先日開催されたRMサザビーズ・アメリアアイランド・オークションで、ひとりのコレクターが所有していた964が一挙に11台が出品されました。
11台の内容はカレラRS4台、ターボ5台、スピードスター、そしてカップカーで、コレクター垂涎の限定モデルを網羅していました。
ポルシェはいつの時代も熱狂的なファンがいて、356から991まで常に憧れの存在であり続けています。なかでも近年注目されているのが、空冷のポルシェ911の特別モデルたちで、73カレラから今の空冷バブルが始まったと言われ、ピーク時には1億円を記録するほどでしたが、ここにきてバブルが弾け、ようやく落ち着きを取り戻してきていました。しかし、その熱は964以降のRS系とターボに移り、近年急激に値を上げています。
今回出品された車両はどれも完璧なコンディションに保たれいる上に、ローマイレージの個体が多く高額な落札価格がつけられました。オークションの結果は以下のとおりです。
1993年ポルシェ964カレラRS3.8/1億7709万円
1993年ポルシェ964カレラRSR3.8/1億3589万円
1994年ポルシェ964ターボS X85フラットノーズ/6998万円
1994年ポルシェ964ターボ3.6/3467万円
1994年ポルシェ964スピードスター/2397万円
1992年ポルシェ964カレラRS/2337万円
1993年ポルシェ964カレラRSアメリカ/2038万円
1991年ポルシェ964ターボ3.3/1858万円
1993年ポルシェ964ターボSライトウェイト/流札/予想落札額1億700万〜1億2840万円
1994年ポルシェ964ターボS X83フラットノーズ/流札/予想落札額5350万〜6955万円
1991年ポルシェ964カレラ・カップ/流札/予想落札額2675万〜3478万円
今回最高額を記録した964カレラRS3.8は、55台製造された内の1台で走行が6825kmと低走行で新車に近い状態が評価され、2番目に高額だった964カレラRSR3.8も走行765kmと低走行なのが特徴です。
2018年03月20日
アストンマーティン ラゴンダSUV
先日開催されていたジュネーブモーターショーで、アストンマーティンはラゴンダブランドを排出ガスゼロの高級EVとして復活させることを発表しました。2023年から生産を予定していて、SUVモデルからの発表になるようです。
アストンマーティンは現在アストンマーティンブランドとして自社初のSUVであるヴァレカイの開発を進めていますが、このラゴンダが進めているEVモデルのSUVはヴァレカイとは違うモデルになり共有するパーツも少ないようです。ラゴンダブランドはアストンマーティンより上のブランドになるように設定して開発を進めているようです。
ラゴンダSUVは650km以上の走行可能距離を目指して開発されるようです。