全体評価:★★★★
ストーリー:★
操作性:★★★
グラフィック:★★★★
音楽:★★★★
課金:★
太一の飛距離:★★★★★
PC版のFLASHで人気だったぶっ飛ばしゲームが遂にスマホアプリ化。
謎の中毒性があり、延々と太一をぶっ飛ばし続けてしまいます。
私は登山にいく前日、当時はPC版しかなかったこのゲームにハマり、朝6時集合だったのに深夜3時までプレイし続けることで見事に寝坊をかましました。
そんな、思い出のゲームです。
元ネタは 『CROSS†CHANNEL』 というエロゲですが、知らない人でも十分に楽しめます。もちろん知っていた方が楽しめますが。
主人公(太一)を自転車で撥ね飛ばして、その先にいる登場人物にもどんどんとぶっ飛ばされることで飛距離を出す。やることはそれだけのシンプルなゲーム。
なのにこの中毒性は一体……。
イラストや音声等の素材は原作から持ってきているのでクオリティに問題はありません。オススメです。
というわけでもうこのアプリについては話すことがなくなってしまったので原作のことでも。
『CROSS†CHANNEL』のシナリオ担当は田中ロミオ。
この頃にエロゲでシナリオを書いていた人がどんどんラノベに流れていってしまったのが現在ですね。
発売された当時、まだツンデレという言葉が一般的ではなく、所謂ツンデレ設定のキャラクター(ヤンデレも入っていた)のことを『反転属性』と表現していたことが懐かしいです。
某大学の学園祭に行った時、野外ライブイベントがあってバンド名が『CROSS†CHANNEL』を文字ったバンドがあったんですよね。これは絶対にオタバンドだ、って思って。
バンド紹介もないまま曲が始まって、それが川田まみだった瞬間に自分のカンは正しかったと思ったね。
その後のMCで「ま、こんな感じのバンドなんですけど、よろしくー」的な「わかる奴はわかるよな」って言ってて、なぜかそれをよく憶えています。
あれ、何の話でしたっけ。
そうそう『†』を変換するのは『ダガー』だということを知った作品でもあります。。
世のネトゲに『†漆黒の堕天使†』的なキャラ名を量産させる下地を作った作品だと今でも勝手に思っている。