映画『スーパーサイズミー』の面白さは好奇心のかたまりにあり!
アメリカ人がマクドナルドを起訴した。
「マクドナルド製品を食べたせいで肥満になった。」。
裁判大国アメリカと言えど、アメリカ人も認める意味不明な起訴。
本当にマクドナルド製品を食べたら肥満になるのか?
監督自身が実験してみたこの映画。変なつまらない映画の数百倍面白い。
スーパーサイズ・ミー [DVD]
軽く始めた実験は実は命がけ・・・
アメリカのレストランでは、料理を頼むとドリンク飲み放題がついてくるので有名です。(高級レストランは異なります。)
日本と同じく清涼飲料水、ジュースは砂糖だらけ。そのドリンク類が飲み放題です。怖いです。
ハンバーガーもポテトも スーパービッグサイズのアメリカ。
日本のマクドナルドのSを想像してアメリカでSサイズを頼むとびっくりするサイズの商品が出てきます。
なんとも太っ腹。映画『スーパーサイズミー』でもフランス人女性も仰っています。
起訴内容を確認するため、
「一ヶ月間マクドナルド製品を食べ続けよう!」と実験を決めた映画監督は・・・
ご興味のある方はぜひ見てみてください。
需要が高いのか、Amazonでは、13,500円の値がついている新品DVDも。
確かにそれだけの価値はあるかもしれません。私は好きなタイプなので画面に釘付けでした。
会社のプレゼンテーション力に関するオリエンテーションなどで使うと面白楽しくていいDVDだと思います。
子供に食の大切さを教えるならこれで一発でしょう。
食育にも最適すぎる映画です。
斬新すぎてうまく価値を伝えられない名作
これがノンフィクションであるということが面白いところ。
これ本当の世界なのかなと目や耳を疑うほど奥深くて面白い。
それにしてもマクドナルドで働く人は日本でもアメリカでも親切なんですね。
ただ食はどうなのか。最後まで目が離せません。
本にもなっています。
奥さんがコックさん
実験を買って出た奥さんは料理人。しかも有機野菜をたくさんつかって健康な食卓をつくりあげる良妻。
この監督の示したかったことが1シーン1シンーンで分かります。
ひとつのテーマでこれだけの調査と検証ができればビジネスマンとしても言うことなしでしょう。
かなり焦りました。自分もこんな大人にならなければ。
「伝える」「問題提起をする」「思いっきり問題に飛び込んで解決策を探す」、真似しなければ。
問題児を食生活で払拭した学校
あるアメリカの学校では、 問題児が多くはびこる状況を給食によって変えたとか。
アメリカ映画ではヤンキーやギャングだけでなく、一般人もちょっと荒めなイメージ。
映画上のキャラクターといえど、そういった人々が現実に多いからそのような登場人物が生まれるのだとすると
食による影響というのは侮れない問題なのかもしれません。
とにかく見て良かった!!と心から思えるドキュメンタリー映画でした。
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