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2024年10月29日

06陸演マジで情報が流れないねぇ!

『部隊行動秘匿の戦訓が徹底しているなあ』
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2024年9月から陸上自衛隊は、06陸演を実施中です。

2021年にも03陸演が実施されましたが、参加部隊情秘匿が徹底されています。

図1 03陸演
図1 03陸演.jpg
引用URL:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcT04sKYRdXrpqxOK9rJbde5Ls2U5bMvxCzpiQ&s

ウクライナ戦争の戦訓から、部隊行動秘匿が徹底されてきたと言えます。

SNS時代の情報拡散の検証も、検討項目に入っているかな?
(前回記事):『 第三次世界大戦を阻止した軍人の追悼
\こちらもご参考にPR!/
(1)部隊識別も外す徹底ぶり!

今回の06陸演は、03陸演のフォローアップの意味もあるようです。

図2 03陸演揚陸
図2 03陸演揚陸.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FCnGNcIVcAI3ozY?format=jpg&name=small

03陸演の一部で行われていた、部隊識別の秘匿を全面的に行っているようです。

1.1 部隊識別マーク全面秘匿とは?

部隊識別マークの秘匿と言っても、ピンとこないかもしれません。

一例として、災害派遣中の陸自車両を見てみましょう。

図3 災害派遣
図3 43普通科連隊.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/GaihTR_bcAANSFk?format=jpg&name=large

第43普通科連隊第2中隊が、宮崎豪雨被害での災害派遣に向かうところです。

一見すると何でもないですが、部隊識別マーク「43普-2」と車両ナンバーが見えます。

この何でもない情報を重視して、06陸演では部隊識別マークが徹底的に消されています。

図4 06陸演
図4 06陸演.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/GajPKrPbEAEPEWh?format=jpg&name=4096x4096

陸自公式Twitterに掲載される写真は、徹底的に部隊識別マークが消されています。

防衛省としては、車両ナンバーも隠したいでしょうが道路交通法の問題がかかってきます。

1.2 部隊識別マークは管理用であり表示義務ではない

部隊識別マークが入った車両を見慣れていますが、本来は管理目的で入れているだけです。
図5 ミサイル一杯
図5 ミサイル一杯.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/GauWCdIaAAQianv?format=jpg&name=4096x4096

地対艦ミサイル発射装置の集団に至っては、車両ナンバーも修正して写真掲載しています。

防衛省や陸自としては、有事にはこのあたりの情報を秘匿したいという意図が見えます。

1.3 断片情報は塵も積もれば宝となる!

今ブームになっているOSINTですが、写真1枚だけで全てが分かるわけではありません。

それまでの基礎情報として、車両ナンバー・部隊識別マークなどいくつもの断片情報が必要です。

『インテリジェンス(情報資料)≠インフォメーション(断片情報)』

意外とこの差が理解されずに、インフォメーションを「真実(笑)」としてしまうことが多くあります。

ウクライナ戦争において、部隊行動情報がSNSにて把握されることへの検証をしていると言えます。
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(2)OSINTのコワさを見せつけたウクライナ戦争!

ウクライナ戦争は、戦争序盤からSNSに情報が溢れました。

図6 2月24日
図6 2月24日.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FNCoVN9VQAMnF4o?format=jpg&name=large

開戦前には、部隊展開情報が丸裸になり今もOSINTにより情報が丸見えです。

2.1 部隊行動の秘匿は作戦準備の基本

準備作業と部隊行動の秘匿は、作戦用務の基本中の基本なのが軍事的常識です。

図7 ウクライナ軍
図7 ウクライナ軍.jpg
引用URL:https://ichef.bbci.co.uk/ace/ws/800/cpsprodpb/52ef/live/f2bf46e0-05c6-11ef-82e8-cd354766a224.jpg.webp

ロシア軍が舐めプで、その常識をぶち壊してしまいましたが!

部隊行動秘匿に、どれだけ手間をかけることが出来るか作戦準備の要点です。

2.2 いいね!戦争はこれからの戦争

SNSの発達により、情報が世界中にすぐに拡散するようになりました。

図8 北朝鮮参戦
図8 北朝鮮参戦.jpg
引用URL:https://fnnews.jp/wp-content/uploads/2024/10/KakaoTalk_20241021_215107438.png

撮影禁止のはずのロシア軍事基地内で、北朝鮮兵士の姿がロシア軍装備を受け取る姿が流れています。

SNSは、使い方次第で敵にも味方にも被害や恩恵をもたらすと言えます。
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2.3 日本ではかなり厳しいなあ

日本では、自衛隊の行動撮影を禁止する法律はありません。

有事でもお願いベースで、SNSアップの自粛を期待するしかないでしょう。

最悪は刑法第82条(外患援助)の、「その他これに軍事上の利益を与えた者」の適用になるかもしれません。

有事法制の見直しも、今後必要かもしれません。
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(3)有事の国民保護と認知戦への関心

SNSでの情報漏洩に対しては、認知戦で対抗するしかないでしょう。

図9 認知戦
図9 認知戦.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/infowarfare/images/01.jpg

日本人は、認知戦に弱いからなあ・・・

3・1 呼びかけを続けるしかない

現状では、有事でもお願いベースで自衛隊の行動写真をSNSに上げないように注意喚起するしかありません。

06陸演の検証結果で、敵にターゲットを絞らせない情報発信法規制も検討すべきかも?

図10 空挺軍高機動車
図10 空挺軍高機動車.jpg
引用URL:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240620-01046185-autocar-000-1-view.jpg?exp=10800

高機動車が、ロシア空挺軍にて運用されていることもあり対策は急務といえます。

情報戦・認知戦で有事でも戦えるかな?!
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posted by sstd7628 at 11:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 自衛隊

2024年10月14日

陸自小型級船舶がついに進水する!

『陸海の組織文化を乗り越えることが出来るか!』
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ついに陸自の輸送艦となる、小型級船舶が2024年10月に進水します。

陸海の組織文化を乗り越えた、統合運用の象徴となるか!?

図1 ラーミーニード級
図1 ラミーニード級.jpg
引用wiki

建造の過程では、多大な陸海の文化を乗り越えて苦労したと思われます。

ビーチング能力などで、結構苦労しただろうなあ〜!
(前回記事):『 韓国玄武-5ミサイルってデカいな!!
\こちらもご参考にPR!/
(1)ついに陸自が進水式を挙行!

陸上自衛隊から、小型級船舶の命名進水式が発表されました。

図2 進水式発表
図2 進水式.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/gsdf/news/press/2024/pdf/20241010.pdf

なんだか、自衛艦とか書いてるけど陸幕中央も良く分かってない?

1.1 名称どうするんだろうねえ?

まず興味があるのが、小型級船舶の名称です。

順当にいけば、「小型輸送船1号」ぐらいの名称になるでしょう。

図3 輸送艇2号
図3 輸送艇2号.jpg
引用wiki

海自の輸送艇2号との混同を避けるため、名称の調整をしてるはずです。

ただ陸自のことだから、「ふじ」だの「あきつまる」など好き勝手に命名するかも?

