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ペンギン1尉もついに艦発隊を離任する幹部人事異動の内示が来ました!
しかし内示として来た発令内容に、なんじゃこりゃあ!となります。
幹部の人事異動は、何が来ても不思議じゃないけどさぁ〜?
ドタバタした状態で、艦発隊を離任することになります!
(前回記事):『 ルーマニアをめぐる世界情勢がロシアの戦争の火種になる! 』
\こちらもご参考にPR!/
(1)転勤の内示が来たぞ〜!
ペンギンも、艦発隊での担当した試験作業が終わり、上級司令部(開発隊群)への報告が終わりました。
担当試験作業も終わったことだから、そろそろ転勤内示が来るだろうと待ち構える日々です。
そんな中、上司から転勤の内示が来たよ!と告げられます。
1.1 転勤に備えて家の荷物整理は万全だよ!
実は内示前から、転勤に向けての家の引っ越し準備は進めていました。
図1 引っ越しの荷物整理
引用URL:https://otarunet.com/wordpress/wp-content/uploads/2015/03/DSC01514.jpg
以前の記事で書いた海幕補任班との面談があったため、転勤時期がある程度予測できていました。
(関連項目) 海幕補任班との人事面接は転勤の予告だよ!
今は横須賀勤務ですが、おそらく西日本への勤務(呉、佐世保)になると予想していました。
そのため担当試験が終了したころから、荷物をある程度まとめていました。
幹部の転勤は、いつ発令されるか分かりません。
元から、独身幹部は荷物を少なめにして急な発令に備えておく心がまえが必要です。
そうして転勤内示を待っていましたが、驚愕の転勤内示が!
1.2 内示なんだがちょっと変則的になった・・・
艦発隊の上司から、変則的な転勤内示が出たと告げられました。
結局どこに行くんですか?と聞いたところ、ホントに変則的な内示が出ました!
『艦船補給処勤務を命ずる。兼ねて補給本部勤務を命ずる』
どっちの部隊に転勤なんじゃああ!!!
艦船補給処は、横須賀の田浦地区にある補給機関です。
図2 艦船補給処外観(赤線の区域が艦船補給処)
引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/ssd/home/images/pic1.jpg
※注意!
艦船補給処は、あくまで「処」が正式な表記です。
たまに艦船補給所と書いている場合がありますが、正規の表示にはなりません。
対して補給本部は、東京十条にある補給機関で艦船補給処の上位組織です。
図3 海上自衛隊補給本部(東京十条駐屯地)
引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/ju/images/mmc.jpg
ときおり人事発令で発生する、「兼務発令」が私にも掛かってきました!
艦発隊の時に、艦発隊と統合幕僚監部兼務発令の2佐の方がいましたがその方は、非常に忙しい日々を送っていました。
とにかく私はどちらに勤務するのか、席はどこになるのかわからない状況です。
とりあえず転勤内示が出たため、次の配置先と教えられた艦船補給処武器部武器整備課に申し継ぎの為に行くことになりました。
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(2)ホントは舞鶴造補所の予定だったんだ・・・
艦船補給処は、海上自衛隊の補給機関の一つで、横須賀田浦地区にあります。
(艦艇開発隊は、船越地区にある)
艦艇の補給業務に関して、全国の造修補給処と業務調整をして補給業務を行うのが任務です。
補給処ですが、整備課も存在して、物品の調達・修理の業務もあります。
図4 艦船補給処の任務の沿革(全国の部隊との関係)
引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/ssd/home/images/sosiki11111.gif
とりあえずペンギンは、武器部武器整備課に配置されて、職種(マーク)の担当班に配属されることは決まっているとのこと。
細かい話は、艦補処にて聞いて来るようにと送り出されました。
2.1 とりあえず整備課の仕事がメインだよ!引っ越しはないぜ!
とにかく艦補処武器部武器整備課の、配属予定の班長のもとにあいさつに行きました。
(ペンギン)
『今度配属になりますペンギン1尉です。よろしくお願いします!』
(班長)
『お〜う!よく来てくれた!いろいろ内示で戸惑っていただろうけどよろしく頼む!』
班長を含め、班員の方や武器整備課の中も歓迎してくれているよう安心しました。
そのまま武器部長・副所長への、あいさつが進んで行きました。
図5 艦船補給処倉庫の状況
引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/mocs/mocs/news/education/sub23/img/07.jpg
ひと段落して、武器整備課長と班長から今回の人事について説明がありました。
・ペンギン1尉の主勤務場所は、武器部武器整備課
・武器部のほかに計画部での兼務が、配置指定(個命)で発令される。
・理由は、艦補処にある計画部艦船技術管理課が、補給本部計画部艦船装備計画課に改編となる。
・そのため、補給本部勤務の兼務発令となった。
・武器部での仕事をしながら、計画部艦船技術課の移転増援要員となる。
・1年後の改編終了後に兼務発令が解かれて、艦補処勤務のみになる。
というものでした。
組織改編準備の為、何人かの装備幹部が補給本部と艦船補給処に増員となりました。
ペンギン1尉もその一人となったとのことでした。
『やったぜ!転勤はするけど「引っ越し」は無くなった!!』
とりあえず忙しいけど、本来の職種の仕事ができそうです。
2.2 人事は結構コロコロ変わるもんだね〜?
とりあえず艦船補給処で勤務しながら、補給本部にも出て仕事をする日々になりそうです。
しかし海幕補任班が言っていた、造補所勤務の話がどっかに吹っ飛んだのかな〜?
そんな話を聞いてみると、
(班長)
『最初は、舞鶴造修補給所の配属予定だったらしいぞ。』
『幹部中級課程の改編で、中級課程待ちの装備幹部の配属がシャッフルされたそうだ。』
『武器部長がそのスキを狙って、増員をもぎ取ってきたそうだ。』
かなりありがたいお話でした。
このまま、横須賀在住で幹部中級課程まで行けることが決定したようです。
「人事はひとごと」とはよく言いますが、その言葉がよくわかる一端でした。
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(3)さあ転勤だ!さらば艦艇開発隊!
いろいろなことがあった艦艇開発隊の勤務も、終わりを告げることになりました。
今度は艦船補給処で新しい仕事だ〜!
引っ越しせずに済んだのはラッキーなことでした。
さあ、今度はどんなことが待っている?!
ここでこそっと、当時は伏せられていた写真をご紹介。
(護衛艦「しらね」火災前の艦首からの写真)
図6 しらね修理中の写真(修理完工前日に火災発生)
出元は聞かないでください。
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