は朗報です。
ただし、モデル末期ということもあり、日本市場においては、車種、グレード体系の整理などもある可能性もあります。引き続き、情報を待ちたいと思います。

2024年10月23日

レクサス、車内Wi-Fi値上げへ(月額:1650円へ)

様々な商品、サービスの値上げが続きますが、「トヨタ/レクサス」T-connect/G-Linkの有償サービスの一つである「車内Wi-Fi」の値上げニュースです。
値上げ時期は「2024年12月1日」からということで、約2ヶ月後です。


肝心の利用料金は、今まで月額「1,100円」だったのが、 「1,650円」と一気に約「1.5倍」

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https://lexus.jp/member/mylexus/owner/news/detail?n=525&l=false


スマートフォンの月額利用料金は、大容量化にもかかわらず、低廉化しているのと、週末ぐらいしかレクサス車には乗らないので、月額課金制のトヨタ/レクサスの車内Wi-Fiはあまり魅力的と感じていませんが、日々クルマにお乗りでWi-Fiサービスを利用されている方からすると結構大きな値上げかと思います。
(その日の都度課金で1回/200円とかなら使用するのですが・・・)


車内Wi-Fiを契約すると、クルマがWi-Fiスポットとなって、車内でデータ通信が可能になり、ご家族やお友達、同乗者のスマートフォンやタブレットをWi-Fi通信に同時に最大5代まで接続することができるのがメリット。
車内でビデオ会議や、大容量のデータをクラウドからダウンロード、アップロードするなど仕事で使用される方にとってはなかなか魅力的ですよね。


なお、通信速度は「最大72.2Mbps」となっており、今となっては高速というレベルではありません。
また、通勤規格はIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)となっており、5GHz帯には非対応。


複数台のレクサス車所有の場合は、それぞれのクルマでWi-Fiを使用するためには、 それぞれの車両で契約をしないといけない のが私的には残念です。
1つのIDで複数の車両で使えればいいのになぁ(もしくは複数台契約割引等)・・・

さて、こうなると、次は「G-LINK」そのものの値上げも考えられるかもしれません。
新世代マルチメディアシステム(ディスプレイオーディオ、ディスプレイオーディオPlus)になってから利用料金は若干値上げ(2年で32,593円→36,000円)されていますが、今後更に料金改定される可能性もあるかもしれません。 

なお、現在の利用料金は以下のとおりです(新型NXの場合、4年目以降)

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また、「デジタルキー」の利用料金はコチラ

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2021年11月発売の新型レクサスNX以降に採用されている新マルチメディアシステム(ディスプレイオーディオ、ディスプレイオーディオPlus)では無料付帯の3年間経過後の「G-Link」契約は実質的には更新必須レベルですからなるべく値上げしないでほしいものです。


2024年10月22日

レクサス「IS」2025年モデルはどうなるのか?ぜひ改良を期待!

日本におけるレクサス開業年(2005年)から唯一現在までラインナップされているFRセダン「IS」
2013年にフルモデルチェンジし、既に11年が経過し、レクサス車では最も長いモデルライフとなり、直近の大規模マイナーチェンジ(2020年11月)からも既に4年が経過しようとしています。

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クルマの大型化に伴うなか、機械式駐車場に格納できる高さ「1550mm」、幅「1850mm」を死守する「IS」はスタイルの良さ、走りの良さだだけでなく、小回りも効きますし、ボディサイズの扱いやすさでも貴重な存在となっています。

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いつモデルが収束してもおかしくないタイミングではありますが、「IS500」が2022年に追加設定されたことからも、あと2年程度はモデルライフがあると予想しています。

そこで気になるのは改良内容ですが、現在、販売されているレクサス車では兄弟車の「RC」とならび唯一、「リモートタッチ」と「10.3インチディスプレイ」および旧マルチメディアシステムを採用する車種ということ。

