2020年東京五輪会場近くのステーションを出ると、こんな光景が目に入る。駅前のやってくるバスやタクシーを見ると運転手はいない、これは自動運転のレベル4で遠隔操作ではない。
最近、毎日のように「自動運転」という言葉が経済ニュースを騒がせている。
人工知能(AI)の進化によって、自動車に搭載されたコンピューターが、周囲の様子をカメラやセンサーで読み取り、ナビ情報を参照しながら、運転手不要で車両を走らせることができるシステムだ。
まるでSFのようだが、政府は'17年度から’20年の実現に向けて法整備や実証実験を本格化する。東京五輪の会場周辺で、自動運転のバスやタクシーを本格運行させ、国内外から集まる観客や選手の移動手段とすることを目標としている。
この技術が現実のものとなればトラック運転不足の解消、過疎地や高齢者の移動手段としての活用、運転操作ミスによる事故防止の解消になると思われる。
現在、日産のセレナは『レベル2』に入っていて高速道路の単一車線を走っている間は運転操作が自動化されます。人間はハンドルの上に手を置いている必要がありますが、機械が失敗しそうになったときだけ対処すればいいのです。
今年3月からは沖縄県南城市の公道で自動運転の路線バスを試験的に走らせるほか、秋からは東名高速・首都高などで大規模な実証実験を行うことが決まっている。
- 大型施設などの巡回バスの運転手
- 法人タクシーの運転手
- ローカル線の鉄道運転士
- 路線バスの運転手
- 長距離トラックの運転手
- 鉱山・林業・建設現場の運搬車作業員
- 大型米・穀物・トウモロコシ農家(企業が参入)
- 宅配便のドライバー
- ゴミ収集車のドライバー
- コンビニの店員
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