まだ霜は降りていないけど、朝晩の冷え込みや日中の寒さから、いよいよ冬の訪れを感じる。
寒いのは苦手なので、そういう意味では冬はあまり好きではない。
でも色んな意味?では冬には冬の良さがあって、やっぱり冬も良いものだって思ったりする。
一つは、空気がピンと張り詰めて澄んでいるような…そんなきれいな感じが好き。寒いけど好き。
夕日が足早に沈み…それから長い夜がやって来るわけだけど。そうすると寒さが深まり、空気もより澄んでいくように感じる。
そして空気が澄んでいるから、夜空の星の光が宇宙から何物に遮られる事も無く届くように感じられるのも良いなぁ(^^)
きっと多くの日本人にずーっと愛され続けているミュージシャンにスピッツがいる。
彼らの『スターゲイザー』という曲はなぜか、そんな冬の夜、冬の夜空が似合う気がする。
曲のリリースは2004年で、今から10年以上も前。
でも彼らの他の曲と同様、全く古さを感じさせない。(MVは、やっぱりメンバーの皆さんお若かったなぁ(^^;))
スピッツの『スターゲイザー』の視聴
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音の数をシンプルにしてミニマムな感じでまとめられているのが、冬の澄んだ空気みたいで??
そしてほろ苦いような感じの曲調、ヴォーカルのマサムネさんの切なくて透明感溢れる美しい歌声が、元気な季節よりも、植物が枯れ行き、動物も活動が鈍って静かになっていくような様子と…澄んだ空気と美しく輝く星の光みたいな。なんだかそんなイメージが浮かぶ。
『スターゲイザー』=“STARGAZER”とは、英語で直訳すると“星を凝視する人”みたいな意味で、「天文学者」や「占星術者」の事をさすらしい。
そのタイトルと、「遠く 遠く あの光まで 届いてほしい」という歌詞の一節が、澄んだ夜空の遠い星に何かを見付けようとしたり、願いをかけようとじーっと見つめているような。。
それから、静かで孤独な夜も連想させる。部屋なのか外なのか分からないけど、一人きりで静かに思いを巡らせている。それは恋人について?共に過ごしてきた恋人との失恋なのか気持ちの行き違いなのか分からないけど、まだ「会いたい」と思っているのかな。
作詞も行っているマサムネさんには、いつもマサムネワールドがある。どう説明したら良いのか分からないけど、この『スターゲイザー』の歌詞もシンプルな中に独特の世界観があって素敵だなぁ(^^)
でも、ありふれた言葉が翼になる、ってどんな感じなんだろう。
色々と思いを巡らせても出てくる答え、言葉はありきたりなものしかなくて、でも、もうそれでいいや、みたいな感じなのだろうか?うーん(><)?
『スターゲイザー』のシングルはこちら♪
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発売元:ユニバーサルミュージック
発売日:2004年01月21日
または、こちらのアルバム「色色衣」にも収録♪
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発売日:2004年03月17日
冬の寒さも、静けさも。
一人きりの孤独も。
時には、ゆっくり味わってみるのも良いかもしれません。
『スターゲイザー』みたいな素敵な曲と一緒なら(^_^)
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