トヨタブランドのクルマも大部分の車種がトヨタ/レクサスで統合された新マルチメディアシステムに移行しています。
使いやすさの面では、「IS」の旧システムでの問題なく、CD/DVD/BDディスクも再生できるなど汎用性も高いですが、問題なのは、物理的な部品の問題と思われ、特にリモートタッチと10.3インチディスプレイは「IS/RC」専用パーツといっても差し支えなく、継続採用して生産し続けるほうがコストが高くなると思いますので、 リモートタッチを廃止して「12.3インチディスプレイ」に換装される可能性はある と思っています。

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私的には、現行のレクサス「IS」にはあまり不満はないのですが(インテリアや電子システムの古さは改良しようがないので割愛)2026年ごろまで生産されるのであれば、せめて以下の部分はなんとか対応してほしいと思っています。

・テールランプのLEDウィンカー化

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・センターコンソールパネルの工夫

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「リモートタッチ」が廃止されるならば、「跡地」は殺風景にならないよう、工夫をしてほしいものです。
(おくだけ充電の設置はスペース的に難しそうなので、「蓋付きの小物入れ」を希望!)
私的には 一発で「地図画面に戻るボタン」が全車種に設置してほしいです・・・

・IS300hの”走りの進化”(HEVモーターの制御のさらなる進化)

第4世代/第5世代のHEVシステムが大きく進化したので、旧世代のIS300hのHEVシステムのモーターのアシスト力は正直物足りなさがあります。特にワインディング・ロード、峠などではパワー不足を感じ、2025年を迎えようとするFRセダンとしては力不足を感じます。
HEVシステム自体のアップデートは非常に難しいと思いますが、新型「NX・RX・UX」などは電動感が強まっていますので、主力の「IS300h」のハイブリッドシステムも進化してほしいところです。

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なお、ハイパフォーマンスモデルの「IS500」に関しても、2022年8月のデビュー以降、一度改良が行われていないので、モデル終焉前に何らかの改良をしてほしいところ。高性能モデルの進化は速いですから2年間のアップデートをぜひ敢行してほしいところです。

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ユーザーからの要望は数々来ていると思いますが、少なくとも「インテリアカラーの追加」はぜひお願いしたいですね!
「限定版」のファーストエディションも、通常モデルも「ブラック」のみのインテリアカラーなのは少々寂しさがあります。

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また、走りの面では「KINTOFACTORY」で設定されたタフフランジボルトをぜひ標準化してほしいと感じます。

・タフフランジタイプボルトの標準化
 KINTOFACTORY(Performance Upgrade "Solid" for IS)
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/IS003/IS003_01/

・インテリアカラーの追加(フレアレッド、ホワイト)

・ホイール意匠変更

ここまで「SUV」モデルばかりとなってしまうと端正なルックスをもつセダンが逆に目新しく感じてしまいます。
なお、「IS」シリーズは「IS300h」と「IS500」のラインナップに絞られてしまうとの観測が高まっていますが、存在感を高めるためにもFRセダンに関してもぜひ「Always on」を敢行してほしいと思います。

また、フロントバンパーは通常モデルとの違いがないため、何らかの差別化があっても良いのではと感じますが・・・

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2024年10月19日

トヨタブランドの進化、レクサスならではの装備はかなり少なくなった?

最近、トヨタブランド車とレクサスブランド車の「差がなくなってきている」との話題を目にする機会が増えています。
確かにそのとおりで、特にトヨタブランド者のレベルアップがものすごくなってきており、レクサス車専用装備がほとんど新規開発・搭載されなくなってきています。

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実際のところは、見えない部分の補強や剛性強化、静音化のほか、樹脂パネルのクオリティ、縫製やシート・ステアリング、ルーフ、ピラー等の内装素材等の違いなどは確実にありますが、「見た目で差別化されている点」は確かに非常に少なくなってきました。
レクサス「LM」、「LX」、「LS」など「L」モデルには特徴的な車種専用装備がありますが、それらを除外すると、想像以上にレクサス専用装備が少なくなっていることがわかります。


■ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム
【LS、LX、RX、GX、ES】

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2019年、レクサスRXのマイナーチェンジあわせて登場したのが、ブレードスキャン式のアダプティブハイビームシステム。
意外なことに、トヨタ・クラウンシリーズや、アルファード/ヴェルファイア、新型センチュリーにも搭載されず、未だにレクサス専用装備となっていますが、夜間のみ効果を発揮するという点では地味な装備ではありますね。