1.2 大火力リークスさんに仕様書がある!

小型級船舶(LSU)と中型級船舶(LSV)については、大火力リークスさんが仕様書の表紙のみ開示された結果を公表しています。

図4 仕様書
図4 仕様書表紙.png
引用URL:https://drive.google.com/drive/folders/1SBKAtlPFtp136M-4d4I3jsbfTFakMMhD

表紙のみですが、いくつも重要な点が書かれているので分析します。

?@日本海事協会(NK)規則に基づき建造(商船規格で設計)
?A船内装備品は海上自衛隊装備品と合わせる(海自補給実施要領を適用)
?B海洋汚染防止条約(MARPOL)に準拠
?C船体塗粧(としょう)は海自規則に合わせる

仕様書表紙でも、結構な情報が書かれていることになります。

少なくとも陸自迷彩で船体が塗装される!なんてことはなさそうです。

大火力リークスさんが公開してくれている各種情報は、本当にありがたい宝の山です!

1.3 コータムが船舶に乗ることはなさそうだね!

心配していたのは、陸自が船舶用にも広帯域多目的無線機(コータム)を搭載しかねないことでした。

図5 コータム
図5 コータム.jpg

引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EedkIsfU8AA81Zo?format=jpg&name=small

まあ部隊との連絡用で、別途コータムの設置があるでしょう。

船舶用無線もコータムでやる!と言い出しそうなのが陸自の特徴です。
(ソフトウェア無線機だから、やろうと思えばできるかも?)

陸自は何でも独自で仕様書や規格を作ってしまうのので、防衛装備庁の担当者は苦労したのでしょう。

『とにかく海自装備品に合わせろ!補給品が足りなくなる!』

補給整備を担当する、呉造修補給所が苦労することになるでしょう(涙)!
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(2)なんでレーダーが二つも必要なんだ(怒)!

たぶん陸自と防衛装備庁・海自との間で、一番揉めた装備が想像できます。
図6 船舶レーダー
図6 レーダー.jpg
引用URL:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTQD8nx89vGxR4YI8zdAA2oAixjN0aakr2N8g&s

何でレーダーを2つも積まないといけないんだ!と陸幕は怒っているかもしれません。

2.1 外洋に行くならレーダー2つ搭載は常識だぜ!

外洋を航行する船舶に航海用レーダー2つ搭載は、船乗りの世界では常識的な話になります。 (沿岸操業の漁船などはレーダー1つでも良い)

図7 ラミーニード級
図7 ラミーニードレーダー.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FUdgjnqUUAASYoP?format=jpg&name=large

陸自小型級船舶のモデルとなった「ラミーニード級輸送艇」も、レーダーを2つ装備しています。

さらに衛星通信アンテナや、各種無線機器用アンテナも必要になります。

南西諸島へ投入するため、外洋航行をする小型級輸送船舶なら航海用レーダー2つ装備は当然となります。

ただ陸自の文化だと、同じような目的のレーダー2つ装備は理解に苦しむでしょう。

防衛装備庁や造船会社は、たぶん相当苦労したと思います。

2.2 後退のための装備なぞ不要!ただ前進あるのみ!

勇猛果敢な陸上自衛隊だと、ビーチング用装備品も理解不能な装備になるかも?

図8 輸送艇1号
図8 輸送艇1号.jpg
引用wiki
揚陸(ビーチング)用装備の一つに、船尾錨があります。

これは上陸時に船体を擱座(ビーチング)させた後、洋上に戻るとき後進の足掛かりになります。

両用戦でビーチングするときは必須の装備ですが、陸自の文化では「不用装備!」なんて揉めたかもしれません。

2.3 固定武装でも揉めてそうだなあ!

海自輸送艇2号などでは、固定武装で20mm機関砲JM61-Mを搭載しています。

図9 20mm機関砲
図9 20mm機関砲.jpg
引用wiki
ただ陸上自衛隊で20mm機関砲を搭載してるのは、AH-1S攻撃ヘリのみです。

固定武装について、12.7mmM2機関銃搭載か20mm機関砲か?

ワンチャンスで、24式装輪装甲戦闘車Mk-44 30mm機関砲(ブッシュマスター?U)を搭載するかも?
(海保はてるま型巡視船で大量に使用実績があるため)

船橋上部に、30mm機関砲を装備したたトップヘビーになりそう!
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(3)自衛艦旗を掲揚することになるかな?

自衛隊共同部隊の船舶と言うことでもあるので、艦旗の問題も出てきます。

図10 日の丸
図10 日の丸.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/Ehig_gMVkAcAfGZ?format=jpg&name=large

小型級船舶は支援船扱いなので、日の丸を掲げることになるでしょう。

3.1 陸自連隊旗では船の識別にならない!

陸自の連隊旗に使われる自衛隊旗は、船舶の識別用には使えません。

図11 自衛隊旗
図11 自衛隊旗.png
引用wiki

ただ自衛艦旗を掲げるとなると、陸自側が嫌がるでしょう。

そうすると無難に、日の丸を掲げることになります。
(海自油槽船YOTも日の丸です。)

就役行事で、どの旗を艦尾に掲げるのか注目です。

3.2 海上輸送隊群はこれから発展期!

共同の部隊である海上輸送隊群は、陸自輸送科が中心になり運航する形になります。

海自も運航開始の時には、船長機関長なの派遣や造修補給で支援するでしょう。
(陸自から船長を生むのは、あと5年ほどかかるでしょう)
図12 輸送艦勤務の陸自
図12 輸送艦勤務の陸自.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FgiyC8_VUAE_SnR?format=jpg&name=large

幹部や陸曹の教育訓練はすでに始まり、輸送艦などで勤務する陸自隊員も多くなっています。

船長や士官、機関・運用・補給要員を継続して教育訓練するのは時間がかかります。


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posted by sstd7628 at 14:27| Comment(14) | TrackBack(0) | 自衛隊

2024年07月27日

アムラームのラ国とは驚いた!

『アメリカがライセンス国産を認めるとは驚いた!』
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2024年7月下旬になり、驚くべき話が飛び込んできました。

日本で生産したPAC−3を米国輸出すると共に、アムラーム(AIM-120)のライセンス国産が決まりそうです。

AMRAAMはF-35戦闘機用として、完成品をFMSで導入しているのが現状でした。
図1 AMRAAM
図1 AMRAAM.jpg
引用wiki
日本はAAM-4Bの運用や、次期中距離空対空誘導弾(AAM-6?)など国産誘導弾も並行生産していました。

アメリカもさすがに生産ラインが厳しくなったかな?
(前回記事):『 防衛白書でミサイル写真が出たよ!!
\こちらもご参考にPR!/
(1)AIM-120(アムラーム)とは何か?

アムラーム(AIM-120)は、米国の中距離空対空ミサイルです。

図2 搭載
図2 搭載.jpg
引用wiki

軽量で各種の戦闘機に搭載できることから、生産数が多くなっています。

1.1 日本ではF-35A戦闘機用に導入

日本の航空自衛隊でも、F-35A戦闘機導入に伴いAIM-120を導入し始めています。
図3 発射
図3 発射.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/en/publ/w_paper/wp2022/DOJ2022_Digest_CH.pdf

令和4年度防衛白書別冊に、AIM-120を発射するF-35A戦闘機が掲載されています。

F-35戦闘機では、国産誘導弾の搭載が難しいため導入された経緯があります。

1.2 軽量かつ対空戦重視のミサイル!

