「悠々自適(悠々自 【敵】?)」について常々思っている事を書いてみます。
サラリーマン時代は「悠々自適」に凄くあこがれましたね……
ちょっと古いですが「企業戦士」といわれた時代……。
毎日が多忙で、自宅には”寝に帰る”だけ……。 時には出張先でそのままビジネスホテルに宿泊!
そんな時代だったから、自分の好きな事や、やりたいことができる日々に憧れましたね……。
定年を迎えて時間が自由に使える身となった直後は、「さぁ〜何をしようか?」とワクワクして、
好きな楽器を弾いたりいじったり……。 あるいは、
(学生時代にやっていた)好きなスポーツを存分にやろう! とか考えてチャレンジ!!
しかし、若い頃の様には、思うに任せないものです。主な理由は「体力」、そして「仲間」の問題。
(齢を重ねるにつれ弔事に出かける事も多くなりますし、
そうでなくても、色々な事情で自由に動けない仲間が多かったり……)
そんなこんなで家にこもりがちで、気が付くと、
「家でTVを見ながらゴロゴロしてただけ」という休日が増えていたり。
……「家でTVを見ながらゴロゴロ」というのは、実に効率的に頭をボケさせますね!
テレビの見過ぎで認知症に… 視聴時間に注意を
以上の様な経験から、《悠々自適》は容易く《悠々自 【敵】?》になってしまうと、
思うようになりました。
※「自分自身の怠惰さが敵になる」という意味です)
私と同じ経験をした同年代の人の中には、思い当たる所が有る人も多いのではないでしょうか?
それ以後、ボケるのを防ぐ意味合いもあってブログを始め、
また、夫婦で旅行する機会を増やす様、努めて意識する様になりました。
(もちろん、「夫婦で相談して、行きたいと思った時に行く」のであって、
手段と目的がすりかわってしまわないよう、気を付けてもいます)
時々、夫婦で”温泉旅行”や”美術館巡り”等を楽しんでみたり……
先日は、島根県の「足立美術館」に行って来ました……。
手入れの行き届いた庭園を窓越しに見ると、まさしく、「一幅の絵」です!!
(↑※クリックすると、大きく表示されます)
この「足立美術館」は季節によって四季折々の表情を見せるので、
観客が年間引きも切らずに訪れると言う超有名な美術館です。
かなり前に足立美術館の評判を聞いて一度は行ってみたいと思っていましたが、
今月、自家用車で8時間かけて、夫婦で行ってきました!!
時間をかけてじっくり鑑賞し、写真もいっぱい撮りました。
さっきの写真以外に、厳選した写真を、3枚挙げてみます。
いろんな角度から見れるし、掛け軸みたいにして見れる様な配慮がなされているな……と感じました。
実業家・足立全康が、横山大観の絵画を見て感激した事をきっかけに設立を思い立ち、
私財を投じ、生涯をかけて作り上げた『足立美術館』とその『四季の庭園』は期待以上でした!!
大感激です!!
(※余談:上の写真はこの機種( ↓)で撮影しました)
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