なので”構文”として、高校では勉強します。
構文は大学受験の際は欠かすことができない知識です。
高校では一通り文法を終えてから習いますが、高校に
よっては授業でそこまでやらないところもあります。
構文に特化した参考書はいくつかありますが、自分が
現役の時は駿台の書籍が定番でした。
どのくらい覚えたか忘れましたが100本くらいは頭に
いれる必要があると思います。
A whale is no more a fish than a horse is.
馬が魚で ないのと同様に 、クジラも魚 ではない 。
構文には
”なんでこんな和訳になるの?”っていうのが時々あります。
大学受験ではそんな疑問を封じ込め暗記に徹するのが
良しとされますが、理由は受験勉強の時間は限られている
からです。
英語と日本語は言語としては一番遠縁にあたるので
無理にイコールで結ばずに諦めて暗記するのが得策です。
A whale is no more a fish than a horse is.
この英文を no=not anyで書き換えます。
A whale is not any more a fish than a horse is [not a fish].
クジラが魚でないことは、馬が魚ではない以上の事ではない。
[ ] は省略されていると考えます。
馬が魚(魚類)じゃない事は誰でもわかりますが
クジラを魚(魚類)と思い違いする人は時々います。
ただ、クジラが哺乳類だとわかっていれば、
「 馬が魚類じゃないのと同様にクジラも魚類じゃない 」
のは当然の事となります。
クジラの構文は、そういうことを言っているんです。
つまり、「 クジラは一見、魚類だけど、馬と同じ哺乳類
だから、魚類とは違う」という意味なんです。
さらに、fish(魚)は単複同型で単数形も複数形も "fish"
"a" がついていますがこれは”同じ種類”とは”同じ分類”を
表す冠詞として使われており、"a fish"で”魚類”又は
”魚というもの”と訳すと分かり易いかもしれません。
また、fish は、特殊な個体別、もしくは種類を表す時は
fish(単数形)、fishes(複数形)という使い方もある
ようですが、受験に際しては単複同型で覚えるのが
得策です。
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