AIM-120は、1980年代にAIM-7スパローミサイルの後継として開発が始まりました。
図4 AIM-7
図4 AIM-7.jpg
引用wiki
旧式化していたスパローミサイルを更新するため、撃ちっぱなし性能を重視しています。

1987年には先行量産型が配備され、1993年までに米空軍・米海軍で使用が始まります。

図5 全景
図5 全景.jpg
引用wiki
ミサイル全長約3.65m、重量約150kgほどで、軽量なミサイルです。

改良型も次々登場して、A/B/C型が次々と登場してD型の開発も進んでいます。

1.3 ウクライナ戦争では地上発射型防空システムにも!

アムラームの使い勝手の良さは、地上発射型防空システム「NASAMS」にも使用されています。
図6 NASAMS
図6 NASAMS.jpg
引用wiki
あまりの性能の高さに、次々とミサイルや無人機を撃墜してアメリカがミサイル供給が追い付かない状況になるほどです。

結果として、台湾以外のAIM-120運用国に出荷制限が行われる状況となりました。

FMSでアメリカから弾薬を買うとき、このようなリスクがあります。

さて日本は、F-35A戦闘機用ミサイルをどうするのかと思っていたらまさかのライセンス国産の話です!
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(2)AAM-4Bより安くできるかな?

国産の誘導弾であるAAM-4は、結構性能が良いミサイルです。

図7 AAM-4
図7 AAM-4.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/asdf/adtw/adm/shiken/missile/AAM-4.jpg

初期のAIM-120Bより、高性能なミサイルです。

2.1 対巡航ミサイル能力を持つ!

国産AAM-4やAAM-4Bについては、keenedge1999先生が大変詳しく説明していくれています。
(サイト: Keenedgeの湯治場(第二源泉):https://fanblogs.jp/keenedge1999/

特に巡航ミサイルへの対処能力を持つことが、AAM−4の強みです。

図8 巡航ミサイル撃墜
図8 巡航ミサイル撃墜.jpg
引用URL:https://www.cnn.co.jp/storage/2023/05/09/62c279c911477b6c8866362afd6860c3/t/768/508/d/explosion-is-seen-in-the-sky.jpg

ウクライナ戦争では相当数の巡航ミサイルが発射され、多くが撃墜されています。

巡航ミサイル対処能力を有する、AAM-4の考え方は正解だったといえます。

2.2 ラ国より安くできるのが国産の強み!

ミサイルは1発〇億円の世界であるため、量産効果で安くすることが求められます。
図9 スパロー
図9 スパロー.jpg
引用wiki

AIM-7スパローミサイルをライセンス国産していても、やはりライセンス料が上乗せされ高価格になりがちでした。

99式空対空誘導弾(AAM-4)が登場したのは、高価格になるAIM-120より安定的に生産できる利点があります。

今回AIM-120がライセンス国産となったとき、AAM-4Bより安くできるかが勝負でしょう。

2.3 弾薬は2種類以上あった方がいい!

一見すると、国産AAM-4Bとライセンス国産のAIM-120という非効率な体制に見えると思います。

図10 AIM-120
図10 AIM-120.jpg
引用RL:https://www.mod.go.jp/asdf/adtw/adm/shiken/missile/AIM-120.jpg

AIM-120については、F-15JMISIP機にも搭載は可能ですが性能的に不満が残ります。

さらに突然アメリカからの供給が止まる可能性もあり、国産弾は必要です。

次期中距離空対空誘導弾と共に、AIM-120のライセンス国産は継戦能力向上に役立つでしょう。
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(3)AIM-174(SM-6)のライセンス国産もあるかな?

最近米海軍が、SM-6航空機搭載型AIM-174を開発しています。

図11 AIM-174
図11 AIM-174.jpg
引用URL:https://www.twz.com/wp-content/uploads/2024/07/AIM-174-SM6-copy.jpg?w=1024&h=576

海自にも導入されるSM-6の派生型なので、ライセンス国産を考えた方がいいかもしれません。

3.1 超長射程ミサイルが欲しい!

中国空軍は、超長射程ミサイルPL-17の開発を進めています。

図12 PL-17
図12 PL-17.jpg
引用URL:https://www.thedrive.com/wp-content/uploads/2023/12/02/PL17-missile.jpg?auto=webp&crop=16%3A9&auto=webp&optimize=high&quality=70&width=1920

アムラームのライセンス国産と共に、長射程ミサイルの動向も気になります。

今後の情報に期待しましょう!
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posted by sstd7628 at 11:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 自衛隊

2024年04月08日

悲報くうじーさんに捕捉される(涙)!

くぅじーさんが出たぞ〜!!
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前回記事で、誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberのことを書きました。

(前回記事):『 誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberから逃げるRTA
ブログなら見つからんだろうと、タカをくくっていたら・・・

図1 補足されたTwitter
図1 くうじー.png
引用URL:https://twitter.com/Kuzy_Youtube/status/1777138696145473850

瞬く間に補足されました(冷や汗)!

本ブログもシュバババババ!構文に対応し、募集にまい進しますうう!
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(1)所要時間約36時間!

前回記事投稿時刻は4月6日15時48分で、くうじーさんに捕捉されたのは4月8日9時57分でした。

所要時間は、約36時間ということになります。

図2 探索
図2 探す.png
引用URL:https://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_136.html


何という情報収集能力!シュバババババ!海自の情報部門に興味はありませんか?!

1.1 Twitterじゃなくても捕捉される!

私はTwitterを発信していなので、捕捉されないだろうとタカをくくっていました。

まさかホントに補足されるとは・・・

くぅじーさんの、情報収取捕捉能力に脱帽しました。

1.2 24時間なら逃れられる!

しかしブログなら少なくとも、24時間程度は逃走可能ということでしょう。

逃走するならブログだぜ!
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1.3 募集協力しますので見逃して〜!

本ブログでは、任期制隊員のセカンドキャリアである制度を紹介いたしました。
(関連記事):『 経済的徴兵制の話が盛り上がらないねぇ?【防衛省】

『任期制自衛官退職時進学支援給付金制度』
図3 制度
図3 制度.png
引用URL: https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/new/img/index/topics/shingaku.pdf


捕捉されたのでこれからも、新隊員獲得に尽力することを誓います!
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posted by sstd7628 at 15:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 自衛隊

2024年04月06日

誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberから逃げるRTA

ブログならくぅじーに発見されないはず!
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最近よく、誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberという人の話が流れてきます。

自衛隊の入隊希望者に、親切にアドバイスをする元広報官だそうです。

図1 海自
図1 海自.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/operation/training/enyo/2017/img/ts2017-01/13.jpg

だけど空自よりも、海自の方がカッコイイぞ!

誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberから逃げ切って、海自に入隊しよう!
(前回記事):『 AAM-6開発着手と見ていいのかな?
\こちらもご参考にPR!/
(1)広報官は大変でしたね!

誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberさんは、元広報官だそうでいろんな情報を発進しています。

図2 誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuber
図2 くうーじ.png
URL:https://twitter.com/Kuzy_Youtube

私も入隊時には、担当広報官に非常にお世話になりました!

1.1 広報官(人攫い)はどこの所属?

意外と知られていないのが、広報官(人攫い)がどこの組織に所属しているか知られていません。

実は防衛省の所属だけど、陸海空自衛隊とは違う組織だったりします。

図3 防衛省の組織
図3 防衛省.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/images/mod20220713.png

防衛省の中にある共同の機関である、地方協力本部に所属して地域事務所にて働いています。

そのため陸海空自衛官の他に、事務官も所属しています。

図4 地域事務所(札幌地方協力本部の場合)
図4 地域事務所.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/pco/sapporo/img/contact/map.png

皆様のお住まいの地域には、だいたい募集事務所などがあるので訪問してみよう!
(そして願書に名前を書こう!)

1.2 つまりくぅじーも人攫いされたということか?!

くぅじーさんも良く考えると、空自から地方協力本部に人攫いされたことになるのですね!
(怒られるからヤメナサイ!)

広報官は組織的には、陸自方面隊の管理統制下になるので別組織に誘拐されたことになるね〜。

誘拐卿くぅじーの背後には、ラスボス誘拐卿が存在するのか・・・

自衛隊って恐ろしいところだな〜(白目)!
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1.3 担当広報官に3級賞詞が付いたのがうれしいな!

私の場合は、一般幹部候補生試験とは違う超レア試験で入隊しました。
(毎年陸海空で10人しか合格者がいない、超レア試験)

そのため担当広報官に、第3級賞詞が付く恩返しができたのが思い出としてあります。
(当時はその試験の合格者を出すと、担当広報官に第3級賞詞が付いた)
図5 賞詞授与
図5 賞詞授与.jpg
引用URL:https://d1uzk9o9
cg136f.cloudfront.net/f/16783531/rc/2021/06/28/5febb198c06c1e2688f32ed23184f02a321578ef_xlarge.jpg

入隊後に、いかに第3級賞詞がすごかったのか思い知らされました。

けど海軍はいいぞ!江田島の同期の桜になろう!
図6 海軍兵学校
図6 海軍兵学校.jpg
引用URL:https://img.mp.itc.cn/upload/20170630/fc83b7ebe43042718dacf28e304f6082_th.jpg

写真は海軍兵学校のものだけど、全く同じことをやってるからいいや!

図7 総短艇
図7 総短艇.jpg
引用URL:https://twitter.com/JMSDF_MOCS/status/1470181676747608068/photo/4

短艇(カッター)にて、(尻の皮が血だらけになる)華と散ろう!(錯乱)
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(2)ただの元海自ですうう!

いい加減怒られそうなので、見つかったときの言い訳という名の紹介をしておきます。
図8 土下座
図8 土下座.png
引用URL:https://www.irasutoya.com/2018/09/blog-post_143.html

生意気コキました〜!ただの元海自なので許して〜!

1.1 ちょっと特殊なことしてただけの元海自です!

ブログの自己紹介やエピソードで書いているように、ちょっと特殊なことしてた元海自です。

某コウモリ部隊の、拳銃・短機関銃・狙撃銃を扱ったり・・・
(関連記事):『【 艦発隊】特別警備隊(SBU)に関係する研究について

自衛艦隊後方幕僚を体験したり・・・
(関連記事):『 【艦補処】自衛艦隊司令部後方幕僚に派遣!(その1)

図9 潜水艦
図9 潜水艦.jpg
用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/ss/oyashio/img/main_590.jpg

潜水艦で色々ゴニョゴニョなことしてたりした、フツーの元海自なだけです。

2.2 入隊後も人攫いに遭遇することもあるよね?!

そういえば、自衛隊入退後にも人攫いに合うことが結構ありますよね?

図10 内局
図10 内局.jpg
引用URL:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRfp7D8LY9dPArVc3AqLlr9lslje-XW4GYwuYMGfhbTYf1yUvKc

ホイホイとついていったばかりに、防衛省内局の人攫いに遭う経験をしました。
(関連記事):『 【艦補処】内局の「人さらい」勧誘がキタ——(゚∀゚)——!!

逃げ切ったと思ったら、私は地方防衛局に誘拐(出向)する結果になりました。
(地方防衛局は、昔の防衛施設庁と調達実施支局が合併してできた組織)
(関連記事):『 【艦補処】内局の「人さらい」勧誘がキタ——(゚∀゚)——!!

同期は外務省や、経済産業省に誘拐(出向)される人間が結構いました。
(武器輸出入管理の関係で、経済産業省の仕事が増えたため)

入隊後も、人攫いに合う危険があるので注意が必要だぜ!
(内局は曹士でもお構いなしに人攫いするから注意!)

2.3 お疲れ様です!がんばってください!

たぶんブログなら、誘拐卿くぅじー@国営人攫い系VTuberから逃れることが出来るはず!

マニアックな人事が得意ですので、何かあれば相談してください!
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2024年01月25日

謎水騒ぎを仕様書と契約の観点から解説【自衛隊】

『陸自練馬駐屯地がニセ科学に騙されかけたと聞いて!』
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陸自練馬駐屯地にて、謎水なるニセ科学製品の入札公示と急きょ公示取消しがあったようです。

ニセ科学はともかく、役務調達要求仕様書と契約制度の問題が結構あるなあ・・・

図1 謎水?
図1 謎水?.png
引用URL:https://www.irasutoya.com/2019/03/blog-post_927.html

似たようなものは私の現職時代も結構持ち込まれたりしています。

まあ大抵指揮官クラスが、トップダウンで持ち込むんですよね〜!
(前回記事):『 KN-23がウクライナで使われるとは!【世界情勢】
\こちらもご参考に!PR/

(1)謎水入札公告と公示取り消しまで

2024年1月22日に、有志の手で練馬駐屯地の地方調達にて謎水の入札公告が発見されました。

図2 Twitter
図2 Twitter.png
引用URL:https://twitter.com/konamih/status/1749341032939176206

明らかにやべー案件ですが、1月24日に無事に取り消しとなったようです。

1.1 明らかに1社決め打ち案件やな・・・

謎水とかいうニセ科学については、詳しい有識者が多くいるはずなのでお任せします。

問題はこのような案件が、正規の調達要求と入札公示手続きが行われてしまったことです。

図3 指揮官
図3 指揮官.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/lp/missions/common/img/scope/commander_mv.png

自衛隊は指揮命令系統がしっかりしていますが、会計法上の契約行為は別の統制があります。

今回の入札案件は、明らかに一般競争入札→1社入札からの随意契約を狙ったものでしょう。
(物品役務調達要求では、結構ある話)

そこにニセ科学製品が入り込んだという物です。

図4 入札 
図4 入札.png
引用https://www.irasutoya.com/2016/01/blog-post_712.html

公示から入札まで10日というのは、予算決算及び会計令第74条の最低公示期間であり一応基準は満たしています。 (ホントに最適基準のみ!)

