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春嬉しいこと二つ

みなさんお久しぶりです。おととい昨日と嬉しいことがあったので報告します。

まず始めは、おとといの事。おとといは2か月ぶりの娘との面会の日でした。会った場所は、熊本市動植物園。

娘はよほど嬉しかったらしく、始めからテンションノリノリ。写真撮る時のポーズも決まってました。

親として嬉しかったのは、言葉がだいぶスムーズにいろいろ出るようになってたことですかねぇ。こないだ会った時は、「パパ」ともなかなか呼んでもらえなかったんですが、今回は何度も呼んでもらえました。会話も成り立つのが感動でした。

かけっこも、だいぶ速くなって……。追いかけるのが大変なぐらい。








次に嬉しい出来事は、昨日のこと。あいかわらず無気力に寝転んでいると、買い物に行っていた両親が、新しい家族(柴犬:2か月)を連れて帰ってきたこと。前々から亡くなった犬の代わりに、犬を飼いたいともらしていたが、突如実行したようだ。

前の犬はジャックラッセルテリアだったこともあり、相当活発で暴れ回るぐらいだったが、今回はそこまではないようで一安心。
人懐っこく、その仕草や表情に癒されてます。


ところが、その知恵はなかなかのもので、前の犬はけしてできなかった檻からの脱走をしてしまうことが今日発覚!上手に脚やアゴを使って檻を乗り越えるんですねぇ。これに対処はするため、4角を封じるために板をはったものの、もうちょっと大きくなったらこれも越えそうな気がする……。

今は名前がまだ定まっていない状態。俺がおしてるのは「ポン太」なんだけど、父は「ヤマ」とかいうし、母は「サン」とか「チャオ」とかいうしで、いつ統一されるやら……。

なかなか更新ができない理由

こんにちはみなさん。久しぶりの更新になります。こう更新の頻度が低くなっているのには訳がありまして……。
今日はその辺をぶっちゃけ語っちゃおうと思います。

よくここにいらしてくださるみなさんなら覚えておいででしょうが、去年の8月下旬から2か月ほど突然俺はブログができなくなりました。その理由を病気で入院とだけお伝えしていたのですが、実はそれ、非常にやっかいな病気でして……。

病名はずばり統合失調症といいます。どんな病気か、俺に起こったことを話します。

8月の下旬ごろ、俺は変でした。変なのは、自覚症状としてはまったく寝ずにほとんど食べずに一日中ブログに向かったりしていても平気でした。でも、自覚症状はそれだけで、ほんとに恐ろしいのはここから。

今あの当時を考えると、すごく美しい白昼夢を見ていて、それを現実のものと思い込むという症状です。リアルな妄想を見ているというのか。
その白昼夢を統合失調症の陽性症状といいます。躁鬱病でいうところの躁の状態になっている状態です。この時期に、「言葉のサラダ」といわれる現象がおこるそうなんですが、見た白昼夢を「言葉のサラダ」で表現するとこんな感じです。

旧友 元カノ サプライズ かくれんぼ 映画撮影 ワンピース 諸葛亮孔明 天体観測 ご褒美 万物の霊長

なんだか、支離滅裂でしょう? よく夢見たときそんな感じじゃないですか。それを起きていて見る感じです。しかも本人にとっては目の当りにしている現実です。周りから見たら異常人ですね。その状態が8月末のあのブログの記事に一端が見えてます。(あまりに見苦しいので今非公開にしてますが)

その異常な状態に近所の人が気づき、警察もかけつけ、親や姉に連絡を取って、強制的に入院ということになったのです。

医療保護入院という優しい名前ですが、現実は刑務所よりひどいような場所(檻)に監禁されるというものです。それが1週間ぐらいでしょうか。でも俺としてはまだ夢を見ているので、この監禁状態に納得がいかないという感じです。

しばらくしてやや落ち着いたら、狭い檻の監禁状態からは解かれましたが、今度は閉鎖病棟に移りました。そこでようやく自分が白昼夢を見ていたということを気付き始めるのです。

