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posted by fanblog
2017年01月08日
刑事コロンボのテーマ
コロンボの謎解きがワカラナイっ!?
「うちのカミさんがね〜。」
「すいません、あともう一つだけ・・・。」
そうです。あの大ヒットドラマ 「刑事コロンボ」のおなじみのセリフです。
「刑事コロンボ」は、1968年にアメリカNBCで放送がスタートしました。
主演はピーター・フォーク。
主人公のコロンボは、ロサンゼルス市警察殺人課の警察官。
もじゃもじゃ頭にヨレヨレのコート、葉巻をくわえた主人公の容姿は、一度見たら忘れられないインパクトです。
日本でも吹き替え版で放送され、大人気となりました。
私が子供の頃は 小池朝雄さんの 吹き替えで観た記憶があります。
残念ながら、その後小池さんはお亡くなりになり、続いて 石田太郎さんや銀河万丈(ぎんがばんじょう)さん が、コロンボ役を担当されています。
放送開始から、もう50年近く経つのに今でも根強い人気を誇り、度々再放送されています。
このドラマは最初に犯人が明かされます。それから、犯人の視点で動機や犯行手口がわかっていくのです。
いわゆる「アリバイ崩し」。
こういう手法は 「倒叙(とうじょ)」 って言われるんだそうですよ。
(ちなみに「古畑任三郎」にも、この手法が使われています。)
私が子供の頃、ちょうどこのドラマがNHKで放送されていました。
たしか夜の九時あたりからオンエアされていたような記憶がありますが??
もちろんこの時間は、私たち子供にとっては「寝る時間」。
お風呂入って歯磨きをして、兄弟そろって両親に「お休みなさい。」を言いに行くと、テレビからはちょうど「刑事コロンボのテーマ曲」が聞こえていました。
放送があった翌朝は、いつも両親の間でこんな会話が交わされていたものです。
「なあ、昨日のコロンボの謎解きなあ。お前は分かったか?」
「いいえ〜。さ〜っぱり! あんたは?」
「ワシもサッパリ!」
その割には楽しそうでしたが・・・。
コロンボは、かなりの数のエピソードがあり、両親はほぼ毎回観ていたのにも関わらず、です!
その中で、両方共がわかった、あるいはどちらかが理解できたのが何回あったんだろう??
刑事ドラマ、ミステリーものってそんなにも難しいものなんだろうか?
憧れはあるものの、私が今一つ推理モノを敬遠してしまうのは、もしかしたらそんな両親のやり取りが心にずっと残っていたからなのかもしれません。
けれど、今回久しぶりにテーマ曲を聴いたら、はじめて「ちゃんと観てみたい!」という気持ちになってきました。
お世辞にも「仲がいい」とは言い難かった私の両親です。(笑)むしろ犬猿の仲?
そんな二人が不思議と「刑事コロンボ」を観る時だけはいつも仲良く一緒にいたのです。
私も当時の両親の年齢をとうに過ぎました。
ここらへんで、優雅に「オトナ時間」を過ごすのも悪くありませんよね?
不朽の名作「刑事コロンボ」。
あなたも一度ゆっくりとご覧になってみませんか?
刑事コロンボのテーマ
Mystery Movie Theme
作曲:ヘンリー・マンシーニ
おなじみのテーマ曲ですが、実はこれ、厳密にいうと「刑事コロンボ」だけのために制作されたものではなかったのです。
原曲タイトルは 、Mystery Movie Theme。
アメリカNBCミステリームービーのテーマ曲なんだそうですよ。NBCミステリームービーは、コロンボを含む4作品から成る番組です。
1972年に日本でもコロンボが放送され、NHKがオープニングとエンディングでこの曲を流したことから、日本ではこの曲イコール「刑事コロンボのテーマ曲」となっています。
ところで、この曲で印象的なのが朗々とした「口笛」の音色。
・・・とず〜っと思っていましたが、違いました!
「オンド・マルトノ」と呼ばれる電子楽器(電気楽器)の一種なのだそうです。
ロシアのテルミンによく似ています。
子どものころから「コロンボのテーマ曲は、口笛奏者がメロディー演奏しているんだ!」と信じて疑わなかった私にとって、これはある種「驚愕の事実」です。
(試聴できます。)
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もうひとつの「コロンボのテーマ」です。
この曲はアメリカの古い童謡ですが、コロンボがこの歌を劇中によく口ずさんだり、口笛を吹いたりするんですって。
実際にドラマを観て、確かめたいものです!
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フリトレー: ドリトス メキシカン・タコス味
コロンボ刑事の好物はなんだろう?と調べてみました。
すると、どうやら 「チリコンカン」 であろうということが分かったのです。
チリコンカンとは・・・
チリコンカルネ
(デジタル大辞泉より)
というわけで、ザンネンながら、お菓子ではありませんでした。
それじゃ、せめて「チリコンカン味」のスナックなんてないかしら?
と検索してみました。
あったんですけどね、なぜか今は販売していない??
そこで泣く泣く、同じメーカーの「メキシカン・タコス味」にしてみました。
ああ、これがもし私がコロンボ刑事の部下で、刑事に「今日は一日中張り込みで食事に行けそうにないから、せめてチリコンカン味のスナック買ってきて!」って言われたとします。
で、買ってきたのがこれだったら・・・。
「君ね〜、詰めが甘いんだよね! これ、「チリ」がかぶってるだけじゃない?こんなことじゃ、デカとしてもいい仕事できないよ。」
ってお叱りを受けるかもしれません。
じゃ、上司の口癖を真似て、こんなふうに言い訳してみたらどうなるでしょう?
「いやね。うちのカミさんが言うんですよ。タコスもチリコンカンも同じメキシカン料理じゃないか。男はそんなチマチマした違いにいちいち目くじら立ててちゃ、出世なんてしないよって。あはははは・・・。」
間違いなく、クビになることでしょう。
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最後までお付き合いくださってありがとうございました!
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