■L-ANILINE本革シート
【LS、LM、LBX】

上質なセミアニリン本革シートよりもさらに上質な、柔らかさと自然な風合いと耐久性を併せ持つ 最高級本革「L-ANILINEシート」。
時代的に、動物由来の素材を使用しないことが上質という流れも出てきていますが、大変高級

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■カーボンセラミックブレーキなど「F」専用装備
【RCF】

RC F後期で設定された”Perfomance Package"専用装備。
レクサス唯一の高性能ブレーキや、専用カーボンエクステリアパーツ、チタン製マフラーなど、スポーツカー専用装備が満載。

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■プリクラッシュセーフティシステム(ステレオカメラ方式)
【LS”Advanced Drive”搭載車】

ステレオカメラを搭載した高性能なプリクラッシュセーフティシステムは、「Lexus Safety System+A」と呼称されていましたが、2023年の年次改良により廃止され、”Advanced Drive”搭載車以外は、他の車種と同様、「Lexus Safety System+3.0」で統一され、単眼カメラに変更されました。
早期の歩行者検知から操舵回避支援まで実現する「アクティブ操舵回避支援」をサポートする高価なシステムですが、ごく一部のグレードのみの採用にとどまったことや、基本性能のアップデートが行われなかったことから、他車種への展開が凍結されたと考えられるのは残念です。

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■マークレビンソン オーディオ

トヨタブランドでは「JBL」サウンドシステムがありますが、スピーカー数も多く、より上質なのはマークレビンソンかと思います。
どちらも日本ではハーマンインターナショナルが提供していますので、ブランド違いとも言えますが、サウンドの感じ方は個人差も大きく、必ずしもマークレビンソンの方が優れているとは言えないかもしれません。(聴き比べができないので・・・)
「マークレビンソン」を選ぶとインテリアに加飾が追加されますが、これが車種ごとに統一されていないのが残念な点です。
スピーカーグリル、ドアトリム、オーディオノブなど加飾箇所がバラバラですから、こういった点で見た目の違いも演出してくれるとより嬉しいのですが・・・

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・・・っと、これぐらいしかないような気がします。


かつてトヨタブランド車では装備されることが珍しかった以下の装備は、レクサス車でもおなじみの装備ではありますが、ココ数年、トヨタブランド車でも幅広い車種で装備されるようになってきていますので、レクサス車を購入しなくても快適性や満足度が高まっています。

・3眼(4眼)フルLEDヘッドランプ
・前席シートベンチレーション、後席シートベンチレーション
・後輪操舵(DRS)
・後席シートヒーター
・リフレッシュシート(リラクゼーション機能)
・マルチカラーアンビエントライト
・アドバンストドライブ(渋滞時支援)
・アドバンストパーク(駐車時支援)


レクサスならではの装備というとやはり欧州車のような先進的かつコストがかかる装備が思い浮かびます。

・レーザーライト(ヘッドランプ)
・有機LEDランプ(テールランプ)
・ARーヘッドアップディスプレイ
・異型の大型ディスプレイ、スピードメーター、助手席側のサブディスプレイ
・AI機能搭載音声認識機能
・液晶画面搭載 多機能スマートキー
・全面ガラス(または樹脂)ルーフ

etc・・・


しかし、上記のような先進感を感じる技術は、残念ながらいまだ投入されていません。
このあたり、最初に新技術が投入されるのはフラッグシップの「L」モデルかと思いますが、「LS」も「LC」もフルモデルチェンジからすでに「7年」が経過しますが、その間、新規に追加された技術や装備はほとんどないのが残念です。(マイナーチェンジ相当の時期に追加されればよかったのですが・・・)

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「LX」と「LM」に関しては、ベースモデルのトヨタブランド車との共用部分も多いため制約があると考えられますので、やはりフラッグシップモデルの「LS」と「LC」での進化に期待したいところですが、今のところ両モデルとも、大きなモデルチェンジやマイナーチェンジの噂は聞こえてきません。

