2013年09月18日
英語の勉強 141 / タイタニック号と沈んだバイオリン
大西洋に沈んだあのタイタニック号に乗船していた楽団のバンドマスターが
使用していたバイオリンが、このほど北アイルランドのベルファスト(Belfast)にある博物館に
展示されることになった。
このバイオリンは、“絶対に沈まない船”と言われたタイタニック号に楽団のリーダーとして
乗船していたウォレス・ハートレー(Wallace Hartley)さんのもの。
当時の婚約者からのメッセージがバイオリンに刻まれているという。
1912年4月15日、流氷に衝突した際、救命ボートに群がりパニック状態の乗客たちを
落ち着かせるため、ハートレーさんをはじめとする8人の楽団は自ら避難することを止め、
「主よ、御許に近づかん(Nearer, My God, To Thee)」を演奏し続けた。
このシーンは、映画の中でも描写されており、個人的にも非常に印象に残っている。
もともとこのバイオリンは、1910年にハートレーさんの婚約者のマリア・ロビンソン
(Maria Robinson)さんがプレゼントしたもの。
バイオリンには、「ウォレスへ、婚約を記念して マリアより」と刻まれた銀製の飾り板が
取り付けられている。
ハートレーさんの遺体は沈没から10日後に収容された。遺体に結びつけられていた皮製の
バッグの中にバイオリンが入っていたと考えられている。
その後、バイオリンを引き取った婚約者のマリアさんは、健気に ?@ 生涯独身を貫き 、
1939年に死去。
マリアさんの家族が地元の楽団に ?A 寄付 した後、ある音楽教師の手に渡ったという。
そして最終的に ?B 匿名の 人物の手に委ねられ、2006年に英国の民家で発見された。
このバイオリンは、沈没事故に関する品々を集めた展示している博物館
「タイタニック・ベルファスト(Titanic Belfast)」にて18日から来月13日まで展示された後、
英南西部ウィルトシャー(Wiltshire)で来月の10月19日にオークションにかけられる予定だ。
恐らく世界で一番せつない旋律を奏でたであろう、そのバイオリン。
一度は見てみたいなぁ。
今日の英語
?@ She lived and died a bachelor.
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