私はこれまで、ずっと働きづめで、
給与振込先の銀行から資産運用の案内がきても
「興味ない。時間がない。面倒くさい。」
と、見向きもしませんでした。
脱サラして、時間ができました。
そんな折、銀行から連絡が来たので、
「 そろそろ、資産運用についも考えなきゃ!」
と出向きました。
ところが、「 そろそろ」ではなく、「時すでに遅し」だったようです。。。
資産運用と聞くと、iDeCoとNISAが思い浮かびます。それぞれの作られた目的が違うため担当省庁が違うそうです。
iDeCo含む確定拠出年金⇒厚生労働省
「年金不足の解消」のために、運営。
NISA⇒金融庁
「貯蓄から投資へ」というキーワードのもと、運営。
銀行で説明を聞いてみました。
iDeCoの税制メリット
iDeCoとは
確定拠出年金は、公的年金(国民年金・厚生年金)の上乗せとなる私的年金制度
毎月一定額の掛け金を払い、老後に向けて自ら資産の運用をする制度
individual-type(個人タイプ) Defined(定義) Contribution(拠出・貢献) pension plan(年金制度)」の頭文字を取って名付けられました。 iには、「私」というという意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えているそうです。
年金(国民年金・厚生年金)が足りない→ 自分年金をしよう というもの。
iDeCoもお洒落でいい名前だとは思いますが・・・
個人的には、iDeCoよりも、「自分年金」とかのネーミングの方が、認知度が行き渡る気がします。年金問題の打開策が急務の今、認知度重視が大事です。
(英語の頭文字つなげても、日本人にはピンと来ないのでは・・・?NISAと混同しちゃいますし・・・。)
1.拠出した掛け金は全額所得控除の対象
→掛けたお金に税金(所得税)が掛からない
→給料などのお金(所得)にかかる税金が、iDeCoに入れた分(掛け金)は、税金がかからない!
EX) 月に12,000円入れてた場合、年で28,800円の節税♪(所得税率20%の場合)
BUT →所得収入のない被扶養配偶者は受けられない。現在、働いていないので主人の扶養に入っている私には 無縁のことでした。
2.運用収益に対して、税金がかからない
iDeCoの運用で得た収益には、税金が掛からない。
※金融商品の運用収益に対しては、通常20.315%の利子所得課税の対象となる。
3.受け取り時も各種控除の対象
老齢給付金(60歳以降に受け取る資産)は、年金または一時金として受け入れ、それぞれに税制優遇がある。
年金受取→公的年金等控除
一時金受け取り→退職所得控除(退職金などと合算)
留意事項
●原則60歳まで途中の引き出し、脱退はできない。
●60歳で受け取る場合、通算加入者等期間が10年必要。(10年に満たない場合は受給開始が遅れる。)
●加入から受け取りまでの間、 手数料がかかる。
(私の行った銀行の場合、加入時は3,000円弱。毎月500円弱。給付時400円強の手数料)
●元本が保証された商品ではない。
被扶養配偶者(退職後)の場合
1.の掛け金所得控除が受けられないので、うまみがない。おまけに手数料もかかる。とのことで、NISA一択だ、と言われました。
就業中に、始めないと意味がなかったみたいですね。知りませんでした。チーン。
「知らない。」ということは選択できないことなのだ、と改めて知りました。
気を取り直して、NISAを見ていきましょう。
NISA
NISAとは
国が考えた国民のための安定的な 資産形成の方法。
家計による少額からの長期・積立・分散投資を税制面から促進するため、創設された制度。
Nippon Individual Saving Account(個人貯蓄アカウント)の略。
→ネーミングつけるなら、 「国のお勧め投資」といったところでしょうか。
つみたてNISAと一般NISA
つみたてNISA
一般NISA
年間投資上限
40万円
120万円
非課税対象商品
国の基準を満たした投資信託・株式など
国内株式・海外株式・投資信託など
投資可能期間
2018年1月〜2037年12月末まで
2023年12月末まで
非課税期間
投資開始から最長20年
投資開始から最長5年
投資方法
積立投資に限る
制限なし
※つみたてと一般はどちらか一方を選択(併用不可)
「 一般NISAは額が大きいが、5年だけ。」
ということで、 つみたてをお勧めされました。
1.つみたてのタイミング
毎月一定のタイミングなので、タイミングに悩まない。
購入単価を安定的にならすことができる。
「何も考えないでほったらかしが好きな私には向いてるかも。」
2.投資収益に税金がかからない。
最長20年。
購入手数料も無料です。
3.国の基準
対象商品は、国の一定の基準を満たす低コストで分かりやすい商品が厳選されています。
留意事項
●投資できるのは、つみたてNISA対象商品のみ。
●年間投資上限額40万円を上回る金額での投資をすることができない。
●元本が保証された商品ではない。
まとめ
「これまで、毎月3万円ずつ積立定期預金やってたんです。(しかも、続けていたことすら、忘れていた・・・)」
これがつみたてNISAだったら、節税&増えてただろうに・・・。
ということで、忘れていた定期があるなら、つみたてNISAに変えようと思います。
そこでまた、問題発生。
ネットと銀行、どっちでやるべき?
ざっと調べてみたところ・・・
銀行
・投資信託の選択肢が少ない。→初心者には逆に分かりやすい。
・直接質問できる。
・手数料が高い。
ネット
・ネットは、手数料安く、ポイントもついたりする。
・選択肢が広い。→初心者にはどれを選べばいいのか分からない。
初心者は銀行、詳しい方は、ネットが始めやすいんだろうな〜。と感じました。
初心者でも、自分でしっかり調べたり身近に聞ける方がいたりすれば、ネットの方がお得でよさそうですね♪
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