医師に聞けば、俺に起こったのは「丸太に火がついた状態」と形容される症状のようだった。幻覚を見ている状態だったようだ。よく幻聴が聴こえる人もいるらしいが、俺にはそれはなかった。
上記のような症状を見て、みなさんまるで覚せい剤やった人みたいだなって思いません?
まさに統合失調症の陽性症状とはそんな状態です。

入院2週間目ぐらいにしてやっと自分を取り戻して、自分が何か病気にかかっているということを自覚できました。
つまり陽性症状からは抜け出たのですが、ほんとに厄介なのはこれからでした。「焼け焦げた丸太は灰になって残る」ように、陰性症状が出始めました。鬱病と同じ状態です。俺は20代前半からしばしばこの鬱状態になり病院にお世話になっていましたが、この時になってやっと自分が統合失調症の陰性症状によって鬱病みたいな感じに見えているということがわかったのです。つまり、昔からずっと陰性症状だけは出ていたことになります。

この陰性症状を言い表すなら、世の中が白黒に見えるというか、とても味気ないものに見える感じです。自分が興味を持っていたことすらつまらなくて何もやる気が起きない人間の抜け殻になったような感覚とでもいうんでしょうか?

退院してから、ブログを再開したものの、なかなか更新ができないのはこういった理由です。日常のすべてのことがつまらない、さらに身体も思うように動かず何もできない。まさに生き地獄みたいな生活を送っているっていうわけです。

最近はこのブログ、田舎暮らしのことを書いていましたが、それは自ら選んで田舎暮らしをしているのではなく、一人暮らしがままならない精神障碍者となってしまって、親元で暮らすしかなくなったということなんです。

仕事にもまた就けるようになるか、今でもまだ目処はたっていません。とにかく自分にできる自信があることが少ないからです。

この病気、世間的に偏見がひどいと言うことで、実は病気の事について語るのを医者に堅く口止めされていますが、ここにいらっしゃるみなさんになら話しても構わないかなって思って話して見ました。

なんだか言ってちょっとはすっきりしました。今日はこの辺で……。

歴史民俗資料館

お久しぶりの更新になります。これだけ久しぶり+新年1発目だと、何を書こうか迷いましたが、今回これでいきます。天草市歴史民俗資料館です。

天草市役所に行く用事があったついでに、なにやらそのような看板が見えたので、ふら〜と行ってみることにしました。

どうやら、ず〜っと昔からの天草からの出土品とかを展示してあるみたいなんですが、俺の目についたものを写真とともにピックアップしてお届けします。

入るとまず目に付くのが、馬車でした。天草は天草五橋といわれる橋がかかるまで、交通は切り離されていた(渡し船で渡していたらしい)ので、交通が自動車中心になるまではだいぶ遅れたとのこと。



次に目についたのは、復元された昔ながらの家屋。日本昔話の世界ですな〜。



こうした家屋で使われていたような生活用品や農具などがずらっと並んでいたんですが、これ何だと思います?




正解は、昔の炬燵です。たぶん、真ん中の鉄のまあるいやつの中に炭とか入れてあったまったんでしょう。


では、こちらは? 大きさは直径30〜40センチぐらいでそれほど大きくありませんが……。




な、な、なんとこれ洗濯機なんですねぇ。汚れ、ちゃんと落ちるんでしょうか?


今の生活っていろんな電化製品があって、便利ですよねぇ。もう昔には戻れないです。
とはいえ、電気を利用するには原子力発電とかにも現状は一部頼っている部分もあるので難しいところです。

原子力使わなくても持つ世の中にしたいですね。

ポンカン収穫!

