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2015年07月17日

リベリアでエボラ再発


WHOはリベリアで再び確認されたエボラ出血熱の新規患者の感染源が、
回復後もウイルスを保持していた元患者だった可能性が高いと発表した。
この3か月で初の新規感染例となった17歳の少年の遺体から採取されたウイルスの遺伝子は、
近隣国のギニアやシエラレオネで広まっているウイルスの型と違うものだった。
WHOは「ウイルスのゲノム配列による現時点の証拠からは、リベリア国内で回復した患者のウイルスの再出現が感染源である可能性が非常に高いことが強く示された」と述べている。
またアメリカでは血液中からエボラウイルスが消えて数か月がたった患者の目の中から、
ウイルスが初めて検出されたとの報告書が7日、米医学誌から発表された。
この患者の目への感染は、視力の障害に加えて、虹彩の色を変化させた。
青色だった瞳は、症状が初めて発覚してから10日後に、緑色に変化した。
さまざまな治療薬を用いた結果、まだ完治はしていないものの視力は回復し始め、瞳の色は元に戻ったという。
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