2011年07月29日
白い文鳥
先日
夜遅く
自宅へ帰ると
マンションの掲示版に
飼っていた鳥をさがす一枚の貼り紙があった
『 白い文鳥をさがしています
色 白
口はしが赤とピンク
大きさ10cmくらい
名前はピッピです 』
おそらく小学生が書いただろうその紙は
鉛筆で描かれ
文鳥の絵まで描いてあった
鳥の名前まで書いているところに
文鳥への気持ちを感じた
もし、誰かがその鳥を見つけて
「おまえは、ピッピかい?」と尋ねたところで
わかるのだろうか?などと考えたが
数少ない手がかりとして
その飼い主が書いたのかもしれない
その気持ちが伝わってきた
それから何日か過ぎたが
貼り紙はそのままだった
鳥のことは詳しくわからないが
文鳥は放すと一羽では生きていけないのだろうか
なぜ、文鳥は飼い主の元を離れていってしまったのだろう?
などと、考えた
そんなことを考えているうちに
ふと
自分と重ね合わせ
文鳥が
もう会うことも無いだろう
誰かにたとえて感じられた
文鳥がたとえ
子供の元に帰らなかったとしても
どこかで元気でいてほしいと思った
その子は
この出来事で
一つ大人になっていくのだろうか
com
夜遅く
自宅へ帰ると
マンションの掲示版に
飼っていた鳥をさがす一枚の貼り紙があった
『 白い文鳥をさがしています
色 白
口はしが赤とピンク
大きさ10cmくらい
名前はピッピです 』
おそらく小学生が書いただろうその紙は
鉛筆で描かれ
文鳥の絵まで描いてあった
鳥の名前まで書いているところに
文鳥への気持ちを感じた
もし、誰かがその鳥を見つけて
「おまえは、ピッピかい?」と尋ねたところで
わかるのだろうか?などと考えたが
数少ない手がかりとして
その飼い主が書いたのかもしれない
その気持ちが伝わってきた
それから何日か過ぎたが
貼り紙はそのままだった
鳥のことは詳しくわからないが
文鳥は放すと一羽では生きていけないのだろうか
なぜ、文鳥は飼い主の元を離れていってしまったのだろう?
などと、考えた
そんなことを考えているうちに
ふと
自分と重ね合わせ
文鳥が
もう会うことも無いだろう
誰かにたとえて感じられた
文鳥がたとえ
子供の元に帰らなかったとしても
どこかで元気でいてほしいと思った
その子は
この出来事で
一つ大人になっていくのだろうか
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