テレビ局に勤めながら別の仕事をするから副業。
タイトルがおかしい。
Yahooより、
局に残って副業…辞めてYouTuber転身…「テレビに縛られない」テレビ局員の変わるキャリア
谷田彰吾 | 放送作家 / YouTubeプロデューサー
3/1(月) 11:55
https://news.yahoo.co.jp/byline/showgotanida/20210301-00225195/
記事より、
ここ数年、知名度が急上昇しているのがテレビ東京の佐久間宣行プロデューサーだ。『ゴッドタン』を代表作に持つバラエティ番組のプロデューサーだが、2019年から夜中に別の顔を持つようになった。なんと、ニッポン放送の看板番組『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティに抜擢されたのだ。冷静に考えてほしい。テレビ東京の社員が系列局でもなんでもないニッポン放送で冠番組を持っているのは異例中の異例。しかも、番組の有料配信イベントは実に1万2千人が同時視聴(チケット代は1800円)。もはやタレントレベルの存在感を誇る。今やTwitterのフォロワー数は24万人で、各種メディアに引っ張りだこ。番組制作者でありながら、インフルエンサーとしてパラレルキャリアを歩んでいる。
同じくバラエティ番組の制作者でありながら稀有なキャリアを積んでいるのが、TBSの坂田栄治ディレクターだ。『マツコの知らない世界』などの総合演出として活躍後、現役社員でありながら「テレビの枠を超えて世界に挑戦する」をテーマに個人活動を開始。自腹を切って世界初の相撲ドキュメンタリー映画『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』を劇場公開し、映画監督デビュー。さらには、企画や映像制作の技術を教えるオンラインサロン『坂田実践道場』を開設した。どちらもTBSとは別の“副業”だ。クリエイターとして、まさにテレビに縛られない新たなキャリアを築こうとしている。大学生にとっても、こんな働き方を実現している現役局員がいることは、プラスになるのではないだろうか。
二人のようにテレビでヒットを飛ばし、その延長線上でキャリアを広げる者もいれば、従来とは全く違う価値観でテレビ局に入社し、新たなエンタメを切り拓こうとする若手局員もいる。日本テレビの大井基行・西口昇吾プロデューサーは、「もっとバーチャルな世界を世に広めたい」とVTuber(バーチャルユーチューバー)を使った新規事業を立ち上げた。VTuberとは、CGなどで描かれたアバター(キャラクター)を使って活動しているYouTuberのこと。2017年からネット上で話題となり、業界関係者の話では約2万人程度が活動しているという。中国では日本のVTuberが大人気で、新たなエンタメビジネスとしても注目されてきた。
そんな中、大井さんと西口さんは日本テレビの強みを生かしてVTuberを「マス化」すべく、総勢100名以上のVTuberと提携したネットワーク『V-Clan』を構築。VTuberを起用した新たなエンタメや広告の形を模索している。この事業、実は二人が入社半年で提案した社内ベンチャー事業だ。大井さんに至っては、まだ26歳。視聴率でトップを走る日本テレビには、若手にも大きなチャンスがあるというわけだ。
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