低軌道飛行によって数日間宇宙に滞在する本格的な 宇宙旅行 には、
2016年現在の時点で一人当たり約30億円前後かかり、しかも
現在常時運用可能な有人宇宙船がロシアのソユーズのみであるため、
数か月〜数年にも及ぶ綿密な運用スケジュールに従わなければなりません。
秋山 豊寛 さんの様に特殊な立場に在った人でもなければ、
民間人の宇宙旅行はまだまだ費用・時間・機会等の面で厳しいですね……。
(現時点で、上述の定義に当てはまる 宇宙旅行 を私費で果たした人物は僅か7名)
日本人初の宇宙飛行士 秋山豊寛
弾道飛行で数分間宇宙に留まるだけで良ければ、
一人当たり約3000万円前後までコストを下げられる(※)見込みですが、
その実現に最も近いと目される宇宙旅行会社
「ヴァージン・ギャラクティック」の宇宙船「スペースシップツー」計画は
1号機の事故 で進捗が後退、
今年公開の2号機 での成果が期待される所です。
(※低軌道飛行には弾道飛行の約100倍のエネルギーを要しますが、
コストも、低軌道飛行は弾道飛行の約100倍。
技術さえ確立されれば、コストは概ねエネルギーに左右される様です)
……ところで、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)が
『 宇宙 での生活を想定した 閉鎖環境適応訓練 』での
治験モニターを募集 していた事を御存知ですか?
実際に宇宙に行くわけではありませんが、
閉鎖環境下での生活で 「ココロ」 の動きを探るためのモニターです。
◆訓練場所◆ 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センター
◆参加条件◆ 20歳〜55歳の健康な男性
◆応募期間◆ 前回の募集は2016/8/3で終了しており、次回の募集開始日は未定
健康に自信が有り、興味を持たれた方は、
一度問い合わせてみてはいかがでしょう?
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