この映画のラストシーンで言うセリフがとても心に響きます。抜粋してきました。
「私はティチャラ王、ティチャカ王の息子です。父の跡を継ぎ、ワカンダ王国の統治者となりました。我々は閉じていた扉を開き、
ワカンダの知識と資源を世界の国々と分かち合っていくつもりです。これまでワカンダは陰からみているだけでした。それでは世界が変えられないと気づいた。
誰もが兄弟姉妹のように支え合って暮らすそんな世の中をつくる手助けをしたいと思っています。
今の世界を見てください。このまま対立の風潮が進めば我々人類には未来はありません。人間というのは本来は他人とつながりを持てるものです。
困難の時代に賢き者は橋をかけ、愚かなものは壁を作る。自分とことなる人々を認め、相手を受け入れる勇気を持ちましょう。この星に生まれた地球人という一つの種族として。」
「失礼ながら伺います陛下。小さな農業国から何を学べるんでしょう?」
ティチャラは呆れるように笑みをこぼす。
【字幕表示】
「私は国王ティチャラ。ティチャカの息子でワカンダ王国の統治者となりました。ワカンダ史上初めて知識と資源をーーー、世界の皆さんと分かち合います。陰から見守るのはもうやめます。
これ以上 傍観できない。我々から統率し 地球に生きる仲間を家族として大切にします。 もしこのまま対立の風潮が続けば、人類は存続も危うい。
実際には違いよりーー共通点の方が多いのです。危機に瀕した時、賢者は橋をかけ、愚かな者は壁を造ります。他者を受け入れ慈しみ合いましょう。人類は一つの民族として生きるのです。」
「失礼ですが農業国が何を分かち合うと?」
次は儀式の戦いの最中、負けそうになるティチャラ王に王妃が言った言葉。
「自分が何者か思い出して!」
「私は王子ティチャラ国王ティチャカの息子!」
すごく隠喩されている気がして僕はなりませんでした。
今の世の中、自分が誰かも分からずに生きることが多いと思う。(実際自分自身も)
だからこそそこは勇気を出して、自分は何者であると決める。
またまた次に紹介するのは、宿敵『ウンジャダカ』がティチャラ(ブラックパンサー)を倒して、
言い放った言葉。
「今日のこの瞬間をずっと夢見て、訓練を重ね、人をだまし、殺してきた。何人もだ。アメリカでもアフガニスタンでもイラクでも、時にはアフリカ人の命を奪ったこともある。
それもすべてお前を殺すためだ。」
「これが国王か?これが国王か?このブラックパンサーにお前たちは未来を託した。こいつがワカンダを守れるか?これで俺が国王だ」
国に対しての憎しみ、怨み、復讐をこのセリフですべて表している。
おそらくウンジャダカは今の地球の問題を表現しているのではないかと思っている。
(例:ISISなど)
そして、一度ウンジャダカに敗れるも復活したティチャラの言葉
「ウンジャダカ!私は降伏していない!そしてみての通りまだ死んでいない!」
私は映画館で一発目見ましたが、やっぱり映画館で見るのと家で見るのとは、
違う映画になりますね。すごく人生が変わりました。(考え方とか)
是非見てみてはいかが?
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