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また、2024度に発売された「TX」(日本未発売)や新型「GX」においても新技術の装備はありませんし、この点ではレクサスブランドの先進性という面がほとんどないのは非常に残念ではあります。

車を「モノ」としての価値のみではなく、ブランド体験価値、新たなライフスタイルの提案などの道を歩んでいるものとは思いますが、やはりクルマ好きのユーザーにとっては「トヨタブランド車との違い」を提示して欲しいと感じます。
それには、2026年と言われている次世代型「BEV」モデルの登場まで待つ必要があるのでしょうか・・・?
残念ながら2024年内はニューモデルや大きな改良モデルの発表はなさそうですが、今後のサプライズに期待したいところです。


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2024年10月14日

レクサス、2年連続で年間「9万台」達成なるか?

レクサスの2024年度販売台数(登録台数)は、自販連データ等によると、2024年1月〜8月までの8ヶ月間で約 「60,322台」 となっています。
開業から長年年間「5万台」が一つの指標であった時代からは信じられないほどの販売数になっています
おおむね月平均「約/7500台」ペースですので、残りの4ヶ月も同様のペースの場合は 「90,322台」 となり、2年連続での年間「9万台」というかなりのボリュームの販売台数となります。
なお、年間9万台というと、規模的には、「スバル」ブランドに近い数値(しかも軽自動車も含めて)なので、1つのメーカーとしても独立できるぐらいですね。

【2024年月ごと販売台数グラフ】

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現在、レクサスブランド車の中では、最も販売台数が多いのは新型車「LBX」で、おおむねレクサスブランドの4分の1(25%)を占めます。
「LBX」は「MORIZO RR」も追加設定され、今後のレクサス車の販売数を左右する基幹モデルに育つ可能性がありますね。

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ついで「NX」シリーズですが、こちらはおおむね「20%〜25%」で推移しています。
おおざっぱにいうと、「LBX」と「NX」で全体の半分近くを販売していると言ってもよいでしょう。
そして「RX」シリーズですが、こちらもおおむね「NX」と同等の水準の「月/1500台ペース」で販売されているようですが、懸念されるのは2025年モデルの「年次改良」による一時的な生産停止です。

本来は2024年10月頃から2025年モデルの生産に切り替わり、販売(生産)数の変動はないと考えられていましたが、2025年モデルの生産が型式認証問題で遅延しているようで、10月、11月、12月の「RX」の日本向け販売台数が大幅に減少するものと思いますので、レクサス車の年間「9万台」達成が難しくなる可能性がでてきました。

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RXシリーズが予定通り「2024年秋」、そして新型SUVモデルの「GX」も当初予定通り発売されていれば、年間「9万台達成」は間違いないでしょうから、いかに近年、レクサスブランド車の人気とニーズが高まったかがわかりますね。



2024年10月12日

愛車の「愛」からスタートしたアップグレードサービス(新型NX等)!

レクサス公式サイトの「LEXUS News」、メールマガジンで流れてきたので目にされた方も多いと思いますが、KINTONE FACTORYでスタートした「LEXUS UPGRADE Selections」の記事が面白いです。

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▼愛車への「愛」からスタートしたアップグレードサービス (2024.9.6)
https://lexus.jp/magazine/post/?id=qg6n5ecrkt22

CSKさん主催の「NEXUS Meeting」等のオフラインミーティングでプライベート参加された方も多数登場されていますが、クルマをカスタマイズするなど車いじりが好きな方が開発陣にいらっしゃると、より愛情が湧きますね!