1社しか製造してないのに一般競争入札にされた時、このような手法は良くあります。

ついでに指摘するなら、1500万円以下の入札予定価格を設定していたと思われます。

物品購入(社給品)込みで予定価格1500万円ぐらいを超えると、国際競争入札の対象となり政府調達になり入札期間は1か月以上取る必要があるためです。
(数年に1回金額が改訂されるため、基準として約1500万円以上があります。)

建設役務工事・修繕役務工事なら約6億2千万円を超えたら、政府調達となります。

WTO(国際貿易機関)の国際競争入札により、公正な国際入札を実施するために定められています。

おそらく練馬駐屯地司令(第1師団副師団長)は、全く聞かされていなかったと思います。

1.2 指揮官クラスがねじ込んだんだろうなあ〜

役務調達要求元や契約担当者(会計隊)は、この手の詐欺まがいの話には十分注意しています。

しかしながら上級司令部指揮官から、 「これを何としてでも入れろ!」とねじ込まれることは割とよくある話です。(調達要求現場では恒例行事)

図5 パワハラ
図5 パワハラ.png
引用URL:https://www.irasutoya.com/2015/07/blog-post_847.html

私ペンギンも造修補給所監督官時代には、何回も経験してねじ込んできた指揮官の身辺背後には怪しげな業者が出入りしてる情報も調達要求元には入ってきます。
(部隊に割り当てられたカネは俺のカネ!ぐらいの軽いノリなんですよね)

今回の場合は相当上位の指揮官からねじ込まれて、やむなく役務調達要求を出したんでしょう。

図6 特記事項
図6 特記事項.png
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/GEbnu-bbMAAcJB_?format=png&name=medium

特記事項にわざわざ記載することで、要求元は最大限の抵抗をしたといえます。

さらに「官が認める同等品」の項目により、予決例による監督・検査で不合格・契約不履行を期待しているのでしょう。
(監督官・完成検査官が不合格を宣言すれば、未完成で契約不履行に出来る)

会計監査で突っ込まれても、ねじ込んだ指揮官は「そんな要求はしたことない!」と責任逃れすることがほとんどです。
(契約関係職員は日時を入れた文書にしてサインを要求して自衛をしています)

さて今回はどのように後始末が付くか、練馬駐屯地所在部隊の人事に注目です。

1.3 1陸佐以上の不審な人事異動に注目!

今後予想されるのが、第1師団司令部や連隊長が突然人事異動になることです。

図7 人事異動
図7 人事異動.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/press/jinji/2023/1222c.pdf

2023年12月22日に将補の異動があり、第9師団副師団長(将補)が「陸上幕僚監部付」になっています。

今後練馬駐屯地所属部隊の指揮官が、突然異動になった場合その人物がニセ科学にはまった人物でしょう。

後情報の追跡も、結構大事ですよ!
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(2)一般競争入札は詐欺が入り込みやすくなった!

なんでニセ科学などの詐欺同然の商品が導入されるか疑問に思うかもしれません。

しかし一般競争入札導入の弊害として、このようなニセ科学製品が入りやすくなっています。

2.1 書類が整っていると調達要求を拒否できない。

官の契約の欠点として、調達要求書類が整っていると契約担当官は契約行為を拒否できないんですよね。

契約担当官は、要求仕様書に明らかな瑕疵(かし)が無い限り仕様書の内容に口出しできません。
(口出ししたら契約担当官が全部仕様書まで書け!となってしまうため)

「訓練に必要だ!」とエアガンを地方調達して、あとから会計監査で怒られた事例もあります。

そのためなかなか契約担当部署で、ニセ科学製品を差し止めするのは難しいのです。
(業者が法令違反・指名停止措置などになっていれば、契約拒否はできる)

2.2 要求元が信じ込んでしまうとヤバい!

一番ヤバいのは、要求元がニセ科学製品を信じ込んでしまって要求を上げることがあります。

図8 詐欺
図8 詐欺.png
引用URL:https://www.irasutoya.com/2014/11/blog-post_57.html

防大出身の指揮官がこの手の話によく引っかかり、調達要求を持ち込むことが結構あります。
(指摘するとすぐに怒る!)

実体験では総監部会計監査官を兼任する造修補給所科長に、護衛艦艦長が話を持ち込んで調達要求を出してきたことがあります。

見事に総監部会計監査課→総監に話がいき、翌日艦長が急遽更迭となったのを体験しました。

カネと物に関しては、マジに1日で指揮官の首が飛ぶくらい厳格な対応が行われます。

けど騙される指揮官が多いんですよね〜。

2.3 防大専門家によるチェック?ワロス!

Twitterの意見の中には、防大応用化学科出身の幹部によるチェックをしては?なんて意見がありました。

図9 防衛大学校
図9 防大.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/nda/education/files/1674200603phples07D.jpg

一般大卒の技術系幹部だった身から言わせると、
『防大卒に一般科学常識を期待する方が間違っている!』
(激しい防大卒へのヘイトスピーチ!)

それくらい防大卒幹部の科学知識は、怪しいものです。

「やめて!化学式を読めない防大幹部もいるのよ!」
(マジにあった話です!)

防大卒幹部の卒論を読んだら、他の大学教員はブチ切れるくらいレベルは低いです。

だから、ニセ科学にコロッと騙されるんでしょうね〜
(海自幹部中級課程での「7つの習慣」みたいな、怪しげなことが流行るわけだ!)



(3)怪しい入札は総務省行政評価局にタレコミだ!

今回の謎水案件は、元防衛副大臣が情報をすぐに指摘してくれたのでうまく取り消しになりました。

今後はどうすべきか?

3.1 会計検査院は契約済みのものしか意見できない

契約関係だから会計検査院だ!と思われるほど、会計検査院の重要性は国民に認知されています。

図10 会計検査院
図10 会計検査院.jpg
引用URL:https://www.jbaudit.go.jp/img/report/fy04_kensahoukoku_02.jpg

しかし会計検査院は、入札前・契約前の案件についてはあんまり口出しできないところがあります。
(証拠書類がそろっていないため)

契約済みの案件に対して、会計監査を行うことしかできません。

ではどこに相談すべきか?それはです。

3.2 総務省行政評価局は恐怖の存在!

総務省行政評価局は、行政のあらゆることに国民からの相談を受けて各省庁に照会通知をしてくれます。

図11 行政評価局
図11 行政評価局.jpg
引用URL:https://www.soumu.go.jp/main_content/000222741.jpg

防衛省の公益通報制度が機能不全である以上、総務省はあらゆる相談に乗ってくれます。

入札内容に疑義があるものでも、十分相談に乗ってくれますよ!
(財務省よりも権限がデカいかもしれません)

さあみんなで怪しい入札情報を監視しよう!



