特に何もないけど平凡に過ごせたのが良かった、ちょっとしたアクシデントがあった、大きな変化の年だった、とても嬉しい出来事があったという方。皆さんそれぞれが、色々と思い出すことがあるかもしれません。
私はと言うと…今年を振り返る長いお話になるので、音楽だけお聴きになりたい方はずっと下って動画のところまで行って頂ければと思います☆☆☆
年始にバンドLASTGASPとの出会いがあって嬉しかったと思えば、プライベートで頑張っていた事の協力者との別れがあり、先の見えない不安に直面することとなりました。
でもそれでも、「今の自分がやりたい事はそれしかないんだ!」「もう何年も行き詰って立ち止まってきたし、これ以上足踏みするわけにはいかない!!」と、必死で自分にそう言いきかせて、また、沢山の音楽に支えてもらいながら毎日を進んできました。
そういうなかで一喜一憂や一進一退を繰り返し、それでも「何もしなければ何も変わらない。」「行動したこと全てが良い結果に辿り着けるとは限らないけど、待っているだけでは現状維持かマイナスにしかならない。プラスに変わる可能性があるのは行動することだけだ!」そう信じて、なんとか立ち止まらずにやってこれました。
それから年の半ば、空き巣に遭うという、また予想もしていなかった事態に見舞われました。数週間は、「帰宅したら部屋に誰か居るのでは?」という恐怖感や「寝ている間にまた犯人が来るんじゃないか?」「犯人とはち合わせしたら殺されてたのかな?」とか、色々な思いがよぎりました。
でもなんか…だんだんその恐怖心が苛立ちに変わり、自分でも訳の分からないポジティヴさが生まれました。「こんなんじゃダメだ。全部、生活も何もかも変えて、自分を変えたい!」
そしてフルタイムの仕事を抱えながらの新居探しや引っ越し準備。仕事後に荷造りとか力仕事。合間を縫って役所などで色々な手続き。今思うと、なぜあんなに一日で二日分くらいの動きができたのか、自分でも不思議なくらい動き回っていました。休日も新居の下見に行ったり、また趣味で頑張っていることも疎かにならないようにと、本当に休む暇がありませんでした。
それで引っ越しも終わり、生活も少しづつ落ち着いてきて、趣味のほうも明るい兆しが見えてきました。9月に小林太郎さんのライヴに初めて参加し、そこでゲストバンドのanother sunnydayに出会ったのが、素晴らしい出会いでした。
私はコンプレックスが色々ありますが、よく「声が小さくて何を言っているのか分からない」と言われます( ;∀;)
それで自分の声が嫌いで、そのためか「声フェチだね」と言われたことがあります。私が好きになるミュージシャンは(たいてい、ほとんどのヴォーカリストがそうだとは思うのですが)本当に魅力的な歌声を持つ人が多いようです。素敵な声を持つヴォーカリストに尊敬と憧れがあり、惹きつけられてしまうようです。
9月に出会ったanother sunnydayのVocal伊藤文暁さんは、今年一番くらいの素敵なヴォーカリストとの出会いでした。
これまでにもYELLOWCARDのRyan Key、Linkin ParkのChester Bennington、ONE OK ROCKのTakaさん、SPYAIRのIKEさん、MY FIRST STORYのHiroさん、他にも…
それぞれに出会ったとき、「これ以上素敵なヴォーカリストに出会えるのだろうか?」と思ったのですが。
その声の素敵さは「これ以上」とか比較して優劣をつけられるものではなくて、そのそれぞれの方がそれぞれにしか持ちえない素晴らしい魅力を持っているのだと思いました。
それは本当に「宝物が増えていく」としか言いようがなくて、毎日に素敵だとか楽しいとか思えることが増えていって、それで仕事とか色々上手くいかない事があっても、長く落ち込まずに居られるようになってきました。
落ち込む時間が減って、色々行動できるようになってきて、素敵な人たちとの出会いも今年は沢山ありました!人に言われることを受け止めすぎるクセがあり、でもそれによって素敵な方々には本当の本当に支えて頂いていて、ただ感謝しかしようがありません。
今年2013年最後にご紹介する音楽は、another sunnydayのVocal伊藤文暁さんのソロプロジェクト、伊藤文暁さんによる1stアルバム『frienemy』より「Re::pair」です!!
