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2019年10月31日

ソウルガールズ



1960年代後半のオーストラリア、アボリジニの先住民である姉妹といとこ4人はシンガーとしてチャンスを掴もうと奮闘します。

4人グループでコンテストに出場しますが、先住民の偏見や差別からなかなか合格できない。成功を夢見てベトナムのアメリカ軍を慰問する仕事につくが、危険な目に遭ったり、それぞれの恋愛があったり・・・

この映画の中で心に残ったのはソウルミュージックはもちろんですが、彼女達が子供の頃、いとこのケイがさらわれて家族から引き離され白人家庭で育てられたことです。

このアボリジニの人々が苦痛を味わった「盗まれた世代」は1869年から1970年代に入るまで続いたそうです。政府の方針によって、見た目が白人系の子はアボリジニの家族から引き離され、白人の家族や施設へと預けられました。こんなことがあったなんて信じられません。

ケイは家族から引き離され白人の文化に馴染んだ後、再びアボリジニの家族と一緒になることの難しさを描いています。ケイはサファイアズとしてベトナムを訪れることで、アボリジニとしてもとに戻ることになります。

流れる曲はどれも聞いたことのある懐かしい曲ばかり。
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posted by エリー at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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