おはようございます!
小島です。
本日も
【「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
思い込みってこわいです。
だって、思考回路を停止させてしまいますからね。
勝手な思い込みが変化を無視してしまうんです。
あなたもこんな経験はありませんか?
いつもいつも同じ場所だった待ち合わせ場所。
しかし、たまたま今回だけ待ち合わせ場所が違うのに、
「思い込み」が勝手に、場所が変わっているということを無視してしまう。
んー?
でも本当に「思い込み」って怖いのでしょうか?
こう考えたことはないでしょうか。
「私はこう思う」とか
「私はこう考えます」といったことを。
実はここにも「思い込み」が存在しています。
どのようなことなのかというと、
「自分はこういう人間だ」という
「確固たる思い込み」がそこには存在しているのです。
この「確固たる思い込み」こそがいわゆるあなたの「固定点」というコトです。
この固定点にこだわりすぎると、あなたの視野は狭くなっていく一方。
固定点こそが強みになるんじゃないのか。と思うかもしれませんが、
そこに依存し続けてしまうことが、その先の視野を狭くしてしまうことになるのです。
では視野を拡げていくためには?
それには「3人の自分」が必要となります。
まず1人目は、
自分に存在している一つの固定点を確認した時、しっかりとそのことを認識する自分”A”。
次の2人目は、
固定点を認識した自分”A”の考え方とは、全く別の考え方を持った自分”B”
そして
自分”A”の意見を自分”B”が徹底的に否定をするのです。この時はとことん否定をしてください。
この時にお互いに必要になる言葉は「なぜなら・・・」です。
自分”A”の時の考え方について「なぜなら」を使って説明をし、
自分”B”の時の否定の考え方についても同じように「なぜなら」で説明をします。
自分”A”は「〇〇だと思う。なぜなら・・・」に対して、自分”B”は「いや、〇〇だとは思わない。なぜなら・・・」を考えるのです。
つまり、否定をするということです。この時は徹底的に強い「否定」が必要です。
そして最後に、3人目の自分”C”という存在。
この自分”C”は、両者(A・B)よりも高い視点からお互いの「なぜなら」から始まる説明を読み解き、両方の良い部分も悪い部分もしっかりと受け止め、それぞれがぐうの音も出なくなるほどの今までにない新しくて、圧倒的な考え方を導き出すことのできる存在。
高い視点から”A” “B" をしっかりと見ることができる。これが自分”C”です。
とことん否定を行うことで、最初の一つの固定点を持った自分の考え方が、いかに小さく狭い範囲でモノゴトを捉え、何も見えていない状態での考え方だったのかに気づくことができるはずです。
こうやって自分の「確固たる思い込み」に気づき、3人の自分を自分の中に存在させ、
しっかりと意見を言い合い考えていくことで、思考することに厚みがでてくるのです。
固定点にしがみつくのではなく、否定して一度自分から切り離し、
深く思考をしていくことで、常に新しい「考え方」へと更新されていくのです。
ゆっくりで大丈夫です。しっかりと行なっていきましょう!
「弁証法」
ドイツの哲学者 : ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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