「LEXUS UPGRADE Selections」が注目を集めたのはなんといっても新型NX以降の「LEXUS UPGRADE Selections」でしょう。

年次改良でアップデートされたアイテムを投入するというのはありそうでなかったサービスで、2023年モデルから導入され、一部のユーザー層に注目を集めた「グローブボックスのカラー変更」は画期的でした。

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https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/NX002/NX002_01/

ニーズの形そうな「フレアレッド」、「ヘーゼル」、「ホワイト」のみかと思いきや、「リッチクリーム」、「ダークローズ」といった少々マニアックなカラーもラインナップされるなどのこだわりも感動的でした。
(当方は自分で交換しましたが・・・やはり正規販売店で交換できるのが安心ですよね)

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それまでは適用車種、内容ともに、制限が多く、「正直、お金を払ってまでは・・・」というサービスが多かったように思います。(付け忘れたメーカーオプションを後付、というものが中心)

さらに、2024年モデルから追加されたNXの「イルミネーションアップグレード」や「リヤドアハンドル照明追加」など、車両を買い替えしなければアップデートが困難なアイテムが登場したのは大きな話題を呼びました。

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また、「面発光型ハイマウントストップランプ」など誰得的な変態的なアップグレード(褒めてます)も備わっているなど、サービスの幅も広がっているのも嬉しいところです。

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https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/NX002/NX002_04/

カラードシートベルトもそろそろでしょうか?

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さて、年次改良で追加された装備を正規販売店でアップグレードしてくれるサービス(かつ保証あり)は、他のメーカーでは(おそらく)行っておらず、非常に貴重と思います。

今回の公式記事の中で、特に印象に残ったのは長坂主幹の次のコメントです。
メーカーサイドの方がこのように考えてくれているのはとても嬉しいですし、ブランドに対する価値や、ロイヤリティが向上するものと思います。

(以下、引用はじめ)

古くなったクルマは、価値も下がってしまいますが、今まではそれが当たり前に受け入れられてきました。その考え方を変えることはできないかと思いました。

(以上、引用おわり)
https://lexus.jp/magazine/post/?id=qg6n5ecrkt22


トヨタブランドは車種も販売量もケタ違いですが、LEXUSブランド、かつ日本市場であれば スモールスタートかつアジャイルな開発もできると思いますので、そういった意味ではユーザー層が急拡大している「LEXUS.jp」ならではの取り組みかもしれません。


実際、当方が「NX350h」を車検で買い替えず、もう少し乗ろうと思っているのは、まさにこの「LEXUS UPGRADE Selection」があるからというのが理由でもあります。

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ただ、記事にも最後に言及されていますが、本「LEXUS UPGRADE Selections」のサービスを受けるハードルは結構高くて、現在当方が居住するエリアでは「KINTO FACTORY」のサービスを受けることができる店舗がありません。
クルマの定期点検は、月に1回程度訪問する東京エリアの販売店で行っているのですが「KINTO FACTORY」では、施工に時間がかかるものも多く、クルマを1日や半日預けるとなると、近隣の店舗でないとサービスを受けることが難しいです。

なかなか難しいとは思いますが、「KINTO FACTORY」施工専門のショップをある程度顧客数が多いエリアに設置するなどの対応があるとよりサービスを受けようとする方は増えると思います。

また、売れ筋の車種のみではなく、「愛」のつく数少ない工業製品を後世に残していくためにも、ぜひ趣味嗜好性の高いスポーティクーペ、セダン(LC、IS500、RCFなど)において、まずは交換が困難な消耗品(ステアリング、シート座面など)でも良いので、ぜひ拡大してほしいものです。
CPO商品でもステアリングが皮脂でツルツル、テカテカ・・というようなものもよく見かけますので・・・

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開発陣の「顔」や「声」が見えると、より愛着が湧きますので、今回のような記事は非常に興味深いですし、ぜひ他の車種でも展開してもらえると嬉しいと感じました。(最近では「LBX」なんて、たくさんありそうな・・・)

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2024年10月05日

セダン・クーペからの乗り換えでも満足できるレクサス「NX」


新型レクサス「NX」、すでに2021年12月の納車から2年9ヶ月が経過し、今のところは車検を通すことが確実になりそうです。
現在販売中の「NX(25MY)」いわゆる、2025年モデルも相当によい仕上がりとのことですが、現在所有している初年度モデル(2022年モデル)に満足しているためです。
その後、2度の年次改良で商さらに品力をあげたレクサス「NX」ですが・・・

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・外観の変更がない

・次買うとすればグレードは”F SPORT”

