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2019年09月21日

MARANTZ PS7300 デジタル入力のSPECの疑問と実験

ps7300-96k.jpg


サンプリング周波数 ビットレートについて実験してみた。

本機の主な特徴では

32bit 最新DSPを搭載
・192KHz/ 24bit DAコンバータを全チャンネルに採用
と説明書に記載されている。

仕様のページでは

デコーダ&プリアンプ部
再生対応信号フォーマット...................PCMオーディオ
(fs=32 KHz,44.1KHz,48KHz, 96KHz )
と説明書に記載されている。

視聴環境

PS7300のDIGITAL入力の性能を見たいので、デジタル出力の可能なTopping D10とサンプリング周波数、ビットレートの変更が可能なTuneBrowserを組み合わせてTESTしてみる。

・再生SOFT  TuneBrowser
 サンプリング周波数や量子化bit数が変更できる

・DAC  Topping D10
 DIGITAL OUTPUT端子にCOAXIALケーブルを接続
D10-d-out.jpg


・AMP  Maranz PS7300
 DEGITAL入力端子にCOAXIALケーブルを接続
 DACはCS4382
PS7300-d-in6.jpg

・CD(DVD)プレーヤー  Pioneer AV-600
 DIGITAL OUTPUT端子にCOAXIALケーブルを接続

・音源
 ?@CDから直接PS7300にCOAXIL接続
 ?ACDからTuneBrowserで44.1KHz/16bitのflacファイルを作成したもの。COAXIAL接続




TEST結果

PS7300のDIGITAL入力の 実質的な対応レート は次のような結果となった。

192KHzでは再生できない

192KHz/24bitDAコンバータ採用 と書いてあるので192KHzを試してみたが、どう頑張っても再生できない。
再生対応信号フォーマットがMax96KHzとなってるので、ハード的に可能であっても、 内部ソフト的にNGなのであろう!

96KHzで再生は当然可能!

上記のように、条件を満たしているので、正常に再生できた。
CD(16bit/44.1KHz)の音と比べると、空間的に広がったような気がする。96KHz/24bitでのflacファイル再生の方が良い音のように感じた!

32bitで再生できたのは意外!

DSPが32bit対応と書いてあたので、32bitでのUPサンプリングを試してみたら、 あら、ふしぎ!音が出る! DACの仕様は192KHz/ 24bit で24bitが最高のはずなのに?

CD(16bit)の音と比べると、flac 16bit⇒32bitという 先入観もあり 、音が緻密(ちみつ)になったような気がする。96KHz/32bitでのflacファイル再生の方が良い音のように感じた!
TuneBrowser-sampl-rate.jpg



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