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2023年07月01日
プリンスの丘自動車ショウ2023
もたもたしているうちに7月に入ってしまいました。
今回は今更ではありますが、6月4日に行われたプリンスの丘自動車ショウ2023へ行ってきた際に撮影した写真を見ていただこうかと思います。
本来ならば先月のうちにアップしたかったのですが、なかなかに忙しくて今になってしまいました。
写真の紹介とはいいながら、いつものように車種や目の付け所が個人的主観でかなり偏っていますので、全体をまんべんなく紹介出来ているわけではありませんので悪しからず・・・
また今回は写真が多くて重いかもしれません。
それでは早速。
当日は快晴に恵まれ、晴れ渡る空の下のびのびと一日を過ごすことが出来ました。
昨年第一回目を開催したこのイベントですが、今年も昨年と同じイオンモールの駐車場を会場として開催されました。
今回は友人のグロリアの助手席に同乗して一緒に会場入り。
会場入りすると、既に到着していた久しぶりに会える知人や友人たちとの会話に花を咲かせ、会場全体をなかなか見に行かないといういつもの行動パターンで時間が過ぎていきます(笑)
そんなこんなしているうちに開会の時間になり、今回も全日本ダットサン会の会長さんの挨拶等々でスタートです。
プリンスのイベントなのに、仕切りがダットサン会なのは多分大人の事情です。
その後はトークショーや今年の殿堂入り車種の紹介などが行われている中、自分は相変わらずおしゃべりと写真撮影に勤しんでおりました。
それでは当日撮影した車両たちです。
まずはこの日一番興味をそそられた車
中々お目にかかれない2代目マイラーです。
この車は自走で会場入りしてきたのですが、入って来た時思わず目を疑ってしまいました。
事前に聞いていなかったので実車を見たとき驚いてしまったんですが、乗って来たのが知人だったので二度ビックリ。
現車は日産合併前の車両で、G2エンジン搭載のT440です。
デフが赤く塗装されているので、ノンスリップデフ装備なのが分かります。
写真では見えていませんが、コラムシフトながら5速ミッションを装備しています
(2代目マイラーの売り)
この車は会場内で軽く運転させてもらえる機会があったのですが、現在の路上でもそれほど不満なく実用可能に思えるような、かなりしっかりした走りでした。
まあ短い時間にちょこっと運転しただけですが、トルクもあって乗りやすかったです。
・・・冒頭にこの車の写真をを持ってきた時点で私の趣味の偏りをご理解いただけるかと(笑)
次はこのイベントのある意味主役のプリンス系車両たちです。
スカイラインS50の2型とS57の並び。
この角度からだと区別がつきにくいですが、サイドマーカーレンズが丸いのがS50の2型です。
後姿はすぐにわかりますね。
S50の2型の特徴である通称チューリップテールと、エンジンルームのプレート。
2型は日産合併直後のマイナーチェンジだったので、プレート自体はまだプリンスタイプ。
型式S50DDはフロアシフト仕様です。
こちらは完全に日産になってからモデルチェンジした88馬力のS57のリアとエンジンルームのプレート。
当然ですが完全に日産仕様のプレートです。
こちらはかなりレアなV43ワゴンの3台並び
こういったイベントで3台並んだのは恐らく初めてではないでしょうか?
紺色のワゴンに装着されているサイドモールは本来付かないのですが、購入時から装着されていたと人伝に聞いた覚えがあります。
サッシのメッキ仕様も本来ならば塗装がオリジナル。
また、薄いブルーのワゴンに付いているリアバンパーはセダン用で、他の2台とは形状が異なるのが分かります。
それにしてもマイラーといいワゴンといい、こういったレア車が実際にこの目で見ることが出来るのがこのようなイベントの醍醐味です。
その他のプリンス車
お馴染みの54スカイライン等など。
S54Bの2型の初期と後期の違い
こちらは2型初期のスカイライン2000GT時代の個体で、縦グリルの本数が10本で、サイドのスカイラインエンブレムも後期とは書体が違い立体感のあるものです。
このエンブレムはSI系の頃から使われているもの。
同じく2型ですが、後期のスカイライン2000GT・Bでグリルの本数は11本です。
エンブレムは平面的な別の書体の物に変わっています(エンブレム自体は3型の写真ですが2型後期もこのタイプ)
こちらはGC10スカイライン
ドノーマルのGTが個人的には一番好きです。
同じスカイラインでもこちらはR30
前期、後期とレース仕様です。
この辺りの年式の方がハコスカなどより部品関係は寧ろ苦労しそうです。
そしてS30Z
Z432なので、一応プリンス?がりですね。(わかる人にはわかりますね)
そして今回の殿堂入りの車両たち
E20キャラバン
PB210サニーエクセレント
710系バイオレット
皆懐かしいとは思いつつも、個人的な趣味の範疇からは外れている車両たちです。
一番懐かしく感じたのはキャラバン。
キャラバンといえばこの形が懐かしいです。
サニーエクセレントは通常のサニーに搭載しているA型エンジンではなく、L型エンジンを搭載した上級車種でしたね。
こちらはトミカでモデル化もされていたのでお馴染みのイメージです。
最後のバイオレットは目立たない車というイメージです。
近年まであまり顧みられることも少なかった車といったイメージなんですね。
地方などではタクシーでも活躍していたようですが、自分の周りではなじみの少ないクルマでした。
そして最後はダットサン系の車たちです
ブルやサニーなど、おなじみの日産車が並んでいました。
この他にもシルビアやフェアレディ、31セドなども会場にはいましたし、もう少し新しい日産車も来ていたので日産車好きにはたまらないイベントだったのではないかと思います。
私自身は日産好きというよりプリンス好きなので、あまり会場をしっかりとは見て回らなかったので、他にも見落としている車種がいたかもしれません。
まあ個人の主観でやってることなんで、他にどんな車が来ていたのか気になる方は、来年開催されるであろう3回目を是非見学に来てください。
と言う訳で、今回はお終いです。
それではまた
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マイラー気になりましたか(笑)
この二代目マイラーはモデルチェンジが1965年なのですが、吊り目マイラーよりレアな車ですね。
先代に比べて性能的にも居住性にしてもかなり良くなっているので、もっと残っていてもおかしくないのですが・・・
ノンスリップデフは標準装備で、5速ミッションも正確にいえば4速+ODといった方が良いのかもしれませんが、高速時代を見越しての標準装備化だったと思います。
他社は当然まだ5速どころか3速もあった頃ですから、かなり先進的だったのではないかと。
プリンス自体でも5速ミッションは54スカイラインくらいでしたからね。
詳しくは以前アップしたプリンス社報1965年8月号に載っていますので、宜しければどうぞ(笑)
スカイラインはRよりもGT系の方が現実的というか、実用的ですからやはり気になるのはこちらという感じです。
34スカイラインで悩まれたとのことですが、結果として正しい選択だったのではないでしょうか。
実際今に至るまで維持できているというのがその証拠ではないのかなと思います。
しかし、GTRに限らず90年代のスポーツモデルがここまで高騰するとは誰が想像出来たでしょう?