・次買うとすれば車種はやっぱり「NX350h」(ホントはNX450h+が欲しいが、充電設備がない・・・)

・インテリアカラーも引き続きホワイト

・装備、乗り心地、燃費も特段不満なし


ということで、買い替えするほどの動機がないというのが率直なところです。
ただし、 「G-LINKの更新」や「デジタルキー」 の無償期間が終了するのでなにげにコストがかかりますが・・・

また、NXに関しては、マルチカラーのイルミネーションが明るくなったことや後席ドアにも夜間のドアハンドル照明がついたなど嬉しい変更点もありますが、これらは 「KINTO FACTORY」で後付ができる ので、クルマを買い替えするほどでもありません。

▼KINTOFACTORY
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-list/lexus/NX002/

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さて、先日興味深いメッセージをいただきました。
レクサス「RCF」から「NX」に乗り換えても不満はなかったのか 、というご質問でした。

まず、「IS500」や「RCF」といったハイパフォーマンスなセダン、クーペにお乗りの方が「NX」や「RX」といったファミリーカーに近いSUVタイプのクルマに乗り換えられることは実際問題あると思います。

現在地方都市に居住する当方は、駐車場価格が都心部の「1/3程度」であるため、たまたま1人で3台所有ができていますが、東京や大阪など大都市部では、クルマを1人で複数台所有することは、駐車場確保の観点や、コストの観点であまり現実的ではないのは言うまでもありません。


一方で、レクサスでいえば、特に「RCF」は、専用のスポーツシート、BBS製ホイール、ブレンボ製ブレーキキャリパー、専用メーターや、専用のアクティブリヤウィング、カーボンパーツなど高性能かつ見た目にも特殊なパーツが揃っていること、街なかで同じ車種を見かける機会が少ないこともあり、所有満足度や愛着は非常に高いと思います。

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こういった魅力は、レクサスブランドのSUVタイプのクルマ(NX、RX、LX、UX、LBX)では失われてしまいます。

本来であれば、他のブランドのように、SUVモデルでも「ハイパフォーマンスモデル」があればよいのですが、それがないのは現行レクサス車のラインナップの不満点といえますが、「F」の今後が見えない中ではやむを得ないと思います。

ココ数年は年間8万台〜9万台程度と、マツダ・スバル・三菱といったブランドを上回る販売数を記録しているレクサスブランドですが、所有するオーナー数が多くなればなるほど、より質(パフォーマンス)の高い車、より希少性の高いブランドのクルマに乗り換えられる方も増えていくと思います。
そういった点ではレクサスの弱さはあると感じています。

現時点では「RX500h ”F SPORT Performance"」は、パワートレーンは一般的なものですが、大型のホイール/ブレーキキャリパー、専用エクステリアなどを与えることにより独自性を出しているのは魅力的と思います。
その御蔭もあってか、レクサスRXシリーズでも一番の高額車両であるにもかかわらず非常に好調な販売をキープしています。
とはいえ、カタログスペック上では特に特筆すべきものはなく、ハイパフォーマンス施工のセダン・クーペユーザーから見ると食指が動く部分は多くないと思います。

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「NX」であらためて良いなと思ったのは 積載性の高さ、いざというときしっかり大人4人が乗れる、抜群の先進安全装備、燃費、乗り心地が高次元で存在していることです。また、肝心の動力性能も、通常の使い方をしている分には問題ありません。
一般の方からすると「NX」クラスは十分な高級車ですし、非常に完成度は高いと感じています。そして、何より 他の車種に比べても年次改良のスピードが速いこと も魅力的な点です。(今後のさらなる改善”Always on"も期待できる)

ただし、その人気さゆえから、希少性はありませんし、クルマ好きの方から声をかけられたり、街なかで写真を撮影されることもないでしょう。
仮に「NX500h」や「NX MORIZO」のようなハイパフォーマンスモデルの設定があっても良いのでは?と思うぐらいの素性の良さを持っているのではと思いますが、現時点ではこのボディサイズでよりハイパフォーマンスな車種となると、日本車には存在せず、海外ブランド車になってしまうのは少しもったいないと感じています。
(とはいえ、それは内燃機関車モデルの時代であり、電動化が一気に広がるであろうここ数年来では難しいのかもしれませんね)