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2023年10月14日

F-2卿にF-2の珍しい写真を捧げましょう!【自衛隊】

『F-2にもまだまだ未発掘の写真や資料も多いよね!』
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世の中には、航空自衛隊F-2戦闘機に魅せられた人も多くいるようです。

ヨナト氏( @Yonato4710 )のような、F-2卿と呼ばれる人にはどんどんと珍しい写真を捧げましょう!

図1 F-2試験中
XF-2A501.jpg
引用:技術研究本部パンフレット(2000年版)

もっともっと、F-2のことを世の中に広めてくれるはずです。

私がXF-2A初号機(501)を(^ω^)ペロペロした罪は許されるはず!
(前回記事):『 日本人はいつからこんなに卑しい民族になった!【雑談】
\こちらもご参考に!PR/

(1)XF-2Aの珍しい写真を発見したので投稿します。

きっかけは、技術研究本部(現防衛装備庁)の2000年に配られたパンフレットを見つけたことです。

以前海自にいたときに、空自岐阜基地でもらって今まで残っていました。

1.1 XF-2Aの珍しい写真じゃないか!

F-2の写真なら、世間にあふれているのですがこの写真は初めて見たものです。

図2 F-2量産型
図2 F-2量産型.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/sentouki/F-2/images/gallery/photo04.jpg

SNSの発達により、F-2の画像は数多く出回っています。

しかしながら意外と少ないのが、XF-2と呼ばれていた時代の試作機の写真です。

その中でも、試作初号機については結構少ないといえます。

紅白に染め抜かれた試作初号機のカッコよさは、F-2好きにはたまらないでしょう。

そんな中で、見たことのない写真がありました。

1.2 ASM-2を4発搭載した試作初号機!

XF-2A試作初号機(501)については、空力特性試験を中心に飛行試験を行ってきました。

そんな、1997年〜1998年ごろに撮影されたであろう写真は、貴重なものです。

図3 貴重な写真
図3 貴重な写真.jpg
引用技術研究本部パンフレット(2000年版)

最近では、ASM-3搭載の写真ばかりが目立つようになっています。

しかしASM-2試験弾4発を搭載した、試作初号機の飛行シーンは結構貴重かと思われます。
(地上展示された写真はあっても、飛行中の写真は殆どない)

関係者の資料にはあるかもしれませんが、部外者用パンフレットに掲載されていたのは驚きました。

1.3 F-2の地上試験機!

他にも、論文の中にはF-2の主翼強度試験を行っている最中の写真もあったりします。

図4 静強度試験中のF-2
図4 静強度試験.png
引用URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscm1975/28/2/28_2_80/_pdf

静強度試験は、地上試験機のXF-2(01号\02号)に強力な荷重をかけて強度試験を行うものです。

複合材で製造されたF-2の主翼は、かなり苦労したと聞いています。

そんな写真も、けっこう貴重といえます。
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(2)意外と知らないF-2の構造

写真ではよく見るけど、意外と知らないのがF-2の構造です。

どこに複合材が使用されているかは、意外と知られていません。

2.1 主翼や尾翼の多くが複合材なんだね!

空自岐阜基地で、XF-2Aを触ったときに主翼と胴体で感触が違ったことを覚えています。

当時は、 「あれ?複合材を機体全部に使用したんじゃなかったの?」 なんて思いました。

しかしながら、公開論文を見返してみると複合材使用箇所はいろんなところにあったようです。

図5 複合材使用箇所
図5 F-2構造.png
引用URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kjsass/48/555/48_241/_pdf/-char/ja

胴体部分は、ほとんどが従来のアルミ合金などで製造されているそうです。

2.2 試験弾はなぜ市松模様なのか?

その他に、空自岐阜基地にて各種試験弾が市松模様に塗られているのをよく見ました。

図6 GCS-1
図6 GCS-1.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/asdf/adtw/adm/shiken/missile/GCS-1.jpg

当時の素人同然だった私は、率直に「なぜいろんな色で塗分けされているのですか?」と聞いたことがあります。

答えとしては、
『試験中の試験弾の挙動・回転状況を映像で解析するために塗分けされてる』
という物でした。

意外と聞いてみないと、分からないことも多いですね〜!
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(3)吊り下げF-2も珍しい!

その他には、F-2がクレーンに吊り下げられている光景もあったりします。

図7 F-2吊り下げ
図7 F-2吊り下げ.jpg
引用URL:https://twitter.com/jasdf_hyakuri/status/1253609765533446144/photo/1

飛行場内で、航空機が動けなくなった時の訓練も行われています。

3.1 F-2好きならパイロンにも注目!

F-2が好きならば、パイロンの吊るしものにも注目していくべきでしょう。

図8 F-2パイロン
図8 F-2パイロン.jpg
引用URL:https://twitter.com/jasdf_hyakuri/status/1646793892984152065/photo/1

AAM-4などを発射するための、パイロンとアダプターが付いた写真もなかなか興味深いものです。

F-2には今後も注目していきましょう!
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2023年07月06日

84mm無反動砲(B)ついに大量配備か?!【自衛隊】

『ようやく無反動砲の更新が進むことになりそうだ!』
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2023年度予算において、84mm無反動砲(B)の調達が再開されるようです。

水陸機動団に配備が終了したから、いよいよ本格的に更新を開始するのかもしれません。

図1 84mm無反動砲(B)
図1 84mm無反動砲(B).jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/gsdf/gcc/ardb/images/main8.jpg

情勢急変を受けて、かなりの数量を一気に調達する模様です。

全国の部隊に、84mm無反動砲(B)が来る日も近い?!
(前回記事):『 【軍事技術】モロジー二のはみだしは痩せ馬対策かな?
\こちらもご参考に!PR/

(1)84mm無反動砲(B)大量調達か?

84mm無反動砲(B)については、陸自では1980年からM2を導入していました。

図2 カールグスタフM2
図2 M2.jpg
引用wiki

冷戦時代には、ソ連戦車を撃破するために導入されていました。

1.1 325式もの大量調達?!

2023年の中央調達において、2017年以来となる84mm無反動砲(B)の調達情報が公表されました。

その後、入札公告が2023年6月22日に公表されましたが、驚くべき数量となっています。

図3 入札公告
図3 入札公告.png
引用URL:https://www.cals.atla.mod.go.jp/tyotatsu/kokok/45-69/announcement20230622173959.pdf

調達数量について、325式もの大量調達となっています。

納地については、霞ヶ浦駐屯地となっているため陸自関東補給処に納入されるのでしょう。

令和5年度予算概要書に記載がなかったため、結構驚きの調達数です。

1.2 今まではは53門のみの調達に留まる!

84mm無反動砲(B)については、水陸機動団への配備を優先して調達してきました。

図4 水陸機動団
図4 水陸機動団.png
引用URL:https://twitter.com/jgsdf_gcc_ardb/status/1670920641284030464/photo/4

しかしながら、水陸機動団の編成と共にあまり調達数が増えていません。

現在では、53門の調達(全数輸入)にとどまっていました。

1.3 なぜか対馬警備隊に配備されてる?