冬の寒さも本番にさしかかりつつある昨今、みなさんいかがおすごしでしょうか?冬、こたつに入って食べるものといえば、もちろんみかんですよね?たびたび紹介していますが、うちの両親は、現在ポンカン農家をやっております。ちょうど時期は収穫期ということで、俺も作業に駆り出されておりました。



朝早くから、シルバー人材センターで雇った作業員の方々と一緒に、ポンカンをちぎるわけなんですが、シルバーの方々はまだまだ元気です!脚立の上に登ったり、木に登ったりして、まるで猿のように収穫していきます。

俺の中心的な作業はどのようなものかというと、みなさんが収穫したコンテナを小屋やビニールハウスの中に運び込むという役目なのでありました。一つのコンテナは10キロほどとはいえ、こればっかりやってると中々骨が折れる作業なわけでありまして……。

元気なシルバーさんをよそに、俺は筋肉痛でグロッキーです。

今ごろ収穫したポンカン、すぐに食べるよりは2週間から1か月ぐらい寝かしてから食べた方が食べごろということで、今は熟成するのを待っているところです。

今年の糖度はどうかな〜? おいしくできてるかな〜?





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みかん農家の看板犬

今日は朝一番から事件が起こりました。
それは、母の「リックが死んだ」という泣きじゃくる声とともに始まった。

リックとは、この家で飼っていたオス犬のことで、実は先月外科手術を終えて養生しているところだった。
病気というのは、脇の下に腫瘍ができたというものであり、その辺をごっそり切除するという大掛かりなものだった。術後、その腫瘍を病理検査に出して見ると、実に悪性のものだということがわかり、手術をしたものの、その運命はもう覚悟していた。

家族みんな覚悟をしていたものの、エサをやりに小屋に行った母はなきじゃくりながら、その遺体を抱え込んで部屋に入ってきた。
いざその時を迎えてみると、その現実があまりにも悲しく、母は何度も「リックが死んだ」と言うばかり……。
その様子に、父と俺もそばに駆け寄った。
「まだ、温かいのよ。たぶん、朝方死んだんだろうね……」とようやく母が違う言葉を発した。
「リック…。リック! おい!」父親が呼びかける。
しかし、返事はなくぐったりとしている。その身体は力なく母親にだっこされている。
俺はついに来る時が来たかとがっくりソファに横たわった。

リックとの出逢いは、ほんの4年半前のことだった。
4年半前、かねてより寝たきりだった祖母が亡くなった。父にとっては、戦争で父をなくしてから女手一つで育ててくれた母だった。
気丈に葬儀を仕切るものの、いつも元気な親父らしくなく力がないのが側にいてわかった。まるで、魂が抜け出ているかのようにエネルギーが感じられなかった。
その様子を見ていて、心配になった俺は、葬儀が終わった後「犬でも飼ったら?」と勧め、その日のうちにペットショップに犬を見にいった。母は、「見て来るだけよ」と言っていた。
俺と親父も、半分見るだけのつもりで行ったのだが、そこで目が合ったのがリックだった。まだ生後2週間ぐらいの子犬だったが、元気ですぐに俺や親父の手をぺろぺろと舐めた。
すぐに二人とも気に入って買って帰った俺達に、母は「やっぱり……」と呆れていた。

家に連れ帰った後も、とにかく元気でぴょんぴょんリビングを駆け回っていた。犬種はジャックラッセルテリア。飼い始めた後に知ったのだが、中型犬の身体に大型犬が入っていると言われるほどのやんちゃな犬なのだった。(映画マスク2を見たことのある人ならご存知のあの行動力のある犬種である)
このリック、とにかく人懐っこく、人が来るたびによろこんで飛び跳ねる犬で、あっと言う間にこの狭い集落の中で、ポンカン農家の看板犬として人気者になった。よく言われていたのは「あんたのとこの犬は、番犬にはならんな〜」というほど、人に対して吠えなかった。
そしてやんちゃで食いしん坊でみかん好きなこの次男坊は、散歩が日課の両親の愛犬として4年半暮らしてきたのである。

その遺体の側で、まだ「リック。リック……。元気出さんかい」と呼びかけ続ける父親。祖母の葬式でも泣くのをこらえていた親父の涙を、生まれて初めて見た。
「目が動いたぞ。まだ生きとっとじゃなかか?」と何度か言っているのに、何も返す言葉がなかった。

やや落ち着いて、午後天候も回復したので、リックを埋葬することにした。場所は我が家のお墓のある場所の横。海の見晴らせる場所で、看板犬らしく墓地の入り口で、お墓に参る人々を迎える場所だ。近所の石屋からちゃんと墓石ももらってきた。