ということで、クルマに「所有感」や「優越感」を求めるのであれば、やはり、ハイパフォーマンスなクーペやスポーティーカーが良いのではと思います。
SUV/ミニバン系のクルマは一度所有すると非常に魅力的です(当方もそうでした)。
4人〜5人乗車は年に数度あるかないかというところですが、いざというときに大人4人が乗れるのは便利ですし、ラゲージにはある程度大きな荷物を搭載することもできますし、セダンやクーペ時代では味わえなかった、 「もう1つの自分の部屋」という使い方ができるのは非常に魅力的 です。

ただし、所有満足度(官能面での性能も含む)という面ではハイパフォーマンスなセダンやクーペに比べると、どうしても劣ってしまいます。
幸いにも当方は「LC500 またはLC500h」を同時所有しているため、所有満足度や優越感という点はそちらに任せ、思い切り「NX」の良さを味わうことができました。

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ハイパフォーマンスなセダン、クーペに乗っていると、多少なりとも「優越感」を持つことができるのはそのとおりかと思います。
公道ではそのパフォーマンスが発揮できなくても「いざというときはスゴイ」、「過剰な(ある意味無駄で贅沢な)装備」をまとっているクルマを扱うのはスーパーカーでなくてもとても魅力的な面があります。
そういった点に魅力を感じるのであれば、「NX」や「RX」への乗り換えはおすすめできません。
ただ、幸いにもリセールバリューも高いので、まずは1〜2年、試しに乗り換えてみる、というのも良いかもしれません。

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2024年10月02日

レクサスLC (LC500/LC500h)さらなる進化に期待!

いよいよ10月、少し暑さも和らぎ、2024年度もいよいよ折り返し地点となりました。
例年ならレクサス車の改良情報が溢れている時期ですが、今年度は非常にさみしい状況です。
なかなか発表されない「RX」2025年モデルはもちろんですが、レクサス「LC」2025年モデルの発表も個人的には非常に待ち遠しいところです。

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「LC」2024年モデルが納車されて、12ヶ月点検も終了、エンジンオイルも継続して「Mobil1」を使用して、気持ち良いドライブを楽しんでおり、質感の高いインテリアとともに、クルマ自体の出来は満足しています。
ただし、流石に通算7年超所有しているとさらなる高みを望みたくなってきます。

何度もブログ記事にはしていますが、もう一方の主力車種「NX」の出来が非常に良いため、価格が倍以上もするLCシリーズにはさらなる進化を期待したいと思いますので、今回は、3つに絞って書き出してみたいと思います。


■やはり「Lexus Safety System+3.0」を!

2024年モデルにおいても「Lexus Safety System+2.5」搭載にとどまる現行「LC」。
レクサスセーフティシステム「2.5」と「3.0」の違いを一言であらわすと、「常時か随時か」と言えるのではないでしょうか。
常にシステムが路面や周囲をセンシング・モニタリングして常時制御をしてくれるのがLexus Safety System+3.0とすると、Lexus Safety System+2.5は、「いざというとき」に発動するシステムと感じます。

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よって、ロングドライブや悪天候などが予想される場合は、できるだけ「NX」をチョイスするようにしています。Lexus Safety System+3.0の主要機能の一つである、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]と、高精度のレーントレーシングアシスト[LTA]の組み合わせはドライブをより安心に、楽しくさせてくれますので、スポーティなモデルでも決して楽しさを損なうものではないと思います。

私的には、現行「LC」に、Lexus Safety System+3.0または次世代のLexus Safety System+が搭載されれば、理想の1台となります。


■助手席側へのマルチメディアディスプレイの増設を!

