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2021年01月11日

文法用語は気にしない!短文を覚えるだけ


「私は友達に英語を教えてもらった」を使役動詞を使って表現する場合には I had English taught by my friend.で良いでしょうか?

「〜〜は使役動詞だから目的語の次に過去分詞が来て・・・」

語順を文法通り文章にしようとする姿が目に浮かぶようです。

でも、英語を実際に使っていく中では、そんな文法用語に振り回される必要はないんです。

仕事や実生活で英語を使う中で、吹っ切れたもの。
それは「小難しい文法用語は忘れる」でした。


1. 学校英語では文法用語の羅列に振り回される

grammer book.jpg

学生時代、自分もそうでした。
中高一貫校で、英語に力を注ぐ校風の中、おちこぼれそうな気持ちを抑え、試験の時はどたんばの記憶力でカバーして平均すれすれをキープ。

文法用語を英語で覚えようと【形容詞 Adjective】なんて、教材に書き込んだ時期もありました。

でも、文法用語を詰め込もうとしても、頭が拒絶していたのか、身に付かなかったのですよね。


2.文法用語はなんとなく意味だけ把握

試験の文章で出てくることもあるので、一応意味だけ、「こんなのがそうなのか」程度に把握しておきましょう。

でも、英作文を書く際、「haveを使って」などと指定がなければ、簡単な文章を並べて、意図が伝わればよいと思いましょう。

自分は、教材の本文や、外国人の書いたレターやメールで、「これは使える」と思ったものを一つ一つ、積み上げて行きました。

使える文、できるだけ短い文を覚えて、一部を入れ替えるだけという段階を踏んでいくうちに、どんどん表現が広がっていきました。

「それは、こういうこと?」
と聞き返されたら、それが通じる表現なんだなと学習するという具合です。


3.最初の質問の答えは

「私は友達に英語を教えてもらった」は、いろんな言い方が可能ですね。
短い文章を少し。

I learn through my friends.
One of my friends taught me.

「どうやって英語を習ったの」という問いに対する答えなら
Through friends.だけで十分!

一人称の「私」は、日本語の会話で省くことが多いのですが、英語もそう。
テンポよく話している中、いちいち「私は〜」で始めませんよね。

もっと長い言い回し例を見たい方はこちら。

https://jp.quora.com/%E7%A7%81%E3%81%AF%E5%8F%8B%E9%81%94%E3%81%AB%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%82%92%E4%BD%BF%E5%BD%B9%E5%8B%95%E8%A9%9E%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3


4. 古文の学習法と共通するもの

文法用語にとらわれないのは、古文の学習方法と共通するものがありました。
助詞の用法や意味など、ズラズラと書き並べてあるのを見て、語法から入ると、崩壊しがちですね。

受験当時、国語が得点源だった私は、書き写した古文の左に、現代文を書いていました。

自分で考えながら書くのではなく、図書室で該当する本から写したのです。
今はインターネットで簡単に手に入りますね。

「ここがこうだから」などと考えず、流れを把握した後に、文法的に分解していきました。

こんなやり方でも、国語は全国ランキング上位にいたのです。


文法から入らない。

文法用語は、忘れましょう!
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