84mm無反動砲(B)については、教育用を除けば全て水陸機動団に配備されたと思われていました。

しかしなぜか、対馬警備隊にて運用されているのが散見されます。

図5 対馬警備隊
図5 対馬警備隊.png
引用URL:https://twitter.com/camp_tusima/status/1519798612531761152/photo/2

試験的に対馬警備隊に配備したのか、もしくは運用を考慮して対馬警備隊にも配備したのか?

けっこう謎な光景となっています。
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(2)既存の無反動砲も老朽化している

かつて陸上自衛隊には、89mmロケット発射筒スーパーバズーカが配備されていました。

図6 M20スーパーバズーカ
図6 M20スーパーバズーカー.jpg
引用wiki

84mmmm無反動砲は、スーパーバズーカを更新するために1980年から調達されてきました。

2.1 北海道でT-62戦車を撃破するため!

84mm無反動砲は、冷戦時代に北海道に上陸してくるであろうソ連軍T-62戦車を目標としていました。

図7 T-62戦車
図7 T-62戦車.jpg
引用URL:https://64.media.tumblr.com/839e8cfa25441713a0e145b9835c63f1/tumblr_nvkqffH87B1u0l55ro1_1280.jpg

赤い鉄の津波を撃破するため、当時としては年間100門ペースで製造され北海道の部隊に集中配備されていきます。

2.2 ようやく後方部隊まで84mm無反動砲が配備された

84mm無反動砲は、最初は普通科連隊に最優先で配備されていました。

そのため、本州の部隊や後方部隊にも84mm無反動砲が自衛用として配備されたのは2010年以降です。

図8 高射特科84mm
図8 高射特科84mm.jpg
引用URL:https://twitter.com/JGSDF_MA_pr/status/1420632954334695431/photo/1

どんどんと老朽化は進んでいきます。

2.3 M4の誘導機能は陸自には不要

84mm無反動砲(B)導入時によく言われたのが、カールグスタフM4を導入しなかったのは無駄遣い!というものです。

図9 カールグスタフM4
図9 M4.jpg
引用URL:https://res.cloudinary.com/dkkd45ayz/image/upload/f_auto,q_auto,dpr_auto/w_8256,h_4644,c_fill,g_auto/w_1024,h_576,c_scale/episerver/a35d7629-24bf-48e4-b9fb-699f74dca0ee/20211221-sv-4147080-1.jpg

まあ最新型は、誘導ミサイルも撃てるようになって魅力的かもしれません。

しかしながら陸自にとっては、01軽MATがあるのでM3でも十分に使用できると判断したといえます。

下手にで電子機器を付けるより、確実な作動を選んだのでしょう。

問題はすでに、導入してから40年経過した無反動砲を更新する必要が出てきたことです。
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(3)空挺・即応機動連隊への導入を急ぐべき!

第1空挺団や即応機動連隊は、いまだにカールクスタフM2を使用しています。

図10 空挺84mm
図10 空挺84mm.jpg
引用wiki

老朽化した装備の更新は、すぐに行うべきでしょう。

数年後には、84mm無反動砲(B)を持った空挺団が見れるかも?!
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2023年03月18日

【自衛隊】対人狙撃銃(中距離域用)キター!

『モジュラーライフルなのは間違いないようだ』
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2023年になり、陸自特殊作戦群の訓練写真についてついに公開される方針になりました。

そんな中で、米軍公式サイトにはついに特種作戦群の狙撃銃が!

図1 特殊作戦群写真
図1 特殊作戦群狙撃銃.jpg
引用URL:https://d1ldvf68ux039x.cloudfront.net/thumbs/photos/2303/7685339/1000w_q95.jpg

3月16日に投稿された写真には、ボカシ入りの狙撃銃が登場しています。

おそらく対人狙撃銃(中距離域用)の、初登場写真でしょう。
(前回記事):『 【軍事技術】グロテスクな核弾頭のタワーだ!
\こちらもご参考に!PR/

(1)謎がさらに深まったぞ?!

特殊作戦群の対人狙撃銃(中距離域用)については、長らく謎の存在でした。

図2 M24A2
図2 M24A2.jpg
引用URL:https://twitter.com/Japan_GSDF/status/1636256730509344769/photo/3

特殊作戦群が、M24A2を使用していることは最近流れてきた情報ですが・・・

1.1 こりゃ一体何なんだ?

米軍公式写真サイト「dvids」に掲載されたことから、公式写真として間違いないですがナゾのボカシがあります。

図3 ディフェンダーパシフィック2021
図3ディフェンダーパシフィック2021.jpg
引用URL:https://d1ldvf68ux039x.cloudfront.net/thumbs/photos/2107/6760992/1000w_q95.jpg

2021年には、ディフェンダーパシフィク2021年にナゾ隊員が登場して、大騒ぎになりました。

この時にでさえ登場しなかった、対人狙撃銃(中距離域用)の登場となります。

ボカシが入ったことで、余計不明点が出てきたといえます。

(参考記事):『 【自衛隊】ナゾの対人狙撃銃(中距離域用)について判明していること!


以前に、対人狙撃銃(中距離域用)を調べたものとして余計気になります。

1.2 SAKOTRG M10という声もあるけど・・・

一部の識者からは、SAKO TRG M10じゃないか?なんて声もあります。

図4 SAKOTRGM10
図4 SAKOTRGM10.jpg
引用wiki

う〜む確かに似てる気もするけど、なんとなくこれじゃない気がするんですよ。

理由として、仕様書の備品にある「狙撃銃用ハードケース」の存在です。

SAKO TGR M10については、折り畳み型もありますが「ハードケース」を要求してることは折り畳み式ではない可能性が高いといえます。

さらに米軍のトライアルに出たことや、各国での使用例があるためボカシは入れてこないと思われます。
(ここが米軍の保全意識の違いです。)

わざわざ米国の「DAIRA.INC社」をカタログ指定にて、注文する必要もありません。

1.3 Mk22の写真が出てることがヒントかな?

当該写真には、米国グリーンベレーとの共同訓練となっています。

写真には、Mk22狙撃銃(バレットMRAD)が映っています。

図5 バレットMRAD
図5 バレットMRAD.jpg
引用wiki

Mk22が映ってるのに、日本側があえてボカシを入れるように要請して米国側が対応するほどの銃というのが不思議です。
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(2)レミントンMSRの日本カスタム?

モジュールライフルは、形が似通ってしまいますが一つの仮説を出してみます。

図6 レミントンMSR
図6 レミントンMSR.jpg
引用wiki

レミントンMSRを元にした、日本カスタムである可能性を指摘します。

2.1 レミントンMSRは2009年に誕生した。

レミントンMSRは、米陸軍のスナイパーライフルとして2009年に誕生しました。

2015年には、プレシジョンスナイパーライフル (PSR)としてMk21として制定されています。

陸自の対人狙撃銃(中距離域用)仕様書も、2013年作成となっておりレミントンMSRを思考していた可能性があります。

だた、米軍のMk21については特殊作戦コマンドの要求を満たしていないとして、再トライアルとなり2019年にMk22(バレットMRAD)が制定されています。

レミントンMSRを、特殊作戦群が使用してもおかしくないでしょう。

2.2 米国としてはMk21の存在を消したい。

米国としては、Mk21についてはMk22と並べている写真なんか取られたくないでしょう。

レミントン社は、2018年と2020年に連邦破産法の適用を受けています。

イタリア軍やフランス軍に売れているレミントンMSRに比べると、バレットMRAD(Mk22)の販売成績は良くありません。

米軍としたら、Mk21と一緒の写真は嫌がると思えます。

そんな大人の事情があるのでは?というちょっとした疑念があります。

2.3 レミントンM24A2は映ってる

レミントンM24A2については、米軍でも使用していましたから問題なく写真に写ってもいいのでしょう。

バレット社の圧力なのか?レミントンとは、一緒に移りたくないかもしれません。
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(3)これからも追っかける!