リックの死を聞いた近所の人が言った言葉。
「犬は家につくと言われていて、家の禍ごとを背負っていってくれる」
その言葉を聞いた母は、早速最近傷んでいた肩の痛みが引いてきたと言っていた。
今年は俺にとってもいろいろあった年だったので、それも背負って行ってくれたんだと思う。

あ〜、悲しい話ですいませんでした。m(_ _)m


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天草キリシタン館

天草と言う地に住むようになった以上、せっかくならこの地の名所を巡ろうということで、今日は天草キリシタン館に行ってまいりました。
この施設、数年前一度行ったことがあるものの、なんでも改修されたばかりということでどんなもんかなと思い入ってみたのであった。



入ると、まずは天草島原の乱に至った経緯などを紹介するビデオが流されていて、改めて島原の乱について詳しく知ることになったわけですが……。

要約すると
島原の乱とは、キリスト教の禁教や過酷な年貢の取り立てにブチ切れた農民が蜂起した 日本史上最大の一揆 であるということである。

島原の乱って、誰でも知ってるほど有名なのは何でかって思ったら、日本史上最大だったからなんだな〜と妙に感心しつつ話を聞く。

もともとはこの熊本天草の地はキリシタン大名が統治していたものの、改易によって悪徳大名が統治することになったことから、だんだんと不満が高まり、当時弱冠16歳だった天草四郎を総大将として、天草で決起、その後船で長崎島原に渡って原城で籠城戦になったというものである。

原城の一揆軍は3万7千人。対する幕府軍は12万5千人の大軍でもって取り囲んで海上からの砲撃等を行ったものの、容易には落とせず、ついには兵糧攻めに切り替えて、弱ったところをやっと総攻撃により落城させたという。
城中の3万7千の一揆軍は全滅というからすさまじい……。

この施設では今、『陣中旗』というのをメインに扱っている。まあ読んで字のごとく陣に掲げた旗なのであるが、これらの展示物は全部撮影禁止だったので、 天草キリシタン館 のリンクからちょろっとしかご覧に入れることができない。しかし、これ直に見ると乱の激しさを物語るように血しぶきやら刀傷があって、なかなか迫力がある。

展示品は、他にも一見するとただの仏像にしか見えないが、裏返してさらに逆さまにするとしっかりクルスが描かれているといった有様で、いかに禁教時代に弾圧を逃れて信仰をしていたかというのを物語っている。

唯一写真撮影がOKだったのが天草五島の教会の写真展。その写真展を写真撮影してきましたのでご覧にいれましょう。






写真を見ると、なんとなく日本の風景や文化とキリスト教が融合してるって感じがしますね。
現在、天草で特にキリスト教信者が多いということはないんですが、かつてはその厚い信仰心を誇った天草という地を改めて思い返し考えたこと。

やっぱり、人を救うべき宗教のために人が争うってのはバカげてる!


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映画モテキを見て・・・

今日は、かねてから気になっていた映画モテキのDVDを借りてやっと観ることにした。漫画モテキは以前購入し読破したのだが、映画はまったく違う内容だった。

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映画モテキの主人公の設定は、原作とまあ同じく「恋愛偏差値の低い草食系男子」なのだが、モテない金ない行動力ない31歳セカンド童貞というなんとも可哀そうな男子(森山未来)なのである。
その主人公がツイッターで超趣味が合う・積極的美人(長澤まさみ)と知り合うことから物語は始まる。あっさりヤれるかと思いきや、持ち前のダメさ加減でなかなか手が出せないでいるうちに、その友人や会社の関係者を巻き込んでてんやわんやの展開になっていくコメディである。
物語には、要所に音楽を効果的に挟んでミュージカル形式らしくなっているのも魅力の一つ!

この映画には4人の美女が登場する。いったいどの美女と結ばれるのかドキドキしながら観ていて、最後まで楽しめました。


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※なんとなくネタバレを含みますので、これ以後の記述にはご注意を!



