早稲田大先進理工学部(東京)の研究チームが成功した。
現在では残されている指紋にアルミニウム粉を付け、ゼラチン紙に転写して採取するなどの手法が一般的。
しかし、検出器具が指紋に触れることで、指紋に含まれるたんぱく質などを破壊してしまい
DNA型鑑定に必要な試料が得られなくなる欠点があったが、この方法ではその欠点をなくすことができている。
技術についてはほかのページで見てもらうとして今回は生体認証について調べます。
生体認証とはバイオメトリクス認証とも呼ばれ、人間の身体的特徴や
行動的特徴の情報を用いて行う個人認証技術。
現在、指紋・瞳の中の虹彩などが特にが利用件数が多い。
金融機関がATMに採用したことで、手のひらや指の血管の形を読み取る静脈認証も利用件数が増えている。
種類としては身体的特徴と行動的特徴があり
身体的特徴では掌形、網膜、虹彩、顔、血管、音声、耳形、DNAを利用し、
行動的特徴ではキーストローク認証、リップムーブメント、まばたき、歩行を利用する。
認証の確実さだとDNAが一番正確であるが、認証のために血液などのサンプルの提出を必要とし、
現時点においては素早く相手を見極める装置は開発されていない。
また、一卵性双生児を識別できない欠点が有る。
生体認証では、本人であっても本人ではないと誤認識してしまう本人拒否率と
他人であっても本人と誤認識してしまう他人受入率がトレードオフの関係にある。
どうしても他人受入率を限りなく0にしようとすると本人拒否率も高くなってしまうので
現在実用化されているものでは他人受入率を0にせず、暗証番号などと同時に
生体認証を行いセキュリティを高くしている。
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