デビュー時から助手席前の「謎の空間」は不満に感じていましたが、品質の高いアクリル素材とアンビエントライト、ナビディスプレイとの一体感があったため、これはありかな、と思っていましたが、2024年モデルでは「合皮巻き」の「板」にダウングレードしたことは非常に残念です。

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とくに最近では、「メーター」、「ナビ」のツインモニターのみではなく、助手席側のモニターも含めた「トリプルモニター」仕様のクルマも発表されているので、レクサスのフラッグシップモデルであるならば、やはりこのあたりのエンタテインメント強化はぜひ行ってほしところです。
最近では、「アウディA5」(2025年モデル)のインテリアは非常に良いなぁと思いました(トリプルモニター仕様)
(11.9インチメーター、14.5インチのMMIタッチディスプレイ、さらに助手席前10.9インチMMI助手席マルチメディアディスプレイ)

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▼アウディA5シリーズ(MY25) ニュースリリースより
https://audi-press.jp/press-releases/2024/pnj2ba0000002cv3.html




これはトヨタ/レクサスの マルチメディアシステムが2021年ごろから共通化されたことによる弊害もあるのではと感じています。
トヨタブランドの普及価格帯のマルチメディアシステムは大幅に強化されましたが、せめて、レクサスの「L」モデルや、トヨタ・センチュリー、アルファードの上位モデルなどは、複数のモニタを表示・制御できるシステムを、早期に導入してもしいものです。
(LF-ZCなど、次世代の「BEV」モデルでは実現するようですが、さすがにあと2〜3年、このままでは時代に取り残されるのではと危惧しております)

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これにより、ナビディスプレイへの「2画面表示(分割表示)」問題は解消するように思います。


■「LC500h」をさらに進化させて欲しい!

実際のところ、ハイブリッドシステムの人気が高い日本市場においても全体の10%にも満たない販売比率の「LC500h」の商品力をこれから上げるのは難しいと思いますが、新型レクサスNXやRXといった世代のハイブリッドシステムと比べると、まだまだモーター感は乏しく、より電動感の強さと、ベースであるエンジンの出力向上と官能性の強化が望ましいところです。
LC500hに採用されている、"マルチステージハイブリッド"システムの4段ギアは、パドルシフトを使用しての変速速度も遅く、LC500の10ATのような気持ちの良いギア切り替えはできません。

LC500,LC500hどちらも所有経験がある立場からは、どちらもパワートレーンも魅力的ではあるのですが、どちらも欠点があり、これらを組み合わせた「PHEVシステム」が理想ではないかと強く感じます。

街なかでの「ストップ&ゴー」が繰り返されるシチュエーションや、立体駐車場での走行などでは、圧倒的に「LC500h」の方が運転しやすいですし、そのスタイリッシュなエクステリアに似合った運転がができます。

「LC500」のV8エンジンの希少性は確かに感じられますし、エンジンや排気サウンドも魅力的ではありますが、低速時トルクの弱さや、街乗りでの燃費の悪さは未だに気になるところです。普段使いでは、「LC500h」の方が魅力的に感じる部分も多く、ここまで販売比率(人気)に差があるのは少々不思議に感じます。(ラゲージスペースが狭い、そもそもLC500hの方が価格が高い、というのも商品的には損をしていると思いますが)

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なお、「LC500/LC500h」に関しては、デビュー当時の初期モデル(2017年〜2020年前半生産)までの流通が多いですが、その後の中期モデル、そして2024年からの後期モデルとは特に「乗り心地」の面では大きく違いがあります。

乗り心地に関しては、特に2024年モデルでは劇的に改善されていますが、純正オプションでもラインナップされている「パフォーマンスダンパー」を装着することでも、微振動の低減や路面追従性がアップしますので、乗り心地改善につながりますのでおすすめです。

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▼レクサスLCディラーオプションカタログより
https://lexus.jp/models/lc/pdf/dealer_option.pdf


現行LCシリーズはいつまで生産されるか(あと2〜3年といったところでしょうか?)わかりませんが、世界的にも「BEV化」を断念(もしくは計画を大幅変更)したブランドが次々でてきている中、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムはレクサス/トヨタの強みと思いますので、「LC500h」の進化版にもぜひ期待したいところです。
(レクサスは本当に「BEV」主体のブランドになってしますのでしょうか・・・?)

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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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