正直馬鹿らしくなるような値段になっていて、いったい誰が買えるんだと。
国内で買える人が居なくなり、海外に流出という最悪な状況になりつつあるので、自分にはどうすることもできませんが悔しい限りです。
バイオレット、身近に走っていたんですね。
とにかく当時は気にもならなかったというか、あまり見なかったと言った方が正しいクルマで、カローラやサニーはそれこそ腐るほどいましたが、バイオレットはどうだったかな?と言うくらい目立たない車でした。
実際は自分が気にしていなかっただけで、そこまで珍しいクルマではなかったはずなんですけどね。
私も一番興味をそそられたのはマイラーです。
カタログ等で存在は知っていても実車を拝見したことはありません。
当時のカタログでノンスリップと赤く塗られたデフが誇らしげに書かれていましたね。5速コラムシフトは初耳です、プリンス車独自の装備だったのでしょうか?
個人的にはハコスカやケンメリでもいかにもなRより普通のGT系の方が好きです。
R34購入の時も無理をすればRもありでしたが維持費や使い勝手、自分の腕前を考慮すると明らかにオーバースペックで購入したとしても維持できなかっただろうと思います。
これだけ高騰するとは予想外でしたが。
バイオレットは自動車ジャーナリスト徳大寺氏にコテンパンにやられ、
不人気車の烙印を押されてしまいましたが私の田舎の北九州市ではタクシーとして数多く導入された馴染みの車でした。
スタイルは嫌いではなかったのですが窓位置が高く子供には眺めの悪い車の印象がありました。
因みに写真マイラーは初期型で、横グリルになってからのものは同じT44系マイラーでもエンジンはG型ではなくなり、ミッションも4速の日産仕様になってしまったので、ほぼ別の車と言っても良いくらいです。
ご無沙汰しております。
今年になってようやくあちこちでのイベントが再開されてきたのは嬉しい限りです。
こちらでは秋の所沢自動車学校でのイベントも再開とのことで、私もまた参加したいと思っています。
S57スカイラインは確かに昔から存在感の薄い車ですね。
箱スカのGT系以外と同じくらいでしょうか?
それでもG15エンジン搭載でS50よりも走りは良いですし、価格もリーズナブルだったので少し前までなら狙い目でしたね。
しかし、今は何でもかんでも高くなってしまって、実際そこまでの価値が無いだろうって車までとんでもない値段が付いてますね。
でももう少ししたらこれも落ち着くのかな、なんて自分は思っています。
今は異常な状況だと思うので、便乗値上げした車は結局買い手がつかずに、やがて値下がりするのでは無いかなと。
その時改めて狙ってみては如何でしょう?
純粋な旧プリンス系に比べるとまだ程度の良い個体が残っているかと思いますから、是非世の中が落ち着いたら探してみてください。
お久しぶりでございます。
今年もこちらのイベントは開催されたのですね。コロナ関連の規制が緩くなったのであちらこちらで旧車イベントが再開しているようなので私も近場のイベントは足を運んでみようかと思っている所です。前置きが長くなりましたが、私このs57のスカイラインが一時期とても気になっておりました。まだ片手くらいの金額の頃でしたので手を出しておけばよかったと後悔しております。先代の見た目にエンジンは高性能のG15とても魅力的なスカイラインでした。s50-1.2系に比べれば割と価格も扱いも邪険だった気がするので100万クラスになると思っておらず、何処で価値が上がるか分かったものじゃありません。
この冒頭のトラック、これもマイラーなのですね。二代目と言いますとよくイベントで見かけるもっと『スレンダー』な横線グリルのかと思っておりましたが、こちらのはだいぶ無骨な印象を受けます。どことなく520のダットラに似ている気も…エンジンもRやHじゃなく、Gなのですね。ノンスリップはプリンスのお家芸ですが、あの頃乗用車にもあまりなかった5速がついてるとは驚きです。ナンバーがここ最近ですから復活した物なのでしょうか?それとも密かに生き残っていて引き継いで表にでて来たのでしょうか?商用車は極端に少ないですから実働で末長く維持して欲しいですね。一時期イベントによく出ていた高床のつり目や元レッカークリッパーも最近は中々出てこないようですし…出展頻度が高かった車が見かけなくなると不安になります。
久しぶりにコメント書いたので長々と書き込んでしまいました。長文コメントとなり、申し訳ありません。