ぱぱぱぱっと『ちぎりパン』
毎日食べるパンを、いっそのこと家で作ってみませんか?
時間がかかるパン作りも電子レンジの普段は使わないいろんな機能を上手に使ってぱぱぱぱっと作っちゃおう!
今回は、2016年に流行りました『ちぎりパン』に挑戦です。
パン作りの基本
・ 計量は正確に
・ 発酵やベンチタイムで大きさを守ろう
・ 室温は25℃がベスト
・ ドライイーストは冷蔵庫で保存
・ 焼きあがったらすぐ、バンバン
パン製造勤務5年の経験ではありましたが、さすがにちぎりパンは作らなかったです、なので難しいと感じたのは生地の色つけですね、なかなか均等にならなかったな〜
計量は正確に
ケーキ作りと一緒でたった1gの違いでもふくらみや焼き色など大きく変わってきます
発酵やベンチタイムで大きさを守ろう
パン生地はつねに発酵しています。温度と時間で上手にふくらまそう
室温は25℃がベスト
室温が低いと上手に膨らみません。発酵時間を調節しましょう。
ドライイーストは冷蔵庫で保存
開封してしまったら密閉容器に入れて冷蔵庫で保存(5g入りや3g入りも売ってます)
焼きあがったらすぐ、バンバン
上手に焼けても放っておくとつぶれてしまいます。焼けたらすぐにショックを与えましょう。
どんな顔にしようかな?
顔の下書きを作ろう
Let's try
?@計量
必要な材料 はあらかじめ並べておくと良いです。順番に計量して入れ忘れのないようにします。
?A混ぜる
計量した材料 はボウルの中に入れてゴムベラで粉がまとまるまで混ぜましょう。
ボウルの中に入れる順番は
強力粉
↓↓
粉の右側に砂糖
↓↓
粉の左側に塩
↓↓
砂糖の上にドライイースト
↓↓
砂糖の少し横にハチミツ
↓↓
ドライイーストの上に35℃前後の温めた牛乳
?Bこねる
まずはドライイーストが温めた牛乳で溶けるようにヘラを使って混ぜはじめます。次に砂糖、次にハチミツ、そして塩の順番で混ぜていきます。生地がベトつかなくなりボウルからくるんと離れるまで手でこねたら、最後にバターを混ぜ込みます。生地を台の上に叩きつけて引き伸ばすのを約15分かけてこねます。しっかりこねるとふっくらとした焼き上がりになります。
( 色付けする ときはこのタイミングで)
色付けする ときはここで生地を分けて色付けしよう
?C一次発酵
生地を丸めてボウルに入れます。レンジの発酵機能を選んで(スチーム発酵があれば)40℃で50分かけます。(スチーム発酵がなければ) 生地の表面に霧吹きをかけると乾燥が防げます。生地が2倍に膨らむまで発酵させます。このとき フィンガーテスト をします。人差し指に強力粉をつけて膨らんだ生地の中央に刺してみましょう。指の穴がそのまま残れば発酵は充分です。
50分かけて発酵させても生地のふくらみが小さい時は時間を足して2倍の大きさになるようにしましょう。
生地は2倍に膨らんだかな?
?Dガス抜き、分割、丸める
2倍に膨らんだ生地をかるく押さえてガス抜きをして顔になる分、耳になる分、それぞれの大きさに分けて丸めよう。かたく絞った濡れ布巾をかけて10分おいて生地を休ませます。(ベンチタイムといいます)
?E成形
ガス抜きをしながら丸め直して天板に並べ、(天板にはクッキングシートを敷くと天板の掃除も楽です。クッキングシートも2〜3回使えます。)・耳も作ってはりつけよう。
いぬ・ねこ・くま・うさぎ、、、あとはなに?
?F二次発酵
レンジの発酵機能を選んで40℃で20分かけます。生地と生地の隙間を確認して発酵が小さい時は時間をプラスしよう。発酵時間は目安なので膨らんだ生地の大きさが大切です。
?G焼成
オーブン予熱170℃で5分焼き、生地の上に薄っすら色がつき始めたらアルミ箔をかぶせて14分焼き上げます。焼きあがったらオーブンからすぐ取り出してバンバンとショックを与えてパンが潰れるのを防ぎましょう。
天板を10cmほどの高さからカウンタートップに軽く落とす感じで良いです。
パンは天板から外して冷ましましょう。チョコペンなどで顔を描いたら完成です
フィンガーテストとは
強力粉を指につけて2倍に膨らんだ生地に差し込んでみる。
発酵完了 ・・・指の跡がそのまま残り生地に変化がなければOKです
発酵不足 ・・・生地が戻ろうとして指の跡が小さくなる(+5分して様子をみよう)
発酵過多 ・・・生地がしぼんでしまう
発酵しすぎたパン生地はピザや揚げパンにすると良いでしょう。こちらも美味しいですよ
材料 14センチシフォン形1台分
強力粉 230g
砂糖 23g
塩 4g
インスタントドライイースト 4g
牛乳 (35℃前後に温めたもの)160ml
ハチミツ 5g
色つけ方法
今回は色粉を水で溶きます。練りこみたい生地から少しちぎって、溶いた色水を生地に練りこみます。出来上がったペーストを分量の生地に練りこんで均等な色になるようにしましょう。今回は色粉を使いましたが、気になる方は食物を使うとよいでしょう(無添加野菜パウダー)
赤⇒紅麹パウダー
黒⇒ブラックココア
茶⇒ココア
紫⇒紫芋パウダー
緑⇒抹茶パウダーまたはホウレン草パウダー
黄⇒にんじんパウダー
デコレーション
チョコペン又は チョコ+生クリーム
作ってみたくなった人・食べたくなった人・おいしいですよ。是非 お試しください。
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