どうぞお聴きください♪
視聴⇒「Re::pair」
アルバムタイトルの『frienemy』とは‘friend’と‘enemy’を合わせた造語だそうです。
「あなたの心の欠けた一部に なれやしないかなんて想像していた」 (歌詞の引用)
心の一部以上に、心を満たす素晴らしいものを与えて頂いています。
ありがとうございます。来年も、これからも、お体に気を付けて頑張ってください!
『frienemy』 by 伊藤文暁↓
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〈トラックリスト〉
1.Darjeeling
2.Re::pair
3.Dry Bird
4.雨の街
5.Emily
以前所属していたバンドserial TV dramaではヴォーカルだけでなくキーボードも担当していたという伊藤文暁さん。
このアルバムの収録曲は5曲ともピアノで彩られており、全て伊藤さん自身の演奏のようです。
アルバムの収録曲は、ジャケットのイメージとぴったりです。透明感のある雰囲気で、優しい中間色的な音色の曲たち。
上で聴いて頂いた「Re::pair」は明るくて力強い感じでしたが、他の4曲はより空気感を大切にしたような音楽です。
トラック1「Darjeeling」は静かで美しいピアノのイントロで幕を開けます。儚くておぼろげな美しい世界、そこに漂うような、溶け込むような伊藤さんの歌声があります。
トラック2「Re::pair」はお聴き頂きましたが…とても素敵な曲ですね(^^)
伊藤さんの声に、何か生命力溢れる力強いエネルギーが感じられます。曲調も、アルバムの中で一番力強さがあります。
トラック3「Dry Bird」は、曲調と歌詞に伊藤さんの葛藤が現れているようで心が痛みます。
歌詞の一部引用↓
どんな顔で君に笑いかけてるんだろうね 手を握っていたわり合うってそれまだ早いだろ
なりたいな あのさえずり キレイなくちばしでさ 誰か想い 日々を洗い 涙ついばんでまた空へ 清浄な生き物
トラック4「雨の街」は、雨が上がったばかりのような、ちょっと湿り気のある空気の中、光が差しているような感じです。雨傘とかどこかの屋根から滴る雨粒に、または濡れた地面に光が当たり、キラキラと反射しているような情景が浮かびます。
曲調は明るいのですが、歌詞が以前のバンドを脱退したことについてなのかな…という感じで、伊藤さんの胸の痛みが伝わって来るようです。
歌詞の一部引用です↓
今の自分 この日々を壊すのは怖いけど 失うのが同じなら 僕は素直でいたい
いったいどの気持ちを ちゃんと貫くべきか本当はわかってる そっと手を離して どしゃぶりの中 出て行くよ
トラック5「Emily」は…エミリーって誰なんだろう(^^)?
ゆったりとしたテンポの美しい曲に、伊藤さんの裏声の美しさが映え、ゆっくりそれを堪能できるような曲です。
歌詞の一部引用です↓
逸脱しよう 逸脱しよう ほんの一生 イビツなものも美しいだろう
その危うさに たじろぎはしない もう僕は
伊藤さんは、以前のバンドの脱退を決意した時は、ソロ活動をしようと考えていたようです。
でもナヤカマシンペイさんにanother sunnydayを結成するのに誘われ、参加することにしたそうで…
ソロ活動でもアナサニでも、それぞれ違った表情の素敵な音楽をご提供くださり、ありがとうございます!!
本当に、宝物が増えていって幸せです♪
こんな素敵な音楽が知られないなんて、日本の(?)損失です!!
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日本全国の皆さん、要チェックですー(´▽`)☆
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『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
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