以前の予測で、モジュラーライフルという予測は大体的中していたといえます。

図7 HOWA APC
図7 HOWA APC.png
引用URL:https://www.howausa.com/wp-content/uploads/2021/03/NewFolding_ShortBarrelAmericanFlag.png


これで「HOWA APCでした!」なんて言われたらもっと大騒ぎだったでしょう。
(HOWA APCにも、338ラプアマグナムモデルがある。)

これからも、公開される映像からナゾ狙撃銃を追っかけていきたいと思います。
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posted by sstd7628 at 15:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 自衛隊

2023年02月05日

新型狙撃銃はHK417ベースか〜!【自衛隊】

『HK417を導入するとは思わんかったな〜!』
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2023年1月23日に、防衛省から突然発表された新型狙撃銃の導入についてはなかなか驚きのHK417となりました。

M24A2の調達から切り替えになるとは、なかなか想像できないものですね。

図1 HK417
図1 HK417.jpg
引用wiki

ボルトアクションから、セミオートマ式への切り替えは米軍M110A1導入を参考にしたのかもしれません。

中々興味深いところです。
(前回記事):『 【海上自衛隊】修理費があ!修理費がああ!「いなづま」の件に思うこと!
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(1)M24A2から大転換とは!

陸上自衛隊の対人狙撃銃と言えば、M24が2000年代に導入されて活躍していました。

図2 M24狙撃銃
図2 M24狙撃銃.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FTKExqVUsAA7p2t?format=jpg&name=large

新型としてM24A2導入の気配があったので、かなりの大転換とも言えます。

1.1 公表イメージはドイツHKG28タイプにする気かも?

発表された「新たな重要装備品等の選定結果について」では、対人狙撃銃のイメージ図が掲載されていました。

図3 イメージ図
図3 新対人狙撃銃.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/press/news/2023/01/23e.pdf

イメージ図を参考にすると、HK417がベースとなったドイツ軍採用モデルG28を考慮していると思われます。

HK417のアルミ合金レシーバーをスチール製に変更した、HKG28は狙撃銃としては妥当といえます。

図4 ドイツHKG28
図4 HKG28.jpg
引用URL:https://www.facebook.com/Bundeswehr/photos/?tab=album&album_id=1377356058995649

ただ入札次第では、安い?HK417がそのまま入ってくる可能性も否定できないのが入札の悲しいところです。

1.2 FMSの納入遅れにブチ切れたかな?

M24対人狙撃銃については、FMSにて米国から輸入していましたが米軍の都合が優先されるため納入スケジュールの遅れが話題になります。

図5 M24米軍
図5 M24米軍.jpg
引用wiki

2001年の対テロ戦争にて、M24狙撃銃の所要が増えた結果初期のころに注文したM24が3年遅れで納入されるなどなかなか配備が進まないところがありました。

1.3 小銃選定のついでに検討したかな?

20式小銃での選定時には、7.62mm型の小銃も試験が行われていたことから狙撃銃更新を狙っていたのかもしれません。

図6 M24A2
図6 M24A2.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FTKEsjQVUAA7XD1?format=jpg&name=large

普通科教導連隊などで一時期出現していたM24A2だと、FMSでの導入から逃れられません。

対人狙撃銃配備の不足を補う900丁の調達なら、直接HK社から購入する方が何かと都合の良い部分が出てくるでしょう。

某海洋事業部があれだけHK416を運用していることから、アフターサービスも良いと判断したのでしょう。
(警察のMP5整備も含めて、日本はHK社の活躍場所が広がってきた)
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(2)SR-25を選定しなかったのは結果的にはよかったかな?

本ブログでは、色々と狙撃銃について何度か書いてきたことがありました。

図7 MSG-90
図7 MSG-90.jpg
引用URL:https://fanblogs.jp/sstd7628/file/E7B5B1E588B6E59381E79BAEE58886E9A19E.jpg

なぜか海自なのに、MSG-90狙撃銃の補給区分が詳しく決まっていることを説明したりしています。

2.1 艦補処時代にSR-25を検討したことがあった。

以前の記事で、特警隊用にナイツ社SR-25を検討したことがあると書いたことがあります。
(関係記事):『【 海上自衛隊】装備品の銃に関するあれこれ雑記

図8 SR-25
図8 SR-25.jpg
引用URL:https://fanblogs.jp/sstd7628/file/kizi6-8203-thumbnail2.jpg

特別警備隊編成当初の時代は、ナイツ社SR-25やHK416・HK417が最先端として持ち上げられていました。

しかしながら、慎重な検討で初期装備としての導入を見送ったことがあります。
(関係記事):『 【艦発隊】特別警備隊(SBU)に関係する研究について

図9 特別警備隊
図9 特別警備隊.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EEUFeS_X4AAMhOG?format=jpg&name=small

あの時期に、SR-25を見送ってMSG-90にしたのはまあ正解だったといえるでしょう。

最近は対物狙撃銃で、GM6lynxを試験しているようですので戦闘研究が進んだといえます。
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(3)特殊作戦群の対人狙撃銃が早く出てこないかな?

GM6 lynxは肩撃ち射撃ができるから自動小銃!と強弁できるかもしれません。

図10 GM6 lynx
図10 GM6.jpg
引用URL:https://i0.wp.com/www.forgottenweapons.com/wp-content/uploads/2021/10/Screen-Shot-2021-10-31-at-10.07.18-AM.png?fit=713%2C525&ssl=1&w=640

疑問なのは、陸自特殊作戦群が使用している対人狙撃銃(中距離域用)でしょう。

3.1 狙撃銃映像はまだまだ出てこないだろうなあ・・・

特殊作戦群については、編成以来公式写真が出てこないことで有名でした。

図11 特殊作戦群
図11 特殊作戦群.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/FeXiw7mVQAAsZ4q?format=jpg&name=900x900

2022年についに、オーストラリア国防省につられてついに画像が公式発表されました。

まあ極秘の部隊ですから、これ以上の露出は避けたいとところでしょう。(SBUが露出しすぎなだけ?)

関連する情報として、特殊作戦群が使用していると思われる対人狙撃銃(中距離域用)の推測をしたことがあります。
(関連記事):『 【自衛隊】ナゾの対人狙撃銃(中距離域用)について判明していること!

完全な憶測でしかありませんが、想像以上の狙撃銃があるのかもしれません。

今後も狙撃銃については、追っかけていきたいと思います。
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