ノルウェー人起業家によって2009年に創設されたZwipeは、
クレジットカードやデビットカードの暗証番号(PIN)と署名を指紋に置き換えようと取り組んでいる。
その取り組みの成果が今回取り上げる指紋認証センサー搭載のバンクカードであり、
指紋認証を用いた本人確認により、第三者がカードを使用できないようになっている。
カードにはユーザーの生体認証データが記録されており、
ユーザーはセンサ部分に指を乗せた状態でカードをリーダーにかざしたときだけ決済ができる。
それによりPINを入力する必要がなくなり楽になる上にセキュリティが強化される。
ユーザーのデータは外部のデータベースではなく、カード自体に保存されるため、理論上ではより安全だ。
カードの指紋認証をするために使用する電力は非接触型の決済端末から供給される。
そのため、バッテリによる充電が不要となっている。
認証が簡単になり不正利用が難しくなるのならどんどん普及するといいですね。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image