ビットコイン自殺が急増!?
昨年1200%の上昇率を記録したビットコイン。
バブルともいえる仮想通貨界隈ですが、コインチェック事件を皮切りに、わが国でもニュースバブルとも言える様相を表すチャートになっています。金融の世界を変える革命的技術としての期待に、規制が実情に追いつかない現状でもあり、乗り遅れる恐怖感もあるのか、各国政府はそれぞれに対応を迫られているようです。
そんな中 ロシア では、当初の慎重な態度とは打って変わって独自の 仮想通貨「CryptoRuble」発行を決定 しました。
国内の決済手段として承認する民法改正案が提出されたロシアでは、とある仮想通貨ファンドがこれまでにない投資家向けサービスを開始しました。ロシアのニュースサイト「Life」が報じている内容はちょっと切なく、日本でいうところの仮想通貨版「いのちの電話」です。
いのちの電話 とは、24時間365日悩み、相談を受けてくれるサービスです。
ロシアで最も大規模な仮想通貨ファンドの1つ「BLOCKCHAIN FUND」は、2月7日から投資家向けの電話ホットラインサービスを始めました。内容は顧客のメンタルケアで費用は無料。変動著しい市場で致命的な損失を出し、絶望感に陥った投資家に手を差し伸べることが目的となっております。
公式サイトのリリースによると、 「新しい通貨の崩壊による自殺の高まりと関連してサービスの開始を決定しました。投資の損失を受けたお客様の誰もが平静な生活を取り戻す助けとなるよう、資格を持つスペシャリストと話をすることができます」と説明しています。
日本にもこのようなサービスがあると助かる命もおおくあるのではないでしょうか。
心理サポートを担当するエレナ・ピホブナ氏 。
ピポブナ氏は資産ロスに悩む投資家への心理的な対策では実績のある心理学者といいます。ウクライナ紛争に伴う欧米の経済制裁と原油安の影響により発生した2014年の ルーブルの大暴落で経験を積んだエキスパート だそうです。
市場が大きくなるとこのようなサービスは必要になってきますよね。
誰かに話すことで頭が整理でき、本人が感じるストレス等も緩和できるはずです。一人で悩む前に相談・余剰資産で無理のない投資が大事ですね。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image