この映画を見て、恋愛について考えたこと……。
「女性は自分を成長させてくれる人にほんとに惹かれているのか?」ということでした。

たまに女性が「自分を成長させてくれる人がいい」って言ってるのを聞きますが、なんだか背伸びした発言のような気がするんですよね。
自分に持ってないものをたくさん持ってる人がいいんじゃなくて、同質性を持っていて等身大で付き合える方が本当は求めてるんじゃないのかなぁ??

自分の経験上も、なぜか自然に一緒にいる時間が長いとかそういう感じで彼女ゲットとかをしてきたんで・・・・・・。
三度のメシより三度の・・・

異質性か同調性か、みなさんどう思われます


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いい夫婦!?

今日は「いい夫婦の日」ということで、最近の出来事でおかしかったお話を一つ。
最近18年ぶりに両親と一緒に暮らすようになって、俺の引っ越し荷物を含め家がガチャガチャしていることが気になったことから始める。

俺「この家はモノが多すぎる。捨てるなりなんなりせんとどうしようもない」
母「そぎゃんこつば言うたって、忙しかっばい」
俺「どこから手をつけていいかわからんぐらいに散らかってる」
母「私ば姥捨て山にどん捨てっきたらちっとは片付くとじゃなか?」(笑)
そこにおもむろに父の登場。
父「まだ使い道のあるごたるけん、まだ捨てるわけにはいかんどもん」(笑)

粗大ごみの分別よろしく、『使い道』と言う言葉に思わず俺もつられて笑ってしまった。
この夫婦、「熟年離婚だ」とかたまに口げんかもしてるのだが、こういう掛け合いをしながらなんとかうまくやっているようだ。

世の中にはいろんな夫婦の形があるが、こういう認め方もあるんだなぁ。
下の画像は、なんとなくこの夫婦を表してるように感じた二つの松の盆栽の図。



いい夫婦かあ……。俺のベターハーフはいづこに?? ほんとに再婚があるのか??
どんなタイプが合うのかだんだんわからんようになってきた。
意外と、カカア殿下の方が合うのかなぁって思ったり思わなかったり……。


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あんたがたどこさ♪

ちょっと前から、また生まれ故郷の天草に戻っている。この地は以前紹介したことがあって、ブログ村の 県民ショー的人間観察トーナメントで準優勝した記事 がある。今回はさらにこの地について。

「あんたがたどこさ」ってみなさん一度は耳にしたことがあるだろう。
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ」
という歌詞の歌だ。
正式名称は肥後手まり唄というのだという。

「この地は、なんと、そのあんたがたどこさの発祥の地である!」と言いたいところなのだが、船場と名のつくところはここだけではなく、おそらく熊本の各地、海上交通の要所の地ならこの地名がついているだろう。

うちの先祖は、船で貿易をすることを生業としていたそうなので、この海上交通の要所の地に腰を下ろしたのだろう。
しかし、その昔栄えた場所も、今や限界集落化していて、戸数も30年前の4分の3に減っているということだ。
たしかに、散歩をしていても若い人にはまず会わない。ぴちぴちぎゃるなんかには絶対に会わない。(´;ω;`)

タヌキは出ないが、なんでもイノシシは山に出るということで、親父がやってるぽんかん山には、電柵がほどこしてある。鉄砲でも撃てれば、いっちょう猪鍋でもしゃれこみたいところである。
下の写真は、散歩中に見つけた「たわわに実りすぎた柿の木」

しっかし、刺激がね〜(このブログもしましま化しつつある)


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シャイな壬生狼777〜布団の下〜

だいぶ間があいてしまったが、シャイな壬生狼編の合宿中の行動の続きに入ろう。完結しないと、なんだかうやむやで気持ちが悪い。人生2度目のモテキ中のお話。(3度目が来ることを期待して書いてる)
前回のお話は、 1回生の女子と合宿中にある部屋でよからぬことをしていたが、未遂のまま女子部屋で寝ることになったというお話 でした。
今回はその続き。ちょっと合宿前に遡る。

合宿前、夏風邪で熱が出て、サークルを休んだ時の事。ずっと寝ていたが、腹が減ったので下のコンビニに買い物に行った。そのちょっとした間に、部屋に戻るとドアの前に買い物袋を持った1回生女子がいた。
「りゅうきさん、風邪って聞いたから、食べ物とか大変だろうし、いろいろ買ってきたんですけどぉ」
「ああ、どうもありがとう」
実は俺はこの子の気持ちを薄々知っていた。京都の新京極通りあたりを歩いていて、たまたま姉と二人でショッピングしてたこの子と遭遇した。ちょっと声をかけて、そのまま通り過ぎたら、ちょっとして付いてきたいと後から追いかけてきたこともあった。
この子も前話の未遂の子と同じく京娘で茶髪パーマだ。背は高めだけど。大学は京女。男たちの間では「結婚するなら……」と言われてる大学の子だ。この子も天然。
未遂の子を小パーマとするなら、この大パーマの子、帰らせるわけも行かず、部屋に入れる。
「迷惑でしたかぁ? もう食べ物買ってはるし」
「いや。いろいろ買ってきてくれたんやな。ほんま助かるわ。あ、俺の好きな桃のゼリーあるやんけ」
「そう言ってたから……」その後会話をしているうちに告白が始まった。黙って聞いた。
「私じゃダメですか?」
「いや、そういうのじゃないけど」
「りゅうきさん、天然ボケが好きだって言ってたから、私嬉しかったんです……」
困った。サークル内で、一人と付き合ってしまったら、もう身動きは取れない。俺はもっといろんな女の子を見たかったので、なんとかやんわりと断る。
だけど、大パーマ食い下がる。だんだん目に涙が浮かんできた。
あかん、これはまずいと思いながらも、いろいろなだめてなんとか帰らせた。

しばらくして、ぐったりしながら横になっていると、チャイムが鳴った。ドアの覗き穴から見ると、また違う1回生女子がそこに立っていた。この子は香川出身の細身で長いストレートの黒髪。大人しく、あまり女子の友達がいない。一人暮らしというのもあって寂しそう。飲み会とかでも、あまり話せず一人大人しくしているタイプだ。
ドアを開けると、この子も買い物袋を持っていた。
またか、と思いながら部屋に入れ、少し話をしていたら、この子も直接的ではないもののなんとなく告白モードに。
 サークルの部長のチャーリーは苦情を言っていた。「ええよな。絶対あの子、りゅうきの事が好きやで。家、教えてくれ言われたんやで。オレ。オレが気に入っとったのに。りゅうきズルイわ。ちょっとはオレ達に回せや」

(場面変わって夏合宿の女子部屋)
つまり、それぐらいに1回生女子に高確率で好かれていながら夏合宿の女子部屋で6・7人ぐらいの女子と一緒に雑魚寝することになったというわけなのだ。
そして、隣には小パーマが寝てる。その部屋に大パーマはいない。
しかし、大パーマの親友はいた。さらに、細ストレートもいるというリスキーな状況で、その当時もはやケモノの俺は、迷いなく変身した。
こっそり、掛け布団の下で、小パーマにちょっかいを出す。小パーマも乗り気。二人は、布団の下で、暗闇にまぎれ、息をひそませながら求め合った。
(誰かまだ起きてるかな……)ドキドキ
「う〜ん」時々、他の子の寝言が聴こえてくる。その度に、二人、ちょっと動きを止める。
ちょうど、だるまさんが転んだをしているような体の動き。ノ´▽`)ノ 6なのか9なのかわからないことをして終わりましたとさっ。

…………今考えたら、なんでこんなおいしい状況で、たったこれぐらいで満足してるんだろう? なぜもっとスリルを味合わなかったんだ? なんでヘルメット調達しなかったんだ?
…………やっぱりまだまだ青い時代の物語でしたっ。

それにしても、京都で言われてる「結婚するなら京女。付き合うなら同女。遊ぶならダム女」という女子大の格付け、今も変わってないのかな〜???(